JP3598001B2 - Md記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、MD記録再生装置に関し、特に、レコーダブルMD(ミニディスク)に磁界変調光学方式で音声データ等を記録するためのMD記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
MDと称される記録媒体は、広く普及しているCD(コンパクトディスク)の直径の約半分の径のディスクでありながら、その記録時間は音声圧縮技術(ATRAC)を採用しているためにCDとほぼ同じで有り、しかもCDに極めて類似しているディジタル信号処理を行っているため、音質的には、CDに匹敵する高品位の音質が得られるものである。
【0003】
また、MDは、CDとは異なりカートリッジに収納したものであるので指紋や傷が付かず取扱いが手軽なためと、曲トラックのジャンプがCD同様に迅速に行え使い勝手が非常によく、しかも前述のような高音質であるために従前のアナログカセットテープに取って変わる勢いで広く普及が進んでいる。
【0004】
このようなMDに記録を行うMD記録装置の従来例における回路構成の概要は、図5に示される。
【0005】
図5を参照すると、RFマトリクスアンプ1は、MD(図示せず)の記録面に対向配置される光学ピックアップ11からの再生信号系の処理と、逆に、記録信号を処理して光学ピックアップ11に送出するためのもので、MDの記録再生に使用するRF信号とサーボ信号等を処理する。即ち、RFマトリクスアンプ1は、光学ピックアップ11のジャストフォーカスとジャストトラッキングの制御に必要なフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号、さらにはMD記録エリアのアドレス情報であるADIPのFM変調信号のサーボとEFM(8−14変調)とACIRC(符号誤り訂正)のエンコーダ/デコーダの機能を有する制御回路2に出力するものとし、さらに、光学ピックアップ11のレーザ光出力を所定の信号形態とするAPC回路を内蔵している。
【0006】
制御回路2は、RFマトリクスアンプ1で処理された光学ピックアップ11からのフォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号を受信して、光学ピックアップ11のフォーカスサーボとトラッキングサーボを行い、ADIP信号とモータコントロール用サーボ信号とアドレス情報を取り出し、光学ピックアップ11の送り機構の制御とディスク回転制御を行う。
【0007】
制御回路2は、ATRACのエンコーダ/デコーダの機能を有する制御回路3に接続されている。また、制御回路2は、そのEFMとACIRCのエンコーダ/デコーダの回路部は、エンコード時に、制御回路3のATRACのエンコーダ/デコーダの回路部でエンコードされた、A/D変換回路10からのディジタルオーディオ信号をACIRCを用いて誤り訂正符号を付加し、EFMの変調を行いRFマトリクスアンプ1に出力する。デコード時は、RFマトリクスアンプ1からのEFM信号入力をEFMの復調を行い、ACIRCによる符号誤り訂正を行い、制御回路3のATRACのエンコーダ/デコーダで出力してATRACによる圧縮処理を行う。そして、ATRACデコード処理されたデータは、D/A変換回路9によりアナログ信号に変換されてオーディオ出力の信号にされる。
【0008】
ATRACのエンコーダ/デコーダの処理は、音声圧縮/伸張が行われるが、この音声圧縮は、通常は約1/5に圧縮され、また、MDの回転速度はCDと同じEFMの規定速度のためデータ入力量と出力量に約5倍もしくは1/5の差が生じてしまう。このような差を補償するためにデータバッファとしてショックプルーフメモリと称されるDRAM4が設けられている。
【0009】
さて、システムコントローラ5は、マイコンで構成され、RFマトリクスアンプ1と制御回路2と制御回路3に制御指令信号を出力し、「通常再生、記録、ポーズ、ストップ、サーチ」等の動作を実行させ、MDに記録されているTOCおよびUTOCの情報やアドレス情報を受けてその解読や時間表示データの生成等を行わせるように構成されている。
【0010】
メモリ6は、システムコントローラ5経由で受け取ったTOCおよびUTOC情報等、MDの再生やトラックネームの表示等に必要な管理情報を記憶するためのもので、必要なときに読み出しおよび書き込みが行われる。
【0011】
キーマトリクス7は、ユーザーの操作に対応した指示を受け、システムコントローラ5に対して「通常再生、記録、ポーズ、ストップ、サーチ」等の制御メモリ6の読み出し/書き込みの制御およびディスプレイ8の制御を行わせる。
【0012】
