JPH0120754B2 - - Google Patents

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JPH0120754B2
JPH0120754B2 JP56061039A JP6103981A JPH0120754B2 JP H0120754 B2 JPH0120754 B2 JP H0120754B2 JP 56061039 A JP56061039 A JP 56061039A JP 6103981 A JP6103981 A JP 6103981A JP H0120754 B2 JPH0120754 B2 JP H0120754B2
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time
step time
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tempo
performance
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JP56061039A
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Tadao Sakai
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Roland Corp
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、電子楽器のオフライン演奏に使用
されるシークエンサの演奏時間を実際に演奏する
ことなく、高速度で算出して表示するための演奏
時間演算装置に係わり、特に、シークエンサの再
生テンポを予め記憶されている制御データに従つ
て変化させる場合でも、その演奏時間を高速度で
算出して表示できるようにした演奏時間演算装置
に関するものである。
<従来の技術> 従前から、電子楽器のキー操作に際して、押下
されたキーに対応して発音すべき楽音の音高を表
わすキーコードと、その音高の楽音の発音継続時
間及び発音停止時間を表わすタイムコードとをメ
モリに一旦記憶し、これを順次に読み出して発音
させることにより、かかる記憶された情報に基づ
く音高と発音継続時間等を有する楽音をオフライ
ン再生するようなシークエンサが知られている。
このような従前のシークエンサの基本的機能を
第1図を参照しつつ説明すれば以下の通りであ
る。
例えば、第1図Aに示す音符で表わされる楽音
は、同図Cに示すようなキー電圧と、同図Dに示
すようなキー信号で表現されることは電子楽器の
分野ではよく知られている。
ここに、キー電圧は楽音の各音高に対応した値
を持つアナログ電圧であり、キー信号は発音継続
時間と発音停止時間とにそれぞれ「1」「0」を
割り当てたオンオフ信号である。
そして、一般に、発音継続時間に対応して、キ
ー信号が「1」になつている期間はゲートタイム
と呼ばれ、一つの音符を表現するキー信号の期
間、即ち、発音継続時間と発音停止時間の和に対
応する期間は当該音符の時間的区間であり、ステ
ツプタイムと呼ばれている。
シークエンサは楽音の音高に関する情報とし
て、上記キー電圧をデイジタルコードで表わすキ
ーコードと、更に、楽音の発音時間に関する情報
として、上記キー信号のゲートタイム及びステツ
プタイムを表わすゲートタイムコード及びステツ
プタイムコードをそれぞれ一旦メモリに記憶し、
これらを順次に読み出して、アナログ電圧に変換
してキー電圧とキー信号を再生し、これらの信号
により電気的に特定される楽音を発音させるもの
である。
そして、上記ステツプタイム、ゲートタイムは
特定のテンポ用クロツクパルスの時間間隔(以
下、ユニツトステツプタイムという)の倍数(以
下、ステツプタイムバリユー、ゲートタイムバリ
ユーという)として規定され、それらのバリユー
でコード化されたステツプタイムコード、ゲート
タイムコードにより表わされるのが普通である。
而して、第1図に示す例に従えば、最初の音符
aに対応する楽音は、同図(C)bに示すように、
C1の音高を表わす24Vのキー電圧と、同図(D)c,
dに示すように、ユニツトステツプタイムの200
倍(200のゲートタイムバリユーで規定される)
のゲートタイム、そして、ユニツトステツプタイ
ムの240倍(240のステツプタイムバリユーで規定
される)のステツプタイムを持つキー信号とによ
つて特定される楽音であるので、メモリには、第
1図(B)eに示すように、24を表わすキーコード、
ステツプタイムバリユー240を表わすステツプタ
イムコード、ゲートタイムバリユー200を表わす
ゲートタイムコードが一組のデータとして、同時
読み出し可能に、例えば、同一のアドレスに記憶
されている。
以下同様に、第二番目以後の音符に対応する楽
音を表わす一連のキーコード、ステツプタイムコ
ード、ゲートタイムコードの組が順次に読み出し
可能なように、メモリの一連のアドレスに記憶さ
れて一つの記憶領域(以下、楽音チヤンネルとい
う)を形成するものである。
そして、かかる従前の楽音チヤンネルのみを有
