JPH04132072A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH04132072A
JPH04132072A JP25336990A JP25336990A JPH04132072A JP H04132072 A JPH04132072 A JP H04132072A JP 25336990 A JP25336990 A JP 25336990A JP 25336990 A JP25336990 A JP 25336990A JP H04132072 A JPH04132072 A JP H04132072A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
disk device
gas
head
magnetic
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Pending
Application number
JP25336990A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Mikami
三上 政明
Kazunori Tochiyama
栃山 和則
Minoru Nakajima
実 中島
Minoru Takahashi
実 高橋
Shigeru Fukushima
茂 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 コンピュータシステムのファイル装置として使用する磁
気ディスク装置に関し、 磁気ディスク装置の内部で、ヘッドクラッシュの原因と
なるガス発生を少なくすることによって、ヘッドクラッ
シュを発生しない信鯨性の高い磁気ディスク装置を実現
することを目的とし、磁気ディスク装置で使用するガス
ケットにフッ素ゴムを使用する。
また、磁気ディスク装置のケーシングの内側にガス吸着
剤を設けるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンピュータシステムのファイル装置として
使用する磁気ディスク装置に関する。
磁気ディスク装置は、記憶容量が大きく、かつ、アクセ
ス時間が他の外部記憶装置と比較して短いため、コンピ
ュータシステムの必需装置となっている。
−4で、コンピュータシステムに対する社会的要求は、
−層の高速化と小型化にある。
したがって、磁気ディスク装置に対しても、今まで以上
に記憶容量が大きく、かつ、外観形状を一層小型化した
装置が求められている。
小型・大記憶容量の磁気ディスク装置を実現するために
は、磁気記録媒体である磁気ディスク媒体への記録密度
を高める必要がある。
具体的には、磁気ディスク媒体への記録密度を高める方
法の1つとして、磁気ヘッドの浮上高を低くする方法が
ある。ちなみに、現在の磁気ヘッド浮上高はサブミクロ
ンのオーダーである。
しかし、磁気ヘッドの浮上高を低くすると、磁気ディス
ク媒体との間においてヘッドクラッシュを生じ易くなり
、甚だしいときにはデータの書き込み/読み出しが不可
能となる。
ヘッドクラッシュを生じる一般的原因は、磁気ディスク
装置内部に残留する塵埃である。しかし、磁気ヘッドの
浮上高が低くなると、磁気ディスク装置の内部で発生す
る不要なガス(気体)によってもヘッドクラッシュを生
しるようになる。
そのため、磁気ディスク装置の稼動中に不要なガスを発
生しない磁気ディスク装置が求められている。
〔従来の技術] 第3図は、磁気ディスク装置の構造を説明する図で、ケ
ーシングを切断し、磁気ディスク装置を磁気ディスク媒
体の回転軸方向から見た図、である。
磁気ディスク装置のケーシング1,2の内側には、磁気
ディスク媒体3と磁気へラド6、また、磁気ディスク媒
体3を回転駆動するスピンドル4とモータ5、磁気ヘッ
ド6をシーク駆動するための駆動アーム7とV CM 
(VOICE C0IL MOTOR) 8がある。
その他には、磁気ディスク装置の停止時に駆動アーム7
を固定するオートロックlOと、該オートロック10を
駆動するプランジャ11、駆動アーム7の揺動範囲を機
械的に規制するストッパ26、塵埃を除去するエアフィ
ルタ13、等々がある。
ところで、磁気ディスク装置内部に塵埃が存在すると、
ヘッドクラッシュを発生する原因となる。
そのため、磁気ディスク装置の構造は、ケーシング1,
2によって密閉した構造にしている。
そして、磁気ディスク装置が稼動中に発生した塵埃は、
磁気ディスク装置内部に設けたエアフィルタ13で捕捉
する仕組みである。もちろん、磁気ディスク装置の組み
立てはクリーンルーム内で行っている。
また、ケーシング1,2の幾つかの部分には開口部があ
り、該開口部を介して磁気ディスク装置の組み立て・調
整・検査等を行った後に、ガスケット14.15.16
.17.18.19を介して蓋をして密閉している。尚
、ケーシング1.2等の貼り合わせ部分にも前記ガスケ
ットを使用している。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、磁気ヘッドの浮上高がサブミクロンのオーダ
