JPH0443628Y2 - - Google Patents
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- JPH0443628Y2 JPH0443628Y2 JP1986139022U JP13902286U JPH0443628Y2 JP H0443628 Y2 JPH0443628 Y2 JP H0443628Y2 JP 1986139022 U JP1986139022 U JP 1986139022U JP 13902286 U JP13902286 U JP 13902286U JP H0443628 Y2 JPH0443628 Y2 JP H0443628Y2
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- frame
- bearing
- seat
- rolling bearing
- bearing box
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Links
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 7
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- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N (r)-(6-ethoxyquinolin-4-yl)-[(2s,4s,5r)-5-ethyl-1-azabicyclo[2.2.2]octan-2-yl]methanol;hydrochloride Chemical compound Cl.C([C@H]([C@H](C1)CC)C2)CN1[C@@H]2[C@H](O)C1=CC=NC2=CC=C(OCC)C=C21 QNRATNLHPGXHMA-XZHTYLCXSA-N 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/084—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface sliding on a complementary spherical surface
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/042—Housings for rolling element bearings for rotary movement
- F16C35/045—Housings for rolling element bearings for rotary movement with a radial flange to mount the housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Support Of The Bearing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、転がり軸受ユニツトに関し、とく
に鋼板製のフランジ付き軸受箱に転がり軸受を組
み付けたユニツトにおける軸受箱の取付構造を改
善したものである。
に鋼板製のフランジ付き軸受箱に転がり軸受を組
み付けたユニツトにおける軸受箱の取付構造を改
善したものである。
従来、各種産業分野の運搬用機械、たとえばコ
ンベアのプーリを支持する軸受には転がり軸受ユ
ニツトが使用されている。第10図は、この種の
軸受ユニツトとして知られている鋼板製のフラン
ジ付き軸受箱を用いたユニツトの一例を示したも
のである。軸受ユニツト1は、軸受外径面が球面
の玉軸受2を、2枚の組合せ部材4aが軸方向に
重ね合わされた軸受箱4のシート部5に組み付け
たものであり、玉軸受2の内輪3をフレーム7の
開口部7aに挿通された軸8に止めねじ3aによ
つて固定し、軸受箱4のフランジ部6に挿入した
ボルト9をフレーム7に螺合して取り付けるよう
になつている。
ンベアのプーリを支持する軸受には転がり軸受ユ
ニツトが使用されている。第10図は、この種の
軸受ユニツトとして知られている鋼板製のフラン
ジ付き軸受箱を用いたユニツトの一例を示したも
のである。軸受ユニツト1は、軸受外径面が球面
の玉軸受2を、2枚の組合せ部材4aが軸方向に
重ね合わされた軸受箱4のシート部5に組み付け
たものであり、玉軸受2の内輪3をフレーム7の
開口部7aに挿通された軸8に止めねじ3aによ
つて固定し、軸受箱4のフランジ部6に挿入した
ボルト9をフレーム7に螺合して取り付けるよう
