JPH01208101A - ファイバーボードの成形方法 - Google Patents

ファイバーボードの成形方法

Info

Publication number
JPH01208101A
JPH01208101A JP3235688A JP3235688A JPH01208101A JP H01208101 A JPH01208101 A JP H01208101A JP 3235688 A JP3235688 A JP 3235688A JP 3235688 A JP3235688 A JP 3235688A JP H01208101 A JPH01208101 A JP H01208101A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
press
press molds
fiberboard
adhesive
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3235688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Shinohara
篠原 康孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arakawa Shatai Kogyo KK
Original Assignee
Arakawa Shatai Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arakawa Shatai Kogyo KK filed Critical Arakawa Shatai Kogyo KK
Priority to JP3235688A priority Critical patent/JPH01208101A/ja
Publication of JPH01208101A publication Critical patent/JPH01208101A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/34Heating or cooling presses or parts thereof

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、主として車両用内張り材やその芯材として
用いられるファイバーボードの成形方法に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、第6図と第7図に示すように、繊維材と接着剤と
を混合してマット状に予備成形した素材1aをホットプ
レス加工によって加圧及び加熱してファイバーボード1
を成形していた。
すなわち、まず、対のプレス型3,4をこれに内蔵のヒ
ータ6によって所定温度まで加熱する。
次に、両プレス型3,4の間に素材1aをセットし、両
プレス型3.4を型閉じして素材1aをホットプレスす
る。そして素材1aの接着剤が硬化する所定時間、型閉
じ状態を保ってファイバーボード1を成形していた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ヒータ6によってプレス型3.4を加熱し、
この加熱されたプレス型3,4の型面からの伝導加熱に
よって素材1aの接着剤を硬化させるものにおいては、
第8図に示すように、素材1aの表面から内部にいたる
温度分布が、プレス型3.4の型面に接する表裏両面側
から高く、肉厚中央部が低い特性となる。このため、素
材1aの肉厚中央部における接着剤が加熱硬化される温
度に達するまで素材1aを加熱するための所要時間が長
くなる。しかも、プレス型3.4からの放熱によるエネ
ルギーロスも生じる等の問題点があった。
この発明の目的は、上記従来の問題点に鑑み、プレス型
からの放熱によるエネルギーロスを解消しながらファイ
バーボードの成形時間の短縮化を図ることができるファ
イバーボードの成形方法を提供することである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、繊維材と接着
剤とを混合してマット状に予備成形した素材を、対のプ
レス型によってプレス加工すると同時に、前記両プレス
型を両電極として高周波を印加することで、前記素材の
接着剤を硬化させ、所定形状のファイバーボードを成形
するものである。
(作 用) したがって、この発明は、対のプレス型によって素材を
プレスすると同時に、これら両プレス型を両電極として
高周波を印加することで、素材の誘電体損失に基づく発
熱によって同素材の接着剤が加熱硬化され、ファイバー
ボードが成形される。
(実施例1) この発明の実施例1を第1図〜第3図にしたがって説明
する。
植物m相系、化学m雑光などのIIN材と、液状又は粉
状の接着剤、例えば熱硬化性樹脂を主成分とする接着剤
とを所定割合で混合し、これを予備成形してマツ1−状
の素材1aを製造する。
次に、第1図に示すように、上下一対をなすプレス型3
.4の間に前記素材1をセットする。両プレス型3.4
は磁性材の金属材料で形成されており、高周波誘電加熱
R5に電気的に接続されて両電極をなしている。
両プレス型3.4の間に素材1aがセットされた侵、両
プレス型3.4を型閉じして素材1aをプレス加工する
。両プレス型3,4の型閉じとほぼ同時に、両プレス型
3.4を両電極として高周波を印加する。すると、素材
1aの誘電体損失に基づく発熱によって、同素材1aの
接着剤が加熱硬化される。このように、高周波のWff
i加熱によって素材1aの接着剤を硬化させることで、
プレス型にヒータを内設して加熱するものと異なり、プ
レス型からの放熱によるエネルギロスを解消することが
できるとともに、プレス時間を大幅に短縮化することが
可能となった。特に、厚肉のファイバーボード1を成形
するときにはその効果が大きい。
すなわち、第3図に示すように、プレス並びに高周波印
加時における素材1aの表面から内部にいたる温度分布
は、素材(ファイバーボード)1aの肉厚中央部の温度
が高く、プレス型3.4の型面に接する表裏両面側が低
い特性となり、素材1a内部の接着剤の硬化不良を積極
的に防止することができる。
このようにして、ファイバーボード1が成形されたとこ
ろで、両プレス型3.4が型開きされ、ファイバーボー
ド1がプレス型から取出される。
(実施例2) 次に、この発明の実施例2を第4図と第5図にしたがっ
て説明する。この実施例2においては、ファイバーボー
ド1の成形と同時に、その表面に塩化ビニル系、オレフ
ィン系等の合成樹脂製のシート又は布製のシート等より
なる外装シート2を貼着したものである。
すなわち、第4図に示すように、上下一対をなすプレス
型3.4の間に、素材1aと外装シート2とを上下に積
層してセットする。
なお、外装シート2には、素材1aと対面する側に、接
着剤が必要に応じて塗布される。
両プレス型3,4の間に素材1aと外装シート2とが8
!i層状にセットされた後、両プレス型3゜4が型閉じ
される。そして、実施例1とほぼ同様に、両プレス型3
.4を両電極として高周波を印加する。すると、素材1
aの誘電体損失に基づく発熱によって同素材1aの接着
剤が加熱硬化されるとともに、同素材1aの表面にある
接着剤(あるいは、外装シート2に予め塗布された接着
剤)の硬化によって、素材1aの表面に外装シート2が
貼着される。
したがって、この実施例2においては、ファイバーボー
ド1の成形と同時にその表面に外装シート2を貼着する
ことができるため、ファイバーボ−ド1を成型した後、
そのファイバーボード1の表面に外装シート2を貼着す
る工程を省くことができ、その分だけコスト低減を図る
ことができる。
(発明の効果) 以上述べたように、この発明によれば、対のプレス型に
よって素材をプレスすると同時に、これら両プレス型を
両電極として高周波を印加することで、素材の誘電体損
失に基づく発熱によって、同素材の接着剤を加熱硬化さ
せファイバーボードを成形することができる。このため
、プレス型をヒータによって加熱した後、プレス型の型
面からの伝導加熱によって素材の接着剤を硬化させるも
のと異なり、ファイバーボードの成形時間を大幅に短縮
することができるとともに、エネルギーロスも解消する
ことができ、ファイバーボードを効率よくかつ安価に成
形することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図〜第3図はこの発明の一実施例を示すもの
で、第1図は型開き状にある対のプレス型の間に素材を
セラ1−する状態を示す断面図、第2図は対のプレス型
によって素材をプレスする状態を示す断面図、第3図は
素材の温度分布を示す説明図、第4図と第5図はこの発
明の実施例2を示すもので、第4図は型開き状態にある
対のプレス型の間に素材と外装シートとをセットする状
態を示す断面図、第5図は対のプレス型によって素材を
プレスすると同時に素材の表面に外装シートを貼着する
状態を示す断面図である。 第6図〜第8図は従来のものを示し、第6図は対のプレ
ス型の間に素材をセットする状態を示す断面図、第7図
はホットプレス状態を示す断面図、第8図は素材の温度
分布を示す説明図である。 1・・・ファイバーボード 1a・・・素材 3.4・・・プレス型 5・・・高周波誘電加熱機 出願人  荒川車体工業株式会社 代理人   弁理士 岡田英彦(外3名)第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維材と接着剤とを混合してマット状に予備成形した素
    材を、対のプレス型によつてプレス加工すると同時に、
    前記両プレス型を両電極として高周波を印加することで
    、前記素材の接着剤を硬化させ、所定形状のファイバー
    ボードを成形することを特徴とするファイバーボードの
    成形方法。
JP3235688A 1988-02-15 1988-02-15 ファイバーボードの成形方法 Pending JPH01208101A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3235688A JPH01208101A (ja) 1988-02-15 1988-02-15 ファイバーボードの成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3235688A JPH01208101A (ja) 1988-02-15 1988-02-15 ファイバーボードの成形方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01208101A true JPH01208101A (ja) 1989-08-22

