JPH01204833A - 車両のドアアームレスト構造 - Google Patents

車両のドアアームレスト構造

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JPH01204833A
JPH01204833A JP2775988A JP2775988A JPH01204833A JP H01204833 A JPH01204833 A JP H01204833A JP 2775988 A JP2775988 A JP 2775988A JP 2775988 A JP2775988 A JP 2775988A JP H01204833 A JPH01204833 A JP H01204833A
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JP
Japan
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armrest
door
seat
seat cushion
arm rest
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JP2775988A
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Yoshiji Emoto
江本 芳史
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エンジンのサービスホールの上方に配設さ
れ、上方に回動自在に支持されたシートクッションを備
えた車両のドアアームレスト構造に関する。
[従来の技術] 従来において、所謂キャブオーバタイプのトラックや、
l boxタイプのワゴン車においては、エンジンにア
クセスするためのサービスホールが、助手席の下方のフ
ロアに形成されている。そして、メンテナス等でエンジ
ンを調整等する必要がある際には、実開昭56−183
0号公報に示すように、シートクッションを跳ね上げて
、サービスホールを開放し、ここからエンジンにアクセ
スするようになされている。
一方、居住性の向上を目的として、例えば、実開昭58
−184326号公報に示されるように、ドアの内面に
は、着席者の腕を置くことが出来るようにするために、
大型のアームレストが取り付けられている。
[発明が解決しようとする課題] ここで、車体を小型車の規格で設計しようとする場合に
、前席を3人掛けにする要求を満足しようとすると、助
手席側のシートを2人掛けに形成しなければならなくな
る。この結果、助手席側のシートは幅広にならざるを得
す、このシートのドア側の端縁が、アームレストの直下
方に位置することになる。
この結果、例えば、降雨時において、エンジンにアクセ
スする必要がある場合には、ドアを締めて作業を行なう
ことになるが、この状態において、助手席側のシートを
サービスホールを開放すべく上方に跳ね上げようとして
も、このアームレストが邪魔となり、跳ね上げられない
事態が生じることになる。
このようにして、従来においては、シートの大型化とア
ームレストの大型化とが互いに衝突して、一方を達成し
ようとすると、他方が達成できない問題点が指摘されて
いる。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、こ
の発明の目的は、シートの大型化とドアアームレストの
大型化とを同時に達成して、居住性の向上とサービス性
の向上とを共に図ることの出来る車両のドアアームレス
ト構造を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明
に係わる車両のドアアームレスト構造は、エンジンのサ
ービスホールの上方に配設され、上方に回動自在に支持
されたシートクッションを備えた車両のアームレスト構
造において、前記シートクッションの側方に位置したド
アに取り付けられ、車室内に突出するように形成された
アームレストと、このアームレストをシートクッション
の回動範囲内に位置した突出位置と、この回動範囲外に
位置した引き込み位置との間で移動可能に支持する支持
手段と、前記シートクッションの上方への回動に連動し
て、前記アームレストを突出位置から引き込み位置まで
移動させる連係手段とを具備する事を特徴としている。
[作用] 以上のように構成された車両のドアアームレスト構造に
おいては、アームレストが支持手段により、シートクッ
ションの回動範囲内に位置した突出位置と、この回動範
囲外に位置した引き込み位置との間で移動可能に支持さ
れている。そして、このアームレストは、シートクッシ
