JPH01188550A - 重合体組成物およびその用途 - Google Patents

重合体組成物およびその用途

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JPH01188550A
JPH01188550A JP1099288A JP1099288A JPH01188550A JP H01188550 A JPH01188550 A JP H01188550A JP 1099288 A JP1099288 A JP 1099288A JP 1099288 A JP1099288 A JP 1099288A JP H01188550 A JPH01188550 A JP H01188550A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はホラI・メルト接着剤成分として有用な重合体
組成物およびホットメルト接着剤に関する。
[従来の技術] 近年ホットメルト接着剤が多くの用途に使用されている
が、とくに冷凍食品用ケース等低温における接着性に優
れるものか要求されている。
一方特開昭61−26643号公報には、本願発明の(
B)成分に代えてイソプロペニルトルエン重合体を使用
したものに相当する被覆材が提案されている。しかし、
該公報に開示された被覆材には種々の利点があるものの
ガラス、石英、金属に対する接着性がいまだ充分である
とは言えず更に接着性に優れるものが要望されている。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者は、このような事情のもとに、とくに低温にお
ける各種被着体に対する接着性の改良されたホットメル
ト接着剤を提供すべく鋭意検討したところ、特定の新規
重合体組成物を用いることにより、とくに低温における
各種被着体に対する接着性が著しく改善されることを見
い出し、本発明を完成させることができたものである。
[発明の概要] 本発明は、ビニル芳香族化合物(a1)と共役ジエン化
合物(a2)とからなるブロック共重合体の水素化物(
A)15ないし40重量%、テルペンフェノール重合体
(B)4ないし30重量%、 数平均分子量が250ないし5000のα−オレフィン
重合体(c1)およびスクヮラン(c2)からなる群よ
り選ばれる化合物(C)40ないし80重量%、 [但し、上記(A)、(B)および(C)成分の各重量
%はこれらの成分の合計を1. O0重量%としたとき
の値である、] を含有する重合体組成物および該重合体組成物をホット
メルト接着剤成分とするホットメルト接着剤である。
[(A)成分について] 本発明に用いる(A)成分はビニル芳香族化合物(a1
)と共役ジエン化合物(a2)とからなるブロック共重
合体の水素化物である。ブロック共重合体は好ましくは
線状であるが、放射状や分校状であってもよい。
ビニル芳香族化合物としては、例えばスチレン、α−メ
チルスチレン、ビニルトルエン、p−terlブチルス
チレン、ビニルキシレン、エヂルビニルキシレン、ビニ
ルナフタレン、およびこれらの混合物が例示される。こ
れらのうちではスチレンがとくに好ましい。また共役ジ
エン化合物としては、例えば1,3−ブタジェン、イソ
プレン、1.3−ペンタジェン、2.3−ジメチルブタ
ジェン、これらのハロゲン化誘導体、およびこれらの混
合物が例示される。これらのうちではブタジェンまたは
ブタジェンを主体とする共役ジエン化合物の組合せが好
ましく、とくにブタジェンが好適である。
水素化物の原料に用いるビニル芳香族化合物と共役ジエ
ン化合物とからなるブロック共重合体としては、例えば
特開昭52−1.50457号公報あるいは特開昭53
−71158号公報に開示されたブロック共重合体があ
り、ビニル芳香族化合物からなるブロック(X>とくX
1)および共役ジエン化合物からなるブロック(Y)〈
なだしXとXlは同しであっても異なっていてもよい)
が例えはX−Y−X’、X−Yなどの構成をしたもの、
あるいはさらにX −(−Y−X −Y +−n X、
X+Y −X−Y−)−n Y (nは1〜10の整数
)などの構成をしたものを挙げることができる。これら
のブロック共重合体のうち、末端ブロックは、ビニル芳
香族化合物からなるブロックが好適である。ブロック共
