JP3305886B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

光ディスク記録装置

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JP3305886B2
JP3305886B2 JP16315294A JP16315294A JP3305886B2 JP 3305886 B2 JP3305886 B2 JP 3305886B2 JP 16315294 A JP16315294 A JP 16315294A JP 16315294 A JP16315294 A JP 16315294A JP 3305886 B2 JP3305886 B2 JP 3305886B2
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浩人 佐久間
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株式会社デノン
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声信号等のデータを
記録する光ディスク記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音声信号等のデータを記録媒体に
記録することが可能で、そして、この記録媒体をのちに
再生することが可能な装置、即ち、オーディオレコーダ
と呼ばれるものには、コンパクトカセットテープレコー
ダ、オープンリールテープレコーダがあった。近年で
は、デジタルオーディオテープレコーダ(DAT)やコ
ンパクトディスク(CD)レコーダ等のように、記録す
る音声信号をアナログからデジタルに変換して且つ記録
媒体にデジタルで記録するレコーダが開発されている。
近時、光ディスク媒体の記録膜の開発が進み、既に記録
した部分をオーバーライト可能な方式及び媒体が開発さ
れている。オーバライト方式の一つに光磁気変調記録方
式があり、その方式に適合した光ディスク媒体及び装置
が実用化され始めている。その媒体の代表的なものとし
て、音声の圧縮伸長技術を利用して、従来のCDと同様
に、再生レベルにおいて、2チャンネルでサンプリング
周波数44.1kHz、16ビット分解能を有する光磁
気ディスクが提案されている。光磁気ディスクを用いる
記録再生システムには、ミニディスク(MD、以下MD
と記す)システムと呼ばれるものがある。このシステム
では、記録再生する情報量を5分の1まで圧縮して光デ
ィスクまたは、光磁気ディスク等の光ディスク媒体に信
号を記録し、再生時に読みだした情報を伸長してCDと
同様なオーディオ性能にしている。
【0003】このシステムの主な仕様はディスク直径は
64mmであり、トラックピッチは1.6μmでオーデ
ィオデータを最大74分記録、再生可能で、ディスクの
線速度は1.2〜1.4m/秒である。また、オーディ
オ信号の性能は、チャンネル数は、ステレオ2チャンネ
ル、周波数帯域5〜20kHz、ダイナミックレンジ1
05dBで記録方式は磁界変調記録方式である。更に信
号フォーマットは標本化周波数44.1kHz、変調方
式はCDと同様にEFM(Eight toFourt
een Modulation)であり誤り訂正方式も
CIRC(Cross Interleave Ree
d−Solmon Code)である。
【0004】また、高性能符号化方式は、ATRAC
(Adaptive Transform Acous
tic Coding)と呼ばれるものである。この方
式は、アナログ−デジタル変換したオーディオデータを
最大11.6ミリ秒の時間の枠で区分し、MDCT(M
odified Discrete Cosin Tr
ansform:変形離散コサイン変換)演算で複数の
周波数帯域に分離し、MDCTで周波数軸に変換した
後、人間の聴覚特性を利用してデータの間引きを行い、
約5分の1データ量まで圧縮する。従って、光磁気ディ
スク上の記録密度はCDと同様でありながら、同一時間
を記録再生するのに必要な光ディスクの面積は5分の1
になり、直径はCDよりもはるかに小さい直径64mm
とすることが出来る。
【0005】この様な光磁気記録装置の大きな特徴を考
察してみる。CDを再生する場合、このCDは1.4M
ビット/秒の信号を休むことなくデジタル−アナログ変
換器(ADC)に送り込まなければならない。従ってC
Dからの再生信号はリアルタイムで読みださなければな
らない。これに対し、デジタルデータを圧縮伸長する技
術を利用した光ディスク記録装置の場合、記録する情報
量を5分の1程度に圧縮する。1.4Mビット/秒で読
み出された信号が圧縮信号であるので、0.3Mビット
/秒で圧縮されたデータを再生すれば、伸長されたデー
タは1.5Mビット/秒の読みだし速度となる。従っ
て、光ディスクの信号を途切れ途切れの間欠的に読み出
しても連続したデータを得ることができる。
【0006】よって、バッファメモリ等の記憶回路に光
磁気ディスクから読み出した信号を格納しておけば、こ
のバッファメモリに蓄えた分だけの音声信号を連続して
再生することができる。ゆえに、装置に振動が加わっ
て、光ピックアップのフォーカスサーボあるいはトラッ
キングサーボが外れると再びこれらのサーボが動作する
