JPH01200276A - 湿式電子写真法 - Google Patents

湿式電子写真法

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JPH01200276A
JPH01200276A JP63022754A JP2275488A JPH01200276A JP H01200276 A JPH01200276 A JP H01200276A JP 63022754 A JP63022754 A JP 63022754A JP 2275488 A JP2275488 A JP 2275488A JP H01200276 A JPH01200276 A JP H01200276A
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JP
Japan
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developer
photoreceptor
temperature
photosensitive body
temp
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JP63022754A
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English (en)
Inventor
Minoru Umeda
実 梅田
Tatsuya Niimi
達也 新美
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 五皿分更 本発明は液体現像剤を用いる湿式電子写真法の改良に関
する。
従来肢豊 カールソンプロセスで代表される電子写真法、即ち電子
写真感光体を帯電、露光して静電潜像を形成し、この潜
像を乾式又は湿式(液体)現像剤で現像する工程を基本
工程とする画像形成方法で用いられる電子写真感光体は
感光層に使用される光導電物質の種類によって無機系(
例えばSe、5e−Te、5e−As等の無機光導電体
単独型; ZnO,CdS等の無機光導電体〜樹脂分散
型)のものと有機系〔例えばPVK (ポリビニルカル
バゾール)のような有機光導電体単独型: PVK−T
NF (2,4,7−ドリニトロフルオレノン〕のよう
な移動錯体型;フタロシアニン顔料のような有機光導電
体〜樹脂分散型;電荷発生層−電荷移動層の機能分離型
〕のものとに大別される。有機系感光体(中でも機能分
離型のものが近年、注目されている。)は一般に無機系
感光体に比べて価格、生産性及び公害上の点で有利であ
るが、前露光疲労が大きいため、帯電性が低く、また暗
中での電荷保持性が悪い(暗減衰、即ち疲労が大きい)
上、繰返し使用による、これら特性の劣化が大きく。
画像上に、濃度ムラ、カブリ、また反転現像の場合、地
汚れを生ずるという欠点を有している。
そこでこれらの欠点を解消するために例えば機能分離型
のものでは支持体と電荷発生層との間にSiO,Ac2
03等の無機材料層を設けたり。
電荷発生層中にAc20:+(特開昭55−14235
4号公報)や金属粉末(特開昭60−214364号公
fりを含有させることが知られている。
また機能分離型に限らず、一般の有機系感光体に下引層
としてポリアミド樹脂(特開昭58−30757号公報
、特開昭58−98739号公報)、アルコール可溶性
ポリアミド樹脂(特開昭60−196766号公報)、
水溶性ポリビニルブチラール樹脂(特開昭60−232
553号公報)、ポリビニルブチラール樹脂(特開昭5
8−106549号公報)などの樹脂層を設けることが
提案されている。
しかし繰返し使用による帯電性及び電荷保持性の低下に
ついては、以上のような感光体側の改善手段では満足な
結果が得られていないのが実情である。
無機系感光体の場合は有機系感光体に比べてこれらの特
性低下は少ないが、電荷保持性の低下防止、即ち疲労速
度の緩和については特開昭51−111338号公報に
は例えばA Q2 S ei感光体を現像時、環境温度
(室温)より10〜30%高く。
且つ40°Cを越えない温度に維持する方法が開示され
ている。
一方、複写装置の使用環境においては、感光体の種類を
問わず、高温高湿下では画像ボケ、画像濃度低下等を生
じ、また、低温時においては感光体の結露、地汚れ等の
問題を有している。
このような感光体の環境依存性に関しては特開昭61−
7843号公報では感光層の支持体を面状発熱体として
比較的低温(30〜50℃)に加熱することにより高温
