JPH0118648Y2 - - Google Patents

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JPH0118648Y2
JPH0118648Y2 JP1984060114U JP6011484U JPH0118648Y2 JP H0118648 Y2 JPH0118648 Y2 JP H0118648Y2 JP 1984060114 U JP1984060114 U JP 1984060114U JP 6011484 U JP6011484 U JP 6011484U JP H0118648 Y2 JPH0118648 Y2 JP H0118648Y2
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pavement thickness
leveling
leveling arm
pavement
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【考案の詳細な説明】 本考案は、アスフアルトフイニツシヤやベース
ペーパ等の敷きならし機械に設備される舗装厚測
定装置に関する。
上記敷きならし機械で道路の舗装を行なう場
合、作業者は舗装厚が目標値になつているか否か
を随時確認しながら作業を進めていかなければな
らないが、従来、この舗装厚は、敷きならし機械
を運転する作業者とは別の作業者がゲージ棒を施
工した舗装体中に差し込んで確認していた。とこ
ろが、このような方法では、せつかく施工した舗
装体に傷がつくばかりか、舗装厚を連続して確認
することができず、また、この確認作業自体に熟
練を要するといつた問題があつた。そこで、舗装
体を傷つけないで舗装厚を連続的に自動測定する
舗装厚測定装置を敷きならし機械に設備すること
が考えられるが、舗装厚は舗装条件等によつてか
なり変化することもあり、そのときはその測定値
は頻繁に変動する。また、舗装作業管理の上から
もある区間を平均した厚さを知つて機械を操作す
る必要がある。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
測定値が舗装条件や路盤の影響で短かい区間でば
らついてしまうことがなく、しかも舗装厚を正確
に測定することができる敷きならし機械における
舗装厚測定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、走行車
体にレベリングアームが一端を支点に上下に揺動
自在に取り付けられ、該レベリングアームの自由
端にスクリードが懸吊された敷きならし機械にお
いて、上記走行車体に揺動ビームを、一端を支点
に上下に揺動自在に上記レベリングアームに並べ
て設け、上記揺動ビームのほぼ中央部に垂設され
た脚部材の下端に被舗装面に当接して移動する支
持板を取り付けるとともに、該支持板の前方に被
舗装面上の小石等の障害物を排除する排除部材を
配設し、また上記レベリングアームと上記揺動ビ
ームとの間に、揺動ビームの上記脚部材より後側
の自由端に対するレベリングアーム自由端の上下
の相対的な変位から舗装厚を所定の時間間隔で検
出する検出手段を設け、該検出手段に、検出手段
で検出された連続した複数の時点における舗装厚
データを記憶する記憶部を接続し、また該記憶部
に記憶部から送られてきた複数の舗装厚データの
平均値を所定時間毎に演算する演算部を接続する
とともに、該演算部に演算部で得られた上記平均
値を表示する表示部を接続した構成としたもので
ある。
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第4図
を参照して説明する。第1図において示すものは
アスフアルトフイニツシヤであり、従来同様、走
行車体1の両側面に対をなしてレベリングアーム
2,2が支点Aを中心として上下に揺動自在に設
けられ、これらレベリングアーム2,2の後端に
第1、第2スクリード3,4が順に懸吊されてい
る。上記走行車体1には揺動ビーム5がレベリン
グアーム2と同一の支点Aを中心として上下に揺
動自在に取り付けられている。この揺動ビーム5
は、レベリングアーム2と略同じ長さに形成され
たもので、その略中央部には、下端が被舗装面に
当接せしめられて該揺動ビーム5を支持する支持
部材6が設けられ、また、その後端には筒状部材
7が軸線を上下に向けてブラケツト8によつて固
定して取り付けられている。
上記支持部材6は、上端が上記揺動ビーム5に
設けられた鉛直部材(脚部材)6aと、この鉛直
部材(脚部材)6aの下端に、走行車体1の内方
側に向つて延長して設けられた水平部材6bと、
この水平部材6bの下面に連結部材6cを介して
上下に回動自在に取り付けられ、前部と後部が斜
め上方に折り曲げられた略コ字状の支持板6dと
から成るもので、支持板6dの下面が走行車体1
が通過した後の被舗装面に当接せしめられて、上
