JPH01211296A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
- Publication number
- JPH01211296A JPH01211296A JP3696188A JP3696188A JPH01211296A JP H01211296 A JPH01211296 A JP H01211296A JP 3696188 A JP3696188 A JP 3696188A JP 3696188 A JP3696188 A JP 3696188A JP H01211296 A JPH01211296 A JP H01211296A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- coil
- sealed container
- gas
- exhaust fan
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims abstract description 14
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスクと、磁気ヘッドと、磁気ヘッドの
位置決め動作を駆動するボイスコイルモータとを密封容
器内に収容したヘッドディスク組立体を有する磁気ディ
スク装置に関する。
位置決め動作を駆動するボイスコイルモータとを密封容
器内に収容したヘッドディスク組立体を有する磁気ディ
スク装置に関する。
近年の磁気ディスク装置は、記録密度を高めて記憶容量
を大きくし、かつ記録再生の信頼性を向上させるため、
情報を記憶する磁気ディスクと、これに記録再生を行う
磁気ディスクとを密封容器の中に収容し、外部からの塵
埃の侵入を防止したいわゆるヘッドディスク組立体とし
た方式のものが主流となっている。
を大きくし、かつ記録再生の信頼性を向上させるため、
情報を記憶する磁気ディスクと、これに記録再生を行う
磁気ディスクとを密封容器の中に収容し、外部からの塵
埃の侵入を防止したいわゆるヘッドディスク組立体とし
た方式のものが主流となっている。
このような構成の磁気ディスク装置は、磁気ヘッドを搭
載してその磁気ディスクへの位置決め動作を行うキャリ
ジの駆動源として、ステッピングモータやＤＣサーボモ
ータ等の回転式モータを用いるものと、永久磁石（マグ
ネット）と可動巻線（コイル）とからなり直線式または
回転式のいわゆるボイスコイルモータを使用するものと
がある。これらのうち、ボイスコイルモータを使用する
方式のものは、磁気ヘッドの位置決め動作を高速に行う
ことができるため、特に高性能の磁気ディスク装置に広
く用いられるようになってきており、これらのうち特に
、小形の磁気ディスク装置では、このボイスコイルモー
タも上述のような密封容器の中に収容されている。
載してその磁気ディスクへの位置決め動作を行うキャリ
ジの駆動源として、ステッピングモータやＤＣサーボモ
ータ等の回転式モータを用いるものと、永久磁石（マグ
ネット）と可動巻線（コイル）とからなり直線式または
回転式のいわゆるボイスコイルモータを使用するものと
がある。これらのうち、ボイスコイルモータを使用する
方式のものは、磁気ヘッドの位置決め動作を高速に行う
ことができるため、特に高性能の磁気ディスク装置に広
く用いられるようになってきており、これらのうち特に
、小形の磁気ディスク装置では、このボイスコイルモー
タも上述のような密封容器の中に収容されている。
第２図は、上述のような構成の従来の磁気ディスク装置
の一例の主要部を示す断面模式図である。
の一例の主要部を示す断面模式図である。
第２図において、参照符号１はスピンドル９に適当な間
隔を保って積重ねて搭載されてスピンドルモータ８によ
って一体となって回転運動を行う磁気ディスクであり、
２は磁気ディスク１に対して情報の記録または再生を行
う磁気ヘッドで、ｌキャリジ３に搭載されている。キャ
リジ３の後端にはコイル４が取付けられており、このコ
イル４に対応してマグネット５が固定して配設されてい
る。これらのコイル４とマグネット５とでボイスコイル
モータを構成し、コイルに電流を供給することによって
キャリジ３の位置決め運動を駆動する。
隔を保って積重ねて搭載されてスピンドルモータ８によ
って一体となって回転運動を行う磁気ディスクであり、
２は磁気ディスク１に対して情報の記録または再生を行
う磁気ヘッドで、ｌキャリジ３に搭載されている。キャ
リジ３の後端にはコイル４が取付けられており、このコ
