JPH01196271A - 海苔入り麺 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 「産業上の利用分野」 この発明は食品として広く供されている麺類の構造に関
する。

「従来の技術」 日本そば、ラーメン、うどん等を製造する際にしいたけ
、ハトムギ粉、金箔等を混入することが従来、開示され
ている。又麺類に海苔をかけて食べることは通常行われ
ている。

「発明が解決しようとする課題」 麺の茹上げ後に、海苔を細切りにしたものをふりかける
と、麺汁の湯気によって海苔が縮み、又相互に付着し、
食味に点で不満足であり、又かたまりになり箸にからま
り付いたりして不便であった。

「発明の構成」 「課題を解決するための手段」 麺類に海苔を加えて食用にすることは食欲の増進や風味
の付加の点で望ましいことであり、例えば日本そばの歴
史と同じ位、古くから賞用されて来た。しかし、あたた
かい麺汁を用いる際には特に上述の不満足、不便さが認
められて来た。

本発明は麺の生成時に麺の各細片（条体）に、海苔の薄
片をはさみ込んで、固着させることにより、茹で上げ後
、麺の各々の条体に海苔が入ってあり、味覚の点でも海
苔の味が十分に賞味できるようにしたものである。

「実施例」 日本そば、中華そばを製造する際には、材料を混練した
後、のばしの工程があり、この前後に１〜１０時間の熟
成時間を与えることにより、小麦粉等の中に含まれるグ
ルテンが引き締まり、茹上げた際にも形崩れしなくなる
。こののばし工程の後に細切り工程が行われるが、この
細切りの前でのばし工程の後の期間に、例えば布状に伸
ばした麺材２枚の間に布状の海苔をはさんで押し着けた
ところ、良好な状態で、海苔がサンドイッチ状に固定で
きた。又、粉末状の海苔でも同様に挿みこむことができ
、細切り工程において圧迫をうけ又圧迫を解除された後
も良好にはさみ込まれたまま固着し、そのまま生麺とし
て保存していた期間及び茹上げ工程の間及び茹上げの後
においても、形崩れや分解することなく、そのまま良好
に食用できた。

のばし工程の初期には麺材が縮む傾向が強いので、初期
よりも終期に近い方が海苔をきれいに、はさんで保つの
に適している。

又、上記布状の麺材自体にも、予め粉状の海苔を混ぜて
おくと更に海苔の含有量が増し、風味を上げる。

「発明の効果」 １．麺自体に海苔が入っているので、完全に全体が海苔
の味を持つ麺が得られた。

２．製造が容易であり、又調理者側でも特別の取扱いを
要せずに海苔入り麺を料理できる。

３．海苔の味が、食用される際迄十分に保たれる。

４．箸に海苔がまとわり付く等の不便が解消された。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 殻粉を水等の液体と混練し細い条体状に切断して作られ
   る麺類において、上記条体の長さ方向に平行に上記条体
   の内部に海苔を介在させたことを特徴とする海苔入り麺
   。