JP3852187B2 - 浮桟橋の係留杭補強方法及び装置 - Google Patents
浮桟橋の係留杭補強方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3852187B2 JP3852187B2 JP29320297A JP29320297A JP3852187B2 JP 3852187 B2 JP3852187 B2 JP 3852187B2 JP 29320297 A JP29320297 A JP 29320297A JP 29320297 A JP29320297 A JP 29320297A JP 3852187 B2 JP3852187 B2 JP 3852187B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mooring
- reinforcing
- pile
- mooring pile
- piles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は漁船や定期船等の係船岸として用いる浮桟橋の係留杭補強方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
港内に設置されている浮桟橋は、図9にその一例の概略を示す如く、岸壁1から海上に上下方向へ揺動自在に張り出させた連絡橋2の先端に、フラップ3を介して連絡するように係船岸本体となる浮体4を浮設配置し、且つ該浮体4の前後左右の四隅を、海底に打ち込んで立設した鋼管製の係留杭5に、係留装置6を介して昇降自在に沿わせて、浮体4が潮位の変化に追従して上下方向に変位するようにすると共に、浮体4の水平方向の移動、特に左右方向の移動を係留杭5で拘束できるようにしてある。
【0003】
上記浮桟橋において、各係留杭5に作用する浮体4の移動力は、主として、浮体4の玄方向となる左右方向の移動力であるため、従来では、それぞれ左右の係留杭5の杭頭部同士を繋ぎビーム7で連結した門型ラーメン構造を採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、左右の係留杭5の杭頭部を繋ぎビーム7で連結して門型ラーメン構造としてある場合、景観上の問題があるだけでなく、繋ぎビーム7を現地で高所溶接することになるため、コスト高になると共に、現地での溶接により焼けた塗装部分の再塗装作業が必要となり、しかも、潮位が最高のときでも繋ぎビーム7の下を自動車等が通過できる高さとしなければならないので、係留杭5の高さを高く(海面上8m位)しなければならず、係留杭に長いものが必要となり、更に、繋ぎビーム7は潮風に当ることから錆び易い、等の問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、景観上の問題を改善でき、又、繋ぎビームの現地での溶接作業及びそれに付随した塗装作業を不要とし、且つ係留杭の長さを努めて短くすることができるような浮桟橋の係留杭補強方法及び装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、海底に打ち込んで上端部を海面上へ突出させて浮体の前後左右両端部の係留装置を沿わせるようにしてある前後左右各部の係留杭に、上方より該係留杭よりも大径とした補強管を嵌めて海水中の所要深さ位置に位置決めさせた後、各左右の係留杭間で上記海水中で位置決めした補強管同士を繋ぎビームを介し繋ぎ、上記補強管と係留杭との間の隙間に中詰コンクリートを注入し、しかる後、上記補強管より上方の係留杭に、上記浮体の係留装置を沿わせるようにするガイド面を被覆形成するようにした浮桟橋の係留杭補強方法とし、又、海底に打ち込んで上端部を海面上へ突出させて浮体の前後左右両端部の係留装置を沿わせるようにしてある前後左右各部の係留杭まわりの海底面上に、所要高さの位置決め用マウンドを各マウンドの上面が同じ高さとなるように構築し、且つ該各マウンド上に、各係留杭の外側に嵌めて二重管構造となるようにした補強管を位置させて、該補強管と係留杭との間の隙間に中詰コンクリートを詰めて係留杭と補強管とを一体とすると共に、左右の係留杭の補強管同士を補強用の繋ぎビームで繋ぎ、更に、上記各補強管より上方の係留杭の外周を巻きコンクリートで被覆して、上記係留装置を沿わせるようにした構成を有する浮桟橋の係留杭補強装置とする。
【0007】
左右に位置する係留杭が海水中に沈められて浮体と干渉しない深さ位置の繋ぎビームにより連結されて補強されることになるため、現地での溶接作業及び塗装作業が不要となり、又、繋ぎビームは浮体上の交通障害とならないことから、係留杭の海面上の高さを低くできるようになると共に、杭頭部間に繋ぎビームがないので景観も改善され、見栄えのよいものとなる。
【0008】
又、繋ぎビームで予め繋いである2つの補強管を、各左右の係留杭に上方から嵌めて海水中の所要深さ位置に位置決めさせるようにすることにより、作業の合理化を図ることができる。
【0009】