イル４に対応してマグネット５が固定して配設されてい
る。これらのコイル４とマグネット５とでボイスコイル
モータを構成し、コイルに電流を供給することによって
キャリジ３の位置決め運動を駆動する。
磁気ディスク１と磁気ヘッド２とボイスフィルモータは
、ベース７とカバー６とで構成される密封容器の中に収
容されて外界の塵埃の侵入が防止されている。なおフィ
ルタ１０は、この密封容器の温度ご上下したとき、密封
容器の内外の圧力差を調節するために設けである開口部
（呼吸口）に配設して、外気中の塵埃が密封容器内に侵
入するのを防止するためのものである。また、吸湿剤１
１は、密封容器内の温度が下ったとき、フィルタ１０を
通って密封容器内に入ってくる外気に含まれている水分
（湿気）を除去するために密封容器内に配設したもので
ある。
、ベース７とカバー６とで構成される密封容器の中に収
容されて外界の塵埃の侵入が防止されている。なおフィ
ルタ１０は、この密封容器の温度ご上下したとき、密封
容器の内外の圧力差を調節するために設けである開口部
（呼吸口）に配設して、外気中の塵埃が密封容器内に侵
入するのを防止するためのものである。また、吸湿剤１
１は、密封容器内の温度が下ったとき、フィルタ１０を
通って密封容器内に入ってくる外気に含まれている水分
（湿気）を除去するために密封容器内に配設したもので
ある。
上述のような磁気ディスク装置は、磁気ヘッドの位置決
め動作の速度を早くするため、ボイスコイルモータのコ
イルに大電流が印加されるようになってきている。この
ため、コイルの温度が上昇Ｌ（１３０°〜１５０℃）、
コイルを構成している材料（樹脂性のコイルポンや接着
剤等）から有機性のガス（例えばアミン系のガス）が発
生する。
め動作の速度を早くするため、ボイスコイルモータのコ
イルに大電流が印加されるようになってきている。この
ため、コイルの温度が上昇Ｌ（１３０°〜１５０℃）、
コイルを構成している材料（樹脂性のコイルポンや接着
剤等）から有機性のガス（例えばアミン系のガス）が発
生する。
この発生ガスは、磁気ディスク装置がその動作を停止し
てヘッドディスク組立体の内部温度が低くなったとき、
液化して磁気ディスクの表面に付着し、これが原因とな
って磁気ヘッドと磁気ディスクの吸着現象が生ずること
がある。
てヘッドディスク組立体の内部温度が低くなったとき、
液化して磁気ディスクの表面に付着し、これが原因とな
って磁気ヘッドと磁気ディスクの吸着現象が生ずること
がある。
上述のような磁気ヘッドが磁気ディスクに吸着された状
態で磁気ディスク装置を起動すると、磁気ヘッドが磁気
ディスクの表面から浮上できないため、磁気ヘッドが接
触したまま磁気ディスクが高速回転を行うことになる。
態で磁気ディスク装置を起動すると、磁気ヘッドが磁気
ディスクの表面から浮上できないため、磁気ヘッドが接
触したまま磁気ディスクが高速回転を行うことになる。
このため、従来の磁気ディスク装置は、磁気ディスクの
表面に損傷を与えて記憶しているデータが破壊されると
いう欠点を有している。
表面に損傷を与えて記憶しているデータが破壊されると
いう欠点を有している。
本発明の目的は、上述のような従来の磁気ディスク装置
の欠点を解消して、有害ガスの発生がないため磁気ヘッ
ドの吸着がなく、従ってデータの破壊の虞れがないため
信頼性に優れた磁気ディスク装置を提供することにある
。
の欠点を解消して、有害ガスの発生がないため磁気ヘッ
ドの吸着がなく、従ってデータの破壊の虞れがないため
信頼性に優れた磁気ディスク装置を提供することにある
。
本発明の磁気ディスク装置は、スピンドルに搭載されて
スピンドルモータによって駆動されて回転運動を行う少
くとも一枚の磁気ディスクと、前記磁気ディスクに対応
して設けられキャリジに搭載されて前記磁気ディスクの
指定の位置に位置決め運動を行う磁気ヘッドと、前記キ
ャリジに取付けられたコイルおよび固定して設けられた
マグネットを有して前記コイルに電流を供給することに
よって前記磁°気ヘッドの位置決め動作を駆動するボイ
スコイルモータと、前記磁気ディスクと前記磁気ヘッド
と前記ボイスフィルモータとを密封して収容するカバー
およびベースとを有する密封容器と、前記密封容器に設
けた呼吸口に配設したフィルタと、前記密封容器内に設
けた吸湿剤とを備える磁気ディスク装置において、前記
密封容器に設けた排気用ファンと、前記排気用ファンと
前記コイルとの間に配設したガス吸収剤と、前記排気用
ファンの位置に設けた第二のフィルタとを備えている。