になつている。
従来のこの種の軸受ユニツト1は、軸受箱4の
各組合せ部材4aが同一断面形状に成形されてお
り、組合せん部材4aのフレーム7への取付面が
玉軸受2の端面よりも軸方向内側に位置している
ため、フレーム7には玉軸受2の端部が挿入でき
る大きな直径D1の開口部7aを設けなければな
らず、フレーム7の開口部を加工するのに手間が
かかるだけでなく、フレーム7自体の強度も低下
するという問題がある。
各組合せ部材4aが同一断面形状に成形されてお
り、組合せん部材4aのフレーム7への取付面が
玉軸受2の端面よりも軸方向内側に位置している
ため、フレーム7には玉軸受2の端部が挿入でき
る大きな直径D1の開口部7aを設けなければな
らず、フレーム7の開口部を加工するのに手間が
かかるだけでなく、フレーム7自体の強度も低下
するという問題がある。
また、従来の軸受ユニツト1は、2枚の組合せ
部材4aを重ね合わせた軸受箱4に玉軸受2を組
み付けて一体にした場合、そのままでは軸受箱4
の組合せ部材4a同士が容易に分離するため、単
一部品として取り扱うのに不便であるだけでな
く、各組合せ部材4aが分離した状態でフレーム
7に取り付けると、玉軸受2の外径面と軸受箱の
シート部5との間に塵埃等の異物が付着し、軸受
ユニツトとして必要不可欠な調心機能が損なわれ
るという問題がある。
部材4aを重ね合わせた軸受箱4に玉軸受2を組
み付けて一体にした場合、そのままでは軸受箱4
の組合せ部材4a同士が容易に分離するため、単
一部品として取り扱うのに不便であるだけでな
く、各組合せ部材4aが分離した状態でフレーム
7に取り付けると、玉軸受2の外径面と軸受箱の
シート部5との間に塵埃等の異物が付着し、軸受
ユニツトとして必要不可欠な調心機能が損なわれ
るという問題がある。
この考案は、上記のような問題を解決して、フ
レームの軸受止着部における開口部の直径が小さ
く、また必要に応じて非分離形の単一部品として
の取扱いが容易にできる転がり軸受ユニツトを提
供することを目的とする。
レームの軸受止着部における開口部の直径が小さ
く、また必要に応じて非分離形の単一部品として
の取扱いが容易にできる転がり軸受ユニツトを提
供することを目的とする。
この考案は、軸受外径面が球面である転がり軸
受を、2枚の鋼板製組合せ部材のフランジ部の合
わせ面を軸方向に重ね合わせた軸受箱のシート部
に組み付け、この軸受箱の軸方向の一方の側に配
設したフレームに該軸受箱が取り付けられる転が
り軸受ユニツトであつて、軸受箱を構成する組合
せ部材のうち、軸受ユニツトが取り付けられるフ
レームに対向する側の組合せ部材のフランジ部
に、フレーム側のシート部の端縁よりも軸方向外
側に偏位した取付面をもつ取付部を設け、前記取
付面がフレームに当接し、前記フレームの内周部
が転がり軸受とを軸方向に対向させている。
受を、2枚の鋼板製組合せ部材のフランジ部の合
わせ面を軸方向に重ね合わせた軸受箱のシート部
に組み付け、この軸受箱の軸方向の一方の側に配
設したフレームに該軸受箱が取り付けられる転が
り軸受ユニツトであつて、軸受箱を構成する組合
せ部材のうち、軸受ユニツトが取り付けられるフ
レームに対向する側の組合せ部材のフランジ部
に、フレーム側のシート部の端縁よりも軸方向外
側に偏位した取付面をもつ取付部を設け、前記取
付面がフレームに当接し、前記フレームの内周部
が転がり軸受とを軸方向に対向させている。
この考案の転がり軸受ユニツトは、軸受箱の組
合せ部材のうち、フレームに対する取付部が設け
られている組合せ部材をフレームと対向させてフ
レームに取り付ける。
合せ部材のうち、フレームに対する取付部が設け
られている組合せ部材をフレームと対向させてフ
レームに取り付ける。
フレームに対向する側の組合せ部材の取付部の
取付面は、シート部の端縁よりも軸方向外側に偏
位しているため、フレームに対してシート部の端
縁ないしは軸受の端部が軸方向中心側に位置す
る。
取付面は、シート部の端縁よりも軸方向外側に偏
位しているため、フレームに対してシート部の端
縁ないしは軸受の端部が軸方向中心側に位置す
る。
以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図で
あり、軸とフレームとに取り付けた状態で示して
ある。
あり、軸とフレームとに取り付けた状態で示して
ある。
同図において、軸受ユニツト10の玉軸受12
は、外径面に凸状球面の調心座14が形成された
外輪13と外輪13よりも幅寸法の大きい内輪1
5との間に、転動体として玉17が保持器18に
保持案内されて介挿され、外輪13の軸方向両端
の肩に嵌着されたシールのリツプを内輪15の肩