するシークエンサにおいて、演奏時間を算出する
ためには、楽音チヤンネルに記憶されている各々
のステツプタイムコードにより表わされるステツ
プタイムバリユーを所定数の楽音について合計し
て、これに曲目に応じて予め特定されている基準
ユニツトステツプタイムを乗ずるような演算処理
を行なうことが一般に採用されている。
ところが、近年、より豊かな楽音表現への要請
に応えて、上記楽音チヤンネルの他に制御チヤン
ネルを設けて、制御データを記憶再生し、これに
基づいて再生テンポを変化させ得るシークエンサ
が提案されている。
かかるシークエンサの制御チヤンネルを第1図
に示す楽音チヤンネルと対比して表わす概念図が
第2図である。
同図において、(A)〜(D)は第1図における(A)〜(D)
に対応するものである。
また、第3図はテンポを特定するためのテンポ
用クロツクパルスの周波数、即ち、このテンポ用
クロツクパルスのパルス周期であるユニツトステ
ツプタイムの逆数と、制御データとしてのテンポ
コントロールバリユーとの関係を示すグラフであ
り、縦軸にテンポ用クロツクパルスの周波数の逆
数であるユニツトステツプタイムをとると、ユニ
ツトステツプタイム関数を表わすことになる。
そして、第2図及び第3図を参照して、再生テ
ンポ制御動作の基本概念を説明すれば以下の通り
である。
第2図(A)に示す各音符a〜eを表現するキーコ
ード、ステツプタイムコード、ゲートタイムコー
ドの各々a′〜e′に対応させてテンポコントロール
コードの各々a″〜e″が同時に読み出され得るよう
にメモリに記憶されて、もう一つの記憶領域(以
下、制御データチヤンネルという)を形成してい
る。
上記実例では、音符a〜dに関しては、テンポ
コントロールコードa″〜d″がテンポコントロール
バリユー50を表わしているので、シークエンサは
これを解読して、第3図のグラフ上aに示す動作
状態となり、予め設定された基準テンポに従つ
て、第2図(B)に示す楽音チヤンネルに記憶された
キーコード、ステツプタイムコード、ゲートタイ
ムコードa′〜d′を変換して、同図(C)においてxで
示すキー電圧と、同図(D)においてa〜dに示
すキー信号を実時間で実現する。
例えば、同図(D)においてaで示すステツプタ
イムは、同図(B)のa′におけるステツプタイムバリ
ユーが240であるので、基準テンポにおけるユニ
ツトステツプタイム(以下、基準ユニツトステツ
プタイムという)の240倍の時間である。
この場合、基準テンポは、第3図例示のグラフ
では、横軸のテンポコントロールバリユーの50に
相当し、これに対応して該グラフ上aに示す動作
状態が確保されるが、この動作状態でのユニツト
ステツプタイム、つまり、該グラフ上aに対応す
る縦軸の値である1をf0倍した値の逆数1/f0
基準ユニツトステツプタイムである。
ところが、音符eに関しては、同図(E)e″に示す
ように、テンポコントロールバリユーが100であ
るので、第3図のグラフ上bに示す動作状態とな
り、基準テンポの2倍の周波数のテンポ用クロツ
クパルス、つまり、基準ユニツトステツプタイム
の1/2のユニツトステツプタイムに従つて、第2
図(B)e′における各コードが同図(C)yに示す電圧
と、同図(D)eに示すキー信号に変換される。即
ち、第2図(B)に示すステツプタイムバリユーを実
時間としてのステツプタイムに変換するに際して
は、それと対をなすテンポコントロールバリユー
を変換とする既述のユニツトステツプタイム関数
の値としてユニツトステツプタイムを算出し、こ
れを当該ステツプタイムバリユーに乗ずることで
ステツプタイムが実現される。
而して、例えばeで示すステツプタイムは
e′におけるステツプタイムバリユーが240である
ので、基準ユニツトステツプタイムの1/2のユニ
ツトステツプタイムの240倍の時間となる。
この場合、基準ユニツトステツプタイムの1/2
のユニツトステツプタイムは、第3図のグラフ上
bに示す動作状態、換言すれば、その変数がテン
ポコントロールバリユー100をとるときの、反比
例関数(f/f0が比例関数であるから、その逆数
は反比例関数となる。)であるステツプタイム関
数の値として規定される。
結局、上記実例における音符aと音符eに関し
ては、ステツプタイムバリユーは共に240で等し
いのであるが、音符eに関するテンポコントロー
ルバリユーを2倍にすることにより、ステツプタ
イムバリユー240の音符eに対応するステツプタ
イムを実時間では1/2に短縮して再生したわけで
ある。
このようにして、楽音の進行に合わせて、楽音
のテンポを予め制御チヤンネルに記憶された制御
データとしてテンポコントロールコードで表わさ
れるテンポコントロールバリユーに基づいて変化
させることができるものである。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、上記のように再生テンポが変化するシ
ークエンサにおいて、楽音の演奏時間を算出する
に際しては、従前のように、すべてのあるいは所
定数の楽音のテツプタイムバリユーを合計して、
その総和に対して再生テンポにおける特定のユニ
ツトステツプタイムを乗ずるという単純な演算処
