JPH04193629A - エンジンの制御装置 - Google Patents

エンジンの制御装置

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Publication number
JPH04193629A
JPH04193629A JP2322496A JP32249690A JPH04193629A JP H04193629 A JPH04193629 A JP H04193629A JP 2322496 A JP2322496 A JP 2322496A JP 32249690 A JP32249690 A JP 32249690A JP H04193629 A JPH04193629 A JP H04193629A
Authority
JP
Japan
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control
constant speed
throttle valve
accelerator
throttle
Prior art date
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Pending
Application number
JP2322496A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shinya
義之 進矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2322496A priority Critical patent/JPH04193629A/ja
Publication of JPH04193629A publication Critical patent/JPH04193629A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

Landscapes

  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、定速走行制御機能を備えたエンジンの制御装
置に関し、特に、自動的にこの定速走行制御機能を作動
させることのできる制御装置に関する。
【従来の技術】
伝統的なエンジンにおいては、スロットル弁はアクセル
ペダルと機械的に係合しており、従ってスロットル開度
はアクセルペダルの踏み込み量によって決定されていた
。しかし、この機械的係合によるスロットル開度の調整
は、アクセル踏み込み量とスロットル開度とが常に1対
1に対応するために、運転状況の変化に対応したエンジ
ン出力の調整は不可能である。 そこで、エレクトロニクスの進歩と共に登場したのが電
子制御のスロットルコントローラであり、アクセルをド
ライバからの走行要求情報の入力源と考えて、アクセル
踏込み量からドライバの運転要求を自動車側が判断し、
この要求とエンジンの出力特性とを考慮して、最適なス
ロットル開度を決定しようとするものである。 このような電子制御のスロットル弁の機能を生かしたも
のの1つに定速走行機能(オートクルーズ)がある、こ
の定速走行制御とは、ドライバの積極的な操作によりそ
のモードがセットされることが前提となる。
【発明が解決しようとする課題】
定速走行制御は、−旦、そのモードがセットされると、
自動的に車速か一定に保たれるので便利なものである。 この定速走行制御モードがセットされるのが、ドライバ
による積極的な操作により始めてなされるようにしたの
は、そのモードがセットされたことをドライバが意識し
ていないと、車速か一定に保たれることに逆に違和感を
感じるからである。 そこで、本発明は、ドライバに違和感を感じさせること
もな(、ドライバに代って自動的に定速走行制御機能を
作動させることのできるエンジンの制御装置を提案する
ところにある。 本発明の他の目的は、定速走行制御の自動のセットがあ
っても、ドライバにとって違和感の少ないようなエンジ
ンの制御装置を提案する。
【課題を達成するための手段及び作用]上記課題を達成
するための本発明の構成は、定速走行機能を有したエン
ジンの制御装置において、アクセルの開度を検出する手
段と、アクセル開度が、所定の時間、略一定のときに上
記定速走行制御の機能を作動する手段とを具備したもの
である。 アクセル開度が所定の時間路一定であれば、定速走行制
御を作動させることはドライバの意志に叶ったものであ
る。 本発明の好適な1態様は、上記定速走行機能を作動する
手段は、アクセル開度が略一定である時間を計数する手
段を具備し、計数された時間の長さに応じて、前記定速
走行制御における制御ゲインを大きくすることを特徴と
する。 自動的に定速走行モードがセットされた当初は、制御ゲ
インが少な目に、その後は次第に増加されることにより
、自動的に自動走行モードがセットされたことに対する
違和感は緩和される。 以下余白 【実施例】 以下添付図面を参照して、本発明を、ターボチャージャ
並びに電子制御スロットル弁と機械式スロットル弁とを
備えたガソリンエンジンに適用した実施例を詳細に説明
する。 〈実施例の概要〉 第1A図及び第1B図に従って、この実施例におけるス
ロットル制御の概要を説明する。 第1A図、第1B図は、本実施例のエンジンシステムの
吸気管に設けられた2つのスロットル弁(機械式スロッ
トル弁38と電子制御スロットル弁8)に対して異なる
開度制御がなされることを説明している。即ち、電子制
御スロットル弁8若しくはこれを制御するサーボモータ
9がフェールしたときに、その代替を機械スロットル弁
38に行なわせるための制御を実行するr代替制御1と
、フェールが発生していない場合に、アクセル開度に基
づいて一定の目的の下に電子制御スロットル弁8の開度
を制御するためのr走り感制御1と、オートクルーズ中
の電子制御スロットル弁8の開度を制御するための「オ
