JPH01184746A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

Info

Publication number
JPH01184746A
JPH01184746A JP63007767A JP776788A JPH01184746A JP H01184746 A JPH01184746 A JP H01184746A JP 63007767 A JP63007767 A JP 63007767A JP 776788 A JP776788 A JP 776788A JP H01184746 A JPH01184746 A JP H01184746A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
tracking
phase
sampling
recorded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63007767A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Soga
曽我 順二
Tadashi Kunihira
宰司 國平
Yutaka Ota
豊 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP63007767A priority Critical patent/JPH01184746A/ja
Publication of JPH01184746A publication Critical patent/JPH01184746A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオート・トラッキング機能を有する磁気記録再
生装置に関し、特にマイクロプロセッサを用いて容易に
低コストで実現する装置を提供するものである。
従来の技術 近年、マイクロプロセッサの普及は目ざましく、多くの
家庭用電気製品に使われるようになってきている。家庭
用のビデオテープレコーダ(以後、VTRと略記する。
)においても例外ではなく、カセットから磁気テープを
引き出して回転ヘッドに巻き付けるローディング□メカ
ニズムのコントロールや、タイマを組み合わせた番組予
約などのシステムの中心部に積極的にマイクロプロセッ
サが用いられている。しかしながら、回転ヘッドを駆動
するシリンダモータや磁気テープを定速走行させるキャ
プスタンモータの精密な回転制御装置では複雑な判断動
作や検出信号の迅速な処理が必要となるためにマイクロ
プロセッサを使わずに専用のハードウェアに依存してき
た。
第10図は従来のVTRの再生時におけるサーボ機構の
構成を示すブロック図であって、回転ヘッド8を駆動す
るシリンダモータ2と、そのシリンダモータ2の回転速
度を検出する第1の周波数発電機3と、前記シリンダモ
ータ2の回転位相を検出する位相検出器4と、前記第1
の周波数発電機3の出力信号の基準周期に対する誤差を
検出する第1の周波数弁別器40と、基準信号発生器4
2と、前記位相検出器4より得られる回転位相信号と前
記基準信号発生器42より得られる再生基準信号との位
相誤差を検出する第1の位相比較器41と、その第1の
位相比較器41の位相誤差出力と前記第1の周波数弁別
器40の速度誤差出力とを混合する第1の加算器43と
、第1の増幅器44と、シリンダモータ2を駆動する第
1の駆動回路12と、磁気テープを定速走行させるキャ
プスタンモータ6と、そのキャプスタンモータ6の回転
速度を検出する第2の周波数発電機7と、磁気テープ1
の下端に記録されているコントロール信号を検出するコ
ントロールヘッド5と、前記第2の周波数発電機7の出
力信号の基準周期に対する誤差を検出する第2の周波数
弁別器45と、前記基準信号発生器42の出力信号によ
りトリガされ可変抵抗器50により遅延時間が可変する
トラッキングモノマルチ回路46と、前記コントロール
ヘッド5より得られるコントロール信号と、前記トラッ
キングモノマルチ回路46の出力信号との位相誤差を検
出する第2の位相比較器47と、その第2の位相比較器
47の位相誤差出力と、前記第2の周波数弁別器45の
速度誤差出力との混合する第2の加算器48と、第2の
増幅器49と、キャプスタンモータ6を駆動する第2の
駆動回路13によって構成されている。
以上のように構成されたVTRについて、第10図の構
成図と、第11図に示した主要部のタイミングチャート
によりその動作を簡単に説明する。
第11図(alは第10図の基準信号発生器42の出力
波形であり、この信号がVTRの再生時の基準信号とし
て、前記第1の位相比較器41と、前記トラッキングモ
ノマルチ回路46に供給される。第11図(b)の台形
波信号は前記第1の位相比較器41の内部波形であり、
第11図(a)のリーディングエツジでトリガされたシ
リンダモータの位相基準信号であって、第10図の位相
検出器4より得られる回転位相信号つまり第11図(C
)のトレイリングエツジにより、サンプリングされ、そ
のホールド信号(図示せず)と、第10図の第1の周波
数弁別器40より得られる速度誤差信号とを第1の加算
器43で混合され、第1の増幅器44を介して第1の駆
動回路12に供給される。したがってシリンダモータつ
まり回転ヘッド8は第11図(a)の基準信号に位相同
期して回転する。
第11図(d)は第10図のトラッキングモノマルチ回
路46内のコンデンサ(図示せず)の充放電波形であり
