JPH0119982Y2 - - Google Patents

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JPH0119982Y2
JPH0119982Y2 JP1980109724U JP10972480U JPH0119982Y2 JP H0119982 Y2 JPH0119982 Y2 JP H0119982Y2 JP 1980109724 U JP1980109724 U JP 1980109724U JP 10972480 U JP10972480 U JP 10972480U JP H0119982 Y2 JPH0119982 Y2 JP H0119982Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、一列にパチンコ機を流下させる導出
樋の途中に、パチンコ球を流下させたり停止させ
る流下阻止装置を設けたパチンコ球の流下制御装
置に関する。
〈従来の技術〉 パチンコ球が一列となつて流下する樋の途中に
パルス発生器とストツパとを設け、樋を通過する
パチンコ玉をパルス発生器が検出し、予め定めら
れた予定数に達すると電源を切断してストツパに
よりパチンコ玉の流下を遮断する考案が実開昭52
−23281号公報に記載されている。
また、パチンコ球が一列となつて流下する樋の
途中にスプロケツトと閉塞片とを設け、スプロケ
ツトが一回転すると閉塞片により樋を閉塞してパ
チンコ球の流下を阻止するようにした考案が実公
昭48−25573号公報に記載されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、上記した従来のものはパチンコ球の流
下勢が速いと、パチンコ球の流下を阻止すべく、
阻止片を導出樋内に突出させるタイミングが合わ
せずらく、阻止片を正確に作動させることができ
ないので、パチンコ球の流下数が不規則となつて
いた。また、流下勢が強くなつてしまい、阻止片
を破損するおそれがあり、故障の原因となつた
り、構造の大型化及び複雑化につながる原因とな
つていた。
そして、実公昭48−25573号公報に記載されて
いるスプロケツトを有する構成においては、スプ
ロケツトの回転を適当な速度に調節するための回
転抑制体を設けているが、この構成においては常
時回転抑制体が作用しているのでパチンコ球の流
下勢が常に一定な速度となつてしまい、パチンコ
球の高速な排出をすることができないし、電気的
に自由に流下勢を制御することも出来ない。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は上記に鑑み提案されたもので、パチン
コ球が流下する導出樋の途中に設けられ、該導出
樋の内部をパチンコ球が流下可能な第1状態と流
下不能な第2状態とに変換設定する阻止部材を有
する流下阻止装置と、前記導出樋内を流下するパ
チンコ球を1個宛に検出して検出信号を発生する
検出手段と、前記流下阻止装置より上流側の導出
樋に設けられ、当該導出樋内を流下するパチンコ
球の流下状態を調整する流下状態調整手段と、予
め設定された特定の条件が達成されると前記流下
状態調整手段の作動により導出樋内を流下するパ
チンコ球の流下状態を適正に調整させるととも
に、前記検出手段の検出信号を計数して予め設定
された所定数になつたことにより、前記流下阻止
装置の阻止部材を前記第2状態に変換設定してパ
チンコ球の流下を停止させる電気的制御装置とを
備えたことを特徴とするものである。
〈実施例〉 以下、本考案のパチンコ球の流下制御装置をパ
チンコ機の賞球排出装置に利用した場合について
説明する。
パチンコ機1は、第1図で示すように、額縁状
の前面枠2に供給皿3、発射操作ダイヤル4及び
受皿5等を設け、前面枠2の窓部を塞ぐようにし
て設けた遊技盤6の表面にはガイドレール7で囲
まれた遊技部8を設ける。そして該遊技部8内に
は無数の障害釘(図示せず)、特別入賞口9、中
央入賞装置10、変動入賞装置11等を設ける。
遊技者が供給皿3に打球を供給し、発射操作ダ
イヤル4を操作すると、打球発射装置12が作動
して発射杆13が供給皿3内の打球を1個宛発射
する。発射した打球はガイドレール7を介して遊
技部8内へ入り障害釘に当りながら流下する。そ
して流下する途中で打球が特別入賞口9へ入ると
該打球は第1入賞球樋14aに導かれて第1入賞
検出器15aを作動し中央入賞装置10へ入ると
第2入賞球樋14bに導かれて第2入賞検出器1
5bを作動し、変動入賞装置11へ入ると該変動
入賞装置11を打球が入り易い状態に変換した
後、第3入賞球樋14cに導かれて第3入賞検出
器15cを作動する。なお、いずれの入賞口にも
入賞しないアウト口16から遊技盤6の裏側へ排