までの間、CDであれば、音飛びになってしまうが、デ
ータ圧縮伸長技術を利用した記録再生装置においてはデ
ータがバッファメモリに蓄えられているので音途切れが
発生せずに済む。バッファメモリから蓄えられたデータ
を読み出して連続で音声信号を再生している間に、再生
光ビームスポットは光磁気ディスク上の元の位置に戻っ
て、信号の読みだしを続行すれば、音飛びは発生しない
ことになる。
【0007】前述のバッファメモリと圧縮伸長技術を用
いると、もう一つ大きな特徴が生じる。CDは、一つの
曲、即ちトラックは、光ディスク上で必ず連続したエリ
アに一塊に形成されている。しかし、上記装置の場合
は、光磁気ディスク上のランダムなエリアに複数のブロ
ック記録データとして分割記録しても、一つの曲(トラ
ック)として形成することが出来る。これは、光磁気デ
ィスクからは、1.4Mビット/秒の転送レートで信号
を読み出すが、圧縮信号をデコードするのに必要な転送
レートは、0.3Mビット/秒であるから、ディスクか
ら信号を読み出す時間には、空き時間がある。この時間
を利用して、一旦、光磁気ディスクから信号を読み出し
たデータをバッファメモリに蓄えてから、次に光磁気デ
ィスク上の離れた領域(一つのトラックが複数の離れた
領域に記録されているブロック記録データで構成されて
いるトラックであって、一つのブロック記録データから
次のブロック記録データ)まで、光ピックアップを移動
させて、光磁気ディスクから信号を読み出し、バッファ
メモリが空になる前に、バッファメモリに格納すれば、
音声信号を途絶えることなく、出力することができる。
【0008】同様に、また同一曲(トラック)が光磁気
ディスク上の離れた領域に引き続く音声信号が記録して
あっても、途絶えることなく再生できる。これら一つの
トラックが複数の小ブロック記録データ(光磁気ディス
ク上では連続した領域から成る記録ブロック記録データ
が光磁気ディスク上で複数個分散して存在する)から成
っていることを示す状態(曲の構成情報)は、目次情報
として光磁気ディスクの所定の位置に登録してある。従
って、例えば、曲の番号を変更する場合、或いは、一つ
の曲を二つに分ける場合等の編集を行う場合には、変更
すべき部分の実際の経過時間の間、待つ時間が発生して
しまうが、この光磁気ディスク記録装置では、前述の目
次情報である領域の曲の構成情報(連結情報)を書き換
えれば、簡単に変更できる。編集に際しても、圧縮伸長
技術によって、大きなメリットが生じる。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】前述のように、ミ
ニディスクシステムと呼ばれる光磁気ディスク記録装置
(以下ミニディスクをMDと記す。)の場合、一つのト
ラックが複数の小ブロック記録データ(光磁気ディスク
上で連続した領域から成る小ブロック記録データが光磁
気ディスク上で複数個分散して存在する)から成ってい
るが、これらの曲の構成情報は、各トラック毎に存在
し、それらの情報は、目次情報としてUTOC(Use
r Table of Contents)エリアと呼
ばれるMDの所定の領域に記録登録する。
【0010】このUTOCエリアには各トラックの構成
情報の他に、各トラックに記録した年及び日時情報や、
光磁気ディスクの名称やトラックの名称等の付加情報等
も記録登録することが出来る。ところが、UTOCエリ
アに記録するトラックの目次情報(構成情報)を記録す
るタイミングは、その記録しているトラックの記録が終
了後でないと確定しない。何故ならば、記録しているト
ラックが、どれ程の時間を記録するかは不明なために、
トラックの終了位置を確定することが出来ないためであ
る。
【0011】従って、従来では、MD等の光磁気ディス
ク記録装置に、記録の停止指令ボタンを設け、このボタ
ンが押圧された時に、記録していたトラックの目次情報
をUTOCエリアへ記録していた。ところが、トラック
に記録中に、光磁気ディスク記録装置の電源が、停電等
により電力の供給を停止した(以下電源ダウン時とい
う。)場合には、記録していたトラックの目次情報をM
DのUTOCエリアにまだ記録していないために、この
トラックの記録情報を、後で再生することは不可能とな
ってしまう。
【0012】何故ならば、トラックへの音声等のデータ
はユーザ記録領域に記録してあるが、それを管理するた
めの構成情報はUTOCエリアにある。音声等のデータ
と管理情報である目次情報とは記録されている領域が完
全に分離している。このため、電源ダウン直前のトラッ
クの目次情報、即ち、このトラックに記録したブロック
記録データがユーザ記録領域のどの領域に存在している
かの情報を知る術がないために再生を行うことは出来な
いことになる。従って、トラックにブロック記録データ
を記録するために要した時間が全て無駄になるばかり
か、使い勝手の悪い装置となる問題点があった。
【0013】本発明は、叙上の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、光ディスク
のユーザ記録領域にブロック記録データを記録中に、電
源がダウンし、それまで記録したブロック記録データの
目次情報を記録出来なかった光ディスクについて、それ
まで記録したブロック記録データを再生できる光ディス
ク装置を提供することにある。
【0014】更に、記録中に、電源ダウンが発生した場
