JPH01115736A - パワープラントの制御装置 - Google Patents

パワープラントの制御装置

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JPH01115736A
JPH01115736A JP27453487A JP27453487A JPH01115736A JP H01115736 A JPH01115736 A JP H01115736A JP 27453487 A JP27453487 A JP 27453487A JP 27453487 A JP27453487 A JP 27453487A JP H01115736 A JPH01115736 A JP H01115736A
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靖裕 原田
Koichiro Waki
孝一郎 脇
Shiyuuji Mitsui
修司 満居
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、実車速を目標車速に保持する定速走行制御手
段と自動変速機とを備えたパワープラントの制御装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来より、車両の走行車速を制御するについて、実車速
を目標車速に維持するようエンジン出力を制御する定速
走行制御手段と、所定の変速パターンで変速制御される
自動変速機とを備えた構成がある(例えば、特開昭57
−196317号公報参照)。
上記エンジンでは、定速走行制御においては、アクセル
ペダルの操作を行うことなく、設定した目標車速と実車
速との偏差に対応してスロットル開度調整によりエンジ
ン出力をフィードバック制御し、目標車速を維持するよ
うにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかして、前記のような定速走行制御手段を備えたエン
ジンに対する自動変速機においては、通常の走行状態で
は運転者のアクセル操作に伴ってスロットル開度が変化
し、このスロットル開度と車速とに応じて変速制御を行
うのに対し、定速走行制御中には定速走行制御手段によ
ってスロットル開度制御が行われ、前記変速制御に使用
するスロットル開度信号は、定速走行制御の結果として
制御量が短期間で繰り返し変動するハンチング現象を生
起している場合がある。
そして、上記のようなハンチング現象が生起している入
力信号に基づいて自動変速機の変速制御を行うと、この
自動変速機の変速制御にもハンチング現象が生起する場
合があり、変速段が短期間でシフトダウンとシフトアッ
プとを繰り返されるような安定感に欠ける制御となる恐
れがある。
特に、自動変速機の変速制御はアクセル開度と車速とに
応じて設定された変速パターンに基づいて制御するのが
制御応答性などの点で好ましいものであるが、エンジン
のスロットル開度をアクセル操作から、切り離して電気
的に制御するようにしたものでは、定速走行制御中には
アクセル操作は解放されて開度は0の状態であり、アク
セル開度に基づく変速制御を行うことができなくなるこ
とから、定速走行制御中にも負荷に応じて変動するスロ
ットル開度信号に基づいて変速制御するようにした場合
に、上記のような変速ハンチングが生じる恐れがある。
そして、上記定速走行制御によるスロットル開度調整に
ハンチング現象が発生するのは、特に乗員が変ったり、
坂道走行となるのに伴う外乱によって車両の特性が変っ
た場合、または、コントローラの電圧低下時、モータの
過渡応答性が経年変化によって遅くなった場合などに発
生しやすくなるものである。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、定速走行制御を実行
しているときの自動変速機の変速制御に変速ハンチング
が生じるのを防止するようにしたパワープラントの制御
装置を提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明のパワープラントの制御
装置は、エンジンのスロットル開度を調整する定速走行
制御手段を備え、スロットル開度と車速またはこれに対
