JPH01198275A - 自励式スイッチング電源 - Google Patents
自励式スイッチング電源Info
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- JPH01198275A JPH01198275A JP2102388A JP2102388A JPH01198275A JP H01198275 A JPH01198275 A JP H01198275A JP 2102388 A JP2102388 A JP 2102388A JP 2102388 A JP2102388 A JP 2102388A JP H01198275 A JPH01198275 A JP H01198275A
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 31
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
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- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔分野の概要〕
本発明は、入力直流電圧から入力電圧と異なる直流電圧
を出力する自励式スイッチング電源に係るものであり、
特に主トランジスタを制御する回路の駆動電源に関する
ものである。
を出力する自励式スイッチング電源に係るものであり、
特に主トランジスタを制御する回路の駆動電源に関する
ものである。
従来例を第3図を使用して説明する。
入力の直流電源31にトランス32の1次巻線N1と、
第1のトランジスタ33を直列に接続し、該第1のトラ
ンジスタのベース電流は、起動抵抗34を介して流れは
じめ、起動後はトランス32の1次巻線N3からダイオ
ード35と抵抗36を通して得、該第1のトランジスタ
33のオン・オフによって、トランス32の1次巻線N
1を励磁し、トランス32の2次巻線N2から得られる
パルス出力は、ダイオード37とコンデンサ38を介し
て直流出力となる。又、出力端の出力直流電圧39を安
定化するため、誤差増幅器310により、出力電圧と基
準電圧との誤差信号をフォトダイオード311、フォト
トランジスタ320のフォトカプラによって抵抗312
を介した第2のトランジスタ313のコレクタ電流は、
第2のトランジスタ313のベース電流を制御し、第2
のトランジスタ33のオン時間が制御され出力直流電圧
39は安定化される。
第1のトランジスタ33を直列に接続し、該第1のトラ
ンジスタのベース電流は、起動抵抗34を介して流れは
じめ、起動後はトランス32の1次巻線N3からダイオ
ード35と抵抗36を通して得、該第1のトランジスタ
33のオン・オフによって、トランス32の1次巻線N
1を励磁し、トランス32の2次巻線N2から得られる
パルス出力は、ダイオード37とコンデンサ38を介し
て直流出力となる。又、出力端の出力直流電圧39を安
定化するため、誤差増幅器310により、出力電圧と基
準電圧との誤差信号をフォトダイオード311、フォト
トランジスタ320のフォトカプラによって抵抗312
を介した第2のトランジスタ313のコレクタ電流は、
第2のトランジスタ313のベース電流を制御し、第2
のトランジスタ33のオン時間が制御され出力直流電圧
39は安定化される。
第2のトランジスタ313のベースに対する駆動電圧が
不足して出力直流電圧39が過電圧となることを防止す
るため、従来においては、トランス32の1次側に1次
巻線N4を入力接地側319のマイナス極とフォトトラ
ンジスタ320のコレクタ側にダイオード314を介し
て直列に接続し、又ダイオード314とフォトトランジ
スタ320の接続点と、入力接地側319との間にコン
デンサ315を接続することにより、前記第2のトラン
ジスタ313のベース駆動電圧を得ていた。この時該ベ
ース駆動電圧は、第1のトランジスタ33がオフした時
に、2次巻線N4からダイオード314を通って得られ
、第2のトランジスタ313のベース電流となり、コレ