に形成された斜面に摺接させて軸受内部を密封し
ている。内輪15の軸端部には軸40に対する固
定手段として止めねじ16が螺合されている。
は、外径面に凸状球面の調心座14が形成された
外輪13と外輪13よりも幅寸法の大きい内輪1
5との間に、転動体として玉17が保持器18に
保持案内されて介挿され、外輪13の軸方向両端
の肩に嵌着されたシールのリツプを内輪15の肩
に形成された斜面に摺接させて軸受内部を密封し
ている。内輪15の軸端部には軸40に対する固
定手段として止めねじ16が螺合されている。
軸受ユニツト10の軸受箱20は、鋼板をプレ
ス加工して成形された2枚の組合せ部材21,2
2により構成されている。
ス加工して成形された2枚の組合せ部材21,2
2により構成されている。
これらの組合せ部材21,22は、内周面に凹
状球面の軸受座25、26をもつシート部23,
24の外周側にひし形のフランジ部27,28が
成形されており、第2図に示すように、双方の組
合せ部材21,22とも、外形寸法は同一になつ
ている。
状球面の軸受座25、26をもつシート部23,
24の外周側にひし形のフランジ部27,28が
成形されており、第2図に示すように、双方の組
合せ部材21,22とも、外形寸法は同一になつ
ている。
一方の組合せ部材21のフランジ部27は、平
坦状であつて長手方向の両端部に取付用のボルト
穴29が設けてある。
坦状であつて長手方向の両端部に取付用のボルト
穴29が設けてある。
他方の組合せ部材22のフランジ部28には、
前記組合せ部材21のフランジ部27のボルト穴
29に軸方向に対応する部分に、合わせ面28a
側を開口端とする中空円筒状の取付部32がシー
ト部24の端縁側に軸方向に延出して成形されて
いる。この取付部32の頂面がフレーム50に対
する取付面32aであつて、取付面32aと合わ
せ面28aとの間の軸方向長さは、シート部24
の端縁から合わせ面28aまでの軸方向長さより
も長くなつており、この取付部の取付面32aに
はボルト穴30が設けられている。
前記組合せ部材21のフランジ部27のボルト穴
29に軸方向に対応する部分に、合わせ面28a
側を開口端とする中空円筒状の取付部32がシー
ト部24の端縁側に軸方向に延出して成形されて
いる。この取付部32の頂面がフレーム50に対
する取付面32aであつて、取付面32aと合わ
せ面28aとの間の軸方向長さは、シート部24
の端縁から合わせ面28aまでの軸方向長さより
も長くなつており、この取付部の取付面32aに
はボルト穴30が設けられている。
上記の組合せ部材21,22は、それぞれのフ
ランジ部27,28の合わせ面27a,28aを
軸方向に対向させて重ね合わせたシート部23,
24の軸受座25,26に玉軸受12の外輪13
の調心座14を嵌め合わせ、双方のフランジ部2
7、28を取付用ボルト穴29,30の位置を一
致させて軸方向に重ね合わせる。これにより玉軸
受12と軸受箱20とが軸受ユニツト10として
一体に組み付けられた状態となる。
ランジ部27,28の合わせ面27a,28aを
軸方向に対向させて重ね合わせたシート部23,
24の軸受座25,26に玉軸受12の外輪13
の調心座14を嵌め合わせ、双方のフランジ部2
7、28を取付用ボルト穴29,30の位置を一
致させて軸方向に重ね合わせる。これにより玉軸
受12と軸受箱20とが軸受ユニツト10として
一体に組み付けられた状態となる。
上記の軸受ユニツト10の軸受箱20として重
ね合わされる組合せ部材21,22には、第2図
に示すように各フランジ部27,28に組付け用
ボルト穴33,34を同一位置に設けている。組
合せ部材21,22のフランジ部27,28を重
ね合わせて組み付けた後、第3図に示すようにこ
れらのボルト穴33,34にボルト35を挿入し
ナツト36を締着することにより、組合せ部材2
1、22が分離するのを防止することができる。
これにより玉軸受12と軸受箱20とが非分離形
の軸受ユニツト10として組み付けられ、単一部
品としての取扱いが容易にできることになる。ま
た、製品として出荷する前、あるいは使用する前
にあらかじめ組み付けておくことができるから、
軸受箱20の軸受座25、26と玉軸受12の調
心座14との間に異物が付着するのを防止するこ
とができる。
ね合わされる組合せ部材21,22には、第2図
に示すように各フランジ部27,28に組付け用
ボルト穴33,34を同一位置に設けている。組
合せ部材21,22のフランジ部27,28を重
ね合わせて組み付けた後、第3図に示すようにこ
れらのボルト穴33,34にボルト35を挿入し
ナツト36を締着することにより、組合せ部材2
1、22が分離するのを防止することができる。
