JPH0335610A - 直角移相信号の出力回路 - Google Patents

直角移相信号の出力回路

Info

Publication number
JPH0335610A
JPH0335610A JP17058989A JP17058989A JPH0335610A JP H0335610 A JPH0335610 A JP H0335610A JP 17058989 A JP17058989 A JP 17058989A JP 17058989 A JP17058989 A JP 17058989A JP H0335610 A JPH0335610 A JP H0335610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
phase shift
output
circuit
shift circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17058989A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Nishijima
西島 一則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17058989A priority Critical patent/JPH0335610A/ja
Publication of JPH0335610A publication Critical patent/JPH0335610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Networks Using Active Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は入力信号を90’移相させる直角移相信号の出
力回路に関する。
[従来の技術] 従来、この種の直角移相信号の出力回路としては、第2
図に示すように、インダクタンスL1移相川コンデンサ
C及び移相用抵抗RからなるLRCR路が知られている
入力信号源204から結合用コンデンサ203を介して
入力端子205に入力される入力信号をVI、周波数を
fとすると、出力端子206には、以下の式で示される
出力信号voが出力される。
(但し、ω=2πf)     ・・・(1)この(1
)式は更に変形すると、次の(2)式のようになる。
vo =Ag−”  Vl           m 
(2)但し、At  θは次の通りである。
・・・ (3) 従って、入力信号vlと出力信号Voとの位相差θは、
(4)式で示され、入力信号Vlの周波数fが1/(2
πF「−)に等しくなったとき、θ=90°となり、入
力信号Vlと出力信号Voとが直角位相になる。
しかしながら、実際には回路の集積化と安定化とを図る
ため、第3図に示すような回路が使用されている。
入力信号源301からの入力信号Vllは、結合用コン
デンサ303を介して入力端子315に入力される。こ
の入力信号V、は、移相用抵抗R1及び移相用コンデン
サCIからなる移相回路316に入力されている。この
移相回路316では、C=、Rtによって、入力信号V
、を、例えば45@移相した出力信号vlを出力する。
一方、トランジスタ306,307、それらの共通接続
されたエミッタと接地との間に接続された定電流[30
4及びトランジスタ30Bのコレクタと電源310との
間に接続された負荷抵抗RLIにて第1の差動増幅器3
13が構成され、トランジスタ308,309、それら
の共通接続されたエミッタと接地との間に接続された定
電流源305及びトランジスタ309のコレクタと電源
310との間に接続された負荷容量RL2にて第2の差
動増幅器314が構成されている。
移相回路316への入力信号V、は、前記第1の差動増
幅器313のトランジスタ308のベースに入力されて
いる。また、移相回路316から。
の出力信号V、は、前記第1の差動増幅器313のトラ
ンジスタ307のベース及び前記第2の差動増幅器31
4のトランジスタ308のベースに入力されている。更
に、第2の差動増幅器314のトランジスタ308,3
09の各ベースは、バイアス電圧源303により抵抗R
oot RB2を夫々を介してバイアスされている。
そして、第1及び第2の差動増幅器313.314の出
力V(Ill VO2は、夫々出力端子312゜311
から取り出されている。
いま、第1及び第2の差動増幅器313.314の利得
を夫々A□lA2とすると、これら第1及び第2の差動
増幅器313,314の出力Vo1+ Vs2は、夫々
次のようになる。
v 、、ニー A□ (vat−Vs )     ・
・・(5)VO2=  A2 V#         
 m (6)また、移相回路316の入力信号V、と出
力信号vlとの関係を式で表すと、次のようになる。
R,□ Bievs R,十R□十jωC−Rr R4 ・・・ (7) 以上の(7)式を(5)式に代入し、式を整理すると、
次の(8)式が成立する。
A+  (R1+jωCIRIRBI)・・・ (8) 次に、VolとVs2との比をとると、次の(9)式の
