JPH01193856A - 鮮鋭度に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

鮮鋭度に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料

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JPH01193856A
JPH01193856A JP1863288A JP1863288A JPH01193856A JP H01193856 A JPH01193856 A JP H01193856A JP 1863288 A JP1863288 A JP 1863288A JP 1863288 A JP1863288 A JP 1863288A JP H01193856 A JPH01193856 A JP H01193856A
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JP
Japan
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layer
dye
compound
group
sensitive
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JP1863288A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Yagi
八木 敏彦
Taku Uchida
内田 卓
Hiroshi Shimazaki
嶋崎 博
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/3022Materials with specific emulsion characteristics, e.g. thickness of the layers, silver content, shape of AgX grains

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真感光材料に関し更に
詳しくは鮮鋭度に優れたハロゲン化銀カラー写真感光材
料に関する。
[従来の技術] 近年、ディスクフィルムの如く、小さい画面から大きな
プリントを得る機会が増し、カラー写真感光材料の鮮鋭
性の向上が強く望まれるようになった。そして、上述の
如く、小画面から大きいプリントを得る際の鮮鋭性の尺
度としては、MTF曲線が用いられているが1.この場
合、空間周波数が20サイクル/+++mといった高周
波領域でのMTF値の向上が必要不可欠である。
このような鮮鋭性の向上手段の一つとして、特開昭81
−72242号、同61−169843号及び同62−
’25756号等の各公報に、アンシャープポジ画像を
形成する手段を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料
が開示されている。
しかし、これらの技術は鮮鋭度をある程度向上すること
はできるものの、未だ改良度は充分ではなく、より一層
の改良が強く望まれている。
そこで、本発明者等は、鮮鋭度の改良について、種々の
角度から鋭意研究を進めた結果、写真感光材料中にある
親水性保護コロイド層の現像時における膨潤度が特定の
範囲にある場合に、意外にもその効果があることを見い
出し、これに基づいて本発明がなされるに至った。
[発明の目的] したがって、本発明の目的は、鮮鋭度の優れたハロゲン
化銀カラー写真感光材料を提供することにある。
[発明の構成] 上記の本発明の目的は、支持体上にそれぞれ少なくとも
1層の青感性、緑感性および赤感性のハロゲン化銀写真
乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料であっ
て、前記支持体上の乳剤層側に塗設された全親水性保護
コロイド層の現像時の膨■膜厚が乾燥時の膜厚の180
%乃至350%であり、該親水性保護コロイド層の少な
くとも1層がアンシャープポジ画像を形成する手段を有
することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料
によって達成された。
以下、本発明について、更に具体的に説明する。
本発明において現像時の膨潤膜厚とは、38℃に保温さ
れた下記の溶液中に3分間浸漬した後の厚さと定義され
る。
[膨潤度測定用 溶液] 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル)− アニリン・硫酸塩          4.75g無水
亜硫酸ナトリウム        4.25gヒドロキ
シルアミン・l/2硫酸塩   2.0g無水炭酸カリ
ウム          37.5 g臭化ナトリウム
            1.3gニトリロトリ酢酸・
3ナトリウム塩 (1水温)               2.5 g
水酸化カリウム           1.0 g水を
加えて11とする。
膨てm膜厚の測定は例えばエイ・グリーン・アンド・ジ
ー・アイ・ビー・ジーベンソン、ジャーナル・オブ・フ
ォトグラフィック・サイエンス(J、 Photogr
、 Sci、)、 20.205 (1972)記載の
方法により測定できる。
本発明における乾燥膜厚とは、23℃、55%調湿下で
測定した膜厚を意味する。また、各膜厚については、乾
燥試料の断面を操作型電子顕微鏡で拡大撮影し、各層の
膜厚を測定する。
上述の全親水性保護コロイド層としては、前記の少なく
とも1層ずつある青感性、緑感性及び赤感性のハロゲン
化銀乳剤層がある他、必要に応じて塗設される保護層、
ハレーション防止層、イエローフィルター層、中間層な
どが含まれる。
本発明による効果を特に発揮しつるハロゲン化銀カラー
写真感光材料の層構成は支持体から順次コロイド銀ハレ
ーション防止層(中間層)赤感性層(中間層)緑感性層
(中間層)コロイド銀黄色フィルター層青悪性層(中間
層)保護層を塗布したもの更には支持体から順次コロイ
ド銀ハレーション防止層(中間層)赤感性層(中間層)
緑感性層(中間層)青感性層(中間層)赤感性層(中間
層)緑感性層(コロイド銀黄色フィルター層)青感性層
(中間層)保護層を塗布した層構成である。
なお、()中の層は省略しても良い。上記赤感性層、緑
感性層及び青感性層の各層は低感度と高感度の層に各々
分割されていても良い。また特公昭49−15495号
公報に記載されている様な赤感性層、緑感性層、青感性
層の少なくとも1つを3つの部分層に分けた層構成、特
開昭51−49027号公報に記載されている様な高感
度乳剤層単位と低感度乳剤層単位を分けた層構成並びに
西独公開公報第2,622.922号、同第2,622
,923号、同第2.622.924号、同第2,70
4,826号及び同第2.704,797号に記載され
ている様な層構成等が挙げられる。
また本発明においては、特開昭57−177551号、
同59−177552号、同59−180555号の各
公報記載の層構成を適用することも可能である。
本発明において現像時の膨潤膜厚は、乾燥時の膜厚の1
80%乃至350%であるが好ましくは200%〜30
0%である。
この膨潤膜厚を調節する技術は、当業界ではよく知られ
ており、例えば硬膜剤の量、種類を適宜選択することよ
り、行なうことができる。
次に前記親水性保護コロイド層の少なくとも1層がアン
シャープポジ画像を形成する手段を有するが、このアン
シャープポジ画像を形成する手段として好ましいものと
しては耐拡散性カプラーを含有するカラーネガ画像形成
用ハロゲン化銀乳剤層と組み合わされたアンシャープポ
ジ画像形成化合物(以下、ポジ化合物と称す。)が挙げ
られる。
ポジ化合物として好ましい1例は小拡散性であり、前述
の耐拡散性カプラーが発色現像主薬の酸化体との反応に
より生ずる色素(以下、発色色素と称す。)の主吸収波
長域に主たる吸収を有する有色化合物又は、現像処理中
に該有色化合物に変色する化合物いわゆる前駆体であっ
て、現像主薬の酸化体との反応の結果、消色又は発色色
素の主吸収波長域に主たる吸収を有する耐拡散性色素を
