JPH01217013A - オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法 - Google Patents

オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法

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JPH01217013A
JPH01217013A JP4367388A JP4367388A JPH01217013A JP H01217013 A JPH01217013 A JP H01217013A JP 4367388 A JP4367388 A JP 4367388A JP 4367388 A JP4367388 A JP 4367388A JP H01217013 A JPH01217013 A JP H01217013A
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JP
Japan
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titanium
catalyst
compound
olefin polymerization
halogen
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Pending
Application number
JP4367388A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Tsutsui
俊之 筒井
Takeshi Yoshiji
健 吉次
Akinori Toyoda
昭徳 豊田
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 先吸α玖歪豆ヱ 本発明は、オレフィン重合用触媒に関する。詳細には、
本発明は、炭素数3以上のび一オレフィンの重合に適用
した場合、高立体規則性重合体を高収量で得ることので
きるオレフィン重合用触媒に関する。
また本発明は、上記のようなオレフィン重合用触媒を用
いたオレフィン重合体またはオレフィン共重合体の製造
方法に関する。
口の  (3<”  f   ’に のuI!1マグネ
シウム、チタン、ハロゲンおよび電子供与体を必須成分
とする固体成分と有機アルミニウム化合物とから形成さ
れる触媒を用い、オレフィンを重合する方法に関しては
、すでに多くの提案があり、このような触媒成分を炭素
数3以上のα−オレフィンの重合に適用した場合、高立
体規則性重合体を高い触媒活性で得られることが可能で
あることも知られている。
一方、有機アルミニウム化合物を用いないオレフィン重
合用触媒として、チタントリクロリドと有機チタン化合
物とを組合せた触媒系が米国特許第2,992,212
号明細書に提案されている。
また、前記有機チタン化合物として使用されているジメ
チルビス(シクロペンタジェニル)チタンは、熱的に不
安定であるという問題点があり、特開昭57−1113
07号公報には、この問題点を改善すべくジメチルビス
(メチルシクロペンタジェニル)チタンを用いる方法が
提案されている。
最近、曹我らは、塩化マグネシウム担持型Ti触媒と有
機チタン化合物を組合せた触媒系がプロピレン重合にお
いて高い活性を示し、高立体規則性のポリプロピレンが
得られることを報告している(Hakronol、Cb
cn、、Rapid Con1un、 7.719(1
986)ibid、 8.273(1987)) 、 
Lがしながら、塩化マグネシウム担持型Ti触媒と有機
チタンとからなる触媒は、チタントリクロリドを用いた
場合に比べ重合活性はかなり改善されるものの、重合活
性は充分満足されるものではないという問題点があった
。また、上記の論文に記載されたメチル基などを配位子
として有する有機チタン化合物は、光によって分解され
やすく、取扱いに注意を要するという問題点もあった。
本発明者らは、オレフィン重合、とくに炭素数3以上の
α−オレフィンの重合において、高い活性と立体規則性
を有し、安定性の高い新規触媒系について鋭意検討した
結果、[A]マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必
須成分とする固体触媒成分、[8]有機アルミニウム化
合物および[C]特定の有機チタン化合物から形成され
る触媒を用いることによって、前述の問題点が一挙に解
決されることを見出し、本発明を完成させるに至った。
1肌五旦追 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を一挙に
解決しようとするものであって、オレフィンの重合特に
