JPS6216175B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6216175B2 JPS6216175B2 JP54148179A JP14817979A JPS6216175B2 JP S6216175 B2 JPS6216175 B2 JP S6216175B2 JP 54148179 A JP54148179 A JP 54148179A JP 14817979 A JP14817979 A JP 14817979A JP S6216175 B2 JPS6216175 B2 JP S6216175B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- metal framework
- materials
- adhesive layer
- electrode plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は金属枠組の両面に誘電体損失量の異
なる面材を張設して成るフラツシユパネルの誘電
接着による製造装置に関する。
なる面材を張設して成るフラツシユパネルの誘電
接着による製造装置に関する。
誘電体の接着法として、一般的に用いられるホ
ツトプレスの外に高周波電圧を誘電体に印加して
内部発熱せしめ、この発熱によつて接着剤を活性
化させる高周波誘電接着法が採用されているがこ
の誘電接着は、接着に要する時間が短い点で賞用
されている。が第1図に示す如く断面C形の枠材
を縦横に配して金属枠組1とし、この金属枠組1
の上下両面の一方に面材3として石綿セメント板
3a、他方にこの面材3と誘電体損失量の異なる
面材3たとえば木質合板3bを張設してなるフラ
ツシユパネルAを誘電接着で金属枠組1と面材
3,3を接着せしめて製造すると、誘電体損失量
の差異に基づいて、上下の面材3,3と金属枠組
間に形成された接着層の加熱温度に差が生じ、接
着剤の硬化時間の差となつて現われる。この硬化
時間の差は、円滑な生産を阻害するのみならず、
接着強度についても上下に差が生じ高品質のフラ
ツシユパネルAを得ることができない。ちなみに
第2図に示したフラツシユパネルAを上下に電極
板を配して従来の誘電接着で製造すると、石綿セ
メント板3c及びこれに裏打された木質合板3d
とからなる一方の面材3が、他方の石膏ボード3
eの面材3と比べて誘電体損失量が大きいために
石膏ボード3eに比べて早期に発熱し、石膏ボー
ド3eと金属枠組1間のたとえばエポキシ系、レ
ゾルシノール系、ユリア系接着剤で与えられた接
着層14の加温硬化と比べて石綿セメント板3c
と木質合板3dとから成る面材3と金属枠組1間
の上記と同種の接着層14の加温硬化が急速に進
行、完了するのである。
ツトプレスの外に高周波電圧を誘電体に印加して
内部発熱せしめ、この発熱によつて接着剤を活性
化させる高周波誘電接着法が採用されているがこ
の誘電接着は、接着に要する時間が短い点で賞用
されている。が第1図に示す如く断面C形の枠材
を縦横に配して金属枠組1とし、この金属枠組1
の上下両面の一方に面材3として石綿セメント板
3a、他方にこの面材3と誘電体損失量の異なる
面材3たとえば木質合板3bを張設してなるフラ
ツシユパネルAを誘電接着で金属枠組1と面材
3,3を接着せしめて製造すると、誘電体損失量
の差異に基づいて、上下の面材3,3と金属枠組
間に形成された接着層の加熱温度に差が生じ、接
着剤の硬化時間の差となつて現われる。この硬化
時間の差は、円滑な生産を阻害するのみならず、
接着強度についても上下に差が生じ高品質のフラ
ツシユパネルAを得ることができない。ちなみに
第2図に示したフラツシユパネルAを上下に電極
板を配して従来の誘電接着で製造すると、石綿セ
メント板3c及びこれに裏打された木質合板3d
とからなる一方の面材3が、他方の石膏ボード3
eの面材3と比べて誘電体損失量が大きいために
石膏ボード3eに比べて早期に発熱し、石膏ボー
ド3eと金属枠組1間のたとえばエポキシ系、レ
ゾルシノール系、ユリア系接着剤で与えられた接
着層14の加温硬化と比べて石綿セメント板3c
と木質合板3dとから成る面材3と金属枠組1間
の上記と同種の接着層14の加温硬化が急速に進
行、完了するのである。
この発明は以上の事実に基づいてなされたもの
で、誘電体損失量が異なる上下の面材3,3と金
属枠組1間に形成された上下の接着層14の硬化
が同等に進行させることのできる誘電接着による
フラツシユパネルの誘電接着による製造装置を提
供するものである。
で、誘電体損失量が異なる上下の面材3,3と金
属枠組1間に形成された上下の接着層14の硬化