キーマトリクス7は、例えば、図6に示すように構成され、本体の表面に設けられた数字キー7aと曲名等のタイトルを入力するときのタイトル入力キー7bと「通常再生、記録、ポーズ、ストップ、サーチ」を指令するための動作指令キー7cで構成されている。
【0013】
このような従来のMD記録装置の一例において、MDへの曲記録時、その曲トラックへの記録状態を概念的に表すと図7に示すようになる。
【0014】
即ち、1回目に曲トラックに曲データA−1から曲データA−15間で15曲を連続して記録した状態では、隣接する局データの間に隙間なく並んでいてプランクがなく、最終曲(曲データA−15)の後ろにプランクBとして1つにつながっている。なお、曲データA−1から曲データA−15のそれそれに付した時間表示は、それそれの記録時間の一例を示す。
【0015】
ここで、MDの優れた特長の1つであるデータの記録/取り消し/書き替えが簡単にできるということのために、1回目の曲トラックに対して2回目の記録を行って、例えば、5分30秒の記録時間を持った曲データA−1と4分20秒の記録時間を持った曲データA−14の2つを取り消して新しい2曲を記録する場合には、新しい2曲の所要時間は取り消した曲の時間と同じとは限らないので、新しい2曲が少し短い曲、例えば4分30秒の所要時間と3分50秒の所要時間だとすると、曲データA−1の対応部分に1分00秒のブランクc1と曲データA−14の対応部分に0分30秒のブランクc2が発生する。
【0016】
このようにして、一部の既記録の曲データを書き替える動作を繰り返し(n回)行なうと、図示のように余り記録時間が長くないブランクb1〜bnが生じることになる。
【0017】
従って、次に新たな1曲を記録しようとするときには、ブランクb1〜bnののそれぞれの時間が、新たに記録したい曲の所要時間より長い場合には、前述同様の記録が可能であるが、短い場合には、ブランクb1〜bnのうちの複数個に細切れの状態で記録されることになる。こうして、MDの有する曲トラックを最大限に使用して多くの曲データを記録することができる。
【0018】
また、MDの優れた特長の1つに残記録時間を表示できることが挙げられるが、これは、ブランクの総合計時間、例えば図7の場合には、ブランクb1〜bnの合計時間を略残記録時間として表示するものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来のMD記録装置は、曲データの書き替えが、極めて簡単な操作によりユーザーが無意識に行うことができるため、例えば、CDシングルをレンタル等で借り受け、1枚のMDに記録し、何回か再生を行って好みの曲であった場合には、そのまま残し、好みでない曲の場合には、その部分を、後日に別途借り受けた新たなCDシングルの曲に書き替える等の書き替え操作を頻繁に行うと、MDの残記録時間を表示が記録所要時間内に収まっている場合であっても、新たな曲の記録が1つのブランク部分に収まった状態で行われるとは限らず、複数のブランク部分に飛び飛びで行われる場合がある。
【0020】
このような、複数のブランク部分に飛び飛びで記録が行われる場合には、記録を行ったMD装置で再生を行うときショックプルーフメモリであるDRAMの容量と性能が記録/再生のいずれに対しても同一のため別段の問題が生じないものの、一般に製造販売されているMD記録装置は、全ての機種で同じメモリ容量であったり同じショックプルーフ機能を持っているとは限らず、ブランク時間があまりに少ないと、光学ピックアップでMDのデータを読み取る際に、飛び飛びのブランク部分にトラックジャンプして所望のブランク部分を見つけ出し、そこに曲データの一部を記録し、再び別のブランク部分にトラックジャンプしてブランク部分を見つけ出して曲データの一部を記録するという動作を繰り返し行わなければならず、かなりの時間が掛かり、この間にショックプルーフメモリであるDRAMに既に格納されているデータが全て吐き出されてしまい、結果的に音飛びが発生する虞がある。
【0021】
また、カーオーディオの一環としてMD再生を行う場合には、路面状態が悪く振動がMD再生機器に与えられてしまい、光学ピックアップによるMD記録盤面の読取り走査がそのサーボ可能性能を越えて一時的にうまく走査ができなくても、ショックプルーフメモリであるDRAMにデータを溜めておくために、音飛びは殆ど生じない。
【0022】
しかし、記録可能時間があまりに少ない多数のブランク部分に飛び飛びに記録されているMDを再生する場合には、MD再生機器の持っているショックプルーフメモリであるDRAMの性能が、MD記録機器と同じであっても光学ピックアップによるMD記録盤面の読取り走査が飛び飛びに行われるためにその時間が多く掛り、結果的に音飛びの発生頻度が高くなり、最悪の場合には、ディスク不良と判定されてしまう。
【0023】
このようにディスク不良と判定された場合には、MDの記録トラックへの記録態様等の技術を知る筈のない一般ユーザーには、他の機器で再生できて別の機器で再生できないのは機器故障であると受け取られても不思議はない。