ョンの上方への回動に応じて、連係部材を介して、シー
トクッションの回動範囲内に位置する突出位置から、回
動範囲外の引き込み位置に移動され、この結果、シート
クッションの上方への回動は、同等阻害されることなく
実行され、エンジンにアクセスするためのサービスホー
ルは大きく開放されることになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる車両のドアアームレスト構造
の一実施例の構成を添付図面を参照して、詳細に説明す
る。
第1図に示すように、この発明に係わる第1の実施例の
ドアアームレスト構造10を備えた車両の運転室12は
、フロア14を介して、エンジンルームと隔゛離されて
いる。このフロア14は、エンジンの頭部を避けるため
に、後方部が部分的に隆起されており、この隆起部分の
上面には、エンジンにメンテナンス等でアクセスするた
めのサービスホール16が形成されている。このサービ
ス開口16は、通常はシートパン18により閉塞されて
いる。
このシートパン18は、第2図に示すように、これの後
端縁に沿って幅方向に延出した回動軸20回りに回動自
在に支持されている。即ち、この回動軸20は、キャビ
ンリヤクロス部材22に一体に固着されており、この回
動軸20にブラケット24を介して、シートパン18が
回動自在に接続されている。
このシートパン18上には、第1図に示すように、前席
用のシート26が取着されている。このシート26は、
シートパン18上に取り付けられたシートクッション2
6aと、このシ一トクツシヨン26aの後端に、下端を
回動可能に接続されたシートバック26bとから構成さ
れている。
尚、この第1の実施例においては、シートバック26b
は、運転席側部分と、2人分の助手席側部分とが分割さ
れており、夫々互いに独立して後方に倒れ込み可能にな
されているが、シートクッション26aは共通に形成さ
れている。
ここで、前席用シート26に3人がゆっくりと掛けられ
るようにするために、このシートクッション26aの両
側端部は、対応するドア28に近接する位置まで延出し
ている。
一方、このドアアームレスト構造10は、着席者の腕を
掛けて休めるために、夫々のドア28の内面を構成する
ドアインナパネル29に取り付けられた大型のアームレ
スト32を備えている。このアームレスト32は、第3
図に示すように、断面路1/4円形状に形成され、一方
の半径部分を有する一方の平面32aを、腕が掛けられ
る平面として規定し、この一方の平面32aに直交する
他方の平面32bは、ドアインナパネル29とこのドア
インナパネル29に取り付けられたドアトリム30に夫
々形成された透孔30aを介して、対応するドア28内
に入り込むように設定されている。
ここで、このアームレスト32は、他方の平面32bと
円周面32cとの接合部付近、換言すれば、これの下端
部において、支軸33を介して回転自在にドアインナパ
ネル29に支持されている。更に詳細には、このアーム
レスト32は、第3図に実線で示すように、ドアトリム
30より車室内に突出する突出位置と、−点鎖線で示す
ように、ドアトリム30より外方に引き込まれてドア2
8内に収容された引き込み位置との間で回動自在になさ
れている。
このアームレスト32が突出位置にある状態において、
これの一方の平面32a上に、シート26への着席者は
腕を休めることが出来ることになる。このように、アー
ムレスト32が突出位置にある状態において、これの直
下方には、明かに、シートクッション26aの端部が位
置することになる。一方、アームレスト32が引き込み
位置にある状態において、このアームレスト32のドア
トリム30から車内への突出量は、シートクッション2
6aの端部とドアトリム30との間隙よりも小さく設定
されている。このようにして、アームレスト32が引き
込み位置にある状態において、シートクッション26a
は、シートパン18の回動に伴なって、上方に回動可能
な状態にもたらされることになる。
ここで、このシートパン18とアームレスト32とは、
連係手段としての連係機構34を介して、互いに接続さ
れており、シートパン18がサービスホール16を閉塞
するように隆起部分に載置されている状態においては、
アームレスト32は突出位置に規制され、シートパン1
8が上方に回動された状態においては、アームレスト3
2は引き込み位置に規制されるよう構成されている。
即ち、この連係機構34は、第1図に示すように、一端
がシートパン18の側端後方に位置し、他端が、ドア2
8内のアームレスト32の側方まで延出した可撓性有る
プッシュプルケーブル36を備えている。即ち、このプ
ッシュプルケーブル36は、第1図に示すように、フロ
