JP2658993B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JP2658993B2 JP2658993B2 JP7177268A JP17726895A JP2658993B2 JP 2658993 B2 JP2658993 B2 JP 2658993B2 JP 7177268 A JP7177268 A JP 7177268A JP 17726895 A JP17726895 A JP 17726895A JP 2658993 B2 JP2658993 B2 JP 2658993B2
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- Japan
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- magnetic disk
- sealed container
- gas
- polymer
- activated carbon
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B25/00—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
- G11B25/04—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
- G11B25/043—Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B33/00—Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
- G11B33/14—Reducing influence of physical parameters, e.g. temperature change, moisture, dust
- G11B33/1486—Control/regulation of the pressure, e.g. the pressure inside the housing of a drive
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を記憶する磁気デ
ィスクと磁気ディスクに対する情報の記録再生を行う磁
気ヘッドとを密封容器内に収容し、この密封容器に外気
との気圧差を調整するための通気孔を設けた磁気ディス
ク装置に関し、特に、腐食性の有害ガスが密封容器内に
侵入して内部の部品が腐食するのを防止した磁気ディス
ク装置に関する。
ィスクと磁気ディスクに対する情報の記録再生を行う磁
気ヘッドとを密封容器内に収容し、この密封容器に外気
との気圧差を調整するための通気孔を設けた磁気ディス
ク装置に関し、特に、腐食性の有害ガスが密封容器内に
侵入して内部の部品が腐食するのを防止した磁気ディス
ク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の磁気ディスク装置の一例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【０００３】情報を記憶する磁気ディスクと磁気ディス
クに対する情報の記録再生を行う磁気ヘッドとを密封容
器内に収容し、外気との気圧差を調整するための通気孔
を密封容器に設けた従来の磁気ディスク装置は、図３に
示すように、情報を記憶する磁気ディスク１１と、磁気
ディスク１１に対して情報の記録再生を行う磁気ヘッド
１２と、磁気ヘッド１２を担持してその位置決め動作を
行うキャリッジ１３と、キャリッジ１３の位置決め動作
を駆動するボイスコイルモータ１４とを、ガスケット１
５を介してカバー１６およびベース１７で密封し、この
密封容器内で磁気ディスク１１を高速回転させることに
よって磁気ヘッド１２を磁気ディスク１１上に浮上させ
て情報の記録再生を行わせている。
クに対する情報の記録再生を行う磁気ヘッドとを密封容
器内に収容し、外気との気圧差を調整するための通気孔
を密封容器に設けた従来の磁気ディスク装置は、図３に
示すように、情報を記憶する磁気ディスク１１と、磁気
ディスク１１に対して情報の記録再生を行う磁気ヘッド
１２と、磁気ヘッド１２を担持してその位置決め動作を
行うキャリッジ１３と、キャリッジ１３の位置決め動作
を駆動するボイスコイルモータ１４とを、ガスケット１
５を介してカバー１６およびベース１７で密封し、この
密封容器内で磁気ディスク１１を高速回転させることに
よって磁気ヘッド１２を磁気ディスク１１上に浮上させ
て情報の記録再生を行わせている。
【０００４】このように磁気ディスク１１と磁気ヘッド
１２とを密封容器内に収容するのは、外部の塵埃が磁気
ディスクや磁気ヘッドに付着して磁気ディスクや磁気ヘ
ッドが損傷し、それによって情報が破壊されるのを防止
するためである。
１２とを密封容器内に収容するのは、外部の塵埃が磁気
ディスクや磁気ヘッドに付着して磁気ディスクや磁気ヘ
ッドが損傷し、それによって情報が破壊されるのを防止
するためである。
【０００５】しかしながら、密封容器を完全な密封状態
とすると、密封容器内の可動部品の発熱によって密封容
器内の温度が上昇して密封容器内の気圧が高くなり、こ
のため磁気ヘッドの浮上量が変化して情報の記録再生に
影響がでる。
とすると、密封容器内の可動部品の発熱によって密封容
器内の温度が上昇して密封容器内の気圧が高くなり、こ