ようになる。
Vat    R,+J ωc+ Rr Rat   
A。
VO2Rat       A2 ・・・(9) 従って、(9)式は、RBI>R1の条件を満たす場合
に限りVo1/ VO2”F−J Q) CIRr  
(At/A2)となり、VOII  VO2の位相差は
90’に近い値となる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の直角移相信号の出力回路
では、前述した(9)式から明らかなように、RB l
 > Rsの条件のもとに、v 、1.  v 、2の
位相差が90″になるがNRBIはバイアス抵抗である
ため、この値を極端に大きくすると、差動増幅器の入力
においてDCオフセットが生じてしまい、出力信号Vo
l+  VoQが歪んでしまうという問照点がある。
また、(9)式から位相角θを求めると、θ= jan
−’ωC1RBlとなり、移相用コンデンサC2及びバ
イアス抵抗Rn+の値のバラツキ及び温度変化などによ
って、位相角θが変動し、正確に90’移相された信号
が得られないという問題点がある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
移相出力波形の歪みがなく、抵抗及びコンデンサ等の素
子のバラツキ並びに温度変化等に左右されない精度の高
い直角移相出力を得ることができる直角移相信号の出力
回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る直角移相信号の出力回路は、入力信号を移
相させる第1の移相回路と、上記入力信号と前記第1の
移相回路の出力信号とを差動入力とする第1の差動増幅
器と、前記第1の移相回路の出力を一方の入力とし他方
の入力がバイアスされた第2の差動増幅器と、これら第
1又は第2の差動増幅器の出力を移相制御入力電圧に応
じた移相量で移相して前記第1及び第2の差動増幅器の
出力の位相差を90’を含む範囲で変化させる第2の移
相回路と、この第2の移相回路で制御された位相差が9
0’からずれた量を位相誤差として検出する位相検波回
路と、この位相検波回路から出力される位相誤差を平滑
化するローパスフィルタと、このローパスフィルタの出
力を増幅し前記第2の移相回路に前記移相制御入力電圧
として出力する位相誤差増幅器とを有することを特徴と
する。
[作用コ 本発明においては、第1又は第2の差動増幅器の出力を
第2の移相回路によって移相させることにより、両出力
の位相差を90″前後で変化させるようにしている。そ
して、上記第2の移相回路を介した上記2つの出力の位
相差を位相検波回路で検出し、90″からずれた分を位
相誤差として出力する。この出力は、ローパスフィルタ
で平滑化され、位相誤差増幅器で増幅されたのち、前記
第2の移相回路の移相制御入力電圧として与えられる。
これにより、第2の移相回路は上記位相誤差を01即ち
位相差を90’にするように第1又は第2の差動増幅器
の出力の移相量を変更する。
これにより、位相検波回路に入力される2つの信号の位
相差を正確に90’にすることができる。
[実施例] 以下、添付の図面に基づいて本発明の実施例について説
明する。
第1図は本発明の実施例に係る直角移相信号の出力回路
の回路図である。
入力信号源116からの入力信号v1□は、結合用コン
デンサ109を介して入力端子124に入力される。こ
の入力信号VI2は、移相用抵抗R2及び移相用コンデ
ンサC2からなる第1の移相回路161に入力されてい
る。この移相回路161では、C2+R2により、入力
信号vl。を、例えば45″移相して、出力信号V、。
として出力する。
一方、トランジスタ101,102、それらの共通接続
されたエミッタと接地との間に接続された定電流源11
0及びトランジスタ101のコレクタと電源114との
間に接続された負荷抵抗107にて第1の差動増幅器1
80が構成され、トランジスタ103,104、それら
の共通接続されたエミッタと接地との間に接続された定
電流源111及びトランジスタ104のコレクタと電源
114との間に接続された負荷抵抗108にて第2の差
動増幅器181が構成されている。
移相回路tetへの入力信号V12は、第1の差動増幅
器180のトランジスタ101のベースニ入力されてい
る。また、移相回路161からの出力信号v1□は、第
1の差動増幅器180のトランジスタ102のベース及
び第2の差動増幅器181のトランジスタ103のベー
スに入力されている。更に、第2の差動増幅器181の
トランジスタ103,104の各ベースは、バイアス電
圧源115により、バイアス抵抗RR31Rn4を夫々
介してバイアスされている。
そして、第2の差動増幅器181の出力Vo4は、出力
端子122を介して外部に取り出されている。
また、第1の差動増幅器180の出力Vo3は、トラン
ジスタ105及び定電冷源112からなるエミッタフォ
ロワ回路を介して第2の移相回路160に入力されてい
る。この移相回路160は、移相用抵抗R3、移相用コ
ンデンサC3及び電圧可変容量ダイオードC4から構成
