JPH01196071A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents

静電荷像現像用トナー

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JPH01196071A
JPH01196071A JP63019534A JP1953488A JPH01196071A JP H01196071 A JPH01196071 A JP H01196071A JP 63019534 A JP63019534 A JP 63019534A JP 1953488 A JP1953488 A JP 1953488A JP H01196071 A JPH01196071 A JP H01196071A
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toner
glass transition
transition point
resin
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Naoto Kitamori
北森 直人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電子写真、静電記録、静電印刷等における静電
荷像を現像するための現像剤に使用されるトナーに関す
る。
[従来の技術] 従来、電子写真法としては米国特許環 2.297,691号明細書、特公昭42−23910
号公報(米国特許環3,666.363号明細書)、特
公昭43−24748号公報(米国特許環4,071.
361号明細書)等、多数の方法が知られているが、一
般には光導電性物質を利用し、種々の手段により感光体
上に電気的潜像を形成し、次いで該潜像を現像粉(以下
トナーと称す)を用いて現像し、必要に応じて紙等の転
写材にトナー画像を転写した後、加熱、圧力、加圧熱定
ローラーあるいは溶剤蒸気などにより定着して複写物を
得るものである。またトナー画像を転写する工程を有す
る場合には、通常、感光体上の残余のトナーを除去する
ための工程が設けられる。
電気的潜像をトナーを用いて可視化する現像方法は、例
えば米国特許環2,874,063号明細書に記載され
ている磁気ブラシ法、同2,618,552号明細書に
記載されているカスケード現像法及び同2.221,7
76号明細書に記載されている粉末雲法、米国特許環3
,909,258号明細書に記載されている導電性の磁
性トナーを用いる方法などが知られている。
これらの現像法に適用するトナーとしては、従来、天然
あるいは合成樹脂中に染料、顔料を分散させた微粉末が
使用されている0例えば、ポリスチレンなどの結着樹脂
中に着色剤を分散させたものを1〜30ル程度に微粉砕
した粒子がトナーとして用いられている。磁性トナーと
してはマグネタイトなどの磁性体粒子を含有せしめたも
のが用いられている。いわゆる二成分現像剤を用いる方
式の場合には、トナーは通常ガラスピーズ、鉄粉などの
キャリア粒子と混合して用いる。また、トナーは現像さ
れる静電潜像の極性に応じて正または負の電荷が保有せ
しめられる。
トナーに電荷を保有せしめるためには、トナーの成分で
ある樹脂の摩擦帯電性を利用することも出来るが、この
方法ではトナーの帯電性が小さいので、現像によって得
られる画像はカブリ易く、不鮮明なものとなる。そこで
、所望の摩擦帯電性をトナーに付与するために、帯電性
を付与する染料、顔料、更には荷電制御剤なるものを添
加することが行われている。
今日、出該技術分野で知られている荷電制御剤としては
、トナーを正荷電性に制御するものとして、ニグロシン
、4級アンモニウム塩等があり、トナーを負荷電性に制
御するものとして、モノアゾ染料の金属錯塩;サリチル
酸、ナフトエ酸の金属錯塩等がある。
これらは、通常熱可塑性樹脂に添加され、熱溶融分散し
、これを微粉砕して、必要に応じて適当な粒径に調整さ
れ使用される。
上述のごときトナーを用いて現像し、さらに転写材に転
写した後、熱、圧力等により永久的に定着される。従来
より、この定着工程は熱によるものが多く採用されてい
る。
また、加熱による定着方式も古くからあるオープン定着
方式にかわり近年複写作業の効率化、省エネルギー化、
複写機の小型高速高性能化に伴ない熱効率の良好なヒー
トロール型定着方式が市販の複写機の大勢を占めるにい