ートクルーズ制御」である。 同図に示すように、r代替制御1では、DCモータ37
にアクセル開度αに従った電流工αを流すことにより、
きめこまかな開度制御はできないものの、緊急時におい
ては最低限のスロットル動作を保証することができる。 また、r走り感制御」では、サーボモータ9に対し信号
TAGETFを送ることにより、また、?オートクルー
ズ制御1では信号VTAGを送ることにより、電子制御
スロットル弁8の開度を制御する。本実施例では、オー
トクルーズ中であるか否かは、後述のフラグF1のオン
状態で判別でき、第1B図に示すように、F、=1また
はF、=1のときはオートクルーズ中、F、=O,F3
 =0のときは非オートクルーズ中である。 フラグF、;1は通常のドライバ操作によりセットされ
たオートクルーズモードであることを意味し、フラグF
3=1は、この制御装置が自動的にオートクルーズモー
ドにセットしたことを意味する。 〈エンジン制御システムのハード構成〉第2図は、本実
施例のエンジンシステムの構成図である。図中の主な構
成要素について説明すると、1はエアクリーナ、2は吸
気温度を測定するセンサ、3は吸入空気量を測定するエ
アフローメータ、4は排気ガスによりタービンを廻し、
このタービンに連接したコンプレッサを廻して過給を行
なう排気ガスタービン式の過給器、5は過給圧が設定値
以上になった時に、過給圧を下げるための排気ガスの一
部をタービン通路から逃がすためのウェストゲートバル
ブ、6はエンジン本体、7は充填率を上げるために吸入
空気を冷却するためのインタークーラである。かくして
、ターボチャージャ4の過給に応じて吸入された空気は
、エアフローメータ3によりその吸気量Q、を計測され
ながら、インタークーラ7により冷却されつつ、エンジ
ン本体のインテークマニホールドに向けて移動する。 8は電子制御スロットル弁、9はこのスロットル弁を駆
動するサーボモータ、38は機械式スロットル弁、37
をそれを駆動するDCモータである。また、10は吸気
管内の圧力を測定するブースト圧センサ、11は燃料を
噴射するインジェクタである。かくして、吸入空気は、
スロットル弁8若しくは38により、その量を規制され
ながら、インジェクタ11から噴射される燃料と混合さ
れ、エンジン本体6内の燃焼室に供給され、燃焼爆発す
る。排気ガスは、排気通路を通り、ターボチャージャ4
にそのエネルギーを回転エネルギーに変えて与える。そ
して、さらに、触媒コンバータ12により浄化され排出
される。 13は電子制御式自動変速機、所謂EATである。この
EAT 13は制御ユニットCU40によって制御され
る。周知のようにその内部には、トルクコンバータ14
、オーバドライブ機構を備えた遊星ギア部15と、そし
てそれらの為のソレノイドバルブ、油圧回路等が含まれ
た油圧制御部17とからなる。制御ユニット40とEA
T l 3との間には、前記ソレノイドバルブを開閉し
て油圧回路を駆動する信号の他に、この信号によるシフ
ト結果状態を示すシフト信号(後述のSQL、〜5QL
4)等の信号がある。また、EATの出力軸には車速V
を検出するためのセンサ16が設けられている。変速機
構は、実施例では前進4段とされ、既知のように複数個
の変速用ソレノイド17に対する励磁、消磁の組合せを
変更することにより、所望の変速段とされる。勿論、上
記各ソレノイドは、ロックアツプ用あるいは変速用の油
圧式アクチュエータの作動態様を切換えるものであるが
、これ等のことは従来から良(知られている事項なので
、これ以上の説明は省略する。 18は、スロットル弁を駆動するDCサーボモータを制
御するためのサーボコントロール回路を内蔵したスロッ
トルコントローラである。尚、このサーボモータはスロ
ットルアクチュエータ9内にある。20はアクセルペダ
ル、21はそのアクセルの踏込み量を検知するアクセル
ポジションセンサである。また、このコントローラ18
は、弁8の固着、モータアクチュエータ9の固着や断線
/ショート等を監視しており、これらの故障が検圧され
たときは、制御ユニット40に対し、FAIL信号を送
る。アクチュエータ9は、更に、スロットル弁8の開度
TVOを検出するための開度センサ(不図示)を有して
いる。制御ユニット40は、この開度TVOと自分が送
った信号TAGETF若しくはVTAGとを比較して、
これらが太き(違っていたならば、自身でフェールと判
定するようになっている。 この実施例のEATには、rDJ  (ドライブ)レン
ジ、rNJ  にュートラル)レンジ、rPJ(パーク
)レンジ、rRJレンジ等が備わっている。また、後述
するように、ギア位置(GP)が1速から4速(オーバ
ドライブ)まで設定されている。運転モードについては
、rDJ  (ドライブ)レンジにおいて、「パワー」
モード、「ノーマル」モード、「エコノミー」モードの
3つのモードが設定されており、これらの各モードには
特有の変速パターンが電子的に用意されている。後述す
るように、ドライバが好みに応じて車内のスイッチによ
り、これらの運転モードの1つを選択可能である。これ
らの各運転モードについて、ギアがシフトされるときの
速度(変速点)を比較してみると、変速点は上記のモー
ド類で、より低い側に移行する。即ち、1つのエンジン
回転速度に注目すれば、変速比は凡そこの順で相対的に
小さくなっているということができる。 第3A図は上述の運転モード(パワー、ノーマル、エコ
ノミー)を選択するためのスイッチを示す。第3B図は
、オートクルーズ機能を駆使するためのスイッチを示す
。「メイン(MAIN)Jスイッチは自動走行を制御す
るコントローラ(AS C= Auto 5peed 
Contoroler )に電源を投入するためのもの
であり、「セット(SET)Jスイッチは、巡航速度を
設定するためと、このスイッチを所定時間押し続けるこ
とにより加速を指示するためのものであり、「復帰(R
ESUME)Jは、自動走行モードが解除され、その後
に自動走行モードに復帰して再ひもとの巡航速度に復帰
