JPH01224164A - ロー付け方法 - Google Patents
ロー付け方法Info
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- JPH01224164A JPH01224164A JP4893888A JP4893888A JPH01224164A JP H01224164 A JPH01224164 A JP H01224164A JP 4893888 A JP4893888 A JP 4893888A JP 4893888 A JP4893888 A JP 4893888A JP H01224164 A JPH01224164 A JP H01224164A
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Landscapes
- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はロー付け方法に関し、例えばワイヤドツト方式
の印字ヘッドにおいて揺動可能なアームにワイヤをロー
付けする方法に関する。
の印字ヘッドにおいて揺動可能なアームにワイヤをロー
付けする方法に関する。
従来のロー付け方法としては、二個の部材を合わせて、
この合わせ部分にロー材を沿わせてその近傍に誘導コイ
ルを配置した状態で、誘導コイルに高周波パルスを印加
することにより、二個の部材を内部加熱し、両者をロー
付けするのが一般的である。
この合わせ部分にロー材を沿わせてその近傍に誘導コイ
ルを配置した状態で、誘導コイルに高周波パルスを印加
することにより、二個の部材を内部加熱し、両者をロー
付けするのが一般的である。
ところで、このロー付け方法は、第7図に示すような構
成のワイヤドツト方式の印字ヘッドにおけるワイヤを所
定の部材にロー付けするのに適用されている。
成のワイヤドツト方式の印字ヘッドにおけるワイヤを所
定の部材にロー付けするのに適用されている。
回倒の印字ヘッドにおいて、lOは筒状のケース1の円
周数箇所に取り付けられた高飽和磁束密度特性を有する
コアで、各コア10の前面には永久磁石11が取り付け
られ、またコア10の突片12にはコイルボビン13を
介してコイル14がSvtされて電磁装置を構成してい
る。この電磁装置の前方において、ケースlに固定され
た複数のホルダ2には各々ワイヤ21を備えた複数のア
ーマチュア20が揺動可能に支持されている。このワイ
ヤ21はケースlの前面カバー3の中央開口部に挿通さ
せられている。
周数箇所に取り付けられた高飽和磁束密度特性を有する
コアで、各コア10の前面には永久磁石11が取り付け
られ、またコア10の突片12にはコイルボビン13を
介してコイル14がSvtされて電磁装置を構成してい
る。この電磁装置の前方において、ケースlに固定され
た複数のホルダ2には各々ワイヤ21を備えた複数のア
ーマチュア20が揺動可能に支持されている。このワイ
ヤ21はケースlの前面カバー3の中央開口部に挿通さ
せられている。
そして、チーマチ1フ20周辺の構成を第8図に詳しく
示している。すなわち、ホルダ2にトーシッンバ−4を
介してアーマチュア20の一端が取り付けられており、
このトーシッンバ−4を中心とシテアーマチュア20が
揺動自在になっている。このアーマチュア20の薄板状
のアーム22先端にワイヤ21が突設されている。
示している。すなわち、ホルダ2にトーシッンバ−4を
介してアーマチュア20の一端が取り付けられており、
このトーシッンバ−4を中心とシテアーマチュア20が
揺動自在になっている。このアーマチュア20の薄板状
のアーム22先端にワイヤ21が突設されている。
このような印字ヘッドでは、!磁装置に通電されていな
い場合、図中−点鎖線で示すような永久磁石11の磁束
による磁気回路Gが形成され、それにより各アーマチュ
ア20がコアlOの端面に引き寄せられて接触させられ
ている。この状態では、トーシッンバ−4の捩じりによ
る歪みエネルギーが蓄積されているので、電磁装置に通
電した場合、前記永久磁石11の磁束を打ち消すように
コア1oが一時的に励磁されて、前記ト〜シッンバ−4
に蓄積されている歪みエネルギーによりアーマチュア2
0がコア10の端面から離れる方向に動かされる。
い場合、図中−点鎖線で示すような永久磁石11の磁束
による磁気回路Gが形成され、それにより各アーマチュ