炭素数が3以上のα−オレフィンの重合に用いた場合に
、高い活性を示し、しかも高立体規則性の重合体を得る
ことができるようなオレフィン重合用触媒およびこのオ
レフィン重合用触媒を用いたオレフィンの重合方法を提
供することを目的としている。
九肌五11 本発明に係るオレフィン重合用触媒は、(A)マグネシ
ウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒
成分 (B)有機アルミニウム化合物  および(C)ハロゲ
ン、水素またはアルコキシ基から選ばれた少なくとも2
つ以上の基を配位子として有する有機チタン化合物 から形成されることを特徴としている。
本発明に係るオレフィンの重合方法は、(A>マグネシ
ウム、チタンおよびハロゲンを必須成分とする固体触媒
成分 (B)有機アルミニウム化合物  および(C)ハロゲ
ン、水素またはアルコキシ基から選ばれた少なくとも2
つ以上の基を配位子として有する有機チタン化合物 から形成されるオレフィン重合用触媒の存在下に、オレ
フィンを重合もしくは共重合させることを特徴としてい
る。
先肌Qfi止煎13 以下、本発明に係るオレフィン重合用触媒およびこのオ
レフィン重合用触媒を用いたオレフィンの重合方法につ
いて具体的に説明する。
本発明において重合という語は、単独重合のみならず共
重合を包含した意で用いられることがあり、また重合体
という語は単独重合体のみならず共重合体を包含した意
で用いられることがある。
本発明において使用される触媒は、3つの触媒成分[A
]、[B]および[C]から形成されるものである。
本発明に係るオレフィン重合用触媒で用いられる固体触
媒成分(A)は、マグネシウム化合物、チタン化合物そ
して必要に応じてハロゲン化合物の相互の反応により形
成されたマグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須成
分とする固体触媒成分である。このような固体触媒成分
の形成に用いられるマグネシウム化合物およびチタン化
合物の各触媒構成成分のうちの少なくとも1種がハロゲ
ンを含有しているならば、ハロゲン化合物を改めてf重
用する必要性はないが、マグネシウム化合物およびチタ
ン化合物の各触媒構成成分のいずれもがハロゲンを含有
していない場合には、固体触媒成分の構成成分としてハ
ロゲン化合物が使用される。
このような固体触媒成分は、マグネシウム化合物、チタ
ン化合物そして必要に応じてハロゲン化合物の各/!!
l! 奴M成成分を相互に反応させることによって形成
させることができるが、原料マグネシウム化合物のいか
んにかかわらずマグネシウムのハロゲン化合物が形成さ
れている。この固体触媒成分は、常温におけるヘキサン
等による洗浄のような簡単な手段では、通常、チタン化
合物は脱離してこない。
該固体触媒成分(A)は、前述のマグネシウム、チタン
およびハロゲンの各原子の他に、池の金属原子、陰イオ
ン、配位子、電子供与体などを含有していてもよいし、
さらにその他の無機化合物成分や有機化合物成分を含有
していても不しつかえない。
該固体触媒成分(A)を調製する方法としては、特公昭
50−32270号、特公昭54−25517号、特開
昭50−95384号、同50−126590号、特公
昭56−5 /103号、特開昭55−135102号
、同55−135103号、同56−811月、同56
−67311号、同56−152810号、同58 8
3006号の各公報などに堤案されている高活性チタン
固体触媒成分の調製法を採用することができる。
このような高活性チタン固体成分の調製にr重用できる
マグネシウム化合物としては、酸化マグネシウム、水酸
化マグネシウム、ハイドI7タルサイト、マグネシウム
のカルボン酸塩、アルコキシマグネシウム、アリロキシ
マグネシウム、アルコキシマグネシウムハライド、アリ
ロキシマグネシウムハライド、マグネシウムシバライド
、有礪マグネシウム化合物またはこれらのマグネシウム
化合物と電子供与体との銘木(付加体)を例示すること
ができる。
上記のような高活性チタン触媒成分の調製に使用される
チタン化合物としては、たとえばテトラハロゲン化チタ
ン、アルコキシチタンハライド、アリロキシチタンハラ
イド、アルコキシチタン、アリロキシチタンなどを例示
することができ、とくにテトラハロゲン化チタン、中で
も四jム化チタンが好ましい。
また、高活性チタン固体触媒成分の調製に使用されるこ
とのある電子供Li−木としは、アルコール、フェノー
ル類、ケトン、アルデヒド、カルボン酸、有機酸または
然機酸のエステル、エーテル、酸アミド、酸無水物、ア
ルコキシシランなどの含酸素電子供”54、アンモニア
、アミン、ニトリル、イソシアネートなどの含窒素電子
供与体などを用いることかできる。より具体的には、メ