ア14に沿って前方まで延出し、図示しないフロントビ
ラに沿って立ち上がり、ドア28の前端部分からこのド
ア28内に入り込み、アームレスト32の近傍まで延出
している。
このプッシュプルケーブル36は、第2図乃至第4図に
示すように、はぼ全長に渡って配設されたアウタチュー
ブ38と、このアウタチューブ38内に摺動自在に挿通
されたインナワイヤ40とから構成されている。そして
、このインナワイヤ40の両端部は、アウタチューブ3
8の両端部から夫々外方に突出している。
ここで、プッシュプルケーブル36の一端部においては
、第2図に示すように、アウタチューブ38の一端は、
第1のチューブ固定用ブラケット42を介して、フロア
14に固定されている。また、インナワイヤ40の一端
は、第1のワイヤ固走用ブラケット44を介して、シー
トパン18と回転軸20とを接続するブラケット24の
中程に固定されている。この構成により、シートパン1
8が閉塞位置から上方に回動されるに従って、インナワ
イヤ40の一端部はアウタチューブ38から引き出され
るように付勢されることになる。
一方、プッシュプルケーブル36の他端部においては、
第4図に示すように、アウタチューブ38の他端は、ド
ア28内でドアインナパネル29に取り付けられたガイ
ド部材46の上部に、第2のチューブ固定用ブラケット
48を介して固定されている。また、インナワイヤ40
の他端は、第2のワイヤ固定用ブラケット50を介して
、アームレスト32の上部に接続されている。
尚、この第2のワイヤ固定用ブラケット50は、ガイド
部材46に上下方向に沿って延出するように形成された
長溝46aを貫通し、互いの接続点において、回動自在
に接続されている。また、アウタチューブ38から外方
に取り出されたインナワイヤ40の他端部分の外周には
、コイルスプリング52が捲回されており、このコイル
スプリング52の下端は第2のチューブ固定用ブラケッ
ト48に、また、上端は第2のワイヤ固定用ブラケット
50に夫々当接している。このコイルスプリング52は
、インナワイヤ40の他端部をアウタチューブ38から
取り出す方向に常時付勢している。
以上のように構成される第1の実施例のドアアームレス
ト構造10において、以下にその作動を説明する。
先ず、インナワイヤ40に外力が作用しない限りにおい
て、コイルスプリング52の付勢力により、インナワイ
ヤ40は、これの他端が外方に取り出されるように(換
言すれば、これの一端が内方に取り入れられるように)
付勢され、アームレスト32は、突出位置に弾性的に保
持されることになる。尚、この突出位置は、第2のワイ
ヤ固定用ブラケット50が長溝46aの上端縁に当接す
ることにより規定されているので、アームレスト32が
これの上に腕が掛けられたとしても、図中時計方向に更
に回動することが禁止されていることになる。
このようにアームレスト32が突出位置に保持された状
態において、エンジンのメンテナンス等において、エン
ジンにアクセスする必要がある場合において、シートパ
ン18を上方に回動して、サービスホール16を開放し
ようとすると、このシートパン18の上方への回動に応
じて、シートパン18に固着されたブラケット24に第
1のワイヤ固定用ブラケット44を介して接続されたイ
ンナワイヤ40の一端は、コイルスプリング52の付勢
力に抗して、アウタチューブ38から外方に取り出され
るように偏倚される。
この結果、アームレスト32に接続されているインナワ
イヤ40の他端は、アウタチューブ38内に引き込まれ
、アームレスト32は、支軸33回りに、突出位置から
引き込み位置までドア28内に引き込まれることになる
。このようにアームレスト32が引き込み位置に移動さ
れた状態において、このアームレスト32のドアトリム
30から室内への突出量が極めて少なく設定されること
になる。このようにして、シートパン18の上方への回
動に伴なうシートクッション26aの回動は、このアー
ムレスト32に阻害されることなく、許容されることに
なる。
このようにして、この第1の実施例においては、シート
クッション26a上に人が座る際においては、この着席
者は、広く確保されたシート上にゆっくりと座ることが
出来ると共に、大型のアームレスト32上に腕を掛けて
休めることが出来、車内での居住性が良好に確保される
ことになる。
一方、エンジンにアクセスする場合においては、シート
パン18を上方に回動させることになるが、このシート
パン18の上方への回動に連係して、アームレスト32
は突出位置から引き込み位置まで引き込まれることにな
る。このようにして、このシートパン18の上方への回
動が太き(許容されることになり、従って、サービスホ