高湿下における感光体の相対湿度を減少できることが開
示されている。特開昭62−121482号公報には感
光体に温風又は冷風を吹きつける方法が開示されており
、低温時の感光体への結露や高温時の感光体の劣化が防
止できるとある。
しかし液体現像剤を用いる湿式電子写真複写機では感光
体を直接、加熱したり冷却することは好ましくない、何
故ならば感光体に比べて現像液の方が温度変化に対しデ
リケートな上、湿式複写機内では現像液は常に感光体と
接しているので、感光体を直接、加熱又は冷却すると、
現像液にもその温度変化が直接影響して現像液が劣化し
、低温時には現像液中のトナーの移動度低下、即ち現像
性の低下を生じ、また高温時或いは環境変動時にはゲル
化等の劣化を生じるからである。
同様な理由から特に夏季にはこのような湿式複写機を連
続使用すると、機内温度が上昇し、現像液温度も上昇す
るという問題もあるし、また冬季には現像液温が低く、
トナーの移動度低下を招くという問題もある。
且−一五 本発明の目的は現像時、現像液を温度制御することによ
り、いかなる種類の感光体に対しても特に繰返し使用時
の帯電性及び電荷保持性を改善して画像の濃度ムラ、カ
ブリ、地汚れ等を防止し、しかも複写機内の現像液温の
上昇及び下降を防止して現像液のゲル化、トナーの移動
度低下等を防止した湿式電子写真法を提供することであ
る。
週ニーー戒5 本発明の電子写真法は電子写真感光体に帯電及び露光に
より静電潜像を形成する工程及びこの潜像を液体現像剤
で現像する工程を含む電子写真法において、前記現像剤
を液温に応じて加熱及び/又は冷却により温度制御する
ことを特徴とするものである。
このように本発明方法は現像液の温度制御工程を含む他
は従来法と同じである。
本発明者らは特に有機系感光体を用いた従来の湿式電子
写真法における前述のような欠点を解消すべく種々検討
した結果、まず繰返し使用によって帯電性が低下した有
機系感光体に現像液の加熱によって暗所で加熱処理を施
すと、この感光体は繰返し使用前と同様、is々位の立
上りの遅れがない帯電特性を示す、即ち本来の帯電性を
回復すると共に、暗中で良好な電荷保持性を示すことを
見出した。更に本発明者らはこれらの効果は加熱温度が
高い程、また加熱時間が長い程、顕著であることを見出
した。同時に本発明者らは特に現像中、加熱及び/又は
冷却によって現像液及びこれと接する感光体を適切に温
度制御すると、感光体の種類を問わず、低温時の画像の
地汚れやトナーの易動度低下のみならず、高温時の画像
濃度の低下や現像液のゲル化等を防止できることを見出
した。
本発明はこれらの知見に基づいて達成されたものである
本発明において制御される現像液温度は現像液の安定性
を考慮すれば、上限は50℃以下、好ましくは40℃以
下に設定すればよく、また結露を考慮すれば、下限は室
温(通常0〜30℃)より10℃以上、好ましくは5℃
以上に設定すれば良好な結果が得られる。なお温度制御
の時期は現像中は勿論、必要に応じて現像前及び/又は
現像後も含まれる。
本発明方法で感光体への帯電々圧は感光体の種類によっ
ても異なるが、従来と同様4.5〜6.5KVの範囲で
ある。
本発明では現像後、更に必要あれば得られた画像を転写
用紙に転写、定着させることができる。
次に本発明方法で使用される感光体、現像液及び装置に
ついて説明する。
本発明で使用される感光体は公知のものでよく、例えば
第1〜4図に示すものが挙げられる。
即ち第1図の感光体はR電性支持体11上に感光層15
を単層構成で設けたものである。第2図(a)及び(b
)の感光体は感光層15が電荷発生層21と電荷輸送N
23との積層で構成されたものである。
第3図及び第4図は第1〜2図の変形例であって、第3
図は導電性支持体11と感光[15の間に下引層13を
設けたものであり、また第4図は感光層15の上に保護
層17を設けたものである。なおいずれの感光体でも感
光層15と保護層17との間に中間M(図示せず)を設
けることが可能である。
導電性支持体11としては、体積抵抗1010Ω口以下
の導電性を示すもの、例えば、アルミニウム、ニッケル
、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの金属、酸
化スズ、酸化インジウムなどの金属酸化物をフィルム状
もしくはドラム状のプラスチックや紙に被覆したもの、
あるいはアルミニウム、アルミニウム合金、ニッケル、
ステンレス等の板やドラム等が挙げられる。
感光、1i15としては単層型の場合は無定形Se、5
s−Ta化合物、 5e−Te−C12化合物、5e−