出する。
第1乃至第3入賞検出器15a,15b,15
cが作動すると入賞信号を発生し、遊技盤6の裏
側に設けた電気的制御装置17へ伝送する。この
信号を受信した電気的制御装置17は打球の入賞
態様を判別し、遊技盤6の裏側に設けた賞球排出
装置18を作動して該入賞態様に対応する数の賞
球をパチンコ機前面の供給皿3或は受皿5へ排出
する。
賞球排出装置18は、遊技盤6の裏側上方に設
けた貯留タンク19から延設した排出樋21をパ
チンコ機前面の供給皿3及び受皿5に接続する。
第2図で示す賞球排出装置18の一例は、貯留タ
ンク19内の打球を1列に整列しながら導出する
導出樋20の縦方向部分20′に流下阻止装置2
2を設けると共に、該流下阻止装置22の上流側
には打球の流下状態を調整する流下状態調整手段
23を設ける。この流下状態調整手段23は、第
2図で示すように例えば導出樋20に臨むスプロ
ケツト29とモータ31とから成る。
そして、流下阻止装置22の近くには打球の流
下を検出して検出信号を発生する検出手段24を
臨ませる。尚、この検出手段24は、本考案にお
いては流下阻止装置22の上流側に位置する通過
球検出器24aと、下流側に位置する排出確認検
出器24bとから成るが、そのうち一方の検出器
だけでもよい。
上記した流下阻止装置22、流下状態調整手段
23、通過球検出器24a及び排出確認検出器2
4bを各々上記電気的制御装置17に電気的に接
続する。
流下阻止装置22は、電気的制御装置17に接
続する駆動源(例えば電磁ソレノイド)25に阻
止部材としての板状の阻止片26を接続し、該阻
止片26に先端を導出樋20内に臨ませたもの
で、電磁ソレノイド25の作動によつて阻止片2
6が導出樋20内を出没して打球が流下可能な第
1状態と流下不能な第2状態とに変換設定する
が、電磁ソレノイド25の消磁時にはスプリング
27の付勢によつて流路を塞ぎ、励磁時には流路
を開放する。
上記した流下状態調整手段23は導出樋20内
を流下する打球の流下状態を調整するもので、打
球が嵌合する半円弧状の嵌合溝28を外周に有す
るスプロケツト29を導出樋20内に臨ませ、該
スプロケツト29の軸30にモータ31を接続
し、該モータ31を電気的制御装置17に電気的
に接続する。
発射した打球が入賞すると、電気的制御装置1
7が入賞態様を判別し、流下阻止装置22の電磁
ソレノイド25を励磁すると共に、流下状態調整
手段23のモータ31を電通する。電磁ソレノイ
ド25が励磁すると、阻止片26が移動して導出
樋20の流路を開放し、阻止片26とスプロケツ
ト29の間に停止していた打球を流下する。ま
た、モータ31がスプロケツト29を回転する
と、嵌合溝28がスプロケツト29の上流側の打
球を1個宛嵌合して流下させる。したがつて、モ
ータ31の回転速度を調節することにより打球の
流下速度を変換することができ、賞球排出開始時
から所定期間だけスプロケツト29を高速回転す
ると短時間に多数の賞球を排出することができ
る。
打球が流下すると通過球検出器24aが打球を
1個宛検出し、電気的制御装置17へ信号を伝送
して計数すると共に、排出確認検出器24bが流
下する打球の数を確認して電気的制御装置17へ
信号を伝送する。これらの信号を受信した電気的
制御装置17は、排出すべき賞球の数、即ち入賞
態様に対応する賞球数と既に排出した賞球数とを
比較し、予め設定された特定の条件が達成される
条件として排出残り球数が所定数になる排出終了
間際になると流下状態調整手段23へ制御信号を
伝送する。該制御信号を受信した流下状態調整手
段23は、モータ31を電気的に制御してスプロ
ケツト29の回転速度を遅くする。スプロケツト
29の回転速度が低下すると打球の流下勢が弱ま
ると共に、打球同士が流下間隔が長くなる。そし
て、排出すべき数の打球を上記検出手段24が検
出すると電気的制御装置17が流下阻止装置22
の電磁ソレノイド25を消磁する。電磁ソレノイ
ド25が消磁すると阻止片26がスプリング27
の付勢いにより導出樋20の流路を閉塞して打球
の排出を停止する。なお、阻止片26の先端近く
を流下する打球は、賞球排出終了間際において
は、流下状態調整手段23が作用してスプロケツ
ト29の回転速度が遅くなるので、打球同士の流
下間隔が長くなり、阻止片26による賞球排出停
止のタンミングが合わせ易くなり、正確な数の賞
球を排出することができる。また、賞球排出を停
止する際には電気的制御装置17が流下状態調整
手段23のモータ31の通電を止め、スプロケツ
ト29の回転を停止するので、阻止片26に加わ
る打球の流下慣性力が軽減され、阻止片26の破
損を防止すると共に、耐久性を高めることができ
る。また、流下阻止装置22が故障、例えば阻止