タノール、エタノール、プロパツール、ペンタノール、
ヘキサノール、オクタツール、ドデカノール、オクタデ
シルアルコール、オレイルアルコール、ベンジルアルコ
ール、フェニルエナルアルコール、クミルアルコール、
イソプロピルアルコール、クミルアルコール、イソプロ
ピルベンジルアルコールなどの炭素数1〜18のアルコ
ール類;フェノール、クレゾール、キシレノール、エチ
ルフェノール、プロピルフェノール、ノニルフェノール
、クミルフェノール、ナフトールなどの低級アルキル基
を有してよい炭素数6〜20のフェノール類:アセトン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、アセ
トフェノン、ペンシフエツジ、ベンゾキノンなどの炭素
数3〜15のケトン類;アセトアルデヒド、プロピオン
アルデヒド、オクチルアルデヒド、ベンズアルデヒド、
トルアルデヒド、ナフトアルデヒドなどの炭素数2〜1
5のアルデヒド類;ギ酸メチル、酢酸メチル、酢酸エチ
ル、酢酸ビニル、酢酸プロピル、酢酸オクチル、酢酸シ
クロヘキシル、プロピオン酸エチル、酪酸メチル、吉草
酸エチル、クロル酢酸メチル、ジクロル酢酸エチル、メ
タクリル酸メチル、りX′71−ン酸エチル、シクロヘ
キサンカルボン酸エチル、安息香酸メチル、安息香酸エ
チル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸オ
クチル、安息香酸シクロヘキシル、安息香酸フェニル、
安息香酸ベンジル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチ
ル、トルイル酸アミル、エチル安息香酸エチル、アニス
酸メチル、マレイン酸n−ブチル、メチルマロン酸ジイ
ソブチル、シクロヘキセンカルボン酸ジn−ヘキシル、
ナジック酸ジエチル、テトラヒドロフタル酸ジイソプロ
ピル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジイソブチル、フタ
ル酸ジn−ブチル、フタル酸ジ2−エチルヘキシル、γ
−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、クマリン、フ
タリド、炭酸エチレンなどの炭素数2〜30の有機酸エ
ステル;アセチルクロリド、ベンゾイルクロリド、トル
イル故クロリド、アニス酸クロリドなどの炭素数2〜1
5の酸ハライド類;メチルエーテル、エチルエーテル、
イン10ビルエーテル、ブチルエーテル、アミルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、アニソール、ジフェニルエー
テルなどの炭素数2〜20のエーテル類;酢酸アミド、
安息香酸アミド、トルイル酸アミドなどの酸アミド類;
メチルアミン、エチルアミン、ジエチルアミン、トリブ
チルアミン、ピペリジン、トリベンジルアミン、アニリ
ン、ピリジン、ピコリン、テトラメチレンジアミンなど
のアミン類;アセトニトリル、ベンゾニトリル、トルニ
トリルなどのニトリル類:無水酢酸、無水フタル酸、無
水安息香酸などの酸無水物;ケイ酸エチル、ジフェニル
ジメトキシシラン、シクロヘキシルメチルジメトキシシ
ラン、ジトリルジメトキシシラン、【−ブチルメチルジ
メトキシシラン、トリメチルメトキシシランビニルトリ
メトキシシランなどのアルコキシシラン類などを挙げる
ことができる。これらの電子供与体は、2種以上用いる
ことができる。
このような高活性チタン固体触媒成分の調製方法につい
て例示する。
(1)振動ミルなどで機械粉砕したマグネシウム化合物
と液状チタン化合物とを反応させる。マグネシウム化合
物の!RtiIli粉砕時には必要に応じ、電子供与体
を共存させてもよい。
(2)炭化水素溶媒に可溶化したマグネシウム化合物に
液状チタン化合物を反応させることにより、炭化水素不
溶性のマグネシウム−チタン複合体を得る。該反応時に
は、必要に応じ、電子供与体を共存させてもよい。
(3)炭化水素溶媒不溶性のマグネシウム・電子供与体
錯体と液状チタン化合物を反応させる。必要に応じては
、触媒成分(B)に記載するような有機アルミニウム化
合物を用いることもできる。
本発明に係るオレフィン重合用触媒で用いられる有機ア
ルミニウム化合物触媒成分(B)としては、少なくとも
分子内に1個のAj−炭素結合を有する下記のような化
合物が用いられる。
個、好ましくは1〜4個を含む炭化水素基であって、互
いに同一でもあっても異なっていてもよい。
Xはハロゲンであり、mはO<m≦3であり、nは0≦
n<3であり、pは0≦n<3であり、qはO≦q<3
の数であって、しかもm+n十ρ+q−3である。)で
表わされる有機アルミニウム化合物。
(i)一般式 M AJR14 (ここでMlはLi 、NaまたはKであり、R1は前
