JPH01238677A - 電子写真プロセス - Google Patents

電子写真プロセス

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JPH01238677A
JPH01238677A JP63066027A JP6602788A JPH01238677A JP H01238677 A JPH01238677 A JP H01238677A JP 63066027 A JP63066027 A JP 63066027A JP 6602788 A JP6602788 A JP 6602788A JP H01238677 A JPH01238677 A JP H01238677A
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JP
Japan
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photoreceptor
layer
ptc
parts
heating element
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JP63066027A
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English (en)
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Minoru Umeda
実 梅田
Tatsuya Niimi
達也 新美
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH01238677A publication Critical patent/JPH01238677A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/20Humidity or temperature control also ozone evacuation; Internal apparatus environment control
    • G03G21/203Humidity

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  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は電子写真プロセスに関し、詳しくは、子写真感
光体又は電子写真プロセスに特定の加熱手段を加味させ
た電子写真プロセスに関する。
〔従来技術〕
電子写真複写機又はプリンターなどで静電潜像の形成に
使用されている電子写真感光体は、大別して、(1)感
光層が例えば色素増感された酸化亜鈴、硫化カドミウム
又はセレン、セレン合金(Se−As合金、5e−Te
合金)などで代表される無機系電子写真感光体と、(2
)感光層がポリビニルカルバゾール(PVK)などの光
導電性樹脂、PVK−TNF(2,4,7−トリニトロ
フルオレノン)などの電荷移動錯体型、フタロシアニン
などを結着樹脂中に分散した顔料分散型、電荷発生物質
と電荷輸送物質とを組合せて用いる機能分離型で代表さ
れる有機系電子写真感光体とに区別けされる。
これら無機系、有機系電子写真感光体は、それぞれ長所
・短所をもち併せているが、近時は、安価、生産性、無
公害性、感光材料の選択性を利点とする有機系電子写真
感光体が多く採用されるようになってきている。
ところで、殊に後者の有機系電子写真感光体にカールソ
ンプロセスを適用した場合には、帯電性が低く、帯電保
持性が悪い(暗減衰が大きい)うえ、繰返し使用による
これら特性の劣化が大きく、画像上に濃度ムラ、カブリ
を生じさせ、また反転現像の際は地汚れを生じさせる欠
点を有している。加えて一般に、有機系電子写真感光体
は前露光疲労によって帯電性が低下する傾向が強い。
この前露光疲労は主に電荷発生材料が吸収する光によっ
て起こることから、光吸収によって発生した電荷が移動
可能な状態で感光層内に残留している時間が長い程、ま
た、その電荷の数が多い程、前露光疲労による帯電性の
低下が著しくなると考えられる。即ち、光吸収によって
発生した電荷が残留している状態で帯電操作をしても、
残留しているキャリアの移動で表面電荷が中和される為
、残留電荷が消費されるまで表面電位は上昇しない。従
って、前露光疲労分だけ表面電位の上昇が遅れることに
なり、見かけ上の帯電電位は低くなる。
こうした欠点に対して、有機系電子写真感光体にあって
は、導電性基体と電荷発生層との間にSiO,AQ20
3等の無機材料を蒸着、スパッタリング、陽極酸化など
の方法で設けたり、電荷発生層中にAQ203を含有さ
せたり(特開昭55−142354号公報に記載)、電
荷発生層中に金属粉末を含有させたりする(特開昭60
−214364号公報に記載)ことが知られている。ま
た、下引M(中間層)としてポリアミド樹脂(特開昭5
8−30757号、特開昭58−98739号などの公
報に記載)、アルコール可溶性ナイロン樹脂(特開昭6
0−196766号公報に記載)、水溶性ポリビニルブ
チラール樹脂(特開昭60−232553号公報に記載
)、ポリビニルブチラール樹脂(特開昭58−1065
49号公報に記載)などの樹脂を用いることも提案され
ている。
一方、無機系電子写真感光体にあっては、ドーピングさ
れる金属の量、種類などをいろいろ変えたり、合金成分
比をいろいろ変えたりして前記欠点の解消に努力がなさ
れている。
だが、電子写真感光体を繰返し使用した場合の帯電性、
電荷保持性の低下については、更には、感光体の種類を
問わず高温高湿度下では画像ボケ、画像ウス(濃度低下
)などを生じ、低温下での感光体の結露、低温低湿下で
の地汚れの発生などについては感光体自体の改善を待っ
ていたのではその低下をくい止めることは難しいのが実
情である。
そうした実情を配慮して、特開昭51−111338号
公報では、As2Se3感光体を室温より10〜30%
高くかつ40℃を超えない温度に維持することが提案さ
れており、これによれば疲労(暗減衰)の速度が緩速化
されるとしている。特開昭61−7843号公報では、
帯電性基体を面状発熱体として比較的低温で加熱するこ
とが提案されており、これによれば高温高湿下における
感光体の相対湿度を減少できると示している。また、特
開昭62−121482号公報では、感光体に温風、冷
風をふきつける方法が提案されており、これによれば低
温時の感光体への結露防止、高温時の感光体の劣化が防
止できるとしている。
だが、上記の手段で感光体又は感光層を加熱した場合に
は、加熱を開始してから所定温度に到達するまでの時間
