JPH01186432A - 自動変速機のシフト・ロック装置 - Google Patents

自動変速機のシフト・ロック装置

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JPH01186432A
JPH01186432A JP1227388A JP1227388A JPH01186432A JP H01186432 A JPH01186432 A JP H01186432A JP 1227388 A JP1227388 A JP 1227388A JP 1227388 A JP1227388 A JP 1227388A JP H01186432 A JPH01186432 A JP H01186432A
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lock
shift rod
control
shift
pin
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Masato Yoshimoto
正人 吉本
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Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動変速機を搭載した車両のシフト・ロッ
ク装置、具体的には、パーキング・ポジションに置かれ
たセレクタ・レバーを不用意に他のレンジ・ポジション
へ移動させ得ないようにしたシフト・ロック装置に関す
る。
(従来の技術) 自動変速機を搭載した一般的な車両(以下rA、/T車
Jと称す)のセレクタ・レバーは、駐車中に流体クラッ
チを機械的に固定するパーキング・ポジションrPJ、
バック・ギヤにするリバース・ポジション「R」、変速
機を完全に切るニュートラル・ポジション「N」2通常
の全自動変速を行なわせるドライブ・ポジション「DJ
、変速をセカンド・ギヤのみ又はロー・ギヤーセカンド
・ギヤ間に制限するセカント・ポジション「2」、変速
をロー・ギヤだけに制限するロー・ポジション「L」に
選択的に位置させられる。そして、始動直後のA/T車
の暴走を防止するために、エンジンは、上記パーキング
・ポジションまたはニュートラル・ポジションでのみ始
動可能とするエンジン始動回路を介して始動されるよう
になっている。
また、エンジンが高回転の状態でギヤが走行レンジに入
ったとき、車両が暴走するのを防止するために、セレク
タ・レバーをパーキング・ポジションから他のレンジ例
えばドライブ・レンジに移動させようとする場合、ブレ
ーキ・ペダルを踏み込まないと、セレクタ・レバー(シ
フト・ロッド)の移動ができないように構成するパーキ
ング・シフト・ロック装置が考えられる。このようなパ
ーキング・シフト・ロック装置は、セレクタ・レバー(
シフト・ロッド)のロック部材とブレーキ・ペダルとを
ケーブル等の連結手段で連結しておいて、ブレーキ・ペ
ダルを踏み込むと、ロック部材が非ロック位置へ退避す
るよう構成される。
(発明が解決しようとする課題) 上記パーキング・シフト・ロック装置のロック作用を解
除するには、ブレーキ・ペダルを踏み込まねばならない
。ブレーキ・ペダルとロック部材とを機械的に連結した
パーキング・シフト・ロック装置の場合、走行時に比較
的頻繁に操作され揺動するブレーキ・ペダルがロック部
材をも揺動させることになり、ブレーキ踏力の負荷にな
る、という問題点がある。また、ブレーキ・ペダルを踏
み込んだときロック部材を非ロック位置に退避させると
いうことは、言い換えると、ブレーキ・ペダルを踏み込
んでいないときにはロック部材がロック位置に位置する
ことになり、走行中にシフト・ロックされてしまうこと
になり、これを回避する何等かの手段が必要となる。
(課題を解決するための手段) 本発明は、ブレーキ・ペダルの踏力の負荷にならず、し
かもロック部材の非ロック位置が確実に保証されるA/
T車のシフト・ロック装置の提供にあって、セレクタ・
レバーのギヤ位置セレクト操作に連れて軸方向に移動自