するためのスイッチ、「コースト(COAST)Jスイ
ッチはスロットルを全閉するためのものである。 第4図は制御ユニット40に入力し、そこから出力信号
を図示したものである。 αはアクセル開度信号であり、TAGETFまたはVT
AGは電子制御スロットル弁8に対する制御信号であり
、Iαは機械式スロットル弁38のモータ37に対する
電流である。変速ソレノイド信号(SQL、〜5QL4
)は制御ユニットCU40からくる信号で、現時点での
変速位置が1速〜4速のいずれかのギア位置にあること
を示すものである。P、N、Rレンジ信号は周知のセレ
クタレバー(不図示)からのセレクト位置を示す信号で
ある。また、ノーマル、パワー、エコノミー等のモード
信号は、第3A図に示したスイッチからの信号である。 MAIN、SET、RES。 C0AST等の信号は第3B図に示したスイッチからの
信号である。 エンジン回転数Nはディストリビュータ41から、車速
信号Vは車速センサ16から、水温T。 信号は水温センサ42から、大気圧信号PAは不図示の
気圧センサから、ブースト圧Bはブーストセンサ10か
ら、ハンドル角信号は不図示の舵角センサから、A/C
負荷信号は不図示のエアコンから、夫々得られる信号で
ある。 〈制御手順〉 以上のことを前提として、定速走行制御モードをマニュ
アルによりセット(F、=1.以下、「マニュアルセッ
ト定速走行モード」と呼ぶ)するには次の3つの条件を
満足する。 ■:メインスイッチがONされていること、■:自動変
速機の走行レンジ位置がDレノ9位置(1速〜4速全て
の変速段をとり得る位置)にあること、 ■:実際の車速が40Km/h以上であること、■二上
記Φ〜■の条件を全て満足した状態でセットスイッチが
−HONされること。 また、目標車速の設定(変更)は、次のようにしてなさ
れる。 ■:セットスイッチをONし続けると、このスイッチが
ONの間は増速され、このセットスイッチをOFFした
時点の実際の車速が目標車速とされる。 ■:コーストスイッチなONL続けると、このONの間
は減速され、コーストスイッチをOFFした時点の実際
の車速が目標車速される。 マニュアルによりセットされた定速走行制御モードの解
除は、ブレーキ操作されること、すなわちブレーキスイ
ッチがONされたときになされる。そして、このブレー
キ操作に伴なう定速走行制御解除の後、リジュームスイ
ッチをONにすると、ブレーキ操作される直前の目標車
速を新たに目標車速とする定速走行制御が再び行われる
。 自動的に定速走行制御モード(以下、「自動セット定速
走行モード」と呼ぶ)をセット(F、=1)するには次
の条件を満足する。 ■:障害が発生していないこと、 ■二自動変速機の走行レンジ位置がDレンジ位置(1速
〜4速全ての変速段をとり得る位置)にあること、 ■:実際の車速か40 K m / h以上であること
、■:上記■〜■の条件を全て満足した状態で、車速が
所定時間T0の間略一定であること。 自動セット定速走行モードにおいては、定速走行制御を
行なうための制御ゲインが第16図に示すように漸増す
る傾向を示すようにセットされている。 また、自動的にセットされた定速走行制御モードの解除
は、 ■ニブレーキ操作されること、すなわちブレーキスイッ
チがONされたとき、 ■:アクセル開度が実質的に変化したときになされる。 第5A図、第5B図に従って、制御ユニット40により
実行される本実施例に係るスロットル制御について説明
する。 このフローチャート(第5図)においては、2つのフラ
グF、とF z F−とを用いているが、フラグF+は
rlJのときが、マニュアル定速走行制御を実行する条
件を満たしていることを意味し、またフラグF1は「1
」のときは、定速走行中にブレーキ操作されたことを意
味する。 第5A図のステップS1では、システム全体のイニシャ
ライズが行われ、ステップS2では、機械式スロットル
弁38を全開とするような信号工αがDCステップモー
タ37に送られる。ステップSl、ステップS2は、シ
ステムが電源オフ後に再起動されるまでは実行されない
。即ち、機械式スロットル弁38は、後述のr代替側m
Jが行なわれるまでは全開のままであり、吸気量制御は
完全に電子制御スロットル弁8により行なわれることに
なる。 ステップS4では、種々のセンサあるいはスイッチ類か
らの信号が入力される。この後、ステップS6では、変
速制御(ロックアツプ制御を含む)が行われる。この変
速制御は、周知のものであり、車速■及びスロットル弁
8のスロットル開度TVO(この開度TVOは、モータ
9内の不図示のセンサにより計測されスロットルコント
ローラ18を介して制御ユニット40に送られた)、並
びにエコノミー/パワー等の設定されたモードに基づい
て、例えば第10A図、第10B図のように制御される
。 翌笠里1 ステップS8では、制御ユニット40あるいはアクチュ
エータコントローラ18が、電子制御スロットル弁8の
周辺に故障(フェール)を検出しているかを判断する。 フェールが検出されていたならば、ステップS10に進
んで、電子制御スロットル弁8を全開にして、ステップ
S12でr代替制御」を行なう。 このr代替制御1の詳細は第6図に示されている。第6
図のステップS80ではアクセル開度αを検出し、ステ
ップS82では、この開度αに即した信号IαをDCモ
ータ37に出力する。ステップS82からステップS4
に戻って、フェールが存在する限りは、ステップS10
.ステップS12の代替制御を繰返す。これにより、電
子制御スロットル弁8が故障した場合でも、機械式スロ
ットル弁38により吸気量制御が継続維持される。 故障が存在しないとステップS8で判断された場合につ
いて説明する。 オートクルーズ ′−1 ステップS21は、自動的にオートクルーズモードをセ
ットする条件が整ったかを判断するルーチンである。ス
テップS21の詳細は第5C図に示されている。また、
ステップ322〜ステツプS26は、マニュアルによっ
