JPH0120145Y2 - - Google Patents

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JPH0120145Y2
JPH0120145Y2 JP13340483U JP13340483U JPH0120145Y2 JP H0120145 Y2 JPH0120145 Y2 JP H0120145Y2 JP 13340483 U JP13340483 U JP 13340483U JP 13340483 U JP13340483 U JP 13340483U JP H0120145 Y2 JPH0120145 Y2 JP H0120145Y2
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JP13340483U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はフアイルに関する。特に同じ巾のフ
アイルにおいて、綴り金具の書類を綴りこみうる
巾を大きくすることのできるフアイルに関するも
のである。従来、綴り金具をフアイルの背表紙に
取り付けたものにおいては、綴り金具が背表紙と
おもて表紙ならびにうら表紙の境のヒンジ部にひ
つかかつてフアイルが閉じなくなることがないよ
うに、綴り金具の巾をヒンジ部間の巾よりずつと
せまくする必要があつた。この考案ではその欠点
を解消するために、綴り金具の背表紙に固定され
た底板の両側を斜上方に折り曲げて、両方のヒン
ジ部をまたぐように構成し、綴り金具の両側の回
動側板と回動添板とが少し上方に浮いてヒンジ部
の上方にあるようにし、フアイルの開閉に支障を
与えることなく、同じ巾のフアイルで綴り金具の
書類を綴りこみうる巾を大きくすることができた
ものである。
図について説明すれば、第1図から第5図まで
は従来のフアイルの説明図であつて、第1図はフ
アイルを開いて内側をみたところを示し、1はお
もて表紙、2は背表紙、3はうら表紙、4はおも
て表紙1と背表紙2の境のヒンジ部、5は背表紙
2とうら表紙3の境のヒンジ部である。20は背
表紙に固定された綴り金具を示し、後述する如く
底板21、固定側板22、回動側板31、くし板
50、綴管32等を有している。
第2図は綴り金具の本体の斜視図であつて、2
1は背表紙に固定する底板、28は固定用の鋲を
通す孔、22は底板から直角に折り曲げた固定側
板、23は固定側板の中央切欠、24はその両側
にある切欠、26は上縁の折曲部、25は切起し
孔であつて、後述する回動添板を取りつけるため
のものである。
31は底板と組み合わされる回動側板であつ
て、32は綴管、33は丸め部で底板の丸め部2
7と組み合わされ、その中を貫通軸35が通り、
ばね34によつて回動側板31を常時時計方向
(即ち外方)に、付勢されている。
第3図は第2図をR方向からみて、固定側板2
2の外側に取りつけられている回動添板41と固
定側板22との関係を示している。回動添板41
は中央折曲部42、左右の折曲部43を有し、回
動添板41には後述するくし板の突起51を受け
入れる孔47があけられている。44は丸め部で
あつて、その中を貫通軸45が通り、この貫通軸
45は固定側板の切起し孔25によつて切り起こ
された片に取り付けられた取付部46によつて支
持されている。そして回動添板41はばね48に
よつて常時は時計方向(即ち固定側板に向つて押
しつけられるように)に、付勢されている。
第4図はくし板50を示し、2個の突起51と
綴管32に嵌合される綴杆52とを有している。
53は中央部に位置する切欠である。
第5図は回動側板31の綴管32にくし板の綴
杆52をさしこんだところを示している。フアイ
ルの使用に当つては、綴管上に書類を綴りこみ上
からくし板50の綴杆52を綴管32にさしこ
み、回動側板31をくし板もろとも反時計方向に
回動してゆけば、くし板の突起51が回動添板4
1の上縁の折曲部43に当り、それを押して回動
添板を反時計方向に圧接しつつ固定側板22の切
欠24に入り、ついで回動添板の孔47に入る。
すると回動添板41はばね48で再び時計方向に
付勢され、固定側板22に圧接される。この状態
でくし板の切欠53が固定側板22の中央切欠2
3に接し、上方から中央折曲部42で押さえこま
れるので、くし板と回動側板は時計方向に回動し
ないように係止され、第1図の状態となる。尚綴
り金具を解放するときは、中央折曲部42を指で
回して回動添板41をばね48に抗して反時計方
向に回動させ、突起51を孔47から出せば、ば
ね34によつて、くし板と回動側板は時計方向に
回動し、第5図の状態に戻る。
第1図からも判るように、フアイルを閉じると
き、表紙が綴り金具にひつかかつて支障がないよ
うに、固定側板22と回動側板31の間の巾は背
表紙を区画するヒンジ部4,5の間の巾より可成
せまくしなければならない。
この考案は従来の綴り金具の欠点を除去しよう
とするもので、第6図はこの考案のフアイルを開
いて内側をみたところを示し、1はおもて表紙、
2は背表紙、3はうら表紙、4,5は背表紙とお
もて表紙ならびにうら表紙との境のヒンジ部、1
00はこの考案の綴り金具を示している。この考
案の綴り金具では底板60は回動側板側斜折曲部
61ならびに回動添板側斜折曲部62を有してお
り、斜折曲部61に斜部分74を有する回動側板
70が取りつけられている。又斜折曲部62には
回動添板80が取りつけられている。したがつ
て、この斜折曲部61,62がヒンジ部5,4を
夫々またいで存在しているので、回動側板70と
回動添板80とが少し上方に浮いてヒンジ部の上
方に位置し、背表紙2の巾を広くすることなく、
回動側板と回動添板の間の巾を広くすることがで
きるものである。
第7図はこの考案の綴り金具の本体の斜視図で
あつて、底板60は回動側板側斜折曲部61及び