スピンドルモータによって駆動されて回転運動を行う少
くとも一枚の磁気ディスクと、前記磁気ディスクに対応
して設けられキャリジに搭載されて前記磁気ディスクの
指定の位置に位置決め運動を行う磁気ヘッドと、前記キ
ャリジに取付けられたコイルおよび固定して設けられた
マグネットを有して前記コイルに電流を供給することに
よって前記磁°気ヘッドの位置決め動作を駆動するボイ
スコイルモータと、前記磁気ディスクと前記磁気ヘッド
と前記ボイスフィルモータとを密封して収容するカバー
およびベースとを有する密封容器と、前記密封容器に設
けた呼吸口に配設したフィルタと、前記密封容器内に設
けた吸湿剤とを備える磁気ディスク装置において、前記
密封容器に設けた排気用ファンと、前記排気用ファンと
前記コイルとの間に配設したガス吸収剤と、前記排気用
ファンの位置に設けた第二のフィルタとを備えている。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第１図は本発明の一実施例の主要部を示す断面模式図で
ある。
ある。
第１図において、磁気ディスクｌ、磁気ヘッド２および
キャリジ３およびコイル４およびマグネット５およびス
ピンドルモータ８およびスピンドル９およびフィルタ１
０および吸湿剤１１の構成および作用は第２図に示した
従来の例と同じである。カバー１６のコイル４の近傍に
は排気用ファン１３が設けられており、排気用ファンの
内側に第二フィルタ１４が、またコイル４と排気用ファ
ン１３との間にコイル４に近接して活性炭を主成分とす
るガス吸収剤１２が配設されている。
キャリジ３およびコイル４およびマグネット５およびス
ピンドルモータ８およびスピンドル９およびフィルタ１
０および吸湿剤１１の構成および作用は第２図に示した
従来の例と同じである。カバー１６のコイル４の近傍に
は排気用ファン１３が設けられており、排気用ファンの
内側に第二フィルタ１４が、またコイル４と排気用ファ
ン１３との間にコイル４に近接して活性炭を主成分とす
るガス吸収剤１２が配設されている。
カバー１６とベース１７とは、これらを密封して収容し
てヘッドディスク組立体を構成している。
てヘッドディスク組立体を構成している。
上述のように構成した磁気ディスク装置は、起動と同時
に排気用ファン１３も動作させる。キャリジ３の位置決
め動作のためにコイル４に電流を供給すると、コイル４
の温度が上昇してガスが発生するが、この発生ガスは、
密封容器内の空気と共に排気用ファン１３によって密封
容器の外に排出される。このとき、発生ガスは、その排
出径路内にコイル４に近接しそ配設されているガス吸収
剤１２によって吸収されるため、密封容器内に残留する
ガスは極めて微量となる。従って磁気ディスク装置の運
転を停止したとき、密封容器内の温度が低下しても、発
生ガスが液化して磁気ヘッドを吸着させることがなくな
るため、磁気ヘッドの吸着による磁気ディスクの損傷が
防止される。排気用ファン１３によって排出される空気
は、フィルタ１０を介して外部から補給される。なお、
第二フィルタ１４は、密封容器内の温度が低下したとき
、排気用ファンを通って密封容器の中に入ってくる外部
の空気中の塵埃を除去するためのもので、フィルタｌＯ
と同じ役割を受持っている。
に排気用ファン１３も動作させる。キャリジ３の位置決
め動作のためにコイル４に電流を供給すると、コイル４
の温度が上昇してガスが発生するが、この発生ガスは、
密封容器内の空気と共に排気用ファン１３によって密封
容器の外に排出される。このとき、発生ガスは、その排
出径路内にコイル４に近接しそ配設されているガス吸収
剤１２によって吸収されるため、密封容器内に残留する
ガスは極めて微量となる。従って磁気ディスク装置の運
転を停止したとき、密封容器内の温度が低下しても、発
生ガスが液化して磁気ヘッドを吸着させることがなくな
るため、磁気ヘッドの吸着による磁気ディスクの損傷が
防止される。排気用ファン１３によって排出される空気
は、フィルタ１０を介して外部から補給される。なお、
第二フィルタ１４は、密封容器内の温度が低下したとき
、排気用ファンを通って密封容器の中に入ってくる外部
の空気中の塵埃を除去するためのもので、フィルタｌＯ
と同じ役割を受持っている。
以上詳細に説明したように、本発明の磁気ディスク装置
は、ボイスコイルモータのコイルの温度上昇によって発
生するガスをガス吸収剤によって吸収しながら排気用フ
ァンによって密封容器の外に排出することができるため
、発生ガスによって磁気ヘッドが磁気ディスクに吸着さ
