JPH01193044A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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JPH01193044A
JPH01193044A JP63017418A JP1741888A JPH01193044A JP H01193044 A JPH01193044 A JP H01193044A JP 63017418 A JP63017418 A JP 63017418A JP 1741888 A JP1741888 A JP 1741888A JP H01193044 A JPH01193044 A JP H01193044A
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accelerator
throttle
control
vehicle
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Toshiaki Tsuyama
俊明 津山
Kaoru Toyama
外山 薫
Kazutoshi Nobumoto
信本 和俊
Toshihiro Matsuoka
俊弘 松岡
Shigemochi Nishimura
西村 栄持
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はエンジンの制御装置に関し、特に、下り坂走行
時におけるアクセル操作に対する車速上昇に伴なう違和
感の改良に関する。
(従来の技術) エレクトロニクスの進歩と共に登場した電子制御のスロ
ットルコントローラであり、アクセルをドライバからの
走行要求情報の入力源と考えて、アクセル踏込み量から
ドライバの運転要求を自動車側が判断し、この要求とエ
ンジンの出力特性と゛を考慮して、最適なスロットル開
度を決定しようとするものである。このような電子制御
のスロットルコントローラの従来例として、例えば特開
昭59−74341号の如き、アクセル操作量に対する
スロットル開度特性を複数設定し、これらの特性を運転
条件に従って切り替えるものがある。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術において、スロットル開度特性を切り替え
る1つの要素として車速がある。これは、自動車の速度
が走行抵抗を変えるファクタとなり、その走行抵抗の増
大分を補償するために、車速が高いときは、スロットル
開度特性をより出力増大方向にもっていくというもので
ある。
ところが、このような車速補正制御機能を備えた自動車
が下り坂走行を行なうと、次のような問題が発生する。
即ち、下り坂のために、例え現在のアクセル踏込み量を
維持していても車速が自然に上昇するから、その車速上
昇による空気抵抗増大分を補償するために、車速補正制
御が働いて、更にスロットル開度が増大して、自動車は
更に加速する。即ち、ドライバにとっては、下り坂走行
中に、予想以上の加速感として感じられ、ドライバビリ
ティとしては違和感となる。このことは、別に、アクセ
ル踏込み量が一定のときのみに限られないのであり、例
えば、下り坂走行中にアクセルを踏込んだときには、さ
らにより強い違和感として感じられる。
そこで、本発明は上述従来例の欠点を除去するために提
案されたものでその目的は、車速を、例えばスロットル
等のエンジン出力調整部材の1つの制御要素とするエン
ジンの制御装置であって、下り坂走行時に、予想以上の
車速上昇を防止して違和感、をなくしたエンジンの制御
装置を提案するものである。
(課題を解決するための手段及び作用)上記課題を達成
するための本発明の構成は、第1図に示すように、エン
ジン出力を調整するエンジン出力調整部材と、車速を検
知する手段と、少なくとも車速を、上記調整部材を駆動
制御するための1つの制御要素として、この調整部材を
駆動する駆動手段と、下り坂走行を検出する走行検出手
段と、下り坂走行が検出されたときに、上記の車速に基
づいた調整部材の制御を抑えるように、上記駆動手段を
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする。
(実施例) 以下添付図面を参照して、本発明をターボチャージャ及
びEAT機能を備えたガソリンエンジンに適用した実施
例を詳細に説明する。このEAT機能は、後述するよう