理により演奏時間を算出したのでは、再生テンポ
の変化が加味されていないので、十分な精度で演
奏時間を把握することができないという問題点が
あつた。
さりとて、実時間演奏を行なつて演奏時間を実
測したのでは、高精度は得られるものの、上記実
測を高速度で行なうことができないという難点が
あつた。
<問題点を解決するための手段> この発明は、上記従来技術に基づく演奏時間算
出精度の問題点に鑑み、各音符のステツプタイム
バリユーと、それに対応するテンポコントロール
バリユーと、基準ユニツトステツプタイムとを記
憶するメモリを設け、各音符についてのステツプ
タイムバリユーとテンポコントロールバリユーと
さらには一つの演奏曲目について特定される基準
ユニツトステツプタイムとを用いて演算処理を行
なうことにより、前記欠点を除去し、難点を克服
し、テンポコントロールバリユーに従つてテンポ
が変化する場合でも、実時間演奏を行なうことな
く高速度で、かつ、高精度に演奏時間の算出を行
なうことができる優れた演奏時間演算装置を提供
せんとするものである。
<作用> 上記目的に沿うこの発明の構成は、メモリの楽
音チヤンネルには、発音すべき一連の楽音の各々
を規定する楽音データを発音順序に従つて読み出
し可能に記憶し、更に、メモリの制御データチヤ
ンネルには、楽音チヤンネルに記憶された各々の
楽音データで表わされる楽音の時間的区間を規定
するステツプタイムバリユーと、そのステツプタ
イムバリユーに係わる楽音の再生テンポを規定す
るテンポコントロールバリユーとから成る複数対
の制御データを順次に読み出し可能に記憶し、更
に、メモリの基準ユニツトステツプタイム記憶領
域には、その変数がテンポコントロールバリユー
の基準値をとるときのユニツトステツプタイム関
数の値として規定される基準ユニツトステツプタ
イムを記憶し、演奏時間の演算処理に際して、先
ず、一連の楽音の各々のステツプタイムバリユー
と、それに対応するテンポコントロールバリユー
との対を順次にメモリの制御データチヤンネルか
ら読み出して演算処理部へ転送し、演算処理部で
は、各楽音について、各ステツプタイムバリユー
に対して、各テンポコントロールバリユーを変数
とするユニツトステツプタイム関数の値として規
定される各ユニツトステツプタイムを乗じて各楽
音のステツプタイムを算出し、かかるステツプタ
イムを所定数の楽音について合計するような演算
処理を実行することにより、実時間演奏では、テ
ンポコントロールバリユーに従つて変化する楽音
群に関し、シークエンサにおける演奏時間を演算
処理のみで、高速度、かつ、高精度に算出するよ
うに作用するものである。
<第1の実施例> 第4図〜第6図に基づいてこの発明の実施例の
構成及び動作を説明すれば以下の通りである。
第4図はこの発明の第1の実施例の構成を示す
ブロツク図であり、メモリ1には、楽音チヤンネ
ル1a、制御データチヤンネル1b及び基準ユニ
ツトステツプタイム記憶領域1cが形成されてお
り、メモリ1全体としてコントロールバス、アド
レスバスを介して演算処理部2に接続される。
制御電圧生成部3は演算処理部2に接続された
デイジタルアナログ変換器3a、デイジタルアナ
ログ変換器3aに接続されたアナログマルチプレ
クサ3b、アナログマルチプレクサ3bの各出力
端子に接続されたサンプリングホールド回路3c
〜3j、各サンプリングホールド回路3c〜3j
の出力端子としての制御電圧端子3k〜3rから
成る。
ユニツトステツプタイム測定部4は制御データ
チヤンネル1bの出力端子として指定された制御
電圧端子3kに接続された加算器4a、加算器4
aに接続されたVCO(電圧制御可変周波数発振
器)から成るテンポ用クロツクパルス発振器4b
に接続されたフリツプフロツプ4c、フリツプフ
ロツプ4cに接続されたゲート4d、ゲート4d
に接続されたクロツクパルス発振器4eとカウン
タ4f及び加算器4aに接続された基準電圧源4
gから成り、カウンタ4fの出力端子が演算処理
部2に接続される。
更に、表示管等から成る演奏時間表示部5が演
算処理部2に接続される。
なお、キー回路部6、キー信号出力部7及びテ
ンポ用クロツクパルス供給線4hが参考までに図
示されている。
第5図は、楽音チヤンネル1aに対比させて制
御データチヤンネル1bの記憶内容を示す説明図
であり、同図(A)(B)はそれぞれ第2図(A)(B)に対応
し、音符とそれを特定する楽音データの関係を示
すものである。
そして、同図(C)は第2図(E)に対応し、ステツプ
タイムコードと対をなして記憶されるテンポコン
トロールコードを示すものである。
第6図は、第4図における演算処理部2内で実
行される演奏時間算出のための演算処理を示すフ
ローチヤートでる。
上記構成において、メモリ1には、発音すべき
一連の楽音の各々を特定する楽音データ、典型的
には、キーコードKC、ステツプタイムコード
ST、ゲートタイムコードGTが発音順序に従つ
て読み出し可能に記憶されて、第5図(B)に示すよ
うな楽音チヤンネルを形成しているが、それだけ
ではなく、上記楽音すべき一連の楽音の各々を時
間長、典型的には、ステツプタイムバリユー
STVを表わすステツプタイムコードSTと、テン