重合体の数平均分子量は、好ましくは約10,000な
いし1,000,000、とくに好ましくは約2o、o
ooないし約300,000の範囲にある。また、ビニ
ル芳香族化合物からなるブロックのおのおの平均分子量
は好ましくは約1.000ないし約500,000、と
くに好ましくは約2,000ないし約300,000の
範囲にあり、共役ジエン化合物からなるブロックの各々
の平均分子量は好ましくは、約1.000ないし約50
0,000とくに好ましくは、約2,000ないし約3
00,000の範囲にある。
また、これらのブロック共重合体におけるビニル芳香族
化合物対共役ジエン化合物の重量比は、好ましくは約2
/98〜約60/40、とくに好ましくは約1.0/9
0〜約40/60の範囲にある。
本発明ではこれらのブロック共重合体を水素化した水素
化物が用いられる。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物のブロック共重
合体の水素化物としては、例えば90%以上の脂肪族二
重結合が水素化され、他方10%以下の芳香族二重結合
が水素化されたものが好適であり、とくに好ましくは9
9%以上の脂肪族二重結合が水素化され、5%以下の芳
香族二重結合が水素化されたものが望ましい。
水素化は、当業者に公知の方法を採用することができる
。水素化触媒としては、例えばニッケル多孔質ケイソウ
上、ラネーニッケル、重クロム酸銅、硫化モリブデンあ
るいは白金、パラジウム等をカーボン等の担体に担持し
たものを挙げることができる。水素化は例えば大気圧か
ら300気圧、通常5ないし200気圧で、例えば24
℃ないし320℃の温度において、例えば0.1ないし
24時間、好ましくは、0.2ないし10時間で行うこ
とができる。
ビニル芳香族化合物と共役ジエン化合物からなる共重合
体として、具体的にはブタジェン−ポリスチレン−ブロ
ック共重合体、ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリス
チレン−ブロック共重合体、ポリ(α−メチルスチレン
)−ポリブタジェン−ポリ(α−メチルスチレン)−ブ
ロック共重合体などが例示できる。これらの共重合体と
して市販品を使用することができる。水素化物自体も市
販されている。市販品の水素化物としては、例えばカリ
フレックス 1°R−110,1、TR−1107、T
R−4113、シェルケミカル社 クラトン G−6500、G−6521、G−1650
、G−1652、シェルケミカル社 ツルブレン、水素化ツルブレン フィリップス社 などが例示される。
[(B)成分について] 本発明に用いる(B)成分はテルペン類及びフェノール
類を主構成準位とするテルペンフェノール重合体である
ここではテルペン類とは、テルペン炭化水素であり、例
えばモノデルベン、セスキテルペン、ジテルペンなどを
挙げることができる。好まし7くはモノテルペンである
。モノテルペンとしては、例えばα−ピネン、β−ピネ
ン、ジペンテン(リモネン)などを挙げることができる
。中でもα−ピネンが好ましい。
またフェノール類としては、例えばフェノール、0−ク
レゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、3.5−
=’eシレノール、カルバクロール、チモール、α−ナ
フl〜−ル、β−ナフトールなどを例示することかでき
る。中でもフェノールおよびクレゾール類が好まL<、
とくにフェノールが好ましい。
従って、本発明に用いる(B)成分としては、例えばα
−ピネン、β−ピネン、ジペンテンなどのモノテルペン
炭化水素とフェノール若しくはクレゾールを主構成単位
とするテルペンフェノール重合体が好ましい1.特に好
ましくは、α−ピネンとフェノールを主構成単位とする
α−ピネンフェノール重合体である1゜ テルペン類とフエ、ノール類の好ましいモル比はテルペ
ン類/フェノール類−1,0〜20であり、特に好まし
くは1゜0ないし10である。
好ましい性状を持つ(B)成分としては、例えばテルペ
ン類とフェノール類とをフリーデルクラフッ触媒の存在
下で重合して得られ、数平均分子量500ないし160
0を持ち、重量平均分子量に対する数平均分子量の比が
3.0以下でありそして軟化点く環球法、JIS  K
−2531>が90℃ないし160℃のものである。ま
