JPS61162885A - 磁気記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ウィンチェスタ型の磁気記録装置に関する
。

従来の技術 この種のものは、密閉した室内で磁気ディスクを高速で
回転させ、磁気ヘッドを磁気ディスクの半径方向へ移動
させてデータのリード又はライトを行なうものであるが
、磁気ディスクを高速で回転させ、これにより生ずる旋
回気流により磁気ヘッドを磁気ディスクかられずかに浮
かしてデータの処理を行なうため、磁気ディスクと磁気
ヘッドとの間に塵埃が入ることは許されない。そのため
に空気の循環経路中に塵埃を捕捉するフィルタを設けて
いる。

発明が解決しようとする問題点 ウィンチェスタ型の磁気記録装置においても、近来は同
じデータが記録された磁気ディスクを他の装置で再生す
るため、磁気ディスクを容易に装着したり外したりする
ようにしたものがある。しかし、このように磁気ディス
ク交換式のものは。

磁気ディスク無交換式のものに比較して磁気ディスクや
磁気ヘッドを格納する室内の密閉度が劣る。

したがって、不使用時に磁気ヘッドに塵埃が付着する。

運転中は塵埃を含む旋回気流がフィルタを通過するため
塵埃が捕捉されるが、運転開始直後は磁気ヘッドに塵埃
が付着したままのことも多い。

また、室内の密閉度が劣る分だけフィルタの目詰まりも
早くなる。磁気ディスクを出し入れするときに誤って磁
気ディスクに触れ傷を付けるおそれもある。

この発明は、このような点に鑑みなされたもので、磁気
ヘッドを保護しフィルタの有効使用期間を延長しつる磁
気記録装置をうろことを目的とする。

問題点を解決するための手段 この発明は、ディスク格納室２の外周部に、キャリア格
納室４とフィルタ６とを配列し、このフィルタ６の吸気
側の一端とディスク格納室２との間及びディスク格納室
２とキャリア格納室４との間を遮断する弁１４，１５を
設け、ディスク格納室２への磁気ディスク９の装着動作
に連動して弁１４．１５を開放方向へ移動させる連動機
構１９を設ける。

作用 したがって、不使用時はキャリア格納室４とフィルタ６
の吸気側の一端とが弁１４．１５により密閉状態に維持
される。ディスク格納室２に磁気ディスク９を装着する
と、連動機構１９が作動し弁１４．１５を開放方向へ移
動させ、磁気ディスク９の回転に伴う旋回気流がフィル
タ６を通り。

ディスク格納室２に向かうキャリア８の移動動作を許容
する状態に維持する。

実施例 この発明の一実施例を図面に基いて説明する。

１は筐体で、この筐体１にはディスク格納室２とこのデ
ィスク格納室２の外周部に配列されたフィルタ格納室３
及びキャリア格納室４とが形成されている。ディスク格
納室２の底にはモータ（図示せず）に直結された駆動軸
５が回転自在に設けられている。フィルタ格納室３には
フィルタ６が格納され、キャリア格納室４には磁気ヘッ
ド７を保持したキャリア８が磁気ディスク９の半径方向
に移動自在に設けられている６キヤリア８を移動させる
モータ１０は筐体１の外面に取付けられている。さらに
、フィルタ格納室３及びキャリア格納室４とディスク格
納室２との間には、通孔１１゜１２を有する仕切板１３
が設けられている。

しかして、通孔１１を開閉する弁１４と通孔１２を開閉
する弁１５と通孔１１に連通する通孔１６と通孔１２に
連通する通孔１７とを有する摺動板１８が仕切板１３に
そって設けられている。

さらに、ディスク格納室２への磁気ディスク９の装着動
作に連動する連動機構１９が設けられている。この連動
機構１９はスプリング２０によりフロントパネル２１側
に付勢されてスライド自在に保持された摺動杆２２と軸
２４に回動自在に保持されたレバー２３とよりなる。こ
のレバー２３の一端は摺動板１８に連結され他端は摺動
杆２２に連結されている。

このような構成において、フロントパネル２１側からデ
ィスク格納室２に磁気ディスク９を装着すると、摺動杆
２２が磁気ディスク９に押されてフロントパネル２１の
反対方向へスライドし、レバー２３が反時計方向へ回動
し、摺動板１８がスライドし、通孔１１，１６間及び通
孔１２．１７間が連通ずる。この状態が図面に示した状
態である。そして、駆動軸５により磁気ディスク９を回
転させキャリア８を通孔１２，１７からディスク格納室
２に向けて移動させてデータのリード又はライトを行な
う、このとき、磁気ディスク９の回転により生じた旋回
気流は通孔１１．１６からフィルタ６を通り、浄化され
た気流がキャリア格納室４と通孔１２．１７とを経てデ
ィスク格納室２に戻る。

データ処理を終え磁気ディスク９をフロントパネル２１
方向へ抜くと、摺動杆２２がスプリング２０の力により
フロントパネル２１方向へ復帰し、レバー２３が時計方
向へ復帰し、摺動板１８が復帰して弁１４，１５により
通孔１１，１２を閉じる。

したがって、ディスク格納室２の密閉度が多少劣ってい
ても、塵埃が磁気ヘッド７やフィルタ６に付着すること
はない、磁気ディスク９の出し入れに際しても、誤って
磁気ディスク９等が磁気へラド７に触れるようなことも
なく、磁気ヘッド７を保護することができる。

発明の効果 この発明は上述のように構成したので、不使用時には弁
により磁気ヘッドをキャリア格納室に密閉状態で格納す
ることができ、フィルタも弁によりディスク格納室から
遮断することができ、したがって、磁気ヘッドを保護す
ることができ、フィルタの寿命を延長することができる
等の効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示す水平断面図である。 ２・・・ディスク格納室、４・・・キャリア格納室、５
・・・駆動軸、６・・・フィルタ、７・・・磁気ヘッド
、８・・・キャリア、９・・・磁気ディスク、１４．１
５・・・弁。 １９・・・連動機構

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　磁気ディスクを格納するとともにこの磁気ディスクを
   回転させる駆動軸が設けられたディスク格納室の外周部
   に、磁気ヘッドを保持して前記磁気ディスクの半径方向
   に移動するキャリアを格納するキャリア格納室と、排気
   側の一端が前記キャリア格納室に連通するフィルタとを
   配列し、このフィルタの吸気側の一端と前記ディスク格
   納室との間及び前記ディスク格納室と前記キャリア格納
   室との間を遮断する弁を設け、前記ディスク格納室への
   前記磁気ディスクの装着動作に連動して前記弁を開放方
   向へ移動させる連動機構を設けたことを特徴とする磁気
   記録装置。