JPH01213883A - 光ディスクにおける記録データの目録作成方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はＣＤ（コンパクトディスク）フォーマットを利
用して記録可能とした光ディスクにおける記録データの
目録作成方法に関するものである。

「従来の技術」 従来のＣＤは、再生専用として設定されたものであるた
め、ＣＤフォーマットをそのまま追加記録型の光ディス
ク装置に利用することは不都合であった。

「発明が解決しようとする課題」 従来のＣＤフォーマットで最も問題となるのはリードイ
ンエリアに記録することになっている目録である１例え
ば、１枚のＣＤに、ａ、ｂ、ｃの３曲を記録するときに
は、書籍の目録と同様、曲目ａが１曲目であることを表
わす「１」とその所要時間、同様に曲目すが２曲目であ
ることを表わす「２」とその所要時間、曲目Ｃが３曲目
であることを表わす「３」とその所要時間が、音楽等の
データに先立ってリードインエリアに目録として記録さ
れる。

このようなフォーマットをそのまま利用して光ディスク
に新たな曲目ＸｅｙｅＺを記録しようとすると、予め目
録のデータが確定しないと書き込むことができないこと
となる。なお、目録には、上記データの他に、ディスク
の全トラック数、それぞれのトラックのスタートタイム
とエンファシスの有無、コピーの可／不可情報などが記
録される。

本発明は追加記録可能な光ディスク装置における目録作
成方法を提供するものである。

［課題を解決するための手段」 本発明は、ＣＤフォーマットを利用して音声データを光
ディスクに記録するようにした光ディスク装置において
、音声データの録音スタートにより、その曲が何番目で
あるかという曲目番号を前記光ディスク装置の不揮発性
メモリに記憶するプロセスと、曲の録音開始から終了ま
での所要時間を計測し前記不揮発性メモリに記憶するプ
ロセスと、同一ディスクへの記録終了指令まで前記曲目
番号の記憶プロセスと所要時間の記憶プロセスを繰返し
て不揮発性メモリに記憶するプロセスと、同一ディスク
への記録終了指令で目録を作成し光ディスクのリードイ
ンエリアに記録するプロセスとからなるものである。

「作用」 新しい光ディスクの場合、まず１曲目の録音のために録
音スタートし、光ディスクと光ディスク装置の不揮発性
メモリへ番号を記憶する。さらにその曲の録音開始から
終了までの所要時間をタイマで計測し、計測終了後、前
記不揮発性メモリに記憶する。２曲目以降についても同
様に録音をし、番号と所要時間を記憶する。光ディスク
を装置から外し、再び装着して追加録音する場合、光デ
ィスクからディスク番号を読出し不揮発性メモリで記憶
する。そして録音再スタートにより番号と所要時間を記
憶する。同一ディスクへの記録終了の指令があると、こ
れまでのデータに基づき目録データを作成して光ディス
クに記録する。そして不揮発性メモリの内容は抹消する
。

このようにして記録された光ディスクは市販のＣＤプレ
ーヤにて再生可能となる。

「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明する。

第１図において、（１）は音声信号データの入力端子で
、この入力端子（１）はＣＤ方式の変調回路（２）を介
して光学ヘット（３）に結合され、この光学ヘッド（３
）は光ディスク（４）に臨ませて設けられている。また
、この光学ヘッド（３）には復調回路（５）が結合され
、この復調回路（５）と前記変調回路（２）はマイコン
（６）に結合されている。このマイコン（６）には録音
の開始から終了まで所要時間を計測するタイムカウンタ
（７）、不揮発性メモリ（８）、キーボード（９）が結
合されている。

以上のような構成において、光ディスク（４）への記録
のプロセスを第２図のフローチャートに基づき説明する
。

（１）新しい光ディスク（４）に記録する場合、（ａ）
キーボード（９）の指令により１曲目の録音をスタート
する。すると、光ディスク（４）へディスク番号を記録
する。同時に不揮発性メモリ（８）にも第３図のように
ディスク番号を記憶する。

（ｂ）ついで、録音の開始から終了までの所要時間がタ
イムカウンタ（７）で計測され、不揮発性メモリ（８）
の１番目の曲の領域にその時間データが記憶される。

（Ｃ）キーボード（９）により２曲目の録音を再スター
トすると、２番目の曲の領域にタイムカウンタ（７）で
計測した所要時間データが記憶される。

（ｄ）以下同様にして３曲目以降についても記憶される
。通常、光ディスク（４）は曲数で９９曲、総時間で７
０分まで記録可能であるから、いずれか早く達するまで
不揮発性メモリ（８）に順次記憶される。

（ｅ）同一の光ディスク（４）への記録が全部埋らない
ままで録音を中断した場合において、再びその光ディス
ク（４）に続けて録音する場合、その光ディスク（４）
を装置に装着すると、何番の光ディスクか、何曲目以降
に記録するかなどをその光ディスク（４）から読出し、
不揮発性メモリ（８）に記憶する。

（ｆ）そしてキーボード（９）による録音再スタートの
指令で録音の所要時間を計測し、不揮発性メモリ（８）
の前のデータの後に続けて記憶する。

（ｇ）不揮発性メモリ（８）の容量が一杯になるか、途
中で記録終了の指令を出すと、これまでの曲目数全ての
目録データに基づいて目録が作成され、光ディスク（４
）のリードインエリアに書込まれる。

そして不揮発性メモリ（８）のデータは抹消される。

「発明の効果」 本発明は上述のような方法で録音するようにしたので、
光ディスクに記録されたデータが市販のＣＤプレーヤで
再生することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による方法を実現するための装置のブロ
ック図、第２図はフローチャート、第３図はメモリの説
明図である。 （１）・・・音声信号入力端子、（２）・・・ＣＤ方式
変調回路、（３）・・光学ヘッド、（４）・・・光ディ
スク、（５）・・・復調回路、（６）・・・マイコン、
（７）・・・タイムカウンタ、（８）・・不揮発性メモ
リ、（９）・・・キーボード。 出願人　株式会社富士通ゼネラル 第　　１　　図 乙 第　　３　　　図 第　　２　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ＣＤフォーマットを利用して音声データを光ディ
   スクに記録するようにした光ディスク装置において、音
   声データの録音スタートにより、その曲が何番目である
   かという曲目番号を前記光ディスク装置の不揮発性メモ
   リに記憶するプロセスと、曲の録音開始から終了までの
   所要時間を計測し前記不揮発性メモリに記憶するプロセ
   スと、同一ディスクへの記録終了指令まで前記曲目番号
   の記憶プロセスと所要時間の記憶プロセスを繰返して不
   揮発性メモリに記憶するプロセスと、同一ディスクへの
   記録終了指令で目録を作成し光ディスクのリードインエ
   リアに記録するプロセスとからなることを特徴とする光
   ディスクにおける記録データの目録作成方法。