JPS6014573Y2 - Frp成形用型 - Google Patents

Frp成形用型

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Publication number
JPS6014573Y2
JPS6014573Y2 JP11707678U JP11707678U JPS6014573Y2 JP S6014573 Y2 JPS6014573 Y2 JP S6014573Y2 JP 11707678 U JP11707678 U JP 11707678U JP 11707678 U JP11707678 U JP 11707678U JP S6014573 Y2 JPS6014573 Y2 JP S6014573Y2
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JP
Japan
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heating element
mold
planar heating
surface layer
metal surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP11707678U
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English (en)
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JPS5533747U (ja
Inventor
啓 岩田
Original Assignee
積水化学工業株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガラス繊維強化プラスチック(以下FRPと略
す)成形角の型に関する。
従来、FRP戒形成形型として鋼鉄製の金型や鋳物型が
使用されていたが、型が高価につく欠点があり、比較的
プレス圧力の高い大量生産用の型以外には使用されてい
ない。
一方FPRを比較的低温低圧で成形するものにおいては
、表面層をFPRのハンドレイアップにより作り、その
内側を樹脂やコンクリートで補強してなる簡易型が安価
であるため小量生産又は大型F RP戒成形の型として
使用されている。
この簡易型を加熱するには、表面層に接近して熱媒を循
環する加熱パイプ又はニクロム線ヒーター等を埋設して
行われているが、このような加熱方法では型表面の加熱
が不均一となる欠点がある。
又、熱媒を循環する装置を必要としたり、加熱パイプや
ニクロム線を埋設するのに手間を要する等の欠点があっ
た。
更に型表面を100°C以上に加熱すると表面のFPR
の強度が急激に低下し、高温成形用の型として使用でき
なかった。
本考案は従来の簡易型における欠点を解消し、安価で型
表面を均一に加熱できると共に比較的高温度においても
使用可能なFRP成形成形型を提供するものであり、そ
の要旨は金属表面層の裏面に炭素短繊維が混入された無
機質硬化材からなる面状発熱体が絶縁層を介して密接し
て形成され、該面状発熱体の裏側には金属表面層を補強
する無機質硬化材からなる補強層が設けられていること
を特徴とするFRP威形月形用型する。
次に本考案のFRP戒形月形用型例を図面を参照して説
明する。
第1図は本考案のFRP戒形月形用型例を示す断面図で
、雄型を示している。
図では1は金属表面層、2は面状発熱体、3は補強層で
ある。
金属表面層1は木型もしくは石膏型等の表面に溶射法、
電気鋳造法等によって形成されるか、又は鉄板、銅板等
を板金プレスして作られる。
溶射法や電気鋳造法で形成する場合には錫−アンチモン
合金、アルミニウム、銅、青銅等であり、その厚さは0
.5〜3.0mm位にすればよい。
面状発熱体2は、炭素短繊維が混入された無機質硬化材
から形成されている。
無機質硬化材としては耐熱性を有し、かつ常温もしくは
加熱常圧下で硬化するものであるのが好ましく、例えば
、ポルトランドセメント、アルミナセメント、熱硬化性
セメント等のセメント材料と砂等の骨材と水とを練合わ
せて硬化せしめたものなどである。
また炭素短繊維は10−20・a以下の電気抵抗値を有
するもので、太さが0.05myy+以下、繊維長が1
〜25順のものが無機質硬化材中に1〜3重量%程度均
一に混合分散されているのが好ましい。
かかる面状発熱体2を金属表面層1の裏面に形成するに
は、製品の外形に一致する凹部を有する木型や石膏型に
溶射法等で金属表面層1を形成し、この金属表面層1上
にセメントと骨材と水と炭素短繊維とを均一に混練した
混練物を鏝等で一定の厚さに塗工し、硬化せしめるのが
良い。
ただし、製品の形状が図に示すように深いものでは、面
状発熱体2の発熱温度を均一となるよう調節するため金
属表面層1に沿って複数に分割して形成するのが好まし
い。
この場合には予め板状に硬化せしめた面状発熱体2,2
.・・・を作り、これを金属表面層1の裏面に貼り合わ
せてもよい。
このようにして形成される面状発熱体2は厚さ3〜20
rrrmとなされるのがよい。
尚、面状発熱体2と金属表面層1とを絶縁するために、
金属表面層1の裏面又は面状発熱体2の表面にエポキシ
樹脂コーティング等を施こしておく。
面状発熱体2の両端には電極21,21.・・・が取付
けられ、この電極21からリード線22,22、・・・
が引出されている。
そして、面状発熱体2の裏側には補強層3が設けられ、
金属表面層1を補強して本考案のFRP戊形月形用型さ
れる。