、第11図(a)のリーディングエツジによりトリガさ
れ、第10図の可変抵抗器50で時定数を変化させるこ
とにより、その遅延時間を可変することができる。
第11図(e)はトラッキングモノマルチ回路46の出
力源形であり、第11図(f)の台形波信号は第10図
の第2の位相比較器47の内部波形であり、第11図(
e)のトレイリングエツジによりトリガされたキャプス
タンモータの位相基準信号であって、第10図のコント
ロールヘッド5より得られる再生コントロール信号つま
り第11図(g)のリーディングエツジによりサンプリ
ングされ、そのホールド信号(図示せず)と、第10図
の第2の周波数弁別器45より得られる速度誤差信号と
を第2の加算器48で混合し第2の増幅器49を介して
第2の駆動回路13に供給される。したがってキャプス
タンモータ6は第11図(alの基準信号を位相シフト
した第11図(Q)のトラッキング七ノマルチ回路46
の出力信号に位相同期して回転する。
以上により、VTRの再生時には、前記回転ヘッド8と
再生コントロール信号(第11図(g))を位相同期さ
せることにより、前記回転ヘッド8が磁気テープl上に
記録されたトラックを最良にトラッキングすることにな
る。
発明が解決しようとする課題 磁気テープ上に記録されたトラックのフォーマットに互
換があれば、前記可変抵抗器50は固定抵抗器でよいの
であるが、温度変化等の環境変化により磁気テープが伸
縮したり、またメカニズム上の誤差の発生したVTRで
記録したテープを再生する場合には、トラッキングがず
れるために画面にノイズが現れたりする。
そこで再生時のトラッキング状態、つまり回転ヘッドと
再生コントロール信号の位相関係を変更する必要が発生
する。その為に第10図の可変抵抗器50が必要である
。さらに、この可変抵抗器はユーザーに解放するために
、クリック点付きボリュームにする必要がある。
一般に、クリック点付きボリュームのクリック点での抵
抗値にはバラツキがあり、そのバラツキを補正する為に
、もう1つ可変抵抗器が必要となる。したがって、従来
のVTRでは、トラッキングをとる為に調整ボリューム
が必要となるばかりでなく、操作性つまり使い勝手とし
ても改善の必要がある。
課題を解決するための手段 上述した課題を解決するために本発明の磁気記録再生装
置は、被周波数変調波信号が回転ヘッドにより記録され
、かつ、一定周期のコントロール信号がコントロールヘ
ッドにより記録された記録済記録媒体の既記録信号の再
生時に、前記回転ヘッドの回転位相を示すヘッド切り換
え信号と再生された上記コントロール信号との位相差の
基準位相に対する誤差を検出する誤差検出手段と、前記
誤差検出手段より検出された誤差信号に基づいて前記記
録済記録媒体の走行用モータの回転を制御する制御手段
と、前記基準位相を可変するトラッキング可変手段と、
前記記録済記録媒体より再生された前記被周波数変調波
信号に基づいた信号を前記ヘッド切り換え信号と一定位
相でサンプリングするサンプリング手段と、前記トラッ
キング可変手段により基準位相を一定間隔で可変させた
時の前記サンプリング手段により得られる複数のサンプ
リングデータに基づいて大小比較を行う第一の比較手段
と、前記第一の比較手段により最大値を検出する第一の
検出手段と、連続した前記サンプリングデータ間の差を
求めその差を比較する第二の比較手段と、前記第二の比
較手段によりN回(Na3、Nは整数)連続して前記デ
ータ間の差がある一定値以内であることを検出する第二
の検出手段と、前記第一の検出手段により検出されたサ
ンプリングポイントを選択する第一の選択手段と、前記
第二の検出手段により検出した最初のサンプリングポイ
ントを選択する第二の選択手段と、テープ再生速度に応
じて前記第一の選択手段により選択されたサンプリング
ポイントか前記第二の選択手段により選択されたサンプ
リングポイントかを選択する第三の選択手段と、前記第
三の選択手段により得られたサンプリングポイントに対
する前記トラッキング可変手段の基準位相を取り込むデ
ータ格納手段と、前記データ格納手段に格納された基準
位相を最終の基準位相として前記トラッキング可変手段
に送出する送出手段とを具備している。
作用 本発明では上述した構成によって、温度変化等の環境変
化により磁気テープが伸縮したり、またメカニズム上の
誤差の発生した他のVTRで記録した、いわゆる互換性
の劣化したテープに対しても安定したオート・トラッキ
ング機能を実現する磁気記録再生装置を得ることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例におけるオート・トラッキン
グ機能を有するVTRの構成図を示したものであり、映
像信号と音声信号のそれぞれを記録再生する2対の回転
へラド8.9を駆動するシリンダモータ2と、テープ1
を定速走行させるキャプスタンモータ6とを制御すると
ともに、オート・トラッキング機能を実現するマイクロ
プロセッサ10と、そのマイクロプロセッサ10から第
1のアナログ信号出力端子27を介して出力される信号
によりシリンダモータ2を駆動させる第1の駆動回路1
2と、前記マイクロプロセッサ10から第2のアナログ
信号出力端子28を介して出力される信号によりキャプ
スタンモータ6を駆動させる第2の駆動回路13と、前
記回転ヘッド8.9より得られる再生エンベロープ信号
をそれぞれ増幅する増幅回路14.16と、増幅された
再生エンベロープ信号をピーク検波する検波回路15.