【0024】
そこで、本発明の目的は、MDのデータ書き替えに際して複数のブランク部分に飛び飛びに記録され、再生時に円滑な再生が行われなくことを極力に防止し、ユーザーが機器故障であると誤った受け取りをすることのないMD記録装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するため、本発明によるMD記録装置は、次のような特徴的構成を採用している。
【0026】
(1)MDの音声データトラックに順次に連続的に記録された複数曲のデータのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間を積算し、残記録時間として表示し、前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部の時間は前記積算の対象としないように構成されて成るMD記録装置
【0027】
(2)MDの音声データトラックに記録された複数曲データのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部に、その後のデータ上書きを行わないように構成されて成るMD記録装置
【0028】
(3)MDの音声データトラックに順次に連続的に記録された複数曲のデータのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間を積算し、残記録時間として表示し、前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部の時間は前記積算の対象としないようにする第1モードと、
前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、当該ブランク部の時間を残記録時間として積算計数する第2モードとを、
選択できるように構成されて成るMD記録装置
【0029】
(4)MDの音声データトラックに記録された複数曲データのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部に、その後のデータ上書きを行わないようにする第1モードと、
前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、当該ブランク部に、その後のデータの上書きを行い得るようにする第2モードとを、
選択できるように構成されて成るMD記録装置
【0030】
(5)前記第1モードで記録されたMDであるか前記第2モードで記録されたMDであるかの識別に対応するデータを当該MDに記録し得るように構成する上記(3)または(4)のMD記録装置
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明によるMD記録装置の要部の回路構成を示す回路ブロック図であり、図5を用いて説明した従来のMD記録装置と同様の部分が多々あるので、重複説明を避けるためにその該当部分には図5に示と同一の符号を付すにとどめその詳細説明を省略し、異なる部分、即ち、本発明に直接に関わる部分を重点的に説明する。
【0032】
キーマトリクス13は、従来のキーマトリクス7に対して追加して設けられたもので、図2に示すようにオンキー13aとセットキー13bで構成される。このオンキー13aは、後述の第1モードと第2モードを選択するためのキーであり、セットキー13bは、後述の第1モードにおける所定時間を設定するためのキーであり、このようなキーマトリクス13はシステムコントローラ5に接続されている。
【0033】
また、比較時間メモリ12は、キーマトリクス13のセットキー13bによって設定される所定時間と残記録時間を比較するためのもので、このような比較時間メモリ12はシステムコントローラ5に接続されている。
【0034】
以上のように構成されたMD記録装置における本発明に直接に関わる要部の動作を図3および図4に示すフローチャートを用いて説明する。
【0035】
先ず、図3を用いて記録処理について説明する。ステップS1において記録処理が開始され、次のステップS2でオンキー13aがONされたか否かが判定され、NOの場合には、ステップS4で従来同様の通常記録がなされ、換言すれば後述のブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、残記録時間として積算計数すると共に、ブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、当該ブランク部に、その後のデータ書き替えを行い得るようにする第2モードにて従来同様の通常記録がなされた後、終了とされる。
【0036】