がかかったり、発熱が一様でなく温度分布のムラがあっ
たりする等の問題点を有している。
〔目   的〕
本発明は、前記のごとき問題点を解消し、感光体の帯電
性、電荷保持性が常時望ましい状態に維持され良質の多
数枚コピーを得るのに効果的な電子写真プロセスを提供
するものである。
〔構  成〕
本発明は電子写真感光体に帯電、露光を施して静電潜像
を形成せしめる工程を含む電子写真プロセスにおいて、
(a)前記感光体を正の温度特性を有する抵抗体で加熱
する、又は、(b)前記感光体の導電性支持体の一部又
は全部が正の温度特性を有する抵抗体よりなっておりそ
の抵抗体で感光体を加熱することを特徴とする特許であ
る。
ちなみに、本発明者らは電子写真感光体に対して帯電性
劣化の欠点を解消すべく検討した結果、繰返し使用によ
って帯電性が低下したその感光体に特定の加熱処理を施
すことによって、繰返し使用前と同等の帯電電位の立上
りの遅れがない帯電特性を示すことを見い出した。更に
、本発明者らは、そうした現象を詳細に検討した結果、
繰返し使用によって帯電性が低下した感光体に暗所で加
熱処理を施す際、加熱温度が高いほど帯電性低下の改善
速度が速く、加熱時間が長いほどその効果が顕著である
ことも見い出した。そして、これら現象及び効果は無機
系、有機系のいずれも電子写真感光体にも認められるが
、有機系感光体の方に一層有効であることをも確めた。
本発明はかかる知見に基いてなされたものである。
従って、特に有機系感光体をそれを使用する画像形成装
置の中において前記効果を発現させることは、感光体の
帯電電位低下を防止あるいは回復する観点から有用であ
る。同時に、感光層材料が無機系であるか有機系である
かを問わず、高温高湿度下での感光体雰囲気の相対湿度
を下げ、画像濃度低下を防止し、更に、低温時の感光体
の結露防止が行なえ及び画像の地汚れを防止できる。
本発明電子写真プロセスを更に詳細に説明すると、本発
明においては、先に触れたように、感光体(導電性支持
体上に少なくとも感光層を設けた電子写真感光体)又は
感光層の温度制御を(、)正の温度特性を有する抵抗体
によって、又は、(b)導電性支持体の一部又は全部を
正の温度特性を有する抵抗体で形成しておきその抵抗体
によって行なおうとするものである。
ここにいう「正の温度特性を有する抵抗体」(以降r 
P T CJ と略記することがある)とは低い温度の
ときは抵抗値が小さく比較的大きな電流を流すことがで
き、電流が流れることによってPTC自体に生ずるジュ
ール熱によって温度が上昇し、温度がある一定値に達す
るとこのP CTは急激に高抵抗となって流れる電流を
抑制して発生するジュール熱を減少させ、温度を一定に
保持する作用を有するものと定義される。
例えば、チタン酸バリウム(BaTiO,)のPTCの
Baの一部をストロンチウム(Sr)又は鉛(pb)に
よって置換することによりキュリー温度が140〜21
0°Cとなり、このキュリー温度を作動温度として設定
温度に自己温制することが可能となるごとき性質を有す
るものである。
その他、このようなPTCには、チタン酸バリウムをは
じめとして、カーボン粉を用いたもの、セラミックに発
熱体をエツチングしたものなど多数が見出されている。
PTCを感光体の加熱源として用いた場合(前記(a)
の場合)、及び、PTCを感光体の導電性支持体として
又は導電性支持体中に用いて感光体の加熱源とした場合
(前記(b)の場合)には次のような利点がもたらされ
る。
■ 感光体の温度分布が均一となり、かつ、効果的加熱
が可能である。
■ 発熱線など用いない為、断線事故を生ずることがな
く、長寿命で信頼性が高い。
■ 設定温度に到達する時間が短い。
■ 自己温度調整機能を持っているため、複雑かつ高価
な温度制御装置が不要である。
そこで、まず前記(a)の電子写真プロセスから説明を
進めることとする。プロセス(a)に使用される感光体
は特定される訳でなくいろいろなタイプのものが適用し
うる。第1図は最も基本的な感光体を表わしており、導
電性基体ll上に感光層12が設けられたもの(但しこ
こでの感光層12は単層からなっている)、第2図(イ
)(ロ)は導電性基体ll上に電荷発生層121、電荷
輸送層122の積層からなる感光層12が設けられた感
光体、第3図は第1図又は第2図に示した感光体の感電
性基体11と感光層12との間に中間層13が設けられ
たタイプのもの、第4図(イ)(ロ)は第1図、第2図
又は第3図に示した感光体の感光層12上に保護層14
が設けられたタイプのものを表わしている。
導電性基体11としては、体積抵抗1010Ω■以下の
導電性を示すもの例えばアルミニウム、ニッケル、クロ
ム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの金属、酸化スズ
、酸化インジウムなどの金属酸化物を蒸着又はスパッタ
リングにより、フィルム状もしくは円筒状のプラスチッ
ク、紙に被覆したもの、あるいは、アルミニウム、アル
ミニウム合金、ニッケル、ステンレス等の板およびそれ
らをり、1..1.1.、抑出し、引抜き等の工法で素
管化後、切削、超イ1上げ、研摩等で表面処理した管等
を使用することができる。
感光層12が無機系のものにあっては、無定形Se、C
dS、ZnOなどをはじめ、5e−Te、Se−Te−
CQ、5e−Asなどの化学物乃至合金が代表例として
あげられ、これらは蒸着法やバインダー樹脂に分散した
かたちで形成されている。なお、前記バインダー樹脂は
後に記述する有機系感光層の形成で必要により用いられ
るバインダー樹脂と同じである。また、無機系感光層は
吸収波長の互いに異なる感光層の積層からなっていても
よい。
一方、感光層12が有機系のものにあっては、勿論、感
光層12は単層であってもかまわない。
先ず、積層タイプの有機系感光層(電荷発生層121及
び電荷輸送層122からなる)について述へると、電荷
発生層121は電荷発生物質を主材料とした層で、必要
に応じて、バインダー樹脂を用いることもある。
バインダー樹脂としては、ポリアミド、ポリウレタン、
ポリエステル、エポキシ樹脂、ポリケトン、ポリカーボ
ネート、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ポリビニルブ
チラール、ポリビニルホルマール、ポリビニルケトン、
ポリスチレン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリア
クリルアミドなどが用いられる。
電荷発生物質としては、例えば、シーアイピグメントブ
ル−25〔カラーインデックス(CI)21180) 
、シーアイピグメントブルー41 (C121200)
、シーアイアシッドレッド52(CI 45100)、
シーアイベーシックレッド3 (CI 45210) 
