JP2000217976A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents

パチンコ機の入賞装置

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JP2000217976A
JP2000217976A JP11025562A JP2556299A JP2000217976A JP 2000217976 A JP2000217976 A JP 2000217976A JP 11025562 A JP11025562 A JP 11025562A JP 2556299 A JP2556299 A JP 2556299A JP 2000217976 A JP2000217976 A JP 2000217976A
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hit ball
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Katsuhiko Suzuki
勝彦 鈴木
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Naito Shokai KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 大幅な設計変更をすることなく簡単な構造
で、V入賞口へ入賞する打球の入賞確率の規制をクリヤ
できるパチンコ機の入賞装置を提供する。 【解決手段】 入賞装置2において、V誘導通路33に
設けられるV入賞球判定用スイッチ34と、前記V誘導
通路33から流下する打球Bを邪魔してV入賞口23へ
入賞し得ないようにする入賞阻止手段Aと、入球検出器
17と賞球検出器25とから送られる信号により、逐次
V入賞口23への入賞確率を算出し、その数値が所定数
値以下となるときは前記V誘導通路33から流下する打
球BがそのままV入賞口23へ入賞できるようにし、ま
た前記数値が所定数値より上のときは入賞阻止手段Aを
駆動させて打球BがV入賞口23へ入賞し得ないように
する制御回路手段と、を備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技の賭博性を少
なくするという目的で、膨大な開発コストを掛けずにV
入賞口への打球の入賞確率を容易に規制することができ
るようにしたパチンコ機の入賞装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、俗に「ヒコーキ」と称されている
第2種パチンコ機の入賞装置として、例えば取付板前面
の上部両側に内部の入賞空間と連通する球入口を設け、
該球入口に起立してパチンコ球を前記入賞空間に導くこ
とができない第1状態と傾動して入賞空間に導くことが
できる第2状態とに変換可能な可変翼を設け、前記入賞
空間には賞球検出器を備えたV入賞口と通常入賞口とを
配設すると共に、前記球入口から導かれた打球を一時保
留してV入賞口へ誘導するためのV誘導通路を形成し、
更に前記取付板の前面適宜位置には図柄変動表示装置が
設けられて構成されるものが有る。
【0003】そして、遊技盤面に設けられた所定の始動
入賞口に打球が入賞すると、前記可変翼が1〜2回開閉
動し、この可変翼により補足され入賞空間に導かれた打
球がさらにV誘導通路を経てまたは直接にV入賞口に入
賞すると、前記図柄変動表示装置が複数の図柄を変動表
示した後、偶然性をもってその内の特定の図柄で停止す
ることにより、可変翼が所定回数開閉動し打球が入賞装
置の入賞空間に一層入賞し易くなり、打球が10個入賞
するかまたは可変翼が18回開閉動し得るいわゆる第1
ラウンドの特別遊技状態が始まる。そして、その第1ラ
ウンドの特別遊技状態中に入賞空間に入賞した打球の内
少なくとも1個がV入賞口に入賞したときには、第1ラ
ウンドが終りそれから第2ラウンドが開始され、第2ラ
ウンドではまたも打球が10個入賞するかまたは開閉回
数が18回に達するまで可変翼が開閉動し得て、その第
2ラウンドの間に打球がV入賞口に入賞したときにはそ
れから第3ラウンドが開始され、以降も打球がV入賞口
に入賞したときに次のラウンドに継続できるようにして