応する速度に基づいて自動変速機の変速制御を行うにつ
いて、定速走行制御中に、自動変速機の変速制御手段へ
入力されるスロットル開度信号の振動成分を直接または
間接的に除去するよう信号処理する信号処理手段を設け
るように構成したものである。
第1図は本発明の構成を明示するための全体構成図であ
る。
定速走行制御手段Aは、車速設定手段Bで設定された目
標車速と、車速検出手段Cで検出された実車速とを比較
して目標車速を維持するようにスロットル開度信号を設
定してエンジンEのスロットル弁りの開度を調整するも
のである。
また、自動変速機Fの変速段を切換える変速制御手段G
を設け、この変速制御手段Gはスロットル開度と車速に
基づいて変速段を求め、自動変速機Fの変速制御を行う
ものである。
そして、上記変速制御手段Gに入力されるスロットル開
度信号は、信号処理手段Hによってその振動成分を除去
するように信号処理される。この信号処理手段Hは、定
速走行制御手段Aから出力されるスロットル開度信号に
対して設けて振動成分を除去し、スロットル弁りの開度
そのものに振動が生起、しないように処理することによ
り、変速制御手段Gに入力されるスロットル開度信号を
間接的に信号処理するか、スロットル弁りの開度を検出
したスロットル開度信号に対して設けて振動成分を除去
し、変速制御手段Gに入力されるスロットル開度信号を
直接に信号処理するものである。
(作用) 上記のようなパワープラントの制御装置では、定速走行
制御手段によってスロットル開度の定速走行制御が行わ
れている場合には、そのスロットル開度信号を信号処理
手段によって振動成分を除去してから変速制御手段に入
力し、この入力信号にはハンチング現象が生じていない
ようにして、変速制御における変速ハンチングの発生を
防止して定速走行制御中における変速制御が適正に行え
るようにしている。
(実施例) 以下、図面に沿って本発明の詳細な説明する。
第2図は具体例の全体構成図である。この実施例は、エ
ンジンのスロットル弁をアクセル開度に応じて電気的に
制御するスロットル制御でエンジン出力を制御し、定速
走行制御を行う例について示す。
エンジンlの吸気通路2には吸入空気量を調整するスロ
ットル弁3が介装され、このスロットル弁3はDCモー
タ等のスロットルアクチュエータ4により開閉駆動され
る。また、自動変速機5は複数の変速用ソレノイド68
〜6Cとロックアツプ用ソレノイド7とを有し、変速用
ソレノイド6a〜6Cのオン、オフの組合せによって油
圧回路が切換えられて複数の油圧締結素子が選択的に締
結されることにより、変速機構が複数の変速段に切換え
操作される。また、ロックアツプ用ソレノイド7のオン
、オフによってトルクコンバータ内のロックアツプクラ
ッチ(図示せず)が締結もしくは解放されるようになっ
ている。
そして、上記スロットルアクチュエータ4に対してスロ
ットル制御信号aを出力するスロットル制御用コントロ
ーラ8Aが設けられると共に、自動変速機5の各ソレノ
イド6a〜6c、7に対して変速制御信号すおよびロッ
クアツプ制御信号Cを出力する変速制御用コントローラ
8Bが設けられている。スロットル制御用、コントロー
ラ8Aには、車速を検出する車速センサ9からの車速信
号Vnと、アクセルペダル10の踏込み量(アクセル開
度)を検出するアクセルセンサ11からのアクセル開度
信号αと、ブレーキ操作を検出するブレーキスイッチ1
2からのブレーキ信号BRと、スロットル弁3の開度を
検出するスロットルセンサ13からのスロットル開度信
号THと、変速機5の変速位置を検出するギヤポジショ
ンセンサ14からのギヤポジション信号GPと、モード
スイッチ15からの変速モード信号Mとがそれぞれ入力
されると共に、定速走行操作スイッチとしてメインスイ
ッチ16、セットスイッチ17、リジュームスイッチ1
8、コーストスイッチ19からの操作信号(ON、0F
F)がそれぞれ入力される。
一方、変速制御用コントローラ8Bには、前記車速セン
サ9からの車速信号Vnと、アクセルセンサ11からの
アクセル開度信号αと、スロットルセンサ13からのス
ロットル開度信号THと、モードスイッチ15からの変
速モード信号Mとがそれぞれ入力される。     ゛ 前記スロットル弁3の駆動機構は、第3図に示すように
