JPH01210523A - 矢板壁の防食装置 - Google Patents

矢板壁の防食装置

Info

Publication number
JPH01210523A
JPH01210523A JP3530288A JP3530288A JPH01210523A JP H01210523 A JPH01210523 A JP H01210523A JP 3530288 A JP3530288 A JP 3530288A JP 3530288 A JP3530288 A JP 3530288A JP H01210523 A JPH01210523 A JP H01210523A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet pile
cover
pile wall
adjacent
corrosion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3530288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0432176B2 (ja
Inventor
Katsuhiko Kashiwagi
勝彦 柏木
Kazunari Shintani
新谷 一成
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP3530288A priority Critical patent/JPH01210523A/ja
Publication of JPH01210523A publication Critical patent/JPH01210523A/ja
Publication of JPH0432176B2 publication Critical patent/JPH0432176B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
  • Revetment (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り又工夏五皿次1 本発明は、護岸、築堤四のために水中に打込まれた鋼矢
板もしくは鋼管矢板の水側を被覆してこれらの矢板の腐
食を防止する矢板壁の被覆防食装置に関するものである
(し又」L町 上記矢板は例えば海に而して多数互いに隣接して地中に
打込まれ、土庄y)用の連続した矢板壁を形成するが、
この矢板壁の表面は各矢板の形状により凹凸状をなして
いる。また、各矢板は、海面付近において海水と空気の
両方に繰返し接触するため、長期間の使用によってこの
部分に著しい腐食を受は易い。
このため、矢板壁の海側の海面付近をプラスチック材料
等の防食カバーで覆い、この防食カバーと矢板壁との間
にモルタル等の充填材を充填する被覆防食装置が知られ
ており、例えば特(i11昭56−31942Q公報、
実開昭50−28507号公報、特開昭54−8f39
10号公報等に示されている。これらの被覆防食装置に
おいては、矢板壁の前面に防食カバーが種々の係止手段
により該前面から隔置して取付けられており、それぞれ
一長一短がある。しかしいずれの場合においても、防食
カバーは矢板壁表面の前記凹凸に沿わゼて設けられてお
り、従って防食カバー自体ら凹凸状をなしている。
41シようとする′ しかし、このJ:うに表面が凹凸状をなす防食カバーは
、漂流物が引1卦り易く、これにより破IVIすること
が多い。また、矢板壁の凹凸に沿うため横方向の総延長
が長くなり材料費が高くつく。さらに、矢板壁によって
岸壁を構築した場合に小型船舶の接舷に支障を来すこと
がある。
・0  °−るた の−二 お び 本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
本発明による防食装置は、互いに隣接する多数の矢板に
よって形成された矢板壁の前面に、防食カバーを該前面
から隔置して取付け、該防食カバーと前記矢板壁の前面
との間に充填材を充填して成る矢板壁の防食装置におい
て、前記防食カバーを、前記矢板壁の凹凸の少なくとも
1ピッチに亘る平坦なカバー部材を該矢板壁に沿い順次
水密に連結することにより構成されている。
本発明によれば、防食カバーを構成する各カバー部材は
平坦な板状体をなし、かつその巾は矢板壁の少なくとも
1ピツヂに亘っているので、このようなカバー部材を連
接して形成された防食カバーは、矢板壁の凹凸に沿うこ
となく該凹凸の凸部どうしを順次直線状に結ぶ平坦な壁
を形成する。
従ってこの防食カバーは漂流物が引掛かって破損される
恐れが少ない。また総延長が短かくなるので材料が節減
され、かつ小型船舶の接舷ら容易になる。
児−蓋−1 以下、本発明を図示の実施例について説明する。
第1図ないし第4図は鋼矢板によって形成された矢板壁
に本発明による防食装置を施した例を示す。各鋼矢板1
は周知のようにU字状の断面をなし、両側縁ににそれぞ
れ接手部2.2が設けられている。このような1本の鋼
矢板1を海底3に打込んだ後、この打込み鋼矢板1の接
手部2に隣接鋼矢板1の接手部2を係合させ、両接手部
2を相互に滑らせながら隣接鋼矢板1を下方へ向けて海
底3に打込み、このような作業を反覆することにより、