ール16が大きく開放されることになる。この結果、エ
ンジンへのアクセスは容易に行なわれることになり、サ
ービス性が向上することになる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した第1の実施例においては、可撓性有る
プッシュプルケーブル36により、シートパン18とア
ームレスト32とが互いに連結されていると説明した。
しかしながら、この発明はこのような構成に限定される
ことなく、このドアアームレスト構造は、第5図乃至第
7図に第2の実施例として示すように構成しても良い、
尚、以下の説明において、上述した第1の実施例と同一
構成部分、同一符合を付して、その説明を省略する。
即ち、この第2の実施例のドアアームレスト構造54は
、リジッドな複数のリンクを備えたリンク機構から構成
された連係機構56を備えている。この連係機構56は
、第5図に示すように、フロア14に形成された透孔1
4aを介して上下方向に貫通して配設された第1のリン
ク58を備えている。この第1のリンク58の上端は、
シートパン18と回転軸20とを連結するブラケット2
4に固着された第1の接続片60に枢動自在に取着され
ている。
一方、この第1のリンク58のフロア14より下方に位
置する下端は、フロア14の下側において前後方向に沿
って延出するように配設された第2のリンク62の後端
に枢動自在に接続されている。また、この第2のリンク
62は、第6図に示すように1、その中程を回転支軸6
3を介して、フロア14の下面に揺動自在に支持されて
いる。
そして、この第2のリンク62の前端には、後述するド
ア28側の第3のリンク64のL字状に折曲されて水平
に延出した下端部分64aが下方から係合するように設
定された押し込み片66が取着されている。
また、ドア28内においては、第7図に示すように、上
下方向に沿って延出した状態で、上述した第3のリンク
64がドア28内に固定された案内部材68を介して、
上下方向に沿って摺動可能に配設されている。この第3
のリンク64の上端は、第2の接続片70を介して、ア
ームレスト32の上端に回動自在に接続されている。こ
こで、この第3のリンク64の上部には、コイルスプリ
ング72が捲回されており、このコイルスプリング72
の上端は、上述した第2の接続片70に下方から弾性的
に当接すると共に、これの下端は、案内部材68に上方
から弾性的に当接している。このようにして、第3のリ
ンク64は、このコイルスプリング72により、常時上
方へ偏倚するような付勢力を受けている。
即ち、この第3のリンク64に同等外力が作用しない状
態において、前述した第1の実施例と同様に、アームレ
スト32は、コイルスプリング72の付勢力により、突
出位置にもたらされることになる。
ここで、この第3のリンク64の下端部分64aは、第
7図に示すように、ドア28の内面の下端に形成された
透孔74を介して、フロア14の下方部分に向けて突出
するように構成されている。一方、車体側においては、
ドア28が車体に閉じられた状態において、この第3の
リンク64の下端部分64aが挿通される透孔76が、
第5図に示すように形成されている。このようにして、
ドア28が閉じられた状態において、この第3のリンク
64の下端部分64aは、透孔76を介して車体内に、
詳細には、フロア14の下方に挿入され、前述した押し
込み片66の下側にもたらされることになる。
以上のように第2の実施例のドアアームレスト構造54
は構成されているので、サービスホール16を開放すべ
くシートパン18が上方に回動されると、第1のリンク
58が持ち上げられ、これに従って、第2のリンク62
の後端は上昇されると共に、前端は押し下げられる。こ
の結果、第2のリンク62の前端に押し込み片66の下
方に位置していた第3のリンク64の下端部分64aは
押し下げられ、このようにして、第3のリンク64は全
体として、コイルスプリング72の付勢力に抗して、押
し下げられる。そして、この第3のリンク64の押し下
げに応じて、これに接続されているアームレスト32は
、突出位置から引き込み位置まで回動することになり、
上述した第1の実施例により達成される効果と同様な効
果を奏することが出来ることになる。
上述した第1及び第2の実施例においては、アームレス
ト32は、その下端において支軸33を介して回動自在
に軸支され、引き込み位置は、ドア28内に規定される
ように構成されている。
しかしながら、この発明は、このような構成に限定され
ることなく、第8図乃至第10B図に第3の実施例とし
て示すように構成しても良い。
即ち、この第3の実施例のドアアームレスト構造78は
、第8図に示すように、これの後端において、回転支軸