Family

ID=12356677

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3235688A Pending JPH01208101A (ja) 1988-02-15 1988-02-15 ファイバーボードの成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01208101A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112476696A (zh) * 2020-10-26 2021-03-12 蒙城县佰世达木业有限公司 一种纤维板压合成型设备

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099610A (ja) * 1983-11-05 1985-06-03 Minoru Ando 植物製粉粒体を素材とした製品の成型方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099610A (ja) * 1983-11-05 1985-06-03 Minoru Ando 植物製粉粒体を素材とした製品の成型方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112476696A (zh) * 2020-10-26 2021-03-12 蒙城县佰世达木业有限公司 一种纤维板压合成型设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5032327A (en) Method and a device for the shaping and curing of thermosetting plastic material work-pieces
US6652955B1 (en) Hot-moldable laminated sheet
JPH02196625A (ja) 複合材料を用いた成形品の製造方法ならびにこの方法により製造した成形品
JPH0579208B2 (ja)
JPH01208101A (ja) ファイバーボードの成形方法
JPH02182438A (ja) 導電性を有する繊維強化プラスチックのマイクロ波による加熱硬化方法
JPH03230918A (ja) プラスチックと金属箔の複合体からなる箱状成形品の製造方法
JPS5528803A (en) Hot molding apparatus
JP3448977B2 (ja) 積層体の製造方法
JPS61125834A (ja) 貼合せ成形品における表皮材の端末処理方法
JPS6014573Y2 (ja) Frp成形用型
JPS62201213A (ja) レジンボ−ドの成形方法
JP2506382Y2 (ja) 木工製品等のプレス型
JPS6039552B2 (ja) パツド材入り内装部品の端末処理方法
JPH0647756A (ja) 皮革釦の製造方法
JP2966027B2 (ja) 高周波成形用成形型
JPS6216175B2 (ja)
JP3440589B2 (ja) 積層体の製造方法
JPS6019502A (ja) 人工化粧単板の製造方法
JPH028887B2 (ja)
JPS60227B2 (ja) 装飾用部材の製造方法
JPS63187698A (ja) 電磁波シ−ルド用smc外板の製造方法
JPS6166605A (ja) 木粉末成型品の製造方法
JPS58168501A (ja) 集成化粧単板の製造方法
JPH03231816A (ja) 高温硬化型繊維強化プラスチックの加熱硬化方法