JPH01113532A - エンジンの制御装置 - Google Patents
エンジンの制御装置Info
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- JPH01113532A JPH01113532A JP26830987A JP26830987A JPH01113532A JP H01113532 A JPH01113532 A JP H01113532A JP 26830987 A JP26830987 A JP 26830987A JP 26830987 A JP26830987 A JP 26830987A JP H01113532 A JPH01113532 A JP H01113532A
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Landscapes
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a業上の利用分野)
本発明はエンジンの制御装置に関し、特に、ステアリン
グ操作時におけるアクセル操作に対するエンジン出力調
整部材の応答の改良に関する。
グ操作時におけるアクセル操作に対するエンジン出力調
整部材の応答の改良に関する。
(従来の技術)
自動車エンジンの出力を調整する要素には、燃料供給量
、空燃比等があり、これらの調整要素を決定する支配的
ファクタは、例えばガソリンエンジンではスロットル弁
の開度である。伝統的なガソリンエンジンにおいては、
このスロットル弁はアクセルペダルと機械的に係合して
おり、従ってスロットル開度はアクセルペダルの踏み込
み量によって決定されていた。
、空燃比等があり、これらの調整要素を決定する支配的
ファクタは、例えばガソリンエンジンではスロットル弁
の開度である。伝統的なガソリンエンジンにおいては、
このスロットル弁はアクセルペダルと機械的に係合して
おり、従ってスロットル開度はアクセルペダルの踏み込
み量によって決定されていた。
しかし、機械的係合によるスロットル開度の調整はアク
セル踏み込み量とスロットル開度とが常に1対1に対応
するために、運転状況の変化に対応したエンジン出力の
調整は不可能である。
セル踏み込み量とスロットル開度とが常に1対1に対応
するために、運転状況の変化に対応したエンジン出力の
調整は不可能である。
そこで、エレクトロニクスの進歩と共に登場したのが電
子制御のスロットルコントローラであリ、アクセルをド
ライバからの走行要求情報の入力源と考えて、アクセル
踏込み量からドライバの運転要求を自動車側が判断し、
この要求とエンジンの出力特性とを考慮して、最適なス
ロットル開度を決定しようとするものである。このよう
な電子制御のスロットルコントローラの従来例として、
スロットルコントローラの信頼性改良に関する技術に例
えば特開昭59−122742号があり、アクセル踏込
み量に対するスロットル開度の特性の改良に関するもの
として例えば特開昭61−171846号がある。
子制御のスロットルコントローラであリ、アクセルをド
ライバからの走行要求情報の入力源と考えて、アクセル
踏込み量からドライバの運転要求を自動車側が判断し、
この要求とエンジンの出力特性とを考慮して、最適なス
ロットル開度を決定しようとするものである。このよう
な電子制御のスロットルコントローラの従来例として、
スロットルコントローラの信頼性改良に関する技術に例
えば特開昭59−122742号があり、アクセル踏込
み量に対するスロットル開度の特性の改良に関するもの
として例えば特開昭61−171846号がある。
更に、例えば実開昭60−185039号のように、ス
テアリング角度に応じて、その角度が大きいほど、スロ
ットルを絞り気味にしているものもある。
テアリング角度に応じて、その角度が大きいほど、スロ
ットルを絞り気味にしているものもある。
(発明が解決しようとする問題点)
上記実開昭60−185039号は、ステアリング角度
に応じてスロットルを絞り気味にすることにより、カー
ブ等のようなところを走行する場合に、アクセル操作に
対するスロットルレスポンスをにふくして、より操縦安
定性を目ざしているものである。
に応じてスロットルを絞り気味にすることにより、カー
ブ等のようなところを走行する場合に、アクセル操作に
対するスロットルレスポンスをにふくして、より操縦安
定性を目ざしているものである。
しかしながら、このような従来−技術によると、例えば
カーブが長く続くようなところでは、そのカーブの間ず
つとスロットルが絞られることになる。ハンドルの中立
位置の近辺を外れている限りは、スロットル開度は出力
低下気味になるからである。
カーブが長く続くようなところでは、そのカーブの間ず
つとスロットルが絞られることになる。ハンドルの中立
位置の近辺を外れている限りは、スロットル開度は出力
低下気味になるからである。
一方、自動車のステアリング操作に対する挙動の変化は
ステアリング変化の当初にみられるだけのものであり、
ステアリング角度が中立位置から外れている間は常に挙
動変化があるというものではない。即ち、ステアリング
変化はドライバの意志によって行なうものであり、例え
、その変化によってハンドルが中立位置からずれても、
その舵角を維持している限りは、自動車のカーブ走行は
ドライバの予想通りの挙動というものであり、従って、
その間は、スロットルを絞るというよりも、むしろアク
セル操作量に対してスロットル開度が素直に応答した方
が操縦安定性が増すことになる。換言すれば、舵角が大
きくても、その変化が少ないときは、スロットルを絞る
必要はない、さらに、舵角が小さくても、その変化量が
大きければ、わずかのアクセル操作でも自動車の挙動に
大きく影響するときがあるのである。
ステアリング変化の当初にみられるだけのものであり、
ステアリング角度が中立位置から外れている間は常に挙
動変化があるというものではない。即ち、ステアリング
変化はドライバの意志によって行なうものであり、例え
、その変化によってハンドルが中立位置からずれても、
その舵角を維持している限りは、自動車のカーブ走行は
ドライバの予想通りの挙動というものであり、従って、
その間は、スロットルを絞るというよりも、むしろアク
セル操作量に対してスロットル開度が素直に応答した方
が操縦安定性が増すことになる。換言すれば、舵角が大
きくても、その変化が少ないときは、スロットルを絞る
必要はない、さらに、舵角が小さくても、その変化量が
大きければ、わずかのアクセル操作でも自動車の挙動に
大きく影響するときがあるのである。
そこで、本発明は上述従来例の欠点を除去するために提
案されたものでその目的は、アクセル操作に対する、例
えばスロットル等のエンジン出力調整部材の制御を、ス
テアリング操舵速度が高いときに出力低目に設定するよ
うにして、ステアリングが変化するときのアクセル操作
に対する操縦安定性と、ステアリングが変化しないとき
のアクセル操作に対するスロットル応答性とを両立させ
たエンジンの制御装置を提案するものである。
案されたものでその目的は、アクセル操作に対する、例
えばスロットル等のエンジン出力調整部材の制御を、ス
テアリング操舵速度が高いときに出力低目に設定するよ
うにして、ステアリングが変化するときのアクセル操作
に対する操縦安定性と、ステアリングが変化しないとき
のアクセル操作に対するスロットル応答性とを両立させ
たエンジンの制御装置を提案するものである。
(問題点を解決するための手段及び作用)上記課題を達
成するための本発明の構成は、第1図に示すように、ア
クセル操作量を検出する操作量検出手段と、エンジン出
力を調整するエンジン出力調整部材と、この調整部材を
電子的に駆動する駆動手段と、上記の検出されたアクセ
ル操作量に基づいて、上記駆動手段のための信号を演算
する演算手段と、ステアリングの操舵速度を検出する速
度検出手段と、この検出された操舵速度が所定値以上の
ときに、前記駆動手段のための信号を出力低下方向に補
正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
成するための本発明の構成は、第1図に示すように、ア
クセル操作量を検出する操作量検出手段と、エンジン出
力を調整するエンジン出力調整部材と、この調整部材を
電子的に駆動する駆動手段と、上記の検出されたアクセ
ル操作量に基づいて、上記駆動手段のための信号を演算
する演算手段と、ステアリングの操舵速度を検出する速
度検出手段と、この検出された操舵速度が所定値以上の
ときに、前記駆動手段のための信号を出力低下方向に補
正する補正手段とを備えたことを特徴とする。
(実施例)
以下添付図面を参照して、本発明をターボチャージャ及
びEAT機能を備えたガソリンエンジンに適用した実施
例を詳細に説明する。このEAT機能は、後述するよう
に、ギア位置(GP)が1速から4速(オーバドライブ
)まであり、更に、変速モードについては、所謂rDa
(ドライブ)レンジにおいて、「パワー」モード、
「ノーマル」モード、「エコノミー」モードの3つのモ
ードが備わっており、各モードに特有の変速パターンが
電子的に用意されている。これらのモードは、後述する
ように、ドライバが好みに応じて車内のスイッチにより
選択可能である。これらの各モードにおいては、ギアが
シフトされる速度(変遠点)は、上記のパターン類で、
より低い側に移行する。即ち、1つのエンジン回転速度
に注目すれば、変速比は凡そこの順で相対的に小さくな
っているということができる。
びEAT機能を備えたガソリンエンジンに適用した実施
例を詳細に説明する。このEAT機能は、後述するよう
に、ギア位置(GP)が1速から4速(オーバドライブ
)まであり、更に、変速モードについては、所謂rDa
(ドライブ)レンジにおいて、「パワー」モード、
「ノーマル」モード、「エコノミー」モードの3つのモ
ードが備わっており、各モードに特有の変速パターンが
電子的に用意されている。これらのモードは、後述する
ように、ドライバが好みに応じて車内のスイッチにより
選択可能である。これらの各モードにおいては、ギアが
シフトされる速度(変遠点)は、上記のパターン類で、
より低い側に移行する。即ち、1つのエンジン回転速度
に注目すれば、変速比は凡そこの順で相対的に小さくな
っているということができる。
〈実施例の概要〉
、第2A及び第2B図は、この実施例におけるスロット
ル制御の概要を示したものであり、特に、第2A図は定
常時におけるそれを、第2B図は過渡時におけるそれを
示した。ここで、定常時特性とは、アクセル踏込み量変
化に対するスロットル開度の過渡変化経過後の静的特性
を言うものとする。
ル制御の概要を示したものであり、特に、第2A図は定
常時におけるそれを、第2B図は過渡時におけるそれを
示した。ここで、定常時特性とは、アクセル踏込み量変
化に対するスロットル開度の過渡変化経過後の静的特性
を言うものとする。
定」1吋
第2A図に従って、定常走行時における目標スロットル
開度TAGETは、先ず、アクセル踏込み量α(%)に
応じてマツプから決定される。このとき、アクセルモー
ドとアクセルの戻し中であるか否かに応じて、上記マツ
プを第2A図に示すように、J fffi類用意する。
開度TAGETは、先ず、アクセル踏込み量α(%)に
応じてマツプから決定される。このとき、アクセルモー
ドとアクセルの戻し中であるか否かに応じて、上記マツ
プを第2A図に示すように、J fffi類用意する。
こうして、基本スロットル開度TVOBが決定される。
このTVO!1に対し、アクセル踏込速度&、車速V、
過給器のブースト圧B等の夫々に基づいた補正GAV%
GV、G8が施されて、定常時の目標スロットル開度T
AGETを決定する。
過給器のブースト圧B等の夫々に基づいた補正GAV%
GV、G8が施されて、定常時の目標スロットル開度T
AGETを決定する。
第2A図によると、基本スロットル開度特性TVOBは
、全体的に、エコノミー(第2A図の(a))中ノーマ
ル(第2A図の(b))中パワー(第2A図の(C))
の順に、僅かのアクセル踏込み量変化に対してより太き
目のスロットル開度が得られる。しかし、このままでは
、同じ舌−ド内でも、ギアの変速比が大きいほど(3連
中2速口1速)、軸出力は大きくなるので、トルクショ
ックが発生し易くなるために、ギアの変速比が大きいほ
どスロットル利得を低目に設定している。
、全体的に、エコノミー(第2A図の(a))中ノーマ
ル(第2A図の(b))中パワー(第2A図の(C))
の順に、僅かのアクセル踏込み量変化に対してより太き
