JPH01220896A - 多層電子回路の製造方法 - Google Patents

多層電子回路の製造方法

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JPH01220896A
JPH01220896A JP4664988A JP4664988A JPH01220896A JP H01220896 A JPH01220896 A JP H01220896A JP 4664988 A JP4664988 A JP 4664988A JP 4664988 A JP4664988 A JP 4664988A JP H01220896 A JPH01220896 A JP H01220896A
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JP
Japan
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layer
hole
resist
conductor
insulating layer
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JP4664988A
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English (en)
Inventor
Sumio Okano
岡野 純雄
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、スルーホールによる上下導体層の接続構造
を有する多層電子回路の製造方法に関する。
(従来の技術) 一般に、多層電子回路における上下の導体層はスルーホ
ールを介して接続が行なわれている。
従″来の多層電子回路の製造方法におけるこのようなス
ルーホールの形成方法としては、例えば、層間絶縁層の
上にレジストマスクを形成した後、RIE法でこの層間
絶縁層をエツチングする方法が用いられていた。しかし
、RIE法は異方性エツチングのため、スルーホールの
立上り部が急峻になり、このスルーホールの部分に均一
な膜厚の接続層を形成することが困難となって断線等が
生じ易く、また、このスルーホールの部分で保護膜の表
面゛に生じる凹凸が大きくなり、この上にさらに導体を
多層に発展させる上で不利な形状になるという問題があ
った。
また、スルーホールの他の形成方法として、CD E 
(Chemical  D ry  E tchino
)法により局間絶縁層をエツチングする方法があるが、
このエツチング法は等方性エツチングのためにスルーホ
ールの径が大きくなり易く、特に居間絶縁層が厚い場合
には寸法精度が悪くなり易いという問題があった。
さらに、スルーボールの他の形成方法として、層間絶縁
層をウェットエツチング法によりエツチングする方法が
あるが、この方法もエツチング精度が不安定であり、ま
た、多種の金属材質や絶縁層からなる多層電子回路の場
合は、スルーホール形成用の層間絶縁層のみを選択的に
エツチング可能なエッチャントを見出すことが難しい場
合があるという問題があった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の多層電子回路の製造方法では、スルーホール形成
のためのエツチング法としてRIE法を用いると、スル
ーホールの立上り部が急峻になり、このスルーホールの
部分に均一な膜厚の接続層を形成することが困難となっ
て断線等が生じ易く、また、このスルーホールの部分で
保護膜の表面に生じる凹凸が大きくなって、この上にさ
らに導体を多層に発展させる上で不利な形状になるとい
う問題があった。
また、スルーホール形成のための他のエツチング法とし
てCDE等の他のエツチング法を用いると、スルーホー
ルの寸法精度が悪くなり易いという問題があった。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、スルー
ホールの立上り部に緩かな傾斜のテーパを形成してこの
スルーホールの部分に形成される接続層の膜厚が所要の
厚さで均一となるようにし、信頼性を向上させることが
できるとともに、スルーホールにより保護膜の表面に生
じる凹凸を小さくして導体をさらに多層に発展させるー
ヒで有利な形状に形成することのできる多層電子回路の
製造方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成] (1題を解決するための手段) この発明は上記課題を解決するために、第11!!導体
が形成された基板上に絶縁層を形成する工程と、該絶縁
層上に所要の開口パターンを有する下層レジストを形成
する工程と、該下層レジスト上に当該下層レジストより
も低粘度のレジストを塗布して前記開口パターンの立上