に、ギア位置(GP)が1速から4速(オーバドライブ
)まであり、更に、変速モードについては、所謂’DJ
  (ドライブ)レンジにおいて、「パワー」モード、
「ノーマル」モード、「エコノミー」モードの3つのモ
ードが備わっており、各モードに特有の変速パターンが
電子的に用意されている。これらのモードは、後述する
ように、ドライバが好みに応じて車内のスイッチにより
選択可能である。これらの各モードにおいては、ギアが
シフトされる速度(変速点)は、上記のパターン類で、
より低い側に移行する。即ち、1つのエンジン回転速度
に注目すれば、変速比は凡そこの順で相対的に小さくな
っているということができる。
(実施例の概要〉 第2図は、この実施例におけるスロットル制御の概要を
示したものである。即ち、アクセル踏込み量αから、各
モードに従った基本スロットル開度TvOBを演算(第
2図(a) 〜(d))L、これに車速補正を含む各種
補正を施((e)〜(f))L、て、目標スロットル開
度TAGETを得、その上で、リミッタ処理を施等を施
して最終目標スロットル開度TAGETFを得蚤という
ものである。
より詳しくは、目標スロットル開度TAGETは、先ず
、アクセル踏込み量α(%)に応じてマツプから決定さ
れる。このとき、運転のモードとアクセルの戻し中であ
るか否かに応じて、上記マツプを第2図に示すように、
4種類用意する。こうして、基本スロットル開度TVO
Bが決定される。このTvoaに対し、アクセル踏込速
度&、車速V等の夫々に基づいた補正GAv%GVが施
されて、目標スロットル開度TAGETを決定する。
第2図によると、基本スロットル開度特性TVonは、
全体的に、エコノミー(第2図の(a))嚇ノーマル(
第2図の(b))ロバワー(第2図の(C))の順に、
僅かのアクセル踏込み量変化に対してより太き目のスロ
ットル開度が得られる。
また、アクセルの戻し時には、モード設定にかかわらず
第2図の(d)のような特性にしであるために、アクセ
ルの閉じ変化は略そのままスロットルの閉じ変化となる
。従って、比較的大目にアクセルを踏込んだ状態でのア
クセル戻し操作に対して、ドライバの要求通りに減速を
行なう。
また、第2図の(e)によれば、パワーモードにおいて
は、アクセル踏込速度&が大きいほど利得を高くして、
ドライバの加速要求に答えようとしている。アクセル踏
込み量αの大小にかかわらず、踏込速度&が大というこ
とは、ドライバが加速の要求を行なっていることを示す
からである。
第2図の(f)の車速補正によれば、車速が高いほど利
得を上げている。これは空気抵抗を補償するためである
。但し、本実施例では後述するように、下り坂走行を検
知すると、車速補正を停止する、即ち、車速補正利得G
Vを′″1“に強制的に設定するようにしている。
かくして、目標開度TAGETは、 TAGET=TVOB−GAV −Gvである。
尚、本実施例に適用されている定常特性における目標ス
ロットル開度TAGETの補正要因には、その他に、水
温補正、大気圧補正、ハンドル舵角補正、エアコン作動
時の補正等があるが、本発明とは直接には関係がないの
で、その説明は省略する。
(エンジン制御システムの構成〉 第3図は、本発明に係るエンジン制御装置をターボチャ
ージャ式エンジンに適用した実施例の構成図である0図
中の主な構成要素について説明すると、1はエアクリー
ナ、2は吸気温センサ、3はエアフローメータ、4はタ
ーボチャージャ、5はウェストゲートバルブ、6はエン
ジン本体、7はインタークーラである。かくして、ター
ボチャージャ4の過給に応じて吸入された空気は、エア
フローメータ3によりその吸気量Q、を計測されながら
、インタークーラフにより冷却されつつ、エンジン本体
のインテークマニホールドに向けて駆動する。
8はスロットル弁、9はこのスロットル弁を駆動するア
クチュエータ、10は、吸気管内の圧力を測定するブー
スト圧センサ、11はインジェクタである。かくして、
吸入空気は、スロットル弁8により、その量を規制され
ながら、インジェクタ11から噴射される燃料と混合さ
れ、エンジン本体6内の燃焼室に供給され、燃焼爆発す
る。排気ガスは排気通路を通り、ターボチャージャ4に
その燃焼エネルギーを回転エネルギーに変えて与え、さ
らに、触媒コンバータ12により浄化され排出される。
13は電子制御式自動変速機、所謂EATである。この
EAT13はEATコントローラ(EATC)50によ
