JPH0120329Y2 - - Google Patents

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JPH0120329Y2
JPH0120329Y2 JP6902281U JP6902281U JPH0120329Y2 JP H0120329 Y2 JPH0120329 Y2 JP H0120329Y2 JP 6902281 U JP6902281 U JP 6902281U JP 6902281 U JP6902281 U JP 6902281U JP H0120329 Y2 JPH0120329 Y2 JP H0120329Y2
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JP
Japan
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shaft
frame
stopper
peripheral surface
wheel
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JP6902281U
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JPS57181716U (ja
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、コンベヤなどに使用される回転輪装
置に関するものである。
(従来の技術) 従来、コンベヤなどに用いる回転輪装置は、た
とえば、実公昭34−3501号公報に示されるよう
に、ホイールを装着した中空の軸をフレームの対
向面間に配置し、このフレームに穿設された穴を
通して軸内にボルトを挿入し、このボルトに螺合
したナツトを締付けて、軸をフレームに固定して
いる。しかし、このような構造によると、ボルト
の挿通、ナツトの螺合に時間がかかり、組立性が
悪いとともに、ナツトのゆるみなどが生ずるおそ
れもある。
また、従来、ホイールを装着した軸の両端部に
キヤツプを被嵌し、このキヤツプをフレームの穴
に内側から嵌合するとともに、キヤツプの内端周
縁のフランジ部をフレームの内側面で係止するよ
うにしたものもあるが、軸の両端部のキヤツプを
フレームの穴に内側から嵌合するので、組立てが
容易でない。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、従来の装置では、ホイールを有
する軸をフレームに取付ける場合の組立性に問題
がある。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ホイールの軸の取付けを容易かつ確実に行な
うことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、外周面にホイールを回転自在に装着
し少なくとも両端部を中空とした軸をフレームの
対向面間に配置し、上記軸の両端開口の内部にフ
レームに穿設された穴を通して軸止め体をそれぞ
れ圧入し、この軸止め体の外周面と上記軸の開口
内周面とに設けられた係合部を互いに係合すると
ともに、上記軸止め体の外端のフランジ部を上記
フレームの外側面で係止したものである。
(作用) 本考案は、ホイールの軸の両端開口にフレーム
の穴を通して軸止め体を圧入することによつて、
軸止め体の外周面と軸の開口内周面における係合
部を係合するとともに、軸止め体のフランジ部を
フレームの外側面に当接し、軸をフレームに固定
するものである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図を参照して説
明する。
合成樹脂からなる中空の軸1の外周面にホイー
ル2を回転自在に装着する。このホイール2は、
軸1の中央部の外周面に形成した環状の凹溝3に
多数の鋼球4を嵌合し、この鋼球4を両側の内輪
5,6によつて保持し、さらにこの内輪5,6を
外輪7と一側のキヤツプ8とによつて保持し、外
輪7の一側の周縁部9をキヤツプ8側にかしめる
ことによつて一体化したものである。
また、上記軸1をフレーム11の両側部の対向
面間に、軸1の中空孔13とフレーム11の両側
面に穿設した穴12とを合致させて配置するとと
もに、軸1に装着したホイール2の一部をフレー
ム11の上面の穴14を通して上方に突出させ
る。
そして、上記軸1の両端開口の内部にフレーム
11の穴12を通して軸止め体21をそれぞれ圧
入し、この軸止め体21の外端のフランジ部22
をフレーム11の外側面で係止するとともに、軸
止め体21の外周面に設けた係合部としての凸部
23を軸1の開口内周面に設けた係合部としての
凹部24に嵌着する。これによつて、軸1に圧入
された軸止め体21は、軸1の合成樹脂の弾性に
よつてきつく保持され、さらに凸部23と凹部2
4との嵌合によつてより確実に保持される。ま
た、軸止め体21は、さらにフランジ部22をフ
レーム11の外周面に圧接していてフレーム11
に対し軸1とともに固定され、ホイール2のみが
鋼球4の転動をともなつて回転する。
なお、ホイール2はフレーム11に対し所定ピ
ツチで多数取付け、各ホイール2に載支された品
物の搬送などを行なう。
また、第2図に示すように、金属製の軸1aの
両端開口の内部に軸止め体21aを圧入するよう
にしてもよい。この場合、軸止め体21aの外周
面に係合部としての爪31を圧入方向とは逆方向
に突設しておき、この爪31の先端部を軸1aの
内周面に形成した係合部としての穴13aの内側
に係合する。
なお、上記軸1,1aは図示では一端から他端
にわたつて中空に形成しているが、この軸1,1
aは少なくとも両端部が中空であればよい。ま
た、上記軸止め体21,21aは図示したように
中空でなくてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ホイールの軸の両端開口の内
部にフレームに穿設された穴を通して軸止め体を
圧入し、この軸止め体の外周面と上記軸の開口内
周面とに設けられた係合部を係合するので、軸止
め体を挿入するのみの極めて簡単な作業によつて
組立てが容易にでき、自動組立ても可能であると
ともに、コストダウンもはかることができる。ま
た、軸止め体の外端のフランジ部をフレームの外
周面で係止したので、このフランジ部とフレーム
との間の接触圧によつて軸の固定を一層確実に行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の回転輪装置の一実施例を示す
断面図、第2図は他の実施例を示す軸部の断面図
である。 1,1a……軸、2……ホイール、11……フ
レーム、12……穴、21,21a……軸止め
体、22……フランジ部、23,24……係合部
としての凸部および凹部、31,13a……係合
部としての爪および穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周面にホイールを回転自在に装着し少なくと
    も両端部を中空とした軸をフレームの対向面間に
    配置し、上記軸の両端開口の内部にフレームに穿
    設された穴を通して軸止め体をそれぞれ圧入し、
    この軸止め体の外周面と上記軸の開口内周面とに
    設けられた係合部を互いに係合するとともに、上
    記軸止め体の外端のフランジ部を上記フレームの
    外側面で係止したことを特徴とする回転輪装置。
JP6902281U 1981-05-13 1981-05-13 Expired JPH0120329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6902281U JPH0120329Y2 (ja) 1981-05-13 1981-05-13

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JP6902281U JPH0120329Y2 (ja) 1981-05-13 1981-05-13

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Publication Number Publication Date
JPS57181716U JPS57181716U (ja) 1982-11-18
JPH0120329Y2 true JPH0120329Y2 (ja) 1989-06-16

Family

ID=29864909

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JP6902281U Expired JPH0120329Y2 (ja) 1981-05-13 1981-05-13

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JPS57181716U (ja) 1982-11-18

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