JPH01216811A - 発泡成形品の製造法 - Google Patents

発泡成形品の製造法

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JPH01216811A
JPH01216811A JP63043388A JP4338888A JPH01216811A JP H01216811 A JPH01216811 A JP H01216811A JP 63043388 A JP63043388 A JP 63043388A JP 4338888 A JP4338888 A JP 4338888A JP H01216811 A JPH01216811 A JP H01216811A
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JP
Japan
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core material
foam
mold
coating
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP63043388A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Saito
和弘 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kanto Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特に自動車内装部品として有効な発泡成形品
の製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、自動車用のセフティバッド、クツション材等と
して使用される9発泡成形品の製造法としては、特開昭
57−120421号公報に示されているものがある。
これは芯材を有する発泡成形品を製造するに当りその芯
材の裏面へ発泡材料が侵入されることを防止することを
目的とする発泡成形品の製造法であって、具体的には、
第7図及び第8図に示すように、芯材1の被l1i4接
着面に接着剤及びプライマを塗布せしめ、他方では被膜
4を予備加熱して軟化し、その上で、真空成形手段によ
り、その軟化被膜4を芯材1の接着剤等の塗布面に被着
する。次いでこの被膜4が被着された芯材1を所定の発
泡成形型内9.10にセットした後その発泡成形型内に
ウレタンフオーム等の発泡材3を注入して、所定の芯材
付き発泡成形品を成形するものである。従ってこの製法
によれば、発泡成形型9.10より離型された成形品に
あっては、第7図に示すように、芯材1と発泡材3との
間に、予め介在せしめである被11i4の作用によって
、発泡材3が芯材1の裏側にまわり込む(侵入)される
ことがなく、所期の目的を達成し得る発泡製品が得られ
るものである。なお5は芯材1と一体となすリベット、
ボルト、ハトメ等の取付部材を示し、11はロケットピ
ンを示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来の芯材付発泡製品の製造
法にあっては、芯材1に、発泡材のまわり込みを阻止さ
せるための被膜(フィルム)4を被着せしめるための手
段として、第1にはその被膜4を軟化せしめるための予
備加熱工程が必要であり、第2には、その軟化された被
膜4を芯材1に貼着せしめるための真空成形工程が必要
であることから、その発泡成形品が高価となるという問
題点があった。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので
、上型に芯材をセットし、下型に発泡材料を注入したう
えで前記両型を型閉めして前記発泡材料を発し前記芯材
上に発泡体層が一体的に形成された発泡成形品の製造法
において、前記芯材がセットされた上型と前記発泡材料
を注入した下型との間、又は前記上型と芯材との間に、
上記発泡材料の反対熱で伸延される被膜を配置すると共
に、前記被膜を挾むようにして前記両型を型閉めし、該
型閉め後前記発泡材料を発泡させ、この発泡圧により、
前記芯材、被膜、発泡体層を一体的に形成することにあ
る。
従ってこれによれば、その被膜は、発泡材料の発泡成形
時における熱エネルギーと、発泡材料の発泡圧力を利用
して、芯材への密着が得られるので、従来のように、被
膜を予備加熱工程、及び真空成形により芯材へ密接する
ように成形する工程が省け、これにより製品コストの経
済性が高められるものである。
(実施例〕 以下に本発明を、第1図乃至第6図に示す実施例に基い
て詳細に説明するが、本実施例の構造と、従来例で説明
した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付し
て、その同一構造部分の説明は省略する。
実施例I 第1図において、本実施例において使用される成形型は
、下型9と上型10とからなり、その下型9の型面には
製品の表皮となる表皮材2をセットし、また上型10の
型面には、予め形成されている芯材13をセットする。
次いで前配下型9の表皮材2上に適量の注入末キ・ニア
発泡材8を、注入ヘッド7より注入する。しかる後その
上型10と下型9との間に樹脂製の被膜6を位置し、ざ
らに両型10,9を型閉めして被膜6を両型内に挾み込
む。そこで上記の注入未キユア発泡材8を発泡せしめる
と、その発泡圧力と反応熱により、被膜6が延伸される
と共に芯材13、被膜6、発泡層3が一体成形される。
被膜6の材質は例えば、一般合成樹脂の他、分子鎮中に
極性基を含む樹脂、金属イオン結合樹脂、エチレンメタ
クリル酸共重合体の分子間を金属イオンで架橋したアイ
オノマー樹脂、アイオノマーに近い分子鎖中に極性基を
含んだエチレンコポリマー樹脂、ウレタン樹脂等の物又
は一般の各種材料を使用し、接着強度の向上を図ること
により、芯材13と発泡層3との接着性が高められる。
またこの接着性が得られない被膜6材貿の場合は、被膜
6の芯材接合面又は芯材13の被膜接合面に適宜の接着
剤(ウレタン系接着剤、ゴム系接着剤、ドープセメント
等)を塗布すればよい。
このようにして、芯材13の発泡層3接合面に被膜6を
被着することにより、この被膜の存在作用で発泡層3の
発泡成形時において、その発泡層3の一部が芯材の裏側
に即ち第2図に示す芯材13の開口部12の周縁部から