17と、音声信号が記録されていない、あるいは音声信
号のレベルがある一定値以下の場合には上記検波回路1
5の出力を、音声信号が記録されている場合には上記検
波回路17の出力を選択するスイッチ回路18と、その
スイッチ回路18の出力と前記マイクロプロセッサ10
から第3のアナログ信号出力端子26を介して出力され
る信号とが人力されるコンパレータ19とにより全体が
構成される。
前記マイクロプロセッサ10の入力端子21〜25には
、シリンダモータ2にて接続されている第1の周波数発
電機3及び第1の位相検出器4とコントロールヘッド5
とキャプスタンモータ6に接続されている第2の周波数
発電機7と前記コンパレータ19の出力が接続されてい
る。
前記マイクロプロセッサ10の内部は、データを格納す
るためのレジスタ100およびランダムアクセスメモリ
 (図中ではRAMなる略記号で示されている。以下、
RAMと略記する。)200と、デジタルデータの算術
および論理演算を実行する16ビツトの演算器(図中で
はALUなる略記号で示されている。以下、ALUと略
記する。)300と、逐次実行すべき命令を格納し、そ
の命令に基づいてコントロールバス450を介して前記
レジスタ100およびRAM200と前記ALU300
の動作をコントロールする命令実行回路(図中において
はPLAなる略記号で示されている。)400と、クロ
ック端子20に印加される基準クロック信号をダウンカ
ウントする17ビツトのタイムベースカウンタ(図中で
はTBCなる略記号で示されている。)500と、カウ
ンタバス550を介して前記タイムベースカウンタ50
0のカウントデータが供給され、その出力データが前記
レジスタ100、前記RAM200、前記ALU300
に接続されるデータバス600に送出されるキャプチャ
レジスタブロック(図中ではCAPREGなる略記号で
示されている。)700と、第1〜第5の入力端子21
.22.23.24.25に印加され、それぞれ異なっ
た発生源を持つ5種類のキャプチャ記号のエツジが到来
したときに前記タイムベースカウンタ500のカウント
データを前記キャプチャレジスタブロック700に転送
するキャプチャコントローラ(図中ではCAPTRCT
RLなる略記号で示されている。)800を備えている
また、前記クロック端子20に印加される基準クロック
信号はタイミングジェネレータ(図中ではTGなる略記
号で示されている。)900を介して前記命令実行回路
400に供給され、前記データバス600には読み出し
専用のメモリ (図中ではROMなる略記号で示されて
いる。以下、ROMと略記する。) 1000. I 
10ボート1100、第1ODA変換器1200、第2
のDA変換器1300、第3のDA変換器1400が接
続され、さらに、前記RAM200および前記ROMl
ooOはそれぞれアドレスデコーダ250.1050を
有している。
なお、前記キャプチャレジスタブロック700と前記キ
ャプチャコントローラ800は、キャプチャ信号のエツ
ジが到来したときに前記タイムベースカウンタ500か
ら最小分解精度が命令の実行サイクルよりも高いカウン
トデータを取り込み、前記命令実行回路400からの特
定の命令によってその結果を前記ALU300もしくは
前記レジスタ100あるいは前記RAM200に送出す
るキャプチャ回路を構成している。
以上のように構成されたVTRについて、第1図に示し
た構成図と、第2図に示したキャプチャコントローラ8
00の具体的な構成図ならびに第3図に示した主要部の
タイミングチャートによりその動作を説明する。
まず、第2図は第1図のキャプチャコントローラ800
の具体的な構成例を示した論理回路図であり、第1〜第
5の入力端子21.22.23.24.25には同一の
構成のコントロールユニット810〜850(第2図に
おいて820.830.840は省略した。)が接続さ
れており、そのコントロールユニット810〜850は
それぞれ共通の基準クロック入力端子801とキャプチ
ャレジスタブロック700へのデータ転送りロック入力
端子802を有し、さらに、個別のリセット端子811
〜851と、個別のフラグ出力端子812〜852と、
個別のデータ転送端子813〜853を有、している。
次に、第3図は第1図の第3のDA変換器1400とコ
ンパレータ11ならびに第2図に示したキャプチャコン
トローラ800を構成するコントロールユニット850
とキャプチャレジスタブロック700によって構成され
たAD変換機構の動作を説明するためのタイミングチャ
ートを示したもので、第3図(alは第1図のクロック
端子20に印加されるクロック信号波形、第3図Bは第
3図fa)の信号波形を分周した信号波形であり、この
信号が基準クロック信号として第2図の基準クロック入
力端子801に供給される。
また、第3図(C)はマスタースレイブ形式のフリップ
フロップを単位ステージとする同期カウンタによって構
成されるタイムベースカウンタ500のカウントクロッ
ク信号波形を示したものであり、その矢印を付したリー
ディングエツジ(前縁)において各単位ステージのフリ
ップフロップのマスタ一部の出力が変化し、トレイリン
グエツジ(後縁)においてスレイブ部の出力が変化する
第3図fd)は第3図(a)および(b)の信号波形か
ら作り出されるデータ転送用のクロック信号波形を示し
たもので、第2Mのデータ転送りロック入力端子802
に供給される。
さらに第3図(e)は第1図のコンパレータ11の非反
転入力端子に印加される第3のDA変換器1400のア
ナログ出力信号であり、第3図(flは第1図の検波回
路10より出力される再生エンベロープ信号のピーク検
波信号と第3図(e)の信号を前記コンパレータ11に
よって比較した出力信号である。
さて、第2図の第5の入力端子25に第3図(f)に示
した信号波形が印加されると、そのリーディングエツジ
が到来した後、基準クロック入力端子801のレベルが
「1」に移行した時点においてNANDゲート854の
出力レベルが第3図(幻に示す如く「1」に移行し、さ
らに、前記基準クロック入力端子801のレベルがrO
Jに移行した時点においてNANDゲート855の出力
レベルが第3図(h)に示すごとく「1」に移行し、続
いて前記基準クロック入力端子801のレベルが再び「
1」に移行すると、NANDゲート856の出力レベル
が第3図(i)に示すごとく、「1」に移行する。前記
NANDゲート854.855.856はいずれも対に
なる別のNANDゲートと双安定回路を構成しているの
で、出力レベルが「1」に移行すると別のNANDAD
変換機構ット信号が印加されるまではその状態を保持す
るが、前記NANDゲート856の出力レベルが「1」