As化合物等のSe系材料からなるもの; ZnO1C
dS等の無機光導電物質をスチレン樹脂、シリコーン樹
脂等の絶縁性バインダー樹脂に分散したもの;後述する
ような正孔輸送物質(有機光導電物質)単独、又はこれ
らを絶縁性バインダー樹脂に分散したもの等が挙げられ
る。一方、積層型の場合は電荷発生層21には電荷発生
物質として前述のようなセレン系材料やモノ−、ジス−
又はトリス−アゾ顔料、フタロシアニン顔料、インジゴ
顔料、ペリレン顔料等の有機顔料単独、またはこれらを
ポリアミド、ポリウレタン、ポリエステル、エポキシ樹
脂、スチレン樹脂、シリコーン樹脂、PVK等のバイン
ダー樹脂に分散したもの等が使用される。また電荷輸送
層には電荷輸送物質、および必要あれば可塑剤、レベリ
ング剤等の添加物を前述のようなバインダー樹脂に分散
したものが使用される。電荷輸送物質には、正孔輸送物
質と電子輸送物質とがあり、正孔輸送物質としては、ポ
リ−N−ビニルカルバゾールおよびその誘導体、ポリ−
ツービニルカルバゾリルエチルグルタメートおよびその
誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド縮金物およびその誘
導体、ポリビニルピレン、ポリビニルフェナントレン、
オキサゾール誘導体。
オキサジアゾール誘導体、イミダゾール誘導体。
トリフェニルアミン誘導体、9−(p−ジエチルアミノ
スチリル)アントラセン、1,1−ビス−(4−ジベン
ジルアミノフェニル)プロパン。
スチリルアントラセン、スチリルピラゾリン、フェニル
ヒドラゾン類、α−フェニルスチルベン誘導体、ベンジ
ジン誘導体等の電子供与性物質が挙げられる。また電子
輸送物質としてはりロルアニル、ブロムアニル、テトラ
シアノエチレン、テトランアノキノンジメタン、2,4
.7−ドリニトo−9−フルオレノン、2,4,5゜7
−テトラニトロ−9−フルオレノン、2,4゜5.7−
チトラニトロキサントン、2,4.8−トリニドロチオ
キサントン、2,6.8− トリニトロ−4H−インデ
ノ(1,2−b)チオフェン−4−オン、1,3.7−
 トリニトロジベンゾチオフェン−5,5−ジオキサイ
ドなどの電子受容性物質が挙げられる。
なお感光層の厚さは単層型の場合は5〜100μm程度
が適当であり、また積層型の場合は電荷発生層について
は0.01〜5μm程度、電荷輸送層の場合は5〜50
μm程度が適当である。
支持体11と感光層15との間に設けられる下引N13
の材料としてはSiO,AQ□02、シランカップリン
グ剤、チタンカップリング剤、クロムカップリング剤等
の無機材料やポリアミド樹脂、アルコール可溶性ポリア
ミド樹脂、水溶性ポリビニルブチラール、ポリビニルブ
チラール、PVA等の接着性の良いバインダー樹脂など
が使用され、またこれらの樹脂中にZn○、TiO2゜
ZnS等を分散して使用してもよい。なお下引層の厚さ
は5μm以下が適当である。
保護層17に使用される材料としてはA B S 樹脂
、 A C: S ”rM脂、オレフィンルビニルモノ
マー共重合体、塩素化ポリエーテル、アリル樹脂、フェ
ノール樹脂、ポリアセタール、ポリアミド、ポリアミド
イミド、ボリアリレート、ポリアリルスルホン、ポリブ
チレン、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネー
ト、ポリエーテルスルホン、ポリエチレン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリイミド、アクリル樹脂、ポリメ
チルペンテン、ポリプロピレン、ポリフェニレンオキシ
ド、ポリスルホン、ポリスチレン、AS樹脂、ブタジェ
ン−スチレン共重合体、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル
、ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂等の樹脂が挙げら
れる。なお保護層の厚さは0.5〜10μm程度が適当
である。
その他、中間層の材料としては下引層に用いられる樹脂
が使用できる。中間層の厚さは下引層と同じく、5μm
以下が適当である。
本発明で使用される現像液も公知のものでよい。即ちこ
の種の現像液は通常、脂肪族炭化水素を主成分とする担
体液中にアクリル樹脂、スチレン樹脂、ポリエチレンワ
ックス、アルキッド樹脂、ブタジェンゴム等の樹脂、カ
ーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニ
ングリーン、トリフェニルメタン系染料等の着色剤、及
び必要あれば金属石ケンのような荷電制御剤からなるト
ナーを分散したものである。
次に本発明方法を第5〜6図の画像形成装置によって説
明する。
第5図において感光体41上に、帯電器31と画像露光
32によって、潜像が形成される。
一方、現像液タンク33には現像液34が満たされてお
り、これがポンプ35により感光体と現像電極37との
間に供給され、感光体の潜像面に接触することにより、
潜像を現像する。この様にして感光体上に形成されたト
ナー像は転写用紙39上に転写用帯電器40により転写
される。しかし一部のトナーは転写されずに感光体上に
残る。
この残ったトナーはクリーニングローラー42とクリー
ニングブレード43により感光体上より除去される。こ
の際、現像タンクより現像液がクリーニングローラーと
クリーニングブレードの間に供給され(図示せず)クリ
ーニングの効率を高める。この時、使用された現像液は
ドラム端面を経由して現像液タンクに戻る。
第6図の場合は第5図とは若干具なり、現像液54が現
像液供給管56を経て、現像液供給口57から現像ロー
ラー58に供給され、ここで潜像の現像が行なわれる。
この時に余った現像液は現像液タンク53に回収される
。またクリーニング効率を高めるために、クリーニング
部においては、クリーニングローラー63上に現像液が
現像液タンクより現像液供給管65を経由して供給され
る。ここで使用された現像液は、現像液回収管66を経
て、現像液タンクに戻る。
以上の説明から、現像液は感光体と常に接しており、温
度に関しても互いに影響を及ぼし合っていることが理解
できるであろう。
次に本発明の特徴である現像液の温度制御方法及び装置
について説明する。
現像液を加熱する方法としては例えば赤外線ランプを用
いる方法、熱媒(媒体は水、オイル。
空気その他のガス等)を用いる方法、PCT特性を有す
る発熱体を用いる方法、面状発熱体を用いる方法1、抵
抗加熱器を用いる方法、高周波誘導加熱により加熱する
方法などが採用できる。また、現像液を冷却する方法と
しては例えば冷媒(媒体は水、オイル、空気その他のガ
ス等)を用いる方法が採用できる。
ところで、現像液を構成する担体液には前述のように通
常、脂肪族炭化水素が使用されているため、現像液の温
度制御装置においては発火の危険性があってはならない
、従って発熱体を用いる場合は現像液と発熱体とが直接
接触しない手段を講する必要がある。このため例えば、
面状発熱体で現像液タンクを作成する場合は別途にタン
ク内壁に絶縁材を被膜するか、あるいは現像液タンクの
外面に面状発熱体を貼り付ける等の方法を用いるとよい
。このような手段を講じた温度制御装置の数例を図面に
よって説明すると、まず第7図(b)の装置は発熱体7
3を絶縁材等で被覆した加温器72を、例えば第7図(
a)に示す様に現像液タンク71の中に1個以上配置し
て温度制御(この場合は加熱)を行なうものである。こ
の場合、発熱体73としては、赤外線ランプPCT特性
を有する発熱体抵抗加熱器、高周波誘導加熱器などが使
用される。
また第8図の装置は現像液タンク75に配管76を施し
、この中に所定温度に加熱又は冷却した媒体を通して温
度制御を行なうものである。なお第8図の配管をクール
ニクス等のポンプ付き温度コントローラーに接続し、一
定温度の媒体(例えば温水)を流通させれば加熱−冷却
の温度制御を都合よく行なうことができる。
第9図は空気冷却による温度制御装置の一例である。こ
の装置は通常の熱交換器であり、放熱板81に設けられ
た配管82中に加熱された現像液を通じることによって
現像液を冷却することができる。
この他にも周知の熱交換器等に現像液、あるいは熱媒又
は冷媒を通じて現像液の温度を制御する方法を用いても
よい。
更に本発明では以上の構成要件の他、温度検出手段(例
えば熱電対、バイメタル温度計など)及び加熱手段、冷
却手段の作動手段(例えばリレーなど)も用いることが
できる。
次に実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。な
お部は全て重量部である。
実施例1 アルミニウムシリンダー上に5e−Te−Cfl感光層
を設けた電子写真感光体を電子写真複写機(リコー社製
すコピーCT5085)に装着し、更にこの複写機の現
像液タンクに第8図に示す様な配管を施した後、一定温
度の水を流通させるため、温度コントローラー付きクー
ルニクスに接続した。
この複写機を用いて10℃、10%RHの環境下で連続
g、ooo枚のコピーを行なった。この間、温度制御さ