陸4側と海5側との境界線に沿って連続した矢板壁が構
築され、陸4側の土が高5側に崩れ落ちるのを防止して
いる。
これらの鋼矢板1の海5側の面は海水と接触し、特に海
面を挟んでその上下の、海水と空気の両方に繰返し接触
する部分は腐食され易いので、この部分にカバー部材6
を連接して形成した防食カバー6.6・・・と、該防食
カバー6.6・・・と矢板壁1゜1・・・の表面との間
に充填されたモルタル、コンクリート等の充填材7とか
ら成る防食装置が施されている。なお本実施例にJ3い
てはこの防食装置は矢板壁1.1・・・の頂部から海底
に至るまで全面に亘って施されている。
各カバー部材6はFRPで形成されており、平板状をな
している。そしてその巾Wは、矢板壁1゜1・・・の凹
凸の1ピッチずなわら隣り合う凸部T1と凸部T2の各
中心間の間隔にほぼ等しく設定されている。第4図はカ
バー部材6を内側から見た斜視図である。このカバー部
材6の内側面にはその巾方向両端縁部に沿わせて山形鋼
から成る取付片8,8がボルト9により固着されており
、また巾方向中央部にも同様な取付片10が固着されて
いる。そして上下方向の中間部にJ5いて取付片8゜1
0に隣接した位置に窓11が所々設けられている。
窓11の周囲の内側面には袋ナツト12が溶着されてお
り、外側に蓋13を当てがって該W13J5よびカバー
部材6を貫通するボルト14を袋ナツト12に螺着する
ことにより、窓11を蓋13によって閉塞することがで
きるようになっている。
カバー部材6の両側縁は2股状の調整板保持部15とな
っており、また本体部には連続してもしくは断続的に上
下方向に延びる補強リブ16が形成されている。これら
の補強リブ16ハ第1図に示すように内側へ向って半円
形状に突出している。
上述したカバー部材6は次のようにして矢板壁に取イ」
けられる。先ずカバー部材6を例えば上方から吊して矢
板壁前面の所定位置すなわちその両側縁がそれぞれ矢板
壁の相線る凸部T+ 、T2の中心部に来る位置に位置
させる。この時前記窓11は開放されているので、この
窓11を通して凸部T+ 、T2の位置を確認できる。
そして両側の取飼片8,8をそれぞれ凸部T1ど凸部T
2に溶接する。この溶接は、窓11を通して溶接棒をカ
バー部材6の内側へ差し向【プ該窓11に隣接した取付
片8部分を凸部T+ 、T2に溶接することにより行ね
れる。窓11はカバー部06の長手方向に適当な間隔を
置いて設けられているので、取付片8はその上端から下
端までの要所要所を凸部T1’、T2に溶着される。
次いで巾方向中間部の取付片10と矢板壁の凹部Bとの
間に、該取付片10に隣接する各窓11の位置において
、それぞれステ一部材17を当てがい(ステ一部材17
は窓11から挿入してもよいし、上方から吊り下げても
よい)、前記と同様にして窓11から溶接棒を差し向け
て、取付片10とステ一部017およびステ一部材17
と凹部Bを溶接する。各窓11は溶接後W13によって
閉塞される。
このようにして矢板壁に取付けられた隣接する2枚のカ
バー部材6.6間は、各カバー部材6の互いに向かい合
った調整板保持部15.15間にカバー部材6と同長の
調整板18を上方から挿入することにより密封され、か
くして矢板壁1,1・・・の前面に該矢板壁から間隔を
隔てて延在する連続した防食カバー6.6・・・が構成
される。そしてこの防食カバー6.6・・・と矢板壁1
,1・・・との間に充填材7例えばモルタルが充填され
るが、カバー部材6は前述のようにして上下方向に亘っ
て略均等に矢板壁に溶着されているので、充填圧によっ
て中間部が膨出したり矢板壁から剥離したりすることは
ない。なお充填圧は下部へ行く程大きくなるので、前記
ステ一部材17の上下方向の間隔を上部において広く、
下部において狭く設定すれば、−層効果的に充填圧に対
処させることができる。
カバー部材6の下端は海底3上に載;δされた袋詰コン
クリート1つ上に設胃され、かつ袋詰コンクリート19
丁に遮板20が載置されて充填時に充填材7が下方へ流
出するのを防止している。
各カバー部材6は矢板壁の相隣る凸部T+。
12間に凹部Bを跨いで直線的に橋架されているので、
凹凸に沿わけて設けられた従来の防食カバー部材に比し
て巾方向の長さがはるかに狭く、従って材料が節減され
る。またこのカバー部材6を調整板18を介して連接し
て形成された防食カバー6.6・・・も矢板壁の凹凸に
沿うことなく平坦な外面を呈するので、漂流物が引掛か
ってこれにより破損する恐れがなく、小型船舶の接舷に
支障を来すこともない。
上記実施例においてはカバー部材6の巾Wを矢板壁の凹
凸の1ピッチにほぼ等しくしであるが、もちろん巾Wを
1ピッチ以上の長さとし、もしくは数ピッチに亘って1
枚のカバー部材6でカバーするようにしてもよい。隣接
するカバー部材6゜6の間は調整板18によって調整さ
れるので、巾Wに多少のバラツキがあっても差支えなく
、カバー部材6の製作が容易である。
補強リブ16は前述のように内側に向って半円形状に突
出しているので充填圧に対抗する力が大きい。なお、補
強リブは、矢板壁の数ピッチに亘って1枚のカバー部材
6でカバーするようにした場合、長さ方向はもちろん、
カバーの中方向へのリブを設けることも有効である。
第5図および第6図は鋼管矢板を打込んで構成した矢板