在且つ回転自在に設けられたシフト・ロッドと、このシ
フト・ロッドに固着されたロック・ピンと、このロック
・ビンに係合して上記シフト・ロッドの軸方向の移動を
規制するロック位置と、ロック・ピンの移動軌跡から退
避していて、上記シフト・ロッドの軸方向及び回転方向
の移動を妨げない非ロック位置との間で移動自在に設け
られたロック・プレートと、このロック・プレートに対
して上記ロック位置に向かう移動習性を与えるリターン
・スプリングと、上記シフト・ロッドに固着されたコン
トロール−ビンと、上記シフト・ロッドがパーキング・
ポジションに置かれたとき、上記コントロール・ビンに
よって移動させられて位置する第1位置と、上記シフト
・ロッドがパーキング・ポジション以外の位置に置かれ
たとき、上記コントロール・ピンによって移動させられ
て位置する第2位置との間で揺動自在に設けられたコン
トロール・レバーと、ブレーキ・ペダルと上記ロック・
プレートとを連結していて、上記シフト・ロッドがパー
キング・ポジションに置かれた状態で上記ブレーキ・ペ
ダルを踏み込んだとき上記ロック・プレートを上記ロッ
ク位置から非ロック位置へ移動させる連結手段と、その
一端を上記ロック・プレートに係脱可能に位置させてい
て、上記コントロール・レバーが上記第1位置に位置し
ているときには上記ロック・プレートが上記ロック位置
へ移動するのを許し、上記コントロール・レバーが上記
第2位置に位置しているときには上記ロック・プレート
を上記非ロック位置に保持する、上記コントロール・レ
バーと一体に設けられたコントロール・アームとを備え
たことを特徴とする。
(作  用) シフト・ロッドがパーキング・ポジションに置かれ、ブ
レーキ・ペダルが踏み込まれていないと、ロック・プレ
ートは、リターン・スプリングの弾力によってロック位
置に位置させられて、シフト・ロッドをパーキング・ポ
ジションにロックしているので、セレクタ・レバーを他
のレンジ・ポジションへ移動させることができない。こ
のとき、コントロール・レバーは、ロック・プレートが
ロック位置に向かうのを妨げない第1位置に置かれてい
る。
シフト・ロッドがパーキング・ポジションに置かれた状
態で、ブレーキ・ペダルが踏み込まれると、該ペダルと
ロック・レバーとを連結している連結手段が、リターン
・スプリングの弾力に抗してロック・レバーを非ロック
位置へ移動させるので、セレクタ・レバーは他のレンジ
・ポジションへ移動させることができる。
シフト・ロックが解除されてシフト・ロッドがパ  。
−キング・ポジション以外の位置に回動させられると、
コントロール・ピンがコントロール・レバーを第2位置
に揺動させ、これと一体のコントロール・アームでロッ
ク・レバーを非ロック位置に保持する。
(実施例) 以下、図示の一実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。
第1図において、ステアリング・シャフト1を回動自在
に支持しているステアリング・コラム2には、セレクタ
・レバー3を固着されたシフト・ロッド4が、軸方向X
に移動自在且っY方向に回動自在に添設されている。シ
フト・ロッド4は、セレクタ・レバー3を操作すること
によって、走行条件を選択する。選択されたレンジは、
これを保持する必要がある。ステアリング・コラム2の
適所には、複数のレンジ・ポジションを有するデイテン
ト・プレート5の基端部5aが固着されている。各レン
ジ・ポジションのうちパーキング・ポジションPだけは
、他のポジションとは独立した位置に形成されていて、
リバース・ポジションRと突部5bを境にして形成され
た凹部5cからなっている。シフト・ロッド4には、デ
イテント・ピン6が固植されていて、選択されたレンジ
に該ロッドを保持するためのデイテント・プレート5の
レンジ・ポジションの一つに選択的に係合する。パーキ
ング・ポジションPにデイテント・ピン6を係合させた
シフト・ロッド4は、矢印X方向に移動させた後でない
と、他のレンジ・ポジションへはY方向に回動できない