たさらに好ましくは、数平均分子量600ないし1/I
50、重量平均分子量に対する数平均分子量の比が2゜
5以下、軟化点く環球法、JIS  K−2531,)
が100℃軟化点150℃のものである。
なお、該(B)成分を構成する重合中7位と12.では
、テルペン類とフェノール類のほかに、イソプロペニル
トルエン、ビニルトルエン、1.−ブチルスチレン、L
−ブチル−α−メチルスチレン、スチレン、α−メチル
スチレンが共に重合成分に含まれていてもよい。これら
の含有量はテルペン類、フェノール類およびこの他の成
分の合計に対し50モル%以Fであることが好ましい。
[(C)成分について」 本発明に用いる(C)成分のうち、α−月レフィン重合
体(C2)は、数平均分子量が250ないし5000の
範囲、好まL−<は300ないし3000の範囲、さら
に好ましくは300ないし1000の範囲にあるもので
ある。。
該重合体としては、例えばα−オレフィンの単独重合体
、α−オレフィンと他の(χ−第1ノフィンとの共重合
体、α−オレフィンを主成分とするα−オレフィンと他
のモノマー、例えばジエン類、塩化ビニル、酢酸ビニル
、(メタ)アクリル酸などとの共重合体が挙げられる。
こtlらのうら前二者が好ましい。また、(C1)と1
−7ては好ま1.<は流動点(JIS  K−2269
)が30°C以ドであり、常温(25°C)で液状であ
るものが更に好ましい。
前記のα−オレフィンとしては、例えば炭素数2ないし
20のものが好ましい。炭素数2ないl。
12のものが特に好ましい。例えはエチレン、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オ
クテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン
、1−オクタデセン、1−エイコセン、4−メチル−1
−ペンテンなどを挙げることができる。
α−オレフィンの単独重合体を(c1)成分として使用
する場合には、炭素数4ないし10のものを用いること
が一層好ましい。とくに1−ブテン、1−ペンテン、1
−ヘキセン、1−オクテン、1−デセンをモノマーとす
るものを用いることか好ましい。
α−オレフィン同志の共重合体を用いる場合には、エチ
レンとエチレン以外のα−オレフィンの共重合体である
ことか好ましい。その際のα−オレフィンとしては炭素
数3ないし12のもの、例えばプロピレン、]−ブテン
、1−ヘキセン、]−ペンテン、1−デセン、1−トチ
セン等を挙げることができる。その場合、エチレン含量
は25ないし70モル%であることが好ましい。そちに
該共重合体の重量平均分子量対数平均分子量の叱が4以
下、とくに3以下であることが好ましい1、エチレン含
有量が上記下限を外れると、本発明の組成物をホットメ
ルト接着剤に用いた場合に剥離強度が低下する傾向があ
り、また」二限を外れると相溶性が不良となり溶融粘度
が高くなる傾向がある。同様に数平均分子量が下限を外
れると配合物溶融時の加熱減量か大となり、−ト限を外
れると、配合物溶融粘度が高くなり作業性不良となる傾
向がある。
前記α−オレフィンの共重合体又は単独重合体は公知の
方法、例えば特開昭57”123205に記載の方法に
よって得ることができる。さらに該共重合体には、例え
ばスチレン等の芳香族ビニル化合物、アクリル酸、メタ
アクリル酸、マレイン酸、無水マレイン酸等の不飽和カ
ルボン酸又はその誘導体、ヒニルトリメトキシシラン等
の不飽和シラン化合物、クリシジルアクリレート、クリ
シジルメタアクリレート等の不飽和エポキシ化合物、塩
素、臭素等のハロゲンをグラフトした変性(共)重合体
も含まれる。これらも同様に用いることができる。
またスクアラン(C2)はスクアレンをニッケル触媒に
より水素添加して得られるものである。
この原料となるスクアレンは、深海産のサメ肝油中に含
まれるもので、サメ肝油の不ケン化物を分別蒸留し、脱
酸し更に金属ナトリウムの存在下に分別蒸留するか、塩
化ファルネシルを金属マグネシウムの存在下縮合させる
か、トランス−ケラニルアセトンにウイツチヒ反応を行
って得られる。
上記(C8)成分と(C7)成分は各単独で、またはこ
れらを混合して本発明の組成物に使用することができる
[各成分の混合割合] 各成分の混合割合は後述のホラ1〜メルト接着剤として