更に、海底面に位置決め用のマウンドを構築して該マウンド上面で補強管の位置決めを行わせるようにしたことに代えて、各係留杭の所要高さ位置より補強管を吊り下げて位置決めするようにしたり、各係留杭の海底面より所要高さ位置に位置決め用のフランジを固定し、該フランジで補強管を受けて位置決めさせるようにすることによって、海中作業をより少なくすることができるようになる。
【0010】
一方、各係留杭の補強管より上方を巻きコンクリートで被覆することに代えて、大径の被覆管で被覆させ、該被覆管と係留杭との間にコンクリートを詰めて一体にするようにした構成とすることにより、型枠を使用せずに済むので、作業をより合理化することができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0012】
図1乃至図4は本発明の実施の一形態を示すもので、図9に示したと同様な浮桟橋において、左右の係留杭5の杭頭部同士を繋ぎビーム7で連結することに代えて、左右の係留杭5を海水中で連結して補強した構成とする。
【0013】
詳述すると、海水中において、海底8から上方へ突出する各係留杭5まわりの海底面上に、位置決め用となる所要高さのマウンド9をそれぞれ同一高さレベルとなるように構築し、且つ係留杭5よりも大径で所要の長さ(高さ)を有する補強管10を、上記位置決め用のマウンド9上に載置させるように各係留杭5に上方より嵌装して没水させ、上記マウンド9の上方位置で係留杭5が補強管10により二重管構造となるようにし、且つ該補強管10と係留杭5との間の隙間に中詰コンクリート11を充填して両者を一体構造とし、又、上記左右に位置する補強管10の間にH型鋼からなる繋ぎビーム15を左右方向水平に配置して、該繋ぎビーム15の両端部を、補強管10の外周に固設されたH型鋼からなるフランジ12に、添接板13及びボルト14により連結して、左右に位置する係留杭5を海水中で補強した構成とし、更に、上記補強管10よりも上方に突出位置する係留杭5の外周部を、巻きコンクリート16で被覆し、該巻きコンクリート16の表面部に係留装置6を沿わせるようにする。17は補強管10の下端に取り付けたベースプレートを示す。
【0014】
なお、上記補強管10及び巻きコンクリート16は、図2及び図4に拡大して示す如く、浮体4のコーナー部の切り込みと対向する2面部を上下方向に沿う平坦なガイド面16aとして、巻きコンクリート16のガイド面16aに上記係留装置6の転動体6aを接触させるようにしてある。
【0015】
次に、係留杭5を補強する際の具体的手順の一例を説明する。
【0016】
先ず、図5に示す如く、海底深く打ち込んだ各係留杭5の海底面上の外周に、それぞれ上面が同一水深レベルとなるように所要高さの位置決め用のマウンド9を、たとえば、雑石の積み上げによって構築する。
【0017】
次に、図2及び図3に示す如く、予め、上端部外周に繋ぎビーム連結用のフランジ12を溶接すると共に下端部にベースプレート17を取り付けておいた補強管10を、図6に示す如く、各係留杭5に上方から嵌装して落し込んで上記位置決め用のマウンド9上に載置させて位置決めさせるようにして、係留杭5の海水中の一部を二重管構造とする。更に、係留杭5と補強管10との間の隙間に中詰コンクリート11を水中打設して固化させることにより、補強管10の位置を固定する。
【0018】
次いで、左右に位置する補強管10のフランジ12間に、左右方向に延びる繋ぎビーム15を寸法合わせして配置し、該繋ぎビーム15の両端部を、フランジ12にそれぞれ添接板13とボルト14を用いて海中にて連結する。なお、補強管10を繋ぎビーム15で連結する作業と補強管10内に中詰コンクリート11を打設する作業は前後逆であってもよい。又、予め、地上にて、左右の補強管10のフランジ12間に、係留杭5の左右間隔に合わせて繋ぎビーム15を溶接或いはボルトにて一体に連結しておき、該繋ぎビーム15で連結した状態の左右の補強管10を左右の係留杭5に嵌装させるようにしてもよい。
【0019】
しかる後、各係留杭5の補強管10よりも上方に突出位置する部分の外周に、化粧型枠をセットし、該化粧型枠内に巻きコンクリート16を打設し、養生後、化粧型枠を取り外すようにすることによって、図1の如く補強が完了する。
【0020】
本発明では、係留杭5を海水中での所要高さレベルで補強管10による二重管構造とし、且つ左右の補強管10を繋ぎビーム15で連結して、海水中で左右の係留杭5の補強を行うようにしたので、左右の杭頭間を繋ぎビーム7で連結して門型ラーメン構造とした従来方式の場合に比して景観を良好にすることができ、又、現地で繋ぎビーム15を高所溶接する必要がないと共に、それに付随した塗装作業も不要とすることができ、しかも、杭頭間の繋ぎビームを不要としたことから、係留杭5の高さを、潮位を基準として定めることができて、従来よりも低く(短く)することができる。更に、繋ぎビーム15は気中部よりも腐食性の低い海中に位置することから、防食に対する費用が少なくて済むという利点もある。
【0021】
又、上記において、係留杭5を被覆させた巻きコンクリート16は、係留装置6の転動体6aが接する部分を平坦なガイド面16aとしてあることから、浮体4が水平方向に移動しても転動体6aの接触係合性を常に良好に保つことができる。