目のスロットル開度が得られる。しかし、このままでは
、同じ舌−ド内でも、ギアの変速比が大きいほど(3連
中2速口1速)、軸出力は大きくなるので、トルクショ
ックが発生し易くなるために、ギアの変速比が大きいほ
どスロットル利得を低目に設定している。
また、アクセルの戻し時には、モード設定にかかわらず
第2A図の(d)のような特性にしであるために、アク
セルの閉じ変化は略そのままスロットルの閉じ変化とな
る。従って、比較的大目にアクセルを踏込んだ状態での
アクセル戻し一操作に対して、ドライバの要求通りに減
速を行なう。
第2A図の(d)のような特性にしであるために、アク
セルの閉じ変化は略そのままスロットルの閉じ変化とな
る。従って、比較的大目にアクセルを踏込んだ状態での
アクセル戻し一操作に対して、ドライバの要求通りに減
速を行なう。
また、第2A図の(e)によれば、パワーモードにおい
ては、アクセル踏込速度&が大きいほど利得を高くして
、ドライバの加速要求に答えようとしている。アクセル
踏込み量αの大小にかかわらず、踏込速度&が大という
ことは、ドライバが加速の要求を行なっていることを示
すからである。
ては、アクセル踏込速度&が大きいほど利得を高くして
、ドライバの加速要求に答えようとしている。アクセル
踏込み量αの大小にかかわらず、踏込速度&が大という
ことは、ドライバが加速の要求を行なっていることを示
すからである。
第2A図の(f)によれば、車速が高いほど利得を上げ
ている。
ている。
第2A図の(g)によれば、ブースト圧が高いほど、利
得は小さくなっている。ブースト圧が高いと、エンジン
トルクが大なので、所謂ターボ的なピーキーで段差のあ
る出力特性となるが、第2A図の(g)に示したような
補正を加えて、フラットな出力特性を得て、車両の運動
のコントロール性を向上ことができる。
得は小さくなっている。ブースト圧が高いと、エンジン
トルクが大なので、所謂ターボ的なピーキーで段差のあ
る出力特性となるが、第2A図の(g)に示したような
補正を加えて、フラットな出力特性を得て、車両の運動
のコントロール性を向上ことができる。
さらに、第2A図の(g)によれば、舵角の変化、即ち
、舵角速度が所定値(例えば、0.1度/ m s )
よりも大きいときは、1よりも小さな値を有する利得G
ANGを設定している。この補正により、ステアリン
グ変化時は、スロットルがアクセル開度に対して絞り気
味になるので、ドライバの予期しない挙動変化を招来す
ることはなくなる。また、後述するように、本実施例で
は、ステアリング変化を最初に検知してから、最初の1
秒間の間に検知した最大舵角速度DA、□に応じて、第
2A図(g)に示したような特性を有する利得aAsa
を設定し、この利得に従った補正をTAGETに施すよ
うな制御を、ハンドルが中立位置に来ない限り、20秒
間の間強制的に継続するようにしている。この補正の継
続により、スロットルのハンチングを防止できるわけで
ある。
、舵角速度が所定値(例えば、0.1度/ m s )
よりも大きいときは、1よりも小さな値を有する利得G
ANGを設定している。この補正により、ステアリン
グ変化時は、スロットルがアクセル開度に対して絞り気
味になるので、ドライバの予期しない挙動変化を招来す
ることはなくなる。また、後述するように、本実施例で
は、ステアリング変化を最初に検知してから、最初の1
秒間の間に検知した最大舵角速度DA、□に応じて、第
2A図(g)に示したような特性を有する利得aAsa
を設定し、この利得に従った補正をTAGETに施すよ
うな制御を、ハンドルが中立位置に来ない限り、20秒
間の間強制的に継続するようにしている。この補正の継
続により、スロットルのハンチングを防止できるわけで
ある。
かくして、定常特性に従った目標開度TAGETは、
TAGET=TVOn・GAv −Gv−Ga・GAN
aである。
aである。
尚、本実施例に適用されている定常特性における目標ス
ロットル開度TAGETの補正要因には、その他に、水
温補正、大気圧補正、エアコン作動時の補正等があるが
、本発明とは直接には閏係がないので、その説明は省略
する。
ロットル開度TAGETの補正要因には、その他に、水
温補正、大気圧補正、エアコン作動時の補正等があるが
、本発明とは直接には閏係がないので、その説明は省略
する。
豆星里
第2B図に、アクセル開度が変化したときの、過渡時に
おけるスロットル制御を示す、即ち、定常時として演算
され求められた目標開度TAGETに補正を施して、最
終的な目標スロットル開度TAGETFを求めるのであ
る。
おけるスロットル制御を示す、即ち、定常時として演算
され求められた目標開度TAGETに補正を施して、最
終的な目標スロットル開度TAGETFを求めるのであ
る。
即ち、TAGETに対して第2B図の(a)のようなリ
ミッタ処理を施す、これは、演算されたスロットル開度
TAGETの値が、100%以上若しくは負になるのを
防止するためである。
ミッタ処理を施す、これは、演算されたスロットル開度
TAGETの値が、100%以上若しくは負になるのを
防止するためである。
第2B図の(b)〜(d)はフィルタ処理を行なう6本
実施例ではデジタルの一次応答フィルタを用いている。
実施例ではデジタルの一次応答フィルタを用いている。
この−次応答フィルタにより、アクセル開度の急増に対
応したTAGETの急増は平滑化され緩やかなものとな
る。さらに、このフィルタの係数β(時定数の逆数)を
、 1速ギアの使用時、又はアクセルの戻し中、または後述
のスロットルの電子制御が故障したときの機械的制御に
よるとき等(第2B図の(b))は、β=1にし、 アクセル踏込速度&が大きいときは係数βを比較的小さ
目に設定(第2B図の(c))し、&が小さいときは係
数βを太き目に設定(第2B図の(d))する。
応したTAGETの急増は平滑化され緩やかなものとな
る。さらに、このフィルタの係数β(時定数の逆数)を
、 1速ギアの使用時、又はアクセルの戻し中、または後述
のスロットルの電子制御が故障したときの機械的制御に
よるとき等(第2B図の(b))は、β=1にし、 アクセル踏込速度&が大きいときは係数βを比較的小さ
目に設定(第2B図の(c))し、&が小さいときは係
数βを太き目に設定(第2B図の(d))する。
第2B図の(b)によると、応答遅れがなく、アクセル
変化に対し敏感に反応するので、1速ギア使用時は発進
応答性が重視されるという要求が溝足される。アクセル
戻し中も応答遅れがなく敏感に応答するので、ドライバ
の減速しようという操作意志に的確に追随する。また、
アクセル踏込速度&が大きいとき、即ち急加速時は、応
答遅れが大きくなり、トルクショックが減り滑らかな加
速となる。
変化に対し敏感に反応するので、1速ギア使用時は発進
応答性が重視されるという要求が溝足される。アクセル
戻し中も応答遅れがなく敏感に応答するので、ドライバ
の減速しようという操作意志に的確に追随する。また、
アクセル踏込速度&が大きいとき、即ち急加速時は、応
答遅れが大きくなり、トルクショックが減り滑らかな加
速となる。
尚、第2B図に示したスロットル開度の過渡特性制御は
、1速ギア、アクセル踏込速度と、アクセル戻し中か否
かというファクタ等によって変化するが、本明細書にお
いては第10C図等に、更にギア位置、設定モード等を
も加味した実施例をも開示されている。
、1速ギア、アクセル踏込速度と、アクセル戻し中か否
かというファクタ等によって変化するが、本明細書にお
いては第10C図等に、更にギア位置、設定モード等を
も加味した実施例をも開示されている。
° 〈エンジン制御システムの構成〉第3図は、本発
明に係るエンジン制御装置をターボチャージャ式エンジ
ンに適用した実施例の構成図である0図中の主な構成要
素について説明すると、1はエアクリーナ、2は吸気温
センサ、3はエアフローメータ、4はターボチャージャ
、5はウェストゲートバルブ、6はエンジン本体、7は
インタークーラである。かくして、ターボチャージャ4
の過給に応じて゛吸入された空気は、エアフローメータ
3によりその吸気量Q、を計測されながら、インターク
ーラフにより冷却されつつ、エンジン本体のインテーク
マニホールドに向けて8動する。
明に係るエンジン制御装置をターボチャージャ式エンジ
ンに適用した実施例の構成図である0図中の主な構成要
素について説明すると、1はエアクリーナ、2は吸気温
センサ、3はエアフローメータ、4はターボチャージャ
、5はウェストゲートバルブ、6はエンジン本体、7は
インタークーラである。かくして、ターボチャージャ4
の過給に応じて゛吸入された空気は、エアフローメータ
3によりその吸気量Q、を計測されながら、インターク
ーラフにより冷却されつつ、エンジン本体のインテーク
マニホールドに向けて8動する。
8はスロットル弁、9はこのスロットル弁を駆動するア
クチュエータ、10は、吸気管内の圧力を測定するブー
スト圧センサ、11はインジェクタである。かくして、
吸入空気は、スロットル弁8により、その量を規制され
ながら、インジェクタ11から噴射される燃料と混合さ
れ、エンジン本体6内の燃焼室に供給され、燃焼爆発す
る。排気ガスは排気通路を通り、ターボチャージャ4に
その燃焼エネルギーを回転エネルギーに変えて与え、さ
らに、触媒コンバータ12により浄化され排出される。
クチュエータ、10は、吸気管内の圧力を測定するブー
スト圧センサ、11はインジェクタである。かくして、
吸入空気は、スロットル弁8により、その量を規制され
ながら、インジェクタ11から噴射される燃料と混合さ
れ、エンジン本体6内の燃焼室に供給され、燃焼爆発す
る。排気ガスは排気通路を通り、ターボチャージャ4に
その燃焼エネルギーを回転エネルギーに変えて与え、さ
らに、触媒コンバータ12により浄化され排出される。
13は電子制御式自動変速機、所謂EATである。この
EAT13はEATコントローラ(EATC)50によ
って制御される。周知のようにその内部には、トルクコ
ンバータ14、オーバドライブ機構を備えた遊星ギア部
15と、そしてそれらの為のソレノイドバルブ、油圧回
路等が含まれた油圧制御部1フとからなる。EATC5
0とEAT13との間には、前記ソレノイドバルブを開
閉して油圧回路を駆動する信号の他に、この信号による
シフト結果状態を示すシフト信号(後述の5QLI N
5OL4)等の信号がある。また、EATの出力軸には
車速センサ16が設けられている。
EAT13はEATコントローラ(EATC)50によ
って制御される。周知のようにその内部には、トルクコ
ンバータ14、オーバドライブ機構を備えた遊星ギア部
15と、そしてそれらの為のソレノイドバルブ、油圧回
路等が含まれた油圧制御部1フとからなる。EATC5
0とEAT13との間には、前記ソレノイドバルブを開
閉して油圧回路を駆動する信号の他に、この信号による
シフト結果状態を示すシフト信号(後述の5QLI N
5OL4)等の信号がある。また、EATの出力軸には
車速センサ16が設けられている。
18はスロットル弁を駆動するDCサーボモータのため
のサーボコントロール回路を内蔵したスロットルコント
ローラである。尚、このサーボモ−タはスロットルアク
チュエータ9内にある。20はアクセルペダル、21は
そのアクセルの踏込み量を検知するアクセルポジション
センサである。
のサーボコントロール回路を内蔵したスロットルコント
ローラである。尚、このサーボモ−タはスロットルアク
チュエータ9内にある。20はアクセルペダル、21は
そのアクセルの踏込み量を検知するアクセルポジション
センサである。
43はハンドル舵角のセンサであり、その舵角量はγと
してECU40に入力される。
してECU40に入力される。
〈関連するスイッチ類)
第4A図は上述のモード(パワー、ノーマル。
エコノミー)を選択するスイッチである。
第4B図は、所謂自動走行機能を駆使するためのスイッ
チであり、「メイン(MAIN)Jスイッチは自動走行
を制御するコントローラ(ASC)に電源を投入するた
めのものであり、rセット(SET)Jスイッチは、巡
航速度を設定するためとこのスイッチを所定時間押し続
けることにより加速を行なうためのものであり、「復帰
(RESUME)Jは自動走行モードが解除された後に
再びもとの巡航速度に復帰するためのスイッチ、「コー
スト(COAST)Jスイッチはスロットルを全閉する
ためのものである。
チであり、「メイン(MAIN)Jスイッチは自動走行
を制御するコントローラ(ASC)に電源を投入するた
めのものであり、rセット(SET)Jスイッチは、巡
航速度を設定するためとこのスイッチを所定時間押し続