てオートクルーズモードがセットする条件が揃ったかを
判断する手順である。 先ず、第5C図の自動セットのオートクルーズモードに
ついて説明する。 第5C図のステップT2.ステップT4では、走行状態
がDレンジにあって、車速が40 km/hを超えてい
るかを判断する。これらの条件のいずれも満たされてい
ないときは、第5A図のステップS22に戻る。また、
ステップT2.T4の両条件が満足している場合は、ス
テップT6でアクセル開度が所定の閾値δ。を超えて変
化しているかを判断する。アクセル開度がδ。を超えて
い変化しているならば、オートクルーズモードにセット
することはドライバの意志に反することであるから、フ
ラグF3がセットしていれば(ステップT16)そのフ
ラグF1.タイマTM(後述)をリセット(ステップT
18.ステップ20)した上で、第5A図のステップS
22に戻る。 次に、ステップS22〜ステツプS26におけるマニュ
アルによるオートクルーズモードのセット条件の判断手
順について説明する。ステップ822〜ステツプS26
の判別処理によって、メインスイッチがONでな(、あ
るいはDレンジ位置でなく、あるいは実際の車速が40
 K m / h未満であるか、あるいは、セットスイ
ッチがオフで且つフラグF+がゼロのときは、定速走行
制御を実行することを運転者が意図的に要求していない
ときであり、このときはステップS39に進む。 ステップS39において、前述のフラグF、のセット状
態を調べる。今の時点では、オートクルーズモードの自
動セットはなされていないからステップS39からステ
ップS40に進み、フラグF、、F、を共に0にリセッ
トした後(ステップS40.ステップ542)、ステッ
プS44においてr走り感制御1を行なう。このr走り
感制御Jについては”JNIAA図等を用いて後に説明
する。かくして、自動セットのオートクルーズモードが
なされておらず、且つ、メインスイッチがONでなく、
あるいはDレンジ位置でなく、あるいは実際の車速か4
0Km/h未満であるか、あるいは、セットスイッチが
オフで且つフラグF1がゼロである限りは、r走り感制
御1が行なわれ、特にドライバによるアクセルワークか
らドライバの意志を読取って、その意志に的確に応答し
たスロットル開度制御を行なう。 オートクルーズへのマニュアルによる −ステップS2
2乃至ステップS26の全てが満足したとき、即ち、メ
インスイッチがONされていて、走行レンジ位置がDレ
ンジ位置にあり、車速か40Km/h以上であり、セッ
トスイッチがONされたときは、ステップS30で、フ
ラグF、が“l”にセットされた後、ステップ334〜
ステツプS32のループで、セットスイッチがONから
OFFされるまで、所定の式に基づいて増速を行うよう
に、スロットル弁8の開度が大きくされてい(。また、
ステップS34の判別でYESのときは、ステップ33
6において、セットスイッチがOFFされた時点での実
際の車速が目標車速として設定される。こうして、非オ
ートクルーズ走行モードからオートクルーズ走行モード
への変更がなされ、それがフラグF1に記憶される。 ステップ336に続く第5B図のステップ850〜ステ
ツプS5゛6においては、オートクルーズモードにおい
てコーストスイッチがオンされた場合に、現在の設定車
速よりも低いところの目標車速の再設定がなされる。即
ち、ステップS50でコーストスイッチがONされたか
否かが判別されるが、このステップS50での判別がY
ESのときは、ステップS54においてコーストスイッ
チがONからOFFへ切換ったか否かが判別される。こ
のステップS54の判別でNoのときは、コーストスイ
ッチがONのままなので、ステップS52において、こ
のONの間、所定の式に基づいて減速行うべ(電子制御
スロットル弁8の開度が小さくされる。そして、ステッ
プS54の判別でYESのときは、ステップ556にお
いて、コーストスイッチがOFFされた時点の実際の車
速が目標車速として設定される。 また、ステップS58は、オートクルーズモードが解除
される条件となるブレーキスイッチがオンされたかを調
べるものである。従って、オートクルーズモードがセッ
トされてからは、ブレーキスイッチがオンされるまでは
、ステップS60から直接にステップS70に進んで、
後述する第7図に示すよりなfAsc制御」すなわち、
目標車速に向けてのスロットル制御が行なわれる。ここ
でrASC制御1について第11図に基づいて説明する
。 定速走行制御におけるフィードバック制御は、同図に示
すように、P I−PD副制御よって行う。より具体的
には、定速走行制御の際における電子制御スロットル弁
8の操作量(フィードバック補正量)は次式(1)に基
づいて算出される・VTAG = Kp X (ENV
、 −ENV、、)+ K、 x ENV。 −Kpvx(v、−V、 −、) −Kov X ((V、 −Vn−+)−(Vn−+−
Vn−a))・・・(1) ここで、 VTAG :スロットル弁8の制御量(変化量)ENV
n=V、−V。 vo :目標車速 Vo :実際の車速 KP :前向き比例定数 KT :前向き積分定数 Kpv:負帰還比例定数 K GV :負帰還微分定数 である。なお、上記(1)式中のサフィックスnを付さ
れた項は時間的に現在のものを、n−1が付された項は
rnJに対して時間的に1回前のものを、rn−2Jは
rnJに対して時間的に2回前のものを意味する。 前記(1)式において、走行負荷に応じて制御ゲインす
なわち制御定数K p 、 Kr + Kpv+ Ko
vの各々が変更される。これ等各制御ゲインのうち、前
向き制御用のに、とに、とは、走行負荷が大きくなるほ
ど小さ(される一方、走行負荷が小さくなるほど大きく
される。つまり、走行負荷が太き(なって車両特性のゲ
インが小さくなったときは、上記に2とに、を大き(す
ることにより補正を行ない、走行負荷が小さ(なって車
両特性のゲインが大きくなったときは上記に、とに、を