、さらに、ポルフィリン骨格を有するフタロシアニン系
顔料、カルバゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭53
−95033号公報に記載)、ジスチリルベンゼン骨格
を有するアゾ顔料(特開昭53−133455号公報に
記載)、トリフェニルアミン骨格を有するアゾ顔料(特
開昭53−132547号公報に記載)、ジベンゾチオ
フェン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−21728
号公報に記載)、オキサジアゾール骨格を有するアゾ顔
料(特開昭54−12742号公報に記載)、フルオレ
ノン骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−22834号
公報に記載)、ビススチルベン骨格を有するアゾ顔料(
特開昭54−17733号公報に記載)、ジスチリルオ
キサジアゾール骨格を有するアゾ顔料(特開昭54−2
129号公報に記載)、ジスチリルカルバゾール骨格を
有するアゾ顔料(特開昭54−17734号公報に記載
)、さらに、シーアイピグメントブルー16 (CI 
74100)等のフタロシアニン系顔料、シーアイバッ
トブラウン5 (CI 73410)、シーアイバット
ダイ(CI 73030)等のインジゴ系顔料、アルゴ
スカーレットB(バイオレット社製)、インダンスレン
スカーレットR(バイエル社製)等のペリレン系顔料、
スクエアリンク染料などが挙げられる。これら電荷発生
物質の中でもアゾ顔料が好適である。
これらの電荷発生物質は単独であるいは2種以上併用し
て用いられる。
バインダー樹脂は、電荷発生物質100重量部に対して
0〜100重量部用いるのが適当であり、好ましくは0
〜50重量部である。
電荷発生層121は、電荷発生物質を必要ならばバイン
ダー樹脂とともに、テトラヒドロフラン、シクロヘキサ
ノン、ジオキサン、ジクロルエタン等の溶媒を用いてボ
ールミル、アトライター、サンドミルなどにより分散し
、その分散液を適度に希釈して塗布することにより形成
できる。塗布は浸漬塗工法やスプレーコート、ビードコ
ート法などを用いて行なうことができる。
電荷発生層121の膜厚は0.01〜5μm程度が適当
であり、好ましくは0.1〜2μmである。
電荷輸送層122は、電荷輸送物質およびバインダー樹
脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、これを電荷発生層
121、導電性基体11又は中間層13上に塗布、乾燥
することにより形成できる。
また、必要により可塑剤やレベリング剤等を添加するこ
ともできる。
電荷輸送物質には、正孔輸送物質と電子輸送物質とがあ
る。
正孔輸送物質としては、ポリ−N−ビニルカルバゾール
およびその誘導体、ポリーγ−カルバゾリルエチルグル
タメートおよびその誘導体、ピレン−ホルムアルデヒド
縮合物およびその誘導体、ポリビニルピレン、ポリビニ
ルフェナントレン、オキサゾール誘導体、オキサジアゾ
ール誘導体、イミダゾール誘導体、トリフェニルアミン
誘導体、9− (p−ジエチルアミノスチリル)アント
ラセン、1,1−ビス−(4−ジベンジルアミノフェニ
ル)プロパン、スチリルアントラセン、スチリルピラゾ
リン、フェニルヒドラゾン類、α−フェニルスチルベン
誘導体、ベンジジン誘導体等の電子供与性物質が挙げら
れる。
電子輸送物質としては、たとえば、クロルアニル、ブロ
ムアニル、テトラシアノエチレン、テトラシアノキノン
ジメタン、2,4.7− トリニトロ−9−フルオレノ
ン、2,4,5.7−テトラニトロ−9−フルオレノン
、2,4,5.7−テトラニトロキサントン、2,4.
8− トリニドロチオキサントン、2,6.8−トリニ
トロ−48−インデノ[1,2−b]チオフェン−4−
オン、1,3.7−トリニトロジベンゾチオフエンー5
,5−ジオキサイドなどの電子受容性物質が挙げられる
これらの電荷輸送物質は単独で又は2種以上が混合して
用いられる。
バインダー樹脂としてはポリスチレン、スチレン−アク
リロニトリル共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体
、スチレン−無水マレイン酸共重合体、ポリエステル、
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共合重体、ポ
リ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ボリアリレート樹
脂、フェノキシ樹脂、ポリカーボネート、酢酸セルロー
ス樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルブチラール
、ポリビニルホルマール、ポリビニルトルエン、ポリ−
N−ビニルカルバゾール、アクリル樹脂、シリコーン樹
脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フェ
ノール樹脂、アルキッド樹脂等の熱可塑性または熱硬化
性樹脂が挙げられる。
溶剤としては、テトラヒドロフラン、ジオキサン、トル
エン、モノクロルベンゼン、ジクロルエタン、塩化メチ
レンなどが用いられる。
電荷輸送層122の厚さは5〜50μm程度が適当であ
る。
次に、有機系感光層12が単層構成(単層有機系感光層
)の場合について述べる。この場合も多くは電荷発生物
質と電荷輸送物質よりなる機能分離型のものが挙げられ
る。
即ち、電荷発生物質および電荷輸送物質には先に示した
化合物を用いることができる。
単層有機感光層は、電荷発生物質および電荷輸送物質お
よびバインダー樹脂を適当な溶剤に溶解ないし分散し、
これを塗布、乾燥することによって形成できる。また、
必要により、可塑剤やレベリング剤等を添加することも
できる。
バインダー樹脂としては、先に電荷輸送層122で挙げ
たバインダー樹脂をそのまま用いるほかに、電荷発生層
121で挙げたバインダー樹脂を混合して用いてもよい
単層有機感光層は、電荷発生物質、電荷輸送物質および
バインダー樹脂をテトラヒドロフラン、ジオキサン、ジ
クロルエタン、シクロヘキサノン等の溶剤を用いて分散
機等で分散した塗工液を浸漬塗工法やスプレーコート、
ヒートコートなどで塗工して形成できる。
単層有機感光層の膜厚は5〜50μm程度が適当である
また、電子写真感光体は、第3図及び第4図(ロ)にみ
られるように、導電性基体11と感光層12との間に中
間A?13を設けることにより、感光体としての効果を
いっそう向上させることが可能であり、また、接着性を
改良することもできる。
中間層13には、S10、Ag2O3等の無機材料を蒸
着、スパッタリング、陽極酸化などの方法で設けたもの