ポコントロールバリユーTCVを表わすテンポコ
ントロールコードTCとの複数対から成る制御デ
ータが順次に読み出し可能に記憶されて、第5図
(C)に示すような制御データチヤンネルを形成して
いる。
ここに、テンポコントロールバリユーTCVは、
既述のとおり、それと対をなすステツプタイムで
時間長が規定されている楽音を実時間で実現する
際に、テンポ周波数の逆数、即ち、ユニツトステ
ツプタイムを算出するためのユニツトステツプ関
数の変数となるものである。
而して、例えば、第5図(A)aに示す音符の時間
長は同図(B)a′に示すように、ステツプタイムバリ
ユー240で規定されているので、同図(C)aに示
すように、制御データ中のステツプタイムバリユ
ーも240に指定されており、これが同図(C)a″に示
すテンポコントロールバリユー50と対をなすもの
である。
以下同様に、第5図(A)に示す音符b〜eに関し
ても、それぞれのステツプタイムコードSTとテ
ンポコントロールTCの対から成る制御データb″,
b〜e″〜eが制御データチヤンネルに記憶さ
れている。
そして、演奏時間の演算処理に際しては、演算
処理部2は、先ず、第6図aに示す工程から動作
を開始し、予め操作者が制御データチヤンネルと
して選定したチヤンネル、第4図の実施例に従え
ば、その出力が制御電圧端子3kに供給されるチ
ヤンネルを演算処理の対象として設定する。より
詳細には、一般的に、シークエンサでは、第5図
(B)(C)に示すような楽音チヤンネルと制御データチ
ヤンネルの対が1対に限られるものではなく、第
5図には示されていないが、複数の楽音チヤンネ
ルと制御データチヤンネルの対が設けられてい
て、これらのチヤンネルに記憶されている楽音デ
ータ、あるいは、制御データは演算処理部2を介
して高速度で読み出され、デイジタルアナログ変
換器3aに転送されてキー電圧、あるいは、制御
電圧に変換され、アナログマルチプレクサ3bの
多数の出力端子に接続されたサンプリングホール
ド回路3c〜3jの各々に分配され、各チヤンネ
ルに対応して保持されるので、制御電圧端子3
o,3k、制御電圧端子3p,3l、制御電圧端
子3q,3m、制御電圧端子3r,3nの各対に
はそれぞれ別異のキー電圧と制御電圧の対が同時
的に供給されるものである。
しかし、テンポコントロール動作は、上記のよ
うに、同時的に再生される多数チヤンネルの再生
テンポを一斉に制御するものであるので、操作者
が特定したいずれか一つのチヤンネルに制御デー
タが記憶されていれば足りる。
而して、演奏時間の演算処理に際しては、上記
制御データが記憶されているチヤンネルについて
演算処理を実行する必要があるわけである。
そこで、第6a図に示す工程で演算処理の対象
となるチヤンネルを設定し、次に演算処理部2は
第6図bに示す工程に移行して、テンポコントロ
ールバリユー50、即ち、基準テンポコントロール
バリユーを表わすテンポコントロールコードをデ
イジタルアナログ変換器3aに転送して、基準テ
ンポに対応する制御電圧に変換し、アナログマル
チプレクサ3b、サンプリングホールド回路3c
を介して制御電圧端子3kにこれを供給する。
なお、基準テンポコントロールバリユーとして
の50は、テンポコントロールバリユーとテンポ用
クロツクパルスの周波数との関係を示す第3図に
おいて、作動範囲の中央付近に一例として設定さ
れた基準値であり、50に特定されなければならな
いものではないことは勿論であり、一般に数値n
でよい。
制御電圧端子3kに現われた基準テンポに対応
する制御電圧は加算器4aを介してVCO(電圧制
御可変周波数発振器)から成るテンポ用クロツク
パルス発振器4bに導かれる。このとき、加算器
4aでは、基準テンポコントロールバリユーに対
応する再生テンポを調整するために、基準テンポ
に対応する制御電圧に対して基準電源4gからの
基準電圧を加算する。
而して、加算器4aの出力を受けて、テンポ用
クロツクパルス発振器4bは前記したように、第
3図aに示す動作状態となり、その出力端子から
は基準テンポに対応する周波数のテンポ用クロツ
クパルスが得られる。
そして、フリツプフロツプ4cは基準テンポに
対応するテンポ用クロツクパルスの周期、即ち、
基準ユニツトステツプタイムに相当する期間だけ
反転して、ゲート4dを開き、クロツク発振器4
eからの高周波クロツクパルスを通過させて、こ
れをカウンタ4fで計数することにより、カウン
タ4fには、基準ユニツトステツプタイムコード
が得られる。このようにして、ユニツトステツプ
タイム測定部4に基準テンポに対応する制御電圧
を供給したときに生成される基準ユニツトステツ
プタイムコードが演算処理部2に供給される。
このとき、演算処理部2は第6図cに示す工程
に移行し、基準ユニツトステツプタイムコードを
読み込んでメモリ1に転送し、これを基準ユニツ
トステツプタイム記憶領域1cに記憶させる。
続いて、演算処理部2は第6図dの工程に移行
し、 Σi STVi/TCVi×n×tn を算出するための演算処理を実行する。
ここに、STViは制御データを構成するi番目
のステツプタイムコードSTで表わされるステツ
