JPS6115130Y2 - - Google Patents

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JPS6115130Y2
JPS6115130Y2 JP15733781U JP15733781U JPS6115130Y2 JP S6115130 Y2 JPS6115130 Y2 JP S6115130Y2 JP 15733781 U JP15733781 U JP 15733781U JP 15733781 U JP15733781 U JP 15733781U JP S6115130 Y2 JPS6115130 Y2 JP S6115130Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
heating element
reinforcing material
resin
mesh
glass fibers
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JP15733781U
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JPS5861849U (ja
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Publication date
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Priority to KR2019820008166U priority patent/KR870000061Y1/ko
Publication of JPS5861849U publication Critical patent/JPS5861849U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6115130Y2 publication Critical patent/JPS6115130Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Surface Heating Bodies (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Reinforced Plastic Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Reinforcement Elements For Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱硬化性の樹脂を用いた構築物、た
とえばライニング、樹脂モルタル、樹脂コンクリ
ート等による構築物中に埋設し、通電することに
より、熱硬化性樹脂層の硬化性能を向上させると
ともに補強効果を得るに適した網目状発熱体兼補
強材に関する。
従来、エポキシ樹脂に代表される熱硬化性の樹
脂及びこれらを用いた樹脂モルタルや樹脂コンク
リートは、その優れた特性を利用して橋梁の補修
や道路の舗装、補修等に広く使用されている。
これらの用途に使用される熱硬化性樹脂は、大
気温度のもとに硬化反応が行なわれるのが通常で
ある。
一般に熱硬化性樹脂の硬化反応は雰囲気温度に
よる影響を受け易く硬化物性能も大きく変つてく
る。
こうした背景のもとに有効な加熱硬化手段の開
発が必要とされており、特公昭46−5752号公報に
よつてプラスチツクコンクリート構造物の硬化方
法が提案されている。
一方熱硬化性樹脂又はこれを含む樹脂モルタ
ル、樹脂コンクリート中にガラス繊維のごとき補
強層を埋設する方法が周知技術としてある。そこ
でガラス繊維の代りにカーボン繊維を用いて、こ
れを埋設した後通電することにより加熱硬化を行
うとともに硬化完了後カーボン繊維を残存させて
補強材とする方法が実公昭51−51559号公報など
で提案されている。
しかしながら、従来技術からなるカーボン繊維
発熱体兼補強材を使用した場合、加熱面積の大小
により発熱体の電圧または抵抗の変更が必要とさ
れるため、作業に非常な支障をきたす。また硬化
残存させたカーボン繊維と樹脂界面の剥離が生じ
易く、補強材としての効果が十分に発揮されず、
十分な実用化は見ていない。
本考案は、これらの問題点を解決するためなさ
れたもので、その構成を導電性合成樹脂を被覆さ
せた網目状に取り揃えたガラス繊維の両端に電極
を取り付け、これを発熱体とし、この発熱体を網
目状に取り揃えたガラス繊維からなる補強材では
さんでなる熱硬化性樹脂を用いた構築物のための
網目状発熱体兼補強材とするものである。
つぎに、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は、本考案に係る網目状発熱体兼補強材
の概略を示す斜視図、第2図は、断面図である。
図において、1は発熱体、2は補強材で、発熱
体1は、ガラス繊維3,4を網目を形成するよう
に交叉させて取り揃え、長尺物とし、長手両側に
金属の箔状あるいは網目状をなした電極7,7を
取り付けてなり、補強材2は発熱体1と同じよう
にガラス繊維5,6を網目が形成されるように交
叉させて取り揃え、長尺物として形成されてな
る。ここで発熱体1におけるガラス繊維3,4に
は予め導電性合成樹脂、たとえば、熱硬化性樹脂
であるフエノール、エポキシ、ポリエステル等の
バインダーとカーボンあるいは金属粉からなる塗
料を被覆させておくか網目状に取り揃えてから被
覆させる。
このようにして形成された発熱体1と補強材2
とは、発熱体1が補強材2,2にはさまれて一体
となり、長手両側を絶縁材8などの絶縁物を貼着
して全体として熱硬化性樹脂を用いた構築物のた
めの網目状発熱体兼補強材を構成する。
かかる発熱体兼補強材は、第3図に示すように