合、かつ、光ディスクに記録可能なエリアがまだ残って
いる場合にも、再び電源が投入された場合には、記録中
に電源ダウンが発生しなかった場合と同様に通常の記録
が出来る装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声信号等の
データを記録するシステム制御手段を有する光ディスク
記録装置において、光ディスクに記録する記録信号、つ
まり予め入力された音声信号あるいは入力された音声信
号を変調した変調信号のデータをバッファメモリの記憶
回路に格納する手段と、記憶回路に格納したデータ量が
所定量に達した時に記憶回路から信号を読みだし光ディ
スクに記録する手段と、記憶回路から読みだした信号を
光ディスクに記録した複数のブロック記録データの目次
情報を光ディスクの所定の目次領域に記録する手段と、
操作部の記録開始指示によって光ディスクに記録を開始
し、バッファメモリの記憶回路から読みだし断続して記
録するブロック記録データの目次情報として光ディスク
の記録エリアのうち割り当てた目次情報を記憶回路の目
次領域に作成し記録する手段を有し、目次領域に記録す
る手段及び目次情報を読み出す手段とを制御するシステ
ム制御手段の電源ダウンを監視する電源ダウン監視検出
手段によって電源のダウンが検出されたとき、操作部に
よって指示された記録開始からの経過時間と電源がダウ
ンしたことを示すフラグとを不揮発性記憶回路に記憶す
るように成した光ディスク記録装置である。
【0016】本発明は、光ディスク記録装置の電源がオ
ンした時にシステム制御手段に設けた不揮発性記憶回路
から電源がダウンしたことを示すフラグと記録経過時間
を読み出す手段と、光ディスクに記録動作中に電源がダ
ウンしたことを示すフラグを読み出す手段で検出したと
き光ディスクから読み出した目次情報の中に登録されて
いるブロック記録データのうちの最後のブロック記録デ
ータを不揮発性記憶回路から読み出した記録経過時間ま
たは記録経過時間から所定の時間を差し引いた時間で2
つのブロック記録データに分割する手段と、不揮発性記
憶回路から読み出した経過時間後のブロック記録データ
エリアを記録可能なエリアとして目次情報に登録する手
段と、電源がダウンしたことを示すフラグをリセットす
るリセット手段を具備した光ディスク記録装置である。
【0017】
【作用】本発明によれば、光ディスク記録装置に、記録
開始指示を受信してからこれから記録するブロック記録
データの目次情報として、光ディスクの記録可能なエリ
アの構成を割り当てた目次情報を作成するようにしたた
め、作成した目次情報を記録動作中に、所定の光ディス
クの目次領域に記録することができる。また、記録動作
中、装置の電源ダウン監視検出手段で、電源ダウンを検
出後、電源オフする前に、不揮発性記憶回路に、記録開
始からの経過時間と電源ダウンしたことを示すフラグと
を書き込む処理を優先するようにしたため、装置内部で
電源ダウンした状態を認識することができる。
【0018】本発明によれば、光ディスク記録装置の電
源オン時に、不揮発性記憶回路から電源ダウンしたこと
を示すフラグと記録経過時間を読み出し、挿入されてい
る光ディスクが、以前に記録動作中に、電源ダウンした
ことを示すフラグを検出することができ、このフラグを
検出した場合には、光ディスクから読み出した目次情報
の中に登録されているブロック記録データの最後のブロ
ック記録データを不揮発性記録回路から読み出した記録
経過時間、又は、記録経過時間から所定の時間を差し引
いた時間位置で、ブロック記録データを2つのブロック
記録データに分割し、不揮発性記憶回路から読み出した
経過時間を含まないブロック記録データの方を区別し、
区別したエリアを後の記録可能なエリアとして、目次情
報に登録し追加データを継続して記録することができ
る。この区別されたエリアは削除することもできる。更
に、編集作業後、不揮発性記憶回路に記憶された電源ダ
ウンしたことを示すフラグを初期状態(電源ダウンでな
い)にして、記録動作中に発生した電源ダウンのトラブ
ルを復旧できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例として、ミニディス
クシステムを用いて説明する。最初に本発明の光ディス
ク記録装置として、前に説明したMD(ミニディスク)
を64mm×72mm×5mmサイズのカートリッジ内
に回転自在に配設し、カートリッジ内のMDを記録又は
再生可能とした光磁気ディスク記録装置の(本発明では
光磁気ディスク再生・記録装置及び光磁気ディスク再生
装置を含めて光磁気ディスク記録装置と記す)構成を説
明する。
【0020】図1は、本発明の光磁気ディスク記録装置
の一実施例を示す系統図であり、1は光磁気ディスクと
してMDを示し、MD1はカートリッジ1A内で回転自
在と成され、カートリッジ1Aを光磁気ディスク記録装
置内にローディングすることでプレーヤ2のターンテー
ブル2B上に持ち来され、カートリッジ1A内でMD1
はターンテーブル2B上に中心部が固着されてスピンド
ルモータ2Aによって回転自在と成される。カートリッ
ジ1Aの下側に設けたシャッタを開くことで光ピックア
ップ4からのレーザ光がMD1に照射され、光ピックア
ップ4はMD1の径方向にスライドモータ18によって
摺動自在と成される。磁気ヘッド16は後述するも記録