けることにより加速を行なうためのものであり、「復帰
(RESUME)Jは自動走行モードが解除された後に
再びもとの巡航速度に復帰するためのスイッチ、「コー
スト(COAST)Jスイッチはスロットルを全閉する
ためのものである。
くスロットルセンサ/アクチュエータ)第5図に、本実
施例のエンジンシステムに用いられるスロットルセンサ
/アクチュエータのアセンブリの構成を示す。このセン
サ/アクチュエータは、スロットル弁の自動車における
役割の重大性に鑑みて、所謂フェールセーフ機能を有し
たものである。
施例のエンジンシステムに用いられるスロットルセンサ
/アクチュエータのアセンブリの構成を示す。このセン
サ/アクチュエータは、スロットル弁の自動車における
役割の重大性に鑑みて、所謂フェールセーフ機能を有し
たものである。
第5図において、8はスロットル弁、9はスロットルア
クチュエータ、18はスロットルコントローラ、20は
アクセルペダルである。これらは第3図に関連して既に
説明した。アクセル踏込み量を検知するアクセルポジシ
ョンセンサ21はフェールセーフのために2つあり、2
1bが主、21aがバックアップ用である。これらのセ
ンサはポテンショメータになっており、その出力はアク
セルを一杯踏込んだときのアクセル踏込み量に対するパ
ーセンテージが電圧値に変換されたものである。29は
アクセルペダル20にワイヤによりリンクしたプーリ、
31はスロットル弁8とリンクされた保合片である。
クチュエータ、18はスロットルコントローラ、20は
アクセルペダルである。これらは第3図に関連して既に
説明した。アクセル踏込み量を検知するアクセルポジシ
ョンセンサ21はフェールセーフのために2つあり、2
1bが主、21aがバックアップ用である。これらのセ
ンサはポテンショメータになっており、その出力はアク
セルを一杯踏込んだときのアクセル踏込み量に対するパ
ーセンテージが電圧値に変換されたものである。29は
アクセルペダル20にワイヤによりリンクしたプーリ、
31はスロットル弁8とリンクされた保合片である。
スロットルアクチュエータ9は、サーボモータ28と、
ソレノイド27と、プーリ25と、このソレノイドが付
勢されたときにDCサーボモータ28の回転力をプーリ
25に伝える電磁クラッチ25と、モータ28のサーボ
制御のためにプーリ25の回転量及び回転速度を検出し
てスロットルコントローラ1Bに帰還するための回転セ
ンサ24等からなる。プーリ25はワイヤによりプーリ
32とリンクしている。尚、プーリ29,32と係合片
31は、同一回転軸を中心にして回動するものであるが
、第5図においては、説明の便宜上、回転運動を直線運
動に変換して表わしている。スロットルセンサ33は、
スロットル弁8の全開状態若しくは全閉状態の検出と、
スロットルの電子制御が故障したときにスロットル弁8
がプーリ29により直接駆動されるときのスロットル開
度を検出するためにある。
ソレノイド27と、プーリ25と、このソレノイドが付
勢されたときにDCサーボモータ28の回転力をプーリ
25に伝える電磁クラッチ25と、モータ28のサーボ
制御のためにプーリ25の回転量及び回転速度を検出し
てスロットルコントローラ1Bに帰還するための回転セ
ンサ24等からなる。プーリ25はワイヤによりプーリ
32とリンクしている。尚、プーリ29,32と係合片
31は、同一回転軸を中心にして回動するものであるが
、第5図においては、説明の便宜上、回転運動を直線運
動に変換して表わしている。スロットルセンサ33は、
スロットル弁8の全開状態若しくは全閉状態の検出と、
スロットルの電子制御が故障したときにスロットル弁8
がプーリ29により直接駆動されるときのスロットル開
度を検出するためにある。
プーリ29と係合片31とは、その係合位置までに遊び
があり、そして通常、係合片31はプーリ32と係合状
態にあるように設定されている。
があり、そして通常、係合片31はプーリ32と係合状
態にあるように設定されている。
また、ECυ40が自己診断によりOKと判断したとき
は、クラッチ26は接続の状態になっている。従って、
アクセル20を踏むと、そのアクセル踏込み量αはセン
サ21aにより検知されると同時に、その信号αがスロ
ットルコントローラ18を経由してECU40に送られ
る。そして、ECU40では、後述の制御により、最終
目標スロットル開度TAGETFが即座に演算され、そ
の結果がスロットルコントローラ18に送られる。
は、クラッチ26は接続の状態になっている。従って、
アクセル20を踏むと、そのアクセル踏込み量αはセン
サ21aにより検知されると同時に、その信号αがスロ
ットルコントローラ18を経由してECU40に送られ
る。そして、ECU40では、後述の制御により、最終
目標スロットル開度TAGETFが即座に演算され、そ
の結果がスロットルコントローラ18に送られる。
スロットルコントローラ18は、TAGETFをD/A
変換してそ一夕28を回転させるとともに、センサ24
からの帰還信号に基づいて、所定回転位置になるように
サーボコントロールを行なう、即ち、サーボモータはそ
のTAGETFに応じた量だけ回転してプーリ32を回
転させるので、係合により係合片31が回転し、スロッ
トル弁8がTAGETFに見合った量だけ開かれる。
変換してそ一夕28を回転させるとともに、センサ24
からの帰還信号に基づいて、所定回転位置になるように
サーボコントロールを行なう、即ち、サーボモータはそ
のTAGETFに応じた量だけ回転してプーリ32を回
転させるので、係合により係合片31が回転し、スロッ
トル弁8がTAGETFに見合った量だけ開かれる。
係合片31が回転す°るξ、係合片31はプーリ29に
対して逃げるので、通常状態では、プーリ29によって
スロットル弁8が直接開閉されることはない。
対して逃げるので、通常状態では、プーリ29によって
スロットル弁8が直接開閉されることはない。
一方、スロットルコントロールに関する制御回路が異常
と判断されたときは、電磁クラッチ26は断であるから
、所定の遊び量だけアクセルを踏込んだ以降にプーリ2
9と係合片31とが係合され、以後、スロットル弁8は
、アクセルペダルとの機械的結合により直接開閉される
。
と判断されたときは、電磁クラッチ26は断であるから
、所定の遊び量だけアクセルを踏込んだ以降にプーリ2
9と係合片31とが係合され、以後、スロットル弁8は
、アクセルペダルとの機械的結合により直接開閉される
。
〈舵角センサ〉
第16図に、舵角センサ43の出力特性図を示す、この
センサは周知のセンサと同形式なものである。
センサは周知のセンサと同形式なものである。
(コントローラ40への入出力信号〉
第6図は、ECU40の入出力信号等を示した図である
。
。
α(マスク)とα(サブ)は前述めスロットルアクチュ
エータからのアクセル踏込み量である。
エータからのアクセル踏込み量である。
同じく、スロットルとスロットル(サブ)もスロットル
センサ33により計測されたスロットル開度である。
センサ33により計測されたスロットル開度である。
変速ソレノイド信号(SQLI〜S OL 4 ) ハ
EATC50からくる信号で、現時点での変速位置が1
速〜4速のいずれかのギア位置にあることを示すもので
ある。P、N、Rレーンジ信号は周知のセレクタレバー
からのセレクト位置を示す信号である。また、ノーマル
、パワー、エコノミー等のモード信号は、第4A図に示
したスイッチからの信号である。MAIN、SET、R
ES、C0AST等の信号は第4B図に示したスイッチ
からの信号である。
EATC50からくる信号で、現時点での変速位置が1
速〜4速のいずれかのギア位置にあることを示すもので
ある。P、N、Rレーンジ信号は周知のセレクタレバー
からのセレクト位置を示す信号である。また、ノーマル
、パワー、エコノミー等のモード信号は、第4A図に示
したスイッチからの信号である。MAIN、SET、R
ES、C0AST等の信号は第4B図に示したスイッチ
からの信号である。
エンジン回転数Nはディストリビュータ41から、車速
信号Vは車速センサ16から、水温Tw信号は水温セン
サ42から、大気圧信号PAは不図示の気圧センサから
、ブースト圧Bはブーストセンサ10から、ハンドル角
信号は舵角センサ43から、A/C負荷信号は不図示の
エアコンから、夫々得られる信号である。
信号Vは車速センサ16から、水温Tw信号は水温セン
サ42から、大気圧信号PAは不図示の気圧センサから
、ブースト圧Bはブーストセンサ10から、ハンドル角
信号は舵角センサ43から、A/C負荷信号は不図示の
エアコンから、夫々得られる信号である。
出力信号として、前述のTAGETFの他に、DCサー
ボそ一夕28への通電を強制的にOFFする信号、クラ
ッチ26を断にする信号等がある。
ボそ一夕28への通電を強制的にOFFする信号、クラ
ッチ26を断にする信号等がある。
また、その他のフェールセーフ機構として、ブレーキス
イッチは2系統設けられている。更に、ブレーキペダル
が押されると、アクセルは全閉になるから、第6図の回
路により、サーボモータ28への通電がOFFされる。
イッチは2系統設けられている。更に、ブレーキペダル
が押されると、アクセルは全閉になるから、第6図の回
路により、サーボモータ28への通電がOFFされる。
即ち、ECU40による演算制御を経イしてスロットル
を強制的に全閉にする。
を強制的に全閉にする。
第6図のECU40内に、ECU40内で行なわれる制
御の機能のうち、本発明に特に関連する部分をブロック
的に示す。その機能として、走り感制御と、スロットル
目標値制御と、スロットル演算制御である。走り感制御
は、アクセル踏込み量、ギア位置、走行モード等から最
適なスロットル開度値を設定しようとするものである。
御の機能のうち、本発明に特に関連する部分をブロック
的に示す。その機能として、走り感制御と、スロットル
目標値制御と、スロットル演算制御である。走り感制御
は、アクセル踏込み量、ギア位置、走行モード等から最
適なスロットル開度値を設定しようとするものである。
その他の機能として、自動走行制御(ASC)とフェー
ルセーフがある。
ルセーフがある。
尚、第6図において、スロットル目標値設定制御は、走
り感制御とASC制御からのいずれか一方の入力を選択
するようになっているが、これは、走り感制御は主にド
ライバによるアクセル踏込み量から目標スロットル開度
を決定するのに対し、自動走行中は、原則的にはドライ
バのアクセル操作と関係無しに、設定された車速と実際
の車速とに基づいて、スロットル開度を決定するためで
あるからである。
り感制御とASC制御からのいずれか一方の入力を選択
するようになっているが、これは、走り感制御は主にド
ライバによるアクセル踏込み量から目標スロットル開度
を決定するのに対し、自動走行中は、原則的にはドライ
バのアクセル操作と関係無しに、設定された車速と実際
の車速とに基づいて、スロットル開度を決定するためで
あるからである。
〈コントローラの構成〉
第7図はスロットル制御を行なうECU40の内部構成
を示すブロック図である。301は入出力Cl10)ボ
ート、302はマイクロプロセッサ等のCPUである。
を示すブロック図である。301は入出力Cl10)ボ
ート、302はマイクロプロセッサ等のCPUである。
301の出力ボート部分はラッチタイプとなっており、
ドライバ308に接続される。又、303は後述の実施
例に係る制御プログラム、マツプ等を格納するROM、
304は制御に用いる種々の一時的なデータを格納する
ためのRAM、305はタイマ割込みのための時間を設
定するプログラム式のタイマ、306はアクセル踏込み
量α、ブースト圧B、ハンドル舵角γ等をデジタル値に
変換するためのA/Dコンバータ(ADC)である。3
07は割込み制御部である。
ドライバ308に接続される。又、303は後述の実施
例に係る制御プログラム、マツプ等を格納するROM、
304は制御に用いる種々の一時的なデータを格納する
ためのRAM、305はタイマ割込みのための時間を設
定するプログラム式のタイマ、306はアクセル踏込み
量α、ブースト圧B、ハンドル舵角γ等をデジタル値に
変換するためのA/Dコンバータ(ADC)である。3
07は割込み制御部である。
〈スロットル制御の概要〉
第8図に、第3図のエンジン制御システムにおける特に
本実施例に関連する部分を中心にした制御プログラム間
の関係を示す。第8図に示した制御プログラムのうち、
本明細書においては、EAT制御に係る部分と燃料制御
に係る部分の詳細は、本発明に特に関係がないので割愛