って制御される0周知のようにその内部には、トルクコ
ンバータ14、オーバドライブ機構を備えた遊星ギア部
15と、そしてそれらの為のソレノイドバルブ、油圧回
路等が含まれた油圧制御部1フとからなる。EATC5
0とEAT13との間には、前記ソレノイドバルブを開
閉して油圧回路を駆動する信号の他に、この信号による
シフト結果状態を示すシフト信号(後述の5QLI〜5
OL4)等の信号がある。また、EATの出力軸には車
速センサ16が設けられている。
18はスロットル弁を駆動するDCサーボモーダのため
のサーボコントロール回路を内蔵したスロットルコント
ローラである。尚、このサーボモータはスロットルアク
チュエータ9内にある。20はアクセルペダル、21は
そのアクセルの踏込み量を検知するアクセルポジション
センサである。
くスロットルセンサ/アクチュエータ〉第4図に、本実
施例のエンジンシステムに用いられるスロットルセンサ
/アクチュエータのアセンブリの構成を示す。このセン
サ/アクチュエータは、スロットル弁の自動車における
役割の重大性に鑑みて、所謂フェールセーフ機能を有し
たものである。
第4図において、8はスロットル弁、9はスロットルア
クチュエータ、18はスロットルコントローラ、20は
アクセルペダルである。これらは第3図に関連して既に
説明した。アクセル踏込み量を検知するアクセルポジシ
ョンセンサ21はフェールセーフのために2つあり、2
1bが主、21aがバックアップ用である。これらのセ
ンサはポテンショメータになっており、その出力はアク
セルを一杯踏込んだときのアクセル踏込み量に対するパ
ーセンテージが電圧値に変換されたものである。29は
アクセルペダル2oにワイヤによりリンクしたプーリ、
31はスロットル弁8とリンクされた係合片である。
スロットルアクチュエータ9は、サーボモータ28と、
ソレノイド27と、プーリ25と、このソレノイドが付
勢されたときにDCサーボモータ28の回転力をプーリ
25に伝える電磁クラッチ25と、モータ28のサーボ
制御のためにプーリ25の回転量及び回転速度を検出し
てスロットルコントローラ18に帰還するための回転セ
ンサ24等からなる。プーリ25はワイヤによりプーリ
32とリンクしている。尚、プーリ29,32と係合片
31は、同一回転軸を中心にして回動するものであるが
、第4図においては、説明の便宜上、回転運動を直線運
動に変換して表わしている。スロットルセンサ33は、
スロットル弁8の全開状態若しくは全閉状態の検出と、
スロットルの電子制御が故障したときにスロットル弁8
がプーリ29により直接駆動されるときのスロットル開
度を検出するためにある。
プーリ29と係合片31とは、その係合位置までに遊び
があり、そして通常、係合片31はプーリ32と係合状
態にあるように設定されている。
また、ECU40が自己診断によりOKと判断したとき
は、クラッチ26は接続の状態になっている。従って、
アクセル20を踏むと、そのアクセル踏込み量αはセン
サ21aにより検知されると同時に、その信号αがスロ
ットルコントローラ18を経由してECU40に送られ
る。そして、ECU40では、後述の制御により、最終
目標スロットル開度TAGETFが即座に演算され、そ
の結果がスロットルコントローラ18に送られる。
スロットルコントローラ18は、TAGETFをD/A
変換してモータ28を回転させるとともに、セ多す24
からの帰還信号に基づいて、所定回転位置になるように
サーボコントロールを行なう。即ち、サーボモータはそ
のTAGETFに応じた量だけ回転してプーリ32を回
転させるので、係合により係合片31が回転し、スロッ
トル弁8がTAGETFに見合った量だけ開かれる。
係合片31が回転すると、係合片31はプーリ29に対
して逃げるので、通常状態では、プーリ29によってス
ロットル弁8が直接開閉されることはない。
一方、スロットルコントロールに関する制御回路が異常
と判断されたときは、電磁クラッチ26は断であるから
、所定の遊び量だけアクセルを踏込んだ以降にプーリ2
9と係合片31とが係合され、以後、スロットル弁8は
、アクセルペダルとの機械的結合により直接開閉される
〈コントローラ40への入出力信号〉 第5図は、ECU40の入出力信号等を示した図である
α(マスク)とα(サブ)は前述のスロットルアクチュ
エータからのアクセル踏込み量である。
同じく、スロットルとスロットル(サブ)もスロットル
センサ33により計測されたスロットル開度である。