に移行した時点で、対になるNANDゲート857の出
力レベルが「0」に移行し、ANDゲート858の出力
レベルも「O」に移行するので、前記NANDゲート8
54.855の出力レベルは「O」に戻る。
このようにして、第5の入力端子25に外部信号のリー
ディングエツジが到来すると、第2のデータ転送端子8
53にはANDゲート859を介して第3図(j)に示
すような信号波形が送出され、この信号によって第1図
のタイムベースカウンタ500からキャプチャレジスタ
ブロック700へのカウントデータの転送が行われる。
すなわち、第3図(f)の信号波形において、そのレベ
ルがrOJから「1」に移行するタイミングは第1図の
検波回路10の出力信号の電位に依存するので、キャプ
チャレジスタブロック700に転送されるタイムベース
カウンタ500のカウントデータもまた前記検波回路1
0の出力信号の電位に依存することになる。
なお、前記NANDゲート856の出力信号はフラグ出
力端子852に送出されて、前記タイムベースカウンタ
500のカウントデータの転送が行われたことを示すキ
ャプチャフラグ信号として利用され、後にリセット信号
が印加される。
次に、第4図はキャプチャレジスタブロック700の具
体例を示した構成図である。以下説明すると、データ入
力端子がそれぞれDI端子〜D16端子に接続され、デ
ータ出力端子がQ1端子〜Q16端子に接続された16
個のメモリセルによって構成された単位レジスタ710
.720と、データ入力端子がそれぞれDO端子〜D1
5端子に接続され、データ出力端子がQ1端子〜Q16
端子に接続された16個のメモリセルによって構成され
た単位レジスタ730.740と、データ入力端子がそ
れぞれDO端子〜D7端子に接続され、データ出力端子
がQ1端子〜Q8端子に接続された8個のメモリセルに
よって構成された単位レジスタ750によって全体を構
成している。
なお、各単位レジスタ710〜750はそれぞれ2個の
コントロール信号入力端子を有している。1つは、読み
込み端子711〜751であり、そこにはそれぞれ第2
図に示したキャプチャコントローラ800からのデータ
転送信号が印加される。またもう1つは、セレクト端子
712〜752であり、そこには命令実行回路400の
プログラム格納エリアに格納された特定の読みだし命令
によって各単位レジスタの出力側をアクティブ状態にし
て、データ出力用のQ1端子〜Q16端子を介して第1
図のデータバス600に読み出すためのセレクト信号が
印加される。
さて、第4図の読み込み端子751には第2図のデータ
転送端子853からの転送制御信号が供給されて、単位
レジスタ750にタイムベースカウンタ500の8ビツ
ト分のカウントデータが転送される訳であるが、第1図
に示した本発明の実施例では、変換するためのスキャン
カウンタと変換結果を格納するレジスタにはキャプチャ
回路として用意されている機構を利用しているためにハ
ードウェアの負担がかなり軽くなる。
ところで、第4図において単位レジスタ730〜750
のデータ入力端子とデータ出力端子の接続位置が1ビツ
ト分だけシフトしているが、これは次のような理由によ
る。まず、8ビツトの単位レジスタ7500Å力部には
第1図のDA変換器1400に供給されるものと同じ8
ビツトのカウントデータが供給されるが、サンプリング
レートを高めるために前記DA変換器1400ならびに
単位レジスタ750にはよりLSB (最下位ビット)
に近いタイムベースカウンタ500のカウントデータを
供給する方が望ましい。
また単位レジスタ730〜740については外部信号の
エツジの取り込みタイミングの分解能を高めるためにタ
イムベースカウンタ500のLSBと単位レジスタのL
SBを一致させているが、単位レジスタ710〜720
については前記単位レジスタ730〜740と同じビッ
ト数で2倍のインターバルまで一度に処理できるように
データの入力端子を1ビツト分だけ左シフトさせている
。このような単位レジスタ710〜740のビットシフ
ト構成により、例えば、基準クロック信号の周波数を2
MHzに選定したとき単位レジスタ730〜740から
は500nsの分解能を有するカウントデータが得られ
、一方、単位レジスタ710〜720からは1μsの分
解能を存するカウントデータが得られるので30Hz程
度の周波数を有する外部信号の到来周期を一度の処理で
計測することができる。
以上のように構成されたオート・トラッキング機能を有
するVTRについて第1図に示した構成図と第5図から
第8図までに示した動作フローチャートと動作波形図に
よりその動作を説明する。
第5図は磁気テープに記録されたコントロール信号のリ
ーディングエツジが到来したときに得られるカウントデ
ータを磁気テープの走行位相検出データとして処理して
キャプスタンモータ6を動作させる制御手段つまりキャ
プスタンモータ6の再生時の位相制御を第1図のマイク
ロプロセッサ10に内蔵されたプログラムによって実現
した一例を示すフローチャートである。
第5図のフローチャートについて第11図の従来のVT
Rの動作波形図を参照しながら説明する。
第5図の処理ブロック451.453とブランチ452
によりVTRの再生時の基準信号つまり第11図(al
に相当する信号を作成しており、処理ブロック453内
のREFとTEMは定数であって、それぞれ基準信号の
繰り返し周期と、トラッキングシフタ量の中心値であり
、メモリ1には次の基準信号のリーディングエツジに相
当するカウント値つまり第11図(alのリーディング
エツジに相当する時刻が、メモリ2にはトラッキングシ
フタ量つまり第11図(e)のトレイリングエツジに相
当する時刻が書き込まれる。
メモリ3は、後で詳しく説明するが、オート・トラッキ
ング機能の為にトラッキングシフタ量の中心値からの変
化量が書き込まれている。
次に処理ブロック454.456とブランチ455によ
りキャプスタンモータの位相基準信号つまり第11図(
f)に相当する台形波信号を作成しており、処理ブロッ
ク454とブランチ455では、第1図のタイムベース
カウンタ500のカウント値が、メモリ2に書き込まれ
たトラッキングシフタ量を超えていないかどうかを判別
し、もし越えていれば処理ブロック456において再生
コントロール信号の到来の有無をチエツクするNLフラ
グをリセット(未到来を示す)し、更にメモリ4に第1
1図(flの台形波信号の高レベル(以下、Hレベルと
略記する。)期間と傾斜区間の境界点に相当するカウン
ト値が書き込まれる。したがって処理ブロック456内
のTPZはHレベル期間に相当する定数である。
次にブランチ457において再生コントロール信号が到
来したか否かをチエツクする。これは第1図のマイクロ