が同等に進行させることのできる誘電接着による
フラツシユパネルの誘電接着による製造装置を提
供するものである。
以下、この発明を具体的に説明する。
第3図は、第2図に示したフラツシユパネルを
誘電接着により製造する際の回路図である。図中
1は金属枠組でこの両面にエポキシ、レゾルシノ
ール等の熱硬化型の接着剤を塗布して接着層14
を形成し、両面に面材3を重ねて被圧体8とす
る。接着剤は金属枠組1に限らず面材3に塗布し
てもよい。金属枠組1の上に配された面材3は、
合板3dとこの上に重ね合わされた石綿セメント
板3cとから成り、合板3dと石綿セメント板3
c間に接着層6が形成されている。金属枠組1の
下に配された面材3は石膏ボード3eから成り、
金属枠組1とこの上に配された面材3とで被圧体
8と成す。9は被圧体8の上下両面に配された電
極板で高周波電源10に対して直列回路11を構
成している。そして上下の電極板9,9間に流れ
る高周波電流i0を分流させて合板3dと石綿セメ
ント板3cとから成る面材3間に流れる高周波電
流i1をi0>i1と減らして石膏ボード3eから成る
面材3に生ずる発熱を調整するために直列回路1
1に対して金属枠組1を電極12とする並列回路
13を形成する。すなわちこの並列回路13を欠
くと合板3dと石綿セメント板3cとから成る面
材3の誘電体損失量は、石膏ボード3eから成る
面材3のそれよりも大であるから同一の高周波電
流では、合板3dと石綿セメント板3cとから成
る面材3は石膏ボード3eから成る面材3よりも
急速に発熱し、石膏ボード3eの接着層14と比
べて急速に硬化が進行、完了するからである。
誘電接着により製造する際の回路図である。図中
1は金属枠組でこの両面にエポキシ、レゾルシノ
ール等の熱硬化型の接着剤を塗布して接着層14
を形成し、両面に面材3を重ねて被圧体8とす
る。接着剤は金属枠組1に限らず面材3に塗布し
てもよい。金属枠組1の上に配された面材3は、
合板3dとこの上に重ね合わされた石綿セメント
板3cとから成り、合板3dと石綿セメント板3
c間に接着層6が形成されている。金属枠組1の
下に配された面材3は石膏ボード3eから成り、
金属枠組1とこの上に配された面材3とで被圧体
8と成す。9は被圧体8の上下両面に配された電
極板で高周波電源10に対して直列回路11を構
成している。そして上下の電極板9,9間に流れ
る高周波電流i0を分流させて合板3dと石綿セメ
ント板3cとから成る面材3間に流れる高周波電
流i1をi0>i1と減らして石膏ボード3eから成る
面材3に生ずる発熱を調整するために直列回路1
1に対して金属枠組1を電極12とする並列回路
13を形成する。すなわちこの並列回路13を欠
くと合板3dと石綿セメント板3cとから成る面
材3の誘電体損失量は、石膏ボード3eから成る
面材3のそれよりも大であるから同一の高周波電
流では、合板3dと石綿セメント板3cとから成
る面材3は石膏ボード3eから成る面材3よりも
急速に発熱し、石膏ボード3eの接着層14と比
べて急速に硬化が進行、完了するからである。
なお、被圧体を構成する上下の面材3,3の誘
電体損失量に応じて各々に流れる高周波電流を調
整する目的で並列回路13に調整抵抗15を組込
むのが実用的実際的である。
電体損失量に応じて各々に流れる高周波電流を調
整する目的で並列回路13に調整抵抗15を組込
むのが実用的実際的である。
以上の如く、この発明によれば金属枠組1の両
面と面材3,3間に接着層14を形成して被圧体
8とし、この被圧体8の上下両面に電極板9,9
を配して加圧下で誘電接着することによる金属枠
組1の両面に誘電体損失量の異なる面材3,3を
張設して成るフラツシユパネルの誘電接着による
製造装置において、高周波電源10に対して上下
の電極板9,9を直列に回路11を形成し、この
直列回路11に対して金属枠組1を電極とする並
列回路13を形成して成る金属枠組1の両面に誘
電体損失量の異なる面材3,3を張設して成るフ
ラツシユパネルの誘電接着による製造装置であつ
て金属枠組1の上下に配された異なる誘電体損失
量の面材3,3に生ずる発熱量を同等に調整でき
るので接着層14の硬化時間に差が生ぜず、高品
質のフラツシユパネルを得ることができる。
面と面材3,3間に接着層14を形成して被圧体
8とし、この被圧体8の上下両面に電極板9,9
を配して加圧下で誘電接着することによる金属枠
組1の両面に誘電体損失量の異なる面材3,3を
張設して成るフラツシユパネルの誘電接着による
製造装置において、高周波電源10に対して上下
の電極板9,9を直列に回路11を形成し、この
直列回路11に対して金属枠組1を電極とする並
列回路13を形成して成る金属枠組1の両面に誘