たっている。これは加熱ローラーによる熱圧着によりト
ナーを紙上に定着せしめようとするものであり、熱線に
よる非接触型の加熱方式より、加熱体はより低温で満足
のいく定着画像が得られ、より高速化が可能である等の
利点も多い。
一般に、特定の定着方式に用いるトナーは、他の定着方
式には使用できないのが通常であり、こうした定着方式
の変化に伴ない、加熱ローラーによる熱圧力定着に適し
たトナー材料が種々提案されており、これらの提案では
、結着樹脂の分子量分布、架橋程度、異質樹脂の混合、
あるいは離型性物質の添加等、かなり広範な技術的工夫
がなされている。
例えば、離型性物質の添加による定着性、耐オフセット
性の向上についても多くの提案がなされ、特にポリオレ
フィン系のワックス成分の添加が効果的である0例えば
特公昭52−3304号公報等に開示されている。
しかしながら、低ガラス転移点の樹脂成分の添加による
定着性、耐オフセツト性向上と相反して、トナーとして
の流動性、凝集性が低下し、又ブロッキング性も悪くな
る等の問題点を生じている。また添加量を多くするに従
い、現像剤相持体に樹脂成分が付着し、均一な帯電性を
トナーに付与することが困難になり、画像上にムラや白
ヌケ等の問題点が生じてしまう、さらには感光体等の静
電像保持体に樹脂成分が融着して、黒ポチやフィルミン
グによる黒スジ状の汚れが画像上に発生する等の問題点
もあり、定着性、#オフセット性が良好で、かつ上記の
様な問題点を克服したトナーが望まれている。
また、最近では複写機の信頼性が向上するとともに、よ
り高速の複写機が開発、生産され、それに伴ってトナー
の定着性、#オフセット性に対する要求が厳しく、それ
らの性能を満足するトナーが強い要望として叫ばれてい
る。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、上述の如き問題点を解決した現像剤を
提供することにある。
すなわち、本発明の目的は、定着性、耐オフセット性の
優れた静電荷像現像用トナーを提供す′ることにある。
本発明の更なる目的は、耐ブロッキング性に優れた静電
荷像現像用トナーを提供することにある。
本発明の他の目的は、現像剤相持体等の汚染を防止する
ことにより、安定した摩擦帯電性を得るための静電荷像
現像用トナーを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、静電荷像保持体の汚染を防
止することにより、鮮明な画像を得るための静電荷像現
像用トナーを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、流動性、!2集性の優れた
静電荷像現像用トナーを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、少なくともガラス転移点が50℃未満である
結着樹脂と、着色剤とから成る微粒子(A)と、少なく
ともガラス転移点が50℃以上である結着樹脂を含む粒
子(B)とから成る現像剤において、該粒子(B)が該
粒子(A)の表面近傍に、機械的衝撃により固着埋設さ
れて存在する事を特徴とする静電荷像現像用トナーであ
る。
前述の問題点はすべてトナー粒子表面と密接な関係にあ
り、粒子表面における結着樹脂のガラス転移点が大きな
影響を及ぼしている。従ってワックス成分の存在確率を
低下せしめるために、前述の問題点に効果的な樹脂を表
面に固着させることで、トナー表面近傍は低ガラス転移
の樹脂成分の含有量が少なく内部は多いといったような
、擬似カプセル的なトナーを用いることで問題点を解決
し本発明に至ったものである。
本発明において、粒子(A)及び(B)に用いられる結
着樹脂としては、ポリスチレン、ポリp−クロルスチレ
ン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体
の単重合体;スチレン−p−クロルスチレン共重合体、
スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトル
エン共ffi合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合
体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−
アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチ
ル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体。
スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−
メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタアクリ
ル酸ブチル共重合体、スチレン−αクロルメタアクリル
酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニル
メチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体
、スナレンーイソブレン共重合体、スチレン−アクリロ
ニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共
重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体などの
スチレン系共重合体:ポリメチルメタクリレート、ポリ
ブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ボ
リウレタ/、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブ
チラール、ポリアマイド、ポリアクリル酸樹脂、ロジン
、変性ロジン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族
又は脂環族炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パ
ラフィン、パラフィンワックス、カルナバワックスなど
が単独或いは混合して使用できる。
また本発明の粒子(A)に使用する着色材料としては、
従来公知のカーボンブラー7り、銅フタロシアニン、 
fi! 、ニグロシン、ベンジンイエロー。
キナクリドン、ローダミンBなどが使用できる。
本発明の粒子(A)には必要に応じて着色剤としての役
割も兼ねる磁性粉を含有してもよい、その磁性粉として
は磁場の中に置かれて磁化される物質が用いられ、鉄、
コバルト、ニッケルなどの強磁性金属の粉末もしくはマ
グネタイト、γ−Fe203.フェライトなどの合金や
化合物がある。
特に前述の効果を発揮せしめるためには好ましくは窒素
吸着法によるBET比表面積が2〜20112/g、特
に2.5〜12層27g、さらにモース硬度が5〜7の
磁性粉が好ましい、この磁性粉の含有量はトナー重量に
対して10〜70重量%が良い。
本発明の粒子(A)には必要に応じて荷電制御剤を含有
してもよく、正荷電性に制御するものとして、ニグロシ
ン、4級アンモニウム塩等があり、トナーを負荷電性に
制御するものとして、モノアゾ染料の金属錯塩、サリチ
ル醸、ナフトエ酸の金属錯塩等がある。
本発明における粒子(A)に用いる結着樹脂のガラス転
移点は50℃未満、好ましくは45℃以下が効果的であ
る。50℃以上の樹脂を用いるとトナーの定着性、#低
温オフセット性が低下する。
本発明における粒子(B)に用いる樹脂のガラス転移点
は50℃以上、好ましくは55℃以上が効果的である。
50℃未満の樹脂を用いると粒子(A)の耐ブロッキン
グ性を向上させる効果が得られなくなる。また用いられ
る樹脂としては粒子(A)に用いられる結着樹脂群中単
独或いは混合して使用できる。
なお、本発明における樹脂のガラス転移点の測定は、示
差走査熱量計(Perkin Elmer ? sys
tem)を用い、 ASTM (0341B−75)の
測定方法に準じ、10℃/hrの昇温速度で測定した。
また、1.の算出は出力データのベースラインからの変
曲点を設定し求めた。
本発明の粒子(A)及び(B)の製造にあたっては、熱
ロール、ニーグー、エクストルーダー等の熱混練機によ
って構成材料を良く混練した後、機械的な粉砕1分級に
よって得る方法、あるいは結着樹脂溶液中に材料を分散
した後、噴霧乾燥することにより得る方法、あるいは、
結着樹脂を構成すべき単量体に所定材料を混合して乳化
、懸濁液とした後に重合させてトナーを得る重合法トナ
ー製造法等、それぞれの方法が応用出来る。
また、粒子(A)の体積平均粒子径は30.wm以下、
好ましくは5〜20g腸の範囲で用いられる。
粒子(B)の体積平均径は5終腸以下、好ましくは2g