生成する化合物(以下、小拡散性ポジ化合物と称す。)
である。
又、ポジ化合物として好ましい他の1例は、耐拡散性で
あり、発色色素の主吸収波長域に主たる吸収を有する有
色化合物又は現像処理中に該有色化合物に変色する化合
物であって、現像主薬の酸化体との反応の結果、消色す
る化合物(以下、耐拡散性ポジ化合物と称す。)である
小拡散性ポジ化合物について、詳細に説明する。
小拡散性とは写真材料を用いた作画工程に於て、その中
の特に現像工程に於て、組合わせて用いられる耐拡散性
カプラー以上に拡散するが、処理工程の終了後に、添加
量の少なくとも30wt%以上が写真材料中に留まって
いることを言う。
又、変色の程度としては最大吸収波長の変化が10nm
以上であることが好ましい。かかる変色機構としては、
ポジ化合物が加水分解を受けることにより色調が変化す
るものが好ましく挙げられる。
又、消色とは、有色の化合物を生成しない、あるいは生
成した有色化合物が現像処理中に写真材料外へ流出する
等により、作画工程終了時において、アンシャープポジ
画像形成を損なう程には、有色化合物が写真材料中に残
留しないことをいう。
かかる消色型心拡散性ポジ化合物は、発色現像主薬と上
記耐拡散性カプラーとの反応により、色画像が生ずる区
域では、現像主薬の酸化体と反応し、消色する。又、耐
拡散性カプラーによる色画像が生じない区域では未反応
又は、変色した状態で残留する。その結果、耐拡散性カ
プラーによる色画像と消色型心拡散性ポジ化合物とは逆
関係の色画像、即ち、前者がネガ画像を形成するのに対
し、後者がポジ画像を形成することになる。しかも、小
拡散性ポジ化合物は小拡散性を有していることより、ア
ンシャープな画像、即ち、アンシャープポジ画像を形成
することとなる。
次に現像主薬の酸化体との反応の結果、発色色素の主吸
収波長域に主たる吸収を有する耐拡散性色素を生成する
型の小拡散性ポジ化合物、即ち、耐拡散性色素生成里小
拡散性ポジ化合物について述べる。
耐拡散性色素生成里小拡散性ポジ化合物は耐拡散性カプ
ラーによる色画像が生じない区域では未反応又は、変色
する。その結果、耐拡散性カプラーによる色画像と未反
応又は変色した小拡散性ポジ化合物とは逆関係の色画像
、即ち、前者がネガ画像の場合には後者はポジ画像を形
成することになる。しかも小拡散性ポジ化合物は小拡散
性を有していることより、アンシャープな画像、即ち、
アンシャープポジ画像を形成することとなる。
耐拡散性色素生成里小拡散性ポジ化合物は、上述の如く
、アンシャープポジ画像を形成すると共に、現像主薬の
酸化体との反応により、発色色素の主吸収波長域に主た
る吸収を有する耐拡散性色素を生成する。この耐拡散性
色素は上述の耐拡散性カプラーと発色現像主薬の酸化体
との反応により生ずる耐拡散性色素と一緒になって色画
像を形成する。
この耐拡散性色素生成里小拡散性ポジ化合物は上述の如
く、アンシャープポジ画像と、耐拡散性色素からなるネ
ガ画像の両方を生ずる。従って、両画像が重なって、マ
クロ的には濃度変化を生じないように見えることもある
が、エツジ部(照射光の強度が変化する境界部分)では
該ポジ化合物と、生成した耐拡散性色素の拡散性の相違
により、ミクロ的な濃度変化(エツジ効果)を生じてお
り、アンシャープポジ画像形成手段として有効なもので
ある。
消色型不拡散性ポジ化合物としては、例えば、下記一般
式[11で示される化合物が挙げられる。
一般式[11 %式% 式中Aは現像主薬酸化体と反応してLink−B部分を
上記現像主薬酸化体の量に応じて放出できる有機残基で
あり、LinkはAとBを結合する基、Bは有機残基を
表わす。
又、一般式[I]で表わされる化合物は現像処理中わず
かに写真材料中を拡散する有色または変色する化合物で
あり、反応後A及びLink−8に起因して生ずる生成
物が有色化合物の場合には、該生成物は反応後、写真材
料中より系外に流出する様に親水性或は親油性のバラン
スをとった置換基を付帯させである。
一般式[1]におけるAとしては、例えば発色現像主薬
の酸化体とカップリング反応して有色又は無色の生成物
を生ずるカプラーの残基或は現像主薬の酸化体とクロス
酸化反応する成分が挙げられる。
前者の具体例としては、例えば、フェノール類、ナフト
ール類、5−ピラゾロン類、ピラゾロトリアゾール類、
ピラゾロベンツイミダゾール類、インダシロン類、アシ
ルアセトアニリド類、RCOCH3(Rは、例えばアル
キル、アリール、ヘテロ環基) (Zは、例えば5乃至8員の飽和又は不飽和の脂環或は
へテロ環を完成する原子群で、R′はアリール残基を示
す。)の残基が挙げられる。
後者の具体例としては、例えば酸化された後、アルカリ
開裂によりLink−BとしてB−5o□NH’を放出
するフェノール類、ナフトール、類、インダノン類、イ
ンドール類、ハイドロキノン類の残基、酸化された後、
分子内閉環反応を受け、Link−BとしてB−502
°を放出するフェノール類(詳しくは米国特許第3.4
43.939号、同3.44:1,940号、同3.4
43.941号に記載されてる。)の残基が挙げられる
Linkとしては、例えば−N−N−、−0−、−5−
挙げられる。ここで、−NG−は含窒素へテロ環残基で
、例えばコハク酸イミドイル、フタル酸イミドイル、ピ
リドイル、イミダゾリルイミダシロンイル、ベンツイミ
ダゾリル、ヒダシトイル1チオヒダントイル、トリアゾ
リル、ベンツトリアゾリル、ウラゾリル、2.4−ジオ
キシオキサシリル、2.4−ジオキソチアゾリル、チア
ジアゾリール、テトラゾリールなどがある。又、Rはそ
れぞれ置換基を有してもよいアルキル、アリール等であ
る。
Bとしては、Linkが−N−N−、−C)l−の如参
発色団の場合は、例えばアリール基又はヘテロ環基で、
好ましくは助色団を有する有機残基であっても色素残基
であってもよい。又、Linkが発色団でない場合には
色素(例えば、アゾ、アントラキノン、アゾメチン、イ
ンドフェノール、インドアニリン等)残基であることが
好ましい。かかる構成により一般式[I]で示される化
合物は、B部分またはA−Link−B全体として有色
又は変色する化合物たりつる。
一般式[I]で示される化合物に現像処理中わずかに拡
散する性質を付与し、且つ、反応後の望ましくない生成
物を系外へ流出するための拡散性を付与するには、例え
ばカルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシル基、アルフ
ァモイル基の如きアルカリ可溶性基及び、例えばアルキ
ル基の如き拡散性を低下せしめる基を適宜導入して反応
前後の拡散性のバランスをとればよい。
本発明の化合物をその性質から分類すると、例えば下記
の如き分類が挙げられる。
CLASS I :発色色素生成型 この分類に属する化合物は、−形成[IIのA部分がカ
プラー残基でLink部はカプラーの活性点に結合する
。但し、Linkが、−NHSO2−(窒素原子かCo
up部に結合)の場合には活性点の隣接位であってもよ
い。
そして、写真材料中、小拡散するように好ましくはアル
カリ可溶性基及び、例えば炭素数16以下のアルキル基
を有する。A部分が発色現像主薬の酸化体とカップリン
グして有色化合物を生ずる場合には、該化合物が処理中
に系外へ流出するようにA部分にアルカリ可溶性基を存
在せしめるか発色現像主薬としてアルカリ可溶性基を有
するものを用いることが好ましい。
又、B部分が色素を形成している場合には反応後のB部
分が系外に流出するようにB部分がアルカリ可溶性基を
有していることが好ましい。
この分類に属する化合物は、露光部ではA部がネガ発色
色素像を作るが系外に流出し、B部分が色素である場合
には、該B部分もA部分から離脱後系外に流出するので
、非露光部に残る一般式[IIで示される化合物又は変
色後の化合物によりポジ画像を作る。その上この化合物
は小拡散性をもっているので現像処理中に層中をわずか
に8勅してアンシャープポジ画像を形成する。更にこの
類の中でも好ましいものとしては、次の二つのタイプの
ものが挙げられる。
(TypeA) :カラードカブラー型一般式[+1] Coup−Link、−Ar 一般式[11]のCoup−はカプラー残基でアルカリ