や、ポリアミド樹脂(特開昭58−30757号、特開
昭58−98739号などの公報に記載)、アルコール
可溶性ナイロン樹脂(特開昭60−196766号公報
に記載)、水溶性ポリビニルブチラール樹脂(特開昭6
0−232553号公報に記載)、ポリビニルブチラー
ル樹脂(特開昭58−106549号公報に記載)、ポ
リビニルアルコールなどの樹脂層を用いることができる
この中間層13にはZnO,TiO2、ZnSなどの顔
料粒子が適当量分散されていてもよく、また、中間層1
3としてシランカップリング剤、チタンカップリング剤
、クロムカップリング剤等を使用することもできる。
中間層13の膜厚は0〜5μmが適当である。
これまでにあげた感光体には、必要に応じて、その感光
層12上に保護層14が設けられる(第4図(イ)(ロ
))。
保護M14に使用される樹脂としてはABS樹脂、AC
8樹脂、オレフィン−ビニル共重合体樹脂、塩素化ポリ
エーテル、アリル樹脂、フェノール樹脂、ポリアセター
ル、ポリアミド、ポリアミドイミド、ボリアリレート、
ポリアリルスルホン、ポリブチレン、ポリブチレンテレ
フタレート、ポリカーボネート、ポリエーテルスルホン
、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリイ
ミド、メタクリル樹脂、ポリメチルペンテン、ポリプロ
ピレン、ポリフェニレンオキシド、ポリスルホン、ポリ
スチレン、AS樹脂、ブタジェン−スチレン共重合樹脂
、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン
、エポキシ樹脂等が挙げられる。
この保護層14には、耐摩耗性の観点から、添加剤とし
てポリテトラフロロエチレン樹脂、フッ素系樹脂、シリ
コーン樹脂を添加し、摩擦係数を下げ耐摩耗性並びに耐
傷化性の向上を図ることができ、また酸化チタン、酸化
錫、チタン酸カリウムの無機化合物を前記樹脂中に分散
しても耐摩耗性が向上する。
保護層14の膜厚は0.5〜10μm、好ましくは1〜
5μmである。
これまで編々述べてきた電子写真感光体は、既述のとお
り、程度の差こそあれ、高温湿時においては画像ボケ、
画像ウスなどが発生し、また、低湿時においては感光体
自体の結露、低温低湿時においては画像地汚れが発生す
る。そして、殊に、有機系感光体にあっては、繰返し使
用で帯電性の立ち上がりの遅れが認められる。
本発明プロセス(a)はかかる感光体を加熱(加温)す
る手段として正の温度特性を有する抵抗体が採用されて
いる。
プロセス(a)による加熱温度は室温以上、好ましくは
40℃以上、更に好ましくは50℃以上である。そうし
た加熱温度にすることで良好な帯電電位の改善が認めら
れ、また、高温であるは=20− ど前記改善の速度は速い。しかし、一方では、高温で加
熱する場合は感光層中の有機物質が酸化等の変質を生じ
たり、現像部のトナーの融解・固着等を引き起こす。従
って、このプロセス(a)による加熱温度は、感光体、
トナー等の構成材料によって多少の差異はあるが、15
0℃以下好ましくは120℃以下で加熱処理することが
望ましい。
ここで、このプロセス(、)によって実際に感光体を加
熱するには幾つかの方法が採用しうる。
第5図は加熱器2を感光体1内部に設けた例を示してい
る。第6図(イ)は加熱器2を感光体1内部であってそ
の感光体に近接して配設した例であり、第6図(ロ)は
そうした加熱器2が複数個設けられた例を示している。
第7図(イ)は感光体1の外部の適当なところに近接し
て加熱器2を配設した例であり、第7図(ロ)はそうし
た加熱器2が複数個設けられた例を示している。
加熱器2は少なくともPTC発熱体21と対向する二つ
の電極22とからなり、その形状は円筒状〔第8図(イ
)〕や板状〔第8図(ロ)〕など任意のかたちを採るこ
とができる。また、電圧の印加は、第8図(イ)(ロ)
にみられるようにPTC発熱体21の長手方向に行なっ
ても、第9図(イ)(ロ)にみられるようにPTC発熱
体の厚味方向に行なってもよい。
また、加熱器2は、第10図に示されているような、加
熱空気を送風する手段を有しているものであってもよい
。第10図において、23は送風機、211はPTC発
熱体の貫通孔、241及び242は電源であり、矢印は
PTC発熱体の貫通孔211から感光体ILこあてられ
る加熱空気を表わしている。
次に、本発明プロセス(b)について説明すると、この
プロセス(b)においては感光体の一部である感電性支
持体に特徴がもたされている。
第11図(イ)はこのプロセス(b)で用いられる代表
的な導電性支持体11bの断面を示しており、PTC発
熱体21bを基体としその上に絶縁層31゜導電層41
が積層された構成を有している。従って、感光体は導電
層41上に更に第1〜4図に示したような感光層12が
設けられており、必要に応じて中間層13、保護層14
なども設けられている。
図中、E工、E2は電極、242は電源である。
PTC発熱体21bには、先に触れたように、チタン酸
バリウムをはじめとして、カーボン粉を用いたものやセ
ラミック発熱体をエツチングしたものなどが使用できる
。ただし、焼成して得られたセラミック類は必ずしも機
械的特性を満足するものでないため、PTC発熱体21
bには、特開昭56−123581号公報に開示されて
いるようなPTC特性を有するセラミック粒子を結着材
に分散した発熱体を使用することも有効である。電極E
工、82間に電圧を印加するとPTC発熱体21bが発
熱する。
PTC発熱体21b表面には導電性が付与され(導電層
が形成され)感光層が設けられる訳であるが、この第1
1図(イ)の例においては、PTC発熱体21b表面に
直接導電層41が形成されていると、印加電圧がPTC
発熱体21bに十分かからなくなる。このため、PTC
発熱体21bと導電層41との間に絶縁層31が設けら
れている。
絶縁層31としては絶縁性樹脂等が良好に用いられ、キ
ャスティング、ホントメルト、蒸着、CVD等の方法で
設けられ、あるいは熱収縮チューブとして設けられる。
また、この絶縁性樹脂中に5in2、AQ203等の無
機物粒子を添加しても良好である。導電層41としては
、体積抵抗1010Ω印以下の導電性を示すもの、例え
ば、蒸着、スパッタリング等の方法で、アルミニウム、
ニッケル、クロム、ニクロム、銅、銀、金、白金などの
金属層、酸化スズ、酸化インジウム等の金属酸化物層あ
るいは、カーボンや金属粒子を混入した導電性塗料層と
して設けることができる。
また、電極E□及びE2にもこれらの導電層41と同様
なものが用いられる。
第11図(ロ)はPTC発熱体21bの電極E3. E
4をPTC発熱体21bの厚さ方向に設けた例である。
第11図(ロ)の導電性支持体においては絶縁層31を