変速ソレノイド信号(SQLI〜5OL4)はEATC
50からくる信号で、現時点での変速位置が1速〜4速
のいずれかのギア位置にあることを示すものである。P
、N、Rレンジ信号は周知のセレクタレバーからのセレ
クト位置を示す信号である。また、MAIN、SET、
RES、C0AST等の信号はオートクルーズ用のスイ
ッチ(不図示)からの信号である。
エンジン回転数Nはディストリビュータ41から、車速
信号Vは車速センサ16から、水温Tw倍信号水温セン
サ42から、大気圧信号PAは不図示の気圧センサから
、ブースト圧Bはブーストセンサ10から、ハンドル角
信号は不図示の舵角センサから、A/C負荷信号は不図
示のエアコンから、夫々得られる信号である。
出力信号として、前述のTAGETFの他に、DCサー
ボモータ28への通電を強制的にOFFする信号、クラ
ッチ26を断にする信号等がある。
また、その他のフェールセーフ機構として、ブレーキス
イッチは2系統設けられている。更に、ブレーキペダル
が押されると、アクセルは全閉になるから、第5図の回
路により、サーボモータ28への通電がOFFされる。
即ち、ECU40による演算制御を経イしてスロットル
を強制的に全閉にする。
第5図のECU40内に、ECU40内で行なわれる制
御の機能のうち、本発明に特に関連する部分をブロック
的に示す、その機能として、走り感制御と、スロットル
目標値制御と、スロットル演算制御である。走り感制御
は、アクセル踏込み量、ギア位置、走行モード等から最
適なスロットル開度値を設定しようとするものである。
その他の機能として、自動走行制御(ASC)とフェー
ルセーフがある。
第6図に従って、スロットル制御のメインルーチンの概
略を説明する。このメインルーチンは30m5毎にタイ
マ起動される。先ず、ステップS2で、ドライバによる
アクセル操作を検出する。
このサブルーチンの詳細は第6A図に示す、ステップS
4.ステップS6で、アクセル開度α及びそ−ドMをメ
モリから読出し、これらの信号に基づいて、ステップS
8で、基本スロットル開度マツプをサーチしてTVOl
lを決定する。このステップS2のTVO,サーチは第
2図の(a)〜(d)に相当し、その詳細は第6C図に
示す。
ステップS2で求められたTVO,に対し、ステップS
10でアクセル踏込速度補正を行なって出力T0を得る
。このステップS10の補正処理は第2図の(e)に相
当し、その詳細は第6D図に示す。
次に、ステップSitで現在の走行モードがパワーモー
ド(M−3)にあるか否かを調べ、パワーモードにある
ときのみ、ステップS14で、車速補正を行なって、目
標スロットル開度TAGETを得る。この車速補正は第
2図のCf)に相当するもので、その詳細は第6E図に
示す。
次に、ステップS18でリミッタ処理を行なう、このリ
ミッタ処理は演算値TAGETがスロットルの回動可能
範囲を越えないようにするものであり、その結果として
最終スロットル目標開度TAGETFを得る。
くスロットル開度制御の詳細〉 以下、スロットル開度制御の詳細について、フローチャ
ートに基づいて説明する。
L辷しり111(第6A図) ステップS20では、アクセル踏込速度&をRAM30
4から読出し、ステップ!)22では、フラグAFを調
べる。このAPフラグは初期状態では“0″にリセット
されており、アクセル戻し動作を検出すると、“1′″
にセットされる。このアクセル戻し動作の検出は、戻し
時に基本スロットル開度マツプを変更するために必要と
なる(第6C図のステップS44,346を参照)。
さて、アクセル開度αがドライバにより第6B図のよう
に変化させられたときを想定する。初期時は、AFはリ
セットしているから、ステップS24に進む。ステップ
S24でアクセルが踏込まれつつあると検出されたとき
、即ち、 と〉0 のとき、アクセル踏込み状態と判断して、ステップS3
2でAFをリセットしたままにする。即ち、アクセルを
踏込み中は、ステップ520eステツプ522=>ステ
ップ324mステップS32を繰り返す。
アクセルを戻し始めようとして、アクセル開度αが減少
したときは、 と≦O を検出して、ステップS26に進む。ステップS26で
は、アクセル戻し動作が一定以上の速度に達したか、即
ち、 &<−A (Aは正数) を判断する。−窓以上でなければ、ノイズとじて処理す
る(ステップ828)。
と<−Aが検出されると、ステップS30に進んで、ア