可溶性基をもつことが好ましく発色現像反応によって生
じた色素は写真材料系外に流出する。
Arは置換基を有してもよいアリール基、例えばベンゼ
ン系又はナフタリン系及び置換基を有してもよいヘテロ
環基、例えばイソオキサゾールなどが好ましく、又、−
形成[+1]の化合物が写真材料中をわずかに移動する
ため好ましくは半拡散防止基をもち、特に計部にもつこ
とが好まししA。
Link2は−N−N−又は−CH−である。これらの
化合物の一部は既にカラードカプラーとして、例えば米
国特許第”2,449,969号、同2,688,53
8号、同2.70[i、884号、同2,808,32
9号、同3,005,712号、ベルギー特許第570
,271号、特公昭44−32461号などで知られて
いる。
しかし、本発明とこれら先行技術は化合物の使用法が全
く異っている上側用目的も異っており、得られる効果は
完全に異質なものである。即ち、前記先行技術は、−形
成[II ]で示されるCoup部分即ちカプラ一部分
によって生ずる色相が画像形成をする主吸収であるので
この部分から生じた色素は勅かないのが原則である上、
−形成[II]で示される化合物の色相は上記主吸収波
長域と異る二次吸収部分である。本発明は、Coup部
分から生ずる色素は系外に出すことが必須であることと
、−形成[!l]で表わされる化合物又は変色後の化合
物の色相は画像形成層の主吸収と同一である。
即ち、本発明の化合物と組み合わされたハロゲン化銀層
の感光波長域は、例えばコンベンショナルネガ写真材料
であるならば化合物色相の補色である。具体的には、例
えば緑感光性ネガ層で説明すると、先行技術のカラード
カプラーはこの層に黄色の化合物を使うのに対し本発明
ではマゼンタ色の又はマゼンタ色に変色する化合物を使
用している。
(TypeB)  :活性点置換型 −形成[+11] %式% Coupは一般式[11コと同様である。又、Link
は−形成[HのLinkと同義であり、同様なものか例
示され、好ましくはカップリング反応後アルカリ可溶性
を生ずる基、例えば−〇−1−302−NH−。
−NHSO2−などが望ましい。Dyeは色素部分又は
色素前駆体部分を表わし、アルカリ可溶性基をもつこと
か望ましいが、Link部の種類によっては必須ではな
い。
一般式[II+ ]で示される化合物は写真材料中をわ
ずかに拡散するよう調節するため、半拡散防止基を有す
ることが好ましい。
詰碁は、発色色素及びLink3−Dyeのうち拡散性
のよいものの方に付することか好ましい。尚、この種の
分類に属する化合物は、米国特許第3.227,550
号、同3,476.56:1号などに開示されているが
、これら先行技術もType Aと同じ(全く使用法が
異っていて、本発明の概念は含まれていない。即ち一部
はTypeAと同じカラードカプラー的色補正に使われ
る場合と、拡散転写して流出して来るDye部を画像に
利用する場合で明らかに本発明の態様とは異っている。
次に、発色反応後、色像を生じない化合物群について説
明する。
CLASS II :無色カップリング体形成型この分
類に属する化合物は一般式[1]のA部分はCLASS
 Iの化合物と同様に反応するが、反応生成物が無色で
あるので、カップリング反応後層中に残存してもよい。
(TypeC)  :ワイスカプラー型一般式 [IV
コ WCOup−Link4−Dye Wcoupとしては例えば、R2COCH2−(R2は
アルキル、アリール、ヘテロ環基で炭素数16以下のア
ルキルをもつ)、 (2は5乃至8員の脂環、縮合環又はヘテロ環を完成す
る原子群でR3はアリール残基を示す。)である。
Link4は一〇−、−S−又は−SO□−を示す。
Dyeはアルカリ可溶性基を好ましくは有する色素残基
又はその前駆体部分でありLink4−Dyeは層外に
流出する。
又、この化合物はDye部分に有することがあるアルカ
リ可溶性基と協動して化合物自体が層中をわずかに拡散
するよう半拡散防止基を有していることが好ましく、特
にWcoup部分にあることが好ましい。
CLASS III ニレドックス反応型この分類に属
する化合物はCLASS I又はIIの様なカップリン
グ反応は行なわない。その代り現像主薬酸化体と反応し
てキノン、キノイミド体等を生成するが、この生成物が
現像液中のアルカリと反応又は、分子内閉環反応して初
めて色素を放出する。
(TypeD)  : DRR化合化合物形成[V] FUN−Link、−Dye FUNはレドックス母核を示し、2−13−又は4−フ
ェノール、4−α−ナフトール、1−β−ナフトール、
2−ハイドロキノン、3−インドール、4−ピラゾロン
−5残基であり、Link、は−NH5Oz−(窒素原
子がFUN部分に結合) 、−0−。
−5O□−1−5−などであり、Dyeは色素残基又は
その前駆体部分であり、アルカリ可溶性基を有すること
が好ましい。
一般式[V]の化合物が層中をわずかに拡散するように
するためDye部分に有することがあるアルカリ可溶性
基と協働する半拡散防止基を用いる場合にFUN部に付
することが好ましい。
耐拡散性色素生成型不拡散性化合物は、前述の如くそれ
自体色素又はその前駆体であるとともに、発色現像主薬
の酸化体との反応により、耐拡散性色素を生成するもの
であるが、該反応により、新たに色素部分を形成するも
のであってもよいし、新たには色素部分を形成せず、反
応前の色素部分又は、その前駆体部分が現像処理工程後
、耐拡散性色素の色素部分として残留するものであって
もよい。
耐拡散性色素生成型不拡散性化合物としては、その機能
上から以下のタイプのものが挙げられる。
タイプI 発色現像主薬の酸化体とのカップリングにより予め有し
ている色素部分又は、その前駆体が現像処理工程中に生
ずる色素部分と実質的に同色の色素部分を新たに生ずる
とJ(に、耐拡散化する化合物(色素形成型)。
このタイプのものは更に詳しく以下のタイプのものに分
類できる。
タイプI−1 発色現像主薬の酸化体とのカップリングにより予め有し
ている色素部分又はその前駆体部分が消色し、新たに該
色素部分又は、その前駆体部分が現像処理工程後に有す
べき色素部分と実質的に同色の色素部分を形成すると共
に耐拡散化する化合物。
タイプI−2 発色現像主薬の酸化体とのカップリングにより予め有し
ている色素部分又はその前駆体部分が消色することはな
く、更に新たに該色素部分又は該前駆体部分が現像処理
工程後に生ずべき色素部分と実質的に同色の色素部分を
形成すると共に耐拡散化する化合物。従ってこのタイプ
の化合物は現像主薬の酸化体とのカップリングの結果、
予め有する色素部分又はその前駆体に起因する色素部分
の他に、新たに形成される色素部分をも有する耐拡散性
色素を生ずることとなる(上乗せ型)。
タイプ!I 発色現像主薬の酸化体とのカップリングにより予め有し
ている色素部分又はその前駆体部分が消色することはな
く、又新たな色素部分を形成することもなく耐拡散化す
る化合物。
タイプII! 発色現像主薬の酸化体とのクロスオキシデーションによ
り耐拡散化する化合物。
以上の各タイプのものについて更に詳しく説明する。
タイプI−1の化合物としては、例えば下記−数式[I
−1]で示される化合物が挙げられる。
一般式[■−1コ A、−しi*に、−8゜ 式中へ、は現像主薬酸化体とカップリングしてLink
−B(部分を上記現像主薬酸化体の量に応じて放出する
とともに、カップリング色素を形成しつる有機残基であ
り、LinktはA1と81を結合する基、B1は有機
残基を表わす。
A1の具体例としては、例えば、フェノール類、ナフト
ール類、5−ピラゾロン類、ピラゾロトリアゾール類、
ピラゾロテトラゾール類、ピラゾロベンツイミダゾール
類、インダシロン類、アシルアセトアニリド類などが挙
げられる。
Linkt とじては、例えば−N−N−、−0−、−
5−。
−802−、−N<−などが挙げられる。ここで、−N
り←は含窒素へテロ環残基で、例えばコハク酸イミドイ
ル、フタル酸イミドイル、ピリドイル、イミダゾリル、
イミダシロンイル、ベンツイミダゾリル、ヒダントイル
、チオヒダントイル、トリアゾリル、ベンツトリアゾリ
ル、ウラゾリル、2.4−ジオキシオキサシリル、2.