ア20がコアlOの端面に引き寄せられて接触させられ
ている。この状態では、トーシッンバ−4の捩じりによ
る歪みエネルギーが蓄積されているので、電磁装置に通
電した場合、前記永久磁石11の磁束を打ち消すように
コア1oが一時的に励磁されて、前記ト〜シッンバ−4
に蓄積されている歪みエネルギーによりアーマチュア2
0がコア10の端面から離れる方向に動かされる。
それによって−時的にワイヤ21がプラテン5側に突出
させられる。
させられる。
この種の印字へラドにおいてアーマチュア20にワイヤ
21をロー付けする従来方法を説明する。
21をロー付けする従来方法を説明する。
まず、第9図および第10図に示すように、アーマチュ
ア20のアーム22端辺の切り込み23にワイヤ21を
係合させて保持させ、アーム22においてワイヤ21と
の被接合部分近傍に誘導コイル6を跨がせておく、その
状態にて前記被接合部分にロー材を沿わせて前記誘導コ
イル6に高周波を加えることにより、アーム22および
ワイヤ21を内部加熱してロー付けを行う、その後、そ
れらを自然冷却することにより、ワイヤ21の固着を待
つ。
ア20のアーム22端辺の切り込み23にワイヤ21を
係合させて保持させ、アーム22においてワイヤ21と
の被接合部分近傍に誘導コイル6を跨がせておく、その
状態にて前記被接合部分にロー材を沿わせて前記誘導コ
イル6に高周波を加えることにより、アーム22および
ワイヤ21を内部加熱してロー付けを行う、その後、そ
れらを自然冷却することにより、ワイヤ21の固着を待
つ。
ところで、前述の従来例の場合には、次のような不都合
がある。
がある。
ロー付け後に自然冷却でアーマチュア20のアーム22
とワイヤ21とのロー付け部を冷却していただけなので
、このロー付け部分の周辺特にワイヤ21の付け根部分
24に対する熱影響が大きく、それが原因となってワイ
ヤ付け根24が脆くなるなどワイヤ21の耐久性が低下
しやすかった。
とワイヤ21とのロー付け部を冷却していただけなので
、このロー付け部分の周辺特にワイヤ21の付け根部分
24に対する熱影響が大きく、それが原因となってワイ
ヤ付け根24が脆くなるなどワイヤ21の耐久性が低下
しやすかった。
ワイヤ21の付け根24は特に印字時の叩打による応力
が集中しやすい部分なので、そこが脆くなっていると、
ワイヤ21が曲がったり折れたりしやすくなる。
が集中しやすい部分なので、そこが脆くなっていると、
ワイヤ21が曲がったり折れたりしやすくなる。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、被ロ
ー付け部材の耐久性を低下させることな(、良好な接合
状態を確保できるロー付け方法を提供することを目的と
している。
ー付け部材の耐久性を低下させることな(、良好な接合
状態を確保できるロー付け方法を提供することを目的と
している。
本発明はこのような目的を達成するために、次のような
構成をとる。
構成をとる。
即ち、本発明にかかるロー付け方法は、二個の部材を高
周波加熱によりロー付けする方法であって、 加熱期間中もしくは加熱期間終了後に前記ロー付け部分
およびその周辺を強制冷却させることに特徴を有する。
周波加熱によりロー付けする方法であって、 加熱期間中もしくは加熱期間終了後に前記ロー付け部分
およびその周辺を強制冷却させることに特徴を有する。
本発明の構成による作用は次のとおりである。
二個の部材のロー付け部分およびその周辺を強制冷却さ
せるから、ロー付け部周辺に及ぶ熱影響が小さく抑えら
れる。
せるから、ロー付け部周辺に及ぶ熱影響が小さく抑えら
れる。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図ないし第6図に本発明の一実施例を示している。
これらの図において従来例にかかる第7図ないし第10
図に示す符号と同一の符号は同一部品もしくは対応する
部分を指す。
図に示す符号と同一の符号は同一部品もしくは対応する
部分を指す。
本実施例ではワイヤドツト方式の印字ヘッドにおいて揺
動可能なアームにワイヤをロー付けする場合について説
明する。
動可能なアームにワイヤをロー付けする場合について説
明する。
まず、第1図および第2図に示すように、アーマチュア
20のアーム22先端の切り込み23にワイヤ21を係
合させて保持させ、アーム22においてワイヤ21との
被接合部分に誘導コイル6を跨がせるとともに、被接合