信号に対応したNS極の磁極をMD1の盤面に垂直方向
に与えるための磁界発生部である。
【0021】サーボ制御回路3はスピンドルモータ2A
のスピンドルモータの回転制御、スライドモータ18の
スライド制御、光ピックアップ4のフォーカス制御及び
トラッキング制御、光ピックアップ4内の半導体レーザ
のレーザ制御等を行うもので、スピンドルモータ2Aは
サーボ制御回路内のスピンドル制御回路によってCLV
(Constant Linear Velocit
y)で回転制御される。
【0022】また、スライドモータ18はサーボ制御回
路3内のスライドモータ制御回路によって光ピックアッ
プ4をMD1の径方向に摺動動作させる制御を行い、更
に光ピックアップ4もサーボ制御回路3内のフォーカス
制御回路、トラッキング制御回路並びにレーザ制御回路
によって、フォーカス、トラッキング並びに半導体レー
ザのオン/オフ等の制御が行なわれる。
【0023】先ず再生の系路を説明する。MD1の記録
情報は光ピックアップ4によって読み取られ、ヘッドア
ンプ5を通って、アドレスデコーダ6と、EFM/CI
RC変調復調回路7に加えられる。アドレスデコーダ6
では、MD1に予め成型されている案内溝をわずかな量
だけ蛇行させているCLV制御用正弦波信号に重畳され
たアドレス情報を検出しデコードする。この出力をEF
M/CIRC変調復調回路7に加える。EFM/CIR
C変調復調回路7では、EFMとCIRCの復調を行
い、その出力は、耐振用メモリコントローラ8へ入力さ
れる。
【0024】耐振用メモリコントローラ8は、EFM/
CIRC変調復調回路7からのデータをバッファメモリ
等の記憶回路9へ蓄える機能、及び、記憶回路9に蓄え
られた圧縮データを、ATRACの変調復調回路10へ
送り出す為に読み出す機能をもっている。ATRACの
変調復調回路10では、圧縮されたデータを復調し、復
調したデータをDAC(デジタル−アナログ変換器)1
2へ送り、音声出力を音声出力端子13に出力する。
【0025】次に、記録信号の系路を説明する。音声等
の記録入力信号は入力端子14から、入力され、ADC
(アナログ−デジタル変換器)11でデジタルデータに
変換される。デジタルデータは、ATRAC変調復調回
路10で、圧縮データに変換し、耐振用メモリコントロ
ーラ8を介して、記憶回路9へ記録圧縮データを格納す
る。記憶回路9へ格納したデータ量が所定の量に達した
時、データのMD1への記録を開始する。記憶回路9か
らの格納データを耐振用メモリコントローラ8が読みだ
し、EFM/CIRC変調復調回路7へ、出力する。
【0026】EFM/CIRC変調復調回路7では、E
FMとCIRCの変調を行いその出力を磁気ヘッド駆動
回路17へ出力し、磁気ヘッド駆動回路17では、記録
EFM信号に対応したMD1の盤面に垂直方向の磁界を
発生し、磁気ヘッド16を介し、MD1に磁界を加え
る。一方、MD1に対し磁気ヘッドと反対側に配置した
光ピックアップ4からは、システム制御手段として、コ
ンピュータ等から成るシステムコントローラ15からの
指令でサーボ制御回路3を介して出力された記録ハイパ
ワーレーザが、MD1に照射される。MD1を挟んだ磁
気ヘッド16により発生する磁界と、光ピックアップ4
からの光ビームの熱の2つの相互作用により、記録入力
信号がMD1に記録される。
【0027】一方、システムコントローラ15からのス
ライド制御信号は、サーボ制御回路3を介しスライドモ
ータ18に加えられ光ピックアップ4の移動を行う。
尚、システムコントローラ15は、記録、再生、光ピッ
クアップのサーチ動作等の全てのコントロールの指令信
号を各部へ送出し、MD1のアドレス情報等の信号を検
出し、サーボ制御回路3、EFM/CIRC変調復調回
路7、耐振用メモリコントローラ8の各部とバスを介し
接続され制御データの受信及び送信を行う。また、28
は、システムコントローラ15の入力装置部で各種指令
信号を出力するためのテンキー等を有する操作部であ
り、19はシステムコントローラ15からの各種データ
を表示するための液晶等の表示装置である。
【0028】また、システムコントローラ15は、記録
動作中に、装置の電源ダウン検出回路25からの出力を
受け、電源ダウンを監視するように構成している。電源
ダウン検出回路25は、システムコントローラ15を構
成しているICの安定動作が保証されるパルス信号のし
きい値レベルを監視しているものであり、これらのIC
は所定のしきい値のレベルを下回ると動作しなくなる。
この値はICの種類によって様々であるが、通常、電源
ダウンを検出する検出信号レベルが4.2VのICでは
約3.9V以下になると動作が不安定となってしまう。
この値を監視することで、電源がダウンしたか否かが判
別される。この電源ダウン検出回路25と同様に重要な
ものとして、装置の電源がダウンしても、書き込み内容
を保持する不揮発性記憶回路24をシステムコントロー
ラ15に接続して、本発明の一旦を担うように構成して
いる。
【0029】更に本実施例では、入力端子14と並列に
設けられた他の入力端子にCDプレーヤ21或いはデジ
タルオーディオテープレコーダ(DAT)20等を接続
し、破線に示す様にデジタルオーディオインターフェー
ス22をATRAC変調回路10とDAT20又はCD
プレーヤ21の出力インターフェース間に接続する。入
力端子14とADC11間にレベル検出回路23を介在