記揺動ビーム5を支持するようになつている。ま
た、上記支持板6dの前方と後方にはブラシ(排
除部材)9a,9bが、ブラケツトを介して適宜
に走行車体1のフレーム等に固定して設けられ、
これにより、支持板6dの移動面にある小石等が
除かれるとともに、スプレツデイングスクリユ1
0から送り出されるアスフアルト合材が支持板6
dのところにまで広がつてくるのが防止されるよ
うになつている。
さらに、上記揺動ビーム5の筒状部材7には、
上記第1スクリード3の後部上面にピン11を介
して回動自在に取り付けられた測定部材12が略
鉛直をなして上下に移動自在に嵌挿されており、
この測定部材12と揺動ビーム5の筒状部材7と
の相対位置の変化が舗装厚dの変化に対応するよ
うになつている。そして、この測定部材12に、
上記相対位置の変化を検出するロータリエンコー
ダやポテンシヨメータ等の検出器13が付設され
ており、上記揺動ビーム5、支持部材6、測定部
材12、検出器13が、所定の時間間隔で舗装厚
dを測定する検出部14を構成し、また筒状部材
7と測定部材12、及び検出器13は検出手段を
構成している。
また、上記検出部14には、該検出部14で検
出された連続した複数の時点における舗装厚デー
タd1,d2…,doを記憶する記憶部15が接続さ
れ、かつ、この記憶部15には、これら複数の舗
装厚データd1,d2,…doの平均値を演算する演算
部16が接続されており、さらに、この演算部1
6には、運転席に設備され、上記平均値を舗装厚
dの測定値Dとしてデジタル表示するLCDや
CRT等の表示部17が接続されている。
しかして、アスフアルトフイニツシヤによつて
道路の舗装を行なう場合、走行車体1を一定速度
で走らせながらホツパ18内のアスフアルト合材
をスプレツデイングスクリユ10で被舗装面に広
げ、第1、第2スクリード3,4でこれを平らに
敷き固めるが、作業者は舗装厚dが所定値になつ
ているかどうかを運転席についたままで表示部1
7で随時確認しながら作業を進める。すなわち、
舗装条件等により舗装厚dが変わると、その変化
に対応して第1、第2スクリード3,4が上下に
動き、測定部材12が上下する。一方、揺動ビー
ム5は、下端の支持板6dが被舗装面上を移動し
ていく支持部材6により支持されているため、そ
の筒状部材7の高さは被舗装面に対応する。この
筒状部材7に対する測定部材12の位置移動が検
出器13により感知されて舗装厚dが検出される
が、この舗装厚dはt秒毎に検出され、連続した
n個の時点における舗装厚データd1,d2,…do
記憶部15に入力される。このとき、新しい舗装
厚データdo+1が入力されるとdo=do+1,do-1=do
…,d1=d2とされ、また、最も古いデータd1が消
去されて舗装厚データd1,d2,…doの更新がなさ
れる。そして、この記憶部15の舗装厚データ
d1,d2,…doが演算部16に送られて、それらの
平均値がt秒毎に演算され、この平均値が舗装厚
dの測定値Dとして表示部17にデジタル表示さ
れる。作業者はこの測定値Dを随時確認しながら
作業を進め、測定値Dが目標値あるいは目標範囲
から外れている際には、例えば舗装厚調整ロツド
19を操作してこれを目標値に維持する。したが
つて、従来のような非効率的な舗装厚確認作業が
なくなり、舗装作業が迅速化される。また舗装条
件等により舗装厚dが一時的に変化してもn個の
舗装厚データd1,d2,…doの平均値が測定値Dと
して表示されるから、該測定値Dは頻繁に変動す
ることのない比較的安定したものとなり、その確
認が容易となる。さらに、作業者が運転席にいた
ままで舗装厚dを確認することができるから、省
人化が可能となる。
ところで、上記において、演算部16からの出
力信号を基に舗装厚dを自動制御することもでき
る。以上説明したように、本考案の舗装厚測定装
置は、走行車体にレベリングアームが一端を支点
に上下に揺動自在に取り付けられ、該レベリング
アームの自由端にスクリードが懸吊された敷きな
らし機械において、上記走行車体に揺動ビームが
一端を支点に上下に揺動自在に上記レベリングア
ームに並べて設けられ、上記揺動ビームのほぼ中
央部に垂設された脚部材の下端に被舗装面に当接
して移動する支持板が取り付けられるとともに、
上記レベリングアームと上記揺動ビームとの間
に、揺動ビームの上記脚部材より後側の自由端に
対するレベリングアーム自由端の上下の相対的な
変位から舗装厚を所定の時間間隔で検出する検出
手段が設けられた構成とされ、脚部材によつて揺
動ビームの自由端の上下の動きが拡大されて検出
手段に伝えられるので、精度よく舗装厚を測定す
ることができる。
また、上記支持板の前方に排除部材が設けられ
ているので、この排除部材によつて被舗装面上の
小石等の障害物を排除しながらそれらの障害物の
悪影響を受けることなく、正確に舗装厚を測定す
ることができる。
更にまた、上記検出手段には、検出手段で検出
された連続した複数の時点における舗装厚データ