、スロットル弁3はアクセル操作機構21(メカリンク
機構)およびアクチュエータ操作機構22(エレキリン
ク機構)のいずれによっても開閉操作可能に設けられて
いる。すなわち、スロットル弁3に連結された中央のス
ライド部材23の両側に、該スライド部材23の突部2
3aと係合可能なアクセル側係合部材24とアクチュエ
ータ側係合部材25とが配設され、アクチュエータ側は
遊びの少ない状態で係合し、通常はスロットルアクチュ
エータ4の作動に伴ってスロットル弁3が開閉作動され
る。・一方、アクセル側は遊びが大きく、所定量以上ア
クセル操作しないと係合部材24によってスロットル開
作動はできず、アクチュエータ故障時等に操作可能とし
ている。
上記アクセルペダル10の操作量(アクセル開度)は係
合部材24に連係して設けられたアクセルセンサ11で
検出され、コントローラ8A、8Bに入力される。また
、アクセルペダル10にもバックアップ用のアクセルセ
ンサ26が配設されている。一方、スロットルアクチュ
エータ4はモータ4aがクラッチ4bを介して設けられ
、サーボ用スロットルセンサ27が付設されている。−
方、スロットル弁3にはスロットル開度検出用のスロッ
トルセンサ13が設置され、その信号はコントローラ8
A、8Bに入力される。
次に第4図は前記スロットル制御用コントローラ8Aの
機能ブロック図を示し、各種センサからの入力信号が走
り感制御部30と自動速度制御部31に入力され、走り
感制御部30はアクセル開度に応じてスロットル開度を
制御するものであり、アクセル開度に対してスロットル
開度の基準値を求め、これをアクセル踏み速度補正、車
速補正等を施すものである。
一方、自動速度制御部31は自動速度制御操作すなわち
メインスイッチ16、セットスイッチ17、リジューム
スイッチ18、コーストスイッチ19の操作に対応して
目標車速の設定、加速、減速制御を行い、実車速が目標
車速となるように目標スロットル開度を出力する。
上記走り感制御部30および自動速度制御部31の信号
は、選択的にスロットル開度設定部32に入力され、自
動速度制御の場合にはフィルタ処理部33を経て目標設
定部34に入力される一方、走り感制御の場合にはフィ
ルタ処理部33を迂回して目標設定部34に入力される
。上記フィルタ処理部33はスロットル開度信号の振動
成分を除去するものであり、具体的には目標スロットル
開度信号Tvを過去5回分の平均値Tvaを演算し、変
速制御用コントローラ8Bおよび目標設定部34に出力
する。目標設定部34は、この値により最終目標スロッ
トル開度Toに設定するものである。
そして、この目標スロットル開度Toと現在のスロット
ル開度THとの偏差を求めて、PID演算部35でこの
偏差が小さくなるように制御信号を演算し、前記スロッ
トルアクチュエータ4に駆動信号を出力し、スロットル
開度が目標スロットル開度となるようにフィードバック
制御するものである。
なお、前記フィルタ処理部33は、上記平均値の演算の
他、−次遅れフィルタ、二次遅れフィルタなどのソフト
ウェア演算を行うようにしてもよく、また、スロットル
演算部を電気回路で構成するものでは、電気的なRCロ
ーパスフィルタの構成によって実現できるものである。
また、前記自動速度制御部31における目標車速VOと
実車速Vnとの偏差に基づくフィードバック制御におけ
る目標スロットル開度Tvnの演算ロジックは、IPD
による演算式を次に示す。
TvnmTvn−L+に+  X  (Vo −Vn)
−KpvX (Vn −Vn−1) K(、vx ((Vn −Vn−1) ’−(Vn−1
−Vn−2)] ここで、K、は前向き積分定数で、即効性はないが、偏
差を小さくする効果があり、大きすぎると制御の速度が
低下する。KPVは負帰還比例定数で、高車速の方が低
車速のときより目標収束速度を遅くする効果があり、こ
れを大きくすると高速時に滑らかな制御となる。K、V
は負帰還微分定数で、これを大きくすると負荷変化があ
っても収束速度を変えないように作用する。
一方、前記変速制御用コントローラ8Bは、詳細は図示
しないが、前記スロットル制御用コントローラ8Aのス
ロットル開度設定部32からの目標スロットル開度信号
Tvまたはフィルタ処理部33からのスロットル開度平