させる様に成されている。
【0030】上述の構成に於ける光磁気ディスク記録装
置の動作を説明する。本実施例に用いられるMD1の記
録面のトラックに記録される信号フォーマットは図2に
示す。即ち、MDの最内周1Bからリードイン(プリピ
ット部)1D、UTOCエリア1E、音響等を記録する
ためのユーザ記録領域1F及びリードアウト1Hよりな
り、MD1の最外周1Cに至っている。ユーザ記録領域
1Fには、例えば同図のUTOCの内容に示すような曲
番1〜6毎のアドレスA〜Lが設けられ、UTOCエリ
ア1Eにはユーザ記録領域1Fに記録されたトラック
(曲)のアドレスである目次情報を記録してある。
【0031】図3はMD1のユーザ記録領域1Fの第3
トラック(曲番1〜3)まで音声等のデータが記録され
たディスクのデータ配置を示した図である。MD1の場
合、1つのトラックが複数の小ブロック記録データから
成っているために、このような状態(曲の構成情報)は
UTOCエリア1Eに目次情報として記録登録してあ
る。ここで図3で示したA、B、C、D、E、F、・・
・、Kは各小ブロック記録データの開始位置アドレスま
たは終了位置アドレスを示している。
【0032】図4は、図3に示したブロック記録データ
の記録状態のUTOCエリア1Eから読み込んだ各トラ
ック(曲)の目次情報を示すテーブルである。図3およ
び及び図4に於いて、トラック1は、開始位置アドレス
Aで開始し、終了位置アドレスBで終了する小ブロック
記録データB1と開始アドレスEで開始し、終了アドレ
スFで終了する小ブロック記録データB3から構成され
ている。依って、トラック1の再生順序は、小ブロック
記録データB1が最初で次に小ブロック記録データB3
になる。小ブロック記録データB3でトラック1は終了
する。従って、トラック1は、2つの小ブロック記録デ
ータから形成されている。
【0033】トラック2は、開始位置アドレスCで開始
し終了アドレスDで終了する小ブロック記録データB2
の一つで形成されている。トラック2の再生順序は、小
ブロック記録データB2のみであるから言うまでもな
い。同様にトラック3は、開始位置アドレスIで開始し
終了アドレスJで終了する小ブロック記録データB5の
一つで形成されている。トラック3もトラック2と同様
に、唯一つの小ブロック記録データB5のみでの再生で
終了する。各トラックの連結情報は、連結情報31〜3
3となる。
【0034】また、図2に示されるUTOCエリア1E
の情報には図4の空きブロック34を有し、この空きブ
ロック34は図3に示す様に開始アドレスGで開始し、
終了アドレスHで終了するどのトラックにも所属しない
空きブロックB4として登録されている。この空きブロ
ック34は、後で他のトラック(曲)の記録時に利用さ
れる。従って、本実施例では、小ブロックB4が空きブ
ロック34である。更に、UTOCエリア1Eの情報に
は、図3のアドレスKよりMD1外周1CのアドレスP
までは、全て未記録であるので、空きブロック34と同
様に、後のトラック(曲)記録の時に使用されるべき情
報として登録されている。図4の未記録エリアの開始ア
ドレス35は、アドレスK以降アドレスPまでとなる。
【0035】上述の各トラックの連結情報31〜33と
空きブロック34と未記録エリアの開始アドレス35
は、図1のシステムコントローラ15が読み取り、今後
のトラック(曲)記録の時に利用される。
【0036】次にMD1に3トラックまで記録された状
態に4トラック以降を記録する場合を図9の本発明の記
録動作のフローチャートと図1の系統図を用いて説明す
る。図1のシステムコントローラ15は操作部28を介
して、記録スタンバイ指令を受信すると、UTOC1E
を読んで前述の図3の空きブロックB4及びこの空きブ
ロックB4の後は未記録エリアの開始アドレスK以降の
外周が記録エリアと認識する。
【0037】その後、図1のシステムコントローラ15
が操作部28からの記録開始指令を受けると(ST1)
記録の開始動作を行う。そして、図1の入力端子14か
らの記録入力信号をADC11でデジタルデータにし
て、ATRAC変調復調回路10を介して耐振用メモリ
コントローラ8によって、記録デジタルデータを圧縮変
換したデータを記憶回路9に格納することを開始する
(ST2)。
【0038】次に、ステップST3に移行する。ステッ
プST3は、本発明の特徴である。記録開始したトラッ
クの目次情報として、記録可能なエリアを構成する全て
を確保した状態にして作成し、この目次情報をUTOC
エリアに記録する。このときの目次情報を図6に示す。
トラック4は、小ブロックB4と小ブロックB6から構
成する。小ブロックB6は、トラック4を記録する前の
未記録エリアに相当し、アドレスKから最外周までのア
ドレスPまでを指す。そして、トラック4のエリアをす
べて録音した場合の目次情報を作成する。従って、空き
ブロック45及び、未記録エリアの開始アドレス、共
に、なしとなる。
【0039】次に、記憶回路に9に記録データが所定量
蓄積されると(ST4)、ステップST5に移行し、記
憶回路9に所定の量が記録データが蓄えられた時、始め
てMD1の図3に示した空きブロックB4の開始アドレ
スGから記録する。MD1へ記録する記録データの流れ
については前述の通りである。MD1へ入力データに記
録データを行っている最中にも、勿論入力される記録デ