【0022】
次に、図7(イ)(ロ)は本発明の他の実施の形態を示すもので、上記図1に示したと同様な構成において、補強管10を所要高さレベルに位置決め定置させるために、海底8に位置決め用のマウンド9を構築することに代えて、補強管10を、係留杭5の補強管定置位置よりも上方部から吊り下げるようにして位置決めさせるようにしたものである。
【0023】
すなわち、係留杭5の外周部に小型のフック18を予め固設しておいて、フック18の外側を通して係留杭5に嵌装させた補強管10を、上記フック18から長さ調整したワイヤロープやチェーン等の索状物19を用いて吊り下げた後、中詰コンクリート11、巻きコンクリート16を同様に順次打設するようにしたものである。
【0024】
図7(イ)(ロ)に示すようにしても、現場での高所溶接作業等を不要とすることができる。
【0025】
次いで、図8は本発明の更に他の実施の形態を示すもので、図1に示したと同様な構成において、補強管10を所要の高さレベルに位置決め定置させるために、海底8に高さ調整マウンドを構築することに代えて、予め、補強管10の外周部所要高さ位置に位置決め用フランジ20を固設しておき、係留杭5を一定量打ち込むことにより位置決め用フランジ20の海中での高さレベルを揃えるようにして、この位置決め用フランジ20上に補強管10を載置させるようにしたものである。
【0026】
図8に示す方式の場合も、現地での溶接作業及び塗装作業が不要であり、係留杭5の打ち込み深さが決まっている場合に特に有利である。
【0027】
なお、本発明は上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、補強管10及び係留杭5を被覆する巻きコンクリート16の形状は、係留杭5に単に沿わせた円筒形状であっても特に支障はないこと、又、図1において、各係留杭5の補強管10よりも上方部を巻きコンクリート16で被覆することに代えて、大径の被覆管で被覆させ、該被覆管と係留杭5との間にコンクリートを詰めて一体化するようにしてもよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明によれば、次の如き優れた効果を発揮する。
(1) 海底に打ち込んで上端部を海面上へ突出させて浮体の前後左右両端部の係留装置を沿わせるようにしてある前後左右各部の係留杭に、上方より該係留杭よりも大径とした補強管を嵌めて海水中の所要深さ位置に位置決めさせた後、各左右の係留杭間で上記海水中で位置決めした補強管同士を繋ぎビームを介し繋ぎ、上記補強管と係留杭との間の隙間に中詰コンクリートを注入し、しかる後、上記補強管より上方の係留杭に、上記浮体の係留装置を沿わせるようにするガイド面を被覆形成するようにしたので、従来の如きラーメン構造に比して景観を改善できると共に、現地での高所溶接作業及び塗装作業を不要にでき、又、繋ぎビームを、気中よりも腐食性の低い海中に位置させたことによって、防食に対する費用の面でも有利となる。
(2) 繋ぎビームで予め繋いである2つの補強管を、各左右の係留杭に上方から嵌めて海水中の所要深さ位置に位置決めさせるようにすることにより、海中での繋ぎビームの連結作業をなくすことができるので、作業の更なる合理化、能率化を図ることができる。
(3) 海底に打ち込んで上端部を海面上へ突出させて浮体の前後左右両端部の係留装置を沿わせるようにしてある前後左右各部の係留杭まわりの海底面上に、所要高さの位置決め用マウンドを各マウンドの上面が同じ高さとなるように構築し、且つ該各マウンド上に、各係留杭の外側に嵌めて二重管構造となるようにした補強管を位置させて、該補強管と係留杭との間の隙間に中詰コンクリートを詰めて係留杭と補強管とを一体とすると共に、左右の係留杭の補強管同士を補強用の繋ぎビームで繋ぎ、更に、上記各補強管より上方の係留杭の外周を巻きコンクリートで被覆して、上記係留装置を沿わせるようにした構成とすることにより、係留杭を確実に補強することができるだけでなく浮体上の交通の障害をなくすことができて、係留杭の高さを低くすることができる。
(4) 海底面に位置決め用のマウンドを構築して該マウンド上面で補強管の位置決めを行わせるようにしたことに代えて、各係留杭の所要高さ位置より補強管を吊り下げて位置決めするようにしたり、各係留杭の海底面より所要高さ位置に位置決め用のフランジを固定し、該フランジで補強管を受けて位置決めさせるようにすることによって、海中作業を少なくすることができて、より有利となる。
(5) 各係留杭の補強管より上方を巻きコンクリートで被覆することに代えて、大径の被覆管で被覆させ、該被覆管と係留杭との間にコンクリートを詰めて一体にするようにした構成とすることにより、型枠を使用しなくて済むので、作業をより合理化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浮桟橋の係留杭補強装置の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A方向拡大矢視図である。
【図3】図2のB−B方向矢視図である。