4−ジオキソチアゾリル、チアジアゾリール、テトラゾ
リールなどがある。
B1としては、Linktが−N−N−の如き発色団の
場合は、例えばアリール基又はヘテロ環基等が好ましく
、Link、が発色団でない場合には色素(例えば、ア
ゾ、アントラキノン、アゾメチン、インドフェノール、
インドアニリン等)残基または、その前駆体であること
が好ましい。
以上の如き構成により一般式[I−1]で示される化合
物は、B、またはA、−Link、−B、全体として色
素又はその前駆体たりうる。
一般式[1−1]で示される化合物に現像処理工程中わ
ずかに拡散する性質を付与し、B1が色素又はその前駆
体の場合には、これらに起因して生ずる色素を系外へ流
出させ、かつカップリングにより生成する色素を耐拡散
化するため例えばカルボキシル基、スルホ基、ヒドロキ
シル基、スルファモイル基の如きアルカリ可溶性基及び
、例えばアルキル基の如き拡散性を低下せしめる基を適
宜導入して反応前後の拡散性のバランスをとればよい。
タイプI−2の化合物としては、例えば下記−数式[1
−2]で示される化合物が挙げられる。
−数式[1−2] 式中、Dlは色素部分又はその前駆体部分を表し、A2
は現像主薬の酸化体とカップリングして、色素を形成し
つる有機残基を表すが、Dlはカップリングに際してA
2から離脱することはない。
A2の具体例としては前述のA、の具体例として示した
ものが挙げられる。
Dlの例としては前述の8.の例として挙げた色素残基
及びその前駆体が挙げられる。又へ、はカップリング位
置にカップリングに際して離脱可能な基を有していても
よい。離脱可能な基は、色素又はその前駆体であっても
よいが、色素又はその前駆体であることは必須ではない
又、−数式[1−2]で示される化合物に現像処理中わ
ずかに拡散する性質を付与し、且つ、−数式[1−2]
の化合物が現像主薬の酸化体とカップリングした結果生
ずる色素を耐拡散化するためには、例えばカルボキシル
基、スルホ基、ヒドロキシル基、スルファモイル基の如
きアルカリ可溶性基及び、例えばアルキル基の如き拡散
性を低下せしめる基を適宜導入して反応前後の拡散性の
バランスをとればよい。
例えばA2のカップリング位置にカップリングに際して
離脱可能なアルカリ可溶性基または、アルカリ可溶性基
を含有する基を結合させておくこともできる。
タイプIIの化合物としては、例えば下記−数式[11
−1]で示される化合物が挙げられる。
−数式[u −11 −D2 式中、D2は一般式[I−2]におけるD1同義であり
、同様なものが例示される。
Wは、現像主薬の酸化体とカップリングはするがカップ
リングに起因して色素を形成することはない化合物残基
を表す。
Wとしては、例えば5−ピラゾロン核、β−ジケトメチ
レン基等のカプラー残基のカップリング位置にカップリ
ング後、色素へ移行するための反応(例えば酸化反応、
脱離反応)を起こさない基(例えばメチル基、ブチル基
等のアルキル基)を置換したもの及びビスアルキルカル
バモイル−アリールオキシメタン系またはビスアルキル
カルバモイル−アリールチオメタン系の化合物残基が挙
げられる。
一般式[+1−1]においてD2はWのカップリング位
置に上記の色素へ移行する反応を起こさない基の一部と
して存在せしめてもよいし、カップリング位置以外の位
置に結合せしめてもよい。
タイプII+の化合物としては例えば下記−数式[+1
1−1]により示されるものが挙げられる。
−数式[III −1] Fun−D3 式中、D3は一般式[1−2]におけるDlと同義であ
り、同様なものが例示される。
Funは、発色現像主薬の酸化体と反応して一般式[I
II −1]で示される化合物を耐拡散化する機能をも
つ有機基で、ハイドロキノン核を有する基、カテコール
核を有する基が挙げられる。
次に耐拡散性ポジ化合物について詳細に説明する。
ここに、消色及び変色については、小拡散性ポジ化合物
における、それらと同義である。
発色現像主薬の酸化体と耐拡散性カプラーとの反応によ
り色画像が生ずる区域では耐拡散性ポジ化合物も現像主
薬の酸化体と反応し、無色化又は系外へ溶出する化合物
を生成するかいずれかの特性が発現される。又、耐拡散
性カプラーによる色画像が生じない区域では耐拡散性ポ
ジ化合物は未反応のまま又は変色した状態で残っている
。その結果、耐拡散性カプラーと耐拡散性ポジ化合物と
は逆関係の色画像、即ち、前者がネガ画像の場合には後
者はポジ画像を形成することになる。しかも、耐拡散性
ポジ化合物は前記耐拡散性カプラーを含有した層から現
像主薬酸化体が拡散をしながら耐拡散性ポジ化合物を含
有する層へ到達することにより、アンシャープな画像、
即ち、アンシャープポジ画像を形成することとなる。
耐拡散性ポジ化合物としては、例えば下記−数式[A−
1]で示される化合物が挙げられる。
−数式[A−1コ A3Link−8゜ 式中A3は現像主薬酸化体と反応してLink−B3部
分を上記現像主薬酸化体の量に応じて無色化もしくは溶
出可能とする有機残基であり、LinkはA3と83を
結合する基、B3は有機残基を表わす。
又、−数式[A−1]で表わされる化合物は現像処理中
写真材料中に於て耐拡散性の有色又は変色する化合物で
あり、反応後島及びLink−B、に起因して生ずる生
成物が画像形成上不適当な色相を現わす化合物の場合に
は、該生成物は反応後、写真材料の色相構成系中より糸
外に溶出する様に親水性或は親油性のバランスをとった
置換基を付帯させである。
一般式[A−t ]におけるA、としては、例えば発色
現像主薬の酸化体とカップリング反応して有色又は無色
の生成物を生ずるカプラーの残基或は現像主薬の酸化体
とクロス酸化反応する成分が挙げられる。
前者の具体例としては、例えば、フェノール類、ナフト
ール類、5−ピラゾロン類、ピラゾロトリアゾール類、
ピラゾロベンツイミダゾール類、インダシロン類、アシ
ルアセトアニリド類、RCOC)13 (Rは、例えば
アルキル、アリール、ヘテロ環基) (Zは、例えば5乃至8員の飽和又は不飽和の脂環或は
へテロ環を完成する原子群で、R′はアリール残基を示
す。)の残基が挙げられる。
後者の具体例としては、例えば酸化された後、アルカリ
開裂によりLink−BとしてB−5o□NH0を放出
するフェノール類、ナフトール類、インダノン類、イン
ドール類の残基、酸化された後アルカリ開裂によりLi
nk−Bとして、B−08,B−S’。
B−502°を放出するハイドロキノン類の残基、酸化
された後、分子内閉環反応を受け、Link −Bとし
てB −So2’を放出するフェノール類(詳しくは米
国特許第3,443,939号、同3,443,940
号、同3.443,941号に記載されている。)の残
基が挙げられる。
Linkとしては、例えば−N−N−、−0−、−5−
ここで、−NG−は含窒素へテロ環残基で、例えばコハ
ク酸イミドイル、フタル酸イミドイル、ピリドイル、イ
ミダゾリル、イミダシロンイル、ベンツイミダゾリル、
ヒダントイル、チオヒダントイル、トリアゾリル、ベン
ツトリアゾリル、ウラゾリル、2.4−ジオキシオキサ