しである。
本実施例に関連する部分を中心にした制御プログラム間
の関係を示す。第8図に示した制御プログラムのうち、
本明細書においては、EAT制御に係る部分と燃料制御
に係る部分の詳細は、本発明に特に関係がないので割愛
しである。
本発明に特に関連する制御プログラム部分は、第8図の
スロットル制御メインルーチン(その詳細は第9図以下
に示す)と、スロットル開度出力ルーチン(その詳細は
第10図以下に示す)である。前者は、3i)ms毎の
タイマ割込みにより起動され、後者は15ms毎のタイ
マ割込みにより起動される。尚、これらの時間は、1例
に過ぎず、例えば30m5というメインルーチンの制御
間隔は、制御対象に対し制御したい最高周波数の数倍以
上の制御周期を設定して決定するようにしてもよい。ま
た、これら2つの割込みルーチンによってコールされる
サブルーチンを夫々更に、第8図に示す。
スロットル制御メインルーチン(その詳細は第9図以下
に示す)と、スロットル開度出力ルーチン(その詳細は
第10図以下に示す)である。前者は、3i)ms毎の
タイマ割込みにより起動され、後者は15ms毎のタイ
マ割込みにより起動される。尚、これらの時間は、1例
に過ぎず、例えば30m5というメインルーチンの制御
間隔は、制御対象に対し制御したい最高周波数の数倍以
上の制御周期を設定して決定するようにしてもよい。ま
た、これら2つの割込みルーチンによってコールされる
サブルーチンを夫々更に、第8図に示す。
第9図に従って、スロットル制御のメインルーチンの概
略を説明する。このメインルーチンは前述したように、
30m5毎にタイ゛マ起動される。
略を説明する。このメインルーチンは前述したように、
30m5毎にタイ゛マ起動される。
先ず、ステップS2で、ドライバによるアクセル操作を
検出する。このサブルーチンの詳細は第9A図に示す、
ステップS4.ステップS6で、後述の15ms毎のタ
イマ割込みルーチン(第10図)で検出したアクセル開
度α及びモードMをメモリから読出し、これらの信号に
基づいて、ステップS8で、基本スロットル開度マツプ
(ROM303内に格納)をサーチしてTVO,を決定
する。このステップS2のTVO!1サーチは第2A図
の(a)〜(d)に相当し、その詳細は第9C図に示す
。
検出する。このサブルーチンの詳細は第9A図に示す、
ステップS4.ステップS6で、後述の15ms毎のタ
イマ割込みルーチン(第10図)で検出したアクセル開
度α及びモードMをメモリから読出し、これらの信号に
基づいて、ステップS8で、基本スロットル開度マツプ
(ROM303内に格納)をサーチしてTVO,を決定
する。このステップS2のTVO!1サーチは第2A図
の(a)〜(d)に相当し、その詳細は第9C図に示す
。
ステップS2で求められたTvOaに対し、ステップS
10でアクセル踏込速度補正を行なって出力T0を得る
。このステップS10の補正処理は第2A図の(e)に
相当し、その詳細は第9D図に示す。
10でアクセル踏込速度補正を行なって出力T0を得る
。このステップS10の補正処理は第2A図の(e)に
相当し、その詳細は第9D図に示す。
次に、ステップSllで現在の走行モードがパワーモー
ド(M=3)にあるか否かを調べ、パワーモードにある
ときのみ、ステップS14で、車速に従った補正を行な
って、スロットル開度T。
ド(M=3)にあるか否かを調べ、パワーモードにある
ときのみ、ステップS14で、車速に従った補正を行な
って、スロットル開度T。
を得る。この車速補正は第2A図の(f)に相当するも
ので、その詳細は第9E図に示す。
ので、その詳細は第9E図に示す。
ステップS16ではブースト圧補正を行なう。
この補正は第2A図の(g)に相当し、その詳細は第9
F図に示す。
F図に示す。
次にステップS17で舵角補正を行なう。この補正は第
2A図の(g)に相当し、その詳細は第9H図に示す。
2A図の(g)に相当し、その詳細は第9H図に示す。
次に、ステップS1Bでリミッタ処理を行なう。このリ
ミッタ処理は第2B図の(a)に相当し、その詳細は第
9G図に示す。 こうして、あるモード及びギア位置に
ある状態で、ある踏込み位置にふまれているアクセル開
度αに対する定常時(静時)のスロットル開度TAGE
Tが演算された。
ミッタ処理は第2B図の(a)に相当し、その詳細は第
9G図に示す。 こうして、あるモード及びギア位置に
ある状態で、ある踏込み位置にふまれているアクセル開
度αに対する定常時(静時)のスロットル開度TAGE
Tが演算された。
第10図に従って、スロットル開度出力ルーチンの概要
を説明する。このルーチンは15ms毎にタイマ起動さ
れ、この出力ルーチンの一部に、アクセル開度αを変化
させたときの初期時期(過渡期)に対する制御(フィル
タ処理)が組み込まれている。ステップ5200で、車
速センサ16から車速Vを入力し、ステップ5202で
、A/Dコンバータ306からアクセル開度αとブース
ト圧B1そしてハンドル舵角γを入力する。更に、後の
演算のために、前回(15ms前)に計測され記憶され
ていたアクセル開度値をαn−1に格納し、今回計測し
たαをα7に格納する。同時にハンドル舵角γに対して
も同様にする。尚、ステップ5204では入力ポート3
01から、変速ギア位置GPとモードスイッチ位置をR
AM304内に読み込む。ここで、 GP=1 (1速) GP=2 (2速) GP=3 (3速) GP;4(4速) M;3(パワーモード) M=2(ノーマルモード) M−1(エコノミーモード) である、これらのRAM304内に記憶されたデータは
、他の制御における色々のステップで使用される。ステ
ップ5206では、アクセル踏込速□度aを演算する。
を説明する。このルーチンは15ms毎にタイマ起動さ
れ、この出力ルーチンの一部に、アクセル開度αを変化
させたときの初期時期(過渡期)に対する制御(フィル
タ処理)が組み込まれている。ステップ5200で、車
速センサ16から車速Vを入力し、ステップ5202で
、A/Dコンバータ306からアクセル開度αとブース
ト圧B1そしてハンドル舵角γを入力する。更に、後の
演算のために、前回(15ms前)に計測され記憶され
ていたアクセル開度値をαn−1に格納し、今回計測し
たαをα7に格納する。同時にハンドル舵角γに対して
も同様にする。尚、ステップ5204では入力ポート3
01から、変速ギア位置GPとモードスイッチ位置をR
AM304内に読み込む。ここで、 GP=1 (1速) GP=2 (2速) GP=3 (3速) GP;4(4速) M;3(パワーモード) M=2(ノーマルモード) M−1(エコノミーモード) である、これらのRAM304内に記憶されたデータは
、他の制御における色々のステップで使用される。ステ
ップ5206では、アクセル踏込速□度aを演算する。
この演算ルーチンの詳細は第1OA図に示す通りである
。このとは前述の車速補正サブルーチンで使用される。
。このとは前述の車速補正サブルーチンで使用される。
ここで、説明の便宜上、アクセル踏込速度計算ルーチン
を先に説明する。
を先に説明する。
アクセル °入゛ 計
ステップ5210で、前回のアクセル開度α6と前回の
アクセル開度α。−8をRAMから読出す、そして、ス
テップ5212でアクセル踏込速度&を、 et冨α。−αn−1 により計算する。即ち、15ms間の開度変化をアクセ
ル踏込速度とする。尚、ドライバの意志を的確に把握す
るためには、例えば、5ons前のデータ、即ち、αn
−4と比較するようにしてもよい、即ち、 a3 αn −αn−4 である。この時間間隔はドライバの意志を確実に把握で
き、できるだけはやくその゛意志を制御にフィードバッ
クするために、できるだけ短い時間間隔がよい。
アクセル開度α。−8をRAMから読出す、そして、ス
テップ5212でアクセル踏込速度&を、 et冨α。−αn−1 により計算する。即ち、15ms間の開度変化をアクセ
ル踏込速度とする。尚、ドライバの意志を的確に把握す
るためには、例えば、5ons前のデータ、即ち、αn
−4と比較するようにしてもよい、即ち、 a3 αn −αn−4 である。この時間間隔はドライバの意志を確実に把握で
き、できるだけはやくその゛意志を制御にフィードバッ
クするために、できるだけ短い時間間隔がよい。
ステップ5214でh 、、、とδとの比較を行なう。
ここで、etmaxはアクセルをある速度で踏込み続け
るという1つのアクセル操作過程で、過去検出された最
大のとの値である。&が増大していれば、即ち、 h > h max であれば、ステップ5216で、この現在のとにより&
、□を更新する。即ち、 hmam=h である0次に、ステップ5218で、&と所定の小さな
定数εと比較する。もしとが6より小さければ、即ち、 a<C であれば、これはアクセル戻し中は勿論のこと、アクセ
ルの踏込みを中止した(アクセルがほとんど停止した)
状態を指し、そのときはステップ5220で、1!!m
1.を“0″とする。このようにすることにより、“O
”でない値を有するときの&1□は、アクセルが踏まれ
続けられる(αが単調に増加する)というアクセル操作
での、最大アクセル踏込速度ということにな、る。
るという1つのアクセル操作過程で、過去検出された最
大のとの値である。&が増大していれば、即ち、 h > h max であれば、ステップ5216で、この現在のとにより&
、□を更新する。即ち、 hmam=h である0次に、ステップ5218で、&と所定の小さな
定数εと比較する。もしとが6より小さければ、即ち、 a<C であれば、これはアクセル戻し中は勿論のこと、アクセ
ルの踏込みを中止した(アクセルがほとんど停止した)
状態を指し、そのときはステップ5220で、1!!m
1.を“0″とする。このようにすることにより、“O
”でない値を有するときの&1□は、アクセルが踏まれ
続けられる(αが単調に増加する)というアクセル操作
での、最大アクセル踏込速度ということにな、る。
このアクセル踏込速度計算サブルーチンで求められたと
及び& mawは、他のルーチンで使われるために、R
AM304に記憶される。
及び& mawは、他のルーチンで使われるために、R
AM304に記憶される。
糺1盈l上1
次に第10F図に基づいて、ハンドル舵角速度Δγの演
算について説明する。ステップ5350では、ステップ
5202 (第10図)で求めたγn−11γ0とをR
AM304から読出して、ステップ5352で、舵角速
度(変容)Δγを演算して、RAM304に格納する。
算について説明する。ステップ5350では、ステップ
5202 (第10図)で求めたγn−11γ0とをR
AM304から読出して、ステップ5352で、舵角速
度(変容)Δγを演算して、RAM304に格納する。
再び第10図の説明に戻る。ステップ5208は、アク
セル変化の過渡期に対する応答処理を行なって、最終目
標スロットル開度TAGETFを演算し、スロットルア
クチュエータ9に出力するものであり、第2B図の(b
)〜(d)に相当し、その詳細は第10B図に示す。
セル変化の過渡期に対する応答処理を行なって、最終目
標スロットル開度TAGETFを演算し、スロットルア
クチュエータ9に出力するものであり、第2B図の(b
)〜(d)に相当し、その詳細は第10B図に示す。
尚、第10B図は、過渡応答IA3!!の1つの形態で
あり、その変形実施例を、第10C図に示す。
あり、その変形実施例を、第10C図に示す。
[以下余白]
以下、スロットル開度制御の詳細について、フローチャ
ートに基づいて説明する。
ートに基づいて説明する。
くスロットルの定常時制御の詳細)
アクセル操作検出(第9A図)
ステップS20では、アクセル踏込速度&をRAM30
4から読出し、ステップS22では、フラグAFを調べ
る。このAFフラグは初期状態では0″にリセットされ
ており、アクセル戻し動作を検出すると、“1″にセッ
トされる。このアクセル戻し動作の検出は、戻し時に基
本スロットル開度マツプを変更するためと、TAGET
Fの過渡処理において必要となる(第9C図のステップ
344,346及び第10B図のステップ5248を参
照)。
4から読出し、ステップS22では、フラグAFを調べ
る。このAFフラグは初期状態では0″にリセットされ
ており、アクセル戻し動作を検出すると、“1″にセッ
トされる。このアクセル戻し動作の検出は、戻し時に基
本スロットル開度マツプを変更するためと、TAGET
Fの過渡処理において必要となる(第9C図のステップ
344,346及び第10B図のステップ5248を参
照)。
さて、アクセル開度αがドライバにより第9B図のよう