ータを記憶回路9に蓄えることを行っている。これは従
来技術で説明したように、入力信号のADC11の転送
速度は、1.4Mビット/秒であるが、5分の1程度に
圧縮された記録圧縮データのMD1への転送速度は、
0.3Mビット/秒であるためにMD1への記録は断続
的に行われる。
【0040】以上の様にして、断続的なMD1ヘの記録
を繰り返して、図3の空きブロックB4である小ブロッ
クB4の終了アドレスHまでの記録を終えた後は、トラ
ック4の次の小ブロック記録データは、未記録エリアの
開始アドレスKから始まるエリアになる。
【0041】ところで、トラック4への記録を開始して
から、図1のシステムコントローラ15は、トラック4
のトラック内の経過時間も管理する。記録動作中の通常
の動作であれば、この後、ステップST6では、図1の
システムコントローラ15が、操作部28から記録の停
止指令を受信した時には、トラック4の目次情報が確定
する(終了アドレスが確定する)と同時に、まだ所定の
量に達していないが記憶回路9に蓄えておいた記録デー
タをすべてMD1に記録し(ST7)、その記録終了後
ステップST8では、直ちにトラック1からトラック4
までの目次情報(記憶回路へ蓄積した残りの情報)をM
D1のUTOCエリア1E(ユーザ記録領域)に記録す
る。前述ステップST3で仮に作成した目次情報と異な
り、トラック4の構成する小ブロックのアドレスは、実
際に記録停止指令を受信した時に、作成した終了アドレ
スとなる。
【0042】ところが、ステップST4からステップS
T6までを繰り返し記録動作をしている最中に、装置の
電源がダウンした場合、ステップST8までは、移行し
ない。従って、トラック4の記録した終了アドレスは、
UTOCに更新(記録)されないこととなる。
【0043】このような場合、本発明では、図10に示
した装置の電源ダウン時の処理ルーチンを行う。この処
理ルーチンを実行するには、図1で示した電源ダウン検
出回路25が電源ダウンを検出すると(S1)、検出出
力をシステムコントローラ15に入力し、割り込み等で
最優先の扱いが成される。何故ならば、電源ダウン直前
の検出であるために、システムコントローラ15自身に
も、電源が供給されなくなるためである。
【0044】しかしながら、電源ダウン検出回路25で
電源電圧の低下を検出してから、システムコントローラ
15を構成するIC等が動作しなくなる電圧まで低下す
るまでは、数百ミリ秒あるため、このわずかな時間内に
本処理ルーチンが優先され実行されるようにしている。
電源ダウン時記録動作中であると(S2)、電源ダウン
フラグを0にし(S3)、録音経過時間をオールゼロデ
ータにセットされる(S4)。そうでない場合は、電源
ダウンフラグを1にして(S5)、録音経過時間を書き
込みデータにセットし(S6)される。そして、いずれ
かの処理が成されると不揮発性記憶回路にデータを書き
込み終了する(S7)。
【0045】この処理ルーチンの主たる目的は、記録動
作中に電源がダウンしたことを示すフラグと、記録動作
中のいつの時点で電源がダウンしたかを示す時間情報を
不揮発性記憶回路24に書き込むことである。書き込む
データの量は、フラグを示す1ビットと時間情報を示す
データ4バイト(32ビット)で充分である。従って、
この処理を全て終了するのに、100ミリ秒程度であ
る。不揮発性記憶回路の一例として、電気的に消去可能
な不揮発性メモリであるEEPROM(Electri
cally Erasable and Read O
nly Nemory)を使用した場合、64ビットの
容量で、書き換え回数も100万回を行えるために充分
に本目的を達成することができる。しかも、安価な部品
を使用することができる。
【0046】前述の本処理ルーチンの処理時間は、実際
にシステムコントローラ15と不揮発性記憶回路25に
電源が供給される前に行わなければならないので、短い
方が良いが、逆に装置の電源ダウン検出してから、実際
に上記システムコントローラ15と不揮発性記憶回路2
4の2つが電源ダウンするまでの時間をコンデンサ等で
延ばすことも簡単に構成することができる。いずれにせ
よ、本当に電源ダウンするまでに、前述の処理が確実に
済むような時間設定を行うことで電源ダウンに対する復
旧処理がなされる。
【0047】続いて、装置に電源が投入された場合の動
作を図11のフローチャートを用いて説明する。装置に
電源が投入されると(ST11)、ステップST12で
不揮発性記憶回路24からシステムコントローラ15が
読み出す。これは、本発明の特徴である記録動作中に、
UTOCエリアが更新される前に、装置の電源がダウン
したのか、或いは、UTOCの更新が正常に行われたの
かの識別のために行う。ステップST13では、不揮発
性記憶回路24から読み出したデータの中で記録動作中
に装置の電源がダウンした場合に書き込まれたデータか
のチェックを行う。これは、単に1ビットのデータで判
別される。
【0048】即ち、上記ビットが1の時には、記録動作
中に電源がダウンしたことを示し、0の時に記録動作中
には、電源ダウンしていないことを示す。従って、YE
Sの場合は、ステップST14へ、NOの場合はステッ
プST15へ分岐する。本発明では、YESの場合が特
に重要な流れである。ステップST14では、編集の必
要があると認識する。ステップST15では、編集はさ