m以下で用いられる。
本発明におけるトナーの製造方法を以下に述べるが、こ
れらに限定されるものではない。
本発明における粒子(A)の表面近傍に粒子(B)を埋
設する前処理として、粒子(B)を分散しつつ、着色粒
子(A)と摩擦せしめて静電力及びファンデルワールス
力により粒子(A)に付着せしめる。一般的には高速の
攪拌羽根付きの混合機が用いられるが、混合機能と分散
機能を有するものであれば良い、また、粉砕機、振動ミ
ル等を衝撃力を落として使用してもよい。
この際前処理分散をより均一なものにするために、必要
に応じて分散補助剤として流動性付与剤、潤滑剤、導電
性付与剤などを添加しても良い0例えばケイ酸微粉末、
ポリテトラフルオロエチレン粉、ポリフッ化ビニリデン
粉、高級脂肪酸の金属塩、カーボンブラック、導電性酸
化錫などが用いられ、特に好ましくはケイ酸微粉末を用
いる。
本発明で用いるケイ酸微粉末とは、5i−0−9i結合
を有する微粉体であって、乾式法で製造されたもの、及
び湿式法で製造されたもののいずれも含まれる。
本発明に用いられるケイ酸微粉体を湿式法で製造する方
法は、従来公知である種々の方法が適用できる。たとえ
ば、ケイ酸ナトリウムの酸による分解、一般反応式で示
せば(以下反応式は略す)、 Na21)xsi02+ H(j)+H20→S+02
・nH2O+ NaCj)その他、ケイ酸ナトリウムの
アンモニア塩類またはアルカリ塩類による分解、ケイ酸
ナトリウムよりアルカリ土類金属ケイ酸塩を生成せしめ
た後、酸で分解しケイ酸とする方法、ケイ酸ナトリウム
溶液をイオン交換樹脂によりケイ酸とする方法、天然ケ
イ酸またはケイ酸塩を利用する方法などがある。
ここでいうケイ酸微粉体には、無水二酸化ケイ素(シリ
カ)の他、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸ナトリウム、ケ
イ酸カルウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸亜鉛などの
ケイ酸塩をいずれも適用できる。
分散補助剤の添加量は粒子(A) 100重量部に対し
て5重量部以下、好ましくは3重量部以下で用いる時に
効果を発揮する。また粒子(A)と(B)の比率は粒子
(A) 100重量部に対して粒子(B)は0.1〜2
0重量部、好ましくは0.5〜15重量部の範囲で前処
理を行なう。
この様にして得られた粒子(A)  、 CB)の混合
物を第1図の装置を用いて最短間隙1■、ブレードの周
速60m/seaにて3分間処理を行ない、このトナー
を電子顕微鏡で観察したところ、部分的に固着されてい
るのが観察された。また固着率として以下の方法で求め
たところ96%であった。
粒子(A)に粒子(B)が固着された比率は以下の様に
して求めた。
まず、粒子(A)9粒子(A)と(B)の混合物、及び
その処理物をそれぞれ界面活性剤を含んだ水に同量分散
させ、さらに超音波分散器にかけて5分間分散させる。
その後すみやかに吸引か過を行なう、この際フィルター
の目開きは粒子(B)の径よりやや大きめのものを使用
する0次に得たが液をさらに超音波分散させた後、分光
光度計を用いてその炉液の透過度T%を測定する。その
際、粒子(A)のみのか液を100%として機器を調整
する。
以上の様にして測定した値を下記の計算式を用いて固着
率を定義して求めた。
粒子(A)と(B)の処理物のが液の透過度・・・74
85粒子(A)と(B)の混合物のが液の透過度・・・
T^。6%固着、埋設処理の条件としては、粒子(A)
が粉砕されない範囲の衝撃力と融着柴集の発生しない範
囲の温度コントロールを行うことが重要である0本方法
を実施するための固定化装置−例としてリサイクル機能
を有し多数の回転ビンを有するビンミルや、回転するブ
レードやハンマー(回転片)とライナ(固定片)との間
で衝撃を与え、かつリサイクル機構を有する粉砕機が有
効である。
該装置における回転片の先端の周速は30〜150鵬/
seaが好ましい、温度は粒子(A)と粒子(B)の物
性により異なるが20〜90℃、好ましくは30〜70
℃がよく、又、衝撃部の滞留時間は0.2〜12sec
が好ましい、ピンミルの場合は粉体の濃度を濃くする必
要がある。第1図のタイプの装置では遠心力により処理
される粉体がライナー7近傍に集められるので粉体の濃
度のラチチュードはひろい、ビンミル間もしくはブレー
ド4またはハンマーとライナーとの間の最短間隙は0.
