JPH01223842A - 時分割多方向多重通信中継局装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は時分割多方向多重通信システムにおいて中継局
内の障害を自中継局内で検出する時分割多方向多重通信
中継局装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の時分割多方向多重通信システムにおいては、第２
図に示すように、親局２００からは子局３０１．３０２
及び中継局４０１に向けて時分割多重化した信号を連続
的に送出する。子局３０１，３０２及び中継局４０１で
は、それぞれ親局２００より送られて来た信号に対して
同期をとシ、タイミング信号を再生することにより、自
局に割当てられた信号Ｓｔ　、　Ｓｓ　、　８４　を取
り出す。また、中継局４０１は下位の子局３０３，３０
４及び次段の中継局４０２に対しては親局２００と同様
の機能を有する。すなわち、中継局４０１は親局２００
から受信した信号をそのまま中継し、子局３０３，３０
４及び中継局４０２に向けて親局２００から送出されて
きた信号とは異なる無線周波数で連続的に送出する。こ
の信号に対して子局３０３，３０４及び中継局４０２で
は同期をとり、タイミング信号を再生することによυ、
自局に割当てられた信号Ｓ、、Ｓ５゜Ｓ６　を取シ出す
。中継局４０２はさらに下位の子局及び中継局に対して
同様の機能を有する。一方、子局３０３，３０４及び中
継局４０２は上位の中継局４０１に対して自局で再生し
たタイミング信号を基準として自局に割当てられた時間
だけ信号を送出し、中継局４０１において図中の信号ｓ
１１８５　ｔＳ６の如く時間軸上の順番に並ぶように制
御する。

また、子局３０１，３０２及び中継局４０１は上位の親
局２００に対して自局で再生したタイミング信号を基準
として自局に割当てられた時間だけ信号を送出し、親局
２００において図中の信号８１〜Ｓ、の如く時間軸上に
順番に並ぶように制御する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の時分割多方向多重通信システムにおいて
は、１つの中継局に注目すると、この中継局と通信を行
なう子局及び下位の中継局は複数布シ、また下位の中継
局はさらに複数の子局及び下位の中継局と通信を行なう
ような構成であるため、１つの中継局で障害が発生する
と、下位の局は全て障害となってしまう。

このため、中継局装置の信頼度を上げることが重要とな
る。この課題を解決するためには、中継局装置を現用装
置と予備装置との二重化構成にすることが考えられるが
、中継局装置の現用装置の障害時に現用装置から予備装
置への切替えを有効に行なうためには、中継局装置の障
害を確実に検出する必要がある。しかしながら、デマン
ドアサイン方式を用いた通信システムにおいては、１つ
の中継局に注目した場合、常に他局と通信を行なってい
るわけではなく、無通話中に障害が発生するとこの障害
を検出できない問題がある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の時分割多方向多重通信中継局装置は呼が生起し
たときにのみ親局と子局または中継局との間に通話チャ
ンネルを割当てるデマンドアサイン方式の時分割多方向
多重通信システムにおいて、自中継局内の障害の有無を
監視するだめの監視信号を発生する監視信号発生回路と
、前記監視信号発生回路よ多出力される監視信号を通話
チャンネル割当情報に従って親局または上位の中継局か
ら送られてくる信号列中の任意の１つまたは複数の空通
話チャンネルに時分割多重化する監視信号多重化回路と
、前記監視信号多重化回路の出力信号を変調し送信中間
周波数信号として出力する変調回路と、前記変調回路の
出力信号のうち前記監視信号を前記監視信号多重化回路
において前記監視信号を多重化した通話チャンネルに対
応するタイムスロットの位置に時分割多重化する時分割
多重化分離回路と、前記時分割多重化分離回路の出力信
号を復調する復調回路と、前記復調回路の出力信号に時
分割多重化されている前記監視信号の誤りの有無を監視
する障害監視回路と、デマンドアサイン方式により制御
される通話チャンネルの割当情報を前記監視信号多重化
回路、前記時分割多重化分離回路及び前記障害監視回路
に出力する通話チャンネル制御回路とを備える。