クセル戻し動作が行なわれたことを示すためにAFを1
”にセットする。
−度、AFがセットすると、ステップS22からステッ
プS34に進むようになる。ステップS34では、アク
セル踏込速度&が定数値Aを超えたかを調べる。超えた
ときのみ、ステップ336でAFをリセットし、戻し中
か、若しくは踏込み中でもとがAを超えない程度では、
AFはセットしたままである(ステップ530)。
このようにして、アクセルの戻し状態を検知する。更に
、−ANAの不感領域を設けることにより誤検出が防止
できる。
尚、ステップS26のAとステップS34のAとは異な
る数値でもよい。
基本スロットル開 マツプサーチ(第6c図ステップS
40.S42で、ステップS6(第6図)でよみこんだ
現在の運転モードMが、エコノミーモードか、ノーマル
モードか、パワーモードかを調べる。更に、ノーマルモ
ード、パワーモードのいずれかにあるときで、アクセル
戻し中(AF=1)を検出しているかも調べる(ステッ
プS44,546)。そして、各状態に適したマツプを
決定し、ステップS56で、そのときのアクセル踏込み
量αに対応した基本スロットル開度TVOaをマツプか
ら読出す。尚、各状態に対応したマツプのより詳細な特
性を第11図(a)〜(d)に示す。
アクセル踏゛入゛度補正 第6D図 先ず、ステップShoで、ステップ5206のアクセル
踏込速度計算ルーチンで演算された最大アクセル踏込速
度&□、を読出す。ステップS62、S64で、現在の
運転モードを調べ、ステップS66〜ステツプS 70
で、現在の運転モードに応じた補正利得マツプを選択す
る。そして、ステップS72で、選択されたマツプから
、(k eaaxに応じた補正利得GAVを読出して、 T o ” T V OB X G AVを演算する。
ここで、GAvはエコノミーモードについては、と□8
の全域でGAV=1である。即ち、補正無しで娶る。尚
、この実施例ではエコノミーモードにおいてはGAV=
1としたが、エンジンの特性に応じて、例えばスロット
ル開度が低い領域でエンジン出力のよくないような場合
は、GAv≧1としてもよい。
補正利得GAVが求められたら、ステップS72で、暫
定目標スロットル開度T0を、 T o =T V OB X G Avにより演算する
車速補正(第6E図) ステップ5400において、スロットルポジションセン
サ33から実のスロットル開度TVORを読み込む。次
に、ステップ3408で、前もって格納されている平地
/定常走行時における、車速に対するスロットル開度T
VOのロードロードラインから、もし現在自動車が平地
を走行しているのならば得られるであろうスロットル開
度TVOを知る。そして、ステップ5410で、この平
地走行時のTVO,値と、ステップ5400で得られた
実のスロットル開度TVORとを比較する。即ち、 T V On < T V Op ならば、平地走行時のスロットル開度よりも少ないスロ
ットル開度で現在走行しているのだから下り坂を走行し
ているものと推定できる。逆に、TVOR≧TvOP ならば、上り坂を走行中であると推定できる。
先ず、ステップ5410で、上り坂を走行していると推
定された場合を説明する。このときは、ステップ541
2でその旨をフラグDFに記憶する。このDFフラグは
下りと推定されたときに“1”とするように設定してい
るので、ステップ5412では DF −〇 である、そして、ステップ5414で、第7図のような
特性のマツプ内に現在車速Vに応じた利得GVをサーチ
して、ステップ5416でその利得Gvを読出す、そし
て、ステップ8438で、ステップS72で演算された
暫定的な目標スロットル開度Toとこの利得Gvとから
、目標スロットル開度TAGETを、 T A G E T ” T o X G vを得る。
ステップ5410で、現在下り坂を走行中であると推定
された場合、理論上では、このロードロードラインとの
比較からの判定(ステップ3408、ステップ5410
)のみで、下り坂走行と断定して、車速補正を一切行な
わず(即ち、Gv!1)としてもよいが、乗車人数、風
速等の外的要因で正確な判断は困難となる。また、現実
には、自動車は慣性を有するから、アクセルを踏込んで
加速を行なっても、実の車速Vは遅れて上昇し、アクセ
ルの踏込みが終った時点以後(アクセル開度変化は無い
)で車速上昇がある。特に、この遅れは、高ギア位置で
あるほど大きくなる。そしてこのような場合に対しても