均値信号Tvaをスロットル開度信号として入力し、定
速走行制御中でもハンチング現象の生じていないスロッ
トル開度信号に基づいて変速ハンチングが生起しないよ
うに変速制御を行うものである。この変速制御は、上記
スロットル開度信号と車速に対応して変速段が設定され
ている変速パターンに基づいて変速段を読込み、対応す
る変速信号を出力するものである。
次に、他の実施例におけるコントローラ8A。
8Bの処理をフローチャートに従って説明する。
この実施例ではスロットル開度信号の振動成分を除去す
る信号処理(フィルタ処理)を、スロットルセンサで検
出した信号に対して行う例である。
第5図はスロットル制御用コントローラ8Aのメインル
ーチンであり、このコントローラ8Aは、作動開始時に
所定のシステムイニシャライズ(ステップSl)を行い
、前記各種センサからの検出信号を読み込み、これらか
ら制御に必要な各種情報を入力する(S2)。
ステップS3は定速走行制御を含む自動速度制御(AS
C)を開始する条件が成立しているか否かを判定するも
のであり、この自動速度制御の開始条件は、メインスイ
ッチ16がオンで、シフト位置がDレンジで、かつ車速
が設定値(例えば401v/h)以上の場合である。ま
た、自動速度制御を解除する条件は、上記開始条件を満
していないとき、またはブレーキが作動された場合であ
る。
そして、この自動速度制御条件を満すと、自動速度制御
に移行してセットスイッチ17、リジュームスイッチ1
8、コーストスイッチ19の操作、アクセルおよびブレ
ーキ操作に対応して車速フィードバック制御モード、加
速モード等のモード設定制御を行い(S4) 、各モー
ドに対応した目標スロットル開度Toの設定制御を行う
−(S5)。
また、自動速度制御条件を満さない場合には、通常スロ
ットル制御に移行して、アクセル操作量に基づいてスロ
ットル開度Toを設定制御する(S6)。
上記のようにしてステップS5またはS6で設定された
目標スロットル開度Toに対応するスロットル制御信号
aをスロットルアクチュエータ4に出力しくS7)、ス
ロットル弁3を目標開度TOに作動する。また、前記ス
テップS4のモード設定に対応して、ステップS8で定
速走行制御を含む自動速度制御中の変速段の規制を演算
し、変速制御用コントローラ8Bに、例えば4速禁止信
号を出力するものである。さらに、後述の遅延処理を行
うための加速タイマTacのカウントアツプを行い(S
9)、上記ルーチンを所定時間(例えば30isec)
毎に実行するものである。
第6図は前記メインルーチンのステップS4における自
動速度制御のモード設定サブルーチンである。ステップ
SIOで自動速度制御の開始条件が成立しているか否か
を判定し、この自動速度制御条件を満すと、5ti−s
teでセットスイッチ17のオン操作時に起動フラグS
Fをセットし、加速タイマTacのリセット、ブレーキ
解除フラグBFのリセットを行い、実車速Vnで目標車
速Voを更新し、セットスイッチ17がオフになったと
きの車速が設定目標車速Voとなる。
上記のようにして目標車速VOが設定されると自動速度
制御に移行しく517)、ブレーキおよびアクセルが操
作されず(SL8. 819) 、また、セットスイッ
チ17、コーストスイッチ19、リジュームスイッチ1
8が操作されていない場合には、ステップ820〜S2
4のNo判定により車速フィードバック制御モード■(
定速走行制御)に移行する。この車速フィードバック制
御モード■は、実車速Vnと目標車速Voとの偏差に基
づいてPI−PD演算等によって、目標車速Voを達成
するために必要なスロットル開度Tvを演算し、これを
目標スロットル開度Toに設定する。
また、上記車速フィードバック制御中にブレーキ操作さ
れると(S18)、ブレーキ解除フラグBFをセットし
く525)、通常スロットル制御モードIに移行する。
前記自動速度制御条件が成立していない場合にも各フラ
グをリセット(S27)してから、また、目標車速Vo
が設定されていない場合(S 17)にも、通常スロッ
トル制御モード■に移行する。通常スロットル制御モー
ドIは、アクセル開度αおよび変速モードM(エコノミ
、ノーマル、パワー)などに対応する基本スロットル開