れた水を現像液タンク内の配管に通水し、現像液温度を
26°±2℃に保った。なお現像液はアイソパーH(脂
肪族浄化水素系溶剤の商品名)IQ中に市販のトナー(
リコー社製すコピー用トナータイプ5080)を60g
分散したものである(以下の実施例及び比較例も同じ)
また感光体への帯電々圧は6KVである。
比較例1 実施例1においてクールニクスを作動させない他はすべ
て実施例1と同様にしてコピーを行なった。
実施例2 実施例1の複写機を用いて35℃、80%RHの環境下
で連続g、ooo枚のコピーを行なった。この間、温度
制御された水を現像液タンク内の配管に通水し、現像液
温度を35°±2℃に保った。
比較例2 実施例2においてクールニクスを作動させない他はすべ
て実施例2と同様にしてコピーを行なった。
表−1に実施例1,2および比較例1,2の8.000
枚目の画像特性およびその他の特記事項を記す。
表−1 実施例3 アルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引層塗工液
、電荷輸送層塗工液、電荷発生層塗工液及び保護層塗工
液を順次塗布、乾燥して夫々、下引M(厚さ0.3μm
)、電荷輸送JW(厚さ20μm)、電荷発生層(厚さ
0.2μm)、保護層(厚さ3μm)を設けた。
下引層塗工液: 水                        
 150部メタノール               
  200部電荷輸送層塗工液: 下記構造式の電荷輸送物質         100部
テトラヒドロフラン             800
部しI′+3 電荷発生層塗工液: 下記構造式のジスアゾ顔料          3部ト
ルイレン−2,4−ジイソシアネート      0.
1部シクロヘキサノン              1
00部テトラヒドロフラン             
200部保護層塗工液: 導電性チタン(三菱金属社製)100部トルエン   
               240部ブタノール 
                 60部以上の様に
して作成した有機系感光体を電子写真複写機(リコー社
製すコピーD T 5700)に装着し、更にこの複写
機の現像液タンクに第7図(a)に示す様な加温器(発
熱体として赤外線ランプ使用)および第9図に示される
冷却装置を配備した。また実験のため、帯電直後の感光
体の表面電位が測定できるよう表面電位計のプローブを
セットした。なお帯電々圧は5.5KVとした。
この複写機を用いて10℃、10%RHの環境下で連続
8,000枚のコピーを行なった。この間、現像液タン
ク内の現像液温度を36°±3℃となる様に温度制御を
行なった。
比較例3 実施例3において現像液の温度制御を行なわない他は同
様にしてコピーを行なった。
実施例4 実施例3の複写機を用いて35℃、80%の環境下で連
続8,000枚のコピーを行なった。この間、現像液タ
ンク内の現像液温度が36′〜38℃となる様に温度制
御を行なった。
比較例4 実施例4において現像液の温度制御を行なわない他は、
すべて実施例4と同様にしてコピーを行なった。
表−2に実施例3,4および比較例3,4の感光体の表
面電位、8 、000枚目の画像特性およびその他の特
記事項を示す。
(以下余白) 表−2 実施例5 アルミニウムシリンダー上に、下記組成の下引M塗工液
、電荷輸送層塗工液、電荷発生層塗工液、中間層塗工液
および保護層塗工液を順次塗布、乾燥して夫々、下引層
(厚さ0.3μm)、電荷輸送層(厚さ18μm)、電
荷発生層(厚さ0゜3μm)、中間層(厚さ0.2μm
)、保護N(厚さ4μm)を設けた。
下引層塗工液: ポリビニルアルコール(電気化学 工業社製デンカポバールH−202部 水                        
 200部メタノール               
  100部電荷超j送層塗工液: 下記構造式の電荷輸送物質          90部
塩化メチレン                900
部電荷発生層塗工液: 下記構造式のジスアゾ顔料          2部シ
クロへキサノン              160部
2−ブタノン                 40
部中間M塗工液: メタノール                  50
部ブタノール                  4
0部保護層塗工液: 導電性チタン(三菱金属社製)100部トルエン   
               240部テトラヒドロ
フラン             60部以上の様にし