省略して更に、電極E3と導電層41とを同一物質で形
成することも可能である。ただし、この場合、電極E3
が共通端子となるべく(図示せず)、電極E3.84間
に電圧を印加することが肝要である。
第12図(イ)は、絶縁性基体51の上にPTC発熱体
21bを設け、その上に絶縁層31を介して導電層41
を設けたタイプの導電性支持体の例である。PTC発熱
体21bには電極E1、E2によって長手方向に電圧が
印加される。
絶縁性基体51としては、ポリスチレン、ポリエチレン
、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリフェニレンオ
キサイド、ポリサルフオン、ボリアリレート、ポリフェ
ニレンスルフィド、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂;フ
ェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミン・
フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂等の熱硬化樹脂等が用いら
れる。また、アルミニウム、アルミニウム合金、ニッケ
ル、ステンレス、銅、真鍮等の導電性基体上に前記の絶
縁層31の如き絶縁層を設けたものも絶縁性基体51と
して使用できる。
第12図(ロ)は、導電性基体51上にPTC発熱体2
1b、電極E3、絶縁層31、導電層41を順次積層し
た導電性支持体の例であり、導電性基体51と電極E3
とによりPTC発熱体21bの厚さ方向に電圧が印加さ
れる。ここでも、第11図(ロ)と同様な方法によって
絶縁層31を省略することが可能である。
導電性基体51としては、アルミニウム、アルミニウム
合金、ニッケル、ステンレス、銅、真鍮等の導電体が用
いられる。また、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリア
セタール、ポリプロピレン、ポリフェニレンオキサイド
、ポリサルフオン、ボリアリレート、ポリフェニレンス
ルフィド、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂;フェノール
樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、メラミン・フェノー
ル樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、不飽
和ポリエステル樹脂等の熱硬化樹脂などに、カーボン、
金属粒子等を分散したものや、あるいは、これらの樹脂
基体表面に導電層41のごとき導電性層を設けたものも
導電性基体51として使用できる。
第13図(イ)は、導電性基体51の裏面に絶縁層31
を介してPTC発熱体21bを設けた導電性支持体の例
であり、導電性基体51の表面には感光層(図示せず)
が設けられる。
導電性基体51の裏面が絶縁性である場合には絶縁層3
1は設けなくてもよい。
第13図(ロ)に示した導電性支持体は導電性基体51
の裏面に、厚さ方向に電圧印加されるようにPTC発熱
体21bを配した例である。ここでも第11図(ロ)と
同様な方法によって絶縁層31を省略することが可能で
ある。
その他、PTC特性を有するセラミック粒子を導電性基
体内に充填(サンドインチ)したもの(特開昭57−2
4974号公報に記載)も本発明での導電性支持体とし
て使用できる。
即ち、第14図(イ)に示した導電性支持体は、絶縁性
基体511と512との間にPTC発熱体21bが充填
(サンドインチ)されており、電極E1及びE2により
長手方向に電圧が印加されるようになっている。
第14図(ロ)に示される導電性支持体は導電性基体5
11.512間にPTC発熱体21bがサンドイッチさ
れており、それら導電性基体511及び512によって
厚さ方向に電圧印加されるようになっている。ここでも
、第11図(ロ)と同様、絶縁層31を省略することが
可能となる場合がある。
このプロセス(b)における導電性支持体上には少なく
とも感光層が形成され、必要に応じて、中間層及び/又
は保護層が形成されるが、これら感光層、中間層及び保
護層は先にプロセス(a)で触れたそれら各層と何等異
なっていない。
なお、前記プロセス(b)におけるPTCを有する導電
性支持体は、PTC自体が可撓性に乏しいため円筒状に
形成し、この上に感光層などを形成し、ドラム状感光体
として使用することが望ましい。なお、ドラムの電極(
El、 E2゜E3.E4)から電源への導通は導電性
刷子等で行なうのが良好である。
こうした電子写真プロセス(a)又は(b)で感光体(
殊に有機系電子写真感光体)を加熱するには、加熱温度
は室温以上、好ましくは40℃以上、更に好ましくは5
0℃以上であると良好な帯電電位の改善が認められ、こ
れ以上の温度で加熱処理することが望ましい。また、高
温である程、改善の速度は速い。しかし、一方では、高
温で加熱する場合は、感光層中の有機物質が酸化等の変
質を生じたり、現像部のトナーの融解・固着等を引き起
こす。従って、本発明による加熱温度は、感光体、トナ
ー等の構成材料によって多少の差異はあるが、150℃
以下、好ましくは120℃以下で加熱処理することが望
ましい。
画像形成装置の中で、電子写真感光体を加熱するに際し
て、加熱温度が比較的低温(90℃以下、好ましくは7
0℃以下)である場合は感光体加熱時にも感光体を使用
して差つかえないが、それ以上の温度で回復処理を施す
場合は、感光体加熱時の使用はできないように設定した
方がよい。
また、感光体の加熱温度が高温である場合(70°C以
上、好ましくは90℃以上)、回復効果も短時間で生ず
るか、このように高温で加熱した場合、トナーが感光体
上に融着したりする為、感光体を使用する前に所定温度
(使用に差つかえない温度)まで冷却する必要がある。
熱論、この高温加熱処理時においては感光体を使用でき
ないように設定すべきである。
この他しこ、冷却手段の使用例として、加熱手段の作動
時に感光体温度が上昇しすぎる危険性のある場合に、加
熱手段と同時に冷却手段も作動させ、過熱防止を目的と
して使用することも可能である。
冷却手段としては、冷却空気をふきつける方法(特開昭
62−121482号公報に記載)、冷媒を用いる方法
等が用いられるが、これらに限定されることはない。
ただし、感光体の温度を室温以下に下げると結露を生じ
るため好ましくない。
なお、これら電子写真プロセス(a)又は(b)の加熱
手段で実際にどの程度の温度に感光体を加熱するかは、
感光体を構成する物質の融点、ガラス転移点、分解点な
どより自ずから限定されることは勿論である。
次に実施例及び比較例を示す。ここでの部はすべて重量
基準である。
実施例1 外径40an、長さ250mnのアルミニウムシリンダ