いる。
【0004】なお上記特別遊技状態の繰り返し可能なる
回数は、上記図柄変動表示装置に表示される停止図柄に
より決定され、その停止図柄がたとえば図7(a)に示
したような「女の子の顔」であったときは、第15ラウ
ンドまで繰り返し可能で、図7(b)に示す「ピスト
ル」の図柄で停止したときは第7ラウンドまでで、図7
(c)に示す「ラッパ」の図柄のときは第1ラウンドだ
けで終わるように設定されていた。従って、「女の子の
顔」で停止した場合には、最高で15回まで繰り返せる
ので、その間に非常に多数の景品球を得ることができる
ものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の第2種パチンコ機の入賞装置は、遊技の賭博性を
少なくするという目的で、特定領域を通過する入賞球の
数の制限「V入賞口に打球が入る確率を概ね1/10と
する。」を満たすことが必要とされている。このため、
入賞装置の内部構造や、入賞空間に入賞した打球の挙動
に変化を与えるための機構を作動させる方法等に工夫を
こらし、しかも長時間にわたる試験を何回も繰り返しな
がら、前記制限を満たすようにしている。しかしなが
ら、このように入賞装置の内部構造や作動条件を微妙に
修正したりして条件を変えてはその都度長時間掛けて試
験を繰り返して行なわれる入賞装置の開発には膨大な時
間が掛かり、コストアップにもつながるといった課題が
あった。そこで本発明は、大幅な設計変更を必要とせ
ず、しかも簡単な構造で「V入賞口に打球が入る確率を
概ね1/10」にすることができ、開発の期間とコスト
が飛躍的に削減できるパチンコ機の入賞装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係るパチンコ機の入賞装置は、取付板前面
の上部両側に内部の入賞空間と連通する球入口を設け、
該各球入口に起立して打球を前記入賞空間に導くことが
できない第1状態と傾動して入賞空間に導くことができ
る第2状態とに変換可能な可変翼を設けると共にそれぞ
れ入球検出器を設け、前記入賞空間には賞球検出器を備
えたV入賞口と通常入賞口とを配設すると共に、前記球
入口から入賞した打球を一時保留してV入賞口へ誘導す
るためのV誘導通路を形成してなる入賞装置において、
一時保留された打球を検出するため前記V誘導通路に設
けられるV入賞球判定用スイッチと、前記V誘導通路か
ら開放されて流下する打球を邪魔してV入賞口へ入賞し
得ないようにする入賞阻止手段と、前記入球検出器と賞
球検出器とから送られる信号により逐次V入賞口への入
賞確率を算出し、V入賞口にV誘導通路からの打球が入
賞することによって算出される数値が所定数値以下とな
るときは前記V誘導通路から流下する打球がそのままV
入賞口へ入賞できるようにし、また前記数値が所定数値
より上になるときは入賞阻止手段を駆動させて打球がV
入賞口へ入賞し得ないようにする制御回路手段と、を備
えて構成される。前記V誘導通路はV入賞口に比べ比較
的打球が入り易く、しかも該V誘導通路に入った打球は
ほぼV入賞口に導かれることとなるので、この点に着目
したものであって、V誘導通路に一時保留される打球を
検出し、その打球がV入賞口に入賞したときの入賞確率
を算出して常にその入賞確率が所定数値以下となるよう
に入賞阻止手段により規制するようにしたので、V入賞
口に打球が入る確率を容易に概ね1/10以下にでき、
しかも構造が簡単であって膨大な開発コストも掛からな
い。
【0007】
【発明の実施の形態】次に本発明に係るパチンコ機の入
賞装置の実施の形態を図面に従い説明する。図1にパチ
ンコ機の遊技盤1の正面図が示される。同図中、2は該
遊技盤1の中央に設けられた入賞装置、3はその上部に
設けられたドットマトリックス表示器からなる図柄変動
表示装置、4,5は普通入賞口、6は1回開成用始動入
賞口、7は2回開成用始動入賞口である。なお、8は風
車である。
【0008】前記入賞装置2は図2,図3,図4に拡大
して示したように、取付板9に設けられた箱枠10の前
面で上部左右両側に一対の球入口11,11が設けら
れ、これらの球入口11,11のそれぞれ外側に可変翼
12がソレノイド16により開閉動可能に設けられてい
る。即ち、図5に示すように軸受部14に回転自在に支