のため磁気ヘッドの浮上量が変化して情報の記録再生に
影響がでる。
【０００６】これを防止するため、ベース１７（または
カバー１６）に通気孔１８を設け、この通気孔１８を介
して密封容器内外の空気が流通できるようにすることに
より、密封容器内の気圧を調整できるようにしている。
この通気孔１８には、外部の塵埃が密封容器内に侵入す
るのを防止するため、フィルタ１９を設けている。
カバー１６）に通気孔１８を設け、この通気孔１８を介
して密封容器内外の空気が流通できるようにすることに
より、密封容器内の気圧を調整できるようにしている。
この通気孔１８には、外部の塵埃が密封容器内に侵入す
るのを防止するため、フィルタ１９を設けている。
【０００７】このようにすることにより、外部から塵埃
が密封容器内に侵入するのは防止できるが、フィルタ１
９のみでは、ＳＯＸやＮＯＸ等の腐食性の有害ガスが密
封容器内に侵入するのを防止することは不可能である。
このような有害ガスは、通気孔１８以外の部分、例えば
ガスケット１５や組立ねじ（図示省略）の隙間からも密
封容器内に侵入することもある。
が密封容器内に侵入するのは防止できるが、フィルタ１
９のみでは、ＳＯＸやＮＯＸ等の腐食性の有害ガスが密
封容器内に侵入するのを防止することは不可能である。
このような有害ガスは、通気孔１８以外の部分、例えば
ガスケット１５や組立ねじ（図示省略）の隙間からも密
封容器内に侵入することもある。
【０００８】このような有害ガスの侵入を防止するため
の手段として、特開昭６２−１８４６８５号公報および
特開平０４−１３４７８３号公報には、通気孔にガス吸
着剤を設ける技術が開示されている。また、特開平０５
−１４４２４８号公報には、密封容器の内部に活性炭を
設け、これによって密封容器内の有害ガスの濃度を低減
させる技術が開示されている。更に、特開平０５−１０
９２６０号公報には、ガスを吸着するための材料とし
て、フィルタに銅および銀を被着したものを使用する技
術が開示されている。
の手段として、特開昭６２−１８４６８５号公報および
特開平０４−１３４７８３号公報には、通気孔にガス吸
着剤を設ける技術が開示されている。また、特開平０５
−１４４２４８号公報には、密封容器の内部に活性炭を
設け、これによって密封容器内の有害ガスの濃度を低減
させる技術が開示されている。更に、特開平０５−１０
９２６０号公報には、ガスを吸着するための材料とし
て、フィルタに銅および銀を被着したものを使用する技
術が開示されている。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
磁気ディスク装置のガス吸着技術では、ガス吸着材とし
ては、表面積が大きくかつ吸着力が強いものがよいとさ
れ、このため、活性炭や貴金属が推奨されている。しか
しこのようなガス吸着材は、単位重量あたりのガス吸着
能力が小さいため、所望のガス吸着力を得るためには、
多量のガス吸着材を使用しなければならないという問題
点を有している。すなわち、多量のガス吸着材を装着で
きない場合は、短時間で密封容器内の部品が腐食し、磁
気ディスク装置の傷害が発生するという問題点を有して
いる。
磁気ディスク装置のガス吸着技術では、ガス吸着材とし
ては、表面積が大きくかつ吸着力が強いものがよいとさ
れ、このため、活性炭や貴金属が推奨されている。しか
しこのようなガス吸着材は、単位重量あたりのガス吸着
能力が小さいため、所望のガス吸着力を得るためには、
多量のガス吸着材を使用しなければならないという問題
点を有している。すなわち、多量のガス吸着材を装着で
きない場合は、短時間で密封容器内の部品が腐食し、磁
気ディスク装置の傷害が発生するという問題点を有して
いる。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ディスク装
置は、情報を記憶する磁気ディスクと前記磁気ディスク
に対する情報の記録再生を行う磁気ヘッドとを密封容器
内に収容し、外気との気圧差を調整するための通気孔を
前記密封容器に設けた磁気ディスク装置において、前記
密封容器内の前記通気孔の位置にシアノ基を有する高分
子重合体炭素繊維を用いたガス吸収部材を設けたもので
あり、特に、シアノ基を有する高分子重合体炭素繊維を
アクリルニトリル高分子重合体炭素繊維としたものであ
る。
置は、情報を記憶する磁気ディスクと前記磁気ディスク
に対する情報の記録再生を行う磁気ヘッドとを密封容器
内に収容し、外気との気圧差を調整するための通気孔を
前記密封容器に設けた磁気ディスク装置において、前記
密封容器内の前記通気孔の位置にシアノ基を有する高分
子重合体炭素繊維を用いたガス吸収部材を設けたもので
あり、特に、シアノ基を有する高分子重合体炭素繊維を
アクリルニトリル高分子重合体炭素繊維としたものであ
る。
【００１１】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１２】図１は図２のＡ部の詳細を示す断面図、図
２は本発明の一実施例を示す断面図である。
２は本発明の一実施例を示す断面図である。
【００１３】図２において、情報を記憶する磁気ディス
ク１と、磁気ディスク１に対して情報の記録再生を行う
磁気ヘッド２と、磁気ヘッド２を担持してその位置決め
動作を行うキャリッジ３と、キャリッジ３の位置決め動
作を駆動するボイスコイルモータ４とは、カバー６およ
びベース７によって構成される密封容器内に収容されて
いる。カバー６およびベース７は、ガスケット５によっ