シリル、2.4−ジオキソチアゾリル、チアジアゾリー
ル、テトラゾリールなどがある。又、Rはそれぞれ置換
基を有してもよいアルキル、アリール等である。
Bとしては、Linkが−N−N−、−0H−の如き発
色団の場合は、例えばアリール基又はヘテロ環基で、好
ましくは助色団を有する有機残基であっても色素残基で
あってもよい。又、Linkが発色団でない場合には色
素(例えば、アゾ、アントラキノン、アゾメチン、イン
ドフェノール、インドアニリン等)残基又は、その前駆
体であることが好ましい。かかる構成により一般式[A
−13で示される化合物は、83部分またはA3−Li
nk−83全体として有色又は変色する化合物たりつる
−数式[A−1]で示される化合物に現像処理中拡散し
ない性質を付与し、且つ、反応後の望ましくない生成物
に系外へ溶出するための拡散性を付与するには、例えば
カルボキシル基、スルホ基、ヒドロキシル基、スルファ
モイル基の如きアルカリ可溶性基及び、例えばアルキル
基の如き拡散性を低下せしめる基を適宜導入して反応前
後の拡散性のバランスをとればよい。
本発明の化合物をその性質から分類すると、例えば下記
の如き分類が挙げられる。
CLASSI :発色色素生成型 この分類に属する化合物は、−数式[A−1]のA3部
分がカプラー残基でLink部はカプラーの活性点に結
合する。但し、A3部分がフェノール残基又はナフトー
ル残基であって、Linkが−NH5O□−(窒素原子
がCoup部に結合)の場合には活性点の隣接位であっ
てもよい。そして、写真材料中で耐拡散性を有するよう
バラスト基、例えば炭素数17以上のアルキル基を有す
る。A3部分が発色現像主薬の酸化体とカップリングし
て生ずる発色色素が画像形成上不適当な場合には、該発
色色素が処理中に系外へ流失するようなへ3部分にアル
カリ可溶性基を存在せしめるか発色現像主薬としてアル
カリ可溶性基を有するものを用いることが好ましい。
又、83部分が色素又は、その前駆体を形成している場
合には反応後の83部分が系外に流出するよう83部分
がアルカリ可溶性基を有していることが好ましい。
この分類に属する化合物は、露光部ではへ5部分がネガ
発色色素像を作るが系外に流失し、83部分が色素であ
る場合には、該83部分もA3部分から離脱後糸外に流
失するので、非露光部に残る一般式[A−11で示され
る化合物又は、その変色した化合物によりポジ画像を作
る。その上この化合物によるポジ画像の周縁は拡散して
来た現像主薬酸化体との反応によって現像処理中に前記
層中にアンシャープポジ画像を形成する。更にこの類の
中でも好ましいものとしては、次の二つのタイプのもの
が挙げられる。
(TypeA) :カラードカブラー型一般式[A−2
コ Coup−Link”−Ar 一般式[A−2]のCoup−はカプラー残基でアルカ
リ可溶性基をもつことが好ましく発色現像反応によって
生じた色素は写真材料系外に溶出する。
計は置換基を有してもよいアリール基、例えばベンゼン
系又はナフタリン系及び置換基を有してもよいヘテロ環
基、例えばイソオキサゾールなどが好ましく、又、一般
式[A−2]の化合物は写真材料中を拡散しないよう拡
散防止基をもち、特にAr部にもつことが好ましい。L
ink2は発色団、好ましくは−N−N−又は−CI+
・である。これらの化合物の一部は既にカラードカプラ
ーとして、例えば米国特許第2.449,966号、同
2,688.538号、同2.706,684号、同2
.8Q8.32’1号、同3,005.712号、特公
昭44−32461号などで知られている。
しかし、本発明とこれら先行技術は化合物の使用法が全
く異っている上側用目的も異っており、得られる効果は
完全に異質なものである。即ち、前記先行技術は、一般
式[A−2]で示されるCoup部分即ちカプラ一部分
によって生ずる色相が画像形成をする主吸収であるので
この部分から生じた色素は勅かないのが原則である上、
一般式[A−2]で示される化合物の色相は上記主吸収
波長域と異る二次吸収部分である。本発明は、Coup
部分から生ずる色素は系外に出すことが必須であること
と、一般式[A−2]で表わされる化合物の色相は画像
形成層の主吸収と同一である。
即ち、一般式[A−2]の化合物と組み合わされたハロ
ゲン化銀層の感光波長域は、例えばコンベンショナルネ
ガ写真材料であるならば化合物色相の補色である。具体
的には、例えば緑感光性ネガ層で説明すると、先行技術
のカラードカプラーはこの層に黄色の化合物を使うのに
対し本発明ではマゼンタ色の化合物を使用している。
(TypeB)  :活性点買換型 一般式[A−3] Coup−Link3−Dye Coupは一般式[A−2]と同様である。又、Lin
k’は一般式[A−1コのLinkと同義であり、同様
なものが例示され、好ましくはカップリング反応後アル
カリ可溶性を生ずる基、例えば−0−1−SO□−NH
−、−NHSO2−などが望ましい。Dyeは色素部分
又はその前駆体部分を表わし、アルカリ可溶性基をもつ
ことが望ましいが、Link3の種類によっては必須で
はない。尚、この種の分類に属する化合物は、米国特許
第3,227,550号、同3.476.563号など
に開示されているが、これら先行技術もTypeAと同
じく全く使用法が異っていて、本発明の概念は含まれて
いない。即ち一部はTypeAと同じカラードカプラー
的色補正に使われる場合と、拡散転写して流出して来る
Dye部を画像に利用する場合で明らかに本発明の態様
とは異っている。
次に、発色反応後、色像を生じない化合物群について説
明する。
CLASS 11 :無色カップリング体形成型この分
類に属する化合物は一般式[A−1]のへ3部分はCL
ASS 1の化合物と同様に反応するが、反応生成物が
無色であるので、カップリング反応後層中に残存しても
よい。
(TypeC)  :ワイスカプラー型一般式[A−4
コ Wcoup−Link’−Dye Wcoupとしては例えば、R2COCl+2−(R2
はアルキル、アリール、ヘテロ環基を示す。) (Zは5乃至8員の脂環、縮合環又はヘテロ環を完成す
る原子群でR5はアリール残基を示す。)である。そし
てWcoup部は一般式[A−4]で表わされる化合物
を耐拡散化するため、好ましくは拡散防止基例えば炭素
数17以上の基を有する。
Link’は一〇−、−S−又は−5O2−を示す。
Dyeはアルカリ可溶性基を好ましくは有する色素又は
、その前駆体残基で反応後Link’−Dyeは層外に
流出する。
CLASS III ニレドックス反応型この分類に属
する化合物はCLASS I又は11の様なカップリン
グ反応は行なわない。その代り現像主薬酸化体と反応し
てキノン、キノイミド体等を生成するが、この生成物が
現像液中のアルカリと反応又は、分子内閉環反応して初
めて色素を放出する。
(TypeD )  : DRR化合化合物数式[A−
51 FUN−Link’−Dye FIINはレドックス母核を示し、好ましくは2−13
−又は4−フェノール、4−α−ナフトール、1−β−