持された軸13の先端に可変翼12が設けられ、該軸1
3はクランク15を介してソレノイド16に連結され、
該ソレノイド16が作動することにより該可変翼12は
図2に仮想線で示した起立して打球を後記する入賞空間
19に導くことができない第1状態と同図実線で示した
傾動して打球を入賞空間19に導くことができる第2状
態とに変換可能なように回動し、その開成時に遊技盤1
面を流下する打球が捕捉され球入口11,11に入り易
くなるようにしている。17は各球入口11に入賞した
打球の通過を検知するため該各球入口11の内部に設け
られた球計数用の入球検出器である。
【0009】入賞装置2の入賞空間19は遊技者が透視
できるように窓18が開設されている。20は入賞空間
19の両側壁に設けられた回転振り分け部材、21は後
側に設けられた女の子の人形である。また22は入賞空
間19に横断状に設けられた傾斜棚で後方へ下傾し、前
記入球検出器17を通過し入賞空間19に上方より流落
した打球は回転振り分け部材20の球面上の適宜間隔で
設けた開口部20aを介して床面32に転落するか、も
しくは球面壁20bに衝突し、この傾斜棚22上を後方
へ転がって人形21に当たり床面32に転落する。該床
面32は緩やかに前方へ下傾しており、該床面32に転
落した打球を前方に転がらせる。そして、該床面32の
前縁中央部にV入賞口23が設けられ、該V入賞口23
の両側には通常入賞口24が設けられており、該床面3
2を転がった打球は該V入賞口23または通常入賞口2
4に入賞し得る。そして該V入賞口23の下方には入賞
球の通過を検出するV入賞口用の賞球検出器25が設け
られている。
【0010】26は人形21の腹部にソレノイド27の
作動により前方に進退動するように設けられた球受ポケ
ット、28は該球受ポケット26に取り込まれた打球を
該人形21の股下部に一時的に保留させるためのストッ
パで、該ストッパ28はソレノイド29の作動により枢
支部30を支点として傾動し、その先端の上向の停止杆
部31が床面32より出没し得るようにしている。前記
人形21の股下部は一時保留される打球がほぼ間違いな
くV入賞口23に誘導されるV誘導通路33として形成
される。
【0011】しかして、前記V誘導通路33にはV入賞
球判定用スイッチ34が設けられる。また、前記床面3
2の下面沿いにV誘導通路33から流下する打球を邪魔
してV入賞口23へ入賞し得ないよいうにするための入
賞阻止手段Aが設けられる。すなわち、先端が前記V入
賞口23に出没して該V入賞口23を開閉させる球止板
35と、該球止板35をほぼ水平方向に進退動させる動
力源として設置されたソレノイド36とから概ね構成さ
れ、図4に示すようにそのプランジャ37の先端をレバ
ー38の中央部に係合させている。レバー38は下端を
軸39により軸支され、上端に前記球止板35の後端に
突設した水平軸40を嵌合させている。そして、ソレノ
イド36の作動によるプランジャ37の進退動によって
球止板35を進退動させ、V入賞口23を開閉させるよ
うにしている。
【0012】前記入球検出器17と賞球検出器25とか
らの信号は制御回路手段(図示せず。)に送られ、遊技
継続中に逐次V入賞口23への入賞確率を算出するよう
にしている。そして、V入賞口23に1個の打球(通常
はV誘導通路33からの打球)が入賞することによって
算出された数値が所定数値(1/10)以下となるとき
は、V誘導通路33から流下する打球がそのままV入賞
口23へ入賞できるようにしている。また、前記数値が
所定数値(1/10)より上になるときは、入賞阻止手
段Aのソレノイド36を駆動させ球止板35によってV
入賞口23を塞ぎ打球が入賞し得ないように設定されて
いる。なお、前記箱枠10の前面下部で通常入賞口2
4,24の左右外側にV入賞口23に打球が入賞したと
き、これを報知する表示手段としてのランプ41,41
が配置される。なお、この表示手段は音声を発生するも
のであってもよい。
【0013】次に、この入賞装置2の通常の動作状態に
ついて説明する。まず、1回開成用始動入賞口6に打球
Bが入賞すると始動口スイッチ42により検出されソレ
ノイド16の作動により可変翼12を1回開閉動させ、
2回開成用始動入賞口7に打球Bが入賞すると始動口ス
イッチ43により検出されソレノイド16の作動により