【図4】図1のC−C方向拡大矢視図である。
【図5】係留杭の具体的な補強手順を示すもので、係留杭の根本部に高さ調整マウンドを構築した状態の概要図である。
【図6】係留杭の具体的な補強手順を示すもので、左右の係留杭を繋ぎビームで連結した状態の概要図である。
【図7】本発明の他の実施の形態を示すもので、(イ)は係留杭を二重管構造とした部分の正面図、(ロ)は(イ)のD−D方向拡大矢視図である。
【図8】本発明の更に他の実施の形態を示す部分正面図である。
【図9】浮桟橋の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
4 浮体
5 係留杭
6 係留装置
8 海底
9 位置決め用のマウンド
10 補強管
11 中詰コンクリート
12 フランジ
14 ボルト
15 繋ぎビーム
16 巻きコンクリート
16a ガイド面
19 索状物
20 位置決め用フランジ
Claims (7)
- 海底に打ち込んで上端部を海面上へ突出させて浮体の前後左右両端部の係留装置を沿わせるようにしてある前後左右各部の係留杭に、上方より該係留杭よりも大径とした補強管を嵌めて海水中の所要深さ位置に位置決めさせた後、各左右の係留杭間で上記海水中で位置決めした補強管同士を繋ぎビームを介し繋ぎ、上記補強管と係留杭との間の隙間に中詰コンクリートを注入し、しかる後、上記補強管より上方の係留杭に、上記浮体の係留装置を沿わせるようにするガイド面を被覆形成することを特徴とする浮桟橋の係留杭補強方法。
- 繋ぎビームで予め繋いである2つの補強管を、各左右の係留杭に上方から嵌めて海水中の所要深さ位置に位置決めさせるようにする請求項1記載の浮桟橋の係留杭補強方法。
- 海底に打ち込んで上端部を海面上へ突出させて浮体の前後左右両端部の係留装置を沿わせるようにしてある前後左右各部の係留杭まわりの海底面上に、所要高さの位置決め用マウンドを各マウンドの上面が同じ高さとなるように構築し、且つ該各マウンド上に、各係留杭の外側に嵌めて二重管構造となるようにした補強管を位置させて、該補強管と係留杭との間の隙間に中詰コンクリートを詰めて係留杭と補強管とを一体とすると共に、左右の係留杭の補強管同士を補強用の繋ぎビームで繋ぎ、更に、上記各補強管より上方の係留杭の外周を巻きコンクリートで被覆して、上記係留装置を沿わせるようにした構成を有することを特徴とする浮桟橋の係留杭補強装置。
- 海底面に位置決め用のマウンドを構築して該マウンド上面で補強管の位置決めを行わせるようにしたことに代えて、各係留杭の所要高さ位置より補強管を吊り下げて位置決めするようにした請求項3記載の浮桟橋の係留杭補強装置。
- 海底面に位置決め用のマウンドを構築して該マウンド上面で補強管の位置決めを行わせるようにしたことに代えて、各係留杭の海底面より所要高さ位置に位置決め用のフランジを固定し、該フランジで補強管を受けて位置決めさせるようにする請求項3記載の浮桟橋の係留杭補強装置。
- 左右の係留杭に嵌装させる各補強管と繋ぎビームとが予め一体に連結されているものを用いるようにする請求項3、4又は5記載の浮桟橋の係留杭補強装置。
- 各係留杭の補強管より上方を巻きコンクリートで被覆することに代えて、大径の被覆管で被覆させ、該被覆管と係留杭との間にコンクリートを詰めて一体にするようにした請求項3、4、5又は6記載の浮桟橋の係留杭補強装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29320297A JP3852187B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 浮桟橋の係留杭補強方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29320297A JP3852187B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 浮桟橋の係留杭補強方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11117225A JPH11117225A (ja) | 1999-04-27 |
JP3852187B2 true JP3852187B2 (ja) | 2006-11-29 |
Family
ID=17791753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29320297A Expired - Fee Related JP3852187B2 (ja) | 1997-10-13 | 1997-10-13 | 浮桟橋の係留杭補強方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3852187B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100720038B1 (ko) | 2005-04-15 | 2007-05-21 | 인하대학교 산학협력단 | 높이조정 교각 연결장치 |