また、ステアリング・コラム2に沿って支持軸7が配設
されている。この支持軸7は、ステアリング・コラム2
に固定された図示されないブラケットに支持されている
。支持軸7には、その先端部8aをシフト・ロッド4に
係合可能に位置させた(第2図参照)ロック・プレート
8の基端部8bが支持されている。ロック・プレート8
は、剛性の高い部材からなっていて、これも剛性の高い
支持軸に対して回動自在であって、且つ軸方向には移動
しないように支持されている。ロック・プレートの先端
部8aには、後述する連結手段を成すコントロール・ケ
ーブル9の一端9aが結合されている。第1図は、デイ
テント・ピン6がパーキング・ポジションPに係合した
状態を示しているのであるが、かかる位置におけるシフ
ト・ロッド4には、ロック・プレート8の一側縁8cに
係脱するロックビン10が固植されている。ロック・プ
レート8は、第2図に示すように、ロック・ピン10に
係合してシフト・ロッド4が軸方向Xに移動するのを規
制するロック位置と、第3図に示すように、ロック・ピ
ン10の移動軌跡から退避することによってシフト・ロ
ッド4の軸方向Xの移動を妨げない非ロック位置との間
で揺動自在に設けられている。ロック・プレート8に形
成された係止部8dとステアリング・コラム2に固着さ
れたブラケット11との間には、緊縮性のリターン・ス
プリング12が掛は渡されている。このリターン・スプ
リング12によって、ロック・プレート8には、その先
端をシフト・ロッド4に衝合させて、ロック・ピン10
のX方向への移動を阻止するロック位置へ向かう矢印a
方向への移動習性が与えられている。
サービス・ブレーキのブレーキ・ペダル13は、支軸1
3aを中心として揺動自在に設けられている。
ブレーキ・ペダル13には、コントロール・ケーブル9
の他端9bが連結されている。ロック・プレート8とブ
レーキ・ペダル13とを連結する連結手段としては、コ
ントロール・ケーブル9に限られるものではなく、ロッ
ドやリンクを用いたものであってもよい。
支持軸7には、ロック・レバー8と隔置してコントロー
ル・レバー14が回動自在且つ軸方向には移動しないよ
うに支持されている。コントロール・レバー14には、
コントロール・アーム15と長孔14aが形成されてい
る。コントロール・アーム15は、支持軸7と略平行に
なるように形成されていて、その一端15aは、ロック
・レバー8に係脱可能な位置まで伸びている。図示の例
では、コントロール・アーム15をコントロール・レバ
ー14と一体に形成したが、このアームは、コントロー
ル・レバーとは別体の部材を固着してもよい。
コントロール・レバー14の長孔14aには、シフト・
ロッド4に同核されたコントロール・ピン16の先端部
16aが緩く係合されている。先端部16aは、シフト
・ロッド4と平行に延びている。コントロール・レバー
14は、長孔14aとコントロール・ピン16との相対
位置に応じて、第2図に示す第1位置と、第3図に示す
第2位置との間で揺動させられる。
第2図及び第8図において、コントロール・し=11− バー14の構造を説明する。長孔14aは、円弧状係合
部14bとこの係合部に連続して形成された段部14c
とからなっている。第2図に示すように、シフト・ロッ
ド4がパーキング・ポジションに置かれた状態(第1図
参照)においては、コントロール・レバー14はその段
部14cをコントロール・ピン15に係合させた第1位
置に位置させられている。そして、第3図に示すように
、シフト・ロッド4がパーキング・ポジション以外のレ
ンジに移動させられた状態においては、コントロール・
レバー14は、コントロール・ピン16によって支持軸
7を中心として反時計方向に揺動させられる。なお、コ
ントロール・レバー14が第2位置に変位させられるた
めには、イグニッション・キ一部の作用が必要であるが
、この点については後述する。第3図は、シフト・ロッ
ド4がパーキング・ポジションから抜は出すに必要な角
度θ1より僅かに大きく回動された状態を示していて、
コントロール・ピン16によってコントロール・レバー
14が角度θ2だけ揺動させられている。コントロール