小さくすることにより補正を行なう。同様の観点から、
負帰還制御用のKpvとKIllvとは、走行負荷が大
きくなるほど小さくされる一方、走行負荷が小さくなる
ほど大きくされる。勿論、走行負荷に応じた制御ゲイン
の変更は、例えばKpとに、のみの変更により、あるい
はKPVとKovのみの変更により対処し得るが、実施
例ではこれ等全ての制御ゲインに、とに+とKpvとK
ovとを変更するようにしである。なお、実施例では、
走行負荷の検出を、後述するように現在のスロットル開
度と平地での定常走行に要するスロットル開度との備差
に基づいて論理的に求められるようにしである。 ステップS70のASC制御は、第7図に示すフローチ
ャートにしたがってなされる。先ず、ステップQ1にお
いて、それぞれ後述する「走行負荷の検出」およびステ
ップQ2において、この検出された走行負荷に応じて制
御ゲインKp。 K + + Kpv+ Knvが設定される。この後、
ステップQ3において、(1)式に基づいてスロットル
弁8の操作量VTAGが算出された後、ステップQ7に
おいてこのVTAGが出力される。 前記ステップQ1での走行負荷の検出は、第8図に示す
フローチャートにしたがってなされる。 先ず、ステップR1において、実際の車速■とギア位置
すなわち変速段GPと現在のスロットル開度TVOが読
込まれる。なお、現在のスロットル開度TVOの読込み
は、別途設けたスロットルセンサの出力を利用してもよ
いが、アクチュエータ7がステップモータのような場合
はこのステップモータへの出力パルス数を知り得るので
、この出力パルス数を現在のスロットル開度として利用
することができる。 次いでステップR2において、ステップR1で読込まれ
た現在のギア位置Gに対応したマツプ(第12図参照)
が選択される。この選択されたマツプは、平地を定常走
行する際に必要なスロットル開度と車速とをパラメータ
として設定されている。この後、ステップR3において
、ステップR2で選択されたマツプを参照して、実際の
車速■に対応した平地定常走行のためのスロットル開度
TCONが読込まれる。そして、最後に、ステップR4
において、現在のスロットル開度TVOから上記TCO
Nを差し引くことにより走行負荷θ(スロットル開度の
偏差で%表示される)が算出される。 前記ステップQ2の制御ゲインの設定は、第9図に示す
フローチャートにしたがってなされる。 先ず、ステップP1において、第13A図に示すマツプ
に照して、前記ステップR4で算出された走行負荷θに
対応した制御ゲインKPが設定される。 ステップP2では、オートクルーズモードが自動でセッ
トされたかを判断する。これは、制御ゲインに、を、オ
ートクルーズモードが自動セットされた場合にはタイマ
TMの値に応じてセット(ステップP3)し、オートク
ルーズモードがマニュアルでセットされた場合には走行
負荷θに応じてセット(ステップP4)するためである
。 そこで、F3=0の場合には、ステップP4ではKIが
第13B図のマツプに照して、ステップP5ではKpv
が第13C図に示すマツプに照して、ステップP6では
K DVが第13D図に示すマツプに照して、それぞれ
設定される。 こうして、マニュアルセットによる定速走行のためのス
ロットル開度制御が電子制御スロットル弁8に対して行
なわれる。即ち、非オートクルーズモードからオートク
ルーズモードに移行しても、同じ電子制御スロットル弁
8に対して制御が行なわれる。 次に、オートクルーズモードの自動セットについて第5
C図を用いて説明する。 走行レンジがDであり、車速が40 km/h以上であ
って、アクセル開度の変化が閾値60未満である場合は
、ステップT6からステップT8に進み、ブレーキスイ
ッチが押されたかを判断する。 ステップS8における判断は、オートクルーズモードが
自動でセットされた後におけるオートクルーズモードの
解除条件の1つである、ブレーキスイッチのオンを調べ
るものである。ステップT10では、タイマTMをカウ
ントアツプする。尚、このタイマは、アクセル開度が変
化している限りはステップT20で“0”に初期化され
ている。 ステップT12では、アクセル開度の変化がない状態が
所定時間T0の間継続しているかを判断する。アクセル
開度の変化がToの間ないとは、ドライバが無意識のう
ちに定速走行制御を行なっ・ているということである。 この時間T0は例えば、30秒という長さの時間にセッ
トする。かかる場合は、ドライバに代ってオートクルー
ズモードなセットすることは、ドライバの無意識の意向
に沿っていることになる。そこで、ステップT14にお
いてフラグF、をセットする。 このフラグF、がセットすると、以後は、マニュアルに
よるオートクルーズセットがなされていなくとも、ステ
ップS39からステップS76に進み、今の時点の車速
を目標車速とし、ステップS70に進み、第7図のAS
C制御が行なわれる。 このオートクルーズの自動セットの場合における制御ゲ
インに、の設定は、オートクルーズモードのマニュアル
セットの場合とは異なる。 即ち、第9図において、F、=1の場合は、ステップP
3において、制御ゲインに+を、KI=a (TM−T
o ) +b に基づいて設定する。ここでa、bは正の定数である。 即ち、K、は第16図に示すように、フラグFsがセッ
トされてからの経過時間TM−T。 に比例した値にセットされる。同図に示すように、制御
ゲインに1はアクセルが一定に保たれている時間の経過
と共に増大する特性を有する。これは、その時間が長け
れば長いほど、ドライバがその車速を保つことに無意識
に同意していることを示しているわけだから、ステップ
S76で設定された目標車速に対する収束を高めるため
に制御ゲインを上げることは望ましいわけである。換言
すれば、アクチュエータの自動セット時の制御ゲインに
+の初期値すは、そのセットをドライバが行なったわけ
ではないので、ドライバが違和感を感じない程度の制御
ゲインであることが望ましい。しかし、ある時間が経過