を記憶する記憶部を接続され、また該記憶部には
記憶部から送られてきた複数の舗装厚データの平
均値を所定時間毎に演算する演算部が接続される
とともに、該演算部には演算部で得られた上記平
均値を表示する表示部が接続された構成とされて
いるので、検出部で検出される舗装厚データが短
かい区間で一時的にばらついても、表示部で表示
される測定値は比較的安定したものとなつて、そ
の確認が容易となり、したがつて、舗装作業の作
業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示す
もので、第1図は舗装厚測定装置を設備したアス
フアルトフイニツシヤの側面図、第2図は第1図
の−矢視図、第3図は同−矢視図、第4
図はブロツク略図である。 14……検出部、16……演算部、17……表
示部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行車体1にレベリングアーム2が一端を支点
    に上下に揺動自在に取り付けられ、該レベリング
    アーム2の自由端にスクリード3が懸吊された敷
    きならし機械において、上記走行車体1に揺動ビ
    ーム5が一端を支点に上下に揺動自在に上記レベ
    リングアーム2に並べて設けられ、上記揺動ビー
    ム5のほぼ中央部に垂設された脚部材6aの下端
    に被舗装面に当接して移動する支持板6dが取り
    付けられるとともに、該支持板6dの前方に被舗
    装面上の小石等の障害物を排除する排除部材9a
    が配設され、また上記レベリングアーム2と上記
    揺動ビーム5との間に、揺動ビーム5の上記脚部
    材6aより後側の自由端に対するレベリングアー
    ム2自由端の上下の相対的な変位から舗装厚を所
    定の時間間隔で検出する検出手段7,12,13
    が設けられ、該検出手段7,12,13には、検
    出手段7,12,13で検出された連続した複数
    の時点における舗装厚データを記憶する記憶部1
    5が接続され、また該記憶部15には記憶部15
    から送られてきた複数の舗装厚データの平均値を
    所定時間毎に演算する演算部16が接続されると
    ともに、該演算部16には演算部16で得られた
    上記平均値を表示する表示部17が接続されたこ
    とを特徴とする敷きならし機械における舗装厚測
    定装置。
JP6011484U 1984-04-24 1984-04-24 敷きならし機械における舗装厚測定装置 Granted JPS60172808U (ja)

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JP6011484U JPS60172808U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 敷きならし機械における舗装厚測定装置

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JP6011484U JPS60172808U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 敷きならし機械における舗装厚測定装置

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JPS60172808U JPS60172808U (ja) 1985-11-15
JPH0118648Y2 true JPH0118648Y2 (ja) 1989-05-31

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JP6011484U Granted JPS60172808U (ja) 1984-04-24 1984-04-24 敷きならし機械における舗装厚測定装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275833A (en) * 1975-12-17 1977-06-25 Grad Line Digital control system for constructing fixed surface

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5275833A (en) * 1975-12-17 1977-06-25 Grad Line Digital control system for constructing fixed surface

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JPS60172808U (ja) 1985-11-15

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