れないようにフラグ0がセットされる。
【0049】次に、MDのUTOCの読み込みに入る。
図2に示したUTOCエリア1Eに記録してある各トラ
ック(曲)の目次情報を読み取るために、ステップST
16では、光ピックアップ4をMD1のUTOCエリア
1Eへ移動し、ステップST17では、光ピックアップ
4からのピックアップデータはヘッドアンプ5を介しE
FM/CIRC変調回路7から耐振用メモリコントロー
ラ8を介し記憶回路9へ格納される。その後、この読み
込んだ各トラックの目次情報をシステムコントローラ1
5が耐振用メモリコントローラ8を介して読み込む。次
に、ステップST18では、ステップST13で判断さ
れたセットまたはクリアされたフラグにより編集の必要
があるかどうかを判断する。記録動作中に装置の電源が
ダウンしていない場合は、編集の必要はないので、通常
ならば、ステップST15においてフラグ0であるので
本処理が終了する。
【0050】さて、記録動作途中で、装置の電源ダウン
が発生した状態で、装置に電源が投入された場合は、次
のように処理される。本発明では、電動ローディングで
MD1を挿入または、排出するために、電源オフ時に
は、MD1を排出することは不可能である。従って、電
源オンした時には、以前に記録動作途中のMD1がその
まま、装置に挿入されている。
【0051】ステップST12では、不揮発性記憶回路
からデータを読みだし、ST13での判別が電源ダウン
フラグが”1”であるために、記録動作途中で電源ダウ
ンしてあることを認識する。従って、ステップST18
では、YESとなり、本発明の特徴とするステップに移
行する。ステップST19では、ステップST17で読
み出し最後のトラックをトラック分割する。具体例でい
えば、前述したようにトラック4を記録動作中、図5で
示したアドレスLで電源ダウンした場合には、不揮発性
記録回路から読み出したデータの記録経過時間は、トラ
ック4のアドレスLまでのトラック内の経過時間である
から、この時間以降からは、MD1に記録していない。
ところが、ステップST17で読み出したUTOCの目
次情報には、トラック4は、最後まで録音された状態に
登録されている。これは、図9のステップST3で処理
されたからである。従って、トラック4の記録していな
い部分は、記録出来るエリアとなる。
【0052】このために、トラック4を不揮発性記憶回
路から読み出した時間位置で分割し、トラック4とトラ
ック5に分割する。次に、トラック5を削除する。トラ
ック5を削除することは、記録可能なエリアに置き換え
ることである。この結果、上述のトラックの編集の結果
を示した目次情報は図8のようになり、次に記録可能な
エリアが、アドレスMからアドレスPまでとなり、記録
動作途中だったトラック4の目次情報も確実に作成され
ている。ここで重要なことは、小ブロックの終了アドレ
スがステップST17でUTOCを読み出した時には、
最外周であるPであったが、アドレスLまでとなってい
る点と、同様に記録のためのエリアが全く無かったもの
が、実際の記録動作に一致した通りに、存在しているこ
とである。
【0053】ここで、トラックの分割ポイントを不揮発
性記憶回路から読み出した経過時間にしたが、経過時間
から所定の時間分、差し引いた時間で分割してもよい。
通常の記録は、記録の最小単位である1クラスタ毎に行
っており、これが時間にしておよそ2秒となる。本発明
では、記録動作時に、不揮発性記憶回路に所定の記録デ
ータ(1クラスタ分)が貯まる毎に、記録動作を行って
いるために、装置の電源ダウンのタイミングによって
は、実際には、MD1に目次情報としてはまだ記録され
ていない不揮発性記憶回路上の時間分を記録されたデー
タに含んでいるので、1クラスタ分の記憶が開始されて
から電源ダウン時まで不揮発性記回路に記憶されていた
時間分のデータを経過時間から差し引き、目次情報を構
成し記録すれば目次情報が無く消去されてしまうデータ
を可能な限り生かすことができ尚のことよい。
【0054】次に、ステップST20では、電源ダウン
したことを示すフラグをクリアし不揮発性記憶回路に書
き込み、及びUTOCエリアに、図8の目次情報を記録
する。図8の目次情報と一致した記録状態を示したの
が、図7となる。アドレスMからアドレスPは、次に記
録可能なエリアとして、空いているのが判る。以上のよ
うにして、挿入されたMD1のイニシャライズが終了す
る。トラック4は、記録動作途中に電源がダウンしたに
もかかわらず、記録した部分を再生(プレイ)すること
ができる。
【0055】尚、上述の実施例では、光磁気ディスクで
あるMDを記録媒体について説明したが、フロッピーデ
ィスク等の目次情報エリアとデータエリアが分割された
記録媒体及び装置も、本発明の範疇に入ることは勿論で
ある。
【0056】
【発明の効果】以上本発明によれば、記録動作中に装置
の電源がダウンした緊急の際にも、それまで記録したト
ラックを再生することができ、記録されなかった部分は
記録可能なエリアとして、光ディスクの目次情報エリア
に登録されるために、この後の記録に使用することがで
きる。従って、この光ディスク記録装置に、タイマー等
を接続して、タイマーにセットした録音開始時間で、記
録を開始して、タイマーオフの時間で、光ディスク記録
装置に電源が供給されなくなった場合でも、通常の記録