して増大した制御ゲインに1は、その結果、目標車速へ
の収束が早まったためにドライバがオートクル−ズに自
動セットされたことを知覚しても構わない値であっても
よい。 第17図は、時間の経過に対してアクセル開度の変化と
制御ゲインの変化とを示したものである。 オートクルーズの  、 マニュアルでセットされたオートクルーズモードの解除
は、ステップS22乃至ステップS26のいずれかの条
件が満足されなくなるが、あるいは、ブレーキスイッチ
がオンされることによりなされる。即ち、メインスイッ
チがONでな(、あるいはDレンジ位置でな(、あるい
は実際の車速が40Km/h未満であるかすると、ステ
ップS40に進んで、フラグF1.Fxがリセットされ
、ステップS44で、定速走行制御(ASC制御)から
走り感制御に戻る。 また、ブレーキが踏まれ、スイッチがオンした場合は、
ステップS58からステップS72に進んでフラグF2
がセットされる。フラグF、がリセットされないのは、
リジュームスイッチが押されて再び定速走行制御が行な
われるのを可能にするためである。ステップS72から
ステップS74に進んで、走り感制御を行なう。 −旦F2がセットされると、ステップS22乃至ステッ
プS26の条件が満足されている限りは、制御はステッ
プS22〜ステップ528−ステップS38→ステツプ
S50→ステツプ558−ステップ560−ステップS
62と進んで、リジュームスイッチのオン状態を調べる
。このスイッチがオンされない限りは、ステップS74
に進んで、走り感制御を継続する。 フラグF2が“1”である時に、レジュームスイッチが
オンされると、ステップS66において、実際の車速が
ブレーキ操作される直前の車速であるか否かが判別され
る。このステップS66の判別でNOのときは、ステッ
プS64において、所定の式に基づいて増速が行われる
ようにスロットル制御がなされた後に、再びステップ8
66へ復帰する。そして、ステップS66の判別でYE
Sとなったときは、ステップS68において、ブレーキ
操作される直前の車速(ブレーキ操作される直前の定速
走行制御において目標車速とされていた車速となる)が
目標車速として設定された後、ステップS70に移行し
て定速走行制御がなされる。 次に自動でセットされたオートクルーズモードの解除は
、ステップT8でブレーキが押されたと判断されるか、
アクセル開度が太き(変動したとステップT6で判断さ
れた場合である。かがる場合は、フラグF、かりセット
され、タイマTMもリセットされる。 以下余白 〈走り感制御〉 第14A及び第14B図は、この実施例における走り感
制御のためのスロットル制御の概要を示したものであり
、特に、第14A図は定常時におけるそれを、第14B
図は過渡時におけるそれを示した。ここで、定常時特性
とは、アクセル踏込み量の変化に伴なうスロットル開度
の変化の過渡状態が終了した後の、静的特性を言うもの
とする。前述の定常走行制御においては、制御ユニット
40からは信号VTAGがスロットルコントローラ18
に対して出力されるが、走り感制御によってはTAGE
TFが出力される。 尚、この走り感制御は、本出願人から「エンジンの制御
装置1 (特願昭62−268307:特開平1−11
3540号)として出願されている。 L1旦 第14A図に従って、定常走行時における目標スロット
ル開度TAGETの決定について説明する。このTAG
ETは、先ず、アクセル踏込み量α(%)に応じてマツ
プから。TAGET、が決定されることから得られる。 ここで、第14A図に示すように、運転モードとアクセ
ルの戻し中であるか否かの判定とに応じて、上記マツプ
を、第14A図の(a)〜(d)に示すように4種類用
意する。こうして、基本スロットル開度T V Onが
決定される。このT V Oaに対して、アクセル踏込
速度 、車速■、過給器のブースト圧B等の夫々に基づ
いて決定された補正GAv、Gv、G。 が施されて、定常時の目標スロットル開度TAGETを
決定する。 第14A図によると、基本スロットル開度特性TVOB
は、全体的に、エコノミー(第14A図の(a))−ノ
ーマル(第14A図の(b))=>パワー(第14A図
の(C))の順に、僅かのアクセル踏込み量変化に対し
てより太き目のスロットル開度が得られるようにして、
アクセルに対する応答性を上げている。しかし、このま
までは、同じモード内でも、ギアの変速比が大きいほど
(3連中2速口1速の順で)軸出力は大きくなるので、
その順てトルクショックが発生し易くなるために、ギア
の変速比が大きいほどスロットル利得を低目に設定して
いる。 また、アクセルの戻し時には、モード設定にかかわらず
第14A図の(d)のような特性にしであるために、ア
クセルの閉じ量の変化は略そのままスロットルの閉じ量
変化となる。従って、比較的大目にアクセルを踏込んだ
状態でのアクセル戻し操作に対して、ドライバの要求通
りに減速を行なう。 また、第14A図の(e)によれば、パワーモードにお
いては、アクセル踏込速度 が大きいほど利得を高くし
て、ドライバの加速要求に答えようとしている。アクセ
ル踏込み量αの大小にかかわらず、踏込速度 が大とい
うことは、ドライバが加速の要求を行なっていることを
示すからである。 第14A図の(f)によれば、車速か高いほど利得を上
げている。 第14A図の(g)によれば、ブースト圧が高いほど、
利得は小さくなっている。ブースト圧が高いと、エンジ
ントルクが大なので、所謂ターボ的なビーキーで段差の
ある出力特性となるのを避けるために、(g)に示した
ような補正を加えて、フラットな出力特性を得て、車両
の運動のコントロール性を向上させることができる。 かくして、定常時のスロットルの目標開度TAGETは
、 TAGET=TvO!1−GAv−Gv−GBである。 尚、本実施例に適用されている定常時における目標スロ
ットル開度TAGETの補正要因には、その他に、水温
に基づいた補正、大気圧値に基づいた補正、ハンドル舵