プロセッサ10の第3の入力端子23に印加される再生
コントロール信号のリーディングエツジにおいて、キャ
プチャコントローラ800がキャプチャレジスタブロッ
ク700にタイムベースカウンタ500のカウント値を
転送したことを示すCTLフラグがセントされているか
否かを調べることにより実行できる。もしCTLフラグ
がセットされていれば、次に処理ブロック458に進み
、第1図のレジスタ100のアキュムレータ(以後、A
ccと略記する。)を介してレジスタファイルつまり第
1図のキャプチャレジスタブロック700にランチされ
たカウント値をメモリ5に転送している。
そしてブランチ459で前記NLフラグをチエツクした
後、処理ブロック460、ブランチ461により、コン
トロール信号が到来した時刻がメモリ4に書かれている
時刻つまり第11図fflのHレベル区間と傾斜区間の
境界点より早いのかどうかを判別している。もし、是で
あれば処理ブロック463に進み、Accに第11図f
f)のHレベルに相当する値をセットし、否であれば処
理ブロック462に進む。
処理ブロック462とブランチ464により今度はコン
トロール信号の到来時刻が、第11図fflの傾斜区間
を過ぎているか否かをチエツクしている。処理ブロック
462内のKEISHAは第11図(f)の傾斜区間に
相当するカウント値(定数)である。そしてもし傾斜区
間を過ぎていれば、処理ブロック465に進み、Ace
に第11図(f)の台形波信号の低レベル(以下、Lレ
ベルと略記する。)に相当する値をセットする。そして
次に処理ブロック469.470により、Accに残さ
れた位相誤差に相当する値はメモリ6に書き込まれ、前
記NLフラグはセットされる。前記ブランチ457にお
いてコントロール信号が未到来であれば、すなわちCT
Lフラグがセットされていなければ、処理ブロック46
6とブランチ467によりタイムベースカウンタ500
のカウント値が、第11図(f)の傾斜区間とLレベル
区間の境界点に相当する時刻を過ぎていないかをチエツ
クし、もし是であれば処理ブロック468においてAc
cに第11図(f)のLレベルに相当する値をセットし
、前記処理ブロック469に進む。
以上により、キャプスタンモータ6の位相制御が施され
ている。
次にオート・トラッキング動作について第6図と第8図
のフローチャートと第7図の動作波形図を用いて説明す
る。
第6図は第1図の回転ヘッド8または9より得られる再
生エンベロープ信号を増幅回路14または16で増幅し
、検波回路15または17でピーク検波した信号を上述
したキャプチャ回路とDA変換器とコンパレータにより
AD変換したデジタルデータをメモリに取り込む手段を
第1図のマイクロプロセッサ10に内蔵されたプログラ
ムによって実現した一例を示すフローチャートである。
第7図(alはシリンダモータに取り付けられた第1図
の1対の回転ヘッド8または9のヘッド切り換え信号で
あり第7図(blはその回転へラド8または9より得ら
れる再生エンベロープ信号であり第7図(C1はその信
号を第1図の検波回路15または17によりピーク検波
された信号を示したものである。
つまり第7図fc)の信号が第1図のコンパレータ19
の反転入力端子に印加される信号であり、上記説明した
ようにキャプチャコントローラ800、キャプチャレジ
スタブロック700等によりその信号はAD変換される
第6図のブランチ401.405.410は、RAMつ
まりメモリ上に設定した状態変換Aの値に応じてフロー
(流れ)を分岐させる処理である。
まずA=0の時はブランチ401により処理ブロック4
02に進み、第1図のI10ボート1100に入力され
るヘッド切り換え信号(H3W、第7図(a)。
以下、H3W信号と略記する)の信号レベルをAccに
取り込んだ後、前記H3W信号がLOWレベルであるこ
とを検出して処理ブロック404により状態変数Aを1
にする。
A=1のときはブランチ405により処理ブロック40
6に進み、前記H3W信号の信号レベルをAccに取り
込み、ブランチ407においてH3W信号のリーディン
グエツジを検出して処理ブロック408に進み、約8m
sを検出する為に、タイマをセットするこれは第7図f
b)に示したエンベロープ信号を見てもわかるように、
回転ヘッドより得られるエンベロープ信号出力はヘッド
のバラツキや記録トラックの非直線性等により一定でな
いために、エンベロープ出力の比較するポイントを常に
同じ位置、つまりH3W信号のリーディングエツジより
約3ms後とするためのものである。またタイマセント
については、第1図のタイムベースカウンタを500を
使うか、あるいはプログラム上のある特定の命令を何回
通過したかにより行なうソフトカウンタを使って実現す
る。
次に処理ブロック409に進み、状態変数Aを2にイン
クリメントする。
A=2のときはブランチ410により処理ブロック41
1に進み、A=1のときにセットしたタイマがカウント
完了したか否かを判別する。もし是であれば処理ブロッ
ク412に進み、第3図、第4図で説明したように再生
エンベロープ信号のピーク検波した信号(第7図(C)
)をAD変換したデジタル値が取り込まれたレジスタフ
ァイルつまり第1図のキャプチャレジスタブロック70
0にラッチされたカウント値をメモリ7に転送している
つまりメモリ7にはH3W信号のリーディングエツジか
ら約8 m s後(第7図のRいR,)のレジスタファ
イルのデータが取り込まれる。次に処理ブロック413
において状態変数AはOにリセフトされる。
以上のフローを繰り返すことにより、常にH3W信号の
リーディングエツジより一定時間後のエンベロープ信号
の振幅レベルをメモリに取り込むことができる。
次にオート・トラッキングのメインフローについて第8
図のフローチャートと第9図のグラフを用いて説明する
まずブランチ414はオート・トラッキング実行中か否
かを判別し、もう是であれば、ブランチ418に進み、
否であればブランチ415に進む。ブランチ415では
VTRが記録モードが再生モードかを判別し、再生モー
ドでブランチ416へ進み、ここでは第1図の第1のス
イッチ回路31がユーザーによって押されたか否かを判
別し、もし是であれば(スイッチONであれば)、処理
ブロック417に進み、メモリ上に設定した変数Bとメ
モリ6をクリアし、メモリ3と変数Cに15をセントし
、ブランチ418に進む。ここで変数Cはトラッキング
可変範囲の分割回数を意味し、15をセットすることに
よりトラッキングシフタ量を15回可変させることがで
きる。またブランチ415とブランチ416において否
であれば、次のプログラムに移る。
次に状態変数Bの値に応じてブランチ418.421.