・レバー14が角度θ2揺動させられると、段部14c
に位置していたコントロール・ピン16は、該段部との
係合が外れる。コントロール・レバー14が角度θ2だ
け揺動させられたときの円弧状係合部14bの円弧の中
心は、シフト・ロッド4の回転中心軸線と整量じ位置に
なるように設定されている。換言すると、コントロール
・レバー14が角度θ2だけ揺動させられた位置におけ
る円弧状係合部14bは、その中心を、シフト・ロッド
4の回転中心と整量しくする円弧状に形成されているこ
とになる。従って、第3図に示すように、シフト・ロッ
ド4が角度01以上すなわちパーキング・ポジション以
外の位置へ揺動させられると、そのコントロール・ピン
16の移動軌跡が円弧状係合部14bに沿っているので
、該ピンは、コントロール・レバー14を揺動させるこ
となく移動する。第3図に示すように、コントロール・
ピン16が円弧状係合部14bに係合しているときのコ
ントロール・レバー14の位置を第2位置と称す。
また、第3図に示すように、コントロール・レバー14
が角度θ2揺動すると、これの係止部14dに連結され
ているコントロール・ケーブル17は。
長さSだけ引っ張られる。この長さSは、第1図に示す
ように、イグニッション・キ一部18のインターロック
手段19の作動部材19aをロック位置から非ロック位
置へ移動させるに充分な長さである。
イグニッション・キ一部18は、周知のように、イグニ
ッション・キー20がロック位置LOCKに位置してい
るときにのみ該キーの着脱が可能なように構成されてい
る。インターロック手段19は、イグニッション・キー
がロック位置LOCKに置かれただけではなく、セレク
タ・レバー3がパーキング・ポジションに置かれたとき
にのみ該キーの着脱を可能とする手段であり、種々の構
造が提案されている。
図示の実施例においては、コントロール・レバー−14
が第2図に示す位置すなわち、シフト・ロッド4がパー
キング・ポジションに置かれたときに作動部材19aを
ロック位置に置き得るようになっており、イグニッショ
ン・キー20がロック位置LOCKにあるときにのみ該
キーを抜き取ることができる。
また、コントロール・レバー14が第3図に示す第2位
置に置かれると、作動部材19aが非ロック位置に置か
れて、該キーの抜き取りができないような構造となって
いる。従って、イグニッション・キー20がロック位置
LOCKに置かれているとき、作動部材19aは図示し
ないキー・シリンダを介してロック位置LOCKに置か
れている。このとき、コントロール・レバー14は、第
2図に示す第1位置に置かれているのであるが、この第
1位置に置かれたコントロール・レバー14をコントロ
ール・ピン16で揺動させるためには、イグニッション
・キー20すなわち作動部材19aがロック位置Loc
kから少なくともACC位置まで回動させられて、コン
トロール・ケーブル17を緩めてやる必要がある。換言
すると、図示の実施例において、作動部材19aは、第
1図に示すように、シフト・ロッド4がパーキング・ポ
ジションに置かれないと、コントロール・ピン16.コ
ントロール・レバー14.コントロール・ケーブル17
を介してその移動を阻止され、ロック位置に持ち来され
ないことになる。
以上のように構成された実施例の作用を第4図を参照し
つつシフト・ポジションがパーキング・ポジションかそ
れ以外かに分けて説明する。この実施例において、エン
ジンは、セレクタ・レバー3がパーキング・ポジション
に置かれているときにのみ始動可能であるが、これにつ
いては後述する。
「パーキング・ポジション」 イグニッション・キーがロック位置LOCKに置かれて
いるとき、シフト・ロッド4のデイテント・ピン6は、
第1図に示すように、パーキング・ポジションPの凹部
5cに位置させられている。このとき、ブレーキ・ペダ
ル11が踏み込まれていない(ブレーキ0FF)と、ロ
ック・プレート8はリターン・スプリング12の弾力に
より第2図に示すロック位置に置かれている。すなわち
、ロック・プレート8は、第2図に示すように、その一