これにより玉軸受12と軸受箱20とが非分離形
の軸受ユニツト10として組み付けられ、単一部
品としての取扱いが容易にできることになる。ま
た、製品として出荷する前、あるいは使用する前
にあらかじめ組み付けておくことができるから、
軸受箱20の軸受座25、26と玉軸受12の調
心座14との間に異物が付着するのを防止するこ
とができる。
第2図および第3図に示した組付け用のボルト
穴33,34は、1個所に設けれあるが、必要に
応じて複数個所に設けることもできる。
穴33,34は、1個所に設けれあるが、必要に
応じて複数個所に設けることもできる。
上記構成の軸受ユニツト10を軸40とフレー
ム50とに取り付けるときは、第1図に示すよう
に軸受箱20の組合せ部材21,22のうち、偏
位した取付部32が設けられている組合せ部材2
2をフレーム50と対向させて玉軸受12の内輪
15を軸40に嵌め合わせ、内輪15の止めねじ
16を締め付けて軸40に固定し、軸受箱20の
各組合せ部材21,22のボルト穴29,30に
ボルト37を挿通してフレーム50のねじ穴51
に螺合する。また軸受箱20をフレーム50に取
り付けた後に軸40を玉軸受12に取り付けても
よい。
ム50とに取り付けるときは、第1図に示すよう
に軸受箱20の組合せ部材21,22のうち、偏
位した取付部32が設けられている組合せ部材2
2をフレーム50と対向させて玉軸受12の内輪
15を軸40に嵌め合わせ、内輪15の止めねじ
16を締め付けて軸40に固定し、軸受箱20の
各組合せ部材21,22のボルト穴29,30に
ボルト37を挿通してフレーム50のねじ穴51
に螺合する。また軸受箱20をフレーム50に取
り付けた後に軸40を玉軸受12に取り付けても
よい。
フレーム50に取り付けられた軸受箱20は、
フレーム50に対向する側の組合せ部材22に設
けられている取付部32の取付面32aが組合せ
部材22のシート部24の端縁よりも軸方向外側
に偏位した位置でフレーム50の止着面52に当
接しているから、軸受箱20のフレーム対向側の
シート部24の端縁ないしは玉軸受12の端部
は、フレーム50の止着面52に対して軸方向中
心側に位置し、フレーム50の内周部が玉軸受1
2と軸方向に対向している。
フレーム50に対向する側の組合せ部材22に設
けられている取付部32の取付面32aが組合せ
部材22のシート部24の端縁よりも軸方向外側
に偏位した位置でフレーム50の止着面52に当
接しているから、軸受箱20のフレーム対向側の
シート部24の端縁ないしは玉軸受12の端部
は、フレーム50の止着面52に対して軸方向中
心側に位置し、フレーム50の内周部が玉軸受1
2と軸方向に対向している。
したがつて、フレーム50に設ける開口部55
の直径D2は、軸40を挿通するのに必要最小限
の寸法に縮小することができる。
の直径D2は、軸40を挿通するのに必要最小限
の寸法に縮小することができる。
第4図は、この考案の他の実施例を軸とフレー
ムとに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図で
ある。
ムとに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図で
ある。
この実施例では、軸受箱20の組合せ部材2
1,22のうち、フレーム50に対向する側の組
合せ部材22には、フランジ部28の外縁部をシ
ート部24の端縁側に折曲して延出した取付面3
2aであつて、この取付面32aはシート部24
の端縁よりも軸方向外側に偏位した位置に形成さ
れている。
1,22のうち、フレーム50に対向する側の組
合せ部材22には、フランジ部28の外縁部をシ
ート部24の端縁側に折曲して延出した取付面3
2aであつて、この取付面32aはシート部24
の端縁よりも軸方向外側に偏位した位置に形成さ
れている。
組合せ部材21,22の取付用ボルト穴29,
30は、それぞれのフランジ部27、28の対応
する位置に設けられている。
30は、それぞれのフランジ部27、28の対応
する位置に設けられている。
この実施例における組合せ部材22の取付部3
2は、必ずしもフランジ部28の全周の外縁部に
設ける必要はなく、ボルト穴30の周辺部分のみ
に部分的に設けてもよい。
2は、必ずしもフランジ部28の全周の外縁部に
設ける必要はなく、ボルト穴30の周辺部分のみ
に部分的に設けてもよい。
上記以外の構成は前記第1図の実施例と同一で
あるから、同一部分を同一符号によつて示し、詳
細な説明は省略する。
あるから、同一部分を同一符号によつて示し、詳
細な説明は省略する。
また軸受箱20と玉軸受12との組み付け、組