度マツプを選択し、検出アクセル開度αに対し基本スロ
ットル開度Tbを読み込み、必要な補正を施して目標ス
ロットル開度Toに設定するスロットル制御を行う。
一方、アクセル操作が行われるとステップS19がYE
S判定となり、ブレーキ解除中でない場合(82B)に
アクセル加速モード■に移行する。アクセル加速モード
■は、目標スロットル開度Tvと踏込まれたアクセル開
度αに対応するスロットル開度Tbとの合計によって目
標スロットル開度Toを設定する。また、セットスイッ
チ17が操作されると、ステップS20のYES判定に
よりセットスイッチ動作処理Aを行う。このセットスイ
ッチ動作処理は、加速タイマTacが設定値(遅延、時
間)を越えている加速要求時には、4速禁止指令を行う
ためのシフトフラグをセットし加速モードへ移行する。
この加速モードは、坂道走行状態等に対応する負荷補償
開度を求め、平地一定加速度加速のためのスロットル開
度とによって一定の加速度で車両の加速を行うように目
標スロットル開度T6を設定する。さらに、減速のため
にコーストスイッチ19がオン操作されると、ステップ
S21のYES判定によりコーストスイッチ動作処理B
を行う。このコーストスイッチ動作処理Bは、目標車速
Voを更新してコーストモードに移行する。このコース
トモードは、コーストスイッチ操作中は目標スロットル
開度Toを0に設定し、スロットル弁3を全閉にして減
速を行い、オフ時の実車速Vnを目標車速VOに設定し
て車速フィードバック制御に戻るものである。
さらに、ブレーキ操作で自動速度制御が解除された状態
で目標車速Voを元の設定値に再設定するためにリジュ
ームスイッチ18がオン操作されると、ステップS22
のYES判定によりリジュームスイッチ動作Cに移行し
、元の目標車速Voに加速する間リジューム動作を保持
しく823)、リジュームスイッチ動作Cに移行する。
このリジュームスイッチ動作は、目標車速Voと実車速
Vnとの偏差が収束していない場合には、前記加速モー
ドに移行して目標車速Voまで一定加速度での加速を行
うように目標スロットル開度To設定するものである。
次に、前記メインルーチンのステップS8における変速
規制制御の詳細は図示しないが、上記制御モード設定に
対応し、車速フィードバックモード■では、車速偏差(
Vo−Vn)とスロットル開度THに基づいてトルク余
裕を判断しつつ変速規制を行い、シフトダウン(4速票
止)、シフトアップ(4速許可)を設定する。例えば、
スロットル開度THが80%より大きい場合にはトルク
余裕がないとして車速か収束していても3速(4速禁止
)とし、80%以下でも車速か収束せず低く且つスロッ
トル開度THが60%以上の場合にもトルク不足として
4速禁止とする制御を行い、変速楚止指令を出力する。
一方、加速モードでは、変速段をシフトダウンするよう
に4速禁止指令を出力し、またコーストモードも同様に
変速段をシフトダウンしてエンジンブレーキを高めるよ
うに4速禁止指令を出力する。さらに、リジューム動作
中の場合にも、車速偏差が大きい場合には、変速段をシ
フトダウンするように4速禁止指令を出力するものであ
る。
第7図は前記変速制御用コントローラ8Bによる自動変
速機5の変速制御における変速パターン読込み部分の要
部ルーチンを示す。まず、スロットルセンサ13の出力
からスロットル開度TH。
実車速Vnなどを入力しく530)、ステップS31で
自動速度制御中か否かを判定し、この判定がNOで通常
のスロットル制御の場合には、ステップS34.  S
35に進んでスロットル開度THと車速Vnに対応して
変速段が設定されている変速パターンをサーチし、検出
スロットル開度THと実車速Vnに基づいて変速パター
ンの該当ゾーンの変速段を読込み、変速信号を出力する
( 83B)。また、自動速度制御のアクセル加速モー
ドの場合にも、S32のYES判定により上記と同様に
スロットル開度THと車速Vnの信号に基づいて変速段
を設定する。
一方、自動速度制御中でアクセル加速中でない場合(S
31. 582)には、アクセル操作がされていないこ
とから、ステップS3(で検出スロットル開度信号TH
を過去の所定回数の平均値THaを求めるフィルタ処理
を行って、振動成分を除去する。そして、前記ステップ