ー上に下記組成からなる塗工液を順次、塗布・乾燥して
、電荷発生層(約0.2μm厚)及び電荷輸送層(約2
0μm厚)を形成した。
(1)電荷発生層塗工液 下記構造式で表わされる電荷発生物質    2部シク
ロへキサノン             150部2−
ブタノン                50部(2
)電荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   100部テ
トラヒドロフラン            800部こ
のようにして作成した積層型感光体をレーザープリンタ
ー(リコー社製pcレーザー6000)に搭載し、帯電
直後の感光体の表面電位が測定できるように表面電位計
のプローブをセットした。また、第6図に示した方法で
感光体内部にPTC加熱器をセットし、感光体の温度が
45部2°Cになるように1くラム内側に温度センサー
をセットした。このプリンターを用いて連続3000枚
のプリントを行なった。この時の環境条件は10℃−1
0% 20℃−60% 30℃−85% の通りである。結果をまとめて表−1に示す。
比較例1 実施例1と同じ感光体を用い、ただし実施例1と同じ環
境条件下であるがPTC加熱器を作動させなかった以外
はまったく同じにして連続3000枚のプリントを行な
った。結果をまとめて表−1に示す。
表−1 実施例2 外径40nwn、長さ250 mnのアルミニウムシリ
ンダー上に下記組成からなる塗工液を順次塗布・乾燥し
、中間層(約3μm厚)、電荷発生層(約0.3μm厚
)及び電荷輸送層(約22μm厚)を形成した。
(1)中間層塗工液 二酸化チタン              10部トル
イレン−2,4−ジイソシアネート    0.2部2
−ブタノン              100部トル
エン                 60部(2)
電荷発生層塗工液 チタニルフタロシアニン          2部シク
ロへキサノン             80部テトラ
ヒドロフラン           100部(3)電
荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質 テトラヒドロフラン           800部こ
のようにして作成した有機感光体をレーザープリンター
(リコー社製PCレーザー6000)に搭載し、実施例
1と同様な方法で表面電位計をセットした。また、実施
例1と同様にPTC加熱器をドラム内部にセットした。
レーザープリンターの始動時(ウオーム・アップ時)に
感光体を100℃に5分間加熱した。その後すぐに、別
に設けたファンで空気(室温)をシリンダー内部へ送風
し、50℃になったところでプリントを開始した。プリ
ント連続500枚おこなったところで再び前記と同じよ
うに100℃まで加熱→50℃まで冷却のサイクルを連
続6回行ない3000枚のプリントを行なった。
このものの評価は第15図に示したとおりである。
比較例2 実施例2と同じ感光体を用い、ただしPTC加熱器及び
冷却用ファンを作動させなかった以外は実施例2とまっ
たく同じにして3000枚のプリントを行なった。この
ものの評価は第15図に示したとおりである。
実施例3 アルミニウム導電層を有するポリエチレンテレフタレー
トフィルム上に、下記組成からなる塗工液を順次塗布・
乾燥し、電荷発生層(約0.2μm厚)及び電荷移動層
(約18μm厚)を形成した。
(1)電荷発生層塗工液 下記構造式で表わされるトリスアゾ顔料   2部シク
ロヘキサノン             150部2−
ブタノン               50部(2)
電荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   90部下記
構造式の電荷輸送物質        90部塩化メチ
レン              900部次に、この
電子写真感光体に導電層塗工およびベルト接合を行ない
実装用の感光体とした。
この有機感光体をレーザープリンター(リコー社製LP
4080)に搭載し、帯電直後の感光体表面電位が測定
できるように表面電位計のプローブをセットした。また
、感光体表面に50℃の温風をふきつけられるように、
クリーニング部と帯電部との間に第10図に示すPTC
加熱器を設置し、表面電位が一700ボルト以下に低下
した場合に、このPTC加熱器が10分間作動するよう
な設定とした。このように設定した複写機を、20℃−
60%の環境下で3000枚の連続プリントを行なった
。ただし、ファン作動時もプリントを行なった。このも
のの評価は第16図に示したとおりである。
比較例3 感光体表面に温風をふきつけなかった以外は実施例3と
まったく同様に画像形成を行なった。
これの評価は第16図に示したとおりである。
実施例4 外径80mm、長さ340mmのアルミニウムシリンダ
ー上に下記組成の塗工液を順次塗布・乾燥し、電荷輸送
層(約20μm厚)、電荷発生層(約0゜3μm厚)及
び保護層(約3μm厚)を形成した。
(1)電荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   80部(以
下余白) (2)電荷発生層塗土液 下記構造式で表わされるジスアゾ顔料    3部トル
イレン−2,4−ジイソシアネート    0.1部シ
クロへキサノン            100部テト
ラヒドロフラン           200部(3)
保護層塗工液 導電性チタン(三菱金属社製)100部トルエン   
             240部ブタノール   
            60部からなる混合物をボー
ルミルで72時間分散し、溶媒比はそのままで1重量%
まで希釈したもの。
このようtこして作成した有機感光体をリコー社製複写
機(リコピーFT5510)に搭載し、帯電直後の感光
体の表面電位が測定できるように表面電位計のプローブ
をセットした。また、感光体の内側にPTC加熱器を感
光体温度が常に55±2℃となるように設定しセットし
た。
この複写機を用いて実施例1と同じ環境下で5000枚
の連続コピーを行なった。結果をまとめて表−2に示す
比較例4 PTC加熱器を作動させなかった以外はすべて実施例4
と同様にしてプリントを行なった。
これの結果をまとめて表−2に示す。
表−2 実施例5 外径80 nwn、長さ340画のアルミニウムシリン
ダー上に下記組成からなる塗工液を順次塗布・乾燥して
中間層(約0.3μm厚)、電荷発生層(約0.2μm
厚)及び電荷輸送層(約20μm厚)を有する電子写真
感光体を作成した。
(1)中間層塗工液 水                       1
50部メタノール                2