み付けられた軸受ユニツト10の軸40とフレー
ム50とに対する取り付けについても前記実施例
と同様の手順で行うことができるから、繰り返し
ての説明は省略する。
み付けられた軸受ユニツト10の軸40とフレー
ム50とに対する取り付けについても前記実施例
と同様の手順で行うことができるから、繰り返し
ての説明は省略する。
第6図は、この考案のさらに他の実施例を軸と
フレームとに取り付けた状態で示す上半部縦断側
面図である。
フレームとに取り付けた状態で示す上半部縦断側
面図である。
この実施例では、軸受箱20の双方の組合せ部
材21,22のフランジ部27,28を、シート
部23,24の半径方向外側の部分からフレーム
50側と半径方向外側とに向かつて段階状に折曲
して延出させ、双方のフランジ部27,28の合
わせ面が段差状に軸方向に重なり合うようにして
ある。フレーム50に対向する側の組合せ部材2
2のフランジ部28のボルト穴30の周辺の延出
部分が取付部32であつて、この取付部32のフ
レーム50に対向する側の取付面32aは、シー
ト部24の端縁よりも軸方向外側に偏位した位置
に形成されている。
材21,22のフランジ部27,28を、シート
部23,24の半径方向外側の部分からフレーム
50側と半径方向外側とに向かつて段階状に折曲
して延出させ、双方のフランジ部27,28の合
わせ面が段差状に軸方向に重なり合うようにして
ある。フレーム50に対向する側の組合せ部材2
2のフランジ部28のボルト穴30の周辺の延出
部分が取付部32であつて、この取付部32のフ
レーム50に対向する側の取付面32aは、シー
ト部24の端縁よりも軸方向外側に偏位した位置
に形成されている。
また、軸受箱20の組合せ部材21,22のフ
ランジ部27,28の延出部分には、第7図に示
すように組付け用のピン穴33a,34aを同一
位置に設けている。
ランジ部27,28の延出部分には、第7図に示
すように組付け用のピン穴33a,34aを同一
位置に設けている。
組合せ部材21,22を軸方向に重ね合わせて
玉軸受12を組み付けた後、第8図に示すよう
に、フレーム50に対向する側の組合せ部材22
の取付面32aに向つて合成樹脂製または鋼製の
ピン35aをピン穴33a,34aに圧入して、
組合せ部材21,22が分離しないようにしてい
る。圧入するピン35aは、軸部の端面が組合せ
部材22の取付面32aと同一面になるか、また
は取付面32aよりも内側になるようにしてあ
る。これにより、軸受ユニツトの軸受箱20をフ
レーム50に取り付けるときの支障をなくすこと
ができる。なお、ピン35aは円筒状でもテーパ
でもよい。
玉軸受12を組み付けた後、第8図に示すよう
に、フレーム50に対向する側の組合せ部材22
の取付面32aに向つて合成樹脂製または鋼製の
ピン35aをピン穴33a,34aに圧入して、
組合せ部材21,22が分離しないようにしてい
る。圧入するピン35aは、軸部の端面が組合せ
部材22の取付面32aと同一面になるか、また
は取付面32aよりも内側になるようにしてあ
る。これにより、軸受ユニツトの軸受箱20をフ
レーム50に取り付けるときの支障をなくすこと
ができる。なお、ピン35aは円筒状でもテーパ
でもよい。
上記の組付け用のピン35aに代えて、第9図
に示すように、フレーム50に対向する側の組合
せ部材22のフランジ部28にねじ穴34bを設
け、他方の組合せ部材21のフランジ部部27の
ボルト穴33bに挿通したボルト35bを組合せ
部材22の取付面32aの外側に突出しないよう
にねじ穴34bに螺合してもよい。
に示すように、フレーム50に対向する側の組合
せ部材22のフランジ部28にねじ穴34bを設
け、他方の組合せ部材21のフランジ部部27の
ボルト穴33bに挿通したボルト35bを組合せ
部材22の取付面32aの外側に突出しないよう
にねじ穴34bに螺合してもよい。
上記以外の構成については、この実施例におい
ても前記第1図の実施例と同一であるから、同一
部分に同一符号を付して示し、詳細な説明は省略
する。
ても前記第1図の実施例と同一であるから、同一
部分に同一符号を付して示し、詳細な説明は省略
する。
また、軸受箱20と玉軸受12との組み付け、
組み付けられた軸受ユニツト10の軸40とフレ
ーム50とに対する取り付けについても前記実施
例と同様の手順で行うことができるから、繰り返
しての説明は省略する。
組み付けられた軸受ユニツト10の軸40とフレ
ーム50とに対する取り付けについても前記実施
例と同様の手順で行うことができるから、繰り返
しての説明は省略する。
前記各実施例では、軸受ユニツト10の軸受箱
20がひし形のものについて説明したが、軸受箱
