JPH01223685A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、磁気ヘッドにより磁気ディスクへのデータ
の記録、再生を行なう磁気ディスク本体を、枠体に収納
した磁気ディスク装肯に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の磁気ディスク装置のデータを記録、再生
する研気ディスク本体の分解斜視図であり、図において
（１）はデータを記録、保存する磁気ディスク、（２）
はデータを磁気ディスク（１）に記録したり磁気ディス
ク（１）に記録されたデータを再生する磁気ヘッドであ
る。（３）は磁気ヘッド（２）を保持するキャリッジ、
（４）はキャリッジ（３）を円弧運動させるためのボイ
スコイルモータ（図示せず）からなるアクチエータ、（
５）はそれらの各部品（１）　、　（２１、（３）。

（４）を搭載するペース、（６）はペース（５）を被い
各部品（１）　、＜２）　、　（３１、（４）を塵埃か
ら保護するためのカバーである。

次に、動作について説明する。磁気ディスク（１）は、
ペース（５）に内置されたスピンドルモータ（図示せず
）に、複数板（磁気ディスク装置の記憶量に応じて１枚
からｌＯ数枚が普通である。）装置され、３０００回転
／分〜３６００回転／分と言う高速度で回転する。その
回転する磁気ディスク（１）上に、磁気ヘッド（２）が
キャリッジ（３）に保持されて位置している。キャリッ
ジ（３）はさらにアクチエータ（３）に連結しておりア
クチエータ（４）内のボイスコイルモータを駆動源とし
【キャリッジ（３）を円弧運動させてキャリッジ（３）
の先端についている磁気ヘッド（２）を磁気ディスク（
１）の中心に向って前進後退動作を行う。通常、磁気ヘ
ッド（２）は磁気ディスク（１）の裏表に位貴しキャリ
ッジ（３）も磁気ヘッド（２）の裏表を１対とした数だ
けある＠ 次に、磁気ディスク（１）へのデータの記録、再生の原
理を第４図に基いて説明する。（２ａ）は磁気ヘッド（
２）に巻れたコイル、（７）は磁気ディスク（１）の基
材で、通常はアルミニュームからなる。（８）は基材（
力の両面圧塗布またはメツキ等が施された磁性膜で、基
材（７）に磁性膜（８）を施して磁気ディスク（１）を
形成している。

（９）は磁気ディスク（１）の回転方向、（１０）は磁
気ディスク（１）の回転によって誘起される空気の流れ
、（Ｉｌａ）は磁気ヘッド（２）から発生する漏洩磁界
、（１２）は磁性膜（８）の磁化方向、（１２ａ）は磁
化されたことにより生ずるＮ磁極、（１２ｂ）は同Ｓ磁
極、（ｌｌｂ”ｌはＮ磁極（１２ａ）とＳ磁極（１２ｂ
）とから発生する磁界を示す。

そこで、磁気記録、再生動作原理は、磁気ディスク（１
）が回転方向（９）に回転すると、その磁気ディスク（
１）　Ｋよって誘起された空気の流れ（１０）が磁気ヘ
ッド（２）と磁気ディスク（１）との間に入り込み、く
さび効果によって磁気ヘッド（２）を浮き上がらせ、磁
気ヘッド（２）を支えている支持ばねの加圧力とつり合
って０．２〜０．４μｍ等と極微少間隙で浮上する。そ
のような状態で磁気ヘッド（２）のコイル（２ａ）に直
流電流を流すことによって漏洩磁界（１１ａ）が発生す
る。すると、この漏洩磁界（ｌｌａ）は磁性膜（８）を
励磁して磁化方向（１２）に磁化する。この磁化方向は
コイル（２ａ）に電流を流す方向によって決定されるも
ので、流す方向が逆転させれば磁化方向（１２）も逆転
する。このようにして磁化されると磁性膜（８）にはＮ
磁極（１２ａ）とＳ磁極（１２ｂ”１とが生じる。これ
が磁気記録原理である。

この記録されたデータを再生して読み出すときには、磁
化されたＮ磁極（１２ａ）、Ｓ磁極（１２ｂ）が磁界（
Ｈｂ）を発生させるので、磁気ディスク（１）が磁気ヘ
ッド（２）の下に回転してきたときにコイル（２ａ）に
逆起電力が発生して電流が流れ、磁化方向（１２）によ
って電流の方向が決定される。このようにしてＮ磁極（
１２ａ）、Ｓ磁極（１２ｂ）の違いを書込んだり読み出
したりして情報は記録再生される。