428.441によってフローが分岐される。
まずBがOのときはブランチ418により処理ブロック
419に進み、第6図のフローの処理ブロック412に
おいて、再生エンプローブ信号の振幅レベルが格納され
たメモリ7のデータをAccに転送し、再びメモリ6に
格納する。そして次に処理ブロック420において状態
変数Bを1にする。
Bが1のときはブランチ421により処理ブロック42
2に進み、トラッキングシフタ量を1msシフトするた
めに第5図の説明で述べたメモリ3のデータに対してト
ラッキング量1 m sに相当する値をマイナスする。
そして処理ブロック423に進み、変数りに2をセット
し、次の処理ブロック424では変数Cの値を1だけデ
クリメントする。次にブランチ425において変数Cの
値が1になったかどうかを判別し、是であれば処理ブロ
ック427において状態変数Bを3にセットし、否であ
れば処理ブロック426において状態変数Bを2にセッ
トする。
Bが2のときはブランチ428により処理ブロック42
9に進み、変数りを1だけデクリメントし、次にブラン
チ430において変数りがOであるかを判別している。
つまり、変数りを用いて、前記処理ブロック423.4
29とブランチ430によりソフトタイマを実現してお
り、プログラムが処理ブロック429を2回通過するの
に要する時間遅延させていることになる。これは、処理
ブロック422においてトラッキングシフタ量をl m
 sシフトした後に第1図のキャプスタンモータ6が位
相引き込みを完了するまでに時間を要するためである。
そして所定時間を過ぎた後に処理ブロック431に進み
、トラッキングシフタ量変更後のH3W信号のリーディ
ングエツジより8ms後、つまり第7図のRにおける再
生エンベロープの振幅レベルを第6図のフローによりメ
モリ7に格納してあり、まずメモリ7のデータをACC
に転送する。そして処理ブロック419においてトラッ
キングシフタ量変更前のH5W信号のリーディングエツ
ジより約8ms後の再生エンベロープの振幅レベルが格
納されているメモリ6のデニタとの差をとっている。
そしてブランチ432においてAccに残った値が正か
負かを判別している。もし正であれば、つまりトラッキ
ングシフタ量変更後の再生エンベロープの振幅レベルの
方が大であれば、処理ブロック433により、トラッキ
ングシフタ量変更後の再生エンベロープの振幅レベルを
メモリ6に転送し、またトラッキングシフタ量が格納さ
れているメモ+73のデータをメモリ8に転送しておく
つまり、メモリ6にはその時点までの再生エンベロープ
の振幅レベルの最大量が格納され、その時のトラッキン
グシフタ量がメモリ8に格納されることになる。
次に処理ブロック434に進み、トラッキングシフタ量
変更前後の再生エンベロープの振幅レベルの差すなわち
メモリ7にプラス1した値とメモリ6との差を取り、ブ
ランチ435でその差が2以下の正数であるか否かを判
別している。
つまり、連続して取り込んだメモリ6、メモリ7の再生
エンベロープの振幅レベルの差の絶対値が1以内である
か否かを判別している。もし否であれば、処理ブロック
439に進み、是なら処理ブロック436に進みメモリ
IOをインクリメントする。
次にブランチ437ではメモリ10と3を比較し、メモ
リ10が3より大の時は処理ブロック439に進み、3
より小の時は処理ブロック440に進み、3の時は処理
ブロック438でトラッキングシフタ量メモリ3にプラ
ス3した値をメモリ11に転送する。
つまり、3回連続して前記再生エンプローブの振幅レベ
ルの差が1以内であった時、連続した最初のトラッキン
グシフタ量をメモリ11に格納している。
ここで、上記操作によりトラッキング最良点を検出しよ
うとした理由を第9図面の簡単な説明する。
第9図は、標準録画テープと3倍録画テープの再生時に
トラッキング量を可変させた時のトラッキングシフタ量
と再生エンベロープの振幅レベルとの関係を示したグラ
フである。
標準録画テープの場合、第9図(alに示すように再生
エンベロープの振幅レベルはピーク値を持つ山形の波形
となり、ビデオ信号SN比も同様に山形の波形でピーク
値が最良となる。また画質もSN比が最大となる点で最
良となるので、ピーク値を検出することにより最良のト
ラッキング位置が得られることになる。
そこで、標準記録テープにおいてはピーク値を検出して
いる処理ブロック431.433とブランチ432によ
り最良のトラッキング位置が得られる。
3倍録画テープの場合、標準録画テープよりトランク巾
は狭くなっているが共に同じ巾のヘッドを使用している
ため再生エンベロープの振幅レベルが第9図fb)に示
すような平坦部を持った波形になる。また画質やSN比
から検討すると第9図のクリック点付近すなわち平坦に
なり始めたポイントが最良点となる。したがって、3倍
録画テープにおいて処理ブロック434.436.43
8とブランチ435.437により最良のトランキング
位置が得られる。
次に処理ブロック439ではメモリ10をクリアしてお
り、処理ブロック440においてメモリ7のデータをメ
モリ6に転送し、状態変数Bは1にセットされる。
Bが3のときはブランチ441により処理ブロック44
2に進み、テープ再生速度のモードを判別し標準モード
なら処理ブロック443において、メモリ3に再生エン
ベロープの振幅レベルが最大となるトラッキングシフタ
量を格納しているメモリ8のデータを転送し、処理ブロ
ック445に進む。また、3倍速モードなら処理ブロッ
ク444においてメモリ3に3倍速録画テープでの最良
位置のトラッキングシフタ量を格納しているメモリ11
のデータを転送する。次に処理ブロック445に進み、
変数B、C、メモリ10はクリアされる。
また、ブランチ446.447においては第1図の第2
のスイッチ回路32のポジションによって分岐させてい
る。つまりスイッチ回路32は3ポジシヨンスイツチで
あり、その出力がHレベルの場合には処理ブロック44
8に進み、トラッキングシフタ量を0.5msプラスす
るためにメモリ3のデータに0.5m s相当の値を加
算する。また出力がLレベルの場合には処理ブロック4
49に進み、トラッキングシフタ量を0.5msマイナ
スするためにメモリ3のデータに9.5m sに相当す
る値を減算する。
以上の操作によって手動によるトラッキングを可能にし
ている。
以上のフローにより、トラッキングシフタ量を1msず
つ15回シフトしてゆきその都度再生エンベロープの振
幅レベルの比較を行い、再生エンベロープの振幅レベル
が最大となるトラッキングシフタ量と、3回連続して再
生エンベロープの振幅レベルの差が1以内である最初の
トラッキングシフタ量とを検出し、テープの再生速度モ
ードに合わせて最終のトラッキングシフタ量を選択し、