方の面8eをコントロール・アーム15に衝合させてい
て、その先端部8aをシフト・ロッド4のロック・ピン
10に係合可能に位置させている。このとき、コントロ
ール・レバー14は、その段部14cをコントロ−ル・
ピン16に係合させて第1位置に置かれている。従って
、ブレーキ・ペダル11が踏み込まれていない状態にお
いては、ロック・プレート8がロック・ピン10の矢印
X方向への移動を規制するロック位置にあるので、セレ
クタ・レバー3を操作してシフト・ロッド4のデイテン
ト・ピン6をパーキング・ポジションPから他のレンジ
・ポジションに移動させることができない。ブレーキ・
ペダル11が踏み込まれる(ブレーキON)と、第3図
に示すように、ロック・プレート8がリターン・スプリ
ング12の弾力に抗して、非ロック位置へ移動させられ
る。従って、シフト・ロッド4のX方向への移動は「可
」となるが、イグニッション・キーがロック位置LOC
Kにあるときには、インターロック手段の作動部材19
aがロック位置にあって、コントロール・レバー14の
揺動を阻止しているので、シフト・ロッド4の回転は「
不可」であり、セレクタ・レバー3の操作も「不可」と
なる。
イグニッション・キーをACC位置へ回動しておいて、
ブレーキ・ペダルを踏み込まない(ブレーキ−18= 0FF)状態では、ロック・プレート8が第2図に示す
ロック位置に保持されているから、セレクタ・レバー3
の操作、シフト・ロッド4の移動と回転が「不可」であ
る。ブレーキ・ペダル11を踏み込む(ブレーキON)
と、第3図に示すように、ロック・プレート8が非ロッ
ク位置へ揺動させられるので、セレクタ・レバーの操作
すなわちシフト・ロッドの移動と回転は「可」となるが
、コントロール・レバー14が角度θ2だけ回動してイ
ンターロック手段の作動部材19aをロック位置へ移動
させてしまうので、イグニッション・キー20の脱着は
「不可」となる。この場合もエンジンがオフであるから
発進はしない。
イグニッション・キーをエンジンOFFの状態からオン
及びスタート位置へ回動させたときのブレーキON・O
FFに伴うシフト・ロッド4とセレクタ・レバー3の作
用は、ACC位置に置いたとき同じである。
実質的なシフト・ロック作用の解除は、エンジンがオン
になった状態で有効である。イグニッション・キー20
が、エンジン始動後エンジンON位置に回動させられて
、ブレーキ・ペダル11が踏み込まれていない(ブレー
キ0FF)と、ロック・プレート8はリターン・スプリ
ング12の弾力によりロック位置(第2図参照)に保持
されている。第2図に示すように、ロッ々・プレート8
がロック位置に位置してロック・ピン10の移動を規制
していると、シフト・ロッド4は軸方向に移動できない
。従って、デイテント・ピン6がパーキング・ポジショ
ンPの凹部5c(第1図参照)から抜は出せないので、
セレクタ・レバー3の操作も「不可」となり、走行レン
ジへのセレクト動作が行なえない。次に、ブレーキ・ペ
ダル11が踏み込まれると、コントロール・ケーブル9
を介してロック・プレート8が第3図に示すように非ロ
ック位置へ移動させられ、セレクタ・レバー3.シフト
・ロッド4のX方向への移動とY方向への回転が「可」
となり、セレクタ・レバー操作が「可」となる。
以上のように、パーキング・ポジションにロックされて
いたセレクタ・レバー3を他のポジションに移動させる
ためには、ブレーキ・ペダル11を踏み込まないと、シ
フト・ロックが解除されないので、セレクタ・レバーの
操作によって、所望のギヤ・レンジが選択されたとき、
万一エンジンの回転数が高かった場合、車両は急発進し
ようとするが、ドライバーは自身の足をブレーキ・ペダ
ルに乗せていて、多少の違いはあるにしろこれを踏み込
んだ状態にあるから、直ちにこれに対処すべく該ペダル
を更に踏み込むことができ、急発進を抑止できる。
「パーキング・ポジション以外」 パーキング・ポジション以外のギヤ位置が選択されてい
ると、シフト・ロッド4は、走行状態に応じてリバース
・ポジションRとロー・ポジションL(第1図参照)の