電極7,7に電源コード9を連結し、発熱体1に
電流を通し、電圧がかけられる。なお、10は必
要に設けた温度センサー、11は温度センサー用
コードである。
この発熱体兼補強材は、たとえば第4図及び第
5図に示すように利用される。
第4図は、床版Aの端部の切り欠き部である継
手部付近の熱硬化性樹脂又は樹脂コンクリート等
の層Bの養生例を示すもので、層Bに二段にして
本考案に係る発熱体兼補強材Cを埋設したもの
で、第3図に示したような要領により電流を通
し、発熱体を発熱させ層Bを加熱して養生する。
第5図は、薄層舗装における熱硬化性樹脂又は
樹脂コンクリート等の層Bの養生を示すもので、
層Bに本考案に係る発熱体兼補強材Cを埋設した
もので、前述の実施例と同様の要領により層Bを
加熱して養生する。
そのほか、床版の維補強工法においてはもちろ
ん熱硬化性樹脂が用いられている構築物に対して
は梁や高欄等広く利用できる。
本考案は、このように構成されてなるのでつぎ
のような効果を有する。
網目状に取り揃えられたガラス繊維は、並列で
あるから、電流が通されたとき発熱体の単位長さ
当りの発熱量が一定であり、加熱面積の大小によ
り電圧又は抵抗を変える必要がなく、単に発熱体
の面積を調整することで必要な熱量が得られる。
いいかえるとガラス繊維を主体とするため柔軟で
あるから長尺物として構成しても巻き取り可能で
あり、必要に応じて必要な熱量の面積を切り取つ
て利用できる。これに比し、従来の炭素繊維を用
いた発熱体では、施工場所によりその大きさは特
定されるため必要な熱量は、電圧又は抵抗を変え
ることによりなされるため、操作に危険を伴う。
又、全体に網目状となつているため全面積にわ
たつて均一な加熱効果が発揮できるとともに熱硬
化性樹脂や樹脂コンクリートの層にあつて発熱体
兼補強材による界面形成がなく樹脂等の層との剥
離が解消される。
さらに発熱体を補強材で両側よりはさんだ構造
となつているので発熱体は填圧などによる外圧か
ら保護される。
さらに又、全体が上述したように柔軟構造であ
るためその取り扱い作業性に非常に優れている。
なお、本考案の発熱体兼補強材が熱硬化性樹脂
又は樹脂コンクリート等の層にあつて補強材とな
ることは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る網目状発熱体兼補強材
を示す概略斜視図、第2図は、断面図、第3図
は、発熱手段を示す概略斜視図、第4図は、施工
例図、第5図は別の施工例である。 図面において1は発熱体、2は補強材、3,
4,5,6はガラス繊維、7は電極である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性合成樹脂を被覆させた網目状に取り揃え
    たガラス繊維の両端に電極を取り付け、これを発
    熱体とし、この発熱体を網目状に取り揃えたガラ
    ス繊維からなる補強材ではさんでなる熱硬化性樹
    脂を用いた構築物のための網目状発熱体兼補強
    材。
JP15733781U 1981-10-21 1981-10-21 熱硬化性樹脂を用いた構築物のための網目状発熱体兼補強材 Granted JPS5861849U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15733781U JPS5861849U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 熱硬化性樹脂を用いた構築物のための網目状発熱体兼補強材
KR2019820008166U KR870000061Y1 (ko) 1981-10-21 1982-10-18 열경화성 수지를 사용한 구축물을 위한 그물코상 발열체 겸보강재

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15733781U JPS5861849U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 熱硬化性樹脂を用いた構築物のための網目状発熱体兼補強材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5861849U JPS5861849U (ja) 1983-04-26
JPS6115130Y2 true JPS6115130Y2 (ja) 1986-05-12

Family

ID=29949865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15733781U Granted JPS5861849U (ja) 1981-10-21 1981-10-21 熱硬化性樹脂を用いた構築物のための網目状発熱体兼補強材

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JP (1) JPS5861849U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62157687A (ja) * 1985-12-27 1987-07-13 ニユ−ジヤパンマリン株式会社 発熱素体と、それを用いた保温機器用発熱壁
JP2689843B2 (ja) * 1993-03-11 1997-12-10 鹿島建設株式会社 Cfrp補強筋の配筋方法および配筋装置
JP2643758B2 (ja) * 1993-03-29 1997-08-20 鹿島建設株式会社 コンクリート補強材

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5861849U (ja) 1983-04-26

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