ナフトール、2−ハイドロキノン、3−インドール、4
−ピラゾロン−5残基であり、Link’は−N)+5
02−  (窒素原子がFUN部分に結合) 、 −0
−、−502−、−5−などであり、Dyeは色素又は
その前駆体残基であり、アルカリ可溶性基を有すること
が好ましい。又、−数式[A−5]’の化合物が層中を
移動しないようFLIN部は好ましくは拡散防止基を有
する。
次にポジ化合物の具体例を示す。
以下余白 11LI−丙−u−L411゜ U−13 U−17 U−19 U−20 \ U −27CJ4SOaNa n■ Ull U−33 )U311a l−1 NtlCOC(CH3) y NU2 U−50 U−55 U−56 U−70 以上述べたポジ化合物は一般的な合成法に従って合成さ
れるが大別して二つの主たるルートがある。即ち一つは
色素部分を予め合成して最後に色素部分をオキシ塩化燐
又はチオニールクロライドなど適当な酸クロリド化剤に
よってスルフオクロリド又は酸クロリドとしアミノ基を
有する他の部分と結合する方法であり、もう一つの合成
法は、最終段階でジアゾカップリングによって色素部分
を得る方法である。
又、色素の前駆体の場合は例えば色素形成後、助色団を
アシル化等することにより、得ることができる。
ポジ化合物は前述の耐拡散性カプラーを含有するハロゲ
ン化銀乳剤層中及び/又は該ハロゲン化銀乳剤層とは別
の写真構成層中に含有せしめられる。
上記別の写真構成層は、上記ハロゲン化銀乳剤層の隣接
層である必要はないが、隣接層であることが好ましく、
又、ポジ化合物自体が該乳剤層の主要感光波長域に主た
る吸収を有する場合には上記ハロゲン化銀乳剤層に対し
て露光時の光の入射側とは反対側に位置せしめることが
感度の低下を防ぐうえで好ましい。更に、上記別の写真
構成層は上記感光性ハロゲン化銀乳剤層と感色性を同じ
(する感光性ハロゲン化銀乳剤層であってもよいし、非
感光性層であってもよい。又、耐拡散性ポジ化合物は、
非感光性に含有せしめることが好ましい。ポジ化合物を
非感光性層に含有せしめた場合は、上記感光性ハロゲン
化銀乳剤層の現像により生じた現像主薬の酸化体のうち
、該非感光性層に拡散してきたものとポジ化合物が反応
して、アンシャープポジ画像を形成することとなる。
又、ポジ化合物は、視覚的には少なくとも緑感光性ハロ
ゲン化銀乳剤層と組合せて用いることが好ましい。ポジ
化合物の使用量としては該化合物と組み合わせて用いら
れる耐拡散性カプラー1モル当り0.O2N2.00モ
ルが好ましく、特に005〜0゜60モルが好ましい。
ポジ化合物及び、耐拡散性カプラーの写真感光材料中へ
の添加については公知の方法たとえば米国特許2,32
2,027号に記載の方法などが用いられる。例えば高
沸点有機溶媒または沸点約30℃乃至150℃の有機溶
媒、たとえば酢酸エチル、酢酸ブチルのごとき低級アル
キルアセテート、プロピオン酸エチル、2級ブチルアル
コール、メチルイソブチルケトン、β−エトキシエチル
アセテート、メチルセロソルブアセテート等に溶解した
のち、親水性コロイドに分散される。
上記の高沸点有機溶媒と低沸点有機溶媒とを混合して用
いてもよい。
高沸点有機溶媒としては現像主薬の酸化体と反応しない
フェノール話導体、フタール酸アルキルエステル、リン
酸エステル、クエン酸エステル、安息香酸エステル、ア
ルキルアミド、脂肪酸エステル、トリメシン酸エステル
等の沸点150℃以上の有機溶媒が用いられる。
本発明に用いることのできる高沸点有機溶媒としては、
米国特許2,322.027号、同2,533.514
号、同2.835.579号、同3.287,134号
、同2,353゜262号、同2,852,383号、
同3,554,755号、同3.876.137号、同
3,676.142号、同3,700,454号、同3
,748,141号、同3,779,765号、同3,
837゜863号、英国特許958,441号、同1,
222,753号、OL52,538,889 、特開
昭47−1031号、同49−90523号、同50−
23823号、同51−25037号、同51−279
21号、同51−27922号、同51−26035号
、同51−26036号、同50−62632号、同5
3−1520号、同53−1521号、同53−151
27号、同54−119921号、同54−11992
2号、同55−25057号、同55−38889号、
同56−19049号、同5B−81836号、特公昭
4B−29060号などに記載されている。
また特公昭51−39,853号、特開昭51−59,
934号に記載されている重合物による分散法も使用す
ることができる。
ポジ化合物等がカルボン酸、スルフォン酸のごとき酸基
を有する場合には、アルカリ性水溶液として親水性コロ
イド中に添加することもできる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料における保護
コロイドとしては、ゼラチンを用いるのが有利であるが
、ゼラチン話導体、ゼラチンと他の高分子のグラフトポ
リマー、それ以外の蛋白質、型読導体、セルロース話導
体、単一あるいは共重合体の如き合成親水性高分子物質
等の親水性コロイドも用いることができる。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤ととしては
、通常のハロゲン化銀乳剤の任意のものを用いることが
できる。
該乳剤は、常法により化学増感することができる。
ハロゲン化銀乳剤には、カブリ防止剤、安定剤等を加え
ることができる。
乳剤層、その他の親木性コロイド層には、可塑剤、不水
溶性又は難溶性合成ポリマーの分散物(ラテックス)を
含有させることかできる。
カラー写真用感光材料の乳剤層には、耐拡散性カプラー
の色補正の効果を有しているカラードカプラー、競合カ
プラー及び現像主薬の酸化体とのカップリングによって
現像促進剤、漂白促進剤、現像剤、ハロゲン化銀溶剤、
調色剤、硬膜剤、カブリ剤、カブリ防止剤、化学増感剤
、分光増感剤、及び減感剤のような写真的に有用なフラ
グメントを放出する化合物を用いることができる。
感光材料には、フィルター層、ハレーション防止層、イ
ラジェーション防止層等の補助層を設けることができる
。これらの層中及び/又は乳剤層中には現像処理中に感
光材料から流出するかもしくは漂白される染料が含有さ
せられてもよい。
感光材料には、ホルマリンスカベンジャ−1蛍光増白剤
、マット剤、滑剤、画像安定剤、界面活性剤、色カブリ
防止剤、現像促進剤、現像遅延剤や漂白促進剤を添加で
きる。
本発明の感光材料に用いられる支持体には、α−オレフ
ィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン/ブテン共重合体)等をラミネートした紙、合
成紙等の可撓性反射支持体、酢酸セルロース、硝酸セル
ロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン
テレフタレート、ポリカーボネート、ポリアミド等の半
合成又は合成高分子からなるフィルムや、これらのフィ