可変翼12を2回開閉動させる。このとき該可変翼12
により打球Bが捕捉されると、その打球Bは図5に示す
ように入球検出器17により入球検出された後、傾斜棚
22上に落下し、さらに床面32に転落し、V入賞口2
3または通常入賞口24に入賞する。なお、V入賞口2
3に直接打球Bが入賞することはまれであり、このよう
に入賞空間19の内部構造が設計してある。そして、前
記球受ポケット26には進退動を繰り返している間にタ
イミング良く流落した打球Bが取り込まれ、V誘導通路
33の打球Bをストッパ28により人形21の股下部に
一時的に保留させた後、可変翼12の開閉動が停止する
と同時に前記打球Bを解放し、該打球Bを床面32の中
央線上を真っ直ぐに前方に転がらせることによりV入賞
口23へ入賞し易くしている。
【0014】V入賞口23に打球Bが入賞した場合、図
柄変動表示装置3に複数の図柄が変動表示された後、偶
然性をもってその内の特定の図柄で停止するとこれによ
り、可変翼12,12が所定回数開閉動し打球Bが入賞
装置2の入賞空間9に一層入賞し易くなり、打球Bが1
0個入賞するかまたは可変翼12,12が18回開閉動
し得るいわゆる第1ラウンドの特別遊技状態が始まる。
そして、その第1ラウンドの特別遊技状態中に入賞空間
19に入賞した打球Bの内少なくとも1個がV入賞口2
3に入賞したときには、それから第2ラウンドが開始さ
れ、第2ラウンドではまたも打球Bが10個入賞するか
または開閉回数が18回に達するまで可変翼12,12
が開閉動し得て、その第2ラウンドの間に打球BがV入
賞口23に入賞したときにはそれから第3ラウンドが開
始され、以降も打球BがV入賞口23に入賞したときに
次のラウンドに継続できるようにしている。
【0015】なお上記特別遊技状態の繰り返し可能なる
回数は、上記図柄変動表示装置3に表示される停止図柄
により決定され、その停止図柄がたとえば図7(a)に
示したような「女の子の顔」であったときは、第15ラ
ウンドまで繰り返し可能で、図7(b)に示す「ピスト
ル」の図柄で停止したときは第7ラウンドまでで、図7
(c)に示す「ラッパ」の図柄のときは第1ラウンドだ
けで終わるように設定されている。従って、「女の子の
顔」で停止した場合には、最高で15回まで繰り返せる
ので、その間に非常に多数の景品球を得ることができ
る。
【0016】そこで、特別遊技状態となって第1ラウン
ドが開始されてから、図5に示すようにソレノイド27
の作動により球受ポケット26が数回前方へ突出し、入
賞空間19に入賞した打球Bが偶然前進した球受ポケッ
ト26に受け入れられると、V誘導通路33に入った打
球BをV入賞球判定用スイッチ34が検知すると共に停
止杆部31によって、該打球BをV誘導通路33に一時
保留する。それと同時にソレノイド36を作動させる。
これにより、プランジャ37が前方へ進出してレバー3
8を押し球止板35を進出させて、V入賞口23を閉止
する。そして、所定時間経過後、ソレノイド36が消磁
して球止板35を後退させ、V入賞口23を開放すると
共にソレノイド29を消磁してストッパ28の停止杆部
31を床面32の下へ没入させる。これにより、図6に
示すように前記保留されていた打球Bが床面32上を転
がり、V入賞口23に入賞するとV入賞口用の賞球検出
器25で検出され、1ラウンドの間にV入賞口23に打
球Bが1個入賞したこととなり、これにより第1ラウン
ドが終わり次の第2ラウンドが開始されることになる。
前記V誘導通路33に打球Bが一時保留されている間に
入賞空間19に入った他の打球BはV入賞口23に入賞
することはなくすべて通常入賞口24に入賞することと
なる。このようにV誘導通路33に打球Bが保留される
と、V入賞口23への入賞確率を下げるため、極力通常
入賞口24へ打球Bを入賞させるようにしている。
【0017】ところで、ラウンドが重なるにつれ図5に
示されるようにV誘導通路33に打球Bが一時保留さ
れ、しかもV入賞口23が球止板35で閉止していると
き、入球検出器17と賞球検出器25とからの信号は制
御回路手段に送られ、遊技継続中に逐次V入賞口23へ
の入賞確率が算出される。そして、V入賞口23に前記
打球Bが入賞することによって算出された数値が所定数
値(1/10)以下となるときは、V誘導通路33から