クタ電流が第1のトランジスタ33のベース電流を抑制
する方向に流れ、トランジスタ33のオン時間が抑制さ
れ出力直流電圧39が安定となる。
不足して出力直流電圧39が過電圧となることを防止す
るため、従来においては、トランス32の1次側に1次
巻線N4を入力接地側319のマイナス極とフォトトラ
ンジスタ320のコレクタ側にダイオード314を介し
て直列に接続し、又ダイオード314とフォトトランジ
スタ320の接続点と、入力接地側319との間にコン
デンサ315を接続することにより、前記第2のトラン
ジスタ313のベース駆動電圧を得ていた。この時該ベ
ース駆動電圧は、第1のトランジスタ33がオフした時
に、2次巻線N4からダイオード314を通って得られ
、第2のトランジスタ313のベース電流となり、コレ
クタ電流が第1のトランジスタ33のベース電流を抑制
する方向に流れ、トランジスタ33のオン時間が抑制さ
れ出力直流電圧39が安定となる。
第3図に示す従来の回路に於ては、前記第1のトランジ
スタ33のベース側電圧をトランス32に2次巻線N4
を施すことによって得ていた。
スタ33のベース側電圧をトランス32に2次巻線N4
を施すことによって得ていた。
しかし、これはトランス32の巻線数を増し、又多くの
場合、この巻線は1次側に施されるため、絶縁距離の確
保が必要であり、トランスが大きくなるだけでなく、巻
線のための工賃の増加をもたらし、又、トランス32の
巻線が増えるだけ漏れインダクタンスを増加し、第1の
トランジスタ33がターンオフ時に発生するサージ電圧
が大きく電磁ノイズの発生が大きくなり、又第1のトラ
ンジスタ33のサージ電圧による破損を防止するため、
ダイオード316と抵抗317とコンデンサ318から
なるサージアブソーバが必要となり、これに伴う部品点
数の増加、又抵抗317に流れる電流による損失も増え
るという欠点もあった。
場合、この巻線は1次側に施されるため、絶縁距離の確
保が必要であり、トランスが大きくなるだけでなく、巻
線のための工賃の増加をもたらし、又、トランス32の
巻線が増えるだけ漏れインダクタンスを増加し、第1の
トランジスタ33がターンオフ時に発生するサージ電圧
が大きく電磁ノイズの発生が大きくなり、又第1のトラ
ンジスタ33のサージ電圧による破損を防止するため、
ダイオード316と抵抗317とコンデンサ318から
なるサージアブソーバが必要となり、これに伴う部品点
数の増加、又抵抗317に流れる電流による損失も増え
るという欠点もあった。
本発明は、前記の問題点を解決する為、トランスに補助
巻線を設けることなく、負荷をスイッチングする第1の
トランジスタのコレクタ端子から、第2のトランジスタ
を制御するトランジスタのベース側電圧を得るもので、
比較的安価な部品である、コンデンサ、ダイオード、抵
抗等の結合素子のみで達成出来、従来回路で必要であっ
た第1のトランジスタに接続するスナバ回路による損失
や、電磁ノイズも軽減出来る新規な回路を提供すること
を目的とする。
巻線を設けることなく、負荷をスイッチングする第1の
トランジスタのコレクタ端子から、第2のトランジスタ
を制御するトランジスタのベース側電圧を得るもので、
比較的安価な部品である、コンデンサ、ダイオード、抵
抗等の結合素子のみで達成出来、従来回路で必要であっ
た第1のトランジスタに接続するスナバ回路による損失
や、電磁ノイズも軽減出来る新規な回路を提供すること
を目的とする。
本発明は、入力直流電源に対して、トランスの1次巻線
を第1のトランジスタのコレクタに直列に接続し、第1
のトランジスタをオン・オフさせるためのベース電源を
、入力直流電源の正極と第1のトランジスタのベース側
との間に起動抵抗を接続し、トランスの1次側のベース
駆動用巻組を入力直流電源の負極と、ベース抵抗と、第
1のトランジスタのベース方向に電流の流れるダイオー
ドとを介した第1のトランジスタのベース間に接続して
自励発振をさせて第1のトランジスタをオン・オフさせ
、1次巻線を励磁し、2次巻線にパルス電圧を得、平滑
・整流して直流電圧を出力させ、誤差増幅器により出力
