JPH01222817A - ナットねじ溝の研削加工方法 - Google Patents

ナットねじ溝の研削加工方法

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JPH01222817A
JPH01222817A JP4464288A JP4464288A JPH01222817A JP H01222817 A JPH01222817 A JP H01222817A JP 4464288 A JP4464288 A JP 4464288A JP 4464288 A JP4464288 A JP 4464288A JP H01222817 A JPH01222817 A JP H01222817A
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grinding
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thread groove
grinding wheel
shaft
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JP4464288A
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Megumi Miyatake
宮武 恵
Katsuyuki Nakajima
克幸 中島
Takashi Kitamura
隆 北村
Yukihiro Nishihara
西原 幸弘
Yuichi Sakakibara
榊原 祐一
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ナツトのねじ溝、例えばポールネジナツトの
ねじ溝を研削加工するねじ溝研削加工方法に関する。
(従来の技術) 従来、ナツトのねじ溝、例えばポールネジナツトXのね
じ溝研削加工を行う場合、第2図示のようにナツト回転
軸に対し単一軸径の砥石軸Xをねし溝のリード角αと直
交するように傾斜させ該ねじ溝に沿って研削する方法が
ある。
この種の方法では、砥石車yの断面形状が該ねじ溝の断
面形状と一致するので研削加工が容易であるが、砥石軸
Xがねじ溝中心線に対して傾斜しているので該ねじ溝の
加工長さが長くなると該砥石軸Xがナットのねじ溝と干
渉して研削加工がで。
きないことかあ・る。
また、第3図示のように単一軸径の砥石軸XをナツトX
の内径部と平行とし該ねじ溝のリード角αに対しては傾
斜させる。そして、砥石車yの外周研削面の一部を咳ね
し溝に当接させナツトXを回転させつつねし溝を研削す
る方法がある。
この種の方法では、砥石軸XをナツトXのねじ溝内径部
と平行にしているので該砥石軸XとナツトXのねじ溝と
の干渉は生じない。しかし、砥石軸X即ち砥石車yをね
し溝の、リード角αに対して傾斜させているので研削加
工上砥石車yの外径に制限があると共に、該砥石車yは
ナツトXのねじ溝と係合してこれを研削するため該砥石
軸Xの軸径を制限されるため、砥石軸の外径を大きくす
ることができない。従って、該ねじ溝の加工長さが長い
場合は砥石軸の剛性が小さくなるので砥石軸Xが撓み且
つ、微振動を発生し高速研削を行うこと及び−回の研削
量が大きな重研削を行うことが出来ないので研削時間を
短縮して生産性を向上することが困難であるという問題
点がある。
(本発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる従来の不都合を解消し、ナットのねじ
溝と干渉しない剛性の大きな砥石軸を用いて高速研削及
び重研削加工を行いナツトのねじ溝研削時間を短縮して
生産性を向上することができるねし溝研削加工方法を提
供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、かかる目的を達成するために、砥石軸の先端
でこれと直交して設けると共にナツトのねじ溝のリード
角に対して傾斜させて設けた砥石車を用いてねし溝の内
面研削加工を行う方法において、該砥石軸をナツトの回
転中心線から被研削側に傾斜させ、該砥石軸をテーバ形
状としこの研削側外側線とこれに対向するナットねじ溝
の内側線とを所定の間隔を設けて平行とし、該砥石軸を
先端側の砥石車取付部から後端側に向かい漸次拡大しナ
ツト長さ位置において有効最大径とし、該砥石軸先端に
設けた砥石車を該ねじ溝に当接させてナツトを回転させ
ながらねじ溝の内面研削加工を行うことを特徴とする。
また、前記発明の加工方法において、前記ナツトの一方
の側から研削加工を行い、この研削加工終了後、該ナツ
トを反転させて他方の側から再び研削加工を行うことを
特徴とする。
(作 用) 本発明は、かかる工程によれば、前記砥石軸をナツトの
回転中心線から被研削側に傾斜させる。
テーパ形状の砥石軸径の研削側外側線をこれと対向する
ナツトの内側線に所定の間隔を保って平行とする。そし
て、該砥石軸は先端側の砥石車取付部から後端側に向け
て軸径を漸次拡大し、該砥石軸のナツト長さ位置におい
て有効最大径として剛性を増大する。該砥石軸に設けた
砥石車を前方に移動しつつ回転すると共に、該砥石車の
外周研削面の一部が相対的に該ねじ溝のリード角に沿っ
て所定のねじ溝を研削するように該砥石車の移動に対応
させて該ナツトを回転させながらこのねじ溝の高速研削
及び重研削加工を行う。
また、前記研削加工において、ナツトの一方の側から研
削加工を行うとき、該砥石軸と該ネジ溝とが相対的に傾
斜しているので該砥石車の砥石断面形状と該ねじ溝の送