その裏側にまわり込むことがなく良質の成形品が得られ
る。またその被膜は発泡材料の発泡成形時における熱エ
ネルギーと、発泡材料の発泡圧力を利用して、芯材への
密着が得られるので、従来のように、被膜を予備加熱工
程、及び真空成形により芯材へ密接するように成形する
工程が省け、これにより、製品コストの経済性が高めら
れるものである。
なお上記被膜6に、例えば第3図に示すように、直径が
約2mm前後である多数の透孔14を穿設することによ
り、芯材13の被膜6の被着される側へ、その透孔14
を通じて発泡材8の一部を洩らすことができ、これによ
り被膜6と芯材13の被着強度を向上する事が出来る。
又透孔14より発泡材8より発生する反応ガスと、型内
部のエア溜りを発泡圧力により移動又は型外部に逃がす
事が出来、ボイド・気泡不良の発生を低減出来る。
その透孔14は被膜6で芯材13を覆う全体の面に形成
・採用する他、発泡製品の形状、芯材13の形状、発泡
成形条件による部分的に形成・採用する事もある。
また上記芯材13と被膜6の接着面に、例えばフレーム
プライマ・コロナ放電、その他の処理を施して、相手接
着物との接着性を高めるようにしてもよい。
実施例!■ 第4図乃至第6図において、この実施例では、芯材13
を射出成形型17.18.により成形する際に、その射
出成形型18と芯材13との間に前記実施例で述べたと
同様の被膜6を介在せしめて、被膜6が一体に被着され
る芯材13を得る。この芯材13には開口部19が形成
されている。次いでこの被膜6が被着された芯材13を
、射出成形型18より離形するが、この芯材13の裏面
に密着された被[6によって、開口部19が閉塞されて
いることになる。
このようにして被膜6が密着された芯材13を第6図に
示す如き発泡成形型の上型10にセットし、以後前記実
施例と同様に、下型9内に適量の注入末キュア発泡材8
を、注入ヘッド7より注入する。゛しかる後その上型1
0と下型9を型閉めしてその注入末キュア発泡材8を発
泡せしめることにより、芯材13と発泡層3とが一体成
形されるが、この発泡層3の成形時において、開口部1
9の裏面には、被膜6が密着されていることから、発泡
層8の発泡成形時において、その発泡層8の一部が芯材
13の裏側にまわり込むことはなく、前記実施例と同様
に所期の目的を達成し得る発泡成形品が得られる。
〔発明の効果〕
このように本考案によれば、芯材13に被着(密着)さ
れる被膜は、発泡材料の発泡成形時、又は芯材の射出成
形時における熱エネルギ−と、発泡又は射出圧力により
、・その被膜は、芯材へ有効に被着(密着)されること
から、従来のように、被膜を予備加熱工程、及び真空成
形により芯材へ密接するように成形する工程が省け、こ
れにより、製品コストの経済性が高められるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造法を示す説明図、第2図は芯材の
説明図、第3図は被膜の他の実施例を示した説明図、第
4図、第5図及び第6図は本発明の他の実施例を示した
説明図、第7図は従来例による成形品の断面説明図、第
8図は従来の成形型を示した断面説明図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上型(10)に芯材(13)をセットし、下型(9
    )に発泡材料を注入したうえで前記両型を型閉めして前
    記発泡材料を発し前記芯材(13)上に発泡体層(3)
    が一体的に形成された発泡成形品の製造法において、前
    記芯材(13)がセットされた上型と前記発泡材料を注
    入した下型との間に、前記発泡材料の反対熱で伸延する
    被膜(6)を配置するとともに前記被膜(6)を挟むよ
    うにして前記両型を型閉めし、該型閉め後前記発泡材料
    を発泡させてその発泡圧により、前記芯材(13)に前
    記被膜(6)及び発泡体層(3)を一体的に形成するこ
    とを特徴とする発泡成形品の製造法。 2 上型に芯材(13)をセットし、下型に発泡材料を
    注入したうえで前記両型を型閉めして前記発泡材料を発
    泡し前記芯材(13)上に発泡体層(3)が一体的に形
    成された発泡成形品の製造法において、前記芯材(13
    )がセットされた上型と前記発泡材料を注入した下型と
    の間 に、分子鎖中に極性基を含む樹脂・金属イオン結合樹脂
    ・エチレンメタクリル酸共重合体の分子間を金属イオン
    で架橋したアイオノマー樹脂・アイオノマーに近い分子
    鎖中に極性基を含んだエチレンコポリマー樹脂・ウレタ
    ン樹脂・その他一般合成樹脂・各種一般材料からなる被
    膜(6)を配置するとともに、前記芯材(13)の前記
    被膜(8)の接着される側の面に、この両者の接着強度
    の向上を図る表面処理を施したことを特徴とする請求項
    1記載の発泡成形品の製造法。 3 前記被膜に多数の透孔(14)を設けたことを特徴
    とする請求項1及び2記載の発泡成形品の製造法。 4 射出成形用金型内に被膜(6)を配置したうえで型
    閉めし、該型閉後射出成形して前記被膜(6)が付着し
    た芯材(13)を成形し、その後前記芯材(13)を発
    泡成形用の上型にセットすると共に、下型に発泡材料を
    注入して前記両型を型閉めし、前記発泡材料を発泡して
    前記芯材(13)上に発泡体層(3)を一体成形するこ
    とを特徴とする発泡成形品の製造法。
JP63043388A 1988-02-26 1988-02-26 発泡成形品の製造法 Pending JPH01216811A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054419A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 デルタ工業株式会社 一体発泡成形品の製造方法及び一体発泡成形品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015054419A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 デルタ工業株式会社 一体発泡成形品の製造方法及び一体発泡成形品

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