り部に緩かな傾斜のテーパを有するレジストマスクを形
成する工程と、該レジストマスクを用いてドライエツチ
ングを行ない前記絶縁層に立上り部に前記レジストマス
クのテーパに対応した緩かな傾斜のテーパを有するスル
ーホールを形成する工程と、前記絶縁層の上に前記スル
ーホールを介して前記第1N!導体に接続される第2層
導体を形成する工程とを有することを要旨とする。
(作用) 上記構成において、レジストマスクにおける開口パター
ンの立上り部には緩かな傾斜のテーパが形成されている
ので、このレジストマスクを用いてドライエツチングを
行なうと、絶縁層には、立上り部に緩かな傾斜のテーパ
を有するスルーホールが形成される。したがって、この
スルーホールの部分に形成される接続層は、膜厚が所要
の厚さで均一となり、また、このスルーホールにより保
11膜の表面に生じる凹凸が小さくなる。
(実施例) 以下、この発明の実施例に係る多層電子回路の製造方法
を第1図の(a)〜(史)、第2図及び第3図を参照し
て説明する。なお、以下の説明において(a)〜(吏)
の各項目記号は、第1図の(a)〜(1)のそれぞれに
対応する。
(a)ガラス基板1上に、Cr/Cu/CrJP1によ
り第1層導体2を形成し、その−Fに層間絶縁層3とし
ての5iftをスパッタリングにより堆積し、表面を平
坦化する。
(b)スルーホール形成のために、層間絶縁層3上に下
層フォトレジスト4を膜厚的2μm程度にスピンコード
法により塗布する。下層フォトレジスト4としては、例
えば、東京応化■製ポジ形フォトレジスト0FPR80
0−60CPを用いた。
(C)露光、現像することにより、スルーボー層形成部
分に間ロバターン5が開口されたレジストパターン(以
下、下層フォトレジストと同一の符号4を用いる)を形
成し、これを80℃、20分及び130℃、40分のボ
ストベークを行なう。
(d)下層フォトレジスト4よりも低粘度のフォトレジ
スト6として、例えば、シブレイ・ファーイースト■製
ポジ形フォトレジストTF−20を、イソプロピルアル
コールで25倍に薄めたものを、レジストパターン4.
Fにスピンコード法により塗布して低粘度フォトレジス
ト6の薄層を形成する。このように低粘度フォトレジス
ト6をスピンコード法により塗布すると開口パターン5
の立上り部に緩かな傾斜のテーパ7が形成きれる。
このときのテーパ寸法A(第2図)とレジスト粘痘との
関係を第3図に示す。この第3図の関係からフォトレジ
スト6の粘度を変えることにより、任意のテーパ寸法A
を与えることができる。
低粘度フォトレジスト6の塗布後、再び90℃、20分
及び120℃、30分のボストベークを行なう。
(e)上述のようにして形成したレジストマスクを使用
し、Rf E法により、層間絶縁WJ3であるSiO2
のエツチングを行なう。エツチング条件は、ガスとしU
CF4を用い、ガス流b6sccrn、RFパワー20
0Wの条件下で実施した。このエツチング条件下では、
SiO2と7オトレジストのエツチングレートは、それ
ぞれ約500A/min及び250人/minである。
したがって50分程度のエツチングではSiO2は2.
5μm、フォトレジストは1.25μm程度エツチング
されることになる。
上記のエツチングにより、スルーホール8が形成され、
その立上り部には、低粘度フォトレジスト6による緩か
なテーパ7に対応した緩かなテーパが形成された。
(f)残ったフォトレジスト4を除去する。
(g)スルーホール8の形成された居間絶縁層3上に第
2導体体となるcr/cu、、’crの導体#!I9を
スパッタリングにより堆積する。このとき、スルーホー
ル8の立上り部には緩かなテーパが形成されているので
、導体89は均一な膜厚でスルーホール8を介して第1
導体体2に接続される。
(h)第2病理体パターン形成のために、導体膜9の上
にフォトレジストを塗布し、露光、現像及びボストベー
クを行なうことにより、所要のレジストパターン11を
形成する。
(+)レジストパターン11を用いたイオンミーリング
により、導体膜9をエツチングし、スルーホール8の部
分で第1導体体2に接続された第2病毒体12を形成す
る。この実施例では、スルーホール8の部分の接続層は
12層導体12自身で形成されている。
(j)残ったレジストパターン11を除去する。
(k)保護膜13となる5102膜をスパッタリングに
より堆積する。
(1)チップへのカッティングを行ない、多層電子回路
を得る。
上述の工程で作製された多層電子回路は、第2病毒体1
2がスルーホール8を介して均一な膜厚で第1゛導体層
2に接続されているので、スルーホール8の部分でのB
i 1899の問題はなく、また、スルーホール8によ
り保護膜13の表面に生じる凹凸は最小に抑えることが
できた。したがって、ざらに3層以上の多層へのR屋上