また、ステップS2でYESの場合には、次のステップS3に進み、換言すれば、記録動作のモードがMDの音声データトラックに順次に連続的に記録された複数曲のデータのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータに書替えたときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、残記録時間として積算計数しないようにすると共に、MDの音声データトラックに記録された複数曲データのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータに書替えたときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部に、その後のデータ書き替えを行わないようにする第1モードにされるのである。
【0037】
ステップS3では、メモリ6に格納されたUTOC等からエンドアドレスとスタートアドレスからブランク時間データを検出し、次のステップS5に進み、比較時間メモリ12に格納された、予め設定された設定時間データと共に当該ブランク時間データが格納され、次のステップS6に進む。
【0038】
ステップS6は、ブランク時間<設定時間の判定を行うもので、YESの場合には次のステップS7でブランク時間に対応する、UTOCのエンドセクターに第1モードである旨の文字列符号を記録する。一方、ステップS6がNOの場合にはステップS7を行わず、ステップS8にジャンプする。
【0039】
ステップS8は、メモリ6に格納されたUTOCのセクター1の内容を検出し全てのブランク部の積算時間を検出したか否かの判定が行われ、NOの場合にはステップS3に戻され、ステップS5〜ステップS7が再度に亘って実行され、YESになったときに次のステップS9に進む。
【0040】
このステップS9は、ステップS7で付された文字列符号を付けた位置とブランクの合計時間を計算し、その内容をディスプレイ8に表示し、次のステップS10でUTOCエリアのセクター1に付された前述の文字列符号に対応するブランク部のみに曲データの記録を行うことによって一連の動作が終了する。
【0041】
さて、設定時間の設定処理の動作は、図4に示すようにステップS11で設定時間の設定処理の動作が開始され、次のステップS12でオンキー13aがオンさたか否かが判定され、NOの場合には、次のステップS13で設定しないという動作を行い動作完了となる。
【0042】
一方、ステップS12でYESの場合には、次のステップS14に進み、比較時間メモリ12を読み込み状態とし、予め設定された設定時間データを格納し、次のステップS15でディスプレイ8にその内容を表示して次のステップS16に進む。
【0043】
ステップS16は、セットキー13bがONされているか否かを判定し、NOの場合には設定不要であるので前述のステップS13に戻され、動作完了とされ、YESの場合には、ステップS17にて比較時間メモリ12の設定されたデータを記録し、次のステップS18で設定完了とされ一連の設定処理の動作が完了する。
【0044】
なお、本発明は、前述の形態に限定されることなく、例えば、記録可能ブランクを選別する基準となる設定時間は、前述例のようにある特定の1つのものでなくてもよく、ユーザーが自分の好みで設定することができるような機能を持たせてもよい。
【0045】
また、前述MDは、曲データ、換言すれば音声データを記録する場合であるが、コンピュータデータを所定のブロック単位(曲データに対応)で記録する場合にも前述同様に適用でき、音声データと画像データを複合的に組み合わせて所定のブロック単位(曲データに対応)で記録する場合にも前述同様に適用できることは勿論である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のMD記録装置によれば、MDの音声データトラックに順次に連続的に記録された複数曲のデータのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータに書替えたときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、残記録時間として積算計数しないように構成したり、当該ブランク部に、その後のデータ書き替えを行わないように構成するしたり、残記録時間として積算計数しないようにするモードとしたり、その後のデータ書き替えを行わないようにしたり、前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、残記録時間として積算計数するモードとしたり、その後のデータ書き替えを行い得るようにするモードとするように構成されている。
【0047】