〔実施例〕 次に、本発明について図面を参照して説明する。

本発明の一実施例を示す第１図を参照すると、中継局に
おける監視信号発生回路１ｏは自局内の障害の有無を監
視するだめの監視信号を発生する。

監視信号多重化回路２０は監視信号を通話チャンネル割
自情報に従って親局または上位の中継局から送られてく
る信号列中の任意の１つまたは複数の空通話チャンネル
に時分割多重化する。受信信号処理回路３０は監視信号
多重化回路２０の出力信号に対してフレーム同期をとり
、タイミング信号を再生する等の受信信号処理を行なう
。送信信号処理回路４０は受信信号処理回路３０の出力
信号にスクランブル等の送信信号処理を行なう。変調回
路５０は送信信号処理回路４０の出力信号（ベースバン
ド（ＢＢ）信号）を入力とし、中間周波数（ＩＦ）信号
に変換する。このＩＦ倍信号図示省略の周波数変換回路
により送信無線周波数（ＲＦ）信号に変換されたのち各
子局及び下位の中継局に送出される。

時分割多重化分離回路６０は変調回路５０の出力ＩＦ倍
信号中から監視信号を分離し、各子局及び下位の中継局
より受信し周波数変換された受信ＩＦ信号中の監視信号
多重化回路２０で監視信号を多重化した通話チャンネル
に対応するタイムスロットの位置に時分割多重化する。

復調回路７０は時分割多重化分離回路６０からのＩＦ倍
信号ＢＢ倍信号復調する。受信信号処理回路８０は復調
回路７０の出力信号にデスクランブル等の受信信号処理
を行なう。送信信号処理回路９０は受信信号処理回路８
０の出力信号に無線伝送路の伝播遅延時間を考慮した遅
延時間調整等の送信信号処理を行なう。障害監視回路１
００は送信信号処理回路９０の出力信号に時分割多重化
されている監視信号の誤りの有無を監視する。また、通
話チャンネル制御回路１１０は送信信号処理回路９０の
出力信号を入力し、デマンドアサイン方式により制御さ
れる通話チャンネル割当情報を監視信号多重化回路２０
、時分割多重化分離回路６０及び障害監視回路１００に
送出する。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、監視信号を常時空
通話チャンネルに時分割多重化し、自中継局装置内を一
巡した監視信号を監視することにより、障害発生時には
他局との通信が行なわれているか否かに拘らず中間周波
数信号領域で直ちにかつ確実に障害を検出できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の時分割多方向多重通信中継局装置の一
実施例を示す構成図、第２図は時分割多方向多重通信シ
ステムの一例を示す構成図である。 １０・・−・・・監視信号発生回路、２０・・・・・・
監視信号多重化回路、３０・・・・・・受信信号処理回
路、４０・・・・・・送信信号処理回路、５０・・・・
・・変調回路、６０・・・・・・時分割多重化分離回路
、７０・・・・・・復調回路、８０・・・・・・受信信
号処理回路、９０・・・・・・送信信号処理回路、１０
０・・・・・・障害監視回路、１１０・・・・・−通話
チャンネル制御回路。 代理人　弁理士　　内　原　　　晋

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 呼が生起したときにのみ親局と子局または中継局との間
   に通話チャンネルを割当てるデマンドアサイン方式の時
   分割多方向多重通信システムにおいて、 自中継局内の障害の有無を監視するための監視信号を発
   生する監視信号発生回路と、 前記監視信号発生回路より出力される監視信号を通話チ
   ャンネル割当情報に従って親局または上位の中継局から
   送られてくる信号列中の任意の１つまたは複数の空通話
   チャンネルに時分割多重化する監視信号多重化回路と、 前記監視信号多重化回路の出力信号を変調し送信中間周
   波数として出力する変調回路と、前記変調回路の出力信
   号のうち前記監視信号を前記監視信号多重化回路におい
   て前記監視信号を多重化した通話チャンネルに対応する
   タイムスロットの位置に時分割多重化する時分割多重化
   分離回路と、 前記時分割多重化分離回路の出力信号を復調する復調回
   路と、 前記復調回路の出力信号に時分割多重化されている前記
   監視信号の誤りの有無を監視する障害監視回路と、 デマンドアサイン方式により制御される通話チャンネル
   の割当情報を前記監視信号多重化回路、前記時分割多重
   化分離回路及び前記障害監視回路に出力する通話チャン
   ネル制御回路と を備えることを特徴とする時分割多方向多重通信中継局
   装置。