電体損失量の異なる面材3,3を張設して成るフ
ラツシユパネルの誘電接着による製造装置であつ
て金属枠組1の上下に配された異なる誘電体損失
量の面材3,3に生ずる発熱量を同等に調整でき
るので接着層14の硬化時間に差が生ぜず、高品
質のフラツシユパネルを得ることができる。
なお、本発明の目的物に係るフラツシユパネル
は棚板、または住宅構築のパネル工法に採用され
る壁、屋根、床などのパネルとして用いられる。
は棚板、または住宅構築のパネル工法に採用され
る壁、屋根、床などのパネルとして用いられる。
第1図、第2図は本発明の目的物の一例を示す
一部破断の斜視図、第3図は第2図のフラツシユ
パネルを製造するときの回路図である。 1……金属枠組、3……面材、8……被圧体、
9……電極板、10……高周波電源、11……直
列回路、13……並列回路、14……接着層。
一部破断の斜視図、第3図は第2図のフラツシユ
パネルを製造するときの回路図である。 1……金属枠組、3……面材、8……被圧体、
9……電極板、10……高周波電源、11……直
列回路、13……並列回路、14……接着層。
Claims (1)
- 1 金属枠組1の両面と面材3,3間に接着層1
4を形成して被圧体8とし、この被圧体8の上下
両面に電極板9,9を配して加圧下で誘電接着す
ることによる金属枠組1の両面に誘電体損失量の
異なる面材3,3を張設して成るフラツシユパネ
ルの誘電接着による製造装置において、高周波電
源10に対して上下の電極板9,9を直列に回路
11を形成し、この直列回路11に対して金属枠
組1を電極とする並列回路13を形成して成る金
属枠組1の両面に誘電体損失量の異なる面材3,
3を張設して成るフラツシユパネルの誘電接着に
よる製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14817979A JPS5670914A (en) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | Device for manufacturing flush pannel by dielectric adhering method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14817979A JPS5670914A (en) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | Device for manufacturing flush pannel by dielectric adhering method |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5670914A JPS5670914A (en) | 1981-06-13 |
JPS6216175B2 true JPS6216175B2 (ja) | 1987-04-10 |
Family
ID=15447010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14817979A Granted JPS5670914A (en) | 1979-11-14 | 1979-11-14 | Device for manufacturing flush pannel by dielectric adhering method |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5670914A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277581A (ja) * | 1990-12-24 | 1992-10-02 | Ford Motor Co | 非導電性部材と導電性部材の接合方法及び装置 |
JP4916030B2 (ja) * | 2008-07-24 | 2012-04-11 | パナソニック株式会社 | 面材と桟材との接着方法及びその接着装置 |
CN109773905B (zh) * | 2019-03-11 | 2022-02-08 | 王凯 | 基于高周波无胶压密技术的电热复合材料 |
-
1979
- 1979-11-14 JP JP14817979A patent/JPS5670914A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5670914A (en) | 1981-06-13 |
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