プタイムバリユー、TCViは制御データを構成す
るi番目のテンポコントロールコードTCで表わ
されるテンポコントロールバリユー、nは基準テ
ンポコントロールバリユー、そして、tnは基準ユ
ニツトステツプタイムである。
第5図に示した実例に従つて上記演算処理をよ
り詳細に説明すると、先ず、音符aに関する最初
の制御データをメモリ1の制御データチヤンネル
1bから読み出して、対になつてその制御データ
を構成するステツプタイムコードSTとテンポコ
ントロールコードTCのそれぞれが表わすステツ
プタイムバリユーaをテンポコントロールバリ
ユーa″で割つて商を算出し、次に、音符bに関す
る2番目の制御データを読み込んで、ステツプタ
イムバリユーbをテンポコントロールバリユー
b″で割つて商を算出し、この商を上記商に加算
し、以下同様にして、一連の制御データを構成す
る各々のステツプタイムバリユーを各々のテンポ
コントロールバリユーで割つてその商を順次に加
算して行き上記商の総和を算出する。
次に、基準テンポに対応する基準テンポコント
ロールバリユーn、この場合50を上記商の総和に
乗じて積を算出する。
続いて、メモリ1の基準ユニツトステツプタイ
ム記憶領域1cから基準ユニツトステツプタイム
を読み出して、基準ユニツトステツプタイムtnを
上記積に、更に乗じて積を算出する。
そして、かかる演算処理が終了すると、演算処
理部2は第6図eの工程に移行し、演算結果を演
奏時間表示部5に転送し、これを演奏時間として
視認可能に表示するものである。
ところで、上記第1の実施例では、第3図に示
すように、再生テンポ、遡つて、テンポ用クロツ
クパルスの周波数がテンポコントロールバリユー
を変数とする正比例関数に従つて規定されるこ
と、換言すれば、ユニツトステツプタイムがテン
ポコントロールバリユーを変数とする反比例関数
としてのユニツトステツプタイム関数に従つて規
定されることを前提にして、演算処理部2は前述
のように、第6図に示すフローに従つて演算処理
を実行するように構成されているが、テンポコン
トロールバリユーとユニツトステツプタイムの関
係は反比例の関係に限られるものではない。
<第2の実施例> この発明の第2の実施例の構成は、上記第1の
実施例の構成において、上記テンポ用コントロー
ルパルスの周波数がテンポコントロールバリユー
を変数とする反比例関数に従つて規定されるこ
と、換言すれば、ユニツトステツプタイムがテン
ポコントロールバリユーを変数とする正比例関数
としてのユニツトステツプタイム関数に従つて規
定されることを前提にして演奏時間の演算処理を
行なう演算処理部を設けたことを特徴とするもの
である。
この発明の第2の実施例の構成及び動作を第7
図に基づいて説明すれば以下の通りである。
第7図は第4図における演算処理部2内で実行
される演奏時間の演算処理を示すフローチヤート
である。
そして、演奏時間の演算処理に際しては、第4
図、第6図を参照して説明した第1の実施例の場
合と全く同様に作動して、第7図d′の工程に移行
し、 Σi STVi×CTVi/n×tn を算出するための演算処理を実行するものであ
る。
第5図に示した実例に従つて上記演算処理をよ
り詳細に説明すると、先ず、音符aに関する最初
の制御データをメモリ1の制御データチヤンネル
1bから読み出して、ステツプタイムバリユーa
にテンポコントロールバリユーa″を乗して積を
算出し、その積を基準テンポコントロールバリユ
ーn、この場合50で割つて商を算出し、次に、音
符bに関する2番目の制御データを読み込んで、
ステツプタイムバリユーbにテンポコントロー
ルバリユーb″を乗じて積を算出し、その積を基準
テンポコントロールバリユーn、この場合50で割
つて商を算出し、この商を前記商に加算し、以下
同様にして、順次に商を加算して行き、上記商の
総和を算出する。
続いて、メモリ1の基準ユニツトステツプタイ
ム記憶領域1cから基準ユニツトステツプタイム
を読み出して、基準ユニツトステツプタイムtnを
上記商の総和に、更に乗じて積を算出する。
そして、かかる演算処理が終了すると、演算処
理部2は第7図eの工程に移行し、演算結果を演
奏時間表示部5に転送し、これを演奏時間として
視認可能に実行するものである。
<第3の実施例> 更に、この発明の第3の実施例の構成は、前記
第1の実施例の構成において、再生テンポ、遡つ
て、テンプ用クロツクパルスの周波数がテンポコ
ントロールバリユーを変数とするべき関数に従つ
て規定されることを前提にして演奏時間の演算処
理を行なう演算処理部を設けたことを特徴とする
ものである。
この発明の第3の実施例の構成及び動作を第8
図に基づいて説明すれば以下の通りである。
第8図は第4図における演算処理部2内で実行
される演奏時間の演算処理を示すフローチヤート
である。
第3の実施例における演算処理部では、演奏時
間の演算処理に際して、第6図dの工程に代え
て、第8図d″の工程に移行し、 を算出するための演算処理を実行するものであ
る。
第5図に示した実例に従つて、上記演算処理を
より詳細に説明すると、先ず、音符aに関する最
初の制御データをメモリ1の制御データチヤンネ