記と同じである。)で表わされる第1族金属とアルミニ
ウムとの銘アルキル化物。
前記の(i)に属する有機アルミニウム化合物としては
、さらに次のような化合物を例示できる。
一般式 RAj (OR)3−。
(ここでRおよびR2は前記と同じである0mは好まし
くは1.5≦m≦3の数である。)一般式 RAlX3
−。
(ここではR1は前記と同じである。Xはハロゲンであ
り、mは好ましくは0 < m < 3である。)一般
式 R’ 、AlX3−m (ここでR1は前記と同じである0mは好ましくは2≦
m<3である。) (ここでR1およびR2は前と同じである。Xはハロゲ
ン、O<m≦3.0≦n<3.0≦(1<3で、m+n
+q=3である。)で表わされるものなどを例示できる
N)に属するアルミニウム化合物としては、具体的には
、l〜リメヂルアルミニウム、トリエチルアルミニウム
、トリブチルアルミニウムなどのトリアルキルアルミニ
ウム;トリイソプレニルアルミニウムなどのドリアルケ
ニルアルミニウム:ジエチルアルミニウム上l−キシド
、ジブチルアルミニウムブトキシドなどのジアルキルア
ルミニウムアルコキシド;エチルアルミニウムセスキエ
トキシド、ブチルアルミニウムセスキブトキシドなどの
アルキルアルミニウムセスキアルコキシド;R1AJ(
OR)   などで表わされる平0、5       
     0.5均組成を有する部分的にアルコキシ化
されたアルキルアルミニウム:ジエチルアルミニウムク
ロリド、ジブチルアルミニウムクロリド、ジエチルアル
ミニウムプロミドなどのジアルキルアルミニウムハライ
ド:エチルアルミニウムセスキクロリド、ブチルアルミ
ニウムセスキクロリド、エチルアルミニウムセスキプロ
ミドなどのアルキルアルミニウムセスキハライド、エチ
ルアルミニウムジクロリド、プロピルアルミニウムジク
ロリド、ブチルアルミニウムジブロミドなどのアルキル
アルミニウムシバライドのような部分的にハロゲン化さ
れたアルキルアルミニウム;ジエチルアルミニウムヒド
リド、ジブチルアルミニウムヒドリドなどのジアルキル
アルミニウムヒドリド、エチルアルミニウムジクドリド
、プロビルアルミニウムジヒドリドなどのアルキルアル
ミニウムジヒドリドのような部分的に水素化されたアル
キルアルミニウム;エチルアルミニウムエトキシクロリ
ド、ブチルアルミニウムブトキシクロリド、エチルアル
ミニウムエトキシプロミドなどの部分的にアルコキシ化
およびハロゲン化されたアルキルアルミニウムを例示で
きる。
これらの中では、とくにトリアルキルアルミニウムを用
いるのが好ましい。
また前記(ii )に属する化合物としては、LiAJ
 (021(5)4、 Li Aj (C7H15) 4などを例示できる。
本発明に係るオレフィン重合用触媒で用いられる触媒成
分(C)は、ハロゲン、水素またはアルコキシ基から選
ばれた少なくとも2つ以上の基を配位子として有する有
機チタン化合物であり、具体的には、 (i)一般式 n’ R2R3R’ Ti(ここでR1
は、シクロアルカジェニル基またはその誘導体を示し、
R2は、シクロアルカジェニル基、その誘導体、アルコ
キシ基、ハロゲンまたは水素であり、RおよびR4は、
アルコキシ基、ハロゲンまたは水素である。)で示され
る有機チタン化合物である。
シクロアルカジェニル基またはその誘導体としては、具
体的には、シクロペンタジェニル基、メチルシクロペン
タジェニル基、エチルシクロペンタジェニル基、t−ブ
チルシクロペンタジェニル基、ジメチルシクロペンタジ
ェニル基、ペンタメチルシクロペンタジェニル基、イン
デニル基などを例示することかできる。
アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキシ基、ブト
キシ基などを例示でき、ハロゲン原子としては、フッ素
、塩素、臭素などを例示できる。
このような有機チタン化合物としては、次の化合物を例
示することができる。
ビス(シクロペンタジェニル)チタンジクロリド ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンジクロリド ビス(ジメチルシクロペンタジェニル〉チタンジクロリ
ド ビス(エチルシクロペンタジェニル)チタンジクロリド ビス(【−ブチルシクロペンタジェニル)チタンジクロ
リド ビス(ペンタメチルシクロペンタジェニル)チタンジク
ロリド ビス(インデニル)チタンジクロリド ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンモノクロリ
ドモノハイドライド ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンモノクロリ
ドモノメトキシド ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンモノクロリ
ドモノエトキシド ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンジェトキシ
ド ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンジクロリド さらに、インデニル基、置換インデニル基およびその部
分水素化物からなる群から選ばれた少なくとも2個の基
が低級アルキレン基を介して結合した多座配位化合物を
配位子とするチタン化合物を挙げることができる。この
ようにチタン化合物としては、次の化合物を例示するこ
とができる。
エチレンビス(インデニル)チタンジクロリドエチレン
ビス(4,5,6,7−テトラヒドロ−1−インデニル
)チタンジクロリド このような有機チタン化合物は、2種以上混合して用い
ることもできる。
本発明に係るオレフィン重合用触媒における固体触媒成
分(A)では、マグネシウム/チタン(原子比)が、通
常、2〜100好ましくは4〜50、より好ましくは5
〜30であり、ハロゲン/チタン(原子比)が4〜10
0、好ましくは5〜90、さらに好ましくは8〜50で
ある。また、その比表面積は、通常、3ni/を以上、
好ましくは30nf/g以上、より好ましくは50〜8
00rd/lである。
また本発明に係るオレフィン重合用触媒においては、触
媒成分(A)と(B)とは、アルミニウム/チタン(原
子比)が、通常、1〜200好ましくは2〜100であ
るような量で用いられ、また触媒成分<A)と(C)と
は、成分(C)中のチタン/成分(A)中のチタン(原
子比)が、通常、1〜200好ましくは2〜100であ
るような量で用いられる。
上記のような本発明に係るオレフィン重合用触媒は、オ
レフィン重合体の製造に用いられる0本発明に係るオレ
フィン重合用触媒により重合することができるオレフィ
ンとしては、エチレン、そして炭素数が3〜20のα−
オレフィン、たとえばプロピレン、1−ブテン、1−ヘ
キセン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1
−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、1−へキ
サデセン、1−オクタデセン、1−エイコセンなどを挙
げることができる。
必要に応じてジエンなどのポリエンを共重合することも
できる。
特に本発明では、炭素数が3以上のα−オレフィンの重
合に上記のような触媒を用いた場合には、高立体規則性
の重合体を得ることができる。
本発明に係るオレフィン重合用触媒を用いたオレフィン
の重合反応は、通常、気相で、あるいは液相たとえば層
液状で行なわれる。液相で重合反応を行なう際には、不
活性炭化水素を溶媒としてもよいし、オレフィン自身を
溶媒とすることもできる。
溶媒として用いられる炭化水素としては、具体的には、
ブタン、イソブタン、ペンタン、ヘキサン、オクタン、
デカン、ドデカン、ヘキサデカン、オクタデカンなどの
脂肪族系炭化水素、シクロペンタン、メチルシクロペン
タン、シクロヘキサン、シクロオクタンなどの脂環族系
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族
系炭化水素、ガソリン、灯油、軽油などの石油留分など
が挙げられる。
本発明に係るオレフィン重合用触媒を用いたオレフィン
の重合温度は、通常、0〜100℃、好ましくは20〜
80℃の範囲である0重合圧力は、通常、常圧〜100
kg/cJ、好ましくは常圧〜50kir/−の条件下
であり、重合反応は、回分式、半連続式、連続式のいず
れの方法においても行なうことができる。さらに重合の
反応条件の異なる2段以上に分けて行なうことも可能で
ある。
本発明に係るオレフィン重合用触媒を用いてオレフィン
の重合反応を行なうに際して、上記の触媒の各成分は、
以下のような量で用いられる。すなわち反応容積1j当
り触媒成分(A)はチタン原子に換算して、通常1×1
0〜lXl0’グラム原子、好ましくは5X10〜5X
10’ダラム原子の量で、また(B)成分はアルミニウ
ム原子に換算して、通常lXl0’〜0.1グラム原子
、好ましくはlXl0 〜5X10−2グラム原子の量
で、さらに(C)成分はチタン原子に換算して、通常l
X10−5〜0.1グラム原子、好ましくはlXl0”
’〜5X10−2グラム原子の量で用いられる。
免肌ムガス 本発明における触媒を、オレフィン重合、とくに炭素数
が3以上のα−オレフィンの重合に適用した場合、高い
活性でもって高立体規則性の重合体を得ることができる
[実施例] 次に、本発明の方法を実施例によって具体的に説明する
。なお、実施例中に示された1、I。
(アイソタクチックインデックス)は、沸Rn−へブタ