極めて右利な形状のものを得ることができた。
次に、この実施例の作用効果を一層明らかにするために
、第4図の(a)〜(G)を用いて比較例を述べる。
比較例 局間絶縁層3上に、開口パターンが開口されたレジスト
パターン4を形成してボストベークを行なうまでは、前
記第1図(C)までの工程と同じである。このあと直ぐ
に、RIE法により前記実施例のときと同一エツチング
条件で居間絶縁層3のエツチングを行ない、スルーホー
ル14を形成した(第4図(a))。スルーホール14
の立上り部は、かなり急峻であった。残りのフォトレジ
スト4を除去した後(第4図(b))、第2導体体とな
る導体膜15をスパッタリングにより堆積した(第4図
(C))。スルーホール14の立上り部が急峻であるた
め、スルーホール14部分の導体膜(接・続層)15の
膜厚は不均一であった。
次いで、導体膜15をレジストパターンを用いたイオン
ミーリングによりエツチングし、第2M導体16を形成
した後、その上に保ff1l117となる5102M1
1をスパッタリングにより堆積した(第4図(d))。
最後にチップへのカッティングを行ない多層電子回路を
得た(第4図(e))。
比較例で作製した多層電子回路は、スルーホール14部
分での第211!導体16にくびれが生じて第1導体体
2への接触が不十分となり、一部のチップでは断線が生
じ歩留りが低下した。また、スルーホール14の部分で
保護膜17に生じる凹凸は、前記実施例で作製したもの
と比べると、かなり大きく、さらに、この上への3層以
上の多層への発展上不利な形状であった。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、下層レジスト
で開口パターンを形成した後、低粘度レジストを重ね塗
布してその開口パターンの立上り部に緩かな傾斜のテー
パを有するレジストマスクを形成し、このレジストマス
クを用いたドライエッヂングにより絶縁層に立上り部に
緩かな傾斜のテーパを有するスルーホールを形成したの
で、このスルーホールの部分に形成される接続層は、そ
の膜厚が所要の厚さで均一となり、信頼性を向上させる
ことができる。また、スルーホールにより保護膜の表面
に生じる凹凸が小さくなり、この上にさらに導体を多層
にfe展させる上で有利な形状になるという利点がある
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明に係る多層電子回路の製
造方法の実施例を示すもので、第1図は製造工程を示す
工程図、第2図はレジストマスクの開口パターンの立、
Eり部に形成される緩かな傾斜を示す図、第3図は低粘
度レジストの粘度と傾斜部のテーパ寸法との関係を示す
関係特性図、第4図は比較例の製造工程を示す工程図で
ある。 1ニガラス基板、  2:第1導体体、3:li1間絶
縁層、  4:下層フォトレジスト、5:Fllロバタ
ーン、 6:低粘度フォトレジスト、  7:テーパ、8ニスル
ーホール、  12:第2JI導体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第1層導体が形成された基板上に絶縁層を形成する工程
    と、該絶縁層上に所要の開口パターンを有する下層レジ
    ストを形成する工程と、該下層レジスト上に当該下層レ
    ジストよりも低粘度のレジストを塗布して前記開口パタ
    ーンの立上り部に緩かな傾斜のテーパを有するレジスト
    マスクを形成する工程と、該レジストマスクを用いてド
    ライエッチングを行ない前記絶縁層に立上り部に前記レ
    ジストマスクのテーパに対応した緩かな傾斜のテーパを
    有するスルーホールを形成する工程と、前記絶縁層の上
    に前記スルーホールを介して前記第1層導体に接続され
    る第2層導体を形成する工程とを有することを特徴とす
    る多層電子回路の製造方法。
JP4664988A 1988-02-29 1988-02-29 多層電子回路の製造方法 Pending JPH01220896A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06310865A (ja) * 1992-12-28 1994-11-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> プリント配線板およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06310865A (ja) * 1992-12-28 1994-11-04 Internatl Business Mach Corp <Ibm> プリント配線板およびその製造方法

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