80を介して上下方向に回動自在に取り付けられたアー
ムレスト32を備えている。この回転支軸80は、第1
0B図に示すように、ドア28のドアトリム30の内面
に配設されたドアインナパネル82に一体に形成された
スリーブ82aに、ベアリング84を介して回転自在に
軸支されている。そして、この回転支軸80の一端(車
室側端部)は、アームレスト32の後端に一体に取着さ
れている。
ここで、このアームレスト32は、回転支軸80の略前
方のドアトリム30に固設されたストッパ86に上方か
ら当接した位置で、突出位置が規定され、この突出位置
から第8図において時計方向に沿って後方に回動された
位置において、引き込み位置が規定されるよう設定され
ている。
尚、この引き込み位置において、前述した第1及び第2
の実施例の場合と同様に、このアームレスト32は、シ
ートクッション26aの回動範囲から外れた位置に偏倚
されている。
一方、第10A図及び第10B図に示すように、この回
転支軸80には、後方に向けて延出した状態で、回転ア
ーム88が一体に取り付けられている。そして、この回
転アーム88の後端には、前述した第1の実施例と同様
の、第2のワイヤ固定用ブラケット50が回動自在に取
着されている。
尚、この第3の実施例においては、第1の実施例と同様
の連係機構34が採用されている。
以上のように第3の実施例のドアアームレスト構造78
は構成されているので、サービスホール16を開放すべ
くシートパン18が上方に回動されると、インナワイヤ
40の一端がアウタチューブ38から引き出され、これ
に従って、インナワイヤ40の他端はアウタチューブ3
8内に引き入れられることになる。この結果、回転アー
ム88は、コイルスプリング52の付勢力に抗して、第
10A図において時計方向に沿って回転される。
そして、この回転アーム88の回転に応じて、これに一
体に接続されているアームレスト32は、突出位置から
引き込み位置まで回動することになり、上述した第1の
実施例により達成される効果と同様な効果を奏すること
が出来ることになる。
また、この発明は、上述した種々の実施例において示し
た構成の他、種々の変形が適用されるものである。例え
ば、上述した実施例においては、アームレスト32は、
シートパン18と連係機構を介して機械的に接続される
ように説明したが、これに限定されることなく、例えば
、このアームレスト32を電動モータにより駆動するよ
うに構成し、シートパン18が閉塞位置から上方に回動
されたことをスイッチ等の検出手段により検出し、この
検出に応じて、電動モータを起動させて、アームレスト
32を突出位置から引き込み位置まで回動するように構
成しても良い。
また、上述した種々の実施例においては、アームレスト
32とシートパン18とを連結機構を介して機械的に常
時接続された状態とするように説明したが、これに限定
されることなく、例えば、第3の実施例において、連係
機構34を用いずに、アームレスト32を単に上方に回
動自在に構成し、上方に回動されたシートクッション2
6aの一部がアームレスト32に下方から係合すること
により、連係した状態で、アームレスト32が上方に回
動するように構成しても良い。この場合、アームレスト
32に下方から係合するシートクッション26aの一部
が連係手段として機能することになる。
また、上述した種々の実施例においては、アームレスト
32は回動自在に支持されるように説明したが、これに
限定されることなく、突出位置と引き込み位置との間で
スライド自在に支持されるように構成しても良い、要は
、この発明において、アームレスト32は、突出位置と
引き込み位置との間で移動自在に支持されていれば良い
ものである。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わる車両のドアアー
ムレスト構造は、エンジンのサービスホールの上方に配
設され、上方に回動自在に支持されたシートクッション
を備えた車両のアームレスト構造において、前記シート
クッションの側方に位置したドアに取り付けられ、車室
内に突出するように形成されたアームレストと、このア
ームレストをシートクッションの回動範囲内に位置した
突出位置と、この回動範囲外に位置した引き込み位置と
の間で移動可能に支持する支持手段と、前記シートクッ
ションの上方への回動に連動して、前記アームレストを
突出位置から引き込み位置まで移動させる連係手段とを
具備する事を特徴としている。
従って、この発明によれば、シートの大型化とドアアー
ムレストの大型化とを同時に達成して、居住性の向上と
サービス性の向上とを共に図ることの出来る車両のドア
