JPH01196846A - 薄膜生成装置用基板保持具 - Google Patents

薄膜生成装置用基板保持具

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JPH01196846A
JPH01196846A JP63022339A JP2233988A JPH01196846A JP H01196846 A JPH01196846 A JP H01196846A JP 63022339 A JP63022339 A JP 63022339A JP 2233988 A JP2233988 A JP 2233988A JP H01196846 A JPH01196846 A JP H01196846A
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JP
Japan
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substrate
thin film
holder
holding
substrates
Prior art date
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Pending
Application number
JP63022339A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Kurima
栗間 一典
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は基板保持具に関し、特に詳細には、薄膜生成装
置内で使用される基板保持具に関する。
〔従来技術〕
半導体素子を製作する際、半導体基板上に薄膜、例えば
、SiO膜、金属蒸若膜、S t N 4膜等、を形成
する必要がある。このような薄膜を半導体基板上に生成
する際、半導体基板を所定の保持具に固定し、この保持
具を薄膜生成装置内に設置し、薄膜生成装置を作動し半
導体基板上に薄膜を形成していた。そして、従来、この
ような保持具に半導体基板を保持するため、基板上部を
板ばねで止めたり、保持具内の設けた穴に半導体基板を
載置したりしていた。これらの例を第6(a)、(b)
及び(c)図に示す。第6(C)図は第6(b)図に示
す保持具の断面図である。第6(a)図では半導体基板
1が保持具2内に設けられた四部2a内に載置され、そ
の上部が板ばね3で止められている。また、第6(b)
及び(C)図では、保持具2C内に四部2dが設けられ
、この四部2dの底面には窓2eが形成されている。半
導体基板1はこの四部2d内に載置され、その半導体基
板1の主表面(薄膜が形成される面)の一部が窓2eを
通して薄膜形成方向Aに対して露出するようになってい
る。
〔発明の解決しようとする課題〕
先に説明したような従来の保持具では、半導体基板の薄
膜形成面の一部が仮ばね3又は保持具2cの半導体基板
支持部2f等により覆われ、その部分に薄膜を形成でき
なかった。したがって、その薄膜が形成できない部分で
は半導体素子を製造できず、歩留まりが低くなっていた
。また更に、板ばね3で半導体基板1を保持゛する際、
板ばね3の弾性力によりチッピングが生じ、このような
半導体基板より製造された半導体素子に不良が生じやす
い。さらに、このような薄膜形成は、一般に、減圧下で
行われるため、減圧下でも保持具自体から不純物の発生
しないようにしなければならならない。
本発明は上記課題を解決し、基板の主表面の全面に薄膜
を形成することのでき、不純物等を発生しない薄膜生成
装置用基板保持具を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の薄膜生成装置用基板保持具は、基板を側面方向
より押し付ける保持固定手段を有し、該保持固定手段の
基板との当接部分近傍の高さが基板装着時の基板上面高
さより低いことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の保持具では、基板の側面より押し付けることに
より基板を保持し、薄膜が形成される基板の主表面の上
部と保持具とがまったく接触しないため、基板の主表面
の全面に薄膜形成を可能にし、更に、基板の破損を防止
する。
〔実施例〕
以下図面を参照しつつ本発明に従う実施例について説明
する。
同一符号を付した要素は同一機能を有するため重複する
説明は省略する。
第1図は本発明に従う第1の実施例の薄膜生成装置用基
板保持具の斜視図を示す。
この図において、保持具4は矩形状の凹部4a及び4b
を有している。これらの凹部4a及び4bは、その側面
を保持具の外枠6a、6b、6C及び6dにより定めら
れ、また、これらの凹部4aと四部4bとの境界を定め