ル1bから読み出してステツプタイムバリユーa
を一旦記憶し、次に、テンポコントロールバリ
ユーa″を基準テンポコントロールバリユーn、こ
の場合50で割つてa″/50なるべき数を算出し、更に ステツプタイムバリユーaのa″/50乗を算出し、 以下同様にして上記すべき関数に従う演算結果を
加算して総和を算出する。
続いて、メモリ1の基準ユニツトステツプタイ
ム記憶領域1cから基準ユニツトステツプタイム
を読み出して、基準ユニツトステツプタイムtnを
上記総和に、更に乗じて積を算出する。
そして、かかる演算処理が終了すると、演算処
理部2は第8図eの工程に移行し、演算結果を演
奏時間表示部5に転送し、これを演奏時間として
視認可能に表示するものである。
なお、第4図において参考までに示したキー回
路6、デイジタルマルチプレクサ7aとその出力
端子の各々に接続されたキー信号端子7b〜7e
から成るキー信号出力部7及びテンポ用クロツク
パルス発振器4bから演算処理部2に延びるテン
ポ用クロツクパルス供給線4hは同図に示す構成
をシークエンサとして作動させるために付設され
る付随的構成要素である。
そして、シークエンサの書き込みモードでは、
キー回路6はキー操作に応答してキーコード、ス
テツプタイムコード、ゲートタイムコードを演算
処理部2に供給するものであり、演算処理部2は
これをメモリ1に転送して楽音チヤンネル1aに
記憶する。
更に、シークエンサの再生モードでは、テンポ
用クロツクパルス発振器4bからテンポ用クロツ
クパルス供給線4hを通じて供給されるテンポ用
クロツクパルスに応答して、演算処理部2はメモ
リ1の楽音チヤンネル1aと制御チヤンネル1b
から楽音データと制御データとを順次に読み出し
て、キーコードとテンポコントロールコードをデ
イジタルアナログ変換器3aに転送して、前記し
た制御電圧生成部3の動作を確保し、制御電圧生
成部3から4対の互いに独立のキー電圧と制御電
圧を出力させるとともに、ステツプタイムコード
とゲートタイムコードに基づいてキー信号を生成
し、これをデイジタルマルチプレクサ7aを介し
てキー信号端子7b〜7eに分配供給し、キー信
号出力部7から上記キー電圧と制御電圧の対の
各々と組みをなすキー信号を出力させる。
而して、再生モードのシークエンサは制御電圧
出力部3からキー電圧を、そして、キー信号出力
部からキー信号をそれぞれ図示しないシンセサイ
ザモジユールに供給して上記両信号により電気的
に特定される楽音を発音させるものである。
<その他の開示事項> しかるところ、この発明の事実施例である演奏
時間演算装置では、制御電圧端子3k,3l,3
m,3nに対して制御電圧に代えて独立のキー電
圧を出力させるか否か、あるいは、いずれの制御
電圧端子にテンポコントロールのための制御電圧
を出力させるかは、操作者の選択にまかされてい
るものであり、従つて、メモリ1内の複数の制御
データチヤンネルのいずれのチヤンネルにテンポ
コントロールコードを記憶するかは操作者によつ
て任意に決定されているので、演奏時間の演算処
理に際しては、操作者は手動操作等により複数の
制御データチヤンネルのうち、テンポコントロー
ルコードが記憶されている制御データチヤンネル
を演奏処理の対象として設定しなければならない
ものである。
かかる操作は煩雑であるので、この点を改良し
て演算処理の対象となるべき制御データチヤンネ
ルを自動的に探索するようにしたこの発明の第4
の実施例の構成及び動作を第4図、第9図に基づ
いて説明すれば以下の通りである。
第9図は第4図における演算処理部2の演算処
理のフローチヤートであり、同図b,c,d,e
の工程は第6図に示すフローと全く同一である。
演奏時間の演算処理を開始するに際して、先
ず、演算処理部2は第9図a′の工程で、いずれの
チヤンネルにもテンポコントロールコードが記憶
されていない場合に、演奏時間の演算処理の対象
となるべきチヤンネルとして操作パネル等に設定
されているチヤンネルを確認し、そのチヤンネル
番号を演算処理部2内のレジスタ等に一旦記憶し
てから第9図fの工程に移行し、第一のチヤンネ
ルを演算処理の対象として自動的に選択して第9
図gに移行し、選択された第一のチヤンネル、即
ち、第4図における制御電圧端子3kにテンポコ
ントロールバリユー40に対応する制御電圧を出力
する。
より詳細には、演算処理部2内のレジスタに予
め記憶されているテンポコントロールバリユー40
を表わすテンポコントロールコードを読み出し
て、デイジタルアナログ変換回路3aに転送す
る。
而して、第4図に示すように、制御電圧端子3
kとユニツトステツプタイム測定部4の加算器4
aの入力端子とが接続されている場合には、制御
電圧端子3kに出力された制御電圧は加算器4a
に供給されるので、ユニツトステツプタイム測定
部4は第6図cを参照して説明した第1の実施例
の場合と同様に動作し、テンポコントロールバリ
ユー40に対応する第1のユニツトステツプタイム
t1を表わすユニツトステツプタイムコードを演算
処理部2に供給する。そして、演算処理部2は第
9図hの工程に移行し、このユニツトステツプタ
イムコードを読み込んで一旦記憶する。
続いて、演算処理部2は第9図iの工程に移行
し、今度は、テンポコントロールバリユー60に対
応する制御電圧を制御電圧端子3kに出力し、更
に、第9図jの工程でテンポコントロールバリユ
ー60に対応する第2のユニツトステツプタイムt2
を表わすユニツトステツプタイムコードを読み込
む。
なお、上記工程g,iにおいて、出力される二
つのテンポコントロールバリユーは互いに相違し
ていれば足りるものであり、40、60に特定する必
然性は存在しないことは勿論である。
そして、第9図kの工程に移行し、演算処理部
2は上記第1第2のユニツトステツプタイムt1、
t2が等しいか否かを判定し、その判定結果がNO
の場合には、第9図b〜eに示すように、第6図
b〜eと全く同一のフローを経て演奏時間を表示
するものである。
即ち、第9図kの工程における判定結果がno
であるということは、演算処理部2が指定した互
いに異なる二つのテンポコントロールバリユーに
応答して、テンポ用クロツクパルスの周波数が現
実に変化したことが、ユニツトステツプタイム測
定部4によるユニツトステツプタイムの測定の結
果、判明したのであるから、選択された第1のチ
ヤンネルは、制御電圧端子3kを介してテンポコ
ントロールコードを出力し、これを加算器4aに
供給するチヤンネルであることを意味する。
而して、演算処理部2は第1のチヤンネルを演
算処理の対象として、ステツプタイムコードとテ
ンポコントロールコードの対を順次に読み出し、
第1の実施例の場合と同様のフローに従つて演奏
時間を算出することができるものである。
一方、第9図kの工程の判定結果がYESであ
るということは、制御電圧端子3kが加算器4a
の入力端子に接続されていないということであ
り、選択された第1のチヤンネルがテンポコント
ロールコードを出力するチヤンネルではないこと
を意味するので、このチヤンネルを演奏時間の演
算処理の対象にすることはできない。
そこで、演算処理部2は第9図lの工程に移行
し、第2のチヤンネル、即ち、制御電圧端子3l
に出力を供給するチヤンネルを演算処理の対象と
して選択し、続いて、第9図mの工程でチヤンネ
ルの番号が5になつたか否かを判定して、第9図
g〜kの工程から成るチヤンネル探索がすべての
チヤンネル(実施例の場合は4チヤンネルであ
る。)について実行されたかどうかを確認する。
すべてのチヤンネルについての探索が実行され
るまでは、第9図mの工程の判定結果はNOとな
るので、第9図gの工程に戻り、チヤンネルの探
索が同図g〜kの工程に従つて繰り返し行なわれ
る。
一方、テンポコントロールコードを出力するチ
ヤンネルを探し当てたときは、第9図kの工程の
判定結果がNOとなり、演奏時間の演算処理が実
行されるものである。
そして、すべてのチヤンネルについて探索が行
なわれた結果、テンポコントロールコードを出力
するチヤンネルを探し当てることができなかつた
場合には、第9図mの工程の判定結果がYESと
なる。
上記判定がYESであるということは、テンポ
コントロールが行なわれていないことを意味する
ので、演算処理部2はこのような場合の演算処理
の対象として設定されているチヤンネルについ
て、従前におけるテンポコントロールを行つてい
ない場合の演奏時間の演算処理を実行すればよ
い。
そこで、演算処理部2は第9図nの工程に移行
し、第9図a′の工程で演算処理部2内のレジスタ
等にチヤンネル番号が記憶されているチヤンネル
を演算処理の対象として選定し、第9図oの工程
でテンポコントロールバリユー50を表わすテンポ
コントロールコードを出力し、第9図pの工程に
移行して、上記テンポコントロールコードに対応
してユニツトステツプタイム測定部4から得られ
る基準ユニツトステツプタイムt50を読み込んで
これを一旦記憶する。
続いて、演算処理部2は第9図qの工程に移行
し、第9図nの工程で選択されたチヤンネルにつ
いてステツプタイムコードを順次に読み出してス
テツプタイムバリユーを合計して和を算出し、そ
の和に基準ユニツトステツプタイムt50を乗じて
積を算出するような演算処理を行ない、第9図e
の工程に移行してその演算結果を演奏時間として
視認可能に表示する。
<効果> 以上のように、この発明は、メモリを設けて各
楽音に対応するステツプタイムコードとテンポコ
ントロールコードとの対から成る制御データを順
次に読み出し可能に記憶し、演算処理部を設けて
メモリから順次に読み出される制御データに基づ
き、各楽音についてステツプタイムバリユーとテ
ンポコントロールバリユーとの対を用いて演奏時
間の演算処理を実行するように構成したので、ス
テツプタイムの演算に際して、再生テンポの変
化、即ち、制御データとしてのテンポコントロー
ルバリユーの変化に対してユニツトステツプタイ
ム関数依存で対応するユニツトステツプタイムの
変化を加味して、ステツプタイムバリユーで表わ
されるステツプタイムの時間長を実時間で実現す
る際に、これを修正可能としたものである。
したがつて、この発明によれば、演奏時間が制
御データとしてのテンポコントロールバリユーに
従つて変化する楽音群に関し、シークエンサにお
ける演奏時間を演算処理のみによつて高速度、か