り方向先端側との間に非接触部ができて研削できないこ
とがある。この研削できない該ねじ溝の送り方向先端側
を研削するため、この一方からの研削加工終了後に、ね
じ溝の該非接触部を研削するため該ナツトを反転させて
他方の側から再び研削加工を行う。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図の説明図を用いて以下詳細に
説明する。
第1図は、ねじ溝谷径り。、ねじ内径り、リード角α及
び、ピッチpでねし山数nを有するボールネジのナツト
Xねし溝3を研削加工する場合を示す。
砥石軸1は砥石車2の取付は及び研削加工が支障なく行
えるように先端側を軸径り、とし、テーバ角βを有し先
端側から後端側に漸次拡大してナツト長さ位置における
軸径D2とするテーパ形状とする。該研削軸1はナツト
Xの回転中心線と傾斜角θを有して非研削側に傾斜させ
ており、該砥石軸1の先端部にこれと直交させて砥石車
2を設ける。砥石車2はナツトXの拘じ溝3の断面形状
と略研削側で当接する円弧状の断面形状を備えており、
砥石車2の研削側をねし溝3に当接させ回転すると共に
、研削方向に送り出す。このとき、砥石車2の研削方向
への送り出しに対応させてナツトxを所定回転数で回転
させ所定のねじ溝形状となるように研削する。上記のよ
うに、一方からの研削加工を行い、これが終了した後に
、ナツトXを反転させて反対側から研削加工を行ってね
し溝送り方向先端側の非接触部即ち反転後の後端側の研
削加工を行う。
テーパ角βは砥石軸1の剛性を大きくするため後端側に
向かってその軸径を大きくしている。このとき、砥石軸
1の剛性を有効に増大するための傾斜角θを求める。こ
こで、第1図示のように研削断面において、成形限度の
砥石車2で所定研削代を研削加工した後の位置関係を示
し、ナツトXの右側後端と砥石軸1の中心線との交点を
原点0とし、原点Oを通りナツトXの回転中心線と平行
にy軸、同じくこれと直交方向をy軸とする座標を設け
、原点Oから研削終了位置における砥石車2の円弧の中
心までの水平距離即ちナツトXの長さ!、研削代a、砥
石車2の成形による砥石径の減少量即ち成形化b、砥石
軸1の研削側外側線とこれに対向するナツトねじ溝3七
の間隔C及び、砥石車2の研削部径dとする。これより
、砥石軸1の中心線の式及び、研削終了位置における砥
石車2の研削部円弧の式はx、yを前記座標の点とする
と次式で表される。
砥石軸1の中心線の式は、 y=(tan θ)・X 砥石車2の研削部円弧の式は、 (x+jり”+(y+(Do  a  b)/2)”=
 (d/2)” と表すことができこの2式を連立させて傾斜角θ求める
θ−tan −’ ([−21(D、 −a−b)±d
 ((Do   a  b)”  d”−44!” )
”” ]/(d”−411”))このとき、砥石軸1の
傾斜角をθとし、砥石軸1のテーパ角β−2θとするこ
とによって砥石軸重の研削側外側線がナラl−Xのねじ
溝3の内側線と平行となる。その間隔Cを与えたときに
前記座標におけるX軸上で砥石軸1の非研削側外側線と
ナツトXのねじ溝3の内側線との間隔もCとなり、砥石
軸1の先端からのナツト長さ位置における軸径D2はD
z=D  a  b  2cで表され前記間隔Cを所定
量与えることにより有効最大径が求められる。これによ
って、剛性が最大となる砥石軸1の先端側の軸径り、を
容易に設定することができる。
(効 果) 本発明は、前記の説明から明らかなように、砥石軸を研
削側外側線がナツト内側線と所定の間隔を保って平行と
なるように傾斜させるときに、砥石軸をテーパ形状とし
てナツトのねじ溝内における軸径を有効最大径とし砥石
軸の剛性を増大することによってナットのねじ溝を高速
研削及び重研削加工することが可能となりねじ溝研削加
工の生産効率の向上を図ることができる。
また・ナツトを反転させて両側から研削加工を行うこと
によってナツト体のねじ溝の加工精度を向上することが
できるねじ溝研削加工方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図及び第
3図は従来例の説明図を示す。 1・・砥石軸     2・・砥石車 3・・ねじ溝 X・・ナツト α・・ねじ溝のリード角 θ・・砥石軸の傾斜角 り、  ・・砥石軸後端側軸径 D2 ・・砥石軸先端側軸径

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、砥石軸の先端でこれと直交して設けると共にナット
    のねじ溝のリード角に対して傾斜させて設けた砥石車を
    用いてねじ溝の内面研削加工を行う方法において、該砥
    石軸をナットの回転中心線から被研削側に傾斜させ、該
    砥石軸をテーパ形状としこの研削側外側線とこれに対向
    するナットねじ溝の内側線とを所定の間隔を設けて平行
    とし、該砥石軸を先端側の砥石車取付部から後端側に向
    かい漸次拡大しナット長さ位置において有効最大径とし
    、該砥石軸先端に設けた砥石車を該ねじ溝に当接させて
    ナットを回転させながらねじ溝の内面研削加工を行うこ
    とを特徴とするねじ溝の研削加工方法。 2、前記ナットの一方の側から研削加工を行い、この研
    削加工終了後、該ナットを反転させて他方の側から再び
    研削加工を行うことを特徴とする請求項1記載のねじ溝
    の研削加工方法
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