電圧と基準電圧との誤差信号をフォトカプラを介し、且
つ第1のトランジスタのベース電流を制御する第2のト
ランジスタのベース電源用信号として1次側に帰還し、
第1のトランジスタのオン時間を制御して安定な出力直
流電圧を得る構成とした自励式スイッチング電源に於て
、前記トランスの1次巻線と第1のトランジスタの接続
点に第1のコンデンサを介して第1のトランジスタに並
列に、第1のダイオードの負極を第1のコンデンサの一
端に接続してダイオードと抵抗を直列に接続し、他端は
第1のトランジスタのエミッタと同電位にし、一方第1
のトランジスタのコレクタに接続する第1のコンデンサ
を介して、もう一つの第2のダイオードの正極に接続し
、第2のダイオードの負極側と第1のトランジスタのエ
ミッタとの間に第2のコンデンサを接続し、第2のダイ
オードの負極は2次側出力と結合しフォトカプラを構成
するフォトトランジスタのコレクタに接続し、フォトト
ランジスタのエミッタの出力を第1のトランジスタを駆
動する第2のトランジスタのベースを駆動する様接続し
、第1のトランジスタとトランスの1次巻線の間の端子
からフォトトランジスタと第2のトランジスタのベース
を駆動する電源を得る様構成した自励式スイッチング電
源である。
を第1のトランジスタのコレクタに直列に接続し、第1
のトランジスタをオン・オフさせるためのベース電源を
、入力直流電源の正極と第1のトランジスタのベース側
との間に起動抵抗を接続し、トランスの1次側のベース
駆動用巻組を入力直流電源の負極と、ベース抵抗と、第
1のトランジスタのベース方向に電流の流れるダイオー
ドとを介した第1のトランジスタのベース間に接続して
自励発振をさせて第1のトランジスタをオン・オフさせ
、1次巻線を励磁し、2次巻線にパルス電圧を得、平滑
・整流して直流電圧を出力させ、誤差増幅器により出力
電圧と基準電圧との誤差信号をフォトカプラを介し、且
つ第1のトランジスタのベース電流を制御する第2のト
ランジスタのベース電源用信号として1次側に帰還し、
第1のトランジスタのオン時間を制御して安定な出力直
流電圧を得る構成とした自励式スイッチング電源に於て
、前記トランスの1次巻線と第1のトランジスタの接続
点に第1のコンデンサを介して第1のトランジスタに並
列に、第1のダイオードの負極を第1のコンデンサの一
端に接続してダイオードと抵抗を直列に接続し、他端は
第1のトランジスタのエミッタと同電位にし、一方第1
のトランジスタのコレクタに接続する第1のコンデンサ
を介して、もう一つの第2のダイオードの正極に接続し
、第2のダイオードの負極側と第1のトランジスタのエ
ミッタとの間に第2のコンデンサを接続し、第2のダイ
オードの負極は2次側出力と結合しフォトカプラを構成
するフォトトランジスタのコレクタに接続し、フォトト
ランジスタのエミッタの出力を第1のトランジスタを駆
動する第2のトランジスタのベースを駆動する様接続し
、第1のトランジスタとトランスの1次巻線の間の端子
からフォトトランジスタと第2のトランジスタのベース
を駆動する電源を得る様構成した自励式スイッチング電
源である。
以下本発明の実施例を第1図を参照して説明する。
回路の基本動作は、従来例と同様に入力直流電源11に
トランス12の1次巻線N1と第1のトランジスタ13
を直列に接続し、第1のトランジスタ13のオン・オフ
(スイッチング)によりトランス12の1次巻線N1を
励磁して、2次巻線N2にパルス出力を発生させ、ダイ
オード14とコンデンサ15を介して2次側に出力直流
電圧を得る。そして、出力直流電圧16を安定化するた
め、誤差増幅器17からの誤差信号をフォトダイオード
18とフォトトランジスタ19で構成するフォトカプラ
により1次側に饋還する。そして、フォトトランジスタ
19を駆動させることによって、第1のトランジスタ1
3のベース電流を制御する第2のトランジスタ113が
動作して、第1のトランジスタ13のオン期間が制御さ
れて前記出力直流電圧16は安定化される。
トランス12の1次巻線N1と第1のトランジスタ13
を直列に接続し、第1のトランジスタ13のオン・オフ