部分近傍に例えば二叉状のエア供給チューブ30を配置
させる0本実施例においては、アーマチュア20はマル
エージング鋼、ワイヤ21はタングステン系高速度鋼、
ロー材は銀ローBAg−1を使用するものとし、誘導コ
イル6におけるU字形部分の離間間隔Hは約2.7〜3
.0m、コイル幅は2.0論とした。
20のアーム22先端の切り込み23にワイヤ21を係
合させて保持させ、アーム22においてワイヤ21との
被接合部分に誘導コイル6を跨がせるとともに、被接合
部分近傍に例えば二叉状のエア供給チューブ30を配置
させる0本実施例においては、アーマチュア20はマル
エージング鋼、ワイヤ21はタングステン系高速度鋼、
ロー材は銀ローBAg−1を使用するものとし、誘導コ
イル6におけるU字形部分の離間間隔Hは約2.7〜3
.0m、コイル幅は2.0論とした。
その状態において、アーム22とワイヤ21との被接合
部分にロー材を沿わせて前記誘導コイル6に周波数27
MHz前後の高周波矩形パルスを0.3sec間加える
ことにより、アーム22およびワイヤ21を内部加熱し
てロー付けを行う、そして、第3図のタイムチャートの
ように前記高周波パルスの印加期間終了直後に、前記エ
ア供給チューブ30から冷却エアを1〜2秒間噴出させ
てロー付け部およびその周辺(特にワイヤ付け124)
を強制的に冷却する。なお、加熱期間において高周波数
矩形パルスの印加を複数回に分けるようにしてもよい。
部分にロー材を沿わせて前記誘導コイル6に周波数27
MHz前後の高周波矩形パルスを0.3sec間加える
ことにより、アーム22およびワイヤ21を内部加熱し
てロー付けを行う、そして、第3図のタイムチャートの
ように前記高周波パルスの印加期間終了直後に、前記エ
ア供給チューブ30から冷却エアを1〜2秒間噴出させ
てロー付け部およびその周辺(特にワイヤ付け124)
を強制的に冷却する。なお、加熱期間において高周波数
矩形パルスの印加を複数回に分けるようにしてもよい。
ところで、上記ロー付け方法では、高周波パルスの印加
期間終了直後に強制冷却するとして説明しているが、本
発明はそれに限定されない、つまり、第4図のタイムチ
ャートに示すように、加熱期間中にもエア供給チューブ
30から冷却エアを噴出させて接合部を強制的に冷却す
るようにしてもかまわない、この強制冷却期間は例えば
5〜6秒間とする。
期間終了直後に強制冷却するとして説明しているが、本
発明はそれに限定されない、つまり、第4図のタイムチ
ャートに示すように、加熱期間中にもエア供給チューブ
30から冷却エアを噴出させて接合部を強制的に冷却す
るようにしてもかまわない、この強制冷却期間は例えば
5〜6秒間とする。
第6図は第5図中の各点における本実施例と従来例との
硬度を対比して表したグラフである。このデータは複数
の製品の平均値で表している。
硬度を対比して表したグラフである。このデータは複数
の製品の平均値で表している。
同グラフより明らかなように、本実施例を通用した製品
は、ロー付け部分、ワイヤ付け根24.ワイヤ21の先
端側についてほぼ均一な硬度分布になっており、それに
対し、従来例を適用した製品は特にロー付け部分および
ワイヤ付け根24の硬度がワイヤ先端側に比べて著しく
低下していることが判る。なお、ワイヤ先端側の硬度は
ほぼ母材の硬度と近似した値を示している。
は、ロー付け部分、ワイヤ付け根24.ワイヤ21の先
端側についてほぼ均一な硬度分布になっており、それに
対し、従来例を適用した製品は特にロー付け部分および
ワイヤ付け根24の硬度がワイヤ先端側に比べて著しく
低下していることが判る。なお、ワイヤ先端側の硬度は
ほぼ母材の硬度と近似した値を示している。
上記実施例では印字ヘッドにおいてアームにワイヤをロ
ー付けする場合を説明しているが、本発明はこれに通用
することだけに限定されない。
ー付けする場合を説明しているが、本発明はこれに通用
することだけに限定されない。
(発明の効果)
本発明によれば、次の効果を発揮する。
二個の部材のロー付け部分およびその周辺を強制冷却さ
セるので、ロー付け部分およびその周辺に熱影響が及ば
ないようにできる。このようにロー付け部分およびその
周辺が熱影響を受けにくいから、ロー付けする二個の部
材の耐久性を低下させることなく良好な接合状態を確保
することができる。
セるので、ロー付け部分およびその周辺に熱影響が及ば
ないようにできる。このようにロー付け部分およびその