片26が破損しても、スプロケツト29が打球の
流下を遮るのでの、無制限に賞球を排出してしま
うことがない。
流下状態調整手段23は、打球の流下状態を電
気的に作用させて調整することができればどのよ
うな構成でもよい。
例えば、第3図は流下状態調整手段23の他の
実施例を示すもので、流下阻止装置22の上流側
に電磁コイルを設けている。第3図で示す流下状
態調整手段23は、電気的制御装置17と電気的
に接続した電磁コイル32と、該電磁コイル32
が発生した磁力を伝導する積層鉄心33から成
り、該積層鉄心33の一端を導出樋20に臨ませ
て設けたものである。この流下状態調整手段23
は、賞球排出開始時においては電磁コイル32が
消磁しているので導出樋20内の打球は自重によ
り高速で流下する。そして、賞球排出終了間際に
なると予め設定された特定の条件が達成されて、
電気的制御装置17が電磁コイル32を励磁す
る。電磁コイル32が励磁すると積層鉄心33の
一端に磁力が発生し、導出樋20内を流下する打
球に作用する。磁力が打球に作用すると、磁性体
である打球が磁束を横切るので流下勢を弱める。
したがつて、流下する打球の間隔が長くなり、電
気的制御装置17が流下阻止装置22を停止状態
にするタイミングが合わせ易くなり、正確な数の
賞球を排出することができる。
また、第4図は流下状態調整手段23の他の実
施例を示し、この実施例の構成は流下阻止装置2
2の上流側に位置させて電磁コイル32を導出樋
20に巻成状に設けて成り、該電磁コイル32を
電気的制御装置17に電気的に接続している。こ
のため、予め設定された特定の条件が達成される
と、上記実施例と同様に電気的制御装置17が電
磁コイル32を励磁して打球の流下状態を調整す
る。
なお、本考案はパチンコ機の賞球排出装置に利
用した場合について説明したが、これに限らず、
パチンコ球の流下数を制御する必要性があればよ
く、例えば、玉貸機や補給装置などに利用しても
よい。
〈考案の効果〉 したがつて本考案によれば、流下阻止装置によ
り流下するパチンコ球が、流下状態調整手段によ
りその流下状態を自動的に、かつ自由に調整でき
るので、流下阻止装置の阻止部材を作動して流下
不能にするタイミングが合わせ易くなり、常に正
確な数量のパチンコ球を円滑に流下させることが
できる。
また、導出樋に流下状態調整手段を介在させて
いるので、流下阻止装置に作用するパチンコ球の
流下圧力が弱くなり、流下阻止装置の構造を頑丈
で高強度のものとする必要がなく、流下阻止装置
の構造を簡単化及び小形化することができるとと
もに、流下阻止装置の阻止部材の破損を防止でき
るので、耐久性に優れた故障の少ないパチンコ球
の流下制御装置を提供できる。
更に、流下阻止装置を検出手段からの検出信号
により電気的制御装置で制御しているので、パチ
ンコ球の流下数を任意に設定できるばかりでな
く、流下阻止装置の阻止動作が一層正確となり、
且つ確実なパチンコ球の流下制御を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
パチンコ機の正面図、第2図は一部を欠載した要
部の正面図、第3図及び第4図は流下状態調整手
段の他の実施例の正面図である。 1……パチンコ機、17……電気的制御装置、
18……賞球排出装置、20……導出樋、22…
…流下阻止装置、23……流下状態調整手段、2
4……検出手段。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パチンコ球が流下する導出樋の途中に設けら
    れ、該導出樋の内部をパチンコ球が流下可能な第
    1状態と流下不能な第2状態とに変換設定する阻
    止部材を有する流下阻止装置と、 前記導出樋内を流下するパチンコ球を1個宛に
    検出して検出信号を発生する検出手段と、 前記流下阻止装置より上流側の導出樋に設けら
    れ、当該導出樋内を流下するパチンコ球の流下状
    態を調整する流下状態調整手段と、 予め設定された特定の条件が達成されると前記
    流下状態調整手段の作動により導出樋内を流下す
    るパチンコ球の流下状態を適正に調整させるとと
    もに、前記検出手段の検出信号を計数して予め設
    定された所定数になつたことにより、前記流下阻
    止装置の阻止部材を前記第2状態に変換設定して
    パチンコ球の流下を停止させる電気的制御装置と
    を備えたことを特徴とするパチンコ機の流下制御
    装置。
JP1980109724U 1980-08-04 1980-08-04 Expired JPH0119982Y2 (ja)

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