JPH01222012A - 清浄鋼の製造方法 - Google Patents

清浄鋼の製造方法

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JPH01222012A
JPH01222012A JP4788788A JP4788788A JPH01222012A JP H01222012 A JPH01222012 A JP H01222012A JP 4788788 A JP4788788 A JP 4788788A JP 4788788 A JP4788788 A JP 4788788A JP H01222012 A JPH01222012 A JP H01222012A
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JP
Japan
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steel
inclusions
based inclusions
ladle
ratio
Prior art date
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Pending
Application number
JP4788788A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Tomoya
遠茂谷 好
Yasuo Hitomi
人見 康雄
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は軸受鋼等の清浄鋼の製造方法に係り、溶鋼中
の非金属介在物を合体浮上分離させて鋼の清浄度を安定
して得る方法に関する。
【従来の技術】
軸受鋼、ギヤー材、コードワイヤ材等においては鋼中介
在物、特に/V2O3系およびCaON1203系の非
金属介在物により、疲労破壊や亀裂等を起し易いという
問題があった。 かかる対策として、従来は例えば■転炉出鋼の際に溶鋼
中Nの成分調整を行ない、この成分調整に伴って生成し
たM2O3系介在物を、吹錬操業に由来するCaO−M
2O3系介在物とともに、取鍋内Arバブリングまたは
、RH真空撹拌処理等によって浮上分離させる方法、■
転炉からの出鋼に際して所要の成分調整を施した溶鋼に
CaOまたはCaFを添加し、鋼中介在物を伸延性を有
しかつ破壊、分散され易い組成に調整する方法(特開昭
59−129714号公報)、■溶鋼を脱酸する過程に
おいて、溶鋼の表面を溶融スラグで覆った状態で脱酸剤
とフラックスを添加する方法(特開昭62−7816号
公報)等が知られている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の前記方法には次のような問題点かあ、つ
た。 すなわち、■の方法では、出鋼時に成分調整をした溶鋼
中Mが、その後のArバブリングやRH真空処理により
、その目標値を下まわり、そのために該処理中に鋼中N
の成分調整を再度行なう必要が生じてM2O3系介在物
の生成をきたすという欠点がある。 また、■溶鋼中にCaOやCaFを添加する方法では、
CaOやCaFが溶鋼中の酸素と結びつかず酸素低減効
果が少なく、CaOAfhO3系介在物を生成だけの効
果しか得られないという欠点がある。 また、■の方法では、フラックスの介在物吸収効果はあ
るが、Arバブリングを行なわないため非金属介在物の
合体浮上効果がほとんど1qられないという欠点があっ
た。 この発明は従来の技術のこのような欠点を解消するため
になされたものであり、B系介在物は勿論のことC系お
よびD系介在物が少なくかつ酸素レベルの低い鋼を製造
し得る方法を提案しようとするものである。 [課題を解決するための手段] この発明は、転炉等製鋼炉からの出鋼に際してcA、M
を0.010〜0.050wt%に調整して出鋼し、こ
の取鍋内溶鋼にCa  −Siを添加し、3分間以上の
Atガスバブリングを行ないCa/Ai比を0.03〜
0.10に管理することを要旨するものである。 (作  用] この発明者は、B系介在物の存在しない鋼の製造を目指
して種々研究したところ、Ca添加によってB系介在物
の減少が可能であることが判明し、さらに添加後のバブ
リングを十分に行なうことにより目標とするB系介在物
を皆無にできることを判明した。 そこで、Ca/Al比とバブリング時間を規制すること
により、B系介在物のみならず、C系およびD系介在物
をも低減できかつ酸素レベルの低い鋼が得られることを
見出し発明に至ったのである。 この発明において、=U、M含有量をo、 oio〜o
、o5owt%に限定したのは、0.010%未満では
Caが溶鋼中のM2O3と結合する前に他の酸化物と結
合するため、B系介在物のC,D系介在物への変換が行
なわれず、他方0.050%を超えるとM2O3と結合
するCaが不足し、B系介在物のC,D系介在物への転
換が十分に行なわれないためである。 また、Ca/ M比を0.03〜0.10に限定したの
は、0.03未満ではB系介在物のC,D系介在物への
転換が十分に行なわれず、他方0.10を超えるとB系
介在物のC,D系介在物への転換は促進されるも、C,
D系介在物が増加する傾向となり好ましくないためであ
る。 また、取鍋でのバブリング時間を3分間以上としたのは
、鋼中に添加したCaがM2O3系介在物とよく結合し
、かつ浮上分離させるためには少なくともこの程度の時
間を必要とするからである。 なお、バブリングガスにArを選択したのは、Nガスで
は溶鋼中のN分析値が上昇し、熱間加工性や機械的性質
を損うおそれがあるためである。 [実 施 例] 転炉にて成分調整した溶wA160トンを取鍋に出鋼し
、該取鍋内でCaを添加しArバブリングを行なって得
られた鋼の成分と、非金属介在物量を第1表に示す。 また、その時のCa/ /V比と鋼中酸素量の関係を第
1図に、B系介在物量とCa/ M比の関係を第2図に
、D系介在物量とCa/ M比の関係を第3図にそれぞ
れ示す。 第1表および第1図〜第3図より、Ca/ M比が本発
明の範囲より外れた比較例(試験N118,9゜10)
では鋼中酸素量、B系およびD系介在物量のいずれも大
きいのに対し、本発明例(試験No、1〜7)はいずれ
も低[0]化がはかられ、かつ、B系介在物およびD系
介在物を大幅に低減できることが明白である。 以下余白 [発明の効果] 以上説明したごとく、この発明方法によれば、Ca/ 
M比とArバブリング時間を規制することにより、A#
203等介在物の浮上促進効果が大きく鋼中酸素量を大
幅に低減でき、清浄度の高い鋼の製造が可能となり、そ
のもたらす効果は甚大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例におけるCa/ M比と鋼中
酸素量の関係を示す図でおる。 第2図は同上実施例におけるCa/ M比とB系介在物
量の関係を示す図である。 第3図は同上実施例におけるCa/ M比とD系介在物
量の関係を示す図である。 出願人  住友金属工業株式会社 代理人  弁理士 押田良久震膳 Cシ鳩 D系介在物(&avy) B系介在物(Heavy )

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 製鋼炉において成分調整されたsol.Al0.010
    〜0.050wt%を含有する溶鋼を取鍋に出鋼し、該
    取鍋内溶鋼にCa−Siを添加し、3分間以上のArガ
    スバブリングを行ないCa/Al比を0.03〜0.1
    0に管理することを特徴とする清浄鋼の製造方法。
JP4788788A 1988-03-01 1988-03-01 清浄鋼の製造方法 Pending JPH01222012A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115125366A (zh) * 2021-03-25 2022-09-30 上海梅山钢铁股份有限公司 一种吹氩站智能生产控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115125366A (zh) * 2021-03-25 2022-09-30 上海梅山钢铁股份有限公司 一种吹氩站智能生产控制方法
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