用いる場合に適するように前記の通りに特定される。好
ましい範囲は(A)成分22ないし33重量%、とくに
好ましくは25ないし30重量%、(B)成分4ないし
25重量%、とくには4ないし20重量%、(C)成分
45ないし72重量%、とくには50ないし69重量%
である5゜し他の成分について] 本発明の組成物には前記(A)、(B)および(C)成
分のほかに用途に応じて種々の他の成分を含有させるこ
とができる。
本発明に用いられるかかる他の成分の一つとしては、通
常ポリマー物質に用いられる熱酸化安定剤を挙げること
ができる。たとえはモノフェノール系、ヒスフェノール
系、高分子型フェノール系などのフェノール系熱酸化安
定剤、硫黄系熱酸化安定剤、リン系熱酸化安定剤などを
挙けることかできる。これらの熱酸化安定剤は、とくに
後述のホラ1ヘメルト接着剤に本発明の組成物を用いる
際に含有されていることが好ましい。
熱酸化安定剤は、前記(A)、(B)および(C)の合
計100重量部に対し、通常0.5重量部ないし1.7
重量部、とくに0.8重量部ないし1.4型皿部用いる
ことが好ましい。
同様に本発明に用いるのは任意であるが、用いることが
好ましい成分としてはワックスがある。
ここていうワックスとしては、パラフィン系ワックス、
ポリオレフィン系ワックスなどの各種のワックスを挙げ
ることができる。好ましくは、融点(ASTM  D−
127>が70以上のものである。
ワックスの使用量は(A)、(B)および(C)成分の
合計100重量部に対し0ないし111重部である。
同様に本発明に用いるのは任意であるが、用いることが
好ましい成分としてはイソプロペニルトルエン重合体が
ある。
ここでいうインプロペニルトルエン重合体とはイソプロ
ペニルトルエンを主構成単位とするものである。他の従
たる副構成単位としては、例えばスチレン、α−メチル
スチレン、ビニルトルエン、t−ブチルスチレン、t−
ブチル−α−メチルスチレン等を挙げることができる。
かかる副たる構成単位は50モル%以下含まれていても
良い。イソプロペニルトルエン重合体の使用量は(A)
、<B)および(C)成分の合計100重量部に対し通
常0ないし30重量部である。
なお、本発明の組成物には、上記各成分のほか、さらに
、公知の種々の配合剤、例えば耐候安定剤、老化防止剤
、滑剤、スリップ剤、帯電防止剤、充填剤、顔料などを
本発明の目的を損なわない範囲で配合してもよい。
本発明の組成物を製造する方法は特殊なものではなく、
通常ホラI・メルト組成物を製造する装置、方法に従え
ばよい。
[ホットメルト接着剤] 前記本願発明の組成物は通常そのまま通常のホットメル
ト接着剤として用いることができる。すなわち該組成物
の各成分を加熱下に撹拌して均一な溶融液を調製し、こ
れを用途に応じて粒状、フレーク状、ペレット状、棒状
などに冷却下に成形する。このホットメルト接着剤組成
物は再び溶融ないし塗工の用途に供される。たとえば、
接着の用途に供する場合に、成形品のコーナー接着では
棒状の配合体を爆接カンに充填するなどして使用される
本発明のホットメルト接着剤は一般に自動車、電気、電
子、不織布、製靴、製本、製缶、木工、ラミネート、シ
ート、コーティング加工等の分野において接着剤あるい
は塗工剤として使用することができる。
本発明のホットメルト接着剤は後述の実施例が示すよう
に、とくに低温における接着性が優れている。
[実施例] 後記実施例等に使用する各成分を参考例として以下に記
す。
参考例1 温度計、撹拌機を付けた500−フラスコにα−ピネン
(和光−級、純度74%)100g、n−ヘキサン(三
片石油化学製)150gとフェノール25gを仕込み、
撹拌下に温度を+30℃に保ちなから三フッ素ホウ素フ
ェノール錯体1.50gを約20分間で滴下した。さら
に同じ温度で2時間反応を続けた後、2%水酸化ナトリ
ウム水溶液75gを加え、さらに30分間撹拌を続けて
触媒を分解した。
次に重合液を中性になるまで水洗した後、215℃、1
0mm1gの条件で30分間溶媒および未反応モノマー
を留去して樹脂を得た。
樹脂収量は90gであり、色相(G、No1) 6、軟
化点は135℃、Mnは1100、uw/mnは1.6
であった。
参考例2 温度計、撹拌機を付けた500mj!フラスコにイソプ
ロペニルトルエン(オルト異性体2%、メタ異性体91