る内枠6によって、その残りの一辺が定められている。
更に、この凹部4a及び4bの底面は底板10により定
められている。
この凹部4a及び4bは夫々、その上に薄膜を形成する
基板1a及び1bを受は入れるようになっている。通常
、このような薄膜が形成される基板はQ、5mm程度の
厚さを有している。この四部4a及び4bには、移動部
材5a及び5bが嵌め込まれ、この移動部材5a及び5
bの内枠と反対側の面には移動軸7a、7b、7c及び
7dが当接している。この移動軸7a、7 b % 7
 c及び7dは、その一部に雄ねじが形成され、保持具
の外枠6a及び6dを貫通して保持具外側に伸び、さら
に外枠6a及び6b内に形成された雌ねじに係合するよ
うになっている。そして、この移動軸7a、7b、7c
及び7dを回転することによって、移動部材5a及び5
bを移動させることができる。その移動により基板1a
及び1bを移動部材5a及び5bと内枠6の側面との間
に挾み込むことによって、基板を保持する。第2図に第
1図の基板1a、移動部材5a、移動軸7a及び保持具
の外枠6a及び内枠6等の断面を示す。基板1aと内枠
6との間にはシリコーンゴム等より成る緩衝部材9aが
挿入され、また、移動部材5aと基板1aとの間にもシ
リコーンゴム等の緩衝部材9bが挿入されている。これ
らの緩衝部材9a及び9bの高さは、基板1aがこの保
持具4に装着された時の高さより低くしておく必要があ
る。
このようにしているのは、薄膜生成の際、基板の薄膜形
成面上にこれらの緩衝部材の影が出来ないようにするた
めである。そして、これらの緩衝部材9a及び9bは夫
々内枠6及び移動部材5aに固定しておく。これらの緩
衝部材を設けているのは、基板端面が傷付くのを防止、
更に、このような保持具を薄膜生成装置内に設置する際
、下向きとなったとき、基板が落下するのを防止するた
めである。移動部材5aの形状は第2図に示すように、
その基板側側面を切り欠いておく。これは、その角部が
、薄膜形成の際の影とならないようにするためである。
移動部材5aの内枠6に対して反対側には、移動軸7a
が当接し、この移動軸7aには雄ねじllaが形成され
ている。そしてこの雄ねじllaは外枠6a内に形成さ
れた雌ねじ12aに係合している。したがって、この移
動軸7aを回すことにより移動部材5aを内枠6に向け
て移動させることができる。ここで、このような基板保
持具において、基板を保持する際、あまり大きな力で保
持しようとすると、基板が割れてしまうことがある。そ
こで、保持される基板に一定値以上の力が作用しないよ
うにした構造を第3図に示す。この第3図に示す構造で
は、移動部材5aと移動軸7aとを直接当接させず、ス
プリング13を介して当接させている。すなわち、スプ
リング13は移動軸7aに設けられた段付き部71によ
り移動部材5aに押し付けられる。更に、移動軸7aに
は所定の範囲にしか雄ねじを形成しておらず、ある一定
態上移動軸7aを回すと、外枠6aに形成された雌ねじ
12aと移動軸7aに形成された雄ねじllaとの係合
が外れ、移動軸7aが移動するのを防止するようにしで
ある。このように構成することにより、基板1aには、
−定態上の力、すなわち、スプリング13が押し縮めら
れた時の力以上の力は作用しない。そのため、このスプ
リング13の弾性係数、長さ等を選ぶことにより、基板
1aにかかる最大の力を決定することが出来る。
この様な構造では、基板に当接する緩衝部材及び移動部
材の当接部は基板より高さを低くする必要があるが、そ
の一方で、ねじ部が形成され、または移動軸が当接する
部分は、それらの形成及び当接が容易となるように、比
較的厚くしておくことが好ましい。
この基板1aを例にあげて、上記構成の保持具での固定
手順を第4図を用いて説明する。
まず、第4(a)図に示すように、基板1aを移動部材
5aと内枠6との間に挿入する。ここで使用する基板は
矩形状にスクライブされたものであって、互いに平行と
なっている辺を有している。
そして、これらの平行な辺を移動部材5a及び内枠6に
対向するように挿入する。次に、移動軸7aの一端に固
定されたハンドル8aを回し、移動軸7aをX方向に移
動させる。この移動にともない、移動部材5aも、それ
に当接したスプリング13に押されて、X方向に移動す
る。更に、ハンドル14を回していくと、スプリング1
3が縮められ、基板1aが内枠6に対して押し付けられ
る。この状態を第4(b)図に示す。しかし、移動軸7
aを回していっても、雄ねじ11aが外枠6aに設けら
れた雌ねじ12aと係合しなくなった後は、ハンドル8
8回しても移動軸7aは移動しない。したがって、移動
部材5aは移動せず、基板1aにもそれ以上の力は作用
しないのである。
次に、このように、基板を固定した保持・具4を薄膜生
成装置内に設置し、薄膜形成を行う。
