JPS5936450A - 時分割多方向多重通信方式用親局監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は一つの親局と複数の子局により構成される時分
割多方向多重無線通信方式の親局装置において１、親局
内の障害を親局内で検出する親局監視装置に関する。

〔従来技術の説明〕

第１図は従来の時分割多方向多重通信方式の概要を示す
図である。この方式では、親局から各子局へ多重化した
時分割信号を多方向に連続的に送出し、各子局では親局
から送られて来た信号と同期をとってタイミング信号を
再生し、このタイミング信号により自局割当て分の信号
を取り出す。

また各子局は上記タイミング信号を基準として各子局に
それぞれ割当てられた時間ＳＦ＾、ＳＦＢ。

・・・ＳＦＮだけ信号を送出し、親局において各子局か
ら送られて来た信号Ａ、Ｂ、・・・・・・Ｎが図中の信
号Ｓのごとく時間軸上に順番に並ぶように制御される。

図中のＦは信号Ｓの１フレームを示し、ＳＦＡ〜Ｓ　Ｆ
、Ｎはサブフレームであって１フレーム内において各子
局に割り当てられた時間を示す。

なお、上記サブフレームは１フレーム内において２個所
以上割り当てられる場合もある。

上記の説明で明らかなように、第１図のような時分割多
方向多重通信システムにおいては、親局の障害は第１図
のシステム全体の障害となるため、親局装置の信頼度を
上げることが重要な問題となる。この問題を解決するた
めの一方法として親局装置を現用装置および予備装置で
構成することが考えられるが、親局の現用装置から障害
時の予備装置への切替えを有効に行うには、親局装置の
障害を親局装置内において確実に検出することが必要と
なる。

〔発明の目的〕

本発明の目的は上記問題点を解決し、第１図のような時
分割多方向多重通信方式による親局装置内の障害を自局
装置内で検出することを可能とした時分割多方向多重通
信方式用親局監視装置を提供することにある。

〔発明の要点〕

本発明は、自局監視用の監視信号を発生する監視信号発
生回路と、この監視信号発生回路から出力される監視信
号を親局から子局へ送る信号に時分割多重化する第１の
時分割多重回路と、この第１の時分割多重回路の出力信
号を変調しＲＦ倍信号して出力する変調回路と、このＲ
Ｆ倍信号周波数を子局から親局へ送られて来るＲＦ倍信
号周波数に変換する周波数変換回路と、この周波数変換
回路により周波数変換されたＲＦ倍信号ら上記監視信号
の部分を取り出すゲート回路と、このゲート回路により
取り出された監視信号（ＲＦ倍信号を各子局から送られ
て来たＲＦ倍信号時分割多重化する第２の時分割多重回
路と、この第２の時分割多重回路の出力信号を復調する
復調回路と、この復調回路の出力信号に多重化されてい
る上記監視信号を監視する監視回路とを備えたことを特
徴とする。

〔実施例による説明〕

以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて説明する。

ｆｆ１２図は本発明を適用した親局装置の一実施例を示
すブロック構成図である。第２図において、２０は自局
装置を監視するための信号を発生する監視信号発生回路
、２１は時分割多重回路であり、親局から子局へ送る送
信信号１に前記監視信号発生回路２０から出力される監
視信号２を時分割多重化する回路である。２２は送信信
号処理回路であり、時分割多重回路２１によって送信信
号１に自局監視信号２を多重化した親局から子局へ送る
信号３にスクランブル等の信号処理を行う回路である。

２３は変調回路であり、前記送信信号処理回路２２の出
力信号４を変調し、ＲＦ（高周波）信号５として出力す
る回路で、このＲＦ信号５がアンテナを介して各子局へ
送られる。２４は周波数変換回路であり、前記ＲＦ倍信
号の周波数を子局から親局へ送られて来るＲＦ倍信号周
波数に変換する回路、２５はゲート回路であり、前記周
波数変換回路２４により周波数変換されたＲＦ信号６か
ら前記時分割多重回路２１において多重化された監視信
号２の部分を取り出す。２６は時分割多重回路であり、
ゲート回路部により取り出された自局監視用のＲＦ信号
７を各子局から親局へ送られて来たＲＦ信号８に時分割
多重化する回路で、この回路のＲＦ出力信号９が復調回
路２７において復調され、このＲＦ出力出力９は受信信
号処理回路２８に送られて、この回路２８において、送
信信号処理回路２２で行った信号処理と逆の信号処理が
行われ、各子局から親局へ送った信号および自局監視用
の監視信号２が再生されて出力信号１１として出力され
、監視回路２９において上記信号１１に時分割多重化さ
れている監視信号２を監視することにより、親局装置の
回路２１から回路２８までの間で起こる障害の有無の監
視を行っている。