ルム反射層を設けた可撓性支持体、ガラス、金属、陶器
などが含まれる。
本発明の感光材料を用いて色素画像を得るには露光後、
通常知られているカラー写真処理を行うことができる。
[実施例] 次に、本発明について、実施例をもって、更に具体的に
説明するが、本発明は、これに限定されるものではない
実施例1 全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材料中の
添加量は特に記載のない限り1m2当りのg数を示す。
また、ハロゲン化銀とコロイド銀は銀に換算して示した
トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
す組成の各層を順次支持体側から形成して、多層カラー
写真要素の試料1を作製した。
試料−1(比較) 第1層;ハレーション防止層()Ic−1)黒色コロイ
ド銀        ・・・0.20紫外線吸収剤(I
IV−1)       −0,20カラードカプラー
(CG−1)     ・・・0.05カラードカプラ
ー(CM−2)     ・・・0.05高沸点溶媒(
Oil−1)        ・・・0.20ゼラチン
           ・・・1.5第2層;中間層(
LL−1) 紫外線吸収剤(UV−1)       ・0.01高
沸点溶媒(Oil−1)       ・・・0.01
ゼラチン           ・・・1.5第3層;
低感度赤感性乳剤層(RL) 沃臭化銀乳剤(Em−1)       ・・・1.0
)l    (E m −2)       ・・・0
.5増感色素 (S−1)  ・・・ 2.5X  1
0−’(モル/銀 1 モル)n   (S −1)・
・・2.5X10−’())   )/’   (S−
3) −0,5xlO−’(1)   )シアンカプラ
ー(C−4)       ・・弓、2//    (
C−2)       ・・・0.06ボジ化合物(U
−28)        ・・・0.3カラードシアン
カプラー(CG−1)  ・・・0.05DIR化合物
(D−1)        ・・・0.002高沸点溶
媒(Oil−1)        ・・・0.5ゼラチ
ン            ・・・145第4層;高感
度赤感性乳剤層(R)l)沃臭化銀乳剤(Em−3) 
      ・・・2.0増感色素 (S−1)  ・
・・ 2.OX  10−’(モル/銀 1 モル)ツ
ノ       (S−2)   ・・・  2.0x
lO−’(//       )n   (S−3) 
・O,lX 10−’())   )シアンカプラー(
C−1)       ・・・0.151)    (
C−2)      ・・・0.018//    (
C−3)      ・・・1,15ポジ化合物(Ll
−28)        ・・・0.05カラードシア
ンカプラーFCC−1)  ・・・0.015DIR化
合物CD−2)        ・・・0.05高沸点
溶媒(Oil−1)       ・・・0.5ゼラチ
ン            ・・・1.5第5層;中間
層(LL−2) ゼラチン           ・・・0.5第6層、
低感度緑感性乳剤層(GL) 沃臭化銀乳剤(Em−1)       ・・弓0増感
色素 (S−4)    ・・・ 5  X  10−
’(モル/銀 1 モル)n     (S −5) 
  ・・・1xlO−’(//    )マゼンタカプ
ラー(M−1)      ・・・0.5ポジ化合物(
u−4)        ・・・0.1カラードマゼン
タカプラー(cy−1)・・・0.05DIR化合物(
D−3)        ・・・0.015//   
(D−4)         ・・・0.020高沸点
溶媒(Oil−2)       ・・・0.5ゼラチ
ン           ・・・1.0第7層;中間層
(IL−3) ゼラチン            ・・・0.8高沸点
溶媒(Oil−1)       ・・・0,2第8層
;高感度緑感性乳剤層(GM) 沃臭化銀乳剤(Em−3)       ・・・1.3
増感色素(S−6)  ・・・ 1.5X 10−’(
モル/銀1モル)))   (S −7)・・・2.5
X10−’(//   )ty   (S−3)・・・
0.5xlO−’(n   )マゼンタカプラー(M−
2)      ・・・006//     (M−3
)      ・・・0.18ポジ化合物(U−4) 
       ・・・0.20カラードマゼンタカプラ
ー(CM−2)・・・0.05DIR化合物(D−3)
        ・・・0.01高沸点溶媒(Oil−
3)       ・・・0.5ゼラチン      
     ・・・1.0第9層;イエローフィルター層
(YC)黄色コロイド銀        ・・・0.1
色汚染防止剤(sc−1)       ・・・0.1
高沸点溶媒(Oil−3)       ・・・Olゼ
ラチン           ・・・0.8第1O層:
低感度青感性乳剤層(BL)沃臭化銀乳剤(Em−1)
       ・0.251)    (E+++−2
)       −” 0.25増感色素 (S−10
)   ・・・ 7  X  to−’(モル/銀 1
 モル)イエローカプラー(Y−1)      ・・
・0.6n     (Y−2)      ・・・0
.12ポジ化合物(U−13)        ・・・
0.1DIR化合物(D−2)        ・・・
0.01高沸点溶媒(Oil−3)        ・
・・0,15ゼラチン            ・・弓
0第11層、高感度青感性乳剤層(81()沃臭化銀乳
剤(Em−4)       ・= 0.50//  
    (E m −1)          ・・・
0.20増感色素 (S−9)    ・”  1  
x  to−’(モル/銀 1 モル)//    (
S−10)  −3x 10−’ (//    )イ
エローカプラー(Y−1)      ・・・o、36
1)        (Y−2)        ・・
・0.06ボジ化合物(U−13)        ・
0.07高沸点溶媒(Oil−3)       ・・
・0.07ゼラチン            ・・弓、
l第12層:第1保護層(PRO−1) 微粒子沃臭化銀乳剤      ・・・0.4(平均粒
径0.08μ Ag12モル%)紫外線吸収剤(tlV
−1)       −0,10//        
  (UV−2)                 
・  0.05高沸点溶媒(Oil−1)      
 ・・−0,1))   (Oil−4)      
 ・−0,1ホルマリンスカベンジャ−(H5−11・
・・0.5//          (HS −2)・
・・0.2ゼラチン            ・・・1
.0第13層:第2保護層(PRO−2) 界面活性剤(Su−1)        ・” 0.0
05アルカリで可溶性のマット化剤 ・・・010(平
均粒径2μl11) シアン染料(AIC−1)        ・・・0.