00部(2)電荷発生層塗工液 シクロヘキサン              160部
2−ブタノン               40部(
3)電荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   100部テ
トラヒドロフラン           800部この
有機感光体を複写機(リコー社製すコピ−FT5510
)を負帯電用に改造したものに搭載し、感光体内部にP
TC発熱体をセットした。
また、感光体の帯電電位検出手段として、特公昭54−
32573号公報に開示されている磁気刷子による誘導
電圧測定法を用いた。このレーザープリンターを帯電電
位が一700ボルト相当に低下した場合に加熱手段が作
動し、感光体温度を120℃で5分間保った後、別に設
けた冷却ファンで感光体内部へ送風し、55℃まで冷却
するように制御した。ただし、この加熱及び冷却の間は
プリントできないような設定をした。また、実験のため
、帯電直後の感光体の表面電位が測定できるように表面
電位計のプローブをセントした。
この複写機によって各温湿度環境下(10℃−10%、
20°C−60%、30°C−85%)でランニングテ
ストを行ない、5000枚目の画像を評価した。
この評価をまとめて表−3に示す。
比較例5 PTC加熱器及び冷却用ファンを作動させなかった以外
は実施例5とまったく同様にしてランニングテストを行
なった。その評価をまとめて表−3に示す。
表−3 44一 実施例6 BaTiO,系PTCセラミック粒子350部とパイレ
ックスガラス粉末250部とをよく混合し、管状成形容
器中で1200℃に加熱し、円筒状基体を得た。この基
体表面を研磨して平滑な表面に仕上げた。この上に アルミナ粉末               10部ト
ルエン                 100部4
−メチル−2−ペンタン         60部から
なる塗工液を塗布・乾燥して約3μm厚の絶縁層を形成
し、この絶縁層の上に真空蒸着法によりアルミニウムの
導電層を設けた。
このようなシリンダー上に、下記組成の塗工液を順次塗
布・乾燥して電荷発生層(約0.3μm厚)及び電荷輸
送層(約20μm厚)を形成した。
(1)電荷発生層塗工液 実施例3で用いたのと同じトリスアゾ顔料  2部ポリ
ビニルブチラール          0.3部(種水
化学工業社製エスレックBL−1)シクロへキサノン 
           150部2−ブタノン    
           50部(2)電荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   100部テ
トラヒドロフラン           800部また
、このPTCを含むシリンダー基体の両側端面に、アル
ミニウム粉末を含む導電性塗料を用いて電極を形成した
このように作成した有機感光体をリコー社製レーザープ
リンター(リコーPCレーザー6000)に搭載し、帯
電直後の感光体の表面電位が測定できるように表面電位
計のプローブをセットした。また、感光体温度が常に4
2部2°Cとなるように導電性支持体への電圧印加をオ
ン−オフにより制御した。
このプリンターを用いて10℃−20%、25℃−60
%、308C−90%の環境下で連続して3000枚の
プリントを行なった。これの評価は表−4のとおりであ
った。
比較例6 PTCを有する導電性支持体に電圧を印加しなかった以
外はすべて実施例6と同様にしてプリントを行なった。
これの評価は表−4のとおりであった。
表−4 実施例7 実施例6において用いたプリンターを、感光体の帯電電
位が一700ボルトより低下した場合にPTCを含む導
電性支持体へ電圧印加し、100℃に7分間保つように
作動させた。この後すぐに、別に設けたファンで室温の
空気を感光体表面にふきつけ、55℃迄冷却したところ
でプリントを再開するよう設定した(なお、加熱時及び
冷却時にはプリントできないようにした)。
このようにセットしたプリンターを用いて25°C−6
0%の環境下で4000枚のプリントを行なった。測定
した表面電位を第17図に示す。
比較例7 実施例7においてPTCを有する導電性支持体に電圧を
印加しなかった以外はすべて実施例7と同様にしてプリ
ントを行なった。測定した表面電位を第17図に示す。
実施例8 BaTiO:、系PTCセラミック粒子を無機接着材(
東亜合成化学社製アロンセラミンク)液中に混合し、乾
燥時に75重量%占めるように液を調合した。この分散
液をアルミニウムシリンダー内壁に塗布し、150℃で
加熱硬化させた。更にこの内壁にカーボンを主成分とす
る導電塗料によって電極を形成した。
このようにして作成したPTCを有する導電性支持体上
に下記組成の塗工液を順次塗布・乾燥して中間層(約3
μm厚)、電荷発生層(約0.3μm厚)及び電荷輸送
層(約18μm厚)を形成した。
(1)中間層塗工液 トルエン60部の代りに4−メチル−2−ペンタン60
部を用いた以外はすべて実施例2と同じ組成のもの(2
)電荷発生層塗工液 実施例1で用いたのと同じ電荷発生物質  2部シクロ
へキサノン            160部テトラヒ
ドロフラン           40部(3)電荷輸
送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   40部N−
(−@−CH,)3 テトラヒドロフラン           800部こ
のように作成した有機感光体をリコー社製レーザープリ
ンター(リコーpcレーザー6000)に搭載し、帯電
直後の感光体の表面電位が測定できるように表面電位計
のプローブをセットした。また、PTCを有する導電性
支持体に電圧を印加し、レーザープリンターの始動時(
ウオームアツプ時)にのみ感光体が60℃に加熱される
ように設定した。
上記のごとく設定したプリンターを常温常湿下(25°
C−60%)で、始動(10分)→500枚連続プリン
ト→休止(10分)のサイクルモードで3000枚のプ
リントを行なった。測定した表面電位を第18図に示す
比較例8 PTCを有する導電性支持体に電圧を印加せず、かつ、
冷却用ファンを作動させなかった以外はすべて実施例8
と同様にしてプリントを行なった。測定した表面電位を
第18図に示す。
実施例9 実施例8で用いたと同じBaTiO3系PTCセラミッ
ク粒子と無機接着材との分散液をアルミニウムシリンダ
ー上に塗布・乾燥して硬化させた。
この上に導電性熱収縮ポリエチレンテレフタレートチュ
ーブを用いて電極を設けた。更しここの上に、実施例6
で用いたと同じ絶縁層塗工液を塗布・乾燥して厚さ約5
μmの絶縁層を設けた後、真空蒸着法でニクロムの導電
層を形成した。
このシリンダー上に下記組成の塗工液を順次塗布・乾燥
して電荷輸送層(約20μm厚)、電荷発生層(約0.