角値に基づいた補正、エアコンが作動しているか否かに
よる補正等があるが、本発明とは直接には関係がないの
で、その説明は省略する。 1直! 第14B図に、アクセル開度が変化したときの、過渡時
におけるスロットル制御を示す。即ち、定常時として演
算され求められた目標開度TAGETに補正を施して、
最終的な目標スロットル開度TAGETFを求めるので
ある。 先ず、TAGETに対して第14B図の(a)のような
リミッタ処理を施す。これは、演算されたスロットル開
度TAGETの値が、100%以上若しくは負になるの
を防止するためである。 第14B図の(b)〜(d)はフィルタ処理を示す0本
実施例ではデジタルの一次応答フィルタを用いている。 この−次応答フィルタにより、アクセル開度の急増に対
応したTAGETの急増は平滑化され緩やかなものとな
る。さらに、このフィルタの係数β(時定数の逆数)を
、 ■=1速ギアの使用時、又はアクセルの戻し中、または
後述のスロットルの電子制御が故障したときにおける機
械的制御によるとき等(第14B図の(b))は、β=
1にし、 ■:アクセル踏込速度 が大きいときは係数βを比較的
小さ目に設定(第14B図の(c))し、■: が小さ
いときは係数βを太き目に設定(第14B図の(d))
する。 第14B図の(b)によると、応答遅れがなくなり、ア
クセル変化に対し敏感に反応するので、特に、1速ギア
使用時は発進応答性が重視されるという要求が満足され
る。また、アクセルを戻しているときも応答遅れがなく
敏感に応答するようになるので、減速しようという運転
者の操作意志に的確に追随することになる。また、アク
セル踏込速度 が大きいとき、即ち急加速時は、応答遅
れが大きくなるので、トルクショックが減り滑らかな加
速となる。 電子制御スロットル弁と機械式スロットル弁とを2つ設
けることにより、万一に電子制御スロットル弁が故障し
ても、例えば、全開のまま固着したとしても、機械式ス
ロットル弁がr代替制御j(第6図)によりスロットル
開度制御がなされるので、吸気量制御が継続して行なう
ことができる■:フェールが発生していないときは、機
械式スロットル弁38は全開に維持される。そして、定
速走行を行なわないときは、第14A図、第14B図で
説明したr走り感制御」のためのスロットル制御が電子
制御スロットル弁8に対して行なわれる。また、定速走
行制御を行なうときは、第7図乃至第9図で説明した制
御を電子制御スロットル弁8に対して行う、即ち、同一
のスロットル弁8に対して、定速走行制御のためのスロ
ットル開度制御も、走り感制御のためのスロットル開度
制御も行なわれるので、その2つの制御の変更が行なわ
れる過渡期における吸気管有効断面積が大きく変らない
ので、車速の変動やトルク変動がなくなる。 第15A図は、電子制御スロットル弁8と機械式スロッ
トル弁38の、アクセル開度αに対する開度特性を示す
、同図に示すように、あるアクセル開度では、2つのス
ロットル弁の開度には△の差がある。 第15B図は、特公昭55−46495等による制御装
置において、スロットル開度TV○が変化しないままで
、走り感制御が行なわれていた状態から定速走行制御に
変更された場合の吸気管の断面積の変化を示す、同図に
示すように、走り感制御が行なわれていた状態から定速
走行制御に変更された場合は、スロットル弁8は絞り状
態から全開に変化し、スロットル弁38は全開状態から
絞り状態に変化する。従来例では、このときの吸気管の
断面積の変化には△の変動が現われる。ところが、本実
施例では、スロットル弁38は全開固定のままで、スロ
ットル弁8に対して、走り感制御が次に定速走行制御が
なされるから、吸気管の断面積の変化には大きな変動は
ない。 〈実施例の効果〉 以上説明した実施例のエンジン制御装置によると、 ■:車速かTo待時間間一定に保たれていれば、装置が
、このことを検知して、オートクルーズモードをドライ
バに代って自動的にセットする。このようなオートクル
ーズモードの自動セットは、一定車速が所定時間以上維
持されたような場合はドライバ自身が無意識のうちにオ
ートクルーズモ−ドにセットされることを黙認するもの
と考えて差し支えないからである。 ■:また、自動でオートクル−ズモードがセットされた
場合は、その当初における目標車速に収束させるための
制御ゲインは、ドライバに違和感を与えない程度のもの
(=b)に設定され、その後、次第に上昇して、収束性
を高めるようになっている。これにより、ドライバにと
って、違和感のない、それでいて、通常のオートクルー
ズと同じ機能が得られる。 〈変形〉 以上実施例について説明したが、本発明はこれに限らず
例えば次のような場合をも含みものである。 ■:定速走行制御用のフィードバック制御においては、
I−PD副制御PSI −D制御等適宜のものを採択し
て得る。 ■:ニブイーゼルエンジン対して本発明を適用する場合
は、車速調整手段として燃料噴射量の調整を行う部材と
すればよい。 ■二走行負荷に応じた制御ゲインとしては上述の(1)
式の右項全体に対して掛は合わされる走行負荷用の専用
の1つの制御ゲインを設定して、この1つの制御ゲイン
のみを走行負荷に応じて変更するようにしてもよい。 ■:走行負荷に応じて変更される制御ゲインとしては、
(1)式の負帰還微分項用のKDvのみとしてもよい、
このKDVの変更は、専ら第11図に示す車両特性の変
更のみとして作用するもので、他の制御ゲインKp 、
 K 1. Kpvの設定バランスをくずすことなく走
行負荷の相違を補償して目標車速への収束性を一定にす
ることできる。勿論、このKDVのみの変更の際のフィ
ードバック制御用の式としては、(1)式のものに限ら
ず負帰還微分項を有するものであれば、いずれにも対応
し得る。 ■二走行負荷の検出のために、路面勾配を検出するセン
サや積載荷重を検出するセンサ(例えば車高センサ)を
別途用いるようにしてもよい。 ■:また、上記実施例において、オートクルーズ時には
