JPS5835727Y2 - 立目地構造 - Google Patents

立目地構造

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Publication number
JPS5835727Y2
JPS5835727Y2 JP14610579U JP14610579U JPS5835727Y2 JP S5835727 Y2 JPS5835727 Y2 JP S5835727Y2 JP 14610579 U JP14610579 U JP 14610579U JP 14610579 U JP14610579 U JP 14610579U JP S5835727 Y2 JPS5835727 Y2 JP S5835727Y2
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JP
Japan
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bag
joint
regulating plate
view
frame
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Application number
JP14610579U
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English (en)
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JPS5664452U (ja
Inventor
明純 西本
Original Assignee
メイコ−エンジニヤリング株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はケーソン等の構築物の立目地をシールする目地
構造に関するものである。
海岸埋立工事を行う場合、先ず埋立海面の周囲の海底に
大型ケーソンを並べて沈設し、そのケーソンの列に囲ま
れた内側の部分に土砂等を投入して埋立てを行う。
この際ケーソンは互いに一定の間隔で一列に配列して設
置される。
このケーソンの間隙から埋立てに用いた土砂が海水に洗
われて流出する虞れがあるから、ケーソンの間隙をシー
ルする必要がある。
しかし1個のケーソンは例えば20mX20mX12m
という非常に大型のコンクリート製函体であって、常に
一定間隔で並行に設置するのは困難であり、又設置後も
海底地盤の不等性下等により傾く場合もある。
本考案はこのようなケーソン等の構築物の目地に挿入し
てその間隙の広狭に拘らず、又設置後の経時的変化に拘
らず常にその目地を確実にシールし得る立目地構造を提
供するものである。
次に図面により本考案の内容を具体的に説明する。
第1図乃至第3図は海底に並べて設置されたケーソン1
の正面図・平面図及びA−A断面図である。
第4図及び第5図はケーソンの側面図及びB−B断面図
である。
本考案の立目地構造は例えば第1〜3図に示す垂直方向
の目地部2に目地シール3を縦に長手方向に挿入して、
第6図及び第7図に一部を拡大して図示する如くこれを
シールするものである。
本考案の目地シール3は第8〜10図に示す如く、一対
の並行な鋼製チャンネル材4,4′を適当な間隔の多数
の鋼管5により結合してなる梯子状等のフレーム6の外
側にゴム等の弾性体製の底付筒体よりなるシール用バッ
グ7を被せ、シール用バッグ7の外側に密接してこれを
囲むように設けた一対の断面コ字型の可撓性金属又は合
成樹脂製規制板8を備え、更に規制板8の外側にスポン
ジゴム等の軟質弾性体よりなる間隙吸収材9を貼着しで
ある。
シール用バッグ7及び規制板8は当て板10を介して適
数のボルト11により梯子状フレーム6のチャンネル材
4,4に締結されている。
本考案の目地シール3を第6図及び第7図に示す如くケ
ーソンの垂直目地部2に垂直に挿入してバッグ7の内側
に充填材12を充填すると、第11〜13図に示す如く
目地の間隙dに応じて内側の充填材の圧力により筒状の
バッグ7が膨らみ、間隙吸収材9及びバッグ7がケーソ
ン1の目地部2壁面に密着して完全に目地をシールする
ことができる。
規制板8の外側に貼着した間隙吸収材9により、目地部
2両側の壁面に多少の凹凸があっても、これに密着させ
ることができる。
このバッグ7が膨らむ際、バッグ7の外側の可撓性規制
板8によりバッグの形状が規制されつ・膨らむので、柔
軟なバッグを用いてもバッグが不均等に膨らんだり破裂
する虞れがない。
バッグ内の圧力は頂部からの深さに応じて増大するので
、これを支持するための規制板8の厚みをその圧力に応
じて調節し、下部はど厚い規制板を用いると、上下とほ
ぼ一定の形状にバッグが膨らむので好都合である。
本考案の立目地構造は水中のケーソン等の構築物の目地
に用いられる外、陸上の構築物等の目地構造としても同
様に用いられる。
バッグ内に充填される充填材12としては、アスファル
ト・土砂・コンクリート等の固体の外、液状シール材を
充填することもできる。
液状シール材を用いれば、地盤性下等により目地部が変
動する場合等、可撓部分の目地構造としても用いること
ができる。
本考案の立目地構造を水中の目地シールとして用いる場
合には、充填材12は比重の大なるものを用いる必要が
ある。
バッグ7の下端にはバッグと同様の材質よりなるバッグ
底13を備え、例えば最初は内側に折畳んでおき、バッ
グ7が膨らむにつれてバッグ底が広がるようにするのが
好都合である。
これにより充填材が常に目地隅部まで充填され、壁面に
密着してシールが完全となる。
本考案の目地構造によれば、目地部の間隙の広狭に拘ら
ず目地を完全にシールすることができ、又目地部を挾む
壁面が並行でなく間隙が上方又は下方に拡がる勾配を有
する場合でも、これに密接して完全にシールすることが
できる。
可撓性規制板を備えるため、バッグに局部的な膨らみが
生ずることがなく、均等に膨らむので高圧に耐え、又柔
軟なバッグを用いることができて密着性がよくなり、バ
ッグが破損する虞れもない等の極めて顕著な効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の目地構造を用いたケーソンの列の正面
図、第2図は同平面図、第3図は同A−A断面図、第4
図は同側面図、第5図は同B−B断面図、第6図はケー
ソンの目地の一部拡大C−C断面図、第7図は同平面図
、第8図は本考案の立目地構造に用いられる目地シール
の側面図、第9図は同D−D断面図、第10図は同E−
E断面図である。 第11〜13図は異なる幅の目地に本考案の立目地構造
を適用した場合のバッグの膨らんだ状態を示す断面図で
ある。 符号の説明 1・・・・・・ケーソン、2・・・・・・
垂直目地部、3・・・・・・目地シール、4.4’・・
・・・チャンネル材、5・・・・・・鋼管、6・・・・
・・梯子状フレーム、7・・・・・・シール用バッグ、
8・・・・・・規制板、9・・・・・・間隙吸収材、1
0・・・・・・当て板、11・・・・・・ボルト、12
・・・・・・充填材、13・・・・・・バッグ底。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)フレームを嵌挿する弾性膜製筒体よりなるシール
    用バッグの外側に密接して、これを囲むように嵌着した
    一対の断面コ字型の可撓性規制板を備え、該シール用バ
    ッグ及び規制板をフレームの両側端に適数個所で締結し
    た目地シールを立目地に垂直に挿入し、該バッグ内に充
    填材を充填して該バッグを膨らませ、目地壁面に密着さ
    せるようにしたことを特徴とする立目地構造。
  2. (2)該規制板の外側に軟質弾性体よりなる間隙吸収材
    を貼着した実用新案登録請求の範囲第1項記載の立目地
    構造。
JP14610579U 1979-10-20 1979-10-20 立目地構造 Expired JPS5835727Y2 (ja)

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JP14610579U JPS5835727Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20 立目地構造

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JP14610579U JPS5835727Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20 立目地構造

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Publication Number Publication Date
JPS5664452U JPS5664452U (ja) 1981-05-30
JPS5835727Y2 true JPS5835727Y2 (ja) 1983-08-11

Family

ID=29377270

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JP14610579U Expired JPS5835727Y2 (ja) 1979-10-20 1979-10-20 立目地構造

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