流下する打球BがそのままV入賞口23へ入賞できるよ
うにしている。一方、前記数値が所定数値(1/10)
より上となるときは、入賞阻止手段Aのソレノイド36
を駆動させ球止板35によってV入賞口23を塞ぎ打球
Bを入賞し得ないようにする。この場合は、たとえV誘
導通路33に打球Bが保留されていてもV入賞口23に
は入賞し得ないので、その時点で特別遊技状態は終了す
る。このようにして、「V入賞口に打球が入る確率を概
ね1/10」にすることが容易に達成することができ
る。前記入賞阻止手段Aとして球止板35を用いたが、
V誘導通路33からV入賞口23に向う打球を強制的に
V入賞口23に導いたり逆に逸せる手段を用いて変化を
与えるようにしても良く、これにより、遊技の興趣が増
大するといった効果も有る。なお、第1ラウンドのみV
誘導通路33に打球Bが一時保留され、このときに算出
された入賞確率が1/10より上であってもV入賞口2
3は開放するようにしている。これは始めは1/10よ
り下になることはなく、ほとんど第1ラウンドで終って
しまうからである。
【0018】また、入賞空間19に入った打球Bで、V
誘導通路33に入らない打球Bが仮に直接V入賞口23
に入賞した場合も、ソレノイド36が作動してV入賞口
23を球止板35により閉塞させる。これにより、ひと
つのラウンドが終り次のラウンドに進む。これは例えば
1ラウンドの終了間際に、ほぼ連続してV入賞口23に
向かう2個の打球があった場合、先の打球は入賞される
が後の打球は入賞させないようにするためである。これ
らのことにより「V入賞口に打球が入る確率を概ね1/
10」にすることが容易に達成することができる。
【0019】
【発明の効果】以上に述べたように本発明は、従来の入
賞装置のV誘導通路にV入賞球判定用スイッチを設け、
またV入賞口への打球の入賞を阻止できる入賞阻止手段
を設けるようにしたので、大幅な設計変更を必要とせ
ず、しかも簡単な構造でV入賞口に打球が入る確率を概
ね1/10にすることが容易に達成できるから、開発の
期間及びコストが飛躍的に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるパチンコ機の遊技盤の正面
図。
【図2】入賞装置の拡大部分断面正面図。
【図3】入賞装置の半断斜視図。
【図4】同要部分解斜視図。
【図5】入賞装置のV入賞口を閉止した状態の縦断面
図。
【図6】同V入賞口を開放した状態の縦断面図。
【図7】図柄変動表示装置の停止図柄の表示例図。
【符号の説明】
2 入賞装置 9 取付板 11 球入口 12 可変翼 19 入賞空間 23 V入賞口 24 	通常入賞口 25 賞球検出器 33 V誘導通路 34 V入賞球判定用スイッチ A 入賞阻止手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付板前面の上部両側に内部の入賞空間
    と連通する球入口を設け、該各球入口に起立して打球を
    前記入賞空間に導くことができない第1状態と傾動して
    入賞空間に導くことができる第2状態とに変換可能な可
    変翼を設けると共にそれぞれ入球検出器を設け、前記入
    賞空間には賞球検出器を備えたV入賞口と通常入賞口と
    を配設すると共に、前記球入口から入賞した打球を一時
    保留してV入賞口へ誘導するためのV誘導通路を形成し
    てなる入賞装置において、 一時保留された打球を検出するため前記V誘導通路に設
    けられるV入賞球判定用スイッチと、 前記V誘導通路から開放されて流下する打球を邪魔して
    V入賞口へ入賞し得ないようにする入賞阻止手段と、 前記入球検出器と賞球検出器とから送られる信号により
    逐次V入賞口への入賞確率を算出し、V入賞口にV誘導
    通路からの打球が入賞することによって算出される数値
    が所定数値以下となるときは前記V誘導通路から流下す
    る打球がそのままV入賞口へ入賞できるようにし、また
    前記数値が所定数値より上になるときは入賞阻止手段を
    駆動させて打球がV入賞口へ入賞し得ないようにする制
    御回路手段と、を備えてなるパチンコ機の入賞装置。
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