JP2835512B2 - 無塩うどんの製造法並びにその製造法によって得られたうどん - Google Patents

無塩うどんの製造法並びにその製造法によって得られたうどん

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、うどん、取分け無塩う
どんに関する。
【0002】
【従来技術】うどんは、小麦粉に少量の塩を加え、水で
こねて麺生地にのばし、細く切って製する。本発明者の
知る限り塩と水を用いないうどんはこれまでに存在しな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塩と水を全
く使用しないで、塩と水の替りに、米酢に梅の果肉成分
を浸出させた梅酢に南天の実の粉末、笹の葉の粉末、赤
紫蘇の葉の粉末のうち少なくとも二種以上の少量を添加
して成る薬草入り梅酢及び牛乳を加えることにより、健
康的にも、栄養価においても、味覚性においても、さら
に保存性においても良好なうどんを提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、うどん
の原料粉を、米酢に梅の果肉成分を浸出させた梅酢に南
天の実の粉末、笹の葉の粉末、赤紫蘇の葉の粉末のうち
少なくとも二種以上の少量を添加した薬草入り梅酢の適
量と牛乳の適量で混練して麺生地を製し、その後常法に
より製麺することを特徴とする無塩うどんの製造法と、
その製造法によって得られた無塩うどんである。
【0005】
【実施例】以下本発明の実施例を挙げると、次の原料を
用意する。 (1)中力粉 300g (2)米酢 20g (3)梅の実(果肉) 10g (4)南天の実の粉末 微量 (5)笹の葉の粉末 微量 (6)赤紫蘇の葉の粉末 微量 (7)牛乳 30g
【0006】まず、篩にかけた中力粉300gに、予め
米酢20gに梅の果肉10gを浸漬してその成分を浸出
させた梅酢に南天の実の粉末、笹の葉の粉末、赤紫蘇の
葉の粉末の各微量を添加して成る薬草入り梅酢30g
と、牛乳30gを混入して、全体がひとまとりになるま
でよく混練する。これに要する時間は約30分である。
そして、濡れ布巾に包んで2〜3時間熟成させる。
【0007】次いで、麺棒で麺肌がなめらかになり、厚
さが約3mm位になるまで圧延し、幅約3mm、長さ約
25cmに重ね切りして、本発明の麺を完成する。この
時の生地温度は、26゜C〜36゜Cが望ましい。
【0008】
【発明の効果】本発明により得た無塩うどんは、以上の
通り、完全無塩の梅酢を用いることにより、これまでの
うどんの味を損うことなく、種々の病気の発生と係わり
のある塩分基調の食生活の改善に資する。またこの梅酢
には、防腐作用に強いとされる南天の実の粉末、笹の葉
の粉末、赤紫蘇の葉の粉末が添加されて薬草入り梅酢を
構成しているから、梅酢本来の防腐作用と相俟って保存
性がきわめて高い。さらにそれに留らず、微かな梅の香
及び上記各薬草粉末の香により、味覚の下地(かくし
味)をつくることができる。そして、これまでの水に替
って牛乳を混入するので、僅かながら、うどんに欠ける
蛋白、脂肪、糖分、ビタミン等の栄養補給がなされ、且
つ味のまろやかさ、独特の甘味の加わった美味なうどん
を得ることができる。表層の弾力(シコシコ感)も充分
保持され、また無漂白でも艶を呈して見栄えがよく、こ
の点からも健康に資する。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 うどんの原料粉を、米酢に梅の果肉成分
    を浸出させた梅酢に南天の実の粉末、笹の葉の粉末、赤
    紫蘇の葉の粉末のうち少なくとも二種以上の少量を添加
    して成る薬草入り梅酢の適量と牛乳の適量で混練して麺
    生地を製し、その後常法により製麺することを特徴とす
    る無塩うどんの製造法。
  2. 【請求項2】 うどんの原料粉を、米酢に梅の果肉成分
    を浸出させた梅酢に南天の実の粉末、笹の葉の粉末、赤
    紫蘇の葉の粉末のうち少なくとも二種以上の少量を添加
    して成る薬草入り梅酢の適量と牛乳の適量で混練して麺
    帯を製し、その後常法により製麺して成る無塩うどん。
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