(スイッチング)によりトランス12の1次巻線N1を
励磁して、2次巻線N2にパルス出力を発生させ、ダイ
オード14とコンデンサ15を介して2次側に出力直流
電圧を得る。そして、出力直流電圧16を安定化するた
め、誤差増幅器17からの誤差信号をフォトダイオード
18とフォトトランジスタ19で構成するフォトカプラ
により1次側に饋還する。そして、フォトトランジスタ
19を駆動させることによって、第1のトランジスタ1
3のベース電流を制御する第2のトランジスタ113が
動作して、第1のトランジスタ13のオン期間が制御さ
れて前記出力直流電圧16は安定化される。
ここで第2のトランジスタ113を動作させるフォトト
ランジスタ19の駆動電圧源である本発明の回路構成を
以下に示す。
ランジスタ19の駆動電圧源である本発明の回路構成を
以下に示す。
前記トランス12の1次巻線N1とトランジスタ13の
コレクタとの接続点を、ダイオード112の正極にコン
デンサ111を介して直列に接続し、又、コンデンサ1
11とダイオード112の正極との間と、入力側接地端
子115との間に、ダイオード113の負極がコンデン
サ111とダイオード112の正極に接続する向きにダ
イオード113と抵抗114を直列に接続する。
コレクタとの接続点を、ダイオード112の正極にコン
デンサ111を介して直列に接続し、又、コンデンサ1
11とダイオード112の正極との間と、入力側接地端
子115との間に、ダイオード113の負極がコンデン
サ111とダイオード112の正極に接続する向きにダ
イオード113と抵抗114を直列に接続する。
ダイオード112の負極側と入力側接地端115との間
にはコンデンサ116が接続され、又ダイオード112
の負極はフォトトランジスタ19のコレクタに接続され
る。この時、ダイオード112は第1のトランジスタ1
3がオフとなった時にフォトトランジスタ19に電流が
流れるような向きとなっており、又、ダイオード113
は第1のトランジスタ13がオンの時にコンデンサ11
1の電荷が放電するように向けられている。そして、ダ
イオード側112と入力接地側115との間にパルス電
圧が発生し、ダイオード112と入力接地115のマイ
ナス極との間にコンデンサ116を接続されていること
によりコンデンサ116の両端に直流電圧が得られる。
にはコンデンサ116が接続され、又ダイオード112
の負極はフォトトランジスタ19のコレクタに接続され
る。この時、ダイオード112は第1のトランジスタ1
3がオフとなった時にフォトトランジスタ19に電流が
流れるような向きとなっており、又、ダイオード113
は第1のトランジスタ13がオンの時にコンデンサ11
1の電荷が放電するように向けられている。そして、ダ
イオード側112と入力接地側115との間にパルス電
圧が発生し、ダイオード112と入力接地115のマイ
ナス極との間にコンデンサ116を接続されていること
によりコンデンサ116の両端に直流電圧が得られる。
従って、コンデンサ116と人力接地側115との間に
得られる直流電圧を、フォトトランジスタ19のコレク
タ側に加える事により、第2のトランジスタ110の駆
動電源として使用出来る。即ち、本発明の新規な回路は
従来回路と同様に第1のトランジスタ13がオフの時に
電圧が得られるもので動作のタイミングは従来回路と同
様である。
得られる直流電圧を、フォトトランジスタ19のコレク
タ側に加える事により、第2のトランジスタ110の駆
動電源として使用出来る。即ち、本発明の新規な回路は
従来回路と同様に第1のトランジスタ13がオフの時に
電圧が得られるもので動作のタイミングは従来回路と同
様である。
次に、本発明の動作について第2図を使用して説明する
。
。
電圧21は、第1のトランジスタ13のコレクタ・エミ
ッタ間の電圧を示す。22は入力直流電源11であり、
第1のトランジスタ13がオフとなった時には、21の
如くフライバックエネルギーにより入力直流電源22よ
り高くなる。この時コンデンサ111とダイオード11
2を通って、フォトトランジスタ19に電力が供給され
る。又、フライバックエネルギーがなくなって、電圧2