されている。そして、この移相回路160の出力V。5
は、トランジスタ10B及び定電流源113からなるエ
ミッタフォロワ回路を介して出力端子123から外部に
取り出されている。
更に、上記出力端子122,123から取り出される出
力VO41Vo5は、位相検波回路117に入力され、
位相検波される。この位相検波回路117からの位相誤
差出力は、ローパスフィルタ118によって平滑化され
たのち、位相誤差増幅器119で増幅され、移相制御電
圧として電圧可変容量ダイオードC4のアノード側に帰
還されている。
次に、このように構成された直角移相信号の出力回路の
動作について説明する。
第1の移相回路161に入力される入力信号vl。は、
移相回路181において45″移相され、出力信号V、
□として出力される。ここで、この第1の移相回路16
1の入力信号Vl。と出力信号Vs2との関係を式で表
すと、次のようになる。
R[[ 1+jωC2R[13 Rn3° O12 R2+R[13+JωC2R2R,3 ・・・ (10) また、第1の差動増幅器180の利得をA3、第2の差
動増幅器181の利得をA4とすると、差動増幅器18
0.181の出力v o、、  v O4は、夫々次の
ように表すことができる。
V 03= A 3  (V 112  V 12)・
・・ (11) VO4=A4  O112 4RI13 ・・・ (12) Vo3は、更に移相回路160で移相され、その出力v
、、r5は、次の(13)式のようになる。
1 □十 jωC+]JωC4 j (1) (CG 十C4) VO3jω(C3+V
C4)−ω2 C3C,R。
ω(C3+C4) VO3 ωCC3+C4)  j(IJ” C3C4R3=A+
5ff−’ρ’ VO!II       ”・(13
)但し、Al5l O3は、夫々次のように定義される
・・・(14) 位相検波回路1 17には、 Vo4とV。+5とが入力 され、 Vo4とv、、5との位相差O4 は、 次のように 求めることができる。
o4 O4 o5 4 5−jθ3 o3  A 4 RB3ε−Jθ3 3 (R2+jωC2 2 R83) 12 3 但し、 K= +ω ・・・ (17) α = jan−’ωC2 B3 ・・・ (18) パ・o4”−Cθ3+α) +  tan−’ωC2Rn3)= (19)ここで、
O″くα<90’である。そこで、本回路においては、
θ3を移相回路180で00からβまで変化させるよう
にしている。これにより、04は、αく1θ41〈α十
βとなるから、θ41は90″の前後の値をとることが
できる。
従って、位相角1θ41が90’ よりも大きいときに
は、位相検波回路117において正の位相誤差出力が出
力され、これがローパスフィルタ118で平滑化され、
位相誤差増幅器119で増幅されて、電圧可変容量ダイ
オードC4のアノード側の電位を引き上げる。これによ
り、ダイオードC4の容量が低下し、移相回路160の
出力の位相が進んで位相角1θ41が90″に近づく。
また、位相角1θ41が90” よりも小さいときには
、位相検波回路117において負の位相誤差出力が出力
され、これがローパスフィルタ118で平滑化され、位
相誤差増幅器119で増幅されて、電圧可変容量ダイオ
ードC4のアノード側の電位を引き下げる。これにより
、ダイオードC4の容量が増し、移相回路160の出力
の位相が遅れて位相角1θ41が90’に近づく。つま
り、移相制御電圧と移相量とは反比例の関係となってい
る。
この結果、出力端子122.123からは正確に90’
の位相差をもった2つの出力Vo4+ Vo5を得るこ
とができる。
なお、上記実施例では第1の差動増幅器180の出力V
o3を第2の移相回路160で移相させるようにしたが
、第2の差動増幅器181の出力V04を第2の移相回
路180で移相させるようにしてもよい。
[発明の効果コ 以上、説明したように、本発明によれば、第2の移相回
路によって、2つの入力信号と出力信号との位相差を9
0″前後で変化させるようにし、再出力の位相誤差信号
を上記第2の移相回路に帰還させるようにしたので、抵
抗及びコンデンサ等の素子のバラツキ並びに温度変化等
に左右されない精度の高い直角移相出力を得ることがで
きる。
また、本発明では、第2の移相回路による位相差の調整
を前提としているので、2つの差動増幅器の出力の位相
差を正確に90’に近付ける必要はない。従って、バイ
アス抵抗の抵抗値を極端に大きくする必要がなくなるた
め、差動増幅器の入力においてDCオフセットが生じる
のを防止することかでき、歪みの無い出力波形を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る直角移相信号の出力回路
の回路図、第2図は従来の直角移相信号の出力回路の回
路図、第3図は第2図の回路を改良した従来の直角移相
信号の出力回路の回路図である。 Lie、204,301;入力信号源、117;位相検
波回路、118;ローパスフィルタ、119;位相誤差
増幅器、122,123,208゜311.312;出
力端子、124,205,315;入力端子、160,
161.316;移相回路、180,181.313.