せるのを防止することができるという効果があり、従っ
て磁気ディスクの損傷を防止した信頼性の高い磁気ディ
スク装置が得られるという効果がある。また、磁気ディ
スク装置の動作中は、排気用ファンによって密封容器内
で空気を流通させるためにコイルの温度上昇を抑制でき
、その分だけガスの発生量を低減できるという効果もあ
る。
は、ボイスコイルモータのコイルの温度上昇によって発
生するガスをガス吸収剤によって吸収しながら排気用フ
ァンによって密封容器の外に排出することができるため
、発生ガスによって磁気ヘッドが磁気ディスクに吸着さ
せるのを防止することができるという効果があり、従っ
て磁気ディスクの損傷を防止した信頼性の高い磁気ディ
スク装置が得られるという効果がある。また、磁気ディ
スク装置の動作中は、排気用ファンによって密封容器内
で空気を流通させるためにコイルの温度上昇を抑制でき
、その分だけガスの発生量を低減できるという効果もあ
る。
第１図は本発明の一実施例の主要部の断面模式図、第２
図は従来の磁気ディスク装置の一例の主要部の断面模式
図である。 １・・・・・・磁気ディスク、２・・・・・・磁気へ゛
ラド、３・・・・・・キャリジ、４・旧・・コイル、５
・・・・・・マクネット、６・１６・川・・カバー、７
・１７・・・・・・ベース、８・・・・・・スピンドル
モータ、９・・団・スピンドル、１０・・・・・・フィ
ルタ、１１・・・・・・吸湿剤、１２・旧・・ガス吸収
剤、１３・・・・・・排気用ファン、１４・・・・・・
第二フィルタ。 代理人 弁理子 内 原 晋 条Ｚ図
図は従来の磁気ディスク装置の一例の主要部の断面模式
図である。 １・・・・・・磁気ディスク、２・・・・・・磁気へ゛
ラド、３・・・・・・キャリジ、４・旧・・コイル、５
・・・・・・マクネット、６・１６・川・・カバー、７
・１７・・・・・・ベース、８・・・・・・スピンドル
モータ、９・・団・スピンドル、１０・・・・・・フィ
ルタ、１１・・・・・・吸湿剤、１２・旧・・ガス吸収
剤、１３・・・・・・排気用ファン、１４・・・・・・
第二フィルタ。 代理人 弁理子 内 原 晋 条Ｚ図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 スピンドルに搭載されてスピンドルモータによって駆動
されて回転運動を行う少くとも１枚の磁気ディスクと、
前記磁気ディスクに対応して設けられキャリジに搭載さ
れて前記磁気ディスクの指定の位置に位置決め運動を行
う磁気ヘッドと、前記キャリジに取付けられたコイルお
よび固定して設けられたマグネットを有して前記コイル
に電流を供給することによって前記磁気ヘッドの位置決
め動作を駆動するボイスコイルモータと、前記磁気ディ
スクと前記磁気ヘッドと前記ボイスコイルモータとを密
封して収容するカバーおよびベースとを有する密封容器
と、前記密封容器に設けた呼吸口に配設したフィルタと
、前記密封容器内に設けた吸湿剤とを備える磁気ディス
ク装置において、 前記密封容器に設けた排気用ファンと、前記排気用ファ
ンと前記コイルとの間に配設したガス吸収剤と、前記排
気用ファンの位置に設けた第二のフィルタとを備えるこ
とを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3696188A JPH01211296A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3696188A JPH01211296A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01211296A true JPH01211296A (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=12484337
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3696188A Pending JPH01211296A (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01211296A (ja) |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP3696188A patent/JPH01211296A/ja active Pending
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