て密封されている。磁気ヘッド２は、この密封容器内で
高速回転する磁気ディスク１の上に浮上しながら情報の
記録再生を行う。
ク１と、磁気ディスク１に対して情報の記録再生を行う
磁気ヘッド２と、磁気ヘッド２を担持してその位置決め
動作を行うキャリッジ３と、キャリッジ３の位置決め動
作を駆動するボイスコイルモータ４とは、カバー６およ
びベース７によって構成される密封容器内に収容されて
いる。カバー６およびベース７は、ガスケット５によっ
て密封されている。磁気ヘッド２は、この密封容器内で
高速回転する磁気ディスク１の上に浮上しながら情報の
記録再生を行う。
【００１４】ベース７には、密封容器内外の空気が流通
できるようにするための通気孔８が設けてある。通気孔
８には、外部の塵埃が密封容器内に侵入するのを防止す
るためのフィルタ９が設けてある。
できるようにするための通気孔８が設けてある。通気孔
８には、外部の塵埃が密封容器内に侵入するのを防止す
るためのフィルタ９が設けてある。
【００１５】フィルタ９は、図１に示すように、ベース
７の内側に設けられており、通気孔８に対応する部分は
２層になっている。このフィルタ９の２層の間には、ガ
ス吸収剤１０が挿入されている。
７の内側に設けられており、通気孔８に対応する部分は
２層になっている。このフィルタ９の２層の間には、ガ
ス吸収剤１０が挿入されている。
【００１６】ガス吸収剤１０としては、シアノ基を有す
る活性炭素繊維からなる活性炭部材を使用する。シアノ
基を有する活性炭素繊維としては、アクリルニトリル高
分子重合体を例示することができる。
る活性炭素繊維からなる活性炭部材を使用する。シアノ
基を有する活性炭素繊維としては、アクリルニトリル高
分子重合体を例示することができる。
【００１７】ガス吸収剤１０のガスの吸着と脱離とは可
逆過程であるため、ガス吸収剤１０としては、一旦吸着
したガスが脱離しにくい性質を有する材料であることが
望ましい。この点においてシアノ基は、化学組成上窒素
の孤立電子対を有するため、無機化合物のガスの化学吸
着を起し易いといわれている。従って、シアノ基を有す
る活性炭素繊維からなる活性炭部材のガス吸収剤１０に
吸着した無機化合物のガスは、ガス吸収剤１０から脱離
しにくく、磁気ディスク装置のガス吸収剤として優れた
性質を有している。
逆過程であるため、ガス吸収剤１０としては、一旦吸着
したガスが脱離しにくい性質を有する材料であることが
望ましい。この点においてシアノ基は、化学組成上窒素
の孤立電子対を有するため、無機化合物のガスの化学吸
着を起し易いといわれている。従って、シアノ基を有す
る活性炭素繊維からなる活性炭部材のガス吸収剤１０に
吸着した無機化合物のガスは、ガス吸収剤１０から脱離
しにくく、磁気ディスク装置のガス吸収剤として優れた
性質を有している。
【００１８】上述のように構成した磁気ディスク装置
を、二酸化窒素（ＮＯ2 ）１０ｐｐｍおよび二酸化硫黄
（ＳＯ2 ）１０ｐｐｍの混合ガス中に３ケ月放置した後
の、磁気ディスク装置内の残留ガスの濃度と、そのとき
の磁気ディスクの腐食の状態を観察した結果とを表１に
示す。
を、二酸化窒素（ＮＯ2 ）１０ｐｐｍおよび二酸化硫黄
（ＳＯ2 ）１０ｐｐｍの混合ガス中に３ケ月放置した後
の、磁気ディスク装置内の残留ガスの濃度と、そのとき
の磁気ディスクの腐食の状態を観察した結果とを表１に
示す。
【００１９】
【表１】
【００２０】表１には、比較のために、活性炭のない場
合（Ｎｏ．１）、金属性のガス吸収剤として粒状銀を使
用した場合（Ｎｏ．２）、一般的によく知れている活性
炭ガス吸収剤の粒状ヤシガラ活性炭を使用した場合（Ｎ
ｏ．３）、活性炭素繊維としてセルローズ高分子重合繊
維（セルローズ繊維）を原料とする活性炭素繊維（Ｎ
ｏ．４）およびフェノールノボラック高分子重合繊維を
原料とする活性炭素繊維（フェノール繊維）（Ｎｏ．
５）およびアクリルニトリル高分子重合繊維を原料とす
る活性炭素繊維（アクリル繊維）（Ｎｏ．６）の３種類
の活性炭素繊維を使用した場合について示してある。
合（Ｎｏ．１）、金属性のガス吸収剤として粒状銀を使
用した場合（Ｎｏ．２）、一般的によく知れている活性
炭ガス吸収剤の粒状ヤシガラ活性炭を使用した場合（Ｎ
ｏ．３）、活性炭素繊維としてセルローズ高分子重合繊
維（セルローズ繊維）を原料とする活性炭素繊維（Ｎ
ｏ．４）およびフェノールノボラック高分子重合繊維を
原料とする活性炭素繊維（フェノール繊維）（Ｎｏ．
５）およびアクリルニトリル高分子重合繊維を原料とす
る活性炭素繊維（アクリル繊維）（Ｎｏ．６）の３種類
の活性炭素繊維を使用した場合について示してある。
【００２１】表１に示すように、活性炭のない場合（Ｎ
ｏ．１）は、３ケ月後の磁気ディスク装置内の残留ガス
の濃度は、外気のガス濃度と同じとなり、磁気ディスク
も全面的に腐食する。粒状銀の場合（Ｎｏ．２）も、活
性炭のない場合（Ｎｏ．１）とほぼ同じである。これ
は、ガス吸着表面積が小さいことによると考えられる。
粒状ヤシガラ活性炭の場合（Ｎｏ．３）は、粒状銀の場
合（Ｎｏ．２）よりも少し優れているが、まだ不十分で
ある。
ｏ．１）は、３ケ月後の磁気ディスク装置内の残留ガス
の濃度は、外気のガス濃度と同じとなり、磁気ディスク
も全面的に腐食する。粒状銀の場合（Ｎｏ．２）も、活
性炭のない場合（Ｎｏ．１）とほぼ同じである。これ
は、ガス吸着表面積が小さいことによると考えられる。
粒状ヤシガラ活性炭の場合（Ｎｏ．３）は、粒状銀の場
合（Ｎｏ．２）よりも少し優れているが、まだ不十分で