314;差動増幅器 出廓人 日本電気株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を移相させる第1の移相回路と、上記入
    力信号と前記第1の移相回路の出力信号とを差動入力と
    する第1の差動増幅器と、前記第1の移相回路の出力を
    一方の入力とし他方の入力がバイアスされた第2の差動
    増幅器と、これら第1又は第2の差動増幅器の出力を移
    相制御入力電圧に応じた移相量で移相して前記第1及び
    第2の差動増幅器の出力の位相差を90°を含む範囲で
    変化させる第2の移相回路と、この第2の移相回路で制
    御された位相差が90°からずれた量を位相誤差として
    検出する位相検波回路と、この位相検波回路から出力さ
    れる位相誤差を平滑化するローパスフィルタと、このロ
    ーパスフィルタの出力を増幅し前記第2の移相回路に前
    記移相制御入力電圧として出力する位相誤差増幅器とを
    有することを特徴とする直角移相信号の出力回路。
JP17058989A 1989-06-30 1989-06-30 直角移相信号の出力回路 Pending JPH0335610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17058989A JPH0335610A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 直角移相信号の出力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17058989A JPH0335610A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 直角移相信号の出力回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0335610A true JPH0335610A (ja) 1991-02-15

Family

ID=15907638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17058989A Pending JPH0335610A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 直角移相信号の出力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335610A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533747U (ja) * 1978-08-25 1980-03-04
JPS6262609A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> モノリシツク位相器
JPS63122308A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Sony Corp 移相器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5533747U (ja) * 1978-08-25 1980-03-04
JPS6262609A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> モノリシツク位相器
JPS63122308A (ja) * 1986-11-11 1988-05-26 Sony Corp 移相器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5489873A (en) Active low-pass filter
Huijsing et al. Monolithic nullor-a universal active network element
JPS6155806B2 (ja)
US4931746A (en) Controllable broadband amplifier and mixer which includes the amplifier
CN111628735B (zh) 一种高精度的线性霍尔传感器读出电路
JPH0775289B2 (ja) 相互コンダクタンス増幅回路
US4308471A (en) Product circuit
US4054840A (en) FM demodulator using multiplier to which delayed and undelayed input signals are applied
US3629719A (en) Differential amplifying system
EP0142884B1 (en) Frequency-doubling circuit
KR940005375B1 (ko) 증폭 회로
JPH0335610A (ja) 直角移相信号の出力回路
US3676790A (en) Differential feedback amplifier
JPS6012331Y2 (ja) 2個のトランジスタを具える増幅回路
US3854101A (en) Differential amplifiers
US4511853A (en) Differential amplifier circuit having improved control signal filtering
US4952887A (en) Phase-lock loop circuit having outputs in quadrature
JPS5942489B2 (ja) 周波数弁別回路
EP0189347A2 (en) Second order all pass network
JP2546057B2 (ja) 振幅検波回路
US3530390A (en) Operational amplifier with varactor bridge input circuit
JPH0154884B2 (ja)
SU733082A1 (ru) Широкополосный усилитель
JP2684837B2 (ja) 差動増幅回路
JP2901248B2 (ja) 可変リアクタンス回路