補強層3は面状発熱体2を構成する無機質硬化材と同様
のものが使用され、この補強層3は面状発熱体2と同様
に未硬化の混練物を面状発熱体2の上から塗工し硬化せ
しめて形成される。
混練物にはガラス繊維等の補強材が混合されているとよ
い。
リード線22,22.・・・は端子23,23.・・・
に連結されて埋設され、端子23,23.・・・に通電
することにより面状発熱体が加熱されるようになされて
いる。
補強層3は金属表面層1を補強し、型としての剛性と強
度を付与できる厚さに形成すればよく、面状発熱体2の
厚さにもよるが、全体の厚さが30mm以上となるよう
にすればよい。
更に強度を与えるには図に示すように金属表面層1によ
って形成される凹部を埋めるようにしてもよい。
尚、4は金属枠で型の周縁部に強度を付与し、型をプレ
ス機に取付けたり、吊り上げたりする場合のフック取付
部とするためのものであり、補強層3と一体化されてい
る。
以上第1図に従って雄型について説明したが、雌型につ
いても同様に構成される。
そして、上述した本考案の型は従来のFPRの底形と同
様に雄型と雌型とをプレス機に取付け、FRPJi形材
料をプレス成形するのである。
このとき各型は端子23,23.・・・に通電され、炭
素短繊維の混入された無機質硬化材からなる面状発熱体
2に通電されて加熱する。
面状発熱体2は炭素短繊維が混入されていて、各短繊維
が複雑に連結され、通電々圧に応じて種々の温度に一様
に発熱し、型の金属表面層1を所望の温度に均一に加熱
するのである。
本考案のFRP戒形月形用型述した通りに構成され、金
属表面層の裏面に炭素短繊維が混入された無機質硬化材
からなる面状発熱体が絶縁層を介して密接して形成され
ており、この面状発熱体は炭素短繊維の混入により通電
々圧に応じて均一に発熱するので、型の金属表面層の全
面を均一温度に加熱することができる。
又、炭素短繊維に通電して発熱した熱は無機質硬化材を
加熱し、金属表面層に伝熱されるため高温成形において
も型表面の強度が低下することがなく、しかも面状発熱
体の裏側には無機質硬化材からなる補強層が設けられて
、面状発熱体と一体となって金属表面層が補強されてい
るため高温成形においても型全体の強度が維持されるも
のとなっている。
又、面状発熱体および補強層は未硬化の混練物を塗工し
て硬化させて金属表面層と一体的に形成することができ
るので、型の作製を簡単に短時間に行えて安価な型とな
っているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のFRPJi形用型の一例を示す断面図
である。 1:金属表面層、2:面状発熱体、21:電極、22:
リード線、23:端子、3:補強層、4:金属枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 金属表面層の表面に炭素短繊維が混入された無機質
    硬化材からなる面状発熱体が絶縁層を介して密接って形
    成され、該面状発熱体の裏側には金属表面層を補強する
    無機質硬化材からなる補強層が設けられていることを特
    徴とするFRP威形月形用 型 電気抵抗10−2Ω・cm以下、太さ0.05mm
    以下、繊維長1〜25rrgnの炭素短繊維が無機質硬
    化材中に1〜3重量%均一に分散して混入されて面状発
    熱体が形成されている。 実用新案登録請求の範囲第1項記載のFRPJi形用型
    。 3 無機質硬化材がセメントと骨材と水との混練物を硬
    化せしめて形成されている実用新案登録請求の範囲第1
    項又は第2項記載のFRP戒形月形用
JP11707678U 1978-08-25 1978-08-25 Frp成形用型 Expired JPS6014573Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11707678U JPS6014573Y2 (ja) 1978-08-25 1978-08-25 Frp成形用型

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JPS5533747U JPS5533747U (ja) 1980-03-04
JPS6014573Y2 true JPS6014573Y2 (ja) 1985-05-09

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ID=29070190

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JP11707678U Expired JPS6014573Y2 (ja) 1978-08-25 1978-08-25 Frp成形用型

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63221707A (ja) * 1987-03-11 1988-09-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd カツトオフ周波数可変低域フイルタ
JPH0335610A (ja) * 1989-06-30 1991-02-15 Nec Corp 直角移相信号の出力回路

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JPS5533747U (ja) 1980-03-04

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