20の形状については、ひし形に限らず、角形、
丸形その他任意のものについても前記同様にこの
考案を適用することができる。
20がひし形のものについて説明したが、軸受箱
20の形状については、ひし形に限らず、角形、
丸形その他任意のものについても前記同様にこの
考案を適用することができる。
以上説明したように、この考案の転がり軸受ユ
ニツトは、鋼板製軸受箱の組合せ部材のうち、取
付用フレームに対向する側の組合せ部材のフラン
ジ部に、シート部の端部よりも軸方向外側に偏位
した取付面をもつ取付部を設けているから、軸受
ユニツトを軸とフレームとに取り付ける際、重ね
合わせた組合せ部材のフレームに対向する側にシ
ート部ないしは玉軸受がフレームの止着面に対し
て離間することになる。
ニツトは、鋼板製軸受箱の組合せ部材のうち、取
付用フレームに対向する側の組合せ部材のフラン
ジ部に、シート部の端部よりも軸方向外側に偏位
した取付面をもつ取付部を設けているから、軸受
ユニツトを軸とフレームとに取り付ける際、重ね
合わせた組合せ部材のフレームに対向する側にシ
ート部ないしは玉軸受がフレームの止着面に対し
て離間することになる。
したがつて、こも考案によれば、フレームの開
口部の直径は従来よりも縮小した直径であるか
ら、開口部の加工に要する手間が節減できるだけ
でなく、フレームの強度低下の問題も解消する。
口部の直径は従来よりも縮小した直径であるか
ら、開口部の加工に要する手間が節減できるだけ
でなく、フレームの強度低下の問題も解消する。
また、この考案の転がり軸受ユニツトは、軸受
に組み付けられた軸受箱の組合せ部材をボルトま
たはピンにより非分離状に一体化することもでき
るから、このようにした場合は、単一部品として
の取扱いができて、持運びに便利であるだけでな
く、軸受の調心座と軸受箱の軸受座との間に異物
が付着することがないから、高精度の調心機能を
有する転がり軸受ユニツトが得られる。
に組み付けられた軸受箱の組合せ部材をボルトま
たはピンにより非分離状に一体化することもでき
るから、このようにした場合は、単一部品として
の取扱いができて、持運びに便利であるだけでな
く、軸受の調心座と軸受箱の軸受座との間に異物
が付着することがないから、高精度の調心機能を
有する転がり軸受ユニツトが得られる。
第1図は、この考案の実施例と軸とフレームと
に取り付けた状態で示す縦断側面図、第2図は第
1図の軸受箱の右側正面図、第3図は第1図の軸
受箱を非分離形に組み付けた状態を示す断面図、
第4図は、この考案の他の実施例を軸とフレーム
とに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図、第
5図は第4図の軸受箱の一部の右側正面図、第6
図は、この考案のさらに他の実施例を軸とフレー
ムとに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図、
第7図は第6図の軸受箱の一部の右側正面図、第
8図はおよび第9図は、それぞれ第6図の軸受箱
を非分離形に組み付けた状態を示す断面図、第1
0図は従来の転がり軸受ユニツトを軸とフレーム
とに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図であ
る。 図中、10は軸受ユニツト、12は玉軸受、1
3は外輪、14は調心座、15は内輪、16は止
めねじ、17は玉、20は軸受箱、21,22は
組合せ部材、23,24はシート部、25,26
は軸受座、27,28はフランジ部、27a,2
8aは合わせ面、29,30は取付用ボルト穴、
32は取付部、32aは取付面、40は軸、50
はフレームである。
に取り付けた状態で示す縦断側面図、第2図は第
1図の軸受箱の右側正面図、第3図は第1図の軸
受箱を非分離形に組み付けた状態を示す断面図、
第4図は、この考案の他の実施例を軸とフレーム
とに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図、第
5図は第4図の軸受箱の一部の右側正面図、第6
図は、この考案のさらに他の実施例を軸とフレー
ムとに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図、
第7図は第6図の軸受箱の一部の右側正面図、第
8図はおよび第9図は、それぞれ第6図の軸受箱
を非分離形に組み付けた状態を示す断面図、第1
0図は従来の転がり軸受ユニツトを軸とフレーム
とに取り付けた状態で示す上半部縦断側面図であ
る。 図中、10は軸受ユニツト、12は玉軸受、1
3は外輪、14は調心座、15は内輪、16は止
