JPH01212424A - アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 - Google Patents

アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法

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JPH01212424A
JPH01212424A JP3813788A JP3813788A JPH01212424A JP H01212424 A JPH01212424 A JP H01212424A JP 3813788 A JP3813788 A JP 3813788A JP 3813788 A JP3813788 A JP 3813788A JP H01212424 A JPH01212424 A JP H01212424A
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Japan
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etching
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electrode foil
stages
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遠藤 直美
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川口 隆雄
Tetsuo Sonoda
園田 哲夫
Katsunori Suzuki
克典 鈴木
Ryoichi Shimatani
島谷 涼一
Nobuyoshi Kanzaki
神崎 信義
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はアルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法に関
するものである。
従来の技術 アルミ電解コンデンサ用電極箔(以下、電極箔という)
は、大きな表面積を有して、単位面積当りの静電容量の
大きいものであることが要求される。この表面積拡大の
ために、電気化学的・化学的エツチング処理を施し、よ
り多く深いピットを形成させる研究がなされている。し
かし、この時、形成され為ピットの径が小さいと、高圧
化成時に生成した酸化皮膜により、ピットが埋まってし
まう。その結果、実効面積の減少をひきおこす。したが
って、特に高圧用電極箔のエツチングでは、多く深いピ
ットを形成すると同時に、太いピットの形成が要求され
る。
従来、この目的のために、エツチングを2段以上に分割
することが行われてきた。つまり、はじめ、前段エツチ
ングで中性もしくは酸性溶液を用いエツチングピットを
発生させる。続いて、少なくとも2段目以降のエツチン
グで、中性もしくは酸性溶液を用い、エツチングピット
を太く深く成長させていた。
発明が解決しようとする課題 しかし、従来の方法では、2段目以降のエッチングで中
性もしくは酸性溶液を用いることによって、ビットが成
長するのみならず、孔食のため新たにエツチングビット
が発生してしまう。これらの新たに発生したビットは、
高圧化成時に、拡大成長が不充分なままであるため、生
成した酸化皮膜によって埋まってしまう。その結果、こ
れらのビットは、静電容量の増加に寄与しないばがりで
なく、電極箔の機械的強度も損ってしまう。それゆえ、
高圧化成用電極箔としては波面倍率が不足し、アルミ電
解コンデンサを小形化するうえで問題になっていた。
本発明はこのような課題を解決し、高圧化成での波面倍
率を向上させることを目的とする。
′課題を解決するための手段 この問題点を解決するために本発明では、少なくとも2
段以上に分れるエツチングを行い、2段目以降のエツチ
ングの少なくとも1段以上で、NIL+またはNH4+
を含むアルカリ性溶液中で浸漬処理を行う。この際、濃
度範囲は0.6チル30%であり、特に最適条件は1%
〜15tsである。また、温度については、40”0〜
100℃がよく、さらに最適条件は70℃〜100℃で
ある。
作用 このような本発明の方法によれば、2段目以降のピッ)
t−成長させるためのエツチングで、孔食による新たな
ビットを発生することなしに、前段エツチングで発生し
たビットの壁面を溶解して、径を有効に拡大せしめる。
その結果、高圧化成での波面倍率を向上させることがで
きる。
このアルカリ水溶液中浸漬処理の際、溶液の濃度が低す
ぎると、アルミの溶解力が不充分となるか、または逆に
皮膜が形成されてしまう。反対に高すぎると、溶解力が
強すぎ、ビット内部よりも箔表面の溶解が強く起こり、
静電容量が下がってしまう。
また、反応温度についても、低いと溶解力が少なく、高
いと表面溶解が強くなってしまう。
実施例 以下、比較例とともに本発明の一実施例につき説明する
。なお、試料アルミニウム箔は、純度99.99 ’%
、厚さ100μmの焼鈍したものを用いた。
く比較例〉 前段エツチングとして、7%の塩酸に硫醗0.1*1−
添加した水溶液を用いる。液温1に80℃としたこの液
中で、電流密度28011ム/aIFの直流を145秒
印加する。
その後、後段エツチングとして、前段エツチングと同一
液種、同一温度で電流密度70 mA〜の直流を850
秒印加する。
〈実施例〉 前段エツチングは比較例と同様に行う。
その後、後段エツチングとして、液温96℃の5%炭酸
ナトリウム水浴液中で、180秒間、浸漬処理を行う。
前記二側のエツチング箔i 540 V化成した後の静
電容量と折曲強度(1,QR,100f荷重。
折曲げ角90°により、1往復で1回とする)t−測定
した結果を表に示す。
この表がら明らかなように、本発明によれば、静電容量
は、4.0 /jF/10 afから4.4μF/1o
aIFへ10%アップする。また、耐折強度が4回から
5回になっていることからもわかるように、強度もアッ
プする。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、高圧化成用電極箔にお
いて、単位面積当りの静電容量を大きくするという効果
が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも2段以上に分けてエッチングを行うも
    のとし、2段目以降のエッチングの少なくとも1段以上
    は、Na^+またはNH_4^+を含むアルカリ性溶液
    中で浸漬処理を行うことを特徴とするアルミ電解コンデ
    ンサ用電極箔の製造方法。
  2. (2)少なくとも2段以上に分れるエッチングで、2段
    目以降のエッチングの少くとも1段以上のエッチング液
    濃度が0.5〜30%、液温が40℃〜100℃である
    請求項1記載のアルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方
    法。
JP63038137A 1988-02-19 1988-02-19 アルミ電解コンデンサ用電極箔の製造方法 Expired - Lifetime JP2745520B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108754594A (zh) * 2018-05-10 2018-11-06 广西贺州市桂东电子科技有限责任公司 一种中高压电子铝箔发孔腐蚀后半v阴极加电保护的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60169131A (ja) * 1984-02-13 1985-09-02 松下電器産業株式会社 アルミニウム電解コンデンサ用電極箔の製造方法

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