したがって、一般に、製造販売されているMD記録装置は、全ての機種で同じメモリ容量であったり同じショックプルーフ機能を持っていなくても、ブランク時間があまりに少ないと、光学ピックアップでMDのデータを読み取る際に、飛び飛びのブランク部分にトラックジャンプして所望のブランク部分を見つけ出し、そこに曲データの一部を記録し、再び別のブランク部分にトラックジャンプしてブランク部分を見つけ出して曲データの一部を記録するという動作を繰り返し行わなければならず、かなりの時間が掛かり、この間にショックプルーフメモリであるDRAMに既に格納されているデータが全て吐き出されてしまっても音飛びが発生することがない。
【0048】
また、カーオーディオの一環としてMD再生を行う場合にも、路面状態が悪く振動がMD再生機器に与えられてしまい、光学ピックアップによるMD記録盤面の読取り走査がそのサーボ可能性能を越えて一時的にうまく走査ができなくても、音飛びは殆ど生じない。
【0049】
よって、MDのデータ書き替えに際して複数のブランク部分に飛び飛びに記録され、再生時に円滑な再生が行われなくことが極力防止され、ユーザーが機器故障であると誤った受け取りをすることのないMD記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるMD記録装置の回路要部を示すブロック図である。
【図2】図1に示されるキーマトリクスの詳細を示す平面図である。
【図3】図1および図2に示されるMD記録装置の要部動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】図1および図2に示されるMD記録装置の要部動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】従来のMD記録装置の回路要部の一例を示すブロック図である。
【図6】図5中に示されるキーマトリクスの詳細を示す平面図である。
【図7】曲トラックにおける書き替えに対応するブランク部の変化を概念的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 RFマトリクスアンプ
2 制御回路
3 制御回路
4 DRAM
5 システムコントローラ
6 メモリ
7 キーマトリクス
7a 数字キー
7b タイトル入力キー
7c 動作キー
8 ディスプレイ
9 D/A変換回路
10 A/D変換回路
11 光学ピックアップ
12 比較時間メモリ
13 キーマトリクス
13a オンキー
13b セットキー

Claims (5)

  1. MDの音声データトラックに順次に連続的に記録された複数曲のデータのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間を積算し、残記録時間として表示し、前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部の時間は前記積算の対象としないように構成されて成ることを特徴とするMD記録装置。
  2. MDの音声データトラックに記録された複数曲データのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部に、その後のデータ上書きを行わないように構成されて成ることを特徴とするMD記録装置。
  3. MDの音声データトラックに順次に連続的に記録された複数曲のデータのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間を積算し、残記録時間として表示し、前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部の時間は前記積算の対象としないようにする第1モードと、
    前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、当該ブランク部の時間を残記録時間として積算計数する第2モードとを、
    選択できるように構成されて成ることを特徴とするMD記録装置。
  4. MDの音声データトラックに記録された複数曲データのうちの任意の曲データを該曲データの再生時間より短い別の曲のデータで上書きするときに生じたブランク部の時間が所定時間より短い場合には、当該ブランク部に、その後のデータ上書きを行わないようにする第1モードと、
    前記ブランク部の時間が所定時間より短い場合であっても、当該ブランク部に、その後のデータの上書きを行い得るようにする第2モードとを、
    選択できるように構成されて成ることを特徴とするMD記録装置。
  5. 前記第1モードで記録されたMDであるか前記第2モードで記録されたMDであるかの識別に対応するデータを当該MDに記録し得るように構成することを特徴とする請求項3または請求項4に記載のMD記録装置。
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