めねじ、17は玉、20は軸受箱、21,22は
組合せ部材、23,24はシート部、25,26
は軸受座、27,28はフランジ部、27a,2
8aは合わせ面、29,30は取付用ボルト穴、
32は取付部、32aは取付面、40は軸、50
はフレームである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外径面に凸状球面の調心座をもつ外輪と軸に
対する固定手段を有する内輪との間に転動体が
介挿された転がり軸受と、内径面に凹状球面の
軸受座をもつシート部とシート部の外周部に接
続するフランジ部とフランジ部に設けた取付用
ボルト穴とを有する鋼板製組合せ部材が軸方向
に対向して2枚配設される軸受箱とを備え、各
組合せ部材のフランジ部の合わせ面を軸方向に
重ね合わせた軸受箱のシート部の軸受座に転が
り軸受の外輪の調心座を組み付けてなり、前記
軸受箱の軸方向の一方の側に配設したフレーム
に軸受箱が取り付けられる転がり軸受ユニツト
であつて、前記軸受箱のうちフレームに対向し
て取り付けられる組合せ部材のフランジ部に、
フレーム側のシート部の軸方向外側の端縁より
も軸方向外側に偏位した取付面をもつ取付部を
設け、前記取付面がフレームに当接し、前記フ
レームの内周部が転がり軸受と軸方向に対向す
ることを特徴とする転がり軸受ユニツト。 (2) 軸受箱に各組合せ部材のフランジ部に少なく
とも1個の組付け用ボルト穴が同一位置に設け
られ、重ね合わされた組合せ部材の前記ボルト
の穴の一方から挿通されたボルト端部にナツト
が締着されている実用新案登録請求の範囲第1
項記載の転がり軸受ユニツト。 (3) 軸受箱の各組合せ部材のフランジ部に少なく
とも1個の組付け用穴が同一位置に設けられ、
重ね合わされた組合せ部材の前記穴にフレーム
とは反対側から圧入されたピンもしくは螺合さ
れたボルトの端面がフレームと対向する側の組
合せ部材のフレームへの取付面と同一面もしく
はそれよりも内側に位置している実用新案登録
請求の範囲第1項記載の転がり軸受ユニツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986139022U JPH0443628Y2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986139022U JPH0443628Y2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6345420U JPS6345420U (ja) | 1988-03-26 |
JPH0443628Y2 true JPH0443628Y2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31044542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986139022U Expired JPH0443628Y2 (ja) | 1986-09-10 | 1986-09-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443628Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4796516B2 (ja) * | 2007-02-02 | 2011-10-19 | 日本トムソン株式会社 | スライド装置 |
JP5465301B1 (ja) * | 2012-10-02 | 2014-04-09 | オリジン電気株式会社 | 逆入力遮断クラッチ |
KR20170022614A (ko) * | 2015-08-21 | 2017-03-02 | 이래오토모티브시스템 주식회사 | 자동차용 드라이브 샤프트 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4427285Y1 (ja) * | 1965-06-19 | 1969-11-14 |
-
1986
- 1986-09-10 JP JP1986139022U patent/JPH0443628Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4427285Y1 (ja) * | 1965-06-19 | 1969-11-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6345420U (ja) | 1988-03-26 |
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