S34.  S35に進んで、このスロットル開度の平
均値THaと車速Vnとに基づいて変速パターンから変
速段を読込み、変速信号を出力するものである。
そして、上記自動速度制御中に、スロットル制御用コン
トローラ8Aから、例えば、4速禁止指令信号が入力さ
れると、前記変速パターンから読み込んだ変速段が4速
であっても3速に設定してシフトダウン制御するもので
ある。
上記のような実施例により、運転者のアクセル操作に対
応してスロットル開度が制御されているスロットル制御
状態においては、スロットル開度信号の振動成分を除去
する信号処理は行わず、遅れを伴うことなく良好な応答
性でスロットル制御および変速制御を行う。また、定速
走行制御を含む自動速度制御では、変速制御に使用する
スロットル開度信号に対して振動成分を除去する信号処
理を行い、変速ハンチングの発生を防止することができ
る。
なお、上記実施例においては、定速走行制御以外でもス
ロットル開度を電気的に制御するスロットル制御手段を
備えた例について示したが、スロットル弁とアクセルペ
ダルとの機械的連係を保ったまま定速走行制御時にスロ
ットル開度を調整する構造についても本発明は適用可能
である。また、スロットル制御用コントローラと変速制
御用コントローラとは一体的に構成するようにしてもよ
い。
(発明の効果) 上記のような本発明によれば、定速走行制御手段による
スロットル開度調整で車速制御を行っているときには、
自動変速機の変速制御に使用するスロットル開度信号に
振動成分を除去する信号処理を施すようにしたことによ
り、変速ハンチングの発生を防止することができ、変速
制御が適切に行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を明示するための全体構成図、 第2図は一実施例における制御システム図、第3図はス
ロットル弁の開閉機構の概略構成図、第4図はスロット
ル制御用コントローラのブロック図、 第5図は他の実施例におけるスロットル制御用コントロ
ーラの全体の制御動作を示すメインフローチャート図、 第6図はその要部フローチャート図、 第7図は変速制御用コントローラの要部フローチャート
図である。 A・・・・・・定速走行制御手段、B・・・・・・車速
設定手段、C・・・・・・車速検出手段、D、  3・
・・・・・スロットル弁、F、  5・・・・・・自動
変速機、G・・・・・・変速制御手段、H・・・・・・
信号処理手段、8A、8B・・・・・・コントローラ、
13・・・・・・スロットルセンサ、33・・・・・・
フィルタ処理部。 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実車速を目標車速に維持するようエンジンのスロ
    ットル開度を調整して定速走行制御を行う定速走行制御
    手段と、スロットル開度と車速またはこれに対応する速
    度に基づいて変速制御手段によって変速制御される自動
    変速機とを備えたパワープラントの制御装置において、
    前記定速走行制御手段の作動による定速走行制御中に、
    前記自動変速機の変速制御手段へ入力されるスロットル
    開度信号の振動成分を直接または間接的に除去するよう
    信号処理する信号処理手段を設けたことを特徴とするパ
    ワープラントの制御装置。
JP27453487A 1987-10-29 1987-10-29 パワープラントの制御装置 Expired - Lifetime JP2632522B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007237879A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 Toyota Motor Corp 運転者操縦入力による車体振動を抑制された車輌
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JP2015105622A (ja) * 2013-11-29 2015-06-08 トヨタ自動車株式会社 車両の車体振動制御装置

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