第３図は横軸を時間軸として第２図各部の信号を示すタ
イムチャートであり、（ａｌは第２図の送信信号ｌを、
（ｂｌは第２図の監視信号２を、（Ｃ１は信号３を、（
ｄＪはＲＦ信号５を、（ｅｌは自局監視用のＲＦ信号７
を、（［１は子局からのＲＦ信号８を、（ｇｌはＲＦ出
力信号９を、ｆｈｌは出力信号１１を示し、また図中の
ＳＦ八へＳＦＮは第１図で述べたサブフレームを、Ｓ　
Ｆ　ＴＥＳＴ　　は第２図の時分割多重回路２１および
２６において監視信号２および７を時分割多重化するた
めのタイムスロットを、１゛Ｄ１および’ＦＤ２は各々
第２図の２１〜２４および２７．２８の各回路の遅延時
間を、ＴＥＳＴは第２図の監視信号２を示している。

以」二、第２図および第３図の説明により明らかなよう
に、第２図の装置においては監視用の信号２　（第３図
（ｂ））は、時分割多重回路２Ｉにおいて親局から子局
へ送る信号１　（第３図（ａ））に時分割多重化（第３
図（Ｃ））され、変調回路２３において親局から子局へ
送るＲＦ（ｇＪ＋５に変換された後、周波数変換回路２
４およびゲート回路２５を介して時分割多重回路２６に
送られ、この回路２６において各子局から送られて来た
ＲＦ信号８（第３図（ｆ））に時分割多重化（第３図（
ｇ））されることにより親局装置の受信部の回路２７．
２８に戻されている。このため、親局装置内の各回路２
１〜２８に障害が発生したときには、受信信号処理回路
２８の出力信号ＩＩに時分割多重化されている監視信号
（第３図０１）のＴＥＳＴ）が異常となり、この結果、
監視回路２９により親局の装置障害を検出することがで
きる。

〔発明の効果〕

以上に説明したように、本発明の親局監視装置によれば
、親局装置内で発生した障害を自局装置内において確実
に検出することが可能となり、親局装置での現用装置か
ら障害発生時の予備装置への切替えを確実に行うことが
できるようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される従来の時分割多方向多重通
信方式の一例を示す図。 第２図は本発明による親局監視方式の一実施例を示すブ
ロック構成図。 第３図は第２図各部の信号を示すタイムチャート。 ２０・・・監視信号発生回路、２１．２６・・・時分割
多重回路、２２・・・送信信号処理回路、２３・・・変
調回路、２４・・・周波数変換回路、２５・・・ゲート
回路、２７・・・復調回路、２８・・・受信信号処理回
路、２９・・・監視回路。 特許出願人　　　日本電気株式会社 代理人　弁理士　井　出　直　孝 亮　１　回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一つの親局と複数の子局とを備えた時分割多方向
   多重通信方式の親局装置において、 自局監視用の監視信号を発生ずる監視信号発生回路と、 この監視信号発生回路から出力される監視信号を親局か
   ら子局へ送る信号に時分割多重化する第１の時分割多重
   回路と、 この第１の時分割多重回路の出力信号を変調し高周波信
   号として出力する変調回路と、 この高周波信号の周波数を」二記子局から親局へ送られ
   る高周波信号の周波数に変換するとともに、この周波数
   変換された高周波信号から」二記監視信号の部分を取り
   出す回路と、 この取り出す回路により取り出された監視信号を上記各
   子局から送られて来た高周波信号に時分割多重化する第
   ２の時分割多重回路と、 この第２の時分割多重回路の出力信号を復調する復調回
   路と、 この復調回路の出力信号に多重化されている上記監視信
   号を監視する監視回路と を備えたことを特徴とする時分割多方向多重通信方式用
   親局監視装置。