KR100720039B1 (ko) | 2005-04-15 | 2007-05-21 | 인하대학교 산학협력단 | 편고조정 교각 연결장치 |
JP5676365B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-02-25 | 三井造船株式会社 | 浮桟橋 |
JP7235578B2 (ja) * | 2019-04-24 | 2023-03-08 | エイチ・アール・ディー・シンガポール プライベート リミテッド | 住宅の浮上防止装置及びこの浮上防止装置による住宅の浮上防止構造並びに該浮上防止装置を備えた住宅 |
CN110792043B (zh) * | 2019-11-26 | 2021-09-14 | 合肥名龙电子科技有限公司 | 一种临时便桥自动补漆设备 |
CN111778861B (zh) * | 2020-07-10 | 2021-11-19 | 浙江交工金筑交通建设有限公司 | 水中系梁预制安装施工方法 |
CN111827146B (zh) * | 2020-08-11 | 2021-06-11 | 湖南中顺交通工程有限公司 | 一种桥梁施工的主纵梁加固结构 |
-
1997
- 1997-10-13 JP JP29320297A patent/JP3852187B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11117225A (ja) | 1999-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6450734B1 (en) | Transportation underwater tunnel system | |
EP3945164B1 (en) | Underwater traffic tunnel | |
CA2679281C (en) | Underwater suspended tunnel | |
CN101812849B (zh) | 一种海上单桩基础结构及其安装方法 | |
CN109506044A (zh) | 一种海底输油管道施工工艺 | |
US9476409B2 (en) | Offshore wind turbine | |
JP3852187B2 (ja) | 浮桟橋の係留杭補強方法及び装置 | |
CN109707002B (zh) | 大型取水头精确定位沉放安装装置及方法 | |
JP5136589B2 (ja) | 水中構造物の補強梁と補強工法 | |
JP2571751B2 (ja) | 桟 橋 | |
CN113585343B (zh) | 一种具有缆流墩的斜拉式悬浮隧道及其施工方法 | |
CN201292535Y (zh) | 深海裸岩墩护筒、定位桩、水下围堰一体化平台 | |
CN211368578U (zh) | 一种板桩高桩组合码头结构 | |
JPS5812409B2 (ja) | ボ−リング用プラツトフオ−ムの基礎装置 | |
JP2003082636A (ja) | 防波構造物およびその施工方法 | |
JPH09296427A (ja) | 水域構造物及びその構築方法 | |
JP2566414Y2 (ja) | 防波堤構造 | |
JP3776690B2 (ja) | ジャケット構造体 | |
JPH0351497A (ja) | 搬送用パイプライン | |
JP2827536B2 (ja) | 沈埋函体の沈設工法 | |
CN220352776U (zh) | 海上移动大直径斜桩补强钻孔平台 | |
CN217378902U (zh) | 水下注浆施工的施工装置 | |
JPH1171718A (ja) | 既存橋脚水中部の補強工法 | |
JPH101924A (ja) | 3アーチ脚柱鋼管基礎から成る開閉式防波堤 | |
JPS60242208A (ja) | 直杭式ドルフイン桟橋構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041001 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060815 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060828 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090915 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100915 Year of fee payment: 4 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110915 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120915 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130915 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |