JPH0760310B2 - タッチコントロール装置 - Google Patents

タッチコントロール装置

Info

Publication number
JPH0760310B2
JPH0760310B2 JP59101184A JP10118484A JPH0760310B2 JP H0760310 B2 JPH0760310 B2 JP H0760310B2 JP 59101184 A JP59101184 A JP 59101184A JP 10118484 A JP10118484 A JP 10118484A JP H0760310 B2 JPH0760310 B2 JP H0760310B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
touch value
memory
touch
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59101184A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60244999A (ja
Inventor
忠雄 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland Corp
Original Assignee
Roland Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland Corp filed Critical Roland Corp
Priority to JP59101184A priority Critical patent/JPH0760310B2/ja
Priority to KR1019850002961A priority patent/KR910002808B1/ko
Priority to US06/735,205 priority patent/US4633750A/en
Publication of JPS60244999A publication Critical patent/JPS60244999A/ja
Publication of JPH0760310B2 publication Critical patent/JPH0760310B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/22Selecting circuits for suppressing tones; Preference networks
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/02Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos
    • G10H1/04Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation
    • G10H1/053Means for controlling the tone frequencies, e.g. attack or decay; Means for producing special musical effects, e.g. vibratos or glissandos by additional modulation during execution only

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は鍵盤装置を備えた電子楽器において、鍵の押
下速度に応じて楽器が発音する楽音の音量を制御するた
めのタッチコントロール装置に係わり、特に、鍵が押鍵
状態に移行している期間中、すなわち、鍵の跳躍期間中
に、その鍵の押鍵速度に対応する発音量を表わすタッチ
バリューを算出して、その鍵が押鍵完了状態に移行した
時点、すなわち、鍵を押し切った時点で、その押された
鍵に関するタッチバリューを直接的に得るように改良し
たタッチコントロール装置に関するものである。
〔従来の技術〕
自然楽器のピアノにより発音される楽音の振幅は鍵の跳
躍期間の2乗に反比例することが知られており、演奏者
はこの特性を巧みに活用した鍵操作により、指先でもっ
て音高と同時に音量を調節して楽音上の繊細な表現を行
うことができるものである。
近年、電子楽器の分野でもピアノと同等の音楽上の表現
力を持つ電子ピアノが提案されており、かかる電子ピア
ノでは、自然楽器のピアノと同様に、押鍵速度、すなわ
ち、鍵の跳躍期間と特定の関数関係を保って、音量の変
化する楽音を生成することが要請されている。この要請
に応えるべく、従前の電子楽器では、鍵の跳躍期間と特
定の関数関係を持つアナログ電圧を出力するタッチセン
サを各鍵に対応させて鍵の数だけ配設することがしばし
ば行われていた。
しかし、このように多数のタッチセンサを配設して成る
従前のタッチコントロール装置は、各タッチセンサごと
にアナログ電圧を蓄積保持するためのコンデンサが必要
となるので、構成が複雑で高価となり、しかも、信頼性
が低下するという欠点を伴っていた。
さらに、各鍵とタッチセンサ間を結ぶ多数の配線と、多
数のタッチセンサの調整とを必要とするので、製造工
程、調整工程が共に煩雑になるという難点もあった。
そこで、上記欠点と難点を解消するものとして、特開昭
56−161594号公報には、唯一のタッチカウンタを時分割
で各鍵に割り当てて各鍵の跳躍期間をディジタル量でも
って計数するとともに、該計数動作を、後続するキーア
サイナの1マシンサイクルのうち、バスラインが不使用
状態となる基本状態サイクルの期間に限って間歇的に行
わせるようにしたタッチコントロール装置が開示されて
いる。
しかしながら、この従来装置は、押鍵状態の期間、すな
わち、鍵の跳躍期間を、一旦、計時するように構成され
ているので、唯一のタッチカウンタのほかに、該カウン
タの計数値(鍵の跳躍期間)を、これと特定の関数関係
にあるタッチバリューに変換するための、検索処理手段
等が必要であり、構成の簡単化が徹底され得ないという
欠点があった。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明の目的は、上記従来技術に基づく、構成の簡単
化不徹底の問題点に鑑み、押鍵状態の期間の計時が完了
した後にタッチバリューを求めるのではなく、該期間中
に、実時間処理にて直接的にタッチバリューを算出する
ことにより、前記欠点を除去し、構成の一層簡単なタッ
チコントロール装置を提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明のタッチコントロール装置
は、鍵の離鍵状態、押鍵状態、押鍵完了状態を検出し、
押鍵状態にある鍵のタッチバリューを、該鍵が押鍵状態
にある期間中に算出するタッチコントロール装置におい
て、 タッチバリューの継続維持期間を表わす継続維持データ
を記憶する演算指令データ記憶手段(15)と、 各時点でのタッチバリューを記憶するタッチバリュー記
憶手段(13)と、 継続維持データが表わす継続維持期間を計時し、該継続
維持期間が経過したときに継続維持期間終了情報を出力
するタッチバリュー更新指示手段(4b)と、 前記継続維持期間終了情報の供給に応じて、前記演算指
令データ記憶手段(15)の、前記タッチバリュー記憶手
段(13)に記憶されたタッチバリューに対応するアドレ
スから継続維持データを読み出して読み出した継続維持
データを前記タッチバリュー更新指示手段(4b)に供給
する継続維持データ読出制御手段(2b)と、 継続維持期間終了情報の供給に応じて、タッチバリュー
記憶手段(13)に記憶されているタッチバリューを更新
するタッチバリュー更新手段(3b)とを備えたことを特
徴とする。
ここで、前記タッチバリュー更新手段(3b)がタッチバ
リューから一定量を減算することによりタッチバリュー
を更新するものであってもよい。
〔作用〕
本発明のタッチコントロール装置は、鍵が押鍵状態にあ
る期間、即ちその押された鍵の跳躍期間中、タッチバリ
ュー更新指示手段(4b)が継続維持期間を計時して継続
維持期間終了情報を出力する毎に、タッチバリュー更新
手段(3b)が、タッチバリュー記憶手段(13)に記憶さ
れているタッチバリューから、例えば一定量、具体的に
は例えば‘1'を減算することによりタッチバリューを更
新するものであるため、押鍵完了状態に移行した時点で
はその鍵に対応する最終的なタッチバリューが定まって
おり、このようにタッチバリューが実時間にて算出され
る。
実際の電子楽器においては、タッチバリューの変化カー
ブ上の変化の緩やかな部分の分解能は変化の激しい部分
の分解能と比べ粗くてもよい。即ち、押下された鍵の跳
躍期間の変化によるタッチバリューの変化は鈍くてもよ
い。
上記本発明のタッチコントロール装置において、タッチ
バリューを更新するタイミング毎(タッチバリューに応
じた継続維持期間が経過したタイミング毎)に常に一定
量ずつ、例えば‘1'ずつ減算する構成とすると、後述す
る実施例に示すようにタッチバリューの変化カーブ中変
化の緩やかな部分の分解能は粗く、例えば後述する第3
図(B)のカーブにおいてあるサイクイルでは‘1'だけ
変化したり複数のサイクルに渡って変化せず平坦な部分
が存在したりするが、これは実際の電子楽器では許容さ
れるものであり、これにより少ない桁数(ビット数)の
演算回路で済むこととなり、したがって回路構成が簡単
となる。
〔実施例〕
次いで、第1図〜第4図に基づいて、この発明の第一の
実施例の構成及び動作を説明すれば以下の通りである。
第1図はハードウェア上の構成を示すブロック図であ
り、周期1μs程度のクロックパルスを発振するクロッ
クパルスジェネレータ1には、デバイダ2が接続されて
おり、その最小桁(LSB)〜第3桁の出力端子からは、
4本(4ビット)のマシンサイクル信号線3aがマイクロ
コンピュータから成る演算処理装置5のクロック信号端
子に延び、そのうちの最小桁からの1本がクロック信号
線3bとして、延出している。さらに、デバイダ2の第4
桁〜最大桁(MSB)の出力端子からは、7本のアドレス
信号線4が延びて、デコーダ6のアドレス信号端子と第
1のマルチプレクサ7の第1の入力端子に、それぞれ、
接続されている。
演算処理装置5からのアドレスバス8は、下位桁の7本
(8a)と上位桁の2本(8b)とに分かれ、前者(8a)
は、第1のマルチプレクサ7の第2の入力端子に接続さ
れ、後者(8b)は、第1のマルチプレクサ7からの7本
のアドレス信号線9と共に第2のマルチプレクサ10の第
1の入力端子に接続されている。
第1のマルチプレクサ7の制御信号端子には、演算処理
装置5からの制御信号線8cが接続されている。
また、演算処理装置5に接続された7本の出力データバ
ス11は、途中分岐で、タッチバリューメモリ13及び継続
維持期間メモリ14に対して接続され、同様に7本の入力
データバス12が、途中合流で、タッチバリューメモリ1
3、継続維持期間メモリ14、及び演算指令データメモリ1
5から該処理装置5に延び、さらに第2のマルチプレク
サ10の出力端子から延びるアドレス信号線16がアドレス
バスとして、上記メモリ13、14、15に共通接続されてい
る。
メモリ14、15の出力端子のうち、第7ビットのそれから
は第7ビット信号線12aが延びて演算処理装置5に接続
され、一方、メモリ13、14の、読み出し動作と書き込み
動作の切換えのための制御信号端子には、演算処理装置
5から制御信号線17が延びている。
一方、デコーダ6の各出力端子には、対応する鍵に連動
して開閉するキースイッチ18(そのうちの一つが図示さ
れている)が接続されており、その可動接点18cがデコ
ーダ6の一つの出力端子に接続され、そのブレーク接点
18bがブレークバスバーBBに接続され、そのメーク接点1
8mがメークバスバーMBに接続されている。
そして、両バスバーMB、BBは図示されない多数(鍵の数
に相当する数)のキースイッチに共通接続され、さら
に、演算処理装置5の入力ポート5aに延びている。
なお、19はマイクロコンピュータから成るキーアサイナ
であって、その入力ポート19aには、入力データバス12
が接続され、さらに、タッチバリューメモリ13の出力端
子のうち、第7ビットのそれからは、第7ビット信号線
12bが延びて該入力ポートに接続されている。
キーアサイナ19の選択アドレス信号用出力ポート19bか
らは、選択アドレス信号線20が延びて、第2のマルチプ
レクサ10の第2の入力端子に接続されている。
そして、デバイダ2から延びるクロック信号線3bは、第
2のマルチプレクサ10の制御信号端子を経由してキーア
サイナ19のクロック信号端子19cに共通接続されてい
る。
上記構成において、クロックパルスジェネレータ1から
のクロックパルスはデバイダ2に含まれる縦続11段の2
進回路にて分周されてその最小桁がクロックパルスに同
期して歩進する11ビットの並列信号C0〜C10に変換され
る。
その上位桁信号C4〜C10の7ビットを解読して、デコー
ダ6は、7ビットの状態数、すなわち、128個以下のキ
ースイッチに対して、順次、かつ、択一的にキーパルス
としての「0」を分配供給して鍵走査を行う。
かかるキーパルスの供給を受けたキースイッチは、該パ
ルスの継続期間であるタイムスロットにて、メークバス
バーMB、ブレークバスバーBBの状態を支配する。すなわ
ち、このキースイッチに対応する鍵が離されていて(離
鍵状態)、キースイッチ18の可動接点18cがブレーク接
点18bに接触しているときは、メークバスバーMB、ブレ
ークバスバーBBを、それぞれ、「1」、「0」状態に保
ち、該鍵が押されていて(押鍵状態)、該可動接点18c
が跳躍中(押鍵状態)であるときは、メークバスバーM
B、ブレークバスバーBBを、それぞれ、「1」、「1」
の状態に保ち、さらに、該鍵が押し切られていて(押鍵
完了状態)、該可動接点18cがメーク接点18mに接触して
いるときは、メークバスバーMB、ブレークバスバーBB
を、それぞれ、「0」、「1」の状態に保つ。
かくして、両バスバーMB、BBはデコーダ6からのキーパ
ルスのタイムスロットを時間基準とする時分割多重通信
により、すべての鍵の、鍵状態(離鍵状態、押鍵状態、
押鍵完了状態)を表わす鍵状態信号S1と、押鍵状態の鍵
を該タイムスロットへの割り当てとして特定する鍵情報
とを入力ポート5aを介して演算処理装置5に対して供給
可能である。
かかる鍵状態信号S1と鍵情報の供給を受けた演算処理装
置5は第2図に示されるフローチャートに従ってタッチ
バリューを算出するための演算処理を実行する。
先ず、演算処理装置5は、入力ポート5aに到来している
鍵状態信号S1に基づいて、あるタイムスロットに割り当
てられた鍵が押鍵状態であるか否かを判別し(第2図
a)、その判別結果がYES(押鍵状態)であるときは、
継続維持期間メモリ14の記憶内容を読み出して(第2図
b)、その第0〜第7ビットがすべて「0」であるか否
かを判別する(第2図c)。
その際、読み出し対象の継続維持期間メモリ14には、演
算処理装置5から、制御信号線17を通じて、読み出し動
作を指定する制御信号が供給されて、読み出し動作状態
となり、一方、このとき、演算処理装置5から制御信号
線8cを通じて、第1のマルチプレクサ7の制御信号端子
に供給されているアドレス信号Xが「0」になってい
て、該マルチプレクサ7は第1の入力端子に供給されて
いる信号、すなわち、デコーダ6へのアドレス信号C4
C10を選択して出力している。
さらには、後述するキーアサイナ19との時分割動作に際
して、キーアサイナ19から解放された基本状態期間で
は、第2のマルチプレクサ10が該マルチプレクサの第1
の入力端子に供給されている信号、すなわち、第1のマ
ルチプレクサ7の出力信号、さらに、換言すれば、デコ
ーダ6へのアドレス信号C4〜C10を選択して、アドレス
信号線16を通じて各メモリ13、14、15のアドレス信号端
子に供給しているので、前述のメモリ14からの記憶内容
の読み出しは、その時点でデコーダ6からキーパルスの
分配供給を受けているキースイッチ18に係わる鍵、換言
すれば、演算処理装置5に供給されている鍵状態信号S1
に係わる鍵に対応して固定的に割り当てられたアドレス
ついて実行される。
かかる鍵状態信号S1の鍵ごとの時分割多重通信の技術及
び該、時分割多重通信でのタイムスロットへの鍵の割り
当てに同期して、メモリのアドレスを歩進させる。該メ
モリの各アドレスを鍵に割り当てる技術に関しては、す
でに知られており、例えば、特開昭56−155995号に開示
されている。
しかして、演算処理装置5での、演算処理は各鍵につい
て実行されるものであり、そのうちの一つの鍵について
の演算処理のためのフローチャートが第2図である。
そこで、前述の判別結果(第2図c)がYESであった場
合、タッチバユーメモリ13の、目下、押鍵状態に移行し
ている鍵に割り当てられたアドレスの記憶内容が読み出
される(第2図d)。
次いで、演算処理装置5は、出力ポート5bを介して第1
のマルチプレクサ7に対して「1」のアドレス信号Xを
供給して(第2図e)、該マルチプレクサに第2の入力
端子に供給されている信号を選択出力させる。
すると、演算処理装置5の出力ポート5cからアドレス信
号A4〜A10がメモリ13、14、15のアドレス信号端子に供
給される。
この状態で、演算処理装置5は、タッチバリューメモリ
13から読み出されたタッチバリュー(第2図d)で表わ
されるアドレスを指定して演算指令データメモリ15の記
憶内容を読み出し(第2図f)、さらに、アドレス信号
Xを「0」に戻して(第2図g)、アドレス信号C4〜C
10をメモリ13、14、15に対して供給可能とする。
続いて、演算処理装置5は、演算指令データメモリ15か
ら読み出された演算指令データを処理中の鍵に割り当て
られたアドレスを指定して継続維持期間メモリ14に書き
込んで(第2図h)、タッチバリューメモリ13の、処理
中の鍵に割り当てられたアドレスの記憶内容から1を減
算して同じアドレスに書き込んで−1値に更新し(第2
図i)、演算を一旦終了する。
上記の処理動作中、タッチバリューメモリ13、継続維持
期間メモリ14の読み出し動作と書き込み動作を制御すべ
く、演算処理装置5から制御信号線17を通じて制御信号
が該メモリに供給される。
一方、継続維持期間メモリ14の、処理中の鍵に割り当て
られたアドレスの記憶内容(第0ビット〜第7ビットの
8ビットにより表わされる)が(0)でも(255)でも
ないときは、第2図c、jの判定結果が共にNOとなり、
タッチバリューメモリ13の、処理中の鍵に割り当てられ
たアドレスに記憶されているタッチバリューを更新する
ことなく同値に継続維持したまま継続維持期間メモリ14
の、処理中の鍵に割り当てられたアドレスから、その記
憶内容を読み出して、これから1を減算(−1値に更
新)し(第2図k)、一旦演算を終了する。
その後、当該鍵の処理に関しては、鍵走査の次サイクル
での、該鍵の状態を表わす鍵状態信号S1、換言すれば、
該鍵に連動するキースイッチ18への次サイクルのキーパ
ルスの供給時点までは、タッチバリューが変化すること
のない継続維持期間が進行する。
そして、後述するように、演算指令データにて規定され
る所望の継続維持期間が経過すると、継続維持期間メモ
リ14の、処理中の鍵に割り当てられたアドレスの記憶内
容が(0)まで減少して第2図cの判定結果がYESとな
る。
やがて、処理中の鍵が押し切られて、押鍵完了状態に移
行すると、第2図aの判定結果がNOとなるので、演算処
理装置5は、鍵状態信号S1に基づいて押鍵完了状態を判
別し(第2図l)、タッチバリューメモリ13の、その鍵
に割り当てられたアドレスからタッチバリューを読み出
して(第2図m)、フラグビットである第7ビットに押
鍵完了信号のフラグとしての「1」を立ててから同じア
ドレスに更新記憶して(第2図n)、一旦、演算を終了
する。
その後、その鍵が離されて、離鍵状態に移行したとき
は、第2図lの判定結果がNOとなるので、演算処理手段
5は、継続維持期間メモリ14及びタッチバリューメモリ
13の、その鍵に割り当てられたアドレスの記憶内容をク
リアして(第2図o、p)演算を終了する。
ここで、第2図に示すフローチャートを、本発明の各手
段に対応づけると以下のとおりとなる。すなわち、第2
図b,c,j,kからなるブロック4bが、本発明にいうタッチ
バリュー更新指示手段に対応し、第2図d〜hからなる
ブロック2bが、本発明にいう継続維持データ読出制御手
段に対応し、第2図iからなるブロック3bが、本発明に
いうタッチバリュー更新手段に対応する。また第1図に
示すタッチバリューメモリ13および演算指令データメモ
リ15が、それぞれ、本発明にいうタッチバリュー記憶手
段および演算指令データ記憶手段に対応する。
続いて、第3図、第4図をも参照しつつ、数値例を挙げ
て、上記実施例の動作を、より具体的に説明すれば以下
の通りである。
演算処理装置5は、押鍵状態を判別すると(第2図
a)、継続維持期間メモリ14を読む(第3図b)が、こ
のとき、該メモリは以前にクリアされていて(0)にな
っている(第3図(A)a)。
しかして、後続の判別結果(第2図c)は、YESとなり
(第3図(A)b)、次いで、タッチバリューメモリ13
を読む(第2図d)が、該メモリも以前にクリアされて
いて(0)になっている(第3図(B)c)。
続いて、該メモリ13の記憶内容(0)をアドレスとして
演算指令データメモリ15を読むと(第2図e〜g)、そ
の記憶内は「00000001」であるので(第4図a、第3図
(C)d)、これをメモリ14に書き込んで(第3図
(A)e)から、メモリ13に記憶されているタッチバリ
ューを1値に更新する(第2図i、第3図(B)f)。
その際、該メモリに記憶されるタッチバリューが第0〜
第6ビットの7ビット(第7ビットはキーオン信号に割
り当てられる)で構成されてるところ、該7ビットのタ
ッチバリューが(0)であったので(第3図(B)
c)、その−1値は(127)となるものである。
鍵走査の第2サイクルにおける鍵状態信号の処理に際し
ても、当該鍵が押鍵状態に保たれている限り、演算処理
装置5はメモリ14を読む(第2図b)が、このとき、該
メモリの記憶内容は(1)であるので(第3図(A)
g)、第2図cの判定結果がNOとなり、続いて、第2図
jの判定もNOとなり、該メモリの記憶内容が−1値に更
新される(第2図k、第3図(A)h)。
しかして、このサイクルの処理では、演算指令データメ
モリ15に関しては、読み出しが行われない(第3図
(C)i)。
鍵走査の第3サイクルにおける、鍵状態信号の処理に際
しても、同様に、メモリ14を読む(第2図b)が、この
とき、該メモリの記憶内容は(0)であるので(第3図
(A)j)、演算処理装置5は、メモリ13を読む(第2
図d)が、このとき、該メモリの記憶内容は(127)で
ある(第3図(B)k)。
続いて、該メモリ13の記憶内容(127)をアドレスとし
て、メモリ15を読むと(第2図e〜g)、その記憶内容
は「00000000」であるので(第4図b、第3図(C)
l)、これをメモリ14に書き込んで(第3図(A)m)
から、メモリ13に記憶されているタッチバリューを−1
値に更新する(第3図(B)n)。
かくして、鍵走査の2サイクル長の継続維持期間2Tと単
位減少量Uとから成るタッチバリュー曲線(鍵の跳躍期
間とタッチバリューの関係を規定する関数曲線)の一つ
の画分△が算出される。
以降、同様の処理が繰り返し実行され、i番目のサイク
イルでは、メモリ14の記憶内容が(0)であるので(第
3図(A)a′)、次いで、メモリ13を読むと、(6)
であり(第3図(B)b′)、さらに、該(6)番地の
メモリ15の記憶内容は「00000000」であるので(第4図
c、第3図(C)c′)、該メモリ14に(0)が書き込
まれて(第3図(A)d′)、タッチバリューが(6)
から(5)に減少する。(第3図(B)e′)。続く
(i+1)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶内容が
(0)であるので(第3図(A)f)、次いで、メモリ
13を読むと(5)であり(第3図(B)g)、さらに、
該(5)番地のメモリ15の記憶内容は「00000001」であ
るので(第4図d、第3図(C)h′)、該メモリ14に
(1)が書き込まれた(第3図(A)i′)後、タッチ
バリューが(5)から(4)に減少する(第3図(B)
j′)。
かくして、鍵走査の1サイクル長の継続維持期間1Tと単
位減少量Uとから成るタッチバリュー曲線の一つの画分
△kが算出される。
続く、(i+2)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(1)であるので(3図(A)k′)、次いで、
該メモリ14の記憶内容から1を減算し(第3図(A)
l′)、タッチバリューの更新を行わずに2サイクル経
過を待つ。
続く、(i+3)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(0)であるので(第3図(A)m′)、次いで
メモリ13を読むと(4)であり(第3図(B)n′)、
さらに、該(4)番地のメモリ15の記憶内容は「000000
10」であるので(第4図e、第3図(C)o′)、該メ
モリ14に(2)が書き込まれた(第3図(A)p′)
後、タッチバリューが(4)から(3)に減少する(第
3図(B)q′)。
かくして、前述同様、継続維持期間2Tの画△k+1が算
出される。
続く、(i+4)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(2)であるので(第3図(A)r′)、次いで
該メモリ14の記憶内容から1を減算し(第3図(A)
s′)、さらに、該メモリ14の記憶内容が(0)になる
まで3サイクルの経過を待って(i+6)番目のサイク
ルで、タッチバリューが(3)から(2)に減少する
(第3図(B)t′)。
かくして、3サイクル長の継続維持期間3Tと単位減少量
Uとから成る一つの画分△k+2が算出される。
そして、かかる演算処理故に、演算指令データメモリ15
の各アドレスに予め適切な演算指令データ群を設定記憶
させておくことにより、各サイクル長の画分を種々に配
列させて、鍵が押鍵状態に移行している期間中に実時間
処理にて所望のタッチバリュー曲線を算出可能とし、し
かして、処理中の鍵が押し切られて押鍵完了状態になっ
た時点(サイクル)でタッチバリュー曲線の算出を停止
し、その時点でタッチバリューメモリ13に記憶されてい
るタッチバリューを読めば、その鍵の押鍵状態に留って
いた期間を上記所望のタッチバリュー曲線に従って変換
して成るタッチバリューが得られるものである。
ところで、上記の演算フローにおいて、鍵が極度に緩や
かに押されて、押鍵状態が長く続く場合には、タッチバ
リューメモリ13の、−1値への更新(第2図i、第3図
(B)e′,j′,g′,t′)回数が増大して、ついに、タ
ッチバリューが(0)になると、次サイクルでは、2進
数の7ビットで表わされるタッチバリューが一巡して12
7となり、以降、タッチバリューが循環的に変化すると
いう不都合がある。
そのような不都合を避けるためには、極度に緩速度の押
鍵に対応する最低値のタッチバリューを予め定めてお
き、その最低値のタッチバリューに1を加えた値で表わ
される、メモリ15のアドレスに(255)を書き込んでお
く。
このような最低値のタッチバリューを例えば(2)と定
めて、メモリ15の3番地に(255)を書き込んだ場合
(第4図f)に、上述の動作例に後続する動作を説明す
れば以下の通りである。
後続する(i+6)番目のサイクルでは、メモリ15の記
憶内容が(0)であるので(第3図(A)u′)、次い
でメモリ13を読むと(3)であり(第3図(B)
v′)、さらに該(3)番地のメモリ15の記憶内容とし
て「11111111」が書き込まれているので(第4図f、第
3図(C)w′)、該メモリ14に(255)が書き込まれ
た(第3図(A)x′)後、タッチバリュー(3)が
(2)に減少する(第3図(B)t′)。
その際、メモリ14には、(255)が一旦、記憶されるの
で、以降、第2図cの判定結果が常にNO、そして、第2
図jの判定結果が常にYESとなる。
従って、第2図d以降の工程に進んで、メモリ13の記憶
内容が−1値に更新されることがないし、第2図kの工
程に進んで、メモリ14の記憶内容が−1値に更新される
こともなく、而して、演算処理装置5は第2図a〜c、
jの工程を繰り返し実行することとなり、その間、タッ
チバリューは最低値の(2)に維持される。
続いて、第5図〜第7図をも参照しつつ演算処理装置5
により、機能実現手段として実現されるタッチバリュー
演算処理手段の他の実施例を抽出して第二の実施例とし
て説明すれば以下の通りである。
先ず、演算処理装置5は、先の実施例の場合と同様に押
鍵状態を判別する(第5図a)。
押鍵状態の場合は、次に演算処理装置5は、処理中の鍵
に割り当てられたアドレスを指定して、継続維持期間メ
モリ14の記憶内容を読み出して(第5図b)、その第0
ビット〜第6ビットが「0」であるか否かを判別する
(第5図c)。
その判別結果がYESであるときは、演算処理装置は、タ
ッチバリューメモリ13の、当該鍵のアドレスを読み出し
て(第5図d)から、第2図e〜gと同様にして(第5
図e〜g)演算指令データメモリ15の記憶内容(演算指
令データ)を読み出し、該データを構成する8ビットの
うち、継続維持フラグに割り当てられた第7ビットが
「1」であるか否かを判別する(第5図h)。
そして、その判別結果(第5図h)がNOであるときは、
読み出されている演算指令データをタッチバリューメモ
リ13の、当該鍵に割り当てられたアドレスに記憶して
(第5図i)、タッチバリューを、この演算指令データ
に更新し、次の鍵走査サイクイルを待つ。
一方、上記判定結果(第5図h)がYESであるときは、
読み出されている演算指令データを継続維持期間メモリ
14の、当該鍵に割り当てられたアドレスに記憶し(第5
図j)、次の鍵走査サイクルを待つ。
そして、該メモリ14の記憶内容が(0)になるまでは、
第5図cの判定結果がNOとなり、該処理装置5は、さら
に、その記憶内容の第7ビットが「1」であるか否かを
判別する(第5図k)が、第5図h、jの処理の結果、
第5図cの判定結果がNOになったのであるから、最初の
パスでは、必ず、前記判別結果(第5図k)はYESとな
り、演算処理装置5は、「1」である当該第7ビットを
「0」に戻しながら、該メモリ14の、当該鍵に割り当て
られた記憶内容から1を減算して、同じアドレスに更新
記憶する(第5図q)。
すると、演算処理装置5は、タッチバリューメモリ13
の、当該鍵に割り当てられたアドレスから記憶内容を読
み出して(第5図r)、これから1を減算して、同じア
ドレスに記憶し(第5図s)、次の鍵走査サイクルを待
つ。
次サイクル以降では、継続維持期間メモリ14の記憶内容
の第7ビットがすでに「0」に戻されている(第5図
q)ので、第5図kの判定結果がNOとなり、該記憶内容
が(0)になるまで、該メモリ14の記憶内容から1を減
算する処理(第5図t)が鍵走査サイクルごとに繰り返
し実行され、該記憶内容が(0)になったときは、第5
図cの判別結果がYESとなる。
なお、第5図中の処理ステップl〜n、o、pは第2図
中に同符号で示される処理ステップと、それぞれ、同じ
である。
続いて、第6図、第7図をも参照しつつ、数値例を挙げ
て上記動作を、より具体的に説明すれば、以下のとおり
である。
演算処理装置5は、押鍵状態を判別すると(第5図
a)、継続維持期間メモリ14を読む(第5図b)が、こ
のとき、該メモリは以前にクリアされていて(0)にな
っている(第6図(A)a)。
しかして、後続の判別結果(第5図c)はYESとなり
(第6図(A)b)、次いで、タッチバリューメモリ13
を読む(第5図d)が、該メモリも以前にクリアされて
(0)になっている(第6図(B)c)。
続いて、該メモリの記憶内容(0)をアドレスとして演
算指令データメモリ15を読む(第5図e〜g)と、その
記憶内容(演算指令データ)は「1/0000001」であるの
で(第7図a、第6図(D)d)、後続の判別結果(第
5図h)がYESとなり(第6図(E)e)、メモリ15の
記憶内容「1/0000001」がメモリ14に書き込まれ(第6
図(A)f)、該記憶内容の第7ビットが「1」になる
(第6図(C)g)。
第2サイクルでも、当該鍵が押鍵状態に保たれている限
り、演算処理装置5は、メモリ14を読む(第5図b)
が、このとき、該メモリの記憶内容は(1)であるの
で、(第6図(A)h)、第5図cの判定結果がNOとな
り、さらに、該記憶内容の第7ビットが「1」であるの
で(第6図(C)i)、第5図kの判別結果がYESとな
る。
そこで、該処理装置は、該記憶内容の第7ビットを
「0」に戻し(第6図(C)j)ながら、該記憶内容を
−1値に更新し(第5図q、第6図(A)k)、続い
て、メモリ13の記憶内容を−1値に更新する(第5図
r、s、第6図(B)l)。
第3サイクルでは、演算処理装置5は、メモリ14を読む
(第5図b)が、このとき、該メモリの記憶内容は
(0)であるので(第6図(A)m)、後続の判別結果
(第5図c)はYESとなり、次いで、メモリ13を読んで
(第5図d)、その記憶内容(127)(第6図(B)l
l)をアドレスとして演算指令データメモリ15を読む
(第5図e〜g)と、その記憶内容(演算指令データ)
は「0/1111101」(125)であるので(第7図b、第6図
(D)n)、後続の判別結果(第5図h)がNOとなり
(第6図(E)o)、その演算指令データ「0/111110
1」(125)をタッチバリューとしてメモリ13に更新記憶
する(第5図i、第6図(B)p)。
第4サイクルでは、メモリ14の記憶内容が(0)である
ので(第6図(A)q)、後続の判別結果(第5図c)
はYESとなり、次いで、演算処理装置5は、メモリ13を
読んで(第5図d)、その記憶内容(125)(第6図
(B)pp)をアドレスとして演算指令データメモリ15を
読む(第5図e〜q)と、その記憶内容は「0/111101
0」(122)であるので(第7図c、第6図(D)r)、
後続の判別結果(第5図h)がNOとなり(第6図(E)
s)、その演算指令データ「0/1111010」(122)をタッ
チバリューとしてメモリ13に更新記憶する(第5図i、
第6図(B)t)。
かくして、鍵走査の1サイクル長の継続維持期間Tと、
演算指令データにて規定される所望の減少量U1、U2とか
ら成る、タッチバリュー曲線の画分△′、△′が算
出される。
以降、同様の処理が繰り返し実行され、i番目のサイク
ルでは、メモリ14の記憶内容が(0)であるので(第6
図(A)a′)、次いで、メモリ13を読むと、(8)で
あり(第6図(B)b)、さらに、該(8)番地の演算
指令データは「0/0000110」(6)であって(第7図
d、第6図(D)c′)、その第7ビットが「0」であ
るので(第6図(E)d′)、該演算指令データ(6)
がメモリ13に書き込まれて、タッチバリューが(8)か
ら(6)に減少する(第6図(B)e′)。
続く、(i+1)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(0)であるので(第6図(A)f′)、次い
で、メモリ13を読むと、(6)であり(第6図(B)
g′)、さらに、該(6)番地の演算指令データは「0/
0000101」(5)であって(第7図e、第6図(D)
h′)、その第7ビットが「0」であるので(第6図
(E)i′)、該演算指令データ(5)がメモリ13に書
き込まれて、タッチバリューが(6)から(5)に減少
する(第6図(B)j′)。
かくして、1サイクル長の継続維持期間Tと減少量
(1)の画分Δ′が算出される。
続く、(i+2)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(0)であるので、(第6図(A)k′)、次い
で、メモリ13を読むと、(5)であり(第6図(B)
l′)、さらに、該(5)番地の演算指令データは「1/
0000100」(4)であって(第7図f、第6図(D)
m′)、その第7ビットが「1」であるので(第6図
(E)n′)、該演算指令データ(4)がメモリ14に書
き込まれて(第6図(A)o′)、その第7ビットが
「1」となり(第6図(C)p′)、タッチバリューは
継続維持される(第6図(B)q′)。
続く、(i+3)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(4)であって(第6図(A)r′)、その第7
ビットが「1」であるので(第6図(C)s′)、該ビ
ットが「0」に戻されて(第6図(C)t′)、該記憶
内容が−1値に更新され(第6図(A)u′)、さら
に、タッチバリューが(5)から(4)に減少する(第
6図(B)v′)。
かくして、2サイクル長の継続維持期間2Tと減少量
(2)の画分Δ′k+1が算出される。
続く、(i+4)番目のサイクルでは、メモリ14の記憶
内容が(3)であって(第6図(A)w′)、その第7
ビットが「0」であるので(第6図(C)x′)、メモ
リ14の記憶内容が(2)に更新されて(第6図(A)
y′)、タッチバリューは更新されずに(4)に留まる
(第6図(B)z′)。
以降、メモリ14の記憶内容が(0)になるまではタッチ
バリューの更新が行われることはなく、(i+7)番目
のサイクルにて、該記憶内容が(0)まで減少すると
(第6図(A)z′a′)、第5図cの判別結果がYES
となるので、次いで、メモリ13を読むと、(4)であり
(第6図(z′b′)、さらに、該(4)番地の演算指
令データは「0/0000011」(3)であって(第7図g、
第6図(D)z′c′)、その第7ビットが「0」であ
るので(第6図(E)z′d′)、該演算指令データ
(3)がメモリ13に書き込まれて、タッチバリューが
(4)から(3)に減少する(第6図(B)z′
e′)。
かくして、4サイクル長の継続維持期間4Tと減少量
(1)の画分△′k+2が算出される。
さらに、続く(i+8)番目のサイクルでは、メモリ14
の記憶内容が(0)であるので(第6図(A)z′
f′)、次いで、メモリ13を読むと、(3)であり(第
6図(B)z′g′)、さらに、該番地(3)の演算指
令データは「0/0000011」(3)であって(第7図h、
第6図(D)z′h′)、その第7ビットが「0」であ
るので(第6図(E)z′i′)、該演算指令データ
(3)がメモリ13に書き込まれるが(第6図(B)z′
j′)、更新前の値と更新後の値が共に(3)であるの
で、タッチバリューは変化しない。
このように、演算指令データの第0〜第6ビットを、そ
の演算指令データが記憶されているアドレスと同値に設
定し、第7ビットを「0」に設定すると、押鍵完了状態
を判別するまで、一定値に継続維持される画分が算出可
能である。
そして、上述の種々の画分を種々に配列させて、所望の
タッチバリュー曲線を、鍵が押鍵状態に移行している期
間中に実時間処理にて算出可能であることは前述の第一
の実施例の場合と同様である。
続いて、第1図に戻って、第2のマルチプレクサ10及び
キーアサイナ19の協働について説明すれば以下のとおり
である。
第2のマルチプレクサ10は、クロック信号線3bを通じ
て、その制御信号端子10aに、デバイダ2の最小桁(LS
B)からのクロックパルスの供給を受けて、該クロック
パルスが「1」の期間には、アドレス信号線16を通じ
て、第1のマルチプレクサ7からのアドレス信号を各メ
モリ13、14、15に対して供給し、一方、該クロックパル
スが「0」の期間には、選択アドレス信号線20を通じ
て、選択アドレス信号を該メモリ13、14、15に対して供
給する。
そして、第一の実施例に関しては、デバイダ2の第4ビ
ットの信号C4、すなわち、鍵走査における各鍵のタイム
スロットを規定する信号が「1」又は「0」の状態に留
まっている期間、換言すれば、アドレス信号C4〜C10
一つのアドレスを表わしている期間中に、該デバイダ2
の最小桁(LSB)からのクロックパルスの「1」、
「0」状態が10回変化して、上記一つのアドレスを表わ
している期間が10等分され、これにより、10拍を基準状
態期間が規定されるように該デバイダ2が構成されてい
る。
しかして、上記基準状態期間のうち、奇数拍の期間で
は、キーアサイナ19から選択アドレス信号が、そして、
偶数拍の期間では、第1のマルチプレクサ7からアドレ
ス信号が、それぞれメモリ13、14、15に対して交互に供
給されるものである。
ところで、キーアサイナ19にも、マイクロプロセッサの
適用が好適であり、マイクロプロセッサを含むキーアサ
イナと、該キーアサイナから見ての外部装置、例えば、
タッチデータメモリとの、基準状態期間ごとの時分割協
働の技術は特開昭56−161594号に開示されている。
さらに、付言するならば、第一の実施例にて実行される
演算フローに関しては、1サイルの鍵走査の期間(すべ
ての鍵鍵状態が1回読み取られる期間)のうち、一つの
鍵の処理に割り当てられた期間、すなわち、アドレス信
号C4〜C10が一つのアドレスを表わしている期間中に最
大5回のメモリアクセスが行われるので、該期間を5回
×2(奇数偶数の両拍)すなわち、10で等分し、そのた
めに、4本のマシンサイクル信号線3aを用いているが、
第二の実施例にて実行される演算フローに関しては、該
期間中のメモリアクセス回数が最大4回であるので、該
期間を8等分すれば足り、しかして、マシンサイクル信
号線3aは3本となる。
一方、かかる協働に係わるキーアサイナ19は、押された
鍵を表わすキーコードと該鍵に関するタッチバリューと
該鍵の押鍵完了信号に基づくゲート信号とを鍵の数より
も相当に少ない数のシンセサイザモジュールに対して割
当てるようにしたハイトラフィック機能を奏するもので
ある。
先ず、タッチバリューの演算処理が行われていない基準
状態期間に選択アドレス信号用出力ポート19bから各鍵
に割当てられた選択アドレス信号を選択アドレス信号線
20に供給し、タッチバリューメモリ13の、該選択アドレ
ス信号により指定されるアドレスの記憶内容を入力デー
タバス12と第7ビット信号線12bを通じてタッチバリュ
ー用入力ポート19aに転送する。このようなタッチバリ
ューのキーアサイナへの転送はデバイダ2からアドレス
信号4を通じてタッチバリューメモリ13に供給されるア
ドレス信号によるアドレス指定順序には関係なく、キー
アサイナ19内の割当演算処理の順序に従って行われるも
のである。
さらに、上記転送に際してとアドレス指定の歩進速度は
タッチバリューの演算処理に際してのアドレス指定の歩
進速度と同一ではなく、キーアサイナ19の割当演算処理
の完了を待って逐次に選択アドレス信号が歩進されるも
のであるが、上記転送が必ずタッチバリューの演算処理
の行われていない基準状態期間内に行われるべく、キー
アサイナ19のクロック信号端子19cに対して上記タッチ
バリューの演算処理のためのクロックパルスを供給する
ことにより、両動作の同期が確保される。
次に、キーアサイナ19はタッチバリュー用入力ポート19
aに転送されて一時的に記憶されたタッチバリューと押
鍵完了信号の割当演算処理を行い、押鍵完了信号のフラ
グとしての第7ビットが「1」であることを検知したと
きには、該フラグを伴うタッチバリューと、その時点で
選択アドレス信号用出力ポート19bに一時的に記憶され
ている選択アドレス信号、すなわち、各鍵の音高を表わ
すキーコードと、さらに、上記フラグに基づいて生成さ
れる発音指令としてのゲート信号とを特定のシンセサイ
ザモジュールに割当てる。
かかる割当てのための理論に関しては種々のものが提案
されており、例えば、特開昭55−25078号には発音状態
からの開放が最も古く行われたシンセサイザモジュール
を新たな押鍵に際して発音状態に捕捉することにより、
開放されたシンセサイザモジュールが解放直前に発音し
ていた楽音を完全に減衰するまで継続して発音できる確
率を増大させるようにした割当論理に基づくキーアサイ
ナが開示されている。
上記割当演算処理の結果として、後に言及される第8図
に見られるように、キーコード用出力ポート19d及びタ
ッチバリュー・ゲート信号用出力ポート19eからはそれ
ぞれ、キーコード、タッチバリュー及び発音指令に際し
て「1」となるゲート信号が出力され、さらに、シンセ
サイザモジュールアドレス信号用出力ポート19fからは
上記キーコード、タッチバリュー及びゲート信号を割当
てるべきシンセサイザモジュールを指定するためのシン
セサイザモジュールアドレス信号が出力される。
続いて、第8図を参照しつつ上記キーアサイナに接続さ
れる、周辺装置としてのデータ処理装置と楽音信号生成
装置の構成及び動作を説明すれば以下の通りである。
第8図において、データ処理装置21はキーコード用出力
ポート19dに接続された、キーコード用ディジタル・ア
ナログコンバータ21aと、該コンバータ21aに接続された
キー電圧用アナログマルチプレクサ21bと、該マルチプ
レクサ21bに接続されたキー電圧用サンプリングホール
ド回路21cと、タッチバリュー・ゲート信号用出力ポー
ト19eのタッチバリュー出力端子に接続されたタッチバ
リュー用ディジタル・アナログコンバータ21eと、該コ
ンバータ21eに接続されたタッチ電圧用アナログマルチ
プレクサ21fと、該マルチプレクサ21fに接続されたタッ
チ電圧用サンプリングホールド回路21gと、タッチバリ
ュー・ゲート信号用出力ポート19eのゲート信号出力端
子に接続されたゲート信号用ディジタルマルチプレクサ
21hと、該マルチプレクサ21hに接続されたラッチ回路21
iとから成り、マルチプレクサ21b、21f、21hのそれぞれ
のアドレス信号端子には、シンセサイザモジュールアド
レス信号用出力ポート19fからのシンセサイザモジュー
ルアドレス信号線21jが接続される。
さらに、楽音信号生成装置22は1組のキー電圧用サンプ
リングホールド回路21c、タッチ電圧用サンプリングホ
ールド回路21g及びラッチ回路21iとに接続された鍵の数
より相当に少ない数のシンセサイザモジュール群22a
と、該モジュールの各々の楽音信号出力端子22bに接続
されたミキサ22cとから成る。
上記構成において、キーコード用出力ポート19dから出
力されたキーコードはキーコード用ディジタル・アナロ
グコンバータ21aに供給されて特定の鍵を表わすキーコ
ードに対応するアナログ量のキー電圧に変換され、キー
電圧用アナログマルチプレクサ21bに供給される。
同時に、上記キーコードで表わされる特定の鍵に関する
タッチバリューがタッチバリュー・ゲート信号用出力ポ
ート19eからタッチバリュー用ディジタル・アナログコ
ンバータ21eに供給されて、該タッチバリューに対応す
るアナログ量のタッチ電圧に変換され、タッチ電圧用ア
ナログマルチプレクサ21fに供給される。
さらに、タッチバリュー・ゲート信号用出力ポート19e
から出力されるゲート信号も同時にディジタルマルチプ
レクサ21hに供給される。
そして、このとき、キーアサイナ19によるシンセサイザ
モジュールの割当て論理に基づく割当演算処理の結果、
発音すべきシンセサイザモジュールが特定され、該モジ
ュールを指定するためのシンセサイザモジュールアドレ
ス信号がシンセサイザモジュールアドレス信号用出力ポ
ート19fから前記マルチプレクサ21b、21f、21hの各々に
供給され、該マルチプレクサの各々は上記シンセサイザ
モジュールアドレス信号により指定された特定の出力端
子に対して、入力されたキー電圧、タッチ電圧及びゲー
ト信号を分配供給する。
このようにして、特定の出力端子に分配供給されたキー
電圧、タッチ電圧、ゲート信号の各々は前記シンセサイ
ザモジュールアドレス信号によって指定される特定のシ
ンセサイザモジュール22aに対応して配設されたキー、
電圧用サンプリングホールド回路21c、タッチ電圧用サ
ンプリングホールド回路21g、ラッチ回路21iの各々に一
旦記憶され、継続的に該特定のシンセサイザモジュール
22aに供給される。
該特定のシンセサイザモジュール22aは継続的に供給さ
れるキー電圧により特定される音高と、タッチ電圧によ
り特定される付勢パタンとを有する楽音信号を、ゲート
信号が供給されている期間中、楽音信号出力端子22bか
ら出力する。
そして、同時に多数の鍵が押されている場合には、シン
セサイザモジュールの配設数の範囲内で多数のシンセサ
イザモジュールの楽音信号出力端子から多数の楽音信号
が同時にミキサ22cに対して供給され、該ミキサにより
混合されて発音すべき楽音信号が得られるものである。
かくして、楽音信号生成装置22から得られる楽音信号の
振幅を押鍵速度と特定の関数関係にあるタッチ電圧に応
じて変化させることにより、鍵の押下速度に応じて楽音
の音量を、調整できるものである。
なお、上記実施例では、キースイッチとして、可動接点
に供給されたキーパルスをブレークバスバー若しくはメ
ークバスバーに択一的に供給するか、又は、いずれのバ
ーにも供給しないかにより、鍵の状態を検知するように
したタッチスイッチが採用されているが、分配供給され
るキーパルスに応答して各鍵の離鍵状態、押鍵状態、押
鍵完了状態を検知するためのすべての代替手段にはここ
にいうキースイッチに含まれる。
さらに、上記実施例では、多数のキースイッチからの鍵
状態信号S1を、演算処理装置5に対して、時分割多重通
信にて伝送しているが、これに限られるものではなく、
各キースイッチからの鍵状態信号を、別々の信号線を通
じて該処理装置に対して伝送してもよい。
さらに、上記時分割多重通信における鍵の割り当てに同
期して、メモリ13、14のアドレスを歩進させて、演算処
理装置5を各鍵の処理について、時分割動作させている
が、これに限られるものではなく、各鍵に対応させて、
別々の演算処理装置と別々のメモリを備える構成であっ
てもよい。
さらに、上記実施例の構成はキーアサイナを含んでお
り、多数のキースイッチからの情報を少数のシンセサイ
ザモジュールに割り当てているが、これに限られるもの
ではなく、キーアサイナを取り除いて、各キースイッチ
に対応させて、シンセサイザモジュールを備えてもよ
い。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、押鍵状態の期間すな
わち、鍵の跳躍期間を、一旦、計時することなく、該期
間中の実時間処理にて、演算指令データの配列に基づい
て変更可能に規定されるタッチバリュー曲線に従うタッ
チバリューを、直接的に算出可能に構成したことによ
り、従来技術のように、一旦、計時された押鍵状態の期
間をさらに所望のタッチバリュー曲線に従うタッチバリ
ューに変換するための後処理が不要となるので、構成の
簡単化が徹底されるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図及び第8図はこの発明の第一の実施例に
関するものであり、 第1図はハードウェア上の構成を示すブロック図。 第2図は演算処理装置5にて実行されるプログラムのフ
ローチャート。 第3図は要部のディジタル波形図。 第4図は演算指令データメモリ15の記憶内容(ビット配
列)を示す説明図。 第8図は周辺装置(データ処理装置21と楽音信号生成装
置22)の構成を示すブロック図である。 第5図〜第7図はこの発明の第二の実施例に関するもの
である。 第5図は演算処理装置5にて実行されるプログラムのフ
ローチャート。 第6図は要部のディジタル波形図。 第7図は演算指令データメモリ15の記憶内容(ビット配
列)を示す説明図である。 1……クロックパルスジェネレータ 2……デバイダ 5……演算処理装置 6……デコーダ 7、10……マルチプレクサ 14……継続維持期間メモリ 19……キーアサイナ 21……データ処理装置 22……楽音信号生成装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鍵の離鍵状態、押鍵状態、押鍵完了状態を
    検出し、押鍵状態にある鍵のタッチバリューを、該鍵が
    押鍵状態にある期間中に算出するタッチコントロール装
    置において、 タッチバリューの継続維持期間を表わす継続維持データ
    を記憶する演算指令データ記憶手段(15)と、 各時点でのタッチバリューを記憶するタッチバリュー記
    憶手段(13)と、 継続維持データが表わす継続維持期間を計時し、該継続
    維持期間が経過したときに継続維持期間終了情報を出力
    するタッチバリュー更新指示手段(4b)と、 前記継続維持期間終了情報の供給に応じて、前記演算指
    令データ記憶手段(15)の、前記タッチバリュー記憶手
    段(13)に記憶されたタッチバリューに対応するアドレ
    スから継続維持データを読み出して読み出した継続維持
    データを前記タッチバリュー更新指示手段(4b)に供給
    する継続維持データ読出制御手段(2b)と、 継続維持期間終了情報の供給に応じて、タッチバリュー
    記憶手段(13)に記憶されているタッチバリューを更新
    するタッチバリュー更新手段(3b)とを備えたタッチコ
    ントロール装置。
  2. 【請求項2】前記タッチバリュー更新手段(3b)がタッ
    チバリューから一定量を減算することによりタッチバリ
    ューを更新するものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のタッチコントロール装置。
JP59101184A 1984-05-19 1984-05-19 タッチコントロール装置 Expired - Lifetime JPH0760310B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59101184A JPH0760310B2 (ja) 1984-05-19 1984-05-19 タッチコントロール装置
KR1019850002961A KR910002808B1 (ko) 1984-05-19 1985-05-01 전자악기에 있어서의 터치조정장치
US06/735,205 US4633750A (en) 1984-05-19 1985-05-17 Key-touch value control device of electronic key-type musical instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59101184A JPH0760310B2 (ja) 1984-05-19 1984-05-19 タッチコントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60244999A JPS60244999A (ja) 1985-12-04
JPH0760310B2 true JPH0760310B2 (ja) 1995-06-28

Family

ID=14293895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59101184A Expired - Lifetime JPH0760310B2 (ja) 1984-05-19 1984-05-19 タッチコントロール装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4633750A (ja)
JP (1) JPH0760310B2 (ja)
KR (1) KR910002808B1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4699038A (en) * 1985-05-31 1987-10-13 E-Mu Systems, Inc. Touch sensitive electronic musical or sound generating instrument
JPH0772829B2 (ja) * 1986-02-28 1995-08-02 ヤマハ株式会社 電子楽器におけるパラメ−タ供給装置
US4972753A (en) * 1987-12-21 1990-11-27 Yamaha Corporation Electronic musical instrument
JPH0738109B2 (ja) * 1989-03-31 1995-04-26 ヤマハ株式会社 電子楽器
JP2614532B2 (ja) * 1990-08-17 1997-05-28 株式会社河合楽器製作所 楽音データ補正装置
US7332669B2 (en) * 2002-08-07 2008-02-19 Shadd Warren M Acoustic piano with MIDI sensor and selective muting of groups of keys
US7823159B2 (en) * 2004-01-29 2010-10-26 Klingman Edwin E Intelligent memory device clock distribution architecture
US7594232B2 (en) * 2004-01-29 2009-09-22 Klingman Edwin E Intelligent memory device for processing tasks stored in memory or for storing data in said memory
US7908603B2 (en) * 2004-01-29 2011-03-15 Klingman Edwin E Intelligent memory with multitask controller and memory partitions storing task state information for processing tasks interfaced from host processor
US7856632B2 (en) * 2004-01-29 2010-12-21 Klingman Edwin E iMEM ASCII architecture for executing system operators and processing data operators
US7823161B2 (en) * 2004-01-29 2010-10-26 Klingman Edwin E Intelligent memory device with variable size task architecture
US7882504B2 (en) * 2004-01-29 2011-02-01 Klingman Edwin E Intelligent memory device with wakeup feature
US8108870B2 (en) 2004-01-29 2012-01-31 Klingman Edwin E Intelligent memory device having ASCII-named task registers mapped to addresses of a task
US7984442B2 (en) * 2004-01-29 2011-07-19 Klingman Edwin E Intelligent memory device multilevel ASCII interpreter
JP4525619B2 (ja) * 2005-12-14 2010-08-18 ヤマハ株式会社 電子楽器の鍵盤装置
TW200925934A (en) * 2007-12-06 2009-06-16 Avision Inc Key status detecting circuit

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3882751A (en) * 1972-12-14 1975-05-13 Nippon Musical Instruments Mfg Electronic musical instrument employing waveshape memories
US4067253A (en) * 1976-04-02 1978-01-10 The Wurlitzer Company Electronic tone-generating system
JPS589958B2 (ja) * 1976-09-29 1983-02-23 ヤマハ株式会社 電子楽器のエンベロ−プ発生器
US4144789A (en) * 1977-06-06 1979-03-20 Kawai Musical Instrument Mfg. Co. Ltd. Amplitude generator for an electronic organ
JPS57151888A (en) * 1981-03-16 1982-09-20 Advantest Corp Time measuring device
US4493237A (en) * 1983-06-13 1985-01-15 Kimball International, Inc. Electronic piano
US4558623A (en) * 1984-02-07 1985-12-17 Kimball International, Inc. Velocity and aftertouch sensitive keyboard

Also Published As

Publication number Publication date
KR910002808B1 (ko) 1991-05-04
KR850008535A (ko) 1985-12-18
US4633750A (en) 1987-01-06
JPS60244999A (ja) 1985-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0760310B2 (ja) タッチコントロール装置
US4499807A (en) Key data entry system for an electronic musical instrument
JPH0375876B2 (ja)
JPS6246880B2 (ja)
GB1604547A (en) Synthesiser
US5457282A (en) Automatic accompaniment apparatus having arrangement function with beat adjustment
US4166405A (en) Electronic musical instrument
US4283983A (en) Electronic musical instrument
US4294154A (en) Music tone generating system
JPS6154236B2 (ja)
US5260509A (en) Auto-accompaniment instrument with switched generation of various phrase tones
US4643068A (en) Electronic musical instrument with automatic rhythm playing unit
JP4172335B2 (ja) 自動伴奏生成装置及びプログラム
JP2828119B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH07325578A (ja) 自動伴奏装置
JP2564811B2 (ja) 演奏記録装置
JPH0515279B2 (ja)
JPS6259320B2 (ja)
JP2636393B2 (ja) 自動演奏装置
JPS6247697A (ja) 電子楽器におけるタツチコントロ−ル装置
JPS6215876B2 (ja)
JPH0736114B2 (ja) 自動伴奏装置
JPH05134673A (ja) 電子楽器
JPH073639B2 (ja) オ−トリズム装置
JPH0659676A (ja) 自動伴奏装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term