3となっても、ダイオード112を通って電流を流し続
ける。そして、第1のトランジスタ13がオンとなる電
圧24に於ては、コンデンサ116に蓄えられた電荷が
フォトトランジスタ19に放電される。その駆動電源は
、コンデンサ116がない場合は、パルス電圧25であ
り、コンデンサ116が接続されると、電圧26となる
。ここで、第2のトランジスタ113がオフの時のコレ
クタ・エミッタ間の電圧をVCE、そのオン時間をto
n、オフ時間をtoff、入力直流電源の電圧をVin
とすれば、第1のトランジスタのコレクタ・エミッタ間
電圧のVCHの最大値は、 ton VCE= (1+toff ”) ・Vin [
V]の関係が成立し、出力電圧が安定化されるため、入
力電圧が低下した場合でも、オン時比率が増加して、t
on/ toffの値が大きくなり、VCE値の低下は
抑制される。従って、本発明の構成に於て、第2のトラ
ンジスタ113への駆動電圧の値は、入力直流電圧が低
下した場合でも十分な電圧を確保出来る。又、従来の回
路において必要であるスナバ回路は、本回路に於てトラ
ンスの1次側巻線数が従来回路に比べ少なくなるため、
特に出力電力の少ない回路では設ける必要がなく、これ
に伴う部品点数の削減と電力損失も低減し、又電磁ノイ
ズも低減する等、従来の回路方式に比べて格段に利点を
持った回路となる。
ッタ間の電圧を示す。22は入力直流電源11であり、
第1のトランジスタ13がオフとなった時には、21の
如くフライバックエネルギーにより入力直流電源22よ
り高くなる。この時コンデンサ111とダイオード11
2を通って、フォトトランジスタ19に電力が供給され
る。又、フライバックエネルギーがなくなって、電圧2
3となっても、ダイオード112を通って電流を流し続
ける。そして、第1のトランジスタ13がオンとなる電
圧24に於ては、コンデンサ116に蓄えられた電荷が
フォトトランジスタ19に放電される。その駆動電源は
、コンデンサ116がない場合は、パルス電圧25であ
り、コンデンサ116が接続されると、電圧26となる
。ここで、第2のトランジスタ113がオフの時のコレ
クタ・エミッタ間の電圧をVCE、そのオン時間をto
n、オフ時間をtoff、入力直流電源の電圧をVin
とすれば、第1のトランジスタのコレクタ・エミッタ間
電圧のVCHの最大値は、 ton VCE= (1+toff ”) ・Vin [
V]の関係が成立し、出力電圧が安定化されるため、入
力電圧が低下した場合でも、オン時比率が増加して、t
on/ toffの値が大きくなり、VCE値の低下は
抑制される。従って、本発明の構成に於て、第2のトラ
ンジスタ113への駆動電圧の値は、入力直流電圧が低
下した場合でも十分な電圧を確保出来る。又、従来の回
路において必要であるスナバ回路は、本回路に於てトラ
ンスの1次側巻線数が従来回路に比べ少なくなるため、
特に出力電力の少ない回路では設ける必要がなく、これ
に伴う部品点数の削減と電力損失も低減し、又電磁ノイ
ズも低減する等、従来の回路方式に比べて格段に利点を
持った回路となる。
以上のように、本発明によりトランスの巻線端子数を1
回路減らし、又巻数も少なくなるため、同じ出力で小形
化出来、電磁ノイズの少ない回路構成を簡素とした自励
式スイッチング電源が得られるので、その実用性は極め
て大である。
回路減らし、又巻数も少なくなるため、同じ出力で小形
化出来、電磁ノイズの少ない回路構成を簡素とした自励
式スイッチング電源が得られるので、その実用性は極め
て大である。
第1図は、本発明の実施例に於ける回路構成図。
第2図は、本発明の実施例に於ける動作原理を説明する
図。 第3図は、従来例の回路構成図である。 11、31・・・入力直流電源。 12.32・・・
トランス。 13、33・・・第1のトランジスタ。 113、313・・・第2のトランジスタ。 14、112.113.35.37.314.316・
・・ダイオード。 15、38.111.116.315.318・・・コ
ンデンサ。 16、39・・・出力直流電圧。 34.114・・
・起動抵抗。 115、319・・・入力接地端子。 36.312.