、エンリッチ制御を禁止したり、あるいは、自動変速機
のライン圧を下げるようにしてもよい。 ■:上記実施例では、非オートクルーズ時にはr走り感
制御1を行なってアクセル操作に対応したスロットル開
度制御を行なっていた。一方、オートクルーズ時には、
アクセル操作とは無関係のスロットル開度制御を行なっ
ていた。これは、上記2つの制御が対象領域を異ならせ
ており、同時に動作するということがないからである。 従って、本発明は、オートクルーズ制御と同時に実行さ
れないスロットル開度に対する制御であれば、上記r走
り感制御」以外の制御にも適用範囲を拡大できる0例え
ばトラクション制御等である。 ■二上記実施例では、機械式スロットル弁38はモータ
制御であった。これは、フェール時にはアクセル操作に
合せてスロットル弁38を駆動し、それ以外は全開して
おくためである0本発明はこのようなタイプのスロット
ル弁に限られず、例えば、スロットル弁38を機械的に
ワイヤ等でアクセルにリンクされたようなスロットル弁
でもよい、そして、アクセルとスロットル弁とのワイヤ
による係合を外すソレノイドを設けるようにする。非フ
ェール時には上記ソレノイドをオンにしてアクセルとス
ロットル弁との係合を外して、このスロットル弁を全開
にする。そして、フェール発生時には、上記ソレノイド
をオフにして、アクセル操作に見合った角度だけスロッ
トル弁が回動するようにするのである。
【発明の効果】
以上説明したように本発明のエンジンの制御装置の構成
は、定速走行機能を有したエンジンの制御装置において
、アクセルの開度を検出する手段と、アクセル開度が、
所定の時間、略一定のときに上記定速走行制御の機能を
作動する手段とを具備する。 従って、ドライバに代って定速走行制御機能が自動的に
起動される。アクセル開度が所定の時間路一定であれば
、定速走行制御を作動させることはドライバの意志に叶
ったものであるからである本発明の好適な1態様は、上
記定速走行機能を作動する手段は、アクセル開度が略一
定である時間を計数する手段を具備し、計数された時間
の長さに応じて、前記定速走行制御における制御ゲイン
を大きくすることを特徴とする。 自動的に定速走行モードがセットされた当初は、制御ゲ
インが少な目に、その後は次第に増加されることにより
、自動的に自動走行モードがセットされたことに対する
違和感は緩和されるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図は、本発明の好適な1つの実施例の
制御のうち特に本発明と関わり深い部分を示した図、 第2図は上記実施例のエンジンシステムの構成を説明す
るブロック図、 第3A図、第3B図は本実施例に用いられているスイッ
チを説明する図、 第4図は本実施例に用いられている制御ユニットに入力
し出力する信号を示した図、 第5A図、第5B図、第5C図は、本実施例の制御のう
ち、オートクルーズ制御と非オートクルーズ制御の切り
替え制御部分の手順、並びに、オートクルーズモードを
自動的にセットする手順やマニュアルでセットする手順
を示すフローチャート、 第6図はフェール時の代替制御の手順を示すフローチャ
ート、 第7図は定速走行のためのA S CIIJ御部弁部分
順を説明するフローチャート、 第8図は最適な制御ゲインを設定するために走行負荷を
検出する制御手順を示すフローチャート、 第9図は制御ゲインを決定する制御手順を示すフローチ
ャート、 第10A図、第10B図は、本実施例に用いられている
変速パターンを示す図、 第11図は本実施例に用いられている定速走行制御のた
めのPID制御を説明する図、第12図は走行負荷を決
定するためのマツプ図、 第13A図〜第13D図は定速走行フィードバック制御
のための制御ゲインを決定するマツプ図、 第14A図、第14B図は本実施例に用いられている走
り感制御を説明する機能ブロック図、第15A図、第1
5B図は本実施例の2つのスロットル弁を有することの
効果を従来技術との対比から説明する図、 第16図はオートクルーズモードが自動的にセットされ
た場合の制御ゲインに+の特性図、第17図はオートク
ルーズモードが自動的にセットされた場合の、アクセル
開度ならびに制御ゲインの時間変化を示した図である。 第1Δ図 TAGETF VTAG  II  第1B I”ff
l第41’! 第6図 第7図 第8図 第9図 (1]ノミ) ’u)to A図 第108図 第13C図       第13D図 第14A図 第15B図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)定速走行機能を有したエンジンの制御装置におい
    て、 アクセルの開度を検出する手段と、 アクセル開度が、所定の時間、略一定のときに上記定速
    走行制御の機能を作動する手段とを具備したエンジンの
    制御装置。
  2. (2)上記定速走行機能を作動する手段は、アクセル開
    度が略一定である時間を計数する手段を具備し、計数さ
    れた時間の長さに応じて、前記定速走行制御における制
    御ゲインを大きくすることを特徴とする請求項の第1項
    に記載のエンジンの制御装置。
JP2322496A 1990-11-28 1990-11-28 エンジンの制御装置 Pending JPH04193629A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8103394B2 (en) 2007-03-14 2012-01-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hybrid vehicle and control method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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