周辺が熱影響を受けにくいから、ロー付けする二個の部
材の耐久性を低下させることなく良好な接合状態を確保
することができる。
特にワイヤドツト方式の印字ヘッドにおけるワイヤのロ
ー付けに適用した場合には、ワイヤとアーマチユアとの
ロー付け部分およびその周辺を強制冷却させるので、特
に叩打時に応力集中しやすいワイヤ付け根が脆くならず
に済むなど従来例のものに比べてワイヤの耐久性を向上
させることができ、結果的にワイヤの曲がりや折れなど
が生じにくくなる。
ー付けに適用した場合には、ワイヤとアーマチユアとの
ロー付け部分およびその周辺を強制冷却させるので、特
に叩打時に応力集中しやすいワイヤ付け根が脆くならず
に済むなど従来例のものに比べてワイヤの耐久性を向上
させることができ、結果的にワイヤの曲がりや折れなど
が生じにくくなる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例にかかり、第1
図はロー付けを行う形態を略示した側面図、第2図は第
1図の■−r1vA矢視断面図、第3図は接合動作を示
すタイムチャート、第4図は別の接合動作を示すタイム
チャート、第5図は硬度測定位置を表す側面図、第6図
は本実施例と従来例とにおける硬度分布を対比して表し
たグラフである。 第7図は一般的なワイヤドツト方式の印字ヘッドを示す
一部断面の側面図、第8図は第7図における一部の了−
マチュア部分を拡大して示した平面図である。 第9図および第10図は従来方法にてロー付けを行う形
態を示しており、第9図は第1図に対応する側面図、第
10図は第2図に対応する一部切欠状態の側面図である
。 20・・・アーマチユア 21・・・ワイヤ 22・・・アーム 30・・・エア供給チューブ。
図はロー付けを行う形態を略示した側面図、第2図は第
1図の■−r1vA矢視断面図、第3図は接合動作を示
すタイムチャート、第4図は別の接合動作を示すタイム
チャート、第5図は硬度測定位置を表す側面図、第6図
は本実施例と従来例とにおける硬度分布を対比して表し
たグラフである。 第7図は一般的なワイヤドツト方式の印字ヘッドを示す
一部断面の側面図、第8図は第7図における一部の了−
マチュア部分を拡大して示した平面図である。 第9図および第10図は従来方法にてロー付けを行う形
態を示しており、第9図は第1図に対応する側面図、第
10図は第2図に対応する一部切欠状態の側面図である
。 20・・・アーマチユア 21・・・ワイヤ 22・・・アーム 30・・・エア供給チューブ。
Claims (1)
- (1)二個の部材を高周波加熱によりロー付けする方法
において、 加熱期間中もしくは加熱期間終了後に前記ロー付け部分
およびその周辺を強制冷却させることを特徴とするロー
付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4893888A JPH01224164A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | ロー付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4893888A JPH01224164A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | ロー付け方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01224164A true JPH01224164A (ja) | 1989-09-07 |
Family
ID=12817209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4893888A Pending JPH01224164A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | ロー付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01224164A (ja) |
-
1988
- 1988-03-02 JP JP4893888A patent/JPH01224164A/ja active Pending
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