ー例えば0.1〜0.2μ−程度になると、塵埃だけで
なく、樹脂製の部品や接着剤等がら発生するガスによっ
てもヘッドクラッシュが発生するようになる。
すなわち、樹脂製の部品や接着剤から発生したガスによ
って、磁気ヘッド6と磁気ディスク媒体3との間のへラ
ドタッチが悪化し、ヘッドクラッシュが発生するのであ
る。
つまり、樹脂製の部品や接着剤から発生するガスは、一
方で磁気ディスク装置が作動を開始して内部温度が上昇
することによって発生し、他方で該磁気ディスク装置が
作動を停止して内部温度が低下することによって結露す
る。
そして、前記結露したガス成分が磁気ディスク媒体3上
に付着した場合に、ヘッドクラッシュを生じる原因とな
る。
但し、樹脂製の部品や接着剤から発生するガスの全てが
、内部温度の低下に伴って結露するのではなく、幾つか
のガス成分が結露しヘッドクラッシュの原因となるので
ある。
ちなみに、磁気ディスク装置が可動している時の内部温
度は約60゛C程度に上昇し、可動を停止すれば外気温
度まで低下する。
次に、磁気ディスク装置の内部で使用している樹脂製の
部品と、接着剤を使用している部品を例示する。
■ガスケット 一般的にシリコンゴムのガスケットを使用している。
■VCM VCM8のコイルボビンをアミドイミドで被覆している
。また、永久磁石を使用した磁気回路の表面をフェノー
ル樹脂で被覆している。
■モータ スピンドルモータ5のコイルにも樹脂による表面被覆を
行い、該コイルを樹脂系接着剤で固定している。
■オートロツタ オートロック10にはポリカーボネイトを使用し、樹脂
系接着剤で接着・固定している。
■プランジャ プランジャ11のコイルにも樹脂による表面被覆を施し
、樹脂系接着剤で固定している。
■F P C(FILM PRINT CIRClll
T)FPC9は、磁気へラド6の可動配線として使用し
ているが、その構成主成分は樹脂である。
■エアフィルタ エアフィルタ13を樹脂系接着剤でケーシングlに接着
している。
以上に例示した樹脂製部品や樹脂系接着剤が発生するガ
スとしては、トルエン、キシレン、アルコール、樹脂の
可塑剤等の有機溶剤関係のガスと、シリコンゴムから発
生するシロキサンを上げることができる。
ところで、有機溶剤関係のガスは、磁気ディスク装置を
エージングすることによって殆ど排出させて除去するこ
とができるが、シロキサンはシリコンゴム自身から発生
する為に、エージングによって除去することができない
しかも、磁気ディスク媒体3上に結露し、最もヘッドク
ラッシュの発生原因になり易いガスは、シリコンゴムか
ら発生するシロキサンなのである。
本発明の技術的課題は、従来の磁気ディスク装置におけ
る以上のような問題を解消し、磁気ディスク装置の内部
で、ヘッドクラッシュの原因となるガス発生を少なくす
ることによって、ヘッドクラッシュを発生しない信顛性
の高い磁気ディスク装置を実現することにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の基本原理を説明する図、である。
本発明は、磁気ディスク装置にとって有害なガスを発生
しない材質の部品を使用するところに特徴がある。
すなわち、磁気ディスク装置25で使用するガスケット
20にフッ素ゴムを使用する。
また、磁気ディスク装置25のケーシング21,22の
内側であって、且つ記録媒体に流れ込む空気の上流側位
置にガス吸着剤23を設ける。
〔作用〕
フッ素ゴムは発ガスの少ない材料である。
そのため、シリコンゴムを使用していたガスケット20
の材料をフッ素ゴムにすることによって、ヘッドクラッ
シュの発生原因となるガスが磁気ディスク装置25の内
部で発生し難(なる。
その結果、ヘッドクラッシュが発生し難くなる。
また、磁気ディスク装置25の内部すなわちケーシング
21.22の内側にガス吸着剤23を設けることによっ
て、該磁気ディスク装置25の内部に発生したガスを吸
着することが可能となり、発ガスによるヘッドクラッシ
ュが発生し難くなる。
特に、ガス吸着剤23を記録媒体に流れ込む空気の上流
側位置に設けると、該ガス吸着剤23で発ガスが吸収さ
れた後に記録媒体へ空気が流れ込む為、良好な作用を得
ることができる。
尚、フッ素ゴムのガスケット20とガス吸着剤23を併
用すれば、磁気ディスク装置25内部のガス量を一層小
さくできる。
〔実施例〕
次に、実施例の磁気ディスク装置を上げて説明する。
第2図は、実施例を説明する図で、(a)はケーシング
を切断し、磁気ディスク装置を磁気ディスク媒体の回転
軸方向から見た図、(b)は実施結果を説明するグラフ
、である。
(1)構成 本実施例は、第3図に示した従来の磁気ディスク装置に
おいて、そのガスケットをフッ素ゴムから成るガスケッ
ト14a、 15a、 16a、 17a、 18a、
 19aに換え、さらに、ケーシング1.2の内側に活
性炭23aを設けた磁気ディスク装置である。
尚、活性炭23aを設ける位置は、磁気ディスク媒体3