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、種々の変
形例が考えられ得る。
具体的には、上記実施例では、移動軸をスプリングを介
して移動部材に当接させているが、このようなスプリン
グを介することなく直接、移動軸と移動部材を当接させ
てもよいし、また、移動軸を使用せず、コイルばねのみ
により移動部材を固定部材に押し付けるようにしてもよ
い。
また、更に、上記実施例では、スプリング(コイルばね
)を使用しているが、第5図に示すように、板ばねを使
用してもよい。この場合には、外枠に雌ねじ等を形成す
る必要も、また移動軸を使用する必要もなくなる。
また、更に、上記実施例では、緩衝部材として、シリコ
ーンゴムを使用しているが、他のシリコーン樹脂または
弗素樹脂を使用してもよい。
また更に、上記実施例では、矩形状の基板を保持する保
持具について説明してきたが、通常の円形の半導体基板
等にも本発明は適用できる。この場合には、内枠及び移
動部材の形状を基板の外形形状にあわせて、形成すれば
よい。
また、更に、上記実施例では、内枠の固定部分基板を押
し付けることによって、基板を固定しているが、内枠を
も移動可能にし基板を両側から、押し付けるようにして
もよい。
また更に、上記実施例の保持具では、基板を2枚固定で
きるようになっているが、この枚数に限定されるもので
なく、種々の枚数の基板を固定できるようにすることは
、本明細書の開示した技術内容からみて当業者であれば
可能である。
〔発明の効果〕
本発明の保持具では、基板の°薄膜形成面上を覆う部分
が全くないため、基板の薄膜形成の全面に薄膜を形成す
ることができる。
また、本発明の保持具では、基板の側面に力を作用させ
て基板を保持具に固定しているため、基板の破壊が防止
でき、さらにチッピング等が生じにくい。そのため、高
い歩留まりで、半導体素子が製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う実施例の構成を示す斜視図、第2
図は第1図の部分拡大断面図、第3図は第2図の部分断
面拡大図、第4図は、本発明の保持具における基板押し
付は機構の説明図、第5図は、本発明の実施例の変形例
を示す図及び第6図は従来例の構成及び説明する図であ
る。 1.1aslb”’基板、2・・・保持具、2 a %
4a、4b・・・凹部、2f・・・支持部、3・・・ば
ね、4・・・保持具、5a、5b・・・移動部材、6・
・・内枠、6a、6b、6c、6d、6 f−・・外枠
、7 a s7 b、 7 c、 7 d・・・移動軸
、3 B 、 8b 、 8 Cs8d・・・ハンドル
、9a、9b・・・緩衝部材、10・・・底板、lla
・・・雄ねじ、12a・・・雌ねじ、13・・・スプリ
ング、71・・・段付部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、薄膜生成装置用基板保持具において、基板を側面方
    向より押し付ける保持固定手段を有し、該保持固定手段
    の基板との当接部分近傍の高さが基板装着時の基板上面
    高さより低いことを特徴とする薄膜生成装置用基板保持
    具。 2、前記保持固定手段は当接部材を介して基板に接し、
    該保持具には該保持固定手段を基板側面方向に付勢する
    手段が設けられている請求項1記載の薄膜生成装置用基
    板保持具。 3、該当接部材がシリコーン系の樹脂より構成され、該
    付勢手段が弾性を利用して基板を固定手段に押し付けて
    いる請求項2記載の薄膜生成装置用基板保持具。
JP63022339A 1988-02-02 1988-02-02 薄膜生成装置用基板保持具 Pending JPH01196846A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001176955A (ja) * 1999-10-29 2001-06-29 Boc Group Inc:The 傷つきやすい基板のためのばねクリップ
CN105914177A (zh) * 2016-06-08 2016-08-31 广东科杰机械自动化有限公司 一种夹具

Cited By (3)

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JP2001176955A (ja) * 1999-10-29 2001-06-29 Boc Group Inc:The 傷つきやすい基板のためのばねクリップ
JP4556052B2 (ja) * 1999-10-29 2010-10-06 フェローテック (ユーエスエイ) コーポレイション 基板支持装置
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