時と同様に記録された光ディスクの記録状態に、装置内
部で判別し記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光磁気ディスクの記録装置の一実施例
を示す系統図である。
【図2】本発明の光磁気ディスク記録装置に用いるMD
のUTOCの説明図である。
【図3】本発明に用いるMDの第3トラックまで記録し
たディスクのデータ配置を示した図である。
【図4】図4は、図3に示した記録状態の時のUTOC
エリアから読み込んだ目次情報のデータテーブルであ
る。
【図5】本発明における、第4トラックの途中まで記録
した状態のディスクのデータ配置を示す図である。
【図6】第4トラックの記録開始時にUTOCエリアへ
記録する目次情報のデータテーブルを示す図である。
【図7】電源ダウン後、再度電源オンして、トラックを
編集した後のUTOCデータと一致した記録状態をディ
スク側面から見た半径断面図である。
【図8】電源ダウン後、再度電源オンして、トラックを
編集した後のUTOCエリアへ記録すべき目次情報のデ
ータテーブルを示す図である。
【図9】本発明の記録動作のフローチャートである。
【図10】本発明装置の電源ダウン発生時のフローチャ
ートである。
【図11】本発明装置の電源オン時のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 MD(光磁気ディスク) 2 プレーヤ 9 記憶回路 15 システムコントローラ 20 DAT 21 CDプレーヤ 22 デジタルオーディオインターフェース(I/F)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 27/00 G11B 19/00 501 G11B 19/02 501 G11B 20/12 G11B 27/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクに記録データの記録を開始する
    指示を入力する操作部と、 記録データを光ディスクに記録する記録データ記録手段
    と、 前記記録データ記録手段が光ディスクに記録した記録デ
    ータの目次情報を光ディスクの目次領域に記録する目次
    情報記録手段と、 電源ダウンを監視し検出する電源ダウン監視検出手段
    と、 不揮発性記憶回路と、 前記操作部により光ディスクに記録データの記録を開始
    する指示が入力されたとき前記目次情報記録手段を制御
    し記録データを記録しているトラックの終了アドレスを
    光ディスクの記録エリアの最大アドレスとした目次情報
    を光ディスクの目次領域に記録させ、前記電源ダウン監
    視検出手段により電源ダウンが検出されたとき記録開始
    からの記録経過時間と電源ダウンを示すフラグを前記不
    揮発性記憶回路に記憶し、電源をオンした時に前記不揮
    発性記憶回路に記憶した前記フラグと前記記録経過時間
    を読み出し、前記目次情報記録手段を制御し光ディスク
    に記録されている記録データのうちの最後のトラックを
    前記記録経過時間に対応するアドレス位置を境に前のト
    ラックと後のトラックに分割し前記記録経過時間に対応
    するアドレスを前記前のトラックの終了アドレスとし、
    前記後のトラックを記録可能なエリアとする目次情報を
    光ディスクの目次領域に記録させ、前記フラグをリセッ
    トするシステム制御手段を具備することを特徴とする光
    ディスク記録装置。
  2. 【請求項2】光ディスクに記録データの記録を開始する
    指示を入力する操作部と、 記録データを光ディスクに記録する記録データ記録手段
    と、 前記記録データ記録手段が光ディスクに記録した記録デ
    ータの目次情報を光ディスクの目次領域に記録する目次
    情報記録手段と、 電源ダウンを監視し検出する電源ダウン監視検出手段
    と、 不揮発性記憶回路と、 前記操作部により光ディスクに記録データの記録を開始
    する指示が入力された とき前記目次情報記録手段を制御
    し記録データを記録しているトラックの終了アドレスを
    光ディスクの記録エリアの最大アドレスとした目次情報
    を光ディスクの目次領域に記録させ、前記電源ダウン監
    視検出手段により電源ダウンが検出されたとき記録開始
    からの記録経過時間と電源ダウンを示すフラグを前記不
    揮発性記憶回路に記憶し、電源をオンした時に前記不揮
    発性記憶回路に記憶した前記フラグと前記記録経過時間
    を読み出し、前記目次情報記録手段を制御し光ディスク
    に記録されている記録データのうちの最後のトラックを
    前記記録経過時間から予め定めた時間を差し引いた時間
    に対応するアドレス位置を境に前のトラックと後のトラ
    ックに分割し前記差し引いた時間に対応するアドレスを
    前記前のトラックの終了アドレスとし、前記後のトラッ
    クを記録可能なエリアとする目次情報を光ディスクの目
    次領域に記録させ、前記フラグをリセットするシステム
    制御手段を具備すること を特徴とする光ディスク記録装
    置。
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