つ、高精度に算出できるという優れた効果があ
る。
更に、この発明は、楽音チヤンネルに記憶され
た各々の楽音データで表わされる楽音の時間長を
規定するステツプタイムと、そのステツプタイム
に係わる楽音の再生テンポを規定するテンポコン
トロールバリユーから成る複数対の制御データを
楽音チヤンネルとは別個独立に設けられた制御デ
ータチヤンネルに順次読み出し可能に記憶するよ
うに構成したので、演奏時間の演算処理に際し
て、ステツプタイムバリユーとテンポコントロー
ルバリユーの対を制御データチヤンネルという唯
一のチヤンネルから読み出すことができ、高速度
の演算処理が可能になるという附随的効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来技術に関するものであ
り、第1図は従前のシークエンサにおけるキーコ
ード、ステツプタイムコード、ゲートタイムコー
ドとキー電圧、キー信号の関係を示す説明図、第
2図はテンポコントロールコードとキー信号の関
係を示す説明図、第3図はテンポコントロールバ
リユーとテンポ用クロツクパルスの周波数の関係
を示すグラフ、第4図〜第6図はこの発明の一実
施例である演奏時間演算装置に関するものであ
り、第4図はその構成を示すブロツク図、第5図
は制御データチヤンネルと楽音チヤンネルを対比
して示す説明図、第6図は演算処理部における演
算処理のフローチヤート、第7図はこの発明の第
2の実施例に関するものであり、演算処理部にお
ける演算処理のフローチヤート、第8図はこの発
明の第3の実施例に関するものであり、演算処理
部における演算処理のフローチヤート、第9図は
この発明の第4の実施例に関するものであり、演
算処理部における演算処理のフローチヤートであ
る。 1……メモリ、1a……楽音チヤンネル、1b
……制御データチヤンネル、1c……基準ユニツ
トステツプタイム記憶領域、2……演算処理部、
3……制御電圧生成部、4……ユニツトステツプ
タイム測定部、5……演奏時間表示部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽音チヤンネル1aと制御データチヤンネル
    1bと基準ユニツトステツプタイム記憶領域1c
    とを有し、 楽音チヤンネル1aには、発音すべき一連の楽
    音の各々の時間的区間であるステツプタイムを規
    定するステツプタイムバリユーを含む楽音データ
    が一連の楽音の発音順序に従つて読み出し可能に
    記憶されており、 制御データチヤンネル1bには、発音すべき一
    連の楽音の各々に対応して、当該楽音のステツプ
    タイムを規定するステツプタイムバリユーと、該
    ステツプタイムバリユーを実時間としてのステツ
    プタイムに変換する際に、該ステツプタイムバリ
    ユーに乗ずべきユニツトステツプタイムを算出す
    るためのユニツトステツプタイム関数の変数とし
    てのテンポコントロールバリユーとの対が一連の
    楽音の発音順序に従つて読み出し可能に記憶され
    ており、 基準ユニツトステツプタイム記憶領域1cに
    は、その変数がテンポコントロールバリユーの基
    準値をとるときのユニツトステツプタイム関数の
    値として規定される基準ユニツトステツプタイム
    が読み出し可能に記憶されているメモリ手段1
    と、 メモリ手段1の制御データチヤンネル1bから
    一連の楽音の各々に対応して読み出されるステツ
    プタイムバリユーと、該ステツプタイムバリユー
    と共に読み出されるテンポコントロールバリユー
    との対に関し、各ステツプタイムバリユーに対し
    て、各テンポコントロールバリユーを変数とする
    ユニツトステツプタイム関数の値として規定され
    る各ユニツトステツプタイムを乗じて各楽音のス
    テツプタイムを算出し、該ステツプタイムを所定
    数の楽音について合計して演奏時間を算出する演
    奏時間演算処理手段2と、 演奏時間演算処理手段2で算出された演奏時間
    を表示する演奏時間表示手段5とを備えているこ
    とを特徴とする演奏時間演算装置。 2 ユニツトステツプタイム関数がテンポコント
    ロールバリユーの反比例関数であり、演奏時間演
    算処理手段2が下記演算式に従つて演奏時間を算
    出する特許請求の範囲1項記載の演奏時間演算装
    置。 Σi (STVi/TCVi)×n×tn 但し、 STVi……i番目の楽音に対応するステツプタイ
    ムバリユー TCVi……i番目の楽音に対応するテンポコント
    ロールバリユー n……テンポコントロールバリユーの基準値 tn……基準ユニツトステツプタイム 3 ユニツトステツプタイム関数がテンポコント
    ロールバリユーの比例関数であり、演奏時間演算
    処理手段2が下記演算式に従つて演奏時間を算出
    する特許請求の範囲1項記載の演奏時間演算装
    置。 Σi (STVi×TCVi/n)×tn
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