壁に本発明による防食装置を施した例を示す。21は鋼
管矢板で、本体鋼管の外周面の直径上対向ザる位置にそ
れぞれm線方向に指向した接手u4管22が溶接により
一体に付設されている。接手鋼管22には相隣る!lI
@矢仮21の接手鋼管22をI医脱自在に嵌合するため
のスリット23がその母線方向に沿って形成されており
、相隣る鋼管矢板21はそれぞれの接手m管22をスリ
ット23を通して互いに係合させて打込まれている。
カバー部月6は前記実施例のものとほぼ同様であるので
、同様な部分に同じ参照数字を付してこれらについては
詳細な説明を省略する。列設された鋼管矢板21により
形成されているこの矢板壁も、各鋼管矢板21の外形に
より凹凸状の表面を早している。そしてカバー部材6の
11〕Wは該凹凸の1ピッチずなわち隣接づる鋼管矢板
21の中心間距離F〕にほぼ等しくなされている。なお
本実施例においてはカバー部材6は矢板壁の最も腐食し
易い海面近傍を覆うしのとして示されている。
両側縁部の取イ」片8はステ、一部材24を介して鋼管
矢板21の外周に溶着されるが、取付片8どスア゛一部
月24およびステ一部材24と鋼管矢板21の溶接は前
記実施例と同様に窓11を通じて行われる。中間の取付
片10はステ一部材25を介して前記接手鋼管22に溶
接される。このためステ一部材25の内端には断面口字
状の取付部26が設けられており、該取付部26の一方
の脚片を一方の鋼管矢板21の接手鋼管22に、他方の
脚片を他方のfIA管矢板21の接手鋼管22に溶接す
る。これらの溶接も窓11を通して行われ、その要領は
前記実施例と何等変る所はない。カバー部材6の下端に
は充填材流出防止用の遮板27が設けられている。
隣接するカバー部材6どうしは調整板18によって接続
され、かくして矢板壁21.21・・・に沿う平坦な防
食カバー6.6・・・が構成されている。この防食カバ
ーは前記実施例における防食カバーと作用。
効果において何等変る所はない。
l且五匁皿 以上の通り、本発明においては、互いに隣接する多数の
矢板によって形成された矢板壁の前面に、防食カバーを
該前面から隔置して取付け、該防食カバーと館記矢板壁
の前面との間に充填材を充填して成る矢板壁の防食装置
において、前記防食カバーを、前記矢板壁の凹凸の少な
くとt)1ピッチに口る平坦なカバー部材を該矢板壁に
沿い順次水密に連結することにJ:り構成したので、防
食カバーtま矢板壁の凹凸に沿うことなく該凹凸の凸部
どうしを順次直線状に結ぶ平坦な壁を形成する。従って
防食カバーに漂流物が引掛かってこれにより該カバーが
破損する恐れがなく、また防食カバーを構成する各カバ
ー部材の巾が短かくてすむので材料が節減され、さらに
防食カバーにより小型船舶の接舷に支承を来すこともな
くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す水平断面図、第2図は
その正面図、第3図は第1図のIII−I[1線に沿う
断面図、第4図はカバー部材を内側から見た斜視図、第
5図は本発明の他の実施例を示す水平断面図、第6図は
その正面図である。 1・・・鋼矢板、2・・・接手部、3・・・海底、4・
・・陸、5・・・海、6・・・カバー部材、7・・・充
填材、8・・・取付片、9・・・ボルト、10・・・取
付片、11・・・窓、12・・・袋ナラ1−113・・
・蓋、14・・・ボルト、15・・・調整板保持部、1
G・・・補強リブ、17・・・ステ一部材、18・・・
調整板、19・・・袋詰コンクリ−1〜、20・・・遮
板、21・・・鋼管矢板、22・・・接手鋼管、23・
・・スリット、24.25・・・ステ一部材、2G・・
・取fj部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いに隣接する多数の矢板によって形成された矢板壁の
    前面に、防食カバーを該前面から隔置して取付け、該防
    食カバーと前記矢板壁の前面との間に充填材を充填して
    成る矢板壁の防食装置において、前記防食カバーを、前
    記矢板壁の凹凸の少なくとも1ピッチに亘る平坦なカバ
    ー部材を該矢板壁に沿い順次水密に連結することにより
    構成したことを特徴とする矢板壁の防食装置。
JP3530288A 1988-02-19 1988-02-19 矢板壁の防食装置 Granted JPH01210523A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3530288A JPH01210523A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 矢板壁の防食装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3530288A JPH01210523A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 矢板壁の防食装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01210523A true JPH01210523A (ja) 1989-08-24
JPH0432176B2 JPH0432176B2 (ja) 1992-05-28

