JPH01194113A - 広帯域再生増幅回路 - Google Patents

広帯域再生増幅回路

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JPH01194113A
JPH01194113A JP1875188A JP1875188A JPH01194113A JP H01194113 A JPH01194113 A JP H01194113A JP 1875188 A JP1875188 A JP 1875188A JP 1875188 A JP1875188 A JP 1875188A JP H01194113 A JPH01194113 A JP H01194113A
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JP
Japan
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amplifier
reproducing
frequency
positive feedback
gain
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Pending
Application number
JP1875188A
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English (en)
Inventor
Shinji Kaneko
金子 真二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH01194113A publication Critical patent/JPH01194113A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、広帯域再生増幅回路に関し、特に、VTR(
ビデオテープレコーダ)等の回転磁気へノドからの再生
信号を増幅するための広帯域再生増幅回路に関する。
(発明の概要〕 本発明は、回転磁気ヘンドからの再生信号を増幅する増
幅回路において、再生アンプの利得に略々等しい減衰率
を有する減衰器と、低域利得を低下させる低域低減手段
と、上記増幅器の入力容量の中和用コンデンサとから成
る回路を介して再生アンプからの出力を該アンプに正帰
還することにより、共振周波数を高域側に移動させ、伝
送周波数特性の平坦部を広帯域化するものである。
〔従来の技術〕
一般にVTR(ビデオテープレコーダ)の再生アンプや
ステソプアソブ・トランス等を含む再生回路系において
は、再生ヘッドのインダクタンスとアンプ入力容量によ
り共振を起こすことを利用してC/N (キャリア・ノ
イズ比)の改善を計っている。このため、共振周波数f
。は信号帯域の上限に選んでいる。この共振によりro
よりも低域側のC/Nは改善されるが、再生ヘッドのQ
値に応して振幅特性と群遅延特性に大きな周波数特性を
持ってしまう。
そこで、上記Qをダンピングするために、従来より第4
回乃至第6図に示すような構成が用いられている。
まず第4図の構成においては、再生ヘッド21からの再
生信号を増幅するための差動入力型の再生アンプ22の
入力容Ic、Hに対して並列にダンピング用の抵抗23
を設けている。また、第5図の構成においては、再生ア
ンプ22の出力を抵抗24を介して非反転入力端子に負
帰還することにより上記Qをダンピングしている。さら
に第6図においては、再生アンプ22の出力側に共振回
路25を設け、上記Qにより生ずる周波数特性を逆補正
している。なお、第5図の負帰還によるQダンピングを
施した構成については、例えば特公昭62−32523
号公報のビデオヘンドアンプ用集積回路等に開示されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記第4図の構成は、いわゆる低価格機に多
く用いられているが、ダンピング用抵抗23が再生ヘッ
ド21の負荷となるためS/Nが劣化するという欠点が
ある。また第5図の構成は負帰還によるものでS/Nの
劣化は無いが、伝送帯域の低域で振幅と群遅延に周波数
特性を持つため補正が必要となる。さらに第6図の構成
は、業務用機器あるいは放送用機器等に用いられている
fQ補償回路を再生アンプ22の出力側に設けたもので
あるが、共振周波数やQが適合していないと振幅、群遅
延の周波数特性にうねりを生ずるとともに、へンドの摩
耗によりインダクタンスやQが変化するため時々調整が
必要である。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり
、上記各構成における欠点を除去し得るような新規な回
路構成を有し、共振周波数を伝送帯域外へ出すことによ
り伝送帯域内での周波数特性の平坦化を計った広帯域再
生増幅回路の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段〕 本発明に係る広帯域再生増幅回路は、上述の課題を解決
するために、磁気ヘッドからの再生信号を増幅する増幅
器の利得に略々等しい減衰率を有する減衰器と、低域利
得を低下させる低域低減手段と、上記増幅器の入力容量
の中和用コンデンサとから成る正帰還回路を有し、この
正帰還回路により上記増幅器の出力を正帰還することを
特徴としている。
[作 用] 再生増幅器からの出力を中和用コンデンサを介して正帰
還して増幅器入力容量を中和することにより共振周波数
を高域側に移動させ伝送帯域から外に出すとともに、減
衰器を介して正帰還することにより発振を防止し、特に
低域については正帰還回路中に低域低減手段を設けるこ
とにより低域側での発振を防止している。
〔実施例〕
第1図に本発明に係る広帯域再生増幅回路の一実施例を
示す。この広帯域再生増幅回路は、例えば高品位テレビ
ジョン映像信号をディジタル記録再生するためのVTR
(ビデオテープL/ コ−タ)の回転磁気ヘッド装置の
再生ヘッドからの再生信号を増幅するための伝送帯域幅
が約70MHzにも達するような広帯域再生増幅にも適
用可能なものである。
この第1図において、VTRの再生ヘッドlから得られ
た再生信号は、ロータリートランス及びステップアップ
・トランス2を介して、回転ドラム外に設けられた再生
アンプ3に送られている。
この再生アンプ3からの出力信号は正帰還回路lOを介
して正帰還されている。この第1図の例では、再生アン
プ3の反転出力端子からの出力信号が正帰還回路IOを
介して反転入力端子に送られている。
この正帰還回路10は、再生アンプ3の利得Gに略々等
しい減衰率(−G)を有する減衰器(分圧抵抗)11と
、低域利得を低下させる低域低減手段するいはHPF 