5〜5mm程度が好ましく、更に好ましくは1〜3■に
調整した場合によい結果が得られる。
本発明のトナーには必要に応じて、流動性付与剤、潤滑
剤、導電性付与剤、定着助剤などの例えば、シリカ微粉
末ポリテトラフルオロエチレン粉、ポリフッ化ビニリデ
ン粉、高級脂肪酸の金属塩、カーボンブラック、導電性
酸化錫などが添加されても良い。
さらに本発明のトナーは体積固有抵抗が101’oc+
s以上、特に1012ΩC■以上であるのが良い、ここ
で言う体積固有抵抗は、トナーを100Kg/cm2の
圧で成型し、これに100 V /Csの電界を印加し
て、印加後1分を経た後の電流値から換算した値として
定義される。
本発明のトナーは、必要に応じて、鉄粉、ガラビーズ、
ニッケル粉、フェライト粉などのキャリア粒子と混合さ
れ、電気的潜像の現像剤として用いることもできる。
本発明のトナーは種々の現像方法に適用しうる0例えば
、磁気ブラシ現像方法、カスケード現像方法、米国特許
第3,909,258号明細書に記載された導電性磁性
トナーを用いる方法、特開昭53−31136号公報に
記載された高抵抗磁性トナーを用いる方法、特開昭54
−42141号公報、同55−18656号公報、同5
4−43027号公報などに記載された方法、ファーブ
ラシ現像方法、パウダークラウド法、インプレッション
現像法などがある。
ここで本発明を適用できる現像工程の望ましい例を説明
する。第2図に現像工程の一実施形態を断面図で示す、
同図において静電像保持体16は矢印方向に動く、現像
剤相持体である非磁性円筒17は、現像部において静電
像保持体表面と同方向に進むように回転する。非磁性円
筒17の内部には、多極永久磁石18が回転しないよう
に配されている。現像剤容器19から送られる一成分系
絶縁性磁性現像剤21を非磁性円筒面上に塗布し、かつ
円筒面とトナー粒子との摩擦によって、トナー粒子に静
電像電荷と逆極性の荷電を与える。さらに鉄製のドクタ
ーブレード20を円筒表面に近接して(間隔50終11
〜500Km)、多極永久磁石18の一つの磁極(図示
では58i)位置に対向して配置することにより、トナ
ー層の厚さを薄く(30終層〜300μm)且つ均一に
規制する。この円筒17の回転速度を調節することによ
り、現像剤層の表層速度及び好ましくは内部速度が静電
像保持面の速度と実質的に等速、もしくはそれに近い速
度となるようにする。ドクターブレード20として鉄の
かわりに永久磁石を用いて対向磁極を形成してもよい、
また、現像部において現像剤担持体と静電像保持面との
間で交流バイアスを印加してもよい。
この交流バイアスはfが200〜4000Hz、 Vp
pが500〜3000Vであれば良い。
以上の如く、この現像工程においては一成分系磁性現像
剤を現像剤相持体上に安定に保持させる為に、多極永久
磁石18を内包する非磁性円筒17を用いた。また、現
像剤層を薄く均一に形成する為に、円筒2表面に近接し
て磁性体薄板もしくは永久磁石によるドクターブレード
20を配置した。このように磁性体のドクターブレード
を用いると、現像剤担持体に内包された永久磁石の磁極
との間に対向磁極が形成され、ドクターブレードと現像
剤担持体間でトナー粒子類を強制的に立ち上がらせるこ
とになり、現像剤担持体上の他の部分、例えば静電像面
に相対する現像部分の現像剤層を薄く規制するのに有利
である。さらにそのような強制的運動を現像剤に与える
ことにより現像剤層はより均一になり、薄く且つ均一な
トナー層形成が達せられる。しかもドクターブレードと
スリーブとの間隔を広めに設定できるからトナー粒子の
破壊や凝集を防止する効果もある。現像部分におけるト
ナー粒子の転移に際し、静電像の吸引作用あるいは交流
バイアスの作用によって静電像側に転移する。
C実施例] 実施例中の部は重量部である。
実施例1 上記成分を混合し、ロールミルにて160℃で溶融混練
する。冷却後、ハンマーミルにて粗粉砕した後、ジェッ
トミル粉砕機にて微粉砕し、次いで風力分級機を用いて
分級し、体積平均径が12終■の黒色微粉末粒子(A)
を得た。一方、粒子(B)としてメチルメタクリレート
ポリマーCTg=98℃2粒子径0.4部m)を選択し
、粒子(A)100部に対し、該粒子(B)6部、シリ
カ微粉末0.3部をヘンシェルミキサーで混合し、前処
理を行なった。
次に第1図の装置を用いて最短間隙1.5mm 、ブレ
ードの周速65ta7sec 、処理時間4分間の条件
にて処理した。処理物を電子it微鏡で観察したところ
、部分的に固着、埋設されているのが観察された。また
前述の測定方法にて固着率を測定したところ96.5%
であった。さらに該処理物100部にシリカ微粉末0.