0回転で生じる気流によって決定する。
すなわち、第2図(a)においては、仲印で示すような
気流を生じている。したがって、ケーシング1,2内側
の空気が磁気ディスク媒体3に流れ込む手前の位置に設
ける。その結果、活性炭23aでガスが吸着された空気
が磁気ディスク媒体3へ流れ込み、該磁気ディスク媒体
3表面に清浄な環境を維持することができる。
ところで、ガスケットの他の材料としては、ウレタンゴ
ム等を上げることができる。
(2)実施結果 第2図(b)は、従来の磁気ディスク装置と本実施例の
磁気ディスク装置とを、加速試験を行って評価した結果
である。尚、同図グラフ下側に示す実施例の装置には、
活性炭23aを使用していない。
加速試験は、従来の磁気ディスク装置と実施例の磁気デ
ィスク装置とをそれぞれ5台づつ用意し、−旦高温で稼
動(ランニング)した磁気ディスク装置を低温にして稼
動させ、ヘッドクラッシュの発生状況を求めたものであ
る。
従来の磁気ディスク装置では、200H(時間)後に4
台の磁気ディスク装置にヘッドクラッシュを発生し、4
00H後に残り1台もヘッドクラッシュを発生している
他方、実施例の磁気ディスク装置では、1200Hを経
過しても1台のヘッドクラッシュも発生せず、その時点
で十分な結果を得られたので加速試験を終了した。
すなわち、3〜6倍に相当する改善結果が得られた。
したがって、発ガスの少ない材料また活性炭などのガス
吸着剤を使用することが有効である。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、発ガスの少ない材料また
活性炭などのガス吸着剤を使用することによって、磁気
ディスク装置内部に発生する有害なガスが少なくなり、
ヘッドクラッシュの発生率が極めて小さくなる。
その結果、信顛性の高い磁気ディスク装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本原理を説明する図、第2図は、
実施例を説明する図で、(a)はケーシングを切断し、
磁気ディスク装置を磁気ディスク媒体の回転軸方向から
見た図、(b)は実施結果を説明するグラフ、 第3図は、磁気ディスク装置の構造を説明する図で、ケ
ーシングを切断し、磁気ディスク装置を磁気ディスク媒
体の回転軸方向から見た図、である。 図において、1.2,21.22はケーシング、3,3
aは磁気ディスク媒体、4,4aはスピンドル、5はモ
ータ、6,6aは磁気ヘッド、7.78は駆動アーム、
8,8aはVCM、9はFPClloはオートロック、
−11はプランジ中、I2はPTFES13はエアフィ
ルタ、14、14a、 15.15a、 16+ 16
a、 17+ 17a+ IL 18a、 19.20
はガスケット、23はガス吸着剤、23aは活性炭、2
4はキャリッジ、25は磁気ディスク装置、26はスト
ッパ、27.28,29.30は蓋、をそれぞれ示して
いる。 25謙gPt−r2スフ脹!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気ディスク装置(25)で使用するガスケット(
    20)にフッ素ゴムを使用したこと、 を特徴とする磁気ディスク装置。 2、磁気ディスク装置(25)のケーシング(21、2
    2)の内側であって、且つ記録媒体に流れ込む空気の上
    流側位置にガス吸着剤(23)を設けたこと、を特徴と
    する磁気ディスク装置。 3、請求項1記載の磁気ディスク装置において、ケーシ
    ング(21、22)の内側であって、且つ記録媒体に流
    れ込む空気の上流側位置にガス吸着剤(23)を設けた
    こと、 を特徴とする磁気ディスク装置。
JP25336990A 1990-09-20 1990-09-20 磁気ディスク装置 Pending JPH04132072A (ja)

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JP (1) JPH04132072A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5636081A (en) * 1993-09-20 1997-06-03 Hitachi, Ltd. Magnetic disc apparatus and magnetic disc
JP2011103150A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Alphana Technology Co Ltd ディスク駆動装置

Cited By (2)

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US5636081A (en) * 1993-09-20 1997-06-03 Hitachi, Ltd. Magnetic disc apparatus and magnetic disc
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