に変化させられたときを想定する。初期時は、AFはリ
セットしているから、ステップS24に進む、ステップ
S24でアクセルが踏込まれつつあると検出されたとき
、即ち、 と〉O のとき、アクセル踏込み状態と判断して、ステップS3
2でAFをリセットしたままにする。即ち、アクセルを
踏込み中は、ステ゛ツブ520=>ス゛テップ522−
>ステップ524eステツプ332を繰り返す。
に変化させられたときを想定する。初期時は、AFはリ
セットしているから、ステップS24に進む、ステップ
S24でアクセルが踏込まれつつあると検出されたとき
、即ち、 と〉O のとき、アクセル踏込み状態と判断して、ステップS3
2でAFをリセットしたままにする。即ち、アクセルを
踏込み中は、ステ゛ツブ520=>ス゛テップ522−
>ステップ524eステツプ332を繰り返す。
アクセルを戻し始めようとして、アクセル開度αが減少
したときは、 と≦0 を検出して、ステップS26に進む、ステップS26で
は、アクセル戻し動作が一定以上の速度に達したか、即
ち、 &<−A (Aは正数) を判断する。−窓以上でなければ、ノイズとして処理す
る(ステップ528)。
したときは、 と≦0 を検出して、ステップS26に進む、ステップS26で
は、アクセル戻し動作が一定以上の速度に達したか、即
ち、 &<−A (Aは正数) を判断する。−窓以上でなければ、ノイズとして処理す
る(ステップ528)。
とく−Aが検出されると、ステップ330に進んで、ア
クセル戻し動作が行なわれたことを示すためにAFを“
1“にセットする。
クセル戻し動作が行なわれたことを示すためにAFを“
1“にセットする。
−度、AFがセットすると、ステップS22からステッ
プ334に進むようになる。ステップS34では、アク
セル踏込速度&が定数値Aを超えたかを調べる。超えた
と咎のみ、ステップS36でAFをリセットし、戻し中
か、若しくは踏込み中でも& 、6(Aを超えない程度
では、AFはセットしたままである(ステップ530)
。
プ334に進むようになる。ステップS34では、アク
セル踏込速度&が定数値Aを超えたかを調べる。超えた
と咎のみ、ステップS36でAFをリセットし、戻し中
か、若しくは踏込み中でも& 、6(Aを超えない程度
では、AFはセットしたままである(ステップ530)
。
このようにして、アクセルの戻し状態を検知する。更に
、−A−Aの不感領域を設けることにより誤検出が防止
できる。これは、本実施例では、アクセル戻し時は、踏
込みとは異なったカーブに沿ってスロットルを閉じよう
とする(第12B図参照)ために、アクセル戻しの誤検
出は、スロットル開度の急変につながるからである。
、−A−Aの不感領域を設けることにより誤検出が防止
できる。これは、本実施例では、アクセル戻し時は、踏
込みとは異なったカーブに沿ってスロットルを閉じよう
とする(第12B図参照)ために、アクセル戻しの誤検
出は、スロットル開度の急変につながるからである。
尚、ステップ526のAとステップS34のAとは異な
る数値でもよい。
る数値でもよい。
基 スロットル マツプサーチ(9C゛ステップS4
0.S42で、ステップSa(第9図)でよみこんだ現
在の運転モードMが、エコノミーモードか、ノーマルモ
ードか、パワーモードかを調べる。更に、ノーマルモー
ド、パワーモードのいずれかにあるときで、アクセル戻
し中(AF=1)を検出しているかも調べる(ステップ
344,346)。そして、各状態に適したマツプを決
定し、ステップ356で、そのときのアクセル踏込み量
αに対応した基本スロットル開度”rvoaをマツプか
ら読出す、尚、各状態に対応したマツプのより詳細な特
性を第11図(a)〜(d)に示す。
0.S42で、ステップSa(第9図)でよみこんだ現
在の運転モードMが、エコノミーモードか、ノーマルモ
ードか、パワーモードかを調べる。更に、ノーマルモー
ド、パワーモードのいずれかにあるときで、アクセル戻
し中(AF=1)を検出しているかも調べる(ステップ
344,346)。そして、各状態に適したマツプを決
定し、ステップ356で、そのときのアクセル踏込み量
αに対応した基本スロットル開度”rvoaをマツプか
ら読出す、尚、各状態に対応したマツプのより詳細な特
性を第11図(a)〜(d)に示す。
ここで、アクセル戻しマツプを持つことによるメリット
を第12A図と第12B図の対比から説明する。パワー
モード、若しくはノーマルモードにおいては、第11図
をみてもわかるように、あるアクセル開度以下では比較
的急峻であり、その開度以上では逆に比較的なだらかと
なる。そのようなアクセル開度は、少なくとも中速以上
の場合が多い、一方、このような中速以上の速度領域に
おいては、ドライバがアクセルを戻したときに、その戻
しに応じて自動車が素直に減速した方が走行に安定感が
得られることは言うまでもない。
を第12A図と第12B図の対比から説明する。パワー
モード、若しくはノーマルモードにおいては、第11図
をみてもわかるように、あるアクセル開度以下では比較
的急峻であり、その開度以上では逆に比較的なだらかと
なる。そのようなアクセル開度は、少なくとも中速以上
の場合が多い、一方、このような中速以上の速度領域に
おいては、ドライバがアクセルを戻したときに、その戻
しに応じて自動車が素直に減速した方が走行に安定感が
得られることは言うまでもない。
しかしながら、パワーモード及びノーマルモード中のア
クセル戻し時にも、第11図の(b)。
クセル戻し時にも、第11図の(b)。
(C)のような特性のマツプを用いると、例えばパワー
モードで、第12A図において、アクセル開度がΔα、
たけ戻したとすると、それによるスロットルアクセル開
度変化はΔTH1となり、その変化は極めて小さい。従
って、アクセル戻しによる減速はドライバの予想に反し
て少ないものとなる。逆に、アクセル開度が小のとき(
例えば20%)のとぎは、わずかのアクセル開度変化に
対しても大きなスロットル開度変化が発生し、減速は予
想以上のものとなる。
モードで、第12A図において、アクセル開度がΔα、
たけ戻したとすると、それによるスロットルアクセル開
度変化はΔTH1となり、その変化は極めて小さい。従
って、アクセル戻しによる減速はドライバの予想に反し
て少ないものとなる。逆に、アクセル開度が小のとき(
例えば20%)のとぎは、わずかのアクセル開度変化に
対しても大きなスロットル開度変化が発生し、減速は予
想以上のものとなる。
そこで、第11図の(d)のような比較的リニアな戻し
特性をパワーモード、ノーマルモードに対して追加する
と、第12B図、に示したように、アクセル開度減少(
Δα2)にリニアに対応したスロットル開度減少(△T
H2)が得られ、前述の不都合は解消する。
特性をパワーモード、ノーマルモードに対して追加する
と、第12B図、に示したように、アクセル開度減少(
Δα2)にリニアに対応したスロットル開度減少(△T
H2)が得られ、前述の不都合は解消する。
尚、エコノミーモードに対しては、戻し特性を追加しな
いのは、第11図の(a)をみてもわかるように、その
特性が比較的リニアであるから必要ないからである。し
かし、スロットルが低開度の領域で出力特性のよくない
エンジンでは、利得が大きなマツプ特性を必要とする。
いのは、第11図の(a)をみてもわかるように、その
特性が比較的リニアであるから必要ないからである。し
かし、スロットルが低開度の領域で出力特性のよくない
エンジンでは、利得が大きなマツプ特性を必要とする。
そのような場合では、エコノミーモードであっても、ア
クセル戻し時のためのマツプを必要とする。
クセル戻し時のためのマツプを必要とする。
アクセル踏゛入゛度補正(第9D図
先ず、ステップS60で、ステップ5206のアクセル
踏込速度計算ルーチンで演算された最大アクセル踏込速
度&、1.をRAM304から読出す。ステップS62
.S64で、現在の運転モードを調べ、ステップ366
〜ステツプS70で、現在の運転モードに応じた補正利
得マツプを選択する。そして、ステップ372で、選択
されたマツプから、と、1.に応じた補正利得GAVを
読出して、 T6 =TVOa XGAv を演算する。
踏込速度計算ルーチンで演算された最大アクセル踏込速
度&、1.をRAM304から読出す。ステップS62
.S64で、現在の運転モードを調べ、ステップ366
〜ステツプS70で、現在の運転モードに応じた補正利
得マツプを選択する。そして、ステップ372で、選択
されたマツプから、と、1.に応じた補正利得GAVを
読出して、 T6 =TVOa XGAv を演算する。
ここで、GAvはエコノミーモードについては、と、1
1.つの全域でGAv=1である。即ち、補正無しであ
る。尚、この実施例ではエコノミーモードにおいてはG
AV=1としたが、エンジンの特性に応じて、例えばス
ロットル開度が低い領域でエンジン出力のよくないよう
な場合は、GAv≧1としてもよい。
1.つの全域でGAv=1である。即ち、補正無しであ
る。尚、この実施例ではエコノミーモードにおいてはG
AV=1としたが、エンジンの特性に応じて、例えばス
ロットル開度が低い領域でエンジン出力のよくないよう
な場合は、GAv≧1としてもよい。
一方、ノーマルモード及びパワーモードにおけるGAv
の特性の傾向は、おおむね、最大アクセル踏込速度e1
.□、が大きいほど利得を高くして、ドライバの加速要
求に答えようとしている。アクセル開度が低開度であろ
うが高開度であろうが、踏込速度&□8が大ということ
は、ドライバが加速の要求を行なっていることを示すか
らである。
の特性の傾向は、おおむね、最大アクセル踏込速度e1
.□、が大きいほど利得を高くして、ドライバの加速要
求に答えようとしている。アクセル開度が低開度であろ
うが高開度であろうが、踏込速度&□8が大ということ
は、ドライバが加速の要求を行なっていることを示すか
らである。
ここで、GAvを、その時点での踏込速度とではなく、
最大アクセル踏込速度5c、□に応じて求めるようにし
たのは次の理由による。即ち、ドライバが加速を増加さ
せようとするときは、&□、は常に更新されていくので
、&と&、11.は同じ意味になる。一方、aが、と≧
εの範囲で増加したり減少したりするときは、ドライバ
の加速意志を重視して、減少時のへではなくと□、を使
って補正利得GAvを得るわけである。このようにして
も、&くεになるとと□8は“0″になり、このときの
GAvは“1″になる、即ち、補正はなくなるので、そ
して、et l1la、ll)<h A(ステップ36
6〜ステツプ570参照)を超えるとGAVの値は停留
するので、問題ないのである。
最大アクセル踏込速度5c、□に応じて求めるようにし
たのは次の理由による。即ち、ドライバが加速を増加さ
せようとするときは、&□、は常に更新されていくので
、&と&、11.は同じ意味になる。一方、aが、と≧
εの範囲で増加したり減少したりするときは、ドライバ
の加速意志を重視して、減少時のへではなくと□、を使
って補正利得GAvを得るわけである。このようにして
も、&くεになるとと□8は“0″になり、このときの
GAvは“1″になる、即ち、補正はなくなるので、そ
して、et l1la、ll)<h A(ステップ36
6〜ステツプ570参照)を超えるとGAVの値は停留
するので、問題ないのである。
補正利得GAVが求められたら、ステップS72で、暫
定目標スロットル開度T0を、 T6 =TVOa XGAv により演算する。
定目標スロットル開度T0を、 T6 =TVOa XGAv により演算する。
車゛・補正 第9E図)
ステップS74において、ステップ5200(第10図
)で車速センサ16から読み込んだ車速VをRAM30
4から取り出して、ステップS76で車速に応じた補正
利得Gvを読出して、ステップ578で、 T、−T。xGv を演算する。この実施例では、車速Vが60にm/hを
超えると、この補正が効きだし、120にm/hを超え
ると、補正利得は停留するようにする。
)で車速センサ16から読み込んだ車速VをRAM30
4から取り出して、ステップS76で車速に応じた補正
利得Gvを読出して、ステップ578で、 T、−T。xGv を演算する。この実施例では、車速Vが60にm/hを
超えると、この補正が効きだし、120にm/hを超え
ると、補正利得は停留するようにする。
ブースト圧補正(第9F図)
ステップS80で、ステップ5212で得たアクセル踏
込速度こを取り出し、ステップS82ではステップ52
02で得たブースト圧Bを取り出す。そして、ブースト