間で回動させられる。ブレーキ・ペダル13が踏み込ま
れてロック・プレート8が非ロック位置に置かれた状態
でシフト・ロッド4が回動させられると、コントロール
・ピン16は、第3図に実線で示す位置と鎖線で示す位
置との間で円弧状係合部14bに沿って移動し、コント
ロール・レバー14を角度θ2だけ揺動させた第2位置
に保持している。そのために、インターロック機構19
の作動部材19aは、非ロック位置に保持されるように
なっている。従って、パーキング・ポジション以外のギ
ヤ・レンジにおいてはイグニッション・キー20の脱着
は「不可」である。
一方、セレクタ・レバー3の操作によって、シフト・ロ
ッド4がパーキング・ポジション以外の位置へ移動させ
られると、コントロール・レバー14の段部14cに係
合していたコントロール・ピン16が該レバー14を角
度θ2だけ揺動させる。コントロール・レバー14が、
第3図に示す第2位置に置かれると、該レバー14と一
体のコントロール・アーム15が同方向に揺動してその
先端15aをロック・プレート8の一面8dに係合させ
て該プレート8を非ロック位置に保持する。ロック・プ
レート8の非ロック位置は、ロック・ピン10の回動軌
跡から退避した位置であるから、セレクト動作に伴い回
動するピン10がロック・プレート8に係合することは
ない。なお、ブレーキ・ペダル11の踏−22= み込みによって、ロック・プレート8は、第3図に示す
ロック位置から反時計方向に更に揺動させられるが、リ
ターン・スプリング12の弾力が低下させられているた
め、ブレーキ踏力の負荷になることはない。
次に、インク・ロック機構の作用を説明しておくと、第
3図に示すように、シフト・ロッド4がパーキング・ポ
ジション以外の位置に置かれていると、コントロール・
ピン16がコントロール・レバー14を第2位置に揺動
させて保持している。この状態では、作動部材19aが
非ロック位置に位置しているため、イグニッション・キ
ー20をロック位置LOCKに戻すことができない。換
言すると、エンジンをオフにすることができない。勿論
、イグニッション・キーの脱着は「不可」である。シフ
ト・ロッド4が第2図に示すように、パーキング・ポジ
ションに置かれると、コントロール・ピン16が段部1
4cに係合可能な位置へ揺動して来るので、イグニッシ
ョン・キー20を回動させて作動部材19aをロック位
置へ揺動させられることになり、コントロール・ケーブ
ル17を介してコントロール・レバー14を第1位置へ
復帰させることができる。従って、イグニッション・キ
ー20は、セレクタ・レバー3がパーキング・ポジショ
ンに置かれていないと、すなわち、シフト・ロックがさ
れていないとその脱着ができないことになる。換言する
と、エンジンは、ギヤがシフト・ロックされた状態でな
いと始動できないことになる。図示の実施例のように、
ギヤ・シフト・ロック装置の一つの構成部品であるコン
トロール・レバー14をキー・インタロック機構の構成
部品として利用することによって、両機構の構造を簡素
化できる。
第2図に示すように、シフト・ロッド4がパーキング・
ポジションに戻されてコントロール・ピン16でコント
ロール・レバー14を第1位置に復帰させると、該レバ
ーと一体のコントロール・アーム15も復帰し、ブレー
キ・ペダル13が踏み込まれていないと、ロック・プレ
ート8が第2図に示すロック位置へ揺動することを許し
、シフト・ロックの状態に置くことになる。コントロー
ル・レバー14が第1位置に戻される、ケーブル17を
介してインター・ロック機構19が非ロック位置に復帰
するので、イグニッション・キー2oをLOCK位置へ
回動でき、該キーを抜き取ることが可能となる。
(発明の効果) 以上のように、本発明のA/T車のシフト・ロック装置
によれば、ブレーキ・ペダルを踏み込めばシフト・ロッ
クの解除ができ、その解除後セレクタ・レバーがパーキ
ング・ポジション以外のレンジを選択していると、コン
トロール・レバーがロック・プレートを非ロック位置に
保持するので、ブレーキ・ペダル踏力の負荷にならない
。また、走行中のセレクタ・レバー操作に伴って回動す