ン抽出残の重量%であり、[η]は135℃デカリン中
で測定された値である。また触媒成分中に含まれるチタ
ン、マグネシウムはICP発光分析法(日本ジャーレル
アッシュ社製 l0A−575型)を用いて測定し、ま
た塩素はイオンクロマト法(ダイオネックス社製 20
00−I)を用いて測定しな。
火」1倒」2 内容積0,8」のステンレス製ポットにステンレス製ボ
ール(直径15市>2.8kgを入れ、ポット内部を窒
素置換した後、MgC,11220iとエチルベンゾエ
ート4.61++Iとを装入し、6時間振動ミルで粉砕
しな、得られた粉砕固体Logを150m1の四塩化チ
タンと80°Cで2時間反応させた後、30分間静置し
、上澄み部をデカンテーション法により抜き出した。新
たに150a+1の四塩化チタンを加え、さらに80°
Cで2時間反応させた。その後、熱沢”lrにより固体
部を回収し、n−デカンで4回洗浄した。このようにし
て得られた固体触媒中には、チタン2.1重1%、エチ
ルベンゾエート8.4重量%、マグネシウム19重量%
、塩素65重量%が含まれていた。
重合 充分に窒素置換した内容積500 [111のガラス製
フラスコにトルエン250 mlを装入し、40℃に昇
温した。その後、トリメチルアルミニウム2.5ミリモ
ル、ビス(メチルシクロペンタジェニル)チタンジクロ
リドを1.25ミリモルおよび上記のようにして調製さ
れた固体触媒成分(A>をチタン原子に換算して0.1
25ミリグラム原子装入した後、ただちにプロピレンガ
スを吹き込み重合を開始した。常圧下にプロピレンガス
を供給しながら40℃で30分間重合した0重合後、ポ
リマースラリーを大過剰のメタノール中に投入すること
によりポリマーを回収し、減圧下、80°Cで1晩乾燥
した。このようにして[η]3.30dj/g、1.1
. 90.6%のポリプロピレン60.8gが得られた
比鮫例1 実施例1の重合において、ビス(メチルシクロペンタジ
ェニル)チタンジクロリドを用いなかった以外は、実施
例1と同様に行なったところ、[η コ 1.21d 
j /g  、  1.1.    63.0  %の
ポリプロピレン54.4fが得られた。
叉胤■ユ 充分に窒素置換した内容積2jのステンレス製オートク
レーブにヘキサン750 [111を装入し、トリメチ
ルアルミニウム1ミリモル、ビス(メチルシクロペンタ
ジェニル)チタンジクロリド0.38ミリモル、および
実施例1で調製された固体触媒成分(A)をチタン原子
に換算して0.038ミリグラム原子装入し、45°C
に昇温後、プロピレンガスを導入し、重合を開始した。
全圧を7 kg / d−ゲージに保持できるように1
17ピレンガスを連続的に供給しながら2時間重合を行
なった。ポリマーの後処理は、実施例1と同様に行なっ
たところ、[η]4.63d、ll/g、1、T、  
91.5%のポリプロピレン102gが得られた。
代理人  弁理士  鈴 木 俊一部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)(A)マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須
    成分とする固体触媒成分 (B)有機アルミニウム化合物および (C)ハロゲン、水素またはアルコキシ基から選ばれた
    少なくとも2つ以上の基を配位 子として有する有機チタン化合物 から形成されるオレフィン重合用触媒。 2)(A)マグネシウム、チタンおよびハロゲンを必須
    成分とする固体触媒成分 (B)有機アルミニウム化合物および (C)ハロゲン、水素またはアルコキシ基から選ばれた
    少なくとも2つ以上の基を配位 子として有する有機チタン化合物 から形成される触媒の存在下に、オレフィンを重合もし
    くは共重合させることを特徴とするオレフィン重合体も
    しくは共重合体の製造方法。
JP4367388A 1988-02-26 1988-02-26 オレフィン重合用触媒およびオレフィンの重合方法 Pending JPH01217013A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02305809A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Mitsubishi Kasei Corp オレフィン重合体の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6343672A (ja) * 1986-08-08 1988-02-24 工業技術院長 中空繊維型血液処理装置

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