圧Bが負の場合に比して正の場合の方が相対的に少ない
値を取る特性を有するブースト圧補正GB (ステッ
プS86,588)を選択する。即ち、 GB (B:正) <’Ga (B :負)である。
込速度こを取り出し、ステップS82ではステップ52
02で得たブースト圧Bを取り出す。そして、ブースト
圧Bが負の場合に比して正の場合の方が相対的に少ない
値を取る特性を有するブースト圧補正GB (ステッ
プS86,588)を選択する。即ち、 GB (B:正) <’Ga (B :負)である。
こうすると、ブースト圧Bが負のときは利得を高めるこ
とにより早目にターボゾーン(ブースト圧が正の状態)
にもってゆく。また、ブースト圧が正のときは、利得を
低く設定することにより、エンジン出力の過度の増大に
よる車両の運動特性のコントロールのしにくさを補償す
ると共に、加速ショックが防止される。
とにより早目にターボゾーン(ブースト圧が正の状態)
にもってゆく。また、ブースト圧が正のときは、利得を
低く設定することにより、エンジン出力の過度の増大に
よる車両の運動特性のコントロールのしにくさを補償す
ると共に、加速ショックが防止される。
一般に、急加速を行なうと、車速は加速して、ブースト
圧Bは負(Iにより示す)から正(IIにより示す)に
変化して行く。従来の場合は、第13A図に示したよう
に、■の領域から1■の領域に移行する時点で加速ショ
ックが発生するが、本実施例によれば第13B図に示し
たように加速度は速やかに最大に達し、その後は加速に
変動は少なく滑らかになっていることがわかる。
圧Bは負(Iにより示す)から正(IIにより示す)に
変化して行く。従来の場合は、第13A図に示したよう
に、■の領域から1■の領域に移行する時点で加速ショ
ックが発生するが、本実施例によれば第13B図に示し
たように加速度は速やかに最大に達し、その後は加速に
変動は少なく滑らかになっていることがわかる。
さて、第9F図に示した実施例では、単にブースト圧B
が負の場合に比して正の場合の方が相対的に少ない値を
取るような特性をもつ補正を行なう以上に、更に精緻な
補正制御を行なうことにより、ドライバのアクセル操作
からドライバの意志をより多く読取って、そのアクセル
操作に対応したスロットル制御を行なうようにしている
。即ち、ステップS86に示したように、己が所定値6
6以上のときは、即ち、ドライバが急加速を行なおうと
しているときは、ターボゾーンにない場合は、ブースト
圧Bが小さければ小さいほどG8を1”より太き目の値
として早目にターボゾーンに入るようにし、ターボゾー
ンに入ったらブースト圧補正を行なわないようにする(
G11 =1)。
が負の場合に比して正の場合の方が相対的に少ない値を
取るような特性をもつ補正を行なう以上に、更に精緻な
補正制御を行なうことにより、ドライバのアクセル操作
からドライバの意志をより多く読取って、そのアクセル
操作に対応したスロットル制御を行なうようにしている
。即ち、ステップS86に示したように、己が所定値6
6以上のときは、即ち、ドライバが急加速を行なおうと
しているときは、ターボゾーンにない場合は、ブースト
圧Bが小さければ小さいほどG8を1”より太き目の値
として早目にターボゾーンに入るようにし、ターボゾー
ンに入ったらブースト圧補正を行なわないようにする(
G11 =1)。
アクセル踏込速度&が、
δくh
であるときは、急加速をドライバは望んでいないのであ
るから、非ターボゾーンでは、ある程度の加速性を保持
しくGB=1)、ターボゾーンでは、必要以上の加速を
抑えるために、G!1を1以下とする。
るから、非ターボゾーンでは、ある程度の加速性を保持
しくGB=1)、ターボゾーンでは、必要以上の加速を
抑えるために、G!1を1以下とする。
舵角補正
ステップ5100で、ステップ5352 (第10F図
)で求めた舵角変化ΔγをRAMから読出して、ステッ
プ5102でこの変化量から、コーナリングが開始され
たかを検出する。この検出は、上記△γが、 △γ>0. 1 (度/ m s ) か否かにより判断する。コーナリングが開始されたこと
を始めて検出すると、コーナリングフラグFCOをセッ
トする。このフラグは、−度セットすると、所定の条件
が満足されるまで(ステップ5116.ステップ511
8)、たとえ例えばΔγ<0.1 を検出してもリセットされない。これは、8字カーブが
続くような場合にこの舵角補正が断続的に作用して、ス
ロットルがハンチングすることを防止するためである。
)で求めた舵角変化ΔγをRAMから読出して、ステッ
プ5102でこの変化量から、コーナリングが開始され
たかを検出する。この検出は、上記△γが、 △γ>0. 1 (度/ m s ) か否かにより判断する。コーナリングが開始されたこと
を始めて検出すると、コーナリングフラグFCOをセッ
トする。このフラグは、−度セットすると、所定の条件
が満足されるまで(ステップ5116.ステップ511
8)、たとえ例えばΔγ<0.1 を検出してもリセットされない。これは、8字カーブが
続くような場合にこの舵角補正が断続的に作用して、ス
ロットルがハンチングすることを防止するためである。
さて、フラグFCOがセットされると、ステップ510
6でタイマTIMIをカウントアツプする。このタイマ
はコーナリング開始を検出してから、最初の所定の時間
(例えば、最初の1秒間)における最大舵角速度DA□
8を検出するためである。即ち、ステップ5108〜ス
テツプ5it2では、コーナリング検知後の最初の1秒
間の間は、コーナリング検知後から現在までの舵角速度
△γの最大値DA□8を更新(ステップ5112)する
。この1秒内では、DA□8以下のΔγは無視する。こ
のようにするのもスロットル開度がこまかく変化するの
を防止するためである。
6でタイマTIMIをカウントアツプする。このタイマ
はコーナリング開始を検出してから、最初の所定の時間
(例えば、最初の1秒間)における最大舵角速度DA□
8を検出するためである。即ち、ステップ5108〜ス
テツプ5it2では、コーナリング検知後の最初の1秒
間の間は、コーナリング検知後から現在までの舵角速度
△γの最大値DA□8を更新(ステップ5112)する
。この1秒内では、DA□8以下のΔγは無視する。こ
のようにするのもスロットル開度がこまかく変化するの
を防止するためである。
ステップ5114では、このDA□8に従って、前もっ
て用意しであるマツプから補正利得Gい。を読出す。
て用意しであるマツプから補正利得Gい。を読出す。
そして、ステップ5115では、コーナリング開始を検
出してから20秒間が経過したことを検出するタイマT
IM2をリセットする。これは、コーナリング開始状態
(即ち、△γ〉1)を最後に検知してから、71M2の
カウントを開始するためである。このタイマのカウント
はステップ5122でなされる。即ち、ステップ510
2で、舵角変化が0.1以下であると検出されても、−
度フラグFCOがセットされると(ステップ5120)
、ステップ5120時ステップ5122に進んで、タイ
マTIM2をカウントアツプして20秒間の経過を監視
する(ステップ5116)。
出してから20秒間が経過したことを検出するタイマT
IM2をリセットする。これは、コーナリング開始状態
(即ち、△γ〉1)を最後に検知してから、71M2の
カウントを開始するためである。このタイマのカウント
はステップ5122でなされる。即ち、ステップ510
2で、舵角変化が0.1以下であると検出されても、−
度フラグFCOがセットされると(ステップ5120)
、ステップ5120時ステップ5122に進んで、タイ
マTIM2をカウントアツプして20秒間の経過を監視
する(ステップ5116)。
つまり、たとえ、舵角変化が0.1以下であっても、−
度FCOがセットされると、ステップ5118で、ハン
ドルが中立位置にきたことを検知しないかぎりは、ステ
ップ5114で求めた舵角補正を継続するのである。そ
して、この20秒の経過前に、 Δγ〉0.1 を検知するとタイマTIM2をリセットする。
度FCOがセットされると、ステップ5118で、ハン
ドルが中立位置にきたことを検知しないかぎりは、ステ
ップ5114で求めた舵角補正を継続するのである。そ
して、この20秒の経過前に、 Δγ〉0.1 を検知するとタイマTIM2をリセットする。
ステップ51!4で示したような特性を有する補正係数
を設定するのは、次のような理由による。ある舵角速度
まで、利得G ANOを1に設定するのは、舵角の急変
時にのみ、スロットル開度を出力低下方向に制御するた
めである。また、ある舵角速度(0,5度)以上はG
ANOを下げないのは、一般にドライバの可能な最大操
作速度(0゜7度といわれている)に近いかニーえるも
のでありノイズと考えるべきものであるからである。
を設定するのは、次のような理由による。ある舵角速度
まで、利得G ANOを1に設定するのは、舵角の急変
時にのみ、スロットル開度を出力低下方向に制御するた
めである。また、ある舵角速度(0,5度)以上はG
ANOを下げないのは、一般にドライバの可能な最大操
作速度(0゜7度といわれている)に近いかニーえるも
のでありノイズと考えるべきものであるからである。
また、71M2を設けるのも、Δγが0.1以下になっ
たり、0.1以上になったりしても、それに応じてG
ANGを変更するのは好ましくないからである。
たり、0.1以上になったりしても、それに応じてG
ANGを変更するのは好ましくないからである。
第17図は、本実施例に従って、ある舵角変化があった
場合のGAN(I変化の様子を示したものである。舵角
変化が発生した当初に、スロットル開度補正を開始して
、エンジン出力を低下気味にして、自動車の予期不能な
挙動発生を防止するとともに、その後も強制的に、その
補正を維持して、スロットル開度がハンチングするのを
防止しているのがわかる。
場合のGAN(I変化の様子を示したものである。舵角
変化が発生した当初に、スロットル開度補正を開始して
、エンジン出力を低下気味にして、自動車の予期不能な
挙動発生を防止するとともに、その後も強制的に、その
補正を維持して、スロットル開度がハンチングするのを
防止しているのがわかる。
尚、この実施例では、舵角変化によりコーナリングを検
出してからは、20秒間は最低、舵角補正を維持するが
、これは、前述した単に舵角に応じて補正を行なうよう
な従来例の場合にも適用することは可能であり、その場
合でも、スロットル開度のハンチングを防止できる。
出してからは、20秒間は最低、舵角補正を維持するが
、これは、前述した単に舵角に応じて補正を行なうよう
な従来例の場合にも適用することは可能であり、その場
合でも、スロットル開度のハンチングを防止できる。
また、この実施例では前述したように従来の周知のセン
サと同形式なものを使っているので、その特性は第16
図に示すように不連続的な変化を示す、特に第2A図の
(g)に関連して説明したように、スロットル開度利得
のハンドル舵角補正は舵角速度に基づくものであり、上
記不連続点では、この舵角速度が不連続になる。この点
に対しても、ステップ5114に示したような特性によ
ると、△γが0.5以上では、GAN6が一定になるの
で、所謂リミッタ機能を有していることになる。即ち、
この実施例では、特に特別な舵角センサを使用しなくと
も、発明に意図を実現できることになるわけである。
サと同形式なものを使っているので、その特性は第16
図に示すように不連続的な変化を示す、特に第2A図の
(g)に関連して説明したように、スロットル開度利得
のハンドル舵角補正は舵角速度に基づくものであり、上
記不連続点では、この舵角速度が不連続になる。この点
に対しても、ステップ5114に示したような特性によ
ると、△γが0.5以上では、GAN6が一定になるの
で、所謂リミッタ機能を有していることになる。即ち、
この実施例では、特に特別な舵角センサを使用しなくと
も、発明に意図を実現できることになるわけである。
リミッタ 理 第9G
この処理は、スロットル関度は0%から100%の範囲
でしか開閉できないことに鑑みて、演算により発生し得
る目標スロットル開度(ステップS90で演算されたT
2)が負の値になったときを“O″にしくステップ89
8)、100以上になったときを100とする(ステッ
プ596)ものである、このように、リミッタ処理され
たスロットル開度がTAGETである(ステップ510
0)。
でしか開閉できないことに鑑みて、演算により発生し得
る目標スロットル開度(ステップS90で演算されたT
2)が負の値になったときを“O″にしくステップ89