て作成した有機系感光体を実施例1において使用した複
写機に装着し10℃、10%RHの環境下で連続a 、
 ooo枚のコピーを行なった。この間、現像液温度は
40°±2℃に保つ様、温度制御を行なった。なお有機
系感光体への帯電々圧は6KVとした。
比較例5 実施例5においてクールニクスを作動させない他は同様
にしてコピーを行なった。
実施例6 実施例5と同様に作成した有機系感光体を実施例3にお
いて使用した複写機に装着し35℃、80%RHの環境
下でコピーを行なった。この間、現像液温度を37°±
2°Cとなる様に温度制御を行なった。
比較例6 実施例6において現像液の温度制御を行なわない他は、
同様にしてコピーを行なった。
表−3に実施例5,6および比較例5,6の8 、00
0枚目の画像特性およびその他の特記事項を示す。
表−3 [ 書 勿−一一長 本発明方法によれば次のような効果が得られる。
1) 低温時に現像液を加熱することにより、トナーの
移動度が上がるので、現像性を向上することができる。
2)低温時に現像液を加熱することにより、同時に感光
体が加熱される結果、感光体の結露や地汚れを防止する
ことができる。
3)現像液温の上昇時に現像液を冷却することにより、
現像液のゲル化等の劣化を防止できる上、感光体の温度
も下がるので、画像濃度の低下も防止できる。
4)特に有機系感光体の場合、繰返しコピー後の帯電性
及び電荷保持性の劣化を防止できる。
以上により本発明方法は環境温度に影響されず、常に良
好な画像品質を保証できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明方法で用いられる電子写真感光体の
一例の断面図、第5〜6図は本発明方法を実施するため
の一例の装置図、第7〜9図は本発明方法で用いられる
現像剤の一例の液温制御装置図である。 11・導電性支持体      13・・・下引m15
・・感光層         17・・・保護層21・
・電荷発生層       23・・・電荷輸送層31
  帯電器         32・・・画像露光33
・・・現像液タンク      34・・・現像液35
・・・ポンプ         36・・・現像液供給
管37・・・現像電極        38・・・逆回
転ローラ39・・・転写紙         40・・
・転写用帯電器41・・・感光体         4
2・・・クリーニングローラ43・・・クリーニングブ
レード  44・・・除電光源5I・・・帯電器   
      52・・・画像露光53・・・現像液タン
ク      54・・現像液55・・・ポンプ   
      56・・現像液供給管57・・・現像液供
給口      58・・現像ローラ59・・・逆回転
ローラ      60・・・転写紙61・・・転写用
f電器      62・・・感光体63・・・クリー
ニングローラ   64・・クリーニングブレード65
・・・現像液供給管      66・・・現像液回収
管67・・・除電光源        71・・・現像
液タンク72・・・加熱器         73−°
゛発熱体75・・・現像液タンク      76・・
・配管77・・・熱(冷)媒入口      78・・
・熱(冷)媒出口81・・・放熱板         
82・・・配管83・・現像液流入口      84
・・・現像液流出口85・・・ファン 特許出願人  株式会社 リ コ − 代理人 弁理士  佐 1)守 雄 外1名□ノ 篤1図       帛3回 輸 胱 帛6凹 篤7園 (d) 帛7園(b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電子写真感光体に帯電及び露光により静電潜像を形
    成する工程及びその潜像を液体現像剤で現像する工程を
    含む湿式電子写真法において、前記現像剤を液温に応じ
    て加熱及び/又は冷却により温度制御することを特徴と
    する湿式電子写真法。
JP63022754A 1988-02-04 1988-02-04 湿式電子写真法 Pending JPH01200276A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2002287512A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Ricoh Co Ltd 液体現像剤の塗布装置、液体現像装置及び画像形成装置

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