、ステップ3408等の如きロードロードラインだけか
らの判定では、下り坂走行と誤判定をしてしまう恐れが
ある。そこで、この実施例では、このような外的要因、
遅れた車速上昇等を考慮して、ロードロードラインから
だけの推定に顆らずに、特に工夫を凝らした制御を行な
っている。
さて、ステップ5410で下り坂走行と推定されても、
ステップ5418で、車体加速度9と所定の閾値Qtt
+(>o)とを比較し、実の車体加速度9の方が大きい
場合、 !〉♀T□ は、下り坂走行は確定したとして、ステップ5430に
進み、無条件に車速補正利得GVを“0”にする。
ステップ8418でNoと判定された場合は、ステップ
5420に進み、車体加速度9の正負を判断する。ステ
ップ5420でYESと判断されたとき、即ち、下り坂
走行と推定され、且つ、9≦0<QTH であるときは、加速がされていないか、減速しているの
であるから、平地又は上り走行と断定して、ステップ5
414に進み、第7図の特性に従つた車速補正を行なう
、ステップ5420でNOと判定されたとき、即ち、下
り坂走行と推定され、且つ、 o<9≦9TH であるときは、車体加速が僅かということになる。この
場合は、上述のアクセルの踏込みに遅れた加速上昇によ
る誤検出の場合と、実際に下り坂走行していた場合の加
速上昇の正しい検出の2通りがある。そこで、ステップ
8422〜426で、第8図に示した遅れ時間(=TM
o )の経通を監視し、この時間が経過しないうちは、
例え、ステップ5410で下り坂走行と推定されても、
その間は、ステップ5414の出力上昇方向の車速補正
を行ない、上記時間(TMo )が経過しても、相変わ
らずステップ5410で下り坂走行の推定が1t!!さ
れたら、この推定は正しいと見なして、強制的に補正利
得GVを“1”にする。即ち、車速補正は行なわないよ
うにする。
ステップ5420以下の制御を更に詳細に説明すること
により、本実施例がこの遅れによる誤判定をどのように
防止しているかを説明する。この時間監視はカウンタT
Mへのカウントアツプ(ステップ5424)によって行
なう、さて、ステップ5420で0く!≦vT□と判断
されると、ステップ5422に進み、DFフラグを調べ
る。不図示の初期化ルーチンで、このDFフラグはリセ
ットされており、ステップ5410で下り坂走行と推定
されておれば、DFフラグは“0“のままであるから、
ステップ5434に進んで、DFフラグを“1″にセッ
トする。そして、ステップ8436で、時間監視用のカ
ウンタTMをクリアして時間監視に備える。そして、ス
テップ5414に進み、TMD時間が経過しないまでは
とりあえず、第7図の特性のような車速補正を行なうこ
ととする0次の制御サイクルのステップ5410で下り
坂走行が再び判定されると、ステップ54180ステツ
プ5420−>ステップ5422に進み、今度はDFフ
ラグは“1”であるから、ステップ5424で、カウン
タTMを1ずつカウントアツプする。次のステップ84
26で、カウンタTMがカウント値TMDに未だ到達し
ていないか゛を調べる。到達していないときは、ステッ
プ5414に進み、車速補正を行なう。従って、カウン
タTMがTM、に到達するまでのいずれの制御サイクル
でも、車速補正は行なわれる。
いずれかの制御サイクルで、カウンタTMがTMnに到
達すると、ステップ5426からステップ3428に進
み、TMを強制的にTMnにセットする。このような手
順の進行は、TMD時間経過語も、下り坂走行の推定が
継続しているということであるから、遅れ加速による速
度上昇ではなく、下り坂走行による加速上昇ということ
である。従って、ステップ5430で、車速補正を行な
わないために、利得GVを“1”に強制的にセットする
かくして、TMD時間経過以降は、−度でも、ステップ
5410で、 T V OR< T V Op と判定されて、DFフラグがリセットされない限りは、 TVOR≧TvOP であって、且つ、 O<V≦Vt。
であるときは、車速補正が禁止され続ける。
尚、第8図の遅れ時間は、ギア位置に応じて可変であり
、高ギアはど長くなる。従って、上記TMDもギア位置
GP、モードMに応じて可変にしてもよい。
また、第7図の車速補正特性では、車速Vが60にm/
hを超えると、この補正が効きだし、120Km/hを
超えると、補正利得は停留するようにする。
以上のようにして、ある運転状態において、(I)運転
モードに応じて、 (Iりアクセル間度αに応じて、 (III )アクセル踏込速度と3.に応じて、(IV