ところで、磁気ディスク（１）と磁気ヘッド（２）とは
０．２〜０．４μｍと極微少間隙であり、通常雰囲気中
では謳が混入して磁気ヘット責２）および磁性１Ｋ（８
）を破壊してしまうので、クリーンルームで組立てられ
第５図に示すごとくベース（５）とカバー（６）とで密
閉されて磁気ディスク本体（２ｏ）となる。

第６図は第５図忙示した磁気ディスク本体（２ｏ）を電
気回路基板（１３）と共にて枠体（２１）に収納した図
であり、（１４）は枠体カバー、（１５）は枠体ベース
である。

第７図は第６図の磁気ディスク装置を二台自立枠体（１
６）内に収納した斜視図である。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の磁気ディスク装置は以上のように構成されている
ので、外部磁界の強さが２工ルステツド程度の微少磁界
でも漏洩磁界（ｌｌａ）は影響を受けて正しいデータの
記録、再生ができなくなり、そのため磁気ディスク装置
の周辺に、磁界を発生する強磁性体がｆけないことや、
強電導体が設置できない等の問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、強磁性体および強電導体の近くに設置でき
る磁気ディスク装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る磁気ディスク装置は、磁気ディスク本体
を収納する枠体に、常温超電導材からなる超電導体を設
けたものである。

〔作　用〕

この発明においては、枠体に超電導体を設けたので、超
電導体のマイスナー効果により枠体内への磁気侵入は阻
止される。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すもので第３図ないし
第７図と同一または相当部分は同一符号を付し、その説
明は省略する。

図において、（２２）は枠体カバー（２３）と枠体ベー
ス（２４）とからなり磁気ディスク本体（２ｏ）を収納
した枠体、（２３ａ）は枠体カバ一部（２３ｂ＞の内側
に貼られた常温超電導材からなる第１の超電導体、（２
４ａ）は枠体ベース（２４ｂ）の内側に貼られた第２の
超電導体である。

このように構成された磁気ディスク装置においては、枠
体カバー（２３）および枠体ベース（２４）の内側圧そ
れぞれ第１および第２の超電導体（２３ａ）。

（２４ａ）を設けたので、マイスナー効果によって枠体
（２２）内への磁気の侵入は防止される。

なお、第２図はこの発明の他の実施例を示す分解斜視図
であり、（２５）は自立枠体（２６）の各板に貼られた
常温超電導材からなる超電導体であり、自立枠体（２６
）内への磁気の侵入は防止される。

また、上記の実施例ではいずれも超電導体を貼り合わせ
たものについて説明したが、枠体（２２）、自立枠体（
２６）の内壁面を常温超電導材で蒸着してもよい。

さらに、枠体（２２）、自立枠体（２６）の外側または
全体を常温超電導材で設けてもよい。

さらにまた、この発明は固定形磁気ディスク装置以外に
フレキシブル磁気ディスク装置にも適用することができ
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明の磁気ディスク装置は、
磁気ディスク本体を収納する枠体に、常温超電導材から
なる超１に導一体を設けたので、超電導体のマイスナー
効果により枠体内の磁気の侵入は阻止され、データの記
録、再生にあたり磁気の影響を受けないという効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

＠１図はこの発明の一実施例による磁気ディスク装置を
示す分解斜視図、第２図はこの発明の他の実施例を示す
分解斜視図、第３図は従来の磁気ディスク本体の一例を
示す分解斜視図、第４図は磁気ディスク装置の記録、再
生の原理図、第５図は第３図の磁気ディスク本体の全体
斜視図、第６図は従来の磁気ディスク装置の一例を示す
一部切欠き斜視図、第７図は従来の磁気ディスク装置の
他の例を示す斜視図である。 （１）・・磁気ディスク、（２）・寺磁気ヘッド、（２
０）・・磁気ディスク本体、（２２）・・枠体、（２３
ａ）・・第１の超電導体、（２４＆）・・第２の超電導
体、（２５）−・超電導体、（２６）・・自立枠体。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 第　１　図 ２０　：　凪第ンテ゛輸スク７本体 ２２　：＃イ木 ２３ａ：招１へ超電導体 ２ｄａ　　第２の超τ導体 第　２　図 ２Ｆ。 ２１箇、気へ・・・ド 第　４　図 第　５ｖ：Ｊ 第　７　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　磁気ヘッドにより磁気ディスクへの記録、再生を行な
   う磁気ディスク本体を収納する枠体に、常温超電導材か
   らなる超電導体を設けたことを特徴とする磁気ディスク
   装置。