4部を添加し現像剤を得た。
以下、次のような処方で同様にして現像剤を作った。
実施例2 粒子(A): 粒子(B): ポリスチレン(ガラス転移点:94℃。
粒子径1.fuLm) 実施例3 粒子(A):実施例2の粒子(A)と同一粒子(B): スチレン−2エチルヘキシル アクリレート共重合体 (ガラス転移点:68℃2粒子径0.8ルm)比較例1 粒子(A): 粒子(B):実施例1の粒子CB)と同一比較例2 粒子(A):実施例1の粒子(A)と同一比較例3 粒子(A):実施例1の粒子(A)と同一粒子(B):
実施例2の粒子(A)の結着樹脂と同一(粒子径二〇、
8鉢l) 上記実施例1〜3及び比較例1〜3で得たそれぞれの現
像剤について、−#−ヤノン■製複写機NP−3525
を用いて定着性、オフセット性及び現像剤担持体汚染、
感光体汚染について評価した。また耐ブロッキング性に
ついては、45℃の環境に1週間現像剤を放置した後評
価した0表−1にその結果を示した。尚、汚染について
は連続2万枚コピー後判定を行なった。
(以下余白) C発明の効果コ 以上説明したように、ガラス転移点が50℃未満の結着
樹脂を含む粒子の表面に、ガラス転移点が50℃以との
樹脂微粒子を機械的な衝撃により、固着又は埋設させる
ことにより、定着性、耐オフセット性が良好で、かつ耐
ブロッキング性が向上する。また現像剤相持体や感光体
汚染を防止し耐久性が向上する。更に現像剤の流動性、
凝集性が改善される等、トナー特性が向上するとともに
、製造工程が簡便で、収率向上等によるコスト低減が図
れる等生産上の利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は粒子(A)に粒子(B)を固着、埋設するため
の装置の一例を概略的に示した説明図であり、第2図は
本発明を適用できる現像工程の一実施形態の説明図であ
る。 l・・・回転軸     2・・・ロータ3・・・分散
羽根    4・・・回転片(ブレード)5・・・仕切
円板    6・・・ケーシング7・・・ライナー  
  8・・・衝撃部9・・・入口室     10・・
・出口室11・・・リターン路   12・・・製品取
出部13・・・原材料投入弁  14・・・ブロワ−1
5・・・ジャケット16・・・静電像保持体17・・・
現像剤相持体  18・・・永久磁石19・・・現像剤
容器 20・・・ドクターブレード 21・・・現像剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともガラス転移点が50℃未満である結着
    樹脂と、着色剤とから成る微粒子(A)と、少なくとも
    ガラス転移点が50℃以上である結着樹脂を含む粒子(
    B)とから成る現像剤において、該粒子(B)が該粒子
    (A)の表面近傍に、機械的衝撃により固着埋設されて
    存在する事を特徴とする静電荷像現像用トナー。
JP63019534A 1988-02-01 1988-02-01 静電荷像現像用トナー Pending JPH01196071A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287159A (ja) * 1988-09-22 1990-03-28 Konica Corp 磁性トナー
JPH0287157A (ja) * 1988-09-22 1990-03-28 Konica Corp 静電荷像記録方法
JP2006161018A (ja) * 2004-11-15 2006-06-22 Sanyo Chem Ind Ltd 樹脂粒子水分散体

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0287159A (ja) * 1988-09-22 1990-03-28 Konica Corp 磁性トナー
JPH0287157A (ja) * 1988-09-22 1990-03-28 Konica Corp 静電荷像記録方法
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