8)、100以上になったときを100とする(ステッ
プ596)ものである、このように、リミッタ処理され
たスロットル開度がTAGETである(ステップ510
0)。
以上のようにして、ある運転状態において、(1)運転
モードに応じて、 (II)アクセル開度αに応じて、 (III )アクセル戻し中であるか否かに応じて、(
mV)アクセル踏込速度&、□に応じて、(V)車速V
に応じて、 (Vl)ブースト圧Bとアクセル踏込速度とに応じて、 (■)ハンドル舵角に応じて、 スロットル開度の静特性TAGETが決定される。
モードに応じて、 (II)アクセル開度αに応じて、 (III )アクセル戻し中であるか否かに応じて、(
mV)アクセル踏込速度&、□に応じて、(V)車速V
に応じて、 (Vl)ブースト圧Bとアクセル踏込速度とに応じて、 (■)ハンドル舵角に応じて、 スロットル開度の静特性TAGETが決定される。
(過渡時のスロットル制御の詳細〉・・・基本例このi
l!時のスロットル制御は、主にアクセル開度αが大き
く変化したときの、スロットル開度の急激な変化を一時
応答フィルタによる処理により吸収するためのものであ
る。そして、更に、この応答フィルタの係数(時定数の
逆数)を走行条件により変化させることにより、最適な
走行間を得るものである。
l!時のスロットル制御は、主にアクセル開度αが大き
く変化したときの、スロットル開度の急激な変化を一時
応答フィルタによる処理により吸収するためのものであ
る。そして、更に、この応答フィルタの係数(時定数の
逆数)を走行条件により変化させることにより、最適な
走行間を得るものである。
ここで先ず、デジタルフィルタについて説明する。第1
4図に示すように、破線で示した急激なアクセル開度変
化を吸収するには、実線で示したようなスロットル開度
変化とするのが適当である。このような曲線は例えば指
数関数曲線で得られ、フィルタとして実現するためには
一次応答フィルタが好適である。−次応答フィルタは電
気回路で表わすと、第15図のようなRC積分回路に対
応することは周知である。この積分回路において、入力
端子Xと出力電圧Yとの間には、の関係がある。$は微
分演算子である。すると、上式を時間空間に変換すると
、 これは、 と書き換えられるから、 が得られる。RCが時定数であり、この値が大きい(逆
数が小)ときは、より緩やかなカーブとなり、時定数が
小(逆数が大)のときはより急なカーブになることはよ
く知られている。そこで、以下の説明では、上式のXn
をステップ5100のリミッタ処理で得たTAGETと
し、Ynを最終スロットル間度目標値TAGETFとし
、とする、 。
4図に示すように、破線で示した急激なアクセル開度変
化を吸収するには、実線で示したようなスロットル開度
変化とするのが適当である。このような曲線は例えば指
数関数曲線で得られ、フィルタとして実現するためには
一次応答フィルタが好適である。−次応答フィルタは電
気回路で表わすと、第15図のようなRC積分回路に対
応することは周知である。この積分回路において、入力
端子Xと出力電圧Yとの間には、の関係がある。$は微
分演算子である。すると、上式を時間空間に変換すると
、 これは、 と書き換えられるから、 が得られる。RCが時定数であり、この値が大きい(逆
数が小)ときは、より緩やかなカーブとなり、時定数が
小(逆数が大)のときはより急なカーブになることはよ
く知られている。そこで、以下の説明では、上式のXn
をステップ5100のリミッタ処理で得たTAGETと
し、Ynを最終スロットル間度目標値TAGETFとし
、とする、 。
さて、制御を第10B図に従って説明する。ステップ5
230.ステップ5232で、踏込速度&及びギア位置
GPを読出す、ステップ5234で、前記ステップ5t
ooで演算した暫定の目標スロットル開度TAGETを
RAM内のTI(R。
230.ステップ5232で、踏込速度&及びギア位置
GPを読出す、ステップ5234で、前記ステップ5t
ooで演算した暫定の目標スロットル開度TAGETを
RAM内のTI(R。
に格納しておく、ステップ5236では、前回(30m
s前)演算された最終スロットル開度TAG、ETFを
RAM内のTHR2から読出す。
s前)演算された最終スロットル開度TAG、ETFを
RAM内のTHR2から読出す。
ステップ3238で、スロットルが閉じ方向にあるのか
、開き方向にあるのかを判断する。即ち、閉じ方向にあ
るのならば、 T HRr < T HR2 であるから、ステップ5252に進んで、THR2を更
新しておく。そして、ステップ5254でT)IRlの
TAGETを最終スロットル開度TAGETFとし、ス
テップ5256でこのTAGETFをスロットルコント
ローラ18を介してスロットルアクチュエータ9に出力
する。閉じ方向にあると縫は、応答遅れのフィルタ処理
を行なう必要がないからである。
、開き方向にあるのかを判断する。即ち、閉じ方向にあ
るのならば、 T HRr < T HR2 であるから、ステップ5252に進んで、THR2を更
新しておく。そして、ステップ5254でT)IRlの
TAGETを最終スロットル開度TAGETFとし、ス
テップ5256でこのTAGETFをスロットルコント
ローラ18を介してスロットルアクチュエータ9に出力
する。閉じ方向にあると縫は、応答遅れのフィルタ処理
を行なう必要がないからである。
一方、スロットルが開き方向にあるとき、即ち、
THR+≧T HR2
のときは、ステップ5240に進む、ステップ5240
はとの値に応じて係数βの値を変更するためにある。即
ち、 α〈&。
はとの値に応じて係数βの値を変更するためにある。即
ち、 α〈&。
ならば、アクセルの踏込速度が小さいので加速ショック
は少ない゛と考えられるから、実際のスロットル開度を
より急峻にして加速応答性の確保を重視するために、β
を太き目の値(例えばβ;o。
は少ない゛と考えられるから、実際のスロットル開度を
より急峻にして加速応答性の確保を重視するために、β
を太き目の値(例えばβ;o。
08)とする(ステップ5242)。逆に、&≧&0
のときは、加速ショックを抑えるために、アクセル変化
に対するスロットル変化をより緩やかにするために、係
数βを小さ目の値(例えば、β=0.04)に設定する
(ステップ5244)。
に対するスロットル変化をより緩やかにするために、係
数βを小さ目の値(例えば、β=0.04)に設定する
(ステップ5244)。
ステップ3246で、フィルタリング処理を行なう、こ
れは、今回のTHR,が前回(30ms前)のTHR,
に対して、 β x (TI(R1−THR2) たけ漸増するようなフィルタ処理である。例えば、β=
0.04であれば、 である。また、&0の値として、例えば、9.4% 7.5ms が適当である。
れは、今回のTHR,が前回(30ms前)のTHR,
に対して、 β x (TI(R1−THR2) たけ漸増するようなフィルタ処理である。例えば、β=
0.04であれば、 である。また、&0の値として、例えば、9.4% 7.5ms が適当である。
ステップ3248では、ギア位置が1速にある(GP=
1)か、または、アクセル戻し中(AF=1)かを調べ
る。ギアが1速若しくはAF=1にあれば、THR2に
格納すべき値として、ステップ5246で演算した値は
採用せずに、ステップ5250でTAGETを採用する
。これは1速若しくはアクセル戻し中のときは、アクセ
ル操作に対する応答速度全重視するためである。即ち、
1速は主に発進時に使用することが多く、このときはエ
ンジン回転数は低い。エンジンの低回転数領域は低トル
ク域(特に、ターボエンジンにおいて顕著である)であ
り、AT自動車では、その場合、加速ショックよりも発
進の応答性悪化として現われてくるからである。また、
アクセル戻し中に、フィルタ処理を行なうと、ドライバ
のアクセル操作感に合致した減速感が得られないからで
ある。
1)か、または、アクセル戻し中(AF=1)かを調べ
る。ギアが1速若しくはAF=1にあれば、THR2に
格納すべき値として、ステップ5246で演算した値は
採用せずに、ステップ5250でTAGETを採用する
。これは1速若しくはアクセル戻し中のときは、アクセ
ル操作に対する応答速度全重視するためである。即ち、
1速は主に発進時に使用することが多く、このときはエ
ンジン回転数は低い。エンジンの低回転数領域は低トル
ク域(特に、ターボエンジンにおいて顕著である)であ
り、AT自動車では、その場合、加速ショックよりも発
進の応答性悪化として現われてくるからである。また、
アクセル戻し中に、フィルタ処理を行なうと、ドライバ
のアクセル操作感に合致した減速感が得られないからで
ある。
もし1速でもAP=1でもないならば、ステップ525
0.ステップ5256で、遅れさせられたTHR2をス
ロットル開度として出力する。
0.ステップ5256で、遅れさせられたTHR2をス
ロットル開度として出力する。
〈過渡時のスロットル制御の詳細〉・・・変形例上述の
過渡、時のスロットル制御の基本系は、アクセルの踏込
速度&に応じて、アクセル開度αの変化に対するスロッ
トル開度変化の緩やかさの度合を変更するものであるが
、この変形例は、更にギア位置CPと運転そ−ドMにも
応じて、このスロットル開度変化の緩やかさの度合を変
化させようとするものであり、その制御の詳細は第10
C図に示す。
過渡、時のスロットル制御の基本系は、アクセルの踏込
速度&に応じて、アクセル開度αの変化に対するスロッ
トル開度変化の緩やかさの度合を変更するものであるが
、この変形例は、更にギア位置CPと運転そ−ドMにも
応じて、このスロットル開度変化の緩やかさの度合を変
化させようとするものであり、その制御の詳細は第10
C図に示す。
さて、第10B図に示した基本形では、アクセル踏込速
度&の値により、2通りのβを用意していたが、この変
形例では、へ及びギア位置GPと運転モードMに応じて
βの値を変更させるものであるから、βをどのように選
択するかのみを説明すれば足りる。その選択ステップが
ステップ5278であり、その詳細なプログラムは第1
0D図に示す。また、第10D図の制御により選択され
る係数βと、と、ギア位置GP、運転モードMとの対応
関係を第10E図の(a)、(b)に示す。
度&の値により、2通りのβを用意していたが、この変
形例では、へ及びギア位置GPと運転モードMに応じて
βの値を変更させるものであるから、βをどのように選
択するかのみを説明すれば足りる。その選択ステップが
ステップ5278であり、その詳細なプログラムは第1
0D図に示す。また、第10D図の制御により選択され
る係数βと、と、ギア位置GP、運転モードMとの対応
関係を第10E図の(a)、(b)に示す。
第10E図に示された関係によると、βは、■:アクセ
ル踏込速度&が大きいほど比較的小さい。これは、第1
0C図に示した基本形に係る制御と同じ理由による。
ル踏込速度&が大きいほど比較的小さい。これは、第1
0C図に示した基本形に係る制御と同じ理由による。
■:1速ギアまたはアクセル戻し中の場合を除いて、低
速ギアはどβを小さくして遅れ時間を大きくとる。低速
ギアはど、トルクが大きくなるのでアクセル踏込速度変
化による加速ショックが大きいからである。
速ギアはどβを小さくして遅れ時間を大きくとる。低速
ギアはど、トルクが大きくなるのでアクセル踏込速度変
化による加速ショックが大きいからである。
■;モードに関してのβの値は、
βにパワー)くβ(=ノーマル)
くβ(=エコノミー)
の順である。つまり、エコノミーモードよりもノーマル
モード、ノーマルモードよりもパワーモードの方が遅れ
が大きくなる。
モード、ノーマルモードよりもパワーモードの方が遅れ
が大きくなる。
こうして、アクセル踏込速度&及びギア位IIGPと運
転モードMに応じた一次応答遅れ時間を設定することに
より、アクセル開度の急変がスロットル開度の急変には
ならずに平滑化され、加速ショックの減少が図られる。
転モードMに応じた一次応答遅れ時間を設定することに
より、アクセル開度の急変がスロットル開度の急変には
ならずに平滑化され、加速ショックの減少が図られる。
〈他の変形例〉
尚、以上説明した実施例においては、EAT車により説
明したが、所i1’i M T車に対しても本発明を適
用できる。何故ならば、MT車においても低ギアはどア
クセルを大きく踏込んだときの加速ショックの問題が存
在するからである。そして、変速モードの変更も、上記
実施例では、変速点の変更により行なっているが、最終
変速比を変えることにより変速モードの変更を行なうよ
うな自動車にも適用できる。