317・・・抵抗。 18、311・・・フォトダイオード。17.310・
・・誤差増幅器。 19、320・・・フォトトランジスタ。 21、22.23.24.25.26・・・電圧。 Nl、 N3. N4・・・1次巻線。 N2・・
・2次巻線。 特許出願人 東北金属工業株式会社 第7図 第2図
図。 第3図は、従来例の回路構成図である。 11、31・・・入力直流電源。 12.32・・・
トランス。 13、33・・・第1のトランジスタ。 113、313・・・第2のトランジスタ。 14、112.113.35.37.314.316・
・・ダイオード。 15、38.111.116.315.318・・・コ
ンデンサ。 16、39・・・出力直流電圧。 34.114・・
・起動抵抗。 115、319・・・入力接地端子。 36.312.
317・・・抵抗。 18、311・・・フォトダイオード。17.310・
・・誤差増幅器。 19、320・・・フォトトランジスタ。 21、22.23.24.25.26・・・電圧。 Nl、 N3. N4・・・1次巻線。 N2・・
・2次巻線。 特許出願人 東北金属工業株式会社 第7図 第2図
Claims (1)
- 入力直流電源に対して、トランスの1次巻線を第1の
トランジスタのコレクタに直列に接続し、第1のトラン
ジスタをオン・オフさせるためのベース電源を、入力直
流電源の正極と第1のトランジスタのベース側との間に
起動抵抗を介し接続し、トランスの1次側のベース駆動
用巻線を入力直流電源の負極と、ベース抵抗と第1のト
ランジスタのベース方向に電流の流れるダイオードとを
介して第1のトランジスタのベース間に接続し、自励発
振をさせて第1のトランジスタをオン・オフさせ、1次
巻線を励磁し、2次巻線にパルス電圧を得、平滑・整流
して直流電圧を出力させ、誤差増幅器により出力電圧と
基準電圧との誤差信号をフォトカプラを介し、且つ第1
のトランジスタのベース電流を制御する第2のトランジ
スタのベース電源用信号として1次側に帰還し、第1の
トランジスタのオン時間を制御して安定な直流出力を得
る自励式スイッチング電源であって、しかも前記トラン
スの1次巻線と第1のトランジスタの接続点に、第1の
コンデンサを介して第1のトランジスタに並列に、第1
のダイオードの負極を第1のコンデンサの一端に接続し
てダイオードと抵抗を直列に接続し、他端は第1のトラ
ンジスタのエミッタと同電位にし、一方第1のトランジ
スタのコレクタに接続する第1のコンデンサを介して、
もう一つの第2のダイオードの正極に接続し、第2のダ
イオードの負極側と第1のトランジスタのエミッタとの
間に第2のコンデンサを接続し、第2のダイオードの負
極は2次側出力と結合しフォトカプラを構成するフォト
トランジスタのコレクタに接続し、フォトトランジスタ
のエミッタの出力を、第1のトランジスタを駆動する第
2のトランジスタのベースを駆動する様接続し、第1の
トランジスタとトランスの1次巻線の間の端子からフォ
トトランジスタと第2のトランジスタのベースを駆動す
る電源を得る様構成した自励式スイッチング電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2102388A JPH01198275A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 自励式スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2102388A JPH01198275A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 自励式スイッチング電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01198275A true JPH01198275A (ja) | 1989-08-09 |
Family
ID=12043432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2102388A Pending JPH01198275A (ja) | 1988-01-29 | 1988-01-29 | 自励式スイッチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01198275A (ja) |
-
1988
- 1988-01-29 JP JP2102388A patent/JPH01198275A/ja active Pending
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