最良トラッキング状態にすることができる。
但し、3回連続して再生エンベロープの振幅レベルの差
が1以内である最初のトラッキングシフタ量が検出され
なかった時は、再生エンベロープの振幅レベルの最大値
となるトラッキングシフタ量を最終のトラッキングシフ
タ量とする。
本実施例においては、キャプチャ機能を有した特殊なA
D変換器を用いているが汎用のAD変換器を用いても同
様にオートトラッキング機能を実現することができる。
発明の効果 本発明のオート・トラッキング機能を有する磁気記録再
生装置は以上の説明がらも明らかなように、被周波数変
調波信号が回転ヘッドにより記録され、かつ、一定周期
のコントロール信号がコントロールヘッドにより記録さ
れた記録済記録媒体(実施例では磁気テープ1で実現さ
れている。)の既記録信号の再生時に、前記回転へ・ソ
ドの回転位相を示すヘッド切り換え信号(H3W信号)
と再生された上記コントロール信号と位相差の基準位相
に対する誤差を検出する誤差検出手段(実施例において
は第5図のフローチャートによって誤差検出手段が構成
されている。)と、前記誤差検出手段により検出された
誤差信号に基づいて前記記録済記録媒体の走行用モータ
(実施例ではキャプスタンモータ6で実現されている。
)の回転を制御する制御手段(実施例においては第5図
のフローチャートによって位相制御手段が構成されてい
る。)と、前記基準位相を可変するトラッキング可変手
段(実施例においては第8図の処理ブロック422によ
ってトラッキング可変手段が構成されている。)と、前
記記録済記録媒体より再生された前記被周波数変調波信
号(実施例では再生エンベロープ信号で表現されている
。)に基づいた信号(実施例では検波信号で表現されて
いる。)を前記ヘッド切り換え信号と各々一定位相でサ
ンプリングするサンプリング手段(実施例では第6図の
フローチャートによってサンプリング手段が構成されて
いる。)と、前記トラッキング可変手段により基準位相
を一定間隔で可変させた時の前記サンプリング手段によ
り得られた複数のサンプリングデータに基づいて大小比
較を行う第一の比較手段(実施例では第8図の処理ブロ
ック431とブランチ432で構成されている。)と、
前記第一の比較手段により最大値を検出する第一の検出
手段(実施例では第8図の処理ブロック433で構成さ
れている。)と、連続した前記サンプリングデータ間の
差を求めその差を比較する第2の比較手段(実施例では
第8図の処理ブロック434とブランチ435で構成さ
れている。)と、前記第一の比較手段及び第二の比較手
段によりN回(N≧2、Nは整数)連続して前記データ
間の差がある一定値以内であることを検出する第二の検
出手段(実施例では第8図の処理ブロック436とブラ
ンチ435.437で構成されている。)と、前記第一
の検出手段により検出した最初のサンプリングポイント
を選択する第一の選択手段(実施例では第8図の処理ブ
ロック433で構成されている。)と、前記第二の検出
手段により検出した最初のサンプリングポイントを選択
する第二の選択手段(実施例では第8図の処理ブロック
438で構成されている。)と、テープ再生速度に応じ
て前記第一の選択手段により選択されたサンプリングポ
イントか前記第二の選択手段より選択されたサンプリン
グポイントかを選択する第三の選択手段(実施例では第
8図のブランチ422で構成されている。)と、前記第
三の選択手段により得られたサンプリングポイントに対
する前記トランキング可変手段の基準位相を取り込むデ
ータ格納手段(実施例では第8図の処理ブロック443
.444で構成されている。)と、前記データ格納手段
に格納された基準位相を最終の基準位相として前記トラ
ッキング手段に送出する送出手段(実施例では第8図の
処理ブロック443.444で構成されている。)とを
具備したことを特徴とするものであり、温度変化等の環
境変化により磁気テープが伸縮したり、またメカニズム
上の誤差の発生した他のVTRで記録した、いわゆる互
換性の劣化したテープに対しても安定したオート・トラ
ツーキング機能を実現する磁気記録再生装置を得ること
ができる。もちろん、従来のVTRのような訓整ボリュ
ームを必要としないので操作性の向上も実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるオート・トラッキン
グ機能を有する磁気記録再生装置の構成図、第2図は第
1図のキャプチャコントローラ800の具体的な論理回
路図、第3図は第2図の回路動作を説明するタイミング
チャート、第4図はキャプチャレジスタブロック700
の構成図、第5図、第6図、第8図は第1図の主要部の
動作を示すフローチャート、第7図は第6図のフローチ
ャートを説明するためのタイミングチャート、第9図は
標準録画テープと3倍速録画テープの再生時におけるト
ラッキングシック量と再生エンベロープ信号レベルの関
係を示すグラフ、第10図は従来の■TRの再生時にお
けるサーボ機構の構成を示すブロック図、第11図は第
10図の主要部の動作を説明するためのタイミングチャ
ートである。 1・・・・・・磁気テープ、2・・・・・・シリンダモ
ータ、6・・・・・・キャプスタンモータ、19・・・
・・・コンパレータ、100・・・・・・レジスタ、2
00・・・・・・RAM、  300・・・・・・AL
U、  400・・・・・・命令実行手段、500・・
・・・・タイムベースカウンタ、700・・・・・・キ
ャプチャレジスタコントローラ、800・・・・・・キ
ャプチャコントローラ、1000・・・・・・ROM、
1400・・・・・・DA変換器。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名第2図 ごOど

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被周波数変調波信号が回転ヘッドにより記録され、かつ
    、一定周期のコントロール信号がコントロールヘッドに
    より記録された記録済記録媒体の既記録信号の再生時に
    、前記回転ヘッドの回転位相を示すヘッド切り換え信号
    と再生された上記コントロール信号との位相差の基準位
    相に対する誤差を検出する誤差検出手段と、前記誤差検
    出手段より検出された誤差信号に基づいて前記記録済記
    録媒体の走行用モータの回転を制御する制御手段と、前
    記基準位相を可変するトラッキング可変手段と、前記記
    録済記録媒体より再生された前記被周波数変調波信号に
    基づいた信号を前記ヘッド切り換え信号と一定位相でサ
    ンプリングするサンプリング手段と、前記トラッキング
    可変手段により基準位相を一定間隔で可変させた時の前