ある。
【００２２】活性炭素繊維は、粒状活性炭よりも高価で
あるが、大きなガス吸収能力を有している。これは、粒
状活性炭よりもガス吸着表面積が大きいためであると考
えられる。特にアクリルニトリル高分子重合体活性炭素
繊維（アクリル繊維）（Ｎｏ．６）は、シアノ基の化学
作用によって、セルローズ高分子重合体活性炭素繊維
（セルローズ繊維）（Ｎｏ．４）やフェノールノボラッ
ク高分子重合体活性炭素繊維（フェノール繊維）（Ｎ
ｏ．５）の１０倍以上の極めて大きなガス吸収能力を示
す。また、磁気ディスクの腐食も全く発生していない。
あるが、大きなガス吸収能力を有している。これは、粒
状活性炭よりもガス吸着表面積が大きいためであると考
えられる。特にアクリルニトリル高分子重合体活性炭素
繊維（アクリル繊維）（Ｎｏ．６）は、シアノ基の化学
作用によって、セルローズ高分子重合体活性炭素繊維
（セルローズ繊維）（Ｎｏ．４）やフェノールノボラッ
ク高分子重合体活性炭素繊維（フェノール繊維）（Ｎ
ｏ．５）の１０倍以上の極めて大きなガス吸収能力を示
す。また、磁気ディスクの腐食も全く発生していない。
【００２３】この結果から、アクリルニトリル高分子重
合体活性炭素繊維（アクリル繊維）は、他の高分子重合
体活性炭素繊維の１０分の１の量で同等以上のガス吸収
能力とすることが可能である。アクリルニトリル高分子
重合体活性炭素繊維以外のシアノ基を有する高分子重合
体活性炭素繊維でも、同様な効果を得ることができる。
合体活性炭素繊維（アクリル繊維）は、他の高分子重合
体活性炭素繊維の１０分の１の量で同等以上のガス吸収
能力とすることが可能である。アクリルニトリル高分子
重合体活性炭素繊維以外のシアノ基を有する高分子重合
体活性炭素繊維でも、同様な効果を得ることができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気ディ
スク装置は、密封容器内の通気孔の位置に、シアノ基を
有する高分子重合体活性炭素繊維を用いたガス吸収部材
を有するフィルタを設けることにより、少量のガス吸収
部材によって外部から侵入する腐食性の有害ガスを排除
できるという効果があり、従って有害ガスによる密封容
器内の部品の腐食を防止できるという効果がある。
スク装置は、密封容器内の通気孔の位置に、シアノ基を
有する高分子重合体活性炭素繊維を用いたガス吸収部材
を有するフィルタを設けることにより、少量のガス吸収
部材によって外部から侵入する腐食性の有害ガスを排除
できるという効果があり、従って有害ガスによる密封容
器内の部品の腐食を防止できるという効果がある。
【図１】図２のＡ部の詳細を示す断面図である。
【図２】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図３】従来の磁気ディスク装置の一例を示す断面図で
ある。
ある。
１・１１ 磁気ディスク ２・１２ 磁気ヘッド ３・１３ キャリッジ ４・１４ ボイスコイルモータ ５・１５ ガスケット ６・１６ カバー ７・１７ ベース ８・１８ 通気孔 ９・１９ フィルタ １０ ガス吸収剤
Claims (2)
- 【請求項１】 情報を記憶する磁気ディスクと前記磁気
ディスクに対する情報の記録再生を行う磁気ヘッドとを
密封容器内に収容し、外気との気圧差を調整するための
通気孔を前記密封容器に設けた磁気ディスク装置におい
て、 前記密封容器内の前記通気孔の位置にシアノ基を有する
高分子重合体炭素繊維を用いたガス吸収部材を設けたこ
とを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項２】 シアノ基を有する高分子重合体炭素繊維
をアクリルニトリル高分子重合体炭素繊維としたことを
特徴とする請求項１記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177268A JP2658993B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 磁気ディスク装置 |
| US08/679,800 US5754366A (en) | 1995-07-13 | 1996-07-15 | Electronic device container having an air hole screened with a harmful gas adsorbent |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177268A JP2658993B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 磁気ディスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935467A JPH0935467A (ja) | 1997-02-07 |
| JP2658993B2 true JP2658993B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=16028090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177268A Expired - Lifetime JP2658993B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5754366A (ja) |