)車速Vに応じて、さらに、下り坂走行を正しく検知し
て、下り坂走行のときは、車速補正を停止するようにし
て、 最終目標スロットル開度TAGETFが決定される。
〈他の変形例) 尚、上記実施例では、下り坂走行の検知をロードロード
ラインからの判断等によっていたが、例えば、車体傾き
センサ等によって、直接、下り坂走行を検知するように
してもよい。
また、下り坂走行時には、完全に車速補正を中止するの
ではな、く、普通の車速補正よりも抑え目の車速補正を
行なうようにしてもよい。
尚、以上説明した実施例においては、EAT車により説
明したが、所謂MT車に対しても本発明を適用できる。
また、ガソリン自動車に限らず、ディーゼル車において
も適用可能である。
更に、過給器はターボチャージャに限られず、所謂スー
パーチャージャ、慣性過給器等に対しても適用可能であ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のエンジンの制御装置によれ
ば、下り坂走行を検知して、このときに車速補正を制限
するようにすることにより、予想以上の加速が抑えられ
、車速上昇に伴なう違和感を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2図は
実施例に係るスロットル開度演算制御の全体図、 第3図は本発明を通用したエンジンシステムの全体図、 第4図はスロットルアクチュエータとスロットルコント
ローラの関係を説明する図、 第5図はエンジンコントローラユニット(ECU)40
の信号系統図、 係を示す図、 第6図はスロットル制御プログラムのメインルーチンの
フローチャート、 第6A図はアクセル操作検出制御プログラムのフローチ
ャート、 第6B図はアクセル操作とフラグAFとの関係を具体例
により示す図、 第6C図は基本スロットル開度マツプサーチ制御プログ
ラムのフローチャート、 第6D図はアクセル踏込速度補正制御プログラムのフロ
ーチャート、 第6E図は車速補正制御プログラムのフローチャート、 第7図は実施例の車速補正を行なうときの特性マツプ図
、 第8図は実施例において、下り坂走行を誤検出する可能
性を説明する図である。 図中、 1・・・エアクリーナ、2・・・温度センサ、3・・・
エアフローメータ、4・・・ターボチャージャ、5・・
・ウェストゲートバルブ、6・・・エンジン本体、7・
・・インタークーラ、8・・・スロットル弁、9−・・
スロットルアクチュエータ、10・・・ブースト圧セン
サ、11・・・インジェクタ、12−・・触媒コンバー
タ、13・・・電子制御自動変速機、14・・・トルク
コンバータ、15・・・遊星歯車機構、16・・・車速
センサ、17・・・油圧制御部、18・・・スロットル
コントローラ、20・・・アクセルペダル、21,21
a、21b・・・アクセル開度センサ、24.33・・
・スロットル開度センサ、25,29.32・・・プー
リ、26・・・クラッチ、27・・・ソレノイド、28
・・・DCサーボモータ、31・・・係合部材、40・
・・ECU、41・・・ディストリビュータ、50・・
・EATCである。 第テ 第6図 第6D図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジン出力を調整するエンジン出力調整部材と
    、 車速を検知する手段と、 少なくとも車速を、上記調整部材を駆動制御するための
    1つの制御要素として、この調整部材を駆動する駆動手
    段と、 下り坂走行を検出する走行検出手段と、 下り坂走行が検出されたときに、上記の車速に基づいた
    調整部材の制御を抑えるように、上記駆動手段を制御す
    る制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの制御
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068111A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用制御装置
JP2012240566A (ja) * 2011-05-20 2012-12-10 Nissan Motor Co Ltd ハイブリッド車両の電気走行制御装置

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