    記サンプリング手段により得られる複数のサンプリング
    データに基づいて大小比較を行う第一の比較手段と、前
    記第一の比較手段により最大値を検出する第一の検出手
    段と、連続した前記サンプリングデータ間の差を求めそ
    の差を比較する第二の比較手段と、前記第二の比較手段
    によりN回(N≧2、Nは整数)連続して前記データ間
    の差がある一定値以内であることを検出する第二の検出
    手段と、前記第一の検出手段により検出されたサンプリ
    ングポイントを選択する第一の選択手段と、前記第二の
    検出手段により検出した最初のサンプリングポイントを
    選択する第二の選択手段と、テープ再生速度に応じて前
    記第一の選択手段により選択されたサンプリングポイン
    トか前記第二の選択手段により選択されたサンプリング
    ポイントかを選択する第三の選択手段と、前記第三の選
    択手段により得られたサンプリングポイントに対する前
    記トラッキング可変手段の基準位相を取り込むデータ格
    納手段と、前記データ格納手段に格納された基準位相を
    最終の基準位相として前記トラッキング可変手段に送出
    する送出手段とを具備してなる磁気記録再生装置。
JP63007767A 1988-01-18 1988-01-18 磁気記録再生装置 Pending JPH01184746A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63007767A JPH01184746A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63007767A JPH01184746A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01184746A true JPH01184746A (ja) 1989-07-24

Family

ID=11674830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63007767A Pending JPH01184746A (ja) 1988-01-18 1988-01-18 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01184746A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01251363A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 Toshiba Corp トラッキング制御装置
JPH0366055A (ja) * 1989-08-04 1991-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JPH06223449A (ja) * 1993-01-27 1994-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63261568A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置の自動トラツキング装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63261568A (ja) * 1987-04-20 1988-10-28 Mitsubishi Electric Corp 磁気記録再生装置の自動トラツキング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01251363A (ja) * 1988-03-31 1989-10-06 Toshiba Corp トラッキング制御装置
JPH0366055A (ja) * 1989-08-04 1991-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録再生装置
JPH06223449A (ja) * 1993-01-27 1994-08-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd トラッキング制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4613914A (en) Auto-tracking method and apparatus of a magnetic recording/reproducing apparatus
JP2695830B2 (ja) トラッキング制御装置
JPS5996513A (ja) 波形の記録及び再生方法
JPH01184746A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0196853A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0736241B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH01146150A (ja) 磁気記録再生装置
JP2596085B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPH01300456A (ja) 磁気記録再生装置
JPH01143055A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63144451A (ja) 磁気記録再生装置
JPH02137155A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63179449A (ja) 磁気記録再生装置
JPH01276979A (ja) 磁気記録再生装置
JPH01143477A (ja) 磁気記録再生装置
US5222001A (en) Signal processing circuit of digital audio tape recorder
JPH02218046A (ja) 磁気記録再生装置
JPH03104484A (ja) 磁気記録再生装置
JP2558649B2 (ja) 磁気テ−プの記録速度判別装置
JP2543133B2 (ja) 磁気記録再生装置
JPS63129588A (ja) Vtrのデ−タ記録方法
JPH0695410B2 (ja) 回転ヘツド形磁気記録再生装置
JPH0527168B2 (ja)
JP3096798B2 (ja) ディジタル信号再生装置
JP2500869B2 (ja) デジタル信号再生装置