Family

ID=12437984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3530288A Granted JPH01210523A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 矢板壁の防食装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01210523A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1199409A1 (de) * 2000-10-20 2002-04-24 Heinrich Prof. Dr.-Ing. Bechert Tiefbauwerk, insbesondere Tunnel

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255335A (ja) * 1985-09-02 1987-03-11 Yoshiyuki Ogushi 鋼矢板の防蝕方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255335A (ja) * 1985-09-02 1987-03-11 Yoshiyuki Ogushi 鋼矢板の防蝕方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1199409A1 (de) * 2000-10-20 2002-04-24 Heinrich Prof. Dr.-Ing. Bechert Tiefbauwerk, insbesondere Tunnel

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0432176B2 (ja) 1992-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7470093B2 (en) Interlocking seawall construction and installation apparatus
JPH01210523A (ja) 矢板壁の防食装置
JP3852187B2 (ja) 浮桟橋の係留杭補強方法及び装置
JP2515565B2 (ja) 矢板の被覆防食構造
JPS6211133B2 (ja)
JPH0139781Y2 (ja)
JPH0213556Y2 (ja)
US6199712B1 (en) Manure storage container
JPH0626590Y2 (ja) 防食カバーの調整機構
JP4827782B2 (ja) 継手部防食性に優れる重防食被覆鋼矢板の構造体及びその構造体に使用する鋼矢板
JPH0213557Y2 (ja)
JPH072718Y2 (ja) 鋼管矢板の防食構造
JP3074558B2 (ja) 鋼管矢板の上部カバー取り付け構造
JPH0532530B2 (ja)
JPS63842Y2 (ja)
JP2796443B2 (ja) 鋼矢板におけるパネル取付構造
JPH0340920Y2 (ja)
JP2503854Y2 (ja) 柱状部材を用いた波浪制御構造物
JP2917113B2 (ja) 鋼管矢板の防食構造
JPH089265Y2 (ja) U字溝の浮上防止装置
JPH0626584Y2 (ja) 護岸構築物の防食構造
JPS5835727Y2 (ja) 立目地構造
JPH0626588Y2 (ja) 防食カバーの取付け構造
JPH0533551Y2 (ja)
JPH0547795Y2 (ja)