3μm厚)及び保護層(約4μm厚)を形成した。
=51− (1)電荷輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   80部テト
ラヒドロフラン           800部(2)
電荷発生層塗工液 実施例5で用いたのと同じジスアゾ顔料   3部トル
イレン−2,4−ジイソシアネート   0.1部シク
ロへキサノン            100部テトラ
ヒドロフラン           200部(3)保
護層塗工液 実施例4と同じ組成のもの このようにして作成した有機感光体を複写機(リコー社
製すコピーFT5510)に搭載し、感光体の帯電電位
検出手段として、特開昭54−61938号公報に記載
されている基準像を露光・現像してトナー濃度から帯電
電位を求める方法を採用した。
この複写機を帯電電位が+680ボルト相当に低下した
場合に加熱手段を90°±5℃に保つようbこ10分間
作動させた。この後すぐに、別に設けたファンで室温の
空気を感光体表面にふきつけ、55℃迄冷却したところ
で複写を再開するように設定したくなお、加熱時及び冷
却時にはコピーできないようにした)。また、実験の為
、帯電直後の感光体の表面電位が検出できるように表面
電位計のプローブをセットし、実施例6と同じ環境下で
5000枚のコピーを行なった、これの評価を表−5に
示す。
比較例9 発熱体及び冷却用ファンを作動させなかった以外はすべ
て実施例9と同様にしてコピーを行なった。これの評価
を表−5に示す。
表−5 実施例10 実施例9において用いたものと同じ複写機を用いて、感
光体温度が常に40°±2℃となるように、PTC&有
する導電性支持体への電圧印加を制御した。
この複写機を用いて25℃−60%の環境下で連続50
00枚のコピーを行なった。
測定した表面電位を第19図に示す。
実施例11 実施例10において、感光体温度を56″±2℃に変更
した他はすべて実施例10と同様にしてコピーを行なっ
た。
測定した表面電位を第19図に示す。
比較例10 PTCを有する導電性支持体に電圧を印加しなかった以
外はすべて実施例10と同様にしてコピーを行なった。
測定した表面電位を第19図に示す。
実施例12 第20図(イ)に示す大径の中空円筒体及び第20図(
ロ)に示す小径の中空円筒体をともにガラス繊維30%
混入した液晶ポリマー(ポリプラスチックス社製ベクト
ラA130)の射出成形により作成した。一方、第20
図(ハ)に示したような、前記円筒体の端面用のフタを
炭素繊維30%混入した液晶ポリマー(ベクトラA23
0)で作成し電極とした。
これら大径、小径2本の円筒体間にBaTi0.系PT
Cセラミック粒子を充填し、両端を前記電極第20図(
ハ)のもので塞ぎPTCに対して長手方向に電圧を印加
できるようにした。
次いで、このように作成した円筒体表面に真空蒸着法で
ニクロムの導電層を設けた。
このニクロムの導電層上に下記組成の塗工液を順次塗布
・乾燥して中間層(約0.3μm厚)、電荷発生層(約
0.2μm厚)及び電荷輸送層(約20μm厚)を形成
した。
(1)中間層塗工液 実施例5と同じ組成のもの (2)電荷発生層塗工液 下記構造式で表わされるジスアゾ顔料    2部シク
ロへキサノン            160部2−ブ
タノン              40部(3)電荷
輸送層塗工液 下記構造式で表わされる電荷輸送物質   80部=5
6− チトラヒドロフラン           800部こ
のように作成した有機感光体をリコー社製複写機(リコ
ピーFT5510)を負帯電用に改造したものに搭載し
、帯電直後の感光体の表面電位が測定できるように表面
電位計のプローブをセットした。また、感光体の表面電
位が一750ボルトより低下した場合に、PTCを有す
る導電性支持体に電圧を印加し感光体が52部3℃に1
0分間加温されるよう設定した。ただし、感光体加熱時
もコピーを継続した。
この複写機を用いて実施例6と同じ環境下で連続500
0枚のコピーを行なった。これの評価を表−6に示す。
比較例11 PTCを有する導電性支持体に電圧を印加しなかった以
外はすべて実施例12と同様にしてプリントを行なった
これの評価を表−6に示す。
表−6 〔効  果〕 本発明プロセスによれば次のような効果がもたらされる
i)感光体が均一かつ効率良く加熱することができる。
h)加熱時の温度立上がりが早い。
1ii)低温時の感光体の結露および画像地汚れを防止
できる。
■)高温湿度下で感光体雰囲気の相対湿度を下げ、画像
ボケ、画像濃度低下を防止できる。
■)特に、有機系感光体の帯電性を改良することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図までは本発明プロセスに適用される電
子写真感光体の代表的な6例である。 第5図から第10図まではPTC加熱器によって感光体
を加熱する方法を説明するための図である。 第11図から第14図まではPTC発熱体を設けた導電
性支持体の例を表わした図である。 第15図から第19図までは本発明プロセス及び比較プ
ロセスの評価を表わしたグラフである。 第20図はPTCを有する導電性支持体の一例を製造す
るための部品の斜視図である。 1 感光体     11  導電性基体12  感光
層     13・・中間層14・・保護層     
121・・・電荷発生層122・電荷移動層 =59− 沁 12目(了) 市I3図(1) 昂131(ロ) 焔141¥1(1) 第14図 (ロ) プリント&政(放) プリント放@(救) プリント教@(8) プリントベ斂(おJ 躯旧llB1浬≧ 昭和63年5月l16日 昭和63年特許願第66027号 2、 発明の名称 電子写真プロセス 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 (674)  株式会社 リ コ − 代表者  浜  1)   広 4、代理人 東京都千代田区麹町4丁目5番地(〒102)(1) 
 明細書の「発明の詳細な説明」の欄”” ”  ” 
7=t’+’へ 6、 補正の内容 (1)明細書第1頁下から2行の「子写真」をIi′電
子写真」と訂正する。 (2)  回書第2頁下から6行の「区別けされるJを
「区別される」と訂正する。 (3)同書第9頁1行のrPCTJを[1TCjと訂正
する。 (4)  同書第26頁8行及び13行の「51」をと
もに[i’52jと訂正する。 (5)  同書第27頁4行の「51」 を「52」と
訂正する。 (6)  同書第29頁3行のr511」を[m521
j 、 m512jを[i’522」とそれぞれ訂正す
る。 (7)  同書第35頁下から5行の「パイロン」を「
バイロンJと訂正する。 (8)  回書第50頁12行の「4−メチル−2−ペ
ンタン」を「4−メチル−2−ペンタノン」と訂正する
。 (9)  図面のうち、第9図(イ)、第9図(ロ)、
第12図(イ)及び第14図(イ)を別添のとおり訂正
する。 7. 添付書類の目録 図   面              1通年97(
−1’) テB 12間(了) ガ)14間 (イ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、電子写真感光体に帯電、露光を施して静電潜像を形
    成せしめる工程を含む電子写真プロセスにおいて、該感
    光体を正の温度特性を有する抵抗体で加熱することを特
    徴とする電子写真プロセス。 2、電子写真感光体に帯電、露光を施して静電潜像を形
    成せしめる工程を含む電子写真プロセスにおいて、該感
    光体の導電性支持体の一部又は全部が正の温度特性を有
    する抵抗体よりなっておりその抵抗体で該感光体を加熱
    することを特徴とする電子写真プロセス。
JP63066027A 1988-03-19 1988-03-19 電子写真プロセス Pending JPH01238677A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6110629A (en) * 1998-05-14 2000-08-29 Canon Kabushiki Kaisha Electrophotographic, photosensitive member and image forming apparatus
US6122467A (en) * 1998-05-14 2000-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus using an amorphous silicon photosensitive member having a thin cylinder
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JPS6169087A (ja) * 1984-09-13 1986-04-09 Canon Inc 感光体ドラム

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