るロック・ピンがロック・レバーによってその回動を阻
止されることがないので、シフト・ロックの信頼性が高
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシフト・ロック装置の
斜視図、第2図はシフト・ロッドがパーキング・ポジシ
ョンにあって、ロック・プレートがロック位置に、コン
トロール・レバーが第1位置に置かれた状態を示す同上
の要部平面図、第3図はシフト・ロッドがパーキング・
ポジション以外の位置にあって、ロック・プレートが非
ロック位置に、コントロール・レバーが第2位置に置か
れた状態を示す第2図の作用図、第4図はパーキング・
ポジションとパーキング・ポジション以外のポジション
における各部材の作動関係を示す図である。 3・・・セレクタ・レバー、4・・・シフト・ロッド、
8・・・ロック・プレート、9・・・連結手段、10・
・・ロック・ピン、12・・・リターン・スプリング、
13・・・ブレーキ・ペダル、14・・・コントロール
・レバー、15・・・コントロール・アーム、16・・
・コントロール・ピン。 26一 形Zロ バ1圀 第40

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セレクタ・レバーの位置を選択することによって変速機
    のギヤ位置を指定する自動変速機において、 セレクタ・レバーのギヤ位置セレクト操作に連れて軸方
    向に移動自在且つ回転自在に設けられたシフト・ロッド
    と、 このシフト・ロッドに固着されたロック・ピンと、この
    ロック・ピンに係合して上記シフト・ロッドの軸方向の
    移動を規制するロック位置と、ロック・ピンの移動軌跡
    から退避していて、上記シフト・ロッドの軸方向及び回
    転方向の移動を妨げない非ロック位置との間で移動自在
    に設けられたロック・プレートと、 このロック・プレートに対して上記ロック位置に向かう
    移動習性を与えるリターン・スプリング上記シフト・ロ
    ッドに固着されたコントロール・ピンと、 上記シフト・ロッドがパーキング・ポジションに置かれ
    たとき、上記コントロール・ピンによって移動させられ
    て位置する第1位置と、上記シフト・ロッドがパーキン
    グ・ポジション以外の位置に置かれたとき、上記コント
    ロール・ピンによって移動させられて位置する第2位置
    との間で揺動自在に設けられたコントロール・レバーと
    、 ブレーキ・ペダルと上記ロック・プレートとを連結して
    いて、上記シフト・ロッドがパーキング・ポジションに
    置かれた状態で上記ブレーキ・ペダルを踏み込んだとき
    上記ロック・プレートを上記ロック位置から非ロック位
    置へ移動させる連結手段と、 その一端を上記ロック・プレートに係脱可能に位置させ
    ていて、上記コントロール・レバーが上記第1位置に位
    置しているときには上記ロック・プレートが上記ロック
    位置へ移動するのを許し、上記コントロール・レバーが
    上記第2位置に位置しているときには上記ロック・プレ
    ートを上記非ロック位置に保持する、上記コントロール
    ・レバーと一体に設けられたコントロール・アームとを
    備えたことを特徴とするシフト・ロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002370558A (ja) * 2001-06-18 2002-12-24 Nippon Cable Syst Inc ケーブル式シフトロック装置
US10266052B2 (en) * 2016-10-21 2019-04-23 Steering Solutions Ip Holding Corporation Steering column assembly having a shift gate assembly

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