アームレスト構造が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる車両のドアアームレスト構造
の第1の実施例を備えた車両の運転席の構成を概略的に
示す斜視図; 第2図はドアアームレスト構造に用いられるシートパン
と連係機構との接続状態を概略的に示す斜視図; 第3A図は第1図におけるA−A線に沿って切断して示
す断面図; 第3B図は第1図におけるB−B線に沿って切断して示
す断面図; 第4図はアームレストと連係機構との接続状態を示す斜
視図; 第5図はこの発明に係わる車両のドアアームレスト構造
の第2の実施例をにおけるシートパンと連係機構との接
続状態を示す斜視図; 第6図は第2のリンクのフロアへの支持状態を示す斜視
図; 第7図は連係機構とアームレストとの接続状態を概略的
に示す断面図; 第8図はこの発明に係わる車両のドアアームレスト構造
の第3の実施例におけるアームレストの取り付は状態を
示す側面図: 第9図は第3の実施例における連係機構とアームレスト
との接続状態を示す斜視図:そして、第10A図及び第
10B図は、夫々、アームレストと連係機構との接続状
態を示す側面図及び断面図である。 図中、10・・・ドアアームレスト構造、12・・・運
転室、14・・・フロア、14a・・・透孔、16・・
・サービスホール、18・・・シートパン、2o・・・
回動軸、22・・・キャビンリヤクロス部材、24・・
・ブラケット、26・・・前席用シート、26a・・・
シートクッション、26a・・・シートバック、28・
・・ドア、30・・・ドアトリム、32−・・アームレ
スト、32a;32b・・・平面、32 c ・・・円
弧状部、33−・・支軸、34・・・連係機構、36・
・・プッシュプルケーブル、38・・・アウタチューブ
、40・・・インナワイヤ、42・・・第1のチューブ
固定用ブラケット、44・・・第1のワイヤ固定用ブラ
ケット、46・・・ガイド部材、46a・・・長溝、4
8・・・第2のチューブ固定用ブラケット、50・・・
第2のワイヤ固定用ブラケット、52・・・コイルスプ
リング、54−・・ドアアームレスト構造(第2の実施
例)、56・・・連係機構、58・・・第1のリンク、
60・・・第1の接続片、62・・・第2のリンク、6
3・・・回転支軸、64・・・第3のリンク、64a・
・・下端部分、66・・・押し込み片、68・・・案内
部材、70・・・第2の接続片、72・・・コイルスプ
リング、74・・・透孔、76・・・透孔、78・・・
ドアアームレスト構造(第3の実施例)、80・・・回
転支軸、82・・・ドアインナパネル、82a・・・ス
リーブ、84・・・ベアリング、86・・・ストッパ、
88・・・回転アームである。 第3A図 第8図 第9図 第10A図       第108図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンのサービスホールの上方に配設され、上方に回
    動自在に支持されたシートクッションを備えた車両のア
    ームレスト構造において、 前記シートクッションの側方に位置したドアに取り付け
    られ、車室内に突出するように形成されたアームレスト
    と、 このアームレストをシートクッションの回動範囲内に位
    置した突出位置と、この回動範囲外に位置した引き込み
    位置との間で移動可能に支持する支持手段と、 前記シートクッションの上方への回動に連動して、前記
    アームレストを突出位置から引き込み位置まで移動させ
    る連係手段とを具備する事を特徴とする車両のドアアー
    ムレスト構造。
JP2775988A 1988-02-10 1988-02-10 車両のドアアームレスト構造 Pending JPH01204833A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006199291A (ja) * 2006-04-24 2006-08-03 Shin Meiwa Ind Co Ltd コンテナ荷役車両
JP2012126202A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Toyota Boshoku Corp アームレスト構造

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JP2006199291A (ja) * 2006-04-24 2006-08-03 Shin Meiwa Ind Co Ltd コンテナ荷役車両
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