回動添板側斜折曲部62を有している。67は底
板を背表紙に固定するための取付孔である。70
は回動側板であつて斜折曲部61の延長部を形成
する斜部分74を有している。63は底板60の
丸め部、72は回動側板70の丸め部であつて、
その間を貫通軸が貫通し、ばね73により回動側
板70は常時、時計方向に付勢されている。反対
側の底板60の回動添板側斜折曲部62の外側に
は回動添板80が組み合わされる。81は中央折
曲部でその左右の上縁は折曲部82となつてい
る。又回動添板の下端の挿込舌片83は斜折曲部
62の下端のスリツトから挿込まれ、芯杆65と
ばね64とにより回動添板80は時計方向に(即
ち斜折曲部62に圧接するように)付勢されてい
る。66は芯杆押えである。
第8図はくし板90を示す。91は綴管71に
差しこむ綴杆であり、92は中央切欠、93はく
し板縁部の折曲部である。
使用の態様は従来のものと全く同様であつて、
綴管71に書類を綴りこみ、上からくし板90を
差しこみ、回動側板とともにばね73に抗して反
時計方向に回動し、くし板90の中央切欠の部分
の折曲部93を、回動添板80の中央折曲部81
の下方に挿入し係止する。綴り金具を解放すると
きは、中央折曲部81を指で押して、回動添板8
0をばね64に抗して少し反時計方向に回動し、
中央折曲部81とくし板90との係合をはずせ
ば、くし板90と回動側板70とはばね73によ
つて時計方向に再び開放される。
第9図はこの考案の効果を示す比較図であつ
て、上方が従来のフアイルA、下方がこの考案の
フアイルBを、同じ巾Sで上下に並列して示して
いる。従来のフアイルAでは、フアイルを閉じる
とき、ヒンジ4,5と綴り金具がひつかかつて支
障を起さないように、綴り金具の有効寸法(書類
を綴りこむことのできる寸法)lはヒンジ間の寸
法より可成小さくなつている。それに対してこの
考案のフアイルBでは綴り金具の底板60の両側
を斜に屈曲した部分61,62を設け、ヒンジ部
4,5をまたぐようにしてあり、それと組み合う
回動側板70と回動添板80が少し上方に浮いて
ヒンジ部の上方にあるので、有効長さLを図示の
如く大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は従来のフアイルを示し、
第1図はフアイルを開いて内側をみたところを示
す図、第2図は綴り金具本体の斜視図、第3図は
回動添板と固定側板の組み合わせを示す図、第4
図はくし板の斜視図、第5図は綴管にくし板をさ
しこんだところを示す図、第6図はこの考案のフ
アイルを開いて内側をみたところを示す図、第7
図は綴り金具の本体の斜視図、第8図はくし板の
斜視図、第9図は従来のフアイルとこの考案のフ
アイルの効果を比較して示した図である。 符号の説明、1……おもて表紙、2……背表
紙、3……うら表紙、4,5……ヒンジ部、20
……綴り金具、21……底板、22……固定側
板、23……中央切欠、24……切欠、25……
切起し孔、26……折曲部、27……丸め部、2
8……固定孔、31……回動側板、32……綴
管、41……回動添板、42……中央折曲部、4
8……ばね、50……くし板、51……突起、5
2……綴杆、53……切欠、60……底板、6
1,62……斜折曲部、64……ばね、70……
回動側板、71……綴管、73……ばね、80…
…回動添板、90……くし板、91……綴杆。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 背表紙上に綴金具を取り付けたフアイルにおい
    て、背表紙に固定する底板の両側をナナメ上方に
    折り曲げ、綴金具の両側の回動側板と回動添板と
    が、背表紙と、おもて表紙ならびにうら表紙との
    境界のヒンジ部の上方にくるようにしたことを特
    徴とするフアイル。
JP13340483U 1983-08-29 1983-08-29 フアイル Granted JPS6041281U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13340483U JPS6041281U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 フアイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13340483U JPS6041281U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 フアイル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6041281U JPS6041281U (ja) 1985-03-23
JPH0120145Y2 true JPH0120145Y2 (ja) 1989-06-13

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ID=30300934

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13340483U Granted JPS6041281U (ja) 1983-08-29 1983-08-29 フアイル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH081906Y2 (ja) * 1990-06-26 1996-01-24 株式会社キングジム ファイル用綴込用具

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JPS6041281U (ja) 1985-03-23

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