005マゼンタ染料(AIM−1)       ・・
・0.01スベリ斉り(Wへ×−1)        
 ・・・0,04ゼラチン           ・・
・0.6尚、各層には上記組成物の他に、塗布助剤5u
−2、分散助剤5u−3、硬膜剤H−1およびH−2、
防腐剤DI−1、安定剤5tab−1、カブリ防止剤A
F−1、AF−2を添加した。
Em−1平均粒径0.46μm、平均沃化銀含有率7.
5n単分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 Em−2平均粒径0.32μm1平均沃化銀含有率2.
0n単分散性で均一組成の乳剤 Em−3平均粒径0.78μm、平均沃化銀含有率6.
0n単分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 Em−4平均粒径0,95μm、平均沃化銀含有率8.
0n車分散性の表面低沃化銀含有型乳剤 Em−1,Em−1]およびEn+−4は特開昭60−
138538号、同61−245151号の各公報を参
照に調整した多層構造を有し、主として8面体から成る
沃臭化銀乳剤である。
以下余白 S−6 \ CaH+ s D し! −t Q CM−1 CM−2 Cρ ”    011 H3−11(S−2 [(CH,−1:H5O,CH,)、CC)1250□
(CH2)212N(CH2)2SO3Ku−1 ■ ■2 u−2 Na03S−C−COOC6J7 ■ CI□−〇〇〇C61117 WAX−1 uh IC−1 A  I  M−1 )U31V Stab−I          AF−10il−1
0il−2 01,1 Oil−30il−4 しUUL411Q 次に試料1において第3.4,6,8.10及び11層
に用いられたカプラー及び例示のポジ化合物kl−4,
U−13及びU−28を表−1のように変化させ、また
硬膜剤H−1およびH−2の添加量を変化させることに
より現像時の膨潤膜厚の乾燥膜厚に対する比を変化させ
て試料2〜20を作製した。
次に試料5において第7層に本発明の例示のポジ化合物
を表−2のように添加し試料21〜22を作製した。
このようにして作製した各試料を、白色光を用いてウェ
ッジ露光したのち、下記現像処理を行った。
処■里工程 (38℃ ) 発色現像         3分15秒漂  白   
       6分30秒水   洗        
       3分15定着   着        
       6分30秒水   洗        
       3分15秒安定化      1分30
秒 中2      欠更 各処理工程において使用した処理液組成は下記の通りで
ある。
[発色現像液] 4−アミノ−3−メチル−N−エチル −N−(β−ヒドロキシエチル)− アニリン 硫酸塩         4.75g無水亜
硫酸ナトリウム        4.25 gヒドロキ
シルアミン・1/2硫酸塩   2.0g無水炭酸カリ
ウム          37.5 g臭化ナトリウム
            1.3gニトリロトリ酢酸・
3ナトリウム塩 (1水塩)             2.5 g水酸
化カリウム           1.0g水を加えて
tfLとする。
[を票白液] エチレンジアミン四酢酸鉄 アンモニウム塩         100.0 gエチ
レンジアミン四酢酸2 アンモニウム塩          10.0 g臭化
アンモニウム         150.0 g氷酢酸
              10.OtnR水を加え
て1℃とし、アンモニア水を用いてpH== 6.0に
調整する。
[定着液コ チオ硫酸アンモニウム       175.0 g無
水亜硫酸ナトリウム        8.5gメタ亜硫
酸ナトリウム         2.3g水を加えて1
j2とし、酢酸を用いてpH= a、oに調整する。
[安定液コ ホルマリン(37%水溶i夜)       1.5 
IBBコニダックス(コニカ社製)      7.5
 mR水を加えて1℃とする。
得られた画像を用い、各試料のポジ化合物と組み合わさ
れた乳剤層のイエロー、マゼンタ及びシアン画像の20
木/mmのMTF値を表−3に試料1の値を100とし
た相対値で示した。
以下余白 表−2 以下余白 表−3 表−3から明らかなように、本発明の試料はいずれも画
像の鮮鋭度に著しい改良効果が認められた。
又試料4の第3層及び第4層のポジ化合物U−28をl
l−5,tl−10,Ll−35,11−37,U−4
6ニおきかえた各試料、試料11の第6層及び第8層の
ポジ化合物kl−4をIJ−8,U−1!l、 ll−
28,tl−41,tl−47にそれぞれおきかえた各
試料、更には試料16の第10層、第11層のポジ化合
物1]−13をIJ−2,U−24,ll−30,U−
36゜U−45にそれぞれおきかえた各試料を作製し同
じ評価方法で評価を行なったところ本発明の効果が得ら
れた。
実施例2 実施例1の試料No、1において第3.4,6゜8.1
0及び11層に用いられたカプラー及び例示のポジ化合
物を表−4のように変化させ、また硬膜剤+1−1およ
びH−2の添加量を変化させることにより現像時の膨潤
膜厚の乾燥膜厚に対する比を変化させて各試料を作製し
、各試料について実施例1と同じ方法にて鮮鋭度の評価
を行なった。
結果を表−5に示す。
表−5 表−5から明らかなように本発明の試料はいずれも画像
の鮮鋭度に優れていることが分った。
[発明の効果] 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、保護コロ
イドの膨潤膜厚を180%乃至350%に調節すると共
に、該保護コロイドがアンシャープポジ画像を形成する
手段を有することにより、得られた写真画像は、優れた
鮮鋭性を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 支持体上にそれぞれ少なくとも1層の青感性、緑感性お
    よび赤感性のハロゲン化銀写真乳剤層を有するハロゲン
    化銀カラー写真感光材料であって、前記支持体上の乳剤
    層側に塗設された全親水性保護コロイド層の現像時の膨
    潤膜厚が乾燥時の膜厚の180%乃至350%であり、
    該親水性保護コロイド層の少なくとも1層がアンシャー
    プポジ画像を形成する手段を有することを特徴とするハ
    ロゲン化銀カラー写真感光材料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01204046A (ja) * 1988-02-10 1989-08-16 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH03229239A (ja) * 1990-02-02 1991-10-11 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀カラー写真感光材料
JPH04128832A (ja) * 1990-09-20 1992-04-30 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀写真用感光材料

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