| JP (1) | JP2658993B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6585906B2 (en) * | 2001-01-03 | 2003-07-01 | International Business Machines Corporation | Method for recycling a disk having a layered structure on a glass substrate |
| US6850387B2 (en) * | 2001-01-17 | 2005-02-01 | Seagate Technology Llc | Form-in-place gasket height variability control for a disc drive |
| US6822824B2 (en) | 2002-06-07 | 2004-11-23 | Seagate Technology Llc | Flex circuit bracket which establishes a diffusion path for a data storage device housing |
| WO2005041193A1 (en) * | 2003-09-24 | 2005-05-06 | Seagate Technology Llc | Breather filter cartridge for data storage devices |
| US8861127B2 (en) | 2011-08-17 | 2014-10-14 | HGST Netherlands B.V. | Magnetic storage device with dynamic humidity control system to mitigate water vapor transients |
| US8885289B2 (en) * | 2011-08-17 | 2014-11-11 | HGST Netherlands B.V. | Magnetic storage device with multi-functional component for controlling chemical and water vapor therein |
| US8867164B2 (en) | 2011-08-17 | 2014-10-21 | HGST Netherlands B.V. | Magnetic storage device with humidity control device incorporating a differentially permeable membrane |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4863499A (en) * | 1988-07-29 | 1989-09-05 | Donaldson Company, Inc. | Anti-duffusion chemical breather assembly for disk drives |
| JPH0337482A (ja) * | 1989-07-03 | 1991-02-18 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ハードディスク装置用カバー・パッキン組立体の製造方法 |
| US5030260A (en) * | 1989-12-04 | 1991-07-09 | International Business Machines Corporation | Disk drive breather filter |
| EP0598908A1 (en) * | 1992-01-14 | 1994-06-01 | Daikin Industries, Ltd. | Filter and filter element |
| US5515214A (en) * | 1993-04-29 | 1996-05-07 | Nec Corporation | Magnetic disk drive with a filter assembly capable of removing dust and toxic gases |
| US5500038A (en) * | 1994-08-30 | 1996-03-19 | W. L. Gore & Associates, Inc. | Non-particulating compact adsorbent filter |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7177268A patent/JP2658993B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
- 1996-07-15 US US08/679,800 patent/US5754366A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0935467A (ja) | 1997-02-07 |
| US5754366A (en) | 1998-05-19 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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