明したが、所i1’i M T車に対しても本発明を適
用できる。何故ならば、MT車においても低ギアはどア
クセルを大きく踏込んだときの加速ショックの問題が存
在するからである。そして、変速モードの変更も、上記
実施例では、変速点の変更により行なっているが、最終
変速比を変えることにより変速モードの変更を行なうよ
うな自動車にも適用できる。
また、ガソリン自動車に限らず、ディーゼル車において
も適用可能である。
も適用可能である。
更に、過給器はターボチャージャに限られず、所謂スー
パーチャージャ、慣性過給器等に対しても適用可能であ
る。
パーチャージャ、慣性過給器等に対しても適用可能であ
る。
(発明の効果)
以上説明したように本発明のエンジンの制御装置によれ
ば、エンジン出力調整部材の低出力化方向の制御が真に
必要な場合である、舵角変化の発生時点でそのように出
力調整部材を補正しているので、コーナリング時におけ
る走行安定性が確保できるとともに、一定のコーナリン
グ状態が続いたところでは、出力調整部材の制御特性を
通常時と同じものとするので、アクセル操作に対して調
整部材が機敏に反応するという効果がある。
ば、エンジン出力調整部材の低出力化方向の制御が真に
必要な場合である、舵角変化の発生時点でそのように出
力調整部材を補正しているので、コーナリング時におけ
る走行安定性が確保できるとともに、一定のコーナリン
グ状態が続いたところでは、出力調整部材の制御特性を
通常時と同じものとするので、アクセル操作に対して調
整部材が機敏に反応するという効果がある。
第1図は本発明の構成を示す機能ブロック図、第2A図
、第’28図は実施例に係るスロットル開度演算制御の
全体図、 第3図は本発明を適用したエンジンシステムの全体図、 第4A図、第4B図は第3図実施例の自動車に使用され
るスイッチ類を説明する図、 第5図はスロットルアクチュエータとスロットルコント
ローラの関係を説明する図、 第6図はエンジンボントローラユニット(ECU)40
の信号系統図、 第7図はECU40内の構成を示す図、第8図はエンジ
ン制御と自動変速機制御との関係を示す図、 第9図はスロットル制御プログラムのメインルーチンの
フローチャート、 第9A図はアクセル操作検出制御プログラムのフローチ
ャート、 第9B図はアクセル操作とフラグAFとの関係を具体例
により示す図、 第9C図は基本スロットル開度マツプサーチ制御プログ
ラムのフローチャート、 第9D図はアクセル踏込速度補正制御プログラムのフロ
ーチャート、 第9E図は車速補正制御プログラムのフローチャート、 第9F図はブースト圧補正制御プログラムのフローチャ
ート、 ’J/iz 9 G図はリミッタ処理制御プログラムの
フローチャート、 第9H図は舵角補正に係る制御のフローチャート、 第10図はスロットル開度出力ルーチン制御プログラム
のフローチャート、 第10A図はアクセル踏込速度計算制御プログラムのフ
ローチャート、 第10B図は基本形に係る応答遅れ処理の制御プログラ
ムのフローチャート、 第10C図、第10D図は変形例に係る応答遅れ処理の
制御プログラムのフローチャート、第10E図(a)、
(b)は上記変形例に係る係数βの特性値を示す表の図
、 第10F図は舵角変化を検出するフローチャート、 第11図(a)〜(d)は基本スロットル開度マツプの
特性図、 第12A図、第12B図はアクセル戻しマツプの必要性
を説明する図、 第13A図、第13B図は本実施例に係るブースト圧補
正をもつことによる効果を従来例との比較で説明した図
、 第14図は一次応答フィルタのタイミングチャート、 第15図は一次応答フィルタをデジタルフィルタにより
設計するときの手法を説明する図、第16図はこの実施
例に用いられる舵角センサの出力特性を示す図、 第17図は舵角補正を、−例を上げて説明した図である
。 図中、 1・・・エアクリーナ、2・・・温度センサ、3・・・
エアフローメータ、4・・・ターボチャージャ、5・・
・ウェストゲートバルブ、6・・・エンジン本体、7・
・・インターメータ、8・・・スロットル弁、9・・・
スロットルアクチュエータ、10・・・ブースト圧セン
サ、11・・・インジェクタ、12・・・触媒コンバー
タ、13・・・電子制御自動変速機、14・・・トルク
コンバータ、15・・・遊星歯車機構、16・・・車速
センサ、17・・・油圧制御部、18・・・スロットル
コントローラ、20・・・アクセルペダル、21.21
a、21b・・・アクセル開度センサ、24.33・・
・スロットル開度センナ、25.29.32・・・プー
リ、26・・・クラッチ、27・・・ソレノイド、28
・・・DCサーボモータ、31・・・係合部材、40・
−ECU、41−・・ディストリビュータ、43・・・
舵角センサ、50・・−EATCである。 第4A図 第48図 第2B図 第7図 第9図 第9D図 第9E図 第9F図 第9G図 第10図 第10A図 第10c図 灰≧び。 と≦島 第10E図 第10F図 1−11jノ≧−モード 第11図 (−)lψクーモギ (d) 第11図 ? 7 t7Itlh’VLα 第12A図 (%1 第128図 第13A図 第138図 第14図 °第15図
、第’28図は実施例に係るスロットル開度演算制御の
全体図、 第3図は本発明を適用したエンジンシステムの全体図、 第4A図、第4B図は第3図実施例の自動車に使用され
るスイッチ類を説明する図、 第5図はスロットルアクチュエータとスロットルコント
ローラの関係を説明する図、 第6図はエンジンボントローラユニット(ECU)40
の信号系統図、 第7図はECU40内の構成を示す図、第8図はエンジ
ン制御と自動変速機制御との関係を示す図、 第9図はスロットル制御プログラムのメインルーチンの
フローチャート、 第9A図はアクセル操作検出制御プログラムのフローチ
ャート、 第9B図はアクセル操作とフラグAFとの関係を具体例
により示す図、 第9C図は基本スロットル開度マツプサーチ制御プログ
ラムのフローチャート、 第9D図はアクセル踏込速度補正制御プログラムのフロ
ーチャート、 第9E図は車速補正制御プログラムのフローチャート、 第9F図はブースト圧補正制御プログラムのフローチャ
ート、 ’J/iz 9 G図はリミッタ処理制御プログラムの
フローチャート、 第9H図は舵角補正に係る制御のフローチャート、 第10図はスロットル開度出力ルーチン制御プログラム
のフローチャート、 第10A図はアクセル踏込速度計算制御プログラムのフ
ローチャート、 第10B図は基本形に係る応答遅れ処理の制御プログラ
ムのフローチャート、 第10C図、第10D図は変形例に係る応答遅れ処理の
制御プログラムのフローチャート、第10E図(a)、
(b)は上記変形例に係る係数βの特性値を示す表の図
、 第10F図は舵角変化を検出するフローチャート、 第11図(a)〜(d)は基本スロットル開度マツプの
特性図、 第12A図、第12B図はアクセル戻しマツプの必要性
を説明する図、 第13A図、第13B図は本実施例に係るブースト圧補
正をもつことによる効果を従来例との比較で説明した図
、 第14図は一次応答フィルタのタイミングチャート、 第15図は一次応答フィルタをデジタルフィルタにより
設計するときの手法を説明する図、第16図はこの実施
例に用いられる舵角センサの出力特性を示す図、 第17図は舵角補正を、−例を上げて説明した図である
。 図中、 1・・・エアクリーナ、2・・・温度センサ、3・・・
エアフローメータ、4・・・ターボチャージャ、5・・
・ウェストゲートバルブ、6・・・エンジン本体、7・
・・インターメータ、8・・・スロットル弁、9・・・
スロットルアクチュエータ、10・・・ブースト圧セン
サ、11・・・インジェクタ、12・・・触媒コンバー
タ、13・・・電子制御自動変速機、14・・・トルク
コンバータ、15・・・遊星歯車機構、16・・・車速
センサ、17・・・油圧制御部、18・・・スロットル
コントローラ、20・・・アクセルペダル、21.21
a、21b・・・アクセル開度センサ、24.33・・
・スロットル開度センナ、25.29.32・・・プー
リ、26・・・クラッチ、27・・・ソレノイド、28
・・・DCサーボモータ、31・・・係合部材、40・
−ECU、41−・・ディストリビュータ、43・・・
舵角センサ、50・・−EATCである。 第4A図 第48図 第2B図 第7図 第9図 第9D図 第9E図 第9F図 第9G図 第10図 第10A図 第10c図 灰≧び。 と≦島 第10E図 第10F図 1−11jノ≧−モード 第11図 (−)lψクーモギ (d) 第11図 ? 7 t7Itlh’VLα 第12A図 (%1 第128図 第13A図 第138図 第14図 °第15図
Claims (1)
- (1)アクセル操作量を検出する操作量検出手段と、 エンジン出力を調整するエンジン出力調整部材と、 この調整部材を電子的に駆動する駆動手段と、上記の検
出されたアクセル操作量に基づいて、上記駆動手段のた
めの信号を演算する演算手段と、 ステアリングの操舵速度を検出する速度検出手段と、 この検出された操舵速度が所定値以上のときに、前記駆
動手段のための信号を出力低下方向に補正する補正手段
とを備えたことを特徴とするエンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26830987A JPH01113532A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26830987A JPH01113532A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | エンジンの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01113532A true JPH01113532A (ja) | 1989-05-02 |
Family
ID=17456742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26830987A Pending JPH01113532A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01113532A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129862A1 (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-07 | Kabushiki Kaisha Aichi Corporation | 車両の走行制御装置 |
JP2010156274A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Toyota Motor Corp | 運転制御装置 |
-
1987
- 1987-10-26 JP JP26830987A patent/JPH01113532A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006129862A1 (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-07 | Kabushiki Kaisha Aichi Corporation | 車両の走行制御装置 |
EP1914140A1 (en) * | 2005-05-31 | 2008-04-23 | Kabushiki Kaisha Aichi Corporation | Traveling control device of vehicle |
EP1914140A4 (en) * | 2005-05-31 | 2009-04-08 | Aichi Corp Kk | TRAVEL CONTROL DEVICE FOR VEHICLE |
US7957866B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-06-07 | Kabushiki Kaisha Aichi Corporation | Travel control apparatus for a vehicle |
JP2010156274A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Toyota Motor Corp | 運転制御装置 |
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