%、パラ異性体6%の組成をもつ混合物)150gとト
ルエン300gを仕込み、撹拌下に温度を一30℃に保
ちながら三フッ化素ホウ素フェノール錯体1.50 g
を約20分間で滴下した。さらに同じ温度で2時間反応
を続けた後2%の水酸化ナトリウム水溶液75gを加え
、さらに30分間撹拌を続けて触媒を分解した。
次に重合液を中性になるまで水洗した後、215℃、1
0+nm)Igの条件で30分間溶媒および未反応モノ
マーを留去して樹脂を得た。
樹脂収量は136.6gであり、色相(G、No1)1
以下、軟化点は135℃、Mnは1200.MW/Mn
は2.2であった。
参考例3 特開昭57−123205号記載の方法により、%n8
00、Mu/Mn1.4、流動点(℃、JISK226
9)−50,0℃、100’Cにおける動粘度(JIS
  K2283)20cst、比重(d、20、アンド
ンパー密度計)0.830、エチレン含量50モル%の
エチレン・プロピレンランダム共重合体を得た。
参考例4 特開昭57−123205号記載の方法により、Mn:
 400.Mal/Mn: 1.2−流動点(℃、JI
S  K2269)−57,5℃、100℃における動
粘度(JIS  K2283)4.55cst、エチレ
ン含量35モル%のエチレン・プロピレンランダム共重
合体を得た。
実施例1〜2 SEBSブロックコポリマー(シェル化学製「クラトン
 G1650J )25重量部、参考例1に記載したテ
ルペンフェノール樹脂5重量部、ワックス(ベトロライ
ト社製rBe 5quare 195J)9重量部、安
定剤(ヂバガイギー社製「イルガノックス1010」)
1重量部に、表1に示す参考例3〜4のエチレン−α−
オレフィンオリゴマー60重量部をそれぞれ配合し、混
練槽にて溶融(200℃)撹拌し配合物を調製した。
次に、これら配合物について以下に示す物性を測定した
(結果は表1に示す)。
接着剤(g/10mm巾)、接着性を調べるため、25
μのポリエステルフィルムと石英板(12゜X50X3
mm)の間に配合物の厚みが50μになるようにホット
プレス(プレス温度180’C1圧力3Kg/cm2.
10秒間)し、この後、引張速度300mm/minで
T型はく離を行った(g/lomm巾、測定温度0.2
5.50℃)。
比較例1 実施例2で使用した参考例1のがわりに参考例2に記載
するインプロペニルトルエン樹脂を使用する以外は同様
に配合物を調製し評価を行った。
比較例2 市販ホットメルト接着剤として東亜合成化学製「アロン
メルト#912Jを使用するほがは、実施例1と同様に
行った。結果を表1に示す。
以上の結果、本発明の重合体組成物は、ホットメルト接
着剤として優れた低温接着性能を有していることがわか
る。
表  1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ビニル芳香族化合物(a_1)と共役ジエン化合物
    (a_2)とからなるブロック共重合体の水素化物(A
    )15ないし40重量%、 テルペンフェノール重合体(B)4ないし30重量%、
    および 数平均分子量が250ないし5000のα−オレフィン
    重合体(c_1)およびスクワラン(c_2)からなる
    群より選ばれる化合物(C)40ないし80重量%、 [但し、上記(A)、(B)および(C)成分の重量%
    はこれらの成分の合計を100重量%としたときの値で
    ある、] を含有することを特徴とする重合体組成物。 2、ビニル芳香族化合物(a_1)と共役ジエン化合物
    (a_2)とからなるブロック共重合体の水素化物(A
    )15ないし40重量%、 テルペンフェノール重合体(B)4ないし30重量%、
    および 数平均分子量が250ないし5000のα−オレフィン
    重合体(c_1)およびスクワラン(c_2)からなる
    群より選ばれる化合物(C)40ないし80重量%、 [但し、上記(A)、(B)および(C)成分の重量%
    はこれらの成分の合計を100重量%としたときの値で
    ある、] を含有する重合体組成物をホットメルト接着剤成分とす
    ることを特徴とするホットメルト接着剤。
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