(バイパスフィルタ)となるコンデンサー2及びコイル
13と、再生アンプ3の入力零I CI Nの中和用コ
ンデンサー4とから成っている。これによって、共振周
波数が高域側に移動し、広帯域化が計れる。
ここで、正帰還により共振周波数が高域に移動する点に
ついて第2図及び第3回を参照しながら説明する。
先ず第2図は再生回路系での共振周波数を説明するため
のものであり、この第2図において、再生へンドlのイ
ンダクタンスをLとし、ステンフ。
アップ・トランス20巻数比をl二Nとすると、ヘッド
1及びトランス2より成る部分のインダクタンスはNz
L  となり、再生アンプ3の入力容量をCINとする
とき、共振周波数f0は、となる、ここで、再生ヘッド
1からなるべ(大きな出力を得てS / Nをかせぐた
めには、再生へ。
ド1の巻数を多くしたりステンプアノプ・トランス2を
用いることが必要とされるが、これによって等価的なイ
ンダクタンスが増加し、第3図Aの振幅特性曲線すや第
3図Bの群遅延特性曲線すに示すように、共振周波数f
0のピークが伝送帯域内に存在するような周波数特性と
なってしまう。
従来より行われていた負帰還によるQダンピングは、第
3図Aの振幅特性曲線Cに示すように共振周波数r0を
低域側に移動することに該当し、この場合には第3図A
の曲線Cや第3図Bの群遅延特性曲線Cに示す周波数特
性を補正することが必要とされる。
これに対して本発明は、上記入力零ic、、を等価的に
キャンセルしてやれば共振周波数「。を高くして伝送帯
域外に追い出せることに着目したものであり、再生ヘッ
ドlからの信号電圧が入力容量Cl1lの両端にかから
なければ等価的にCINが無いことになるから、再生ア
ンプ入力に正帰還をかけ信号をキャンセルすることによ
りCINをキャンセル(あるいは中和)している。この
場合、帰還利得が1を越えると発振を起こすため、減衰
器11で充分減衰するとともに、HPF (バイパスフ
ィルタ)等の低域低減手段を介して帰還を行っている。
第1図に示す実施例においては、例えば再生アンプ3の
入力零ffi CI Nが約2pFで利得Gが46dB
のとき、減衰器11となる分圧抵抗の非接地側を470
0Ωの固定抵抗器、接地側を100Ωの可変抵抗器とし
、1.2μHのコイル13でHP Fを作り、減衰器1
1の接地側可変抵抗器のセンタから2.2 p Fの中
和用コンデンサ14を介して正帰還を行っている。減衰
器11の接地側可変抵抗器は、再生アンプ3の入力零I
 CI Nがキャンセルされ高域で共振するので、帰還
レベルを調整してQ値を決めるために用いられる。この
ときの振幅特性を第3図Aの曲線aに、群遅延特性を第
3図Bの曲線aに、それぞれ示している。これらの曲線
aから明らかなように、共振周波数f0は高域側(例え
ば約70MHz以上)に移動し、このf0以下の振幅特
性及び群遅延特性は平坦となる。この共振周波数r0の
移動は帰還により行っているため、S/Nの劣化を伴う
ことは無く、ステンプアップ比を太き(してもfoが伝
送帯域内に入らないのでS/Nを改善でき、またfoを
伝送帯域外へ出せるので、−旦調整した後の再調整が不
要となる。
〔発明の効果〕
本発明に係る広帯域再生増幅回路によれば、再生増幅器
の入力に対して正帰還をかけることにより該増幅器の入
力容量をキャンセルし、共振周波数を高域側に移動して
伝送帯域外に出して、伝送帯域内の周波数特性の平坦化
、あるいは伝送帯域の広帯域化を計っている。この場合
、単純に正帰還をかければ発振するわけであるが、減衰
器及び低域低減手段を介し、かつ増幅器入力容量と等価
なコンデンサを介して帰還を行うので、低域ではゲイン
余裕があり、高域では位相余裕と減衰器による調整によ
ってゲイン余裕を得ることにより安定な系としている。
従って、伝送帯域内の振幅特性、群遅延特性が平坦で、
S/N改善と広帯域化が両立でき、調整も容易な広帯域
再生増幅回路を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる広帯域再生増幅回路を
概略的に示す回路図、第2図はヘッド再生系の共振周波
数を説明するための回路図、第3図Aは振幅特性を示す
周波数特性図、第3図Bは群遅延特性を示す周波数特性
図、第4図乃至第6図はそれぞれ互いに異なる従来例を
説明するための回路図である。 1・・・・・・再生ヘンド 2・・・・・・ステップアップ・トランス3・・・・・
・再生アンプ 10・・・・正帰還回路 11、・・、減衰器(分圧抵抗) 13・・・・HPF用コイル 14 ・・・中和用コンデンサ CIll・・・・入力容量 一大ノ醒僧」 第1図 共振周波数の説明 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ヘッドからの再生信号を増幅する増幅器からの出力
    を正帰還する正帰還回路を有し、該正帰還回路は、 上記増幅器の利得に略々等しい減衰率を有する減衰器と
    、 低域利得を低下させる低域低減手段と、 上記増幅器の入力容量の中和用コンデンサとから成るこ
    とを特徴とする広帯域再生増幅回路。
JP1875188A 1988-01-29 1988-01-29 広帯域再生増幅回路 Pending JPH01194113A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1875188A JPH01194113A (ja) 1988-01-29 1988-01-29 広帯域再生増幅回路

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JPH01194113A true JPH01194113A (ja) 1989-08-04

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JP1875188A Pending JPH01194113A (ja) 1988-01-29 1988-01-29 広帯域再生増幅回路

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JP (1) JPH01194113A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04221404A (ja) * 1990-12-20 1992-08-11 Hitachi Ltd 情報信号の再生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04221404A